JP3797821B2 - オントロジー構築支援装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オントロジーをオントロジー言語に変換して生成したオントロジーファイルを用いたデータ処理を支援する装置に関し、特に、複数のオントロジーに対し、当該オントロジー同士の対応付け情報として記述するオントロジー対応付けファイルを生成するオントロジー対応付け情報生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報処理技術の進展に伴い、知識ベース、データベース(以下、DBと略記する)システムが大規模化し、特にネットワーク上に分散するDBシステム、知識システムを利用する場合には、膨大な量のデータを効率的に処理することが求められている。それぞれの知識ベース、データベースシステムは、それぞれのシステムの構築ルールに従って構築されている。このようにネットワーク上に分散するDBシステム、知識システムのデータを利用するためには、それらデータを一定の基準に従って分類、階層化できれば便利である。その有力な手法としてオントロジーが注目されている。オントロジーとは、ドメインに関する概念や用語について、概念自体あるいは用語自体や、概念間あるいは用語間の関係を明確に定義する情報を含み、オントロジー記述言語を用いて記述されたものである。オントロジー記述言語は、エージェントシステム間で通信するための規約された共通言語の1つであり、ドメイン概念をコンピュータにおいて処理するためにコンピュータが処理できる形に記述するための言語である。このオントロジーを用いて、DBシステムのデータや知識システムのデータを表現し、その構造・内容を表現することが行なわれつつある。
【0003】
オントロジー構築支援ツールは、オントロジー記述言語により書き下すことを支援するツールである。従来のオントロジー構築支援ツールは、Javaで書かれたオントロジーエディタJOE(Java Onto1ogy Editor)、アムステルダム大学開発のCUE、静岡大学開発のDODDLE、阪大産業科学研究所開発のCLEPEなどがある。これら従来のオントロジー構築支援ツールは、エディタ機能としてエディタの機能として、概念の定義や概念間の関係の表示と編集、整合性のチェック機能を持っており、また、知識やモデルやインスタンスの生成支援として、汎用的な概念から分野/領域への変換/生成支援や、タスクに必要な概念を表記し、それにドメイン毎の知識(これがインスタンス)を生成していく機能などを持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のオントロジー構築支援ツールには以下の問題点があった。
【0005】
第1の問題点として、従来のオントロジー構築支援ツールは、インタラクティブに入力されたデータに対してオントロジーを記述して行くものであり、生成したオントロジー同士の関係、対応を記述することができないという問題がある。ネットワーク上などの多数分散している既存のデータに対して効率良くオントロジーを得て、活用することが必要とされているが、従来のオントロジー構築支援ツールによれば、構築したオントロジーは各々個別に形成され、構築された複数のオントロジー間の関係づけ・対応づけをとることができず、複数のオントロジーを活用することができないという問題があった。
【0006】
第2の問題点として、従来のオントロジー構築支援ツールは、インタラクティブに入力されたデータに対してオントロジーを記述して行くものであり、既存のデータ、例えば、XML、RDF、DTDなどで記述されているファイルやインターネットページ、また、DBMS(データベースマネージメントシステム)などにアクセスして読み込み、これらデータからオントロジーを自動的に生成することができないという点がある。ネットワーク上などの多数分散している既存のデータに対して効率良くオントロジーを得ることが必要とされているが、インタラクティブにデータを入力せざるを得ず、多大な手間と労力が必要となってしまう。また、従来のオントロジー構築支援ツールでは、DBMSに対するオントロジーを生成した後に当該データベースが更新された場合にオントロジーの更新をすることができないという問題があった。さらに、マルチエージェントシステムの仲介エージェントのためのオントロジーファイルを生成することが面倒であった。
【0007】
第3の問題点として、データベースの表で管理されているデータのように、1レコードのデータがフラットであるデータに対して、階層的な構造を生成することができないという問題がある。従来のオントロジー構築支援ツールは、あらかじめ決められた一定の階層に沿って、インタラクティブに入力されたデータに対してオントロジーを記述して行くものであり、構造がフラットであるデータに対するオントロジー記述を前提としていない。ネットワーク上に分散している既存のDBMSは1レコードのデータがフラットであるデータも多数含まれているので、従来のオントロジー構築支援ツールではこれらデータのオントロジーを記述できない。
【0008】
本発明は、オントロジー対応付け情報生成装置を提供することを目的とし、当該オントロジー対応付け情報生成装置により、上記従来のオントロジー構築支援装置の第1の問題点を解決し、個別複数のオントロジー間の対応づけを行なってオントロジー対応付けファイルを生成し、当該オントロジー対応付けファイルを活用することにより個別複数のオントロジーを有機的に結び付け、有効活用することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、さらにオントロジー構築支援する要素を提供することを目的とし、当該オントロジー構築支援要素により、上記従来のオントロジー構築支援装置の第2および第3の問題点を解決し、従来のオントロジー構築支援装置では対応できなかったデータに対して柔軟かつ効率的にオントロジーを構築し、当該構築したオントロジーを上記オントロジー対応付け情報生成装置に渡し、生成したオントロジーの有効活用を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のオントロジー対応付け情報生成装置は、オントロジーをオントロジー言語に変換して生成したオントロジーファイルを用いたデータ処理を支援する装置であって、オントロジーを入力するオントロジー入力部と、対応付けを行なうそれぞれのオントロジーに含まれるノード情報を抽出するノード情報抽出部と、前記抽出したノード情報の属性を比較・解析し、類似性を有するノード情報同士を対応づけるノード情報対応付け部と、前記得られたノード情報同士の対応付けの情報を収集し、前記対応づけるオントロジー間のオントロジー対応付け情報として記述するオントロジー対応付け情報生成部と、オントロジー対応付け情報を出力する出力部とを備えたことを特徴とする。
【0012】
上記構成により、個別に読み込んだ複数のオントロジー間の対応づけを行なってオントロジー対応付けファイルを生成することができ、個別複数のオントロジーを有機的に結び付けることができる。
【0013】
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置はさらに、前記オントロジー入力部に入力されるオントロジーの構築を支援する要素であって、データを読み込むデータ入力部と、前記データの持つスキーマ情報を抽出するスキーマ情報抽出部と、前記抽出したスキーマ情報と対応するオントロジーに基づいて前記読み込んだデータのスキーマ情報をオントロジーに変換するスキーマ情報−オントロジー変換部と、前記変換・生成したオントロジーを前記オントロジー入力部に対して出力するオントロジー出力部を備えることが好ましい。
【0014】
上記構成により、従来のオントロジー構築支援装置では対応できなかった既存データに対してそのスキーマ情報を基にオントロジーに変換することができ、柔軟かつ効率的にオントロジーを構築することができる。
【0015】
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置はさらに、前記オントロジー入力部に入力されるオントロジーの構築を支援する要素であって、外部のフラットなデータを読み込むデータ入力部と、スキーマ要素を選択するスキーマ要素選択部と、前記選択したスキーマ要素の階層を指定するスキーマ要素階層指定部と、前記選択されたスキーマ要素を前記指定されたスキーマ要素の階層に従ってソートするスキーマ要素ソート部と、前記入力されたフラットなデータを前記ソートされたスキーマ要素の体系に従ってソートし、階層化するデータ階層構造化処理部と、前記階層構造化されたデータをオントロジーに変換する階層構造化データ−オントロジー変換部と、前記変換・生成したオントロジーを前記オントロジー入力部に対して出力するオントロジー出力部とを備えることが好ましい。
【0016】
上記構成により、従来のオントロジー構築支援装置では対応できなかった既存のフラットなデータに対して、指定したスキーマ要素の階層を用いてオントロジーを得ることができ、柔軟かつ効率的にオントロジーを構築することができる。
【0017】
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置を実現する処理プログラムを記憶したコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体は、オントロジーを入力するオントロジー入力処理ステップと、対応付けを行なうそれぞれのオントロジーに含まれるノード情報を抽出するノード情報抽出処理ステップと、前記抽出したノード情報の属性を比較・解析し、類似性を有するノード情報同士を対応づけるノード情報対応付け処理ステップと、前記得られたノード情報同士の対応付けの情報を収集し、前記対応づけるオントロジー間のオントロジー対応付け情報として記述して出力するオントロジー対応付け情報生成処理ステップと、前記生成されたオントロジー対応付け情報を出力する出力処理ステップを備えたプログラムを記録したことを特徴とする。
【0018】
上記オントロジー対応付け情報生成装置を実現する処理プログラムを、当該記録媒体を介してコンピュータに読み取ることにより、コンピュータ装置を利用して本発明のオントロジー対応付け情報生成装置を構築することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置の実施形態を図を参照しつつ説明する。
【0020】
(実施形態1)
本実施形態1のオントロジー対応付け情報生成装置は、複数のオントロジーを読み込み、それらオントロジーの持つノード情報間の対応付けを行ない、それらノード情報間の対応付けの情報を収集し、複数のオントロジー間の対応付け情報を生成・出力する装置である。
【0021】
図1に本発明の実施形態1におけるオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す。図1に示すように、本実施形態1のオントロジー対応付け情報生成装置は、オントロジー入力部10、ノード情報抽出部20、ノード情報対応付け部30、オントロジー対応付け情報生成部40、オントロジー対応付け情報出力部50を備えている。
【0022】
オントロジー入力部10は、オントロジーを入力する入力インタフェースであり、入力されるオントロジーは、オントロジー記述言語により記述された外部のファイルのみならず、本装置の前段に設けられた要素により生成されたオントロジーを含む。オントロジー記述言語の一例としては“Ontolingua”を挙げることができる。
【0023】
ノード情報抽出部20は、オントロジー入力部10から入力されたオントロジーが持つノード情報を抽出する部分であり、オントロジーのノードが階層を持つ場合には当該階層も合わせて抽出する。この様子を図2に示す。
【0024】
図2はオントロジー入力部10から2つのオントロジーが入力され、それぞれノード情報が抽出された例を挙げている。ここでは説明の便宜上、オントロジーのノードを略ツリー上に描いた概念図としている。図2(a)が対応付けを行なう一方のオントロジーファイル“EBISU”であり、その中には上位階層として商品生産者を表わす“SMAKER”、商品アイテムを表わす“SITEM”、商品カテゴリを表わす“SCTGRY”などがあり、さらにその下層に階層を持つ場合もあり、例えば、“SITEM”の下層にはユーザIDを表わす“KEYUSERID”、商品名の漢字を表わす“ITEMKANJI”などのオントロジーがある。さらに、その下層が階層化されている場合もある。図2(b)が対応付けを行なう他方のオントロジーファイル“momochihama”であり、その中には上位階層として、“地区リスト”、“カテゴリ”、“会員リスト”、“商品リスト”、“産地生産者リスト”などがあり、さらにその下層に階層を持つ場合もあり、例えば、“商品リスト”の下層には“カテゴリ”、“品コード”、“生産者コード”などがある。さらにその下層が階層化されている場合もある。
【0025】
ノード情報対応付け部30は、ノード情報抽出部20により抽出された複数のオントロジー間のそれぞれのノード情報に対して、その属性を比較・解析し、類似性を有するノード情報同士を対応づけを行なう部分である。
【0026】
本実施形態1のノード情報対応付け部30は、オントロジーノードの類似性に関する情報により対応付けを行なうため、オントロジーノードの類似性に関する情報を収集して知識ベースとして蓄積する知識処理部31を備えている。知識処理部31を備えることによりノード情報間の類似性に従ったノード情報同士の対応付け処理の精度を向上することが可能となる。
【0027】
また、本実施形態1では、ノード情報対応付け部30は、ノード情報表示部32を備えている。このノード情報表示部32は、図2に示したノード情報抽出部20により抽出したオントロジーノードを表示する部分で、ディスプレイを備え、装置操作者に対してオントロジーノードを可視的に表示する部分である。また、オントロジーノード表示部32は、対応付けたオントロジーのノード情報間をリンク線で結んで表示することができる。このようにノード情報対応付け部30の対応付け結果を可視的に表示することにより装置操作者にとり把握しやすいインタフェースを提供することができる。
【0028】
図3に、ノード情報対応付け部30によるノード情報対応付けの結果例を示す。図2(a)(b)に示すオントロジー対応付けすべてを図示すると煩雑になるので説明の便宜上、一例を示している。両者のノード情報間の対応づけをリンク線で表わしている。ノード情報対応付け部30は、知識処理部31に蓄積された情報などに基づいてオントロジーの分類上対応づけられるもの同士を対応付けることができる。例えば、“EBISU”ファイルの“SMAKER”というノードは、商品の生産者というドメインであり、商品に関連する主体を表わす情報であるという知識のもと“momochihama”ファイルのノード情報と対応づけられ、図3の例では“会員リスト”、“生産者コード”、“産地生産者リスト”の3つのノードそれぞれは商品に関連する主体を表わす情報であるという知識のもと対応づけられると判断する。また、例えば、“EBISU”ファイルの“SITEM”は扱っている商品群を表わす情報であるという知識のもと“momochihama”ファイルの“商品リスト”のノードに対応づけられている。なお、対応付けにおいて、1ノード対1ノード、多ノード対1ノード、1ノード対多ノード、多ノード対多ノードという関係があり得る。
【0029】
このノード情報対応付け部30によるノード情報の対応付け処理において、知識処理部31の知識の一例として、ノード名、ノードタイプ、ノード定義が同じ物同士は、対応づけられる可能性が高いという知識を与えておけば、ノード名、ノードタイプ、ノード定義が同じ物同士は自動的に対応づけることが可能となる。また、EDRなどの意味辞書の情報を知識処理部31に与えて利用すれば、ノード情報対応づけの精度が向上する。また、ノード情報の対応付けを確定せず、ノード情報間の対応付けの可能性を提示する機能を備えることも便利である。
【0030】
また、このノード情報対応付け部30によるノード情報の対応付け処理において、知識処理部31の知識の一例として、階層となっているノードの親ノード同士が対応づけられたとき、子ノード同士において、ノード名、ノードタイプ、ノード定義などにより対応付けられるという知識を与えておけば、さらにノード情報対応づけの効率が向上し、対応付け精度が向上することが期待できる。同様にノード情報の対応付けの可能性を提示することでも良い。
【0031】
ノード情報対応付け部30によるオントロジー対応付けにおいて、ノード情報表示部32は、対応づけられる同じ属性を持つノード名に対して、他のノード名とは異なる修飾表現、例えば色やフォントや大きさなどを施して提示する機能を持っていることとする。当該機能があれば、対応づけるノードが沢山ある場合でも対応付け結果を容易に把握することができる。図3は都合上、モノクロとして表示しているが、対応づけられたノード同士ごとに例えば、黒、赤、青など色表現が付けられているものとする。
【0032】
本実施形態1のノード情報対応付け部30は、ノード情報対応付け修正部33を備えている。このノード情報対応付け修正部33は、知識処理部31に蓄積された情報などに基づいて行なったノード情報対応付け処理の結果を後修正する部分である。図3の例に示したようなノード情報対応付け結果が得られた後、装置操作者がノード情報表示部32に表示された結果を目視して不足している対応づけを補い、また、誤っている対応付けを正しい対応付けに修正する。マウスなどのポインティングデバイスを用いて修正の指示入力ができれば便利である。例えば、“EBISU”ファイルの“SCYGRY”は、“momochihama”ファイルの“カテゴリー”のノードのみに対応づけられているが、“商品リスト”下層の“カテゴリー”に対しても対応づけを行なうべきであると操作者が判断した場合、当該ノード両者を指定して両者間を結ぶリンク線を描き入れる。リンク線を描き入れる方法としては、いわゆるグラフィックスアプリケーションにおいて直線を引くような操作であって構わない。逆に誤ったリンク線を消去する場合は、マウスなどのポインティングデバイスで誤ったリンク線を指定し、削除する。削除の方法は、グラフィックスアプリケーションにおいて“削除”コマンドを発行するような操作であって構わない。
【0033】
このノード情報対応付け修正部33は、オントロジー対応付けを修正するにあたり、修正で参考にするためのデータを蓄積したデータベースが存在する場合には当該データベースにアクセスすることにより当該参考となるデータを獲得し、そのデータを併せて提示する機能を有していれば、より使い勝手の良いインタフェースを提供することができる。
【0034】
また、このノード情報対応付け修正部33は、オントロジー対応付けを修正するにあたり、類似するノードを容易に複数個作成するため、雛形ノードを作成できる機能を持っていることとする。雛形ノードを用意し、簡単に作成することができれば、当初の対応付けでは不足していたノードを簡単かつ柔軟に追加・修正することができ、利便性がさらに高まることとなる。
【0035】
さらに、このノード情報対応付け部30は、入力されたオントロジーデータの更新に対してオントロジーファイル間の正しい対応付けを維持することができるものとする。例えば、エージェントシステムと連動して知識処理部31が、蓄積済みのオントロジーノードの類似性に関する情報が更新された旨の情報を収集した場合、当該更新された旨の情報をノード情報対応付け部30に通知することとし、当該通知を受けたノード情報対応付け部30は、更新が通知されたオントロジーノードの類似性に関する情報を利用して対応付けたノード情報の対応付けを再評価し、必要に応じてノード情報対応付け修正部33を用いてノード情報同士の対応付けを更新することができるものとする。この更新に関するフィードバック処理により、データが更新されてもオントロジーファイル間の正しい対応付けを維持することが可能となる。この更新支援機能は、更新前のオントロジーと更新後のオントロジーとの差分情報の提示として、更新前オントロジーにはないが更新後オントロジーにはあるデータ、属性、属性値の提示、またはその逆の更新前オントロジーにはあるが更新後のオントロジーにはないデータ、属性、属性値の提示、更新前オントロジーと更新後オントロジーとで異なるタイプとなる属性の提示の機能を持つものとする。また、ユーザヘ確認をとる対話式更新と強制更新との機能を持つものとする。また、更新前オントロジーと更新後オントロジーとを比較することにより、(1)ノード名変更による更新は、更新前のノード名と更新後のノード名の提示、(2)新規ノードによる変更は、追加ノード名の提示、(3)存在しないノードによる変更は、削除ノード名の提示、(4)ノードのタイプに関しては、新旧ノードのタイプ名の提示、(5)属性値にあたるノードやノードの階層構造の変化の提示機能を持つ。また、ユーザヘ確認をとる対話式更新と強制更新との機能を持つ。
【0036】
オントロジー対応付け情報生成部40は、ノード情報対応付け部30により対応づけられたノード間の対応付け情報を収集・編集し、オントロジーファイル間のオントロジー対応付け情報として生成する部分である。例えば、オントロジー対応付け情報は、図3に示した例であれば、左右のオントロジーのノード間を結んだリンク線の情報をファイル単位でまとめたものである。
【0037】
さらに、このオントロジー対応付け情報生成部40は、ボータイチェック部41を備えている。ボータイチェック部41は、オントロジー対応付け情報生成部40により収集・生成したオントロジーファイルのノード情報の対応関係を辿って行き、その対応関係にループとなるいわゆる“ボータイ”が発生していないかチェックする機能を有するものである。ボータイ関係が発生している例を図4に示す。説明の便宜上、図4の例は、EBISUオントロジーのCTGRYCODEの一部とmomochihamaオントロジーの品コードの一部の対応付けを示す。さらに、説明を簡単にするため、EBISUオントロジーのCTGRYCODEの“和牛”に関する対応づけと、momochihamaオントロジーの品コードの“冷凍”に関する対応付けのみ図示している。太字で示したリンク線はオントロジー対応関係におけるボータイ関係の発生を示している。momochihamaオントロジーの属性ノード“冷凍”→EBISUオントロジーの属性値“冷凍”の対応と、EBISUオントロジーの属性ノード“和牛”→momochihamaオントロジーの属性値“和牛”の対応関係により、ループ関係、いわゆる“ボータイ”関係が発生している。この場合はノード対応関係の連鎖に修正が必要となるのでノード情報対応付け修正部33を用いてボータイが発生しないようにノード情報同士の対応付けを修正する。例えば、ボータイ関係の発生しているリンク線を付け替えたり、削除することにより調整する。
【0038】
オントロジー対応付け情報出力部50は、オントロジー対応付け情報生成部40が生成したオントロジー対応付け情報を出力する部分である。
【0039】
以上が、本発明のオントロジー対応付け情報生成装置の一構成例である。
【0040】
以上のように本実施形態1のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、複数のオントロジーを読み込み、それらオントロジーの持つノード情報間の対応付けを行なってそれらノード情報間の対応付けの情報を収集し、複数のオントロジー間の対応付け情報を生成・出力することができる。ノード情報間の対応付けにあたり、知識処理部31により知識ベースを用いて対応付け処理を行ない、対応付け処理の精度を向上するとともに、ノード情報表示部32により対応付けの結果を示し、必要に応じてノード情報対応付け修正部33により対応付けを修正・生成することも可能である。
【0041】
(実施形態2)
本実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置は、オントロジー入力部10の前段に、オントロジーとして表現されていないDBMSデータや構造化言語データからオントロジーを構築支援する要素を備え、当該オントロジー構築支援要素により構築した複数のオントロジーを読み込み、ノード情報間の対応付けを行ない、それらオントロジー間の対応付け情報を生成・出力する装置である。
【0042】
図5に本発明の実施形態2におけるオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す。図5に示すように、本実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置において、オントロジー入力部10、ノード情報抽出部20、ノード情報対応付け部30、オントロジー対応付け情報生成部40、オントロジー対応付け情報出力部50は、実施形態1に示した要素と同様である。ここでは説明は適宜省略する。本実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置はさらに、オントロジー入力部10に対する入力段として、オントロジー構築支援要素を備えており、当該オントロジー構築支援要素は、外部からオントロジーとして表現されていないDBMSデータや構造化言語データを読み込み、当該データのオントロジーを構築支援し、構築したオントロジーをオントロジー入力部10に対して入力するものである。このオントロジー構築支援要素の作用により、オントロジーとして記述されていない外部のネットワーク上に分散するDBMSのデータや構造化言語記述データなどを直接読み込み、オントロジーを構築し、実施形態1に示したオントロジー対応付け情報を得ることができるものである。
【0043】
本実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置は、図5に示すようにオントロジー構築支援要素として、外部からデータを読み込むデータ入力部110、入力データの持つスキーマ情報を抽出するスキーマ情報抽出部120、抽出したスキーマ情報と対応するオントロジーに基づいて前記読み込んだデータのスキーマ情報をオントロジーに変換するスキーマ情報−オントロジー変換部130、変換・生成したオントロジーを前記オントロジー入力部に対して出力するオントロジー出力部140を備えている。
【0044】
データ入力部110は、外部からオントロジーとして記述されていないデータを読み込む部分で、典型的には、XML、RDF、DTDなどで記述されている構造化言語記述データ、インターネットページ、DBMSのデータなどである。
【0045】
ここでは、例として図6に示したDBMSのデータが入力されたものとする。図6(a)がEBISUオントロジーに関するSITEMのデータ例であり、図6(b)がmomochihamaオントロジーに関するカテゴリ表のデータ例である。説明の便宜上、小規模なデータを例とするが、本発明はデータ規模には関係なく大規模なDBMSデータであっても同様に適用できることは言うまでもない。
【0046】
スキーマ情報抽出部120は、入力データの持つスキーマ情報を抽出する部分であり、上記例ではDBファイルの持つDBスキーマ情報を抽出する。なお、XMLなどの構造化言語で記述されたファイルが入力されている場合には構造化言語記述ファイルの持つスキーマ情報を抽出する。図6(a),(b)に示したDBMSのデータの場合は、DBスキーマ情報としてそれぞれ図7(a),(b)に示したものが得られる。
【0047】
抽出されたスキーマ情報は、ノードで表現することができる。当該スキーマ情報のノードをオントロジーのノードと見立ててノード情報同士を結び付け、必要な修正を施せば、オントロジーを得ることができる。スキーマ情報−オントロジー変換部130は、このようにスキーマ情報のノードをオントロジーのノードとして調整・変換し、オントロジーを得る。図7(a)の例では、“DISCORPKANJI”のノードを削除して図8(a)を得た。図7(b)の例では“産地”ノードを削除して図8(b)を得た。図8に示したオントロジーはノードをツリー状に表現したものであるが、実際の出力はオントロジー記述言語により記述されたオントロジーファイルとして出力することができる。
【0048】
オントロジー出力部140は、スキーマ情報から変換・生成したオントロジーをオントロジーファイルとして出力する部分である。ここで、オントロジー出力部140は、オントロジー記述言語として“Ontolingua”を用いてオントロジーファイルを生成することができるものとする。“Ontolingua”は、オントロジー記述言語として広く用いられている言語であり、当該言語の記述形式で出力することにより利便性が高まる。ここでは最終的に“Ontolingua”で記述されたオントロジーファイルが出力されるものとする。
【0049】
なお、本実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置においてマルチエージェントシステムの仲介エージェントを用いる場合には、当該仲介エージェントが理解できる言語でオントロジーを出力する必要があるので、オントロジー出力部140は、オントロジー記述言語としてファシリテータ内部表現言語を用いることができることとする。
【0050】
オントロジー出力部140は、オントロジー入力部10に接続されており、オントロジー出力部140から出力されたオントロジーがオントロジー入力部10に入力され、実施形態1に示したものと同様の手順によりオントロジー対応付け情報が生成される。つまり、上記のデータ入力110からオントロジー出力部140を備えたオントロジー構築支援要素は、実施形態1に示したオントロジー対応付け情報生成装置の前段に位置するものであり、オントロジーとして表現されていないDBMSデータや構造化言語データをオントロジーファイルに変換する働きをするものといえる。
【0051】
なお、前記オントロジー構築支援要素において、既に存在するデータからオントロジーを作成する際に、一定の長さ以上のノード名に対して、自動的に一意の短縮名を生成する機能があれば利便性が向上する。
【0052】
ここで、オントロジー入力部10〜オントロジー出力部50までの処理は実施形態1で示したものと同様であるのでここでの説明は適宜省略する。
【0053】
図9が、図8(a),(b)に示した2つのオントロジー“EBISU”と“momochihama”の対応付けファイルの例を示す。なお、ここでは説明の便宜上、項目値としては、“EBISU”オントロジー項目値を図6(a)のCTGRY表から読み込んだものと、“momochihama”オントロジーの項目値を図6(b)のカテゴリ表から読み込み、SITEM、商品リスト各々の下のCTGRY、カテゴリの項目を追加・編集した例を示した。
【0054】
以上、本実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、オントロジー入力部10の前段にオントロジーとして表現されていないDBMSデータや構造化言語データからオントロジーを構築支援する要素を備え、読み込んだデータをオントロジーに変換することでき、当該オントロジー構築支援要素により構築した複数のオントロジー間のオントロジー対応付け情報を生成・出力することができる。
【0055】
(実施形態3)
本実施形態3のオントロジー対応付け情報生成装置は、オントロジー入力部10の前段に、オントロジーとして表現されておらず、かつ、データベースの表で管理されているようなフラットなデータからオントロジーを構築支援するオントロジー階層構造構築支援要素を備え、当該オントロジー階層構造構築支援要素により構築した複数のオントロジーを読み込み、ノード情報間の対応付けを行ない、それらオントロジー間の対応付け情報を生成・出力する装置である。このオントロジー階層構造構築支援要素は、一つの属性値の中の区切りと区切られた値間の階層関係をユーザに入力させることにより、この区切りと階層関係から自動的にオントロジー階層構造を構築するものである。また、自動的に生成された階層構造と同じ階層構造をもつ属性に対しては、対応する属性値から自動的に階層構造を構築するものである。
【0056】
図10に本発明の実施形態3におけるオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す。図10に示すように、本実施形態3のオントロジー対応付け情報生成装置において、オントロジー入力部10、ノード情報抽出部20、ノード情報対応付け部30、オントロジー対応付け情報生成部40、オントロジー対応付け情報出力部50は、実施形態1に示した要素と同様である。ここでは説明は適宜省略する。本実施形態3のオントロジー対応付け情報生成装置はさらに、オントロジー入力部10に対する入力段として、第2のオントロジー構築支援要素を備えており、当該第2のオントロジー構築支援要素は、外部からオントロジーとして表現されていないDBMSデータや構造化言語データを読み込み、当該データのオントロジーを構築支援し、構築したオントロジーをオントロジー入力部10に対して入力するものである。このオントロジー構築支援要素の作用により、オントロジーとして記述されていない外部のネットワーク上に分散するDBMSのデータや構造化言語記述データなどを直接読み込み、オントロジーを構築し、実施形態1に示したオントロジー対応付け情報を得ることができるものである。
【0057】
本実施形態3のオントロジー対応付け情報生成装置は、図10に示すように、第2のオントロジー構築支援要素として、外部からフラットなデータを読み込むデータ入力部210、スキーマ要素を選択するスキーマ要素選択部220、選択したスキーマ要素の階層を指定するスキーマ要素階層指定部230、選択されたスキーマ要素を前記指定されたスキーマ要素の階層に従ってソートするスキーマ要素ソート部240、入力されたフラットなデータを前記ソートされたスキーマ要素の体系に従ってソートし、階層化するデータ階層構造化処理部250、階層構造化されたデータをオントロジーに変換する階層構造化データ−オントロジー変換部260、変換・生成したオントロジーを前記オントロジー入力部に対して出力するオントロジー出力部270を備えている。
【0058】
本実施形態3のデータ入力部210は、外部からオントロジーとして表現されておらず、かつ、データベースの表で管理されているようなフラットなデータを受け付ける。つまり、データが一次元的にテーブルの要素として集められているものは、いわゆるフラットなデータであり、階層的な分類が明瞭には存在しないデータである。データ例を図11に示す。この例は、商品に関するカテゴリー表である。各商品のデータとして、大分類、中分類、小分類の各コードと、名前が与えられている。
【0059】
スキーマ要素選択部220は、入力されたフラットなデータを階層化するためのスキーマ要素を選択する部分である。この選択したスキーマ要素をもってフラットなデータの構造化・階層化を図る。図11に示したカテゴリー表の例では、例えば、“大分類”と“中分類”と“小分類”をスキーマ要素として選択する。ユーザインタフェースの例としては、図12(a)のように“カテゴリー”下に選ばれたスキーマ要素が示される。
【0060】
スキーマ要素階層指定部230は、スキーマ要素選択部220により複数選択したスキーマ要素間の階層を指定する部分である。階層指定に関するユーザインタフェースの例としては、図12(b)のようにスキーマ要素をドラグして可視的に階層化するものが挙げられる。その他、親と階層を指定する方法もある。
【0061】
スキーマ要素ソート部240は、選択されたスキーマ要素をスキーマ要素階層指定部230により指定されたスキーマ要素の階層に従ってソートする部分である。このスキーマ要素のソートによりスキーマ要素を階層化、整理し、この階層化されたスキーマ要素を用いてデータを階層化・構造化する。まず、実際に階層を作成したい範囲を図13(a)のように点線で囲む。次に点線で囲んだ範囲に対応する属性値を表から取り出し、指定された階層を作る。属性値の階層構造生成結果は図13(b)のように得られる。
【0062】
なお、スキーマ要素ソート部240におけるノードの階層化の際に、ノード名が短い文字列ほど抽象度が高いと判断し、階層を高いものと推定し、提示する機能があれば利便性が向上する。
【0063】
データ階層構造化処理部250は、入力されたフラットなデータをスキーマ要素ソート部240によりソートされたスキーマ要素の体系に従ってソートし、階層化する部分である。図13(b)の属性値の階層構造の例では、図12(a)の中で対応付けたい属性を指定し、指定された属性値を表から取り出し、対応する階層のノードに入れ、その階層構造を校正して図13(c)の階層を得る。
【0064】
階層構造化データ−オントロジー変換部260は、階層構造化されたデータをオントロジーに変換する部分であり、階層構造化されたデータのスキーマ要素のノードをオントロジーのノードとし、オントロジーに変換する。図11に示した階層化・構造化されたデータから図14に示したオントロジーが得られる。図14に示したオントロジーはノードをツリー状に表現したものであり、実際の出力は以下に示すようにオントロジー記述言語により記述されたオントロジーファイルとして出力される。
【0065】
オントロジー出力部270は、変換・生成したオントロジーを前記オントロジー入力部に対して出力する部分である。ここで、オントロジー出力部270は、実施形態2と同様、オントロジー記述言語として“Ontolingua”を用いてオントロジーファイルを生成することができるものとする。
【0066】
以上、本実施形態3のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、オントロジー入力部の前段に、オントロジーとして表現されておらず、かつ、データベースの表で管理されているようなフラットなデータからオントロジーを構築支援するオントロジー階層構造構築支援要素を備えることにより、当該オントロジー階層構造構築支援要素により構築した複数のオントロジーを読み込み、ノード情報間の対応付けを行ない、それらオントロジー間の対応付け情報を生成・出力することができる。
【0067】
(実施形態4)
本実施形態4のオントロジー対応付け情報生成装置は、生成した複数のオントロジー対応付け情報を用いて未だ生成していないオントロジー対応付け情報を生成するものである。例えば、第1のオントロジーファイルと第2のオントロジーファイル間の第1のオントロジー対応付け情報と、第2のオントロジーファイルと第3のオントロジーファイル間の第2のオントロジー対応付け情報を用いて、第1のオントロジーファイルと第3のオントロジーファイル間の第3のオントロジー対応付け情報を生成するものである。
【0068】
図15は、本実施形態4のオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す図である。オントロジー入力部10、ノード情報抽出部20、ノード情報対応付け部30、オントロジー対応付け情報生成部40、オントロジー対応付け情報出力部50は、実施形態1に示した要素と同様である。本実施形態4の装置は、オントロジー対応付け情報出力部50の後段に、オントロジー対応付け情報推定部60を備えている。オントロジー対応付け情報推定部60は、オントロジー対応付け情報出力部50から出力されるオントロジー対応付け情報を複数受け入れ、指定されたオントロジーファイル間のオントロジー対応付け情報を推定する部分である。オントロジー対応付け情報推定部60は、オントロジー対応付け情報を推定する双方のオントロジーファイルを指定する部分であるオントロジーファイル指定部61と、得られているノード情報対応付け情報を基にノード情報対応付けを推定するノード情報対応付け推定部62と、ノード情報対応付けの推定を基にオントロジー対応付け情報を推定するオントロジー対応付け推定処理部63、推定オントロジー対応付け情報出力部64を備えている。
【0069】
いま、例としてオントロジー対応付け情報出力部50から第1のオントロジーファイルである“EBISU”ファイルと第2のオントロジーファイルである“momochihama”間の第1のオントロジー対応付け情報が得られたとする。これを図16に示す。また、オントロジー対応付け情報出力部50から第2のオントロジーファイルである“momochihama”と第3のオントロジーファイルである“makuhari”間の第2のオントロジー対応付け情報を図17に示す。装置操作者が第1のオントロジーファイル“EBISU”と第3のオントロジーファイル“hakumari”間の第3のオントロジー対応付け情報を生成したい場合、オントロジーファイル指定部61を介して第1のオントロジーファイル“EBISU”と第3のオントロジーファイル“makuhari”を指定する。オントロジー対応付け情報推定部60は、指定された第1および第3のオントロジーファイルが一方となっているオントロジー対応付け情報すべてについて他方となっているオントロジーファイルをチェックし、共通のオントロジーファイルがないか調べる。この例では第2のオントロジーファイル“momochihama”が共通するオントロジーファイルとなっていることが分かる。次にノード情報対応付け推定部62により得られているノード情報対応付け情報を基にノード情報対応付けを推定する。これはノード情報の単位での対応付けは、オントロジーファイル間をまたがって維持されることを前提としており、例えば、図16において第1のオントロジーファイルのノード“SITEM”と第2のオントロジーファイルのノード“商品リスト”が対応付けられており、一方、図17において第2のオントロジーファイルのノード“商品リスト”と第3のオントロジーファイルのノード“商品マスタ”が対応付けられている。この場合に第1のオントロジーファイルのノード“SITEM”と第3のオントロジーファイルのノード“商品マスタ”が対応付けられることが前提となっている。このようにすべてのノード情報間の対応付けを推定する。次に、ノード情報対応付け推定部62により得られた各ノード情報間の対応付けをオントロジー対応付け推定処理部63により収集・編集してオントロジーファイル全体の対応付けを推定する。最後に推定オントロジー対応付け情報出力部64により推定処理済みのオントロジー対応付け情報を出力する。そのオントロジー対応付け情報の推定例を図18に示す。なお、推定オントロジー対応付け情報出力部64により推定処理では対応付けができないノードが存在する。例えば、図18の点線で結んだノードの対応付けは、自動的にはできない。そこで、後修正として利用者の指定によりユーザインタフェース上で両者を対応づける。
【0070】
以上、本実施形態4のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、第1のオントロジーファイルと第2のオントロジーファイル間の第1のオントロジー対応付け情報と、第2のオントロジーファイルと第3のオントロジーファイル間の第2のオントロジー対応付け情報を用いて、第1のオントロジーファイルと第3のオントロジーファイル間の第3のオントロジー対応付け情報を生成することができ、複数のオントロジー対応付け情報を用いて未だ生成していないオントロジー対応付け情報を生成することができる。
【0071】
(実施形態5)
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置は、上記に説明した構成を実現する処理ステップを記述したプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することにより、各種コンピュータを用いて構築することができる。本発明のオントロジー対応付け情報生成装置を実現する処理ステップを備えたプログラムを記録した記録媒体は、図19に図示した記録媒体の例に示すように、CD−ROM1902やフレキシブルディスク1903等の可搬型記録媒体1901だけでなく、ネットワーク上にある記録装置内の記録媒体1900や、コンピュータのハードディスクやRAM等の記録媒体1905のいずれであっても良く、プログラム実行時には、プログラムはコンピュータ1904上にローディングされ、主メモリ上で実行される。
【0072】
【発明の効果】
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、複数のオントロジーを読み込み、それらオントロジーの持つノード情報間の対応付けを行なってそれらノード情報間の対応付けの情報を収集し、複数のオントロジー間の対応付け情報を生成・出力することができる。ノード情報間の対応付けにあたり、知識処理部により知識ベースを用いて対応付け処理を行なうことができ、さらに必要に応じてノード情報対応付け修正部により対応付けを修正・生成することも可能である。
【0073】
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、オントロジー入力部の前段にオントロジーとして表現されていないDBMSデータや構造化言語データからオントロジーを構築支援する要素を備えることにより、読み込んだデータをオントロジーに変換することでき、当該オントロジー構築支援要素により構築した複数のオントロジー間のオントロジー対応付け情報を生成・出力することができる。
【0074】
本発明のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、オントロジー入力部の前段に、オントロジーとして表現されておらず、かつ、データベースの表で管理されているようなフラットなデータからオントロジーを構築支援するオントロジー階層構造構築支援要素を備えることにより、当該オントロジー階層構造構築支援要素により構築した複数のオントロジーを読み込み、ノード情報間の対応付けを行ない、それらオントロジー間の対応付け情報を生成・出力することができる。
【0075】
また、本発明のオントロジー対応付け情報生成装置によれば、第1のオントロジーファイルと第2のオントロジーファイル間の第1のオントロジー対応付け情報と、第2のオントロジーファイルと第3のオントロジーファイル間の第2のオントロジー対応付け情報を用いて、第1のオントロジーファイルと第3のオントロジーファイル間の第3のオントロジー対応付け情報を生成することができ、複数のオントロジー対応付け情報を用いて未だ生成していないオントロジー対応付け情報を生成することができる。
【0076】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
【0077】
(1)前記オントロジー入力部に入力されるオントロジーの構築を支援する要素であって、
外部の構造化言語記述ファイルを読み込むデータ入力部と、前記構造化言語記述ファイルの持つスキーマ情報を抽出するスキーマ情報抽出部と、前記抽出したスキーマ情報と対応するオントロジーに基づいて前記構造化言語記述ファイルのスキーマ情報をオントロジーに変換するスキーマ情報−オントロジー変換部と、前記変換・生成したオントロジーを前記オントロジー入力部に対して出力するオントロジー出力部を備えた請求項1に記載のオントロジー対応付け情報生成装置。
【0078】
(2)前記オントロジー入力部に入力されるオントロジーの構築を支援する要素であって、
外部のDBファイルを読み込むデータ入力部と、前記DBファイルの持つスキーマ情報を抽出するスキーマ情報抽出部と、前記抽出したスキーマ情報と対応するオントロジーに基づいて前記DBファイルのスキーマ情報をオントロジーに変換するスキーマ情報−オントロジー変換部と、前記変換・生成したオントロジーを前記オントロジー入力部に対して出力するオントロジー出力部とを備えた請求項1に記載のオントロジー対応付け情報生成装置。
【0079】
(3)オントロジーノードの類似性に関する情報を収集して知識ベースとして蓄積するオントロジー対応付け知識蓄積処理部を備え、前記ノード情報対応付け部におけるノード情報間の類似性に従ったノード情報同士の対応付け処理に前記蓄積した知識を用いる請求項1に記載のオントロジー対応付け情報生成装置。
【0080】
(4)前記知識蓄積処理部は、蓄積済みのオントロジーノードの類似性に関する情報が更新された旨の情報を収集した場合、当該更新された旨の情報を前記ノード情報対応付け部に通知し、前記ノード情報対応付け部は、前記更新が通知されたオントロジーノードの類似性に関する情報を利用して対応付けたノード情報の対応付けを再評価し、必要に応じてノード情報同士の対応付けを更新する(3)に記載のオントロジー対応付け情報生成装置。
【0081】
(5)前記ノード情報抽出部により抽出されたノード情報に基づいてオントロジーのノードを表示し、前記オントロジー対応付け情報出力部が生成したオントロジー間のオントロジー対応付け情報に従って前記表示されたノード間にリンク線を表示するオントロジー対応付け表示処理部と、
前記表示されたオントロジーファイルのノードとリンク線に対し、表示画面インタフェース上において編集を行なうオントロジー対応付け編集部とを備えた請求項1に記載のオントロジー対応付け情報生成装置。
【0082】
(6)オントロジー対応付け出力部において、マルチエージェントシステムのデータベースエージェントためのアドバタイズファイルを生成する請求項1に記載のオントロジー対応付け情報生成装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す図
【図2】 本発明の実施形態1のオントロジー入力部10から2つのオントロジーが入力され、それぞれノード情報が抽出された例を示す図
【図3】 本発明の実施形態1のノード情報対応付け部30によるノード情報対応付けの結果例を示す図
【図4】 本発明の実施形態1の修正後のノード情報対応付け結果を示す図
【図5】 本発明の実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す図
【図6】 本発明の実施形態2のDBMSのデータ例を示す図
【図7】 本発明の実施形態2のDBスキーマ情報の例を示す図
【図8】 図7のDBスキーマ情報から得られたオントロジーを示す図
【図9】 図6のDBMSのデータから得られたオントロジーファイルの例を示す図
【図10】 本発明の実施形態2のオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す図
【図11】 本発明の実施形態3のフラットなデータ例を示す図
【図12】 図11のデータ例をソートし、階層化・構造化した例を示す図
【図13】 図12に示したデータから得られたオントロジーを示す図
【図14】 図11のデータから得られたオントロジーファイルの例を示す図
【図15】 本発明の実施形態4のオントロジー対応付け情報生成装置の構成例を示す図
【図16】 第1のオントロジー対応付け情報の例を示す図
【図17】 第2のオントロジー対応付け情報の例を示す図
【図18】 オントロジー対応付け情報の推定例を示す図
【図19】 記録媒体の例および当該記録媒体の処理プログラムを用いたシステム構成の例
【符号の説明】
10 オントロジー入力部
20 ノード情報抽出部
30 ノード情報対応付け部
31 知識処理部
32 ノード情報表示部
33 ノード情報対応付け修正部
40 オントロジー対応付け情報生成部
41 ボータイチェック部
50 オントロジー対応付け情報出力部
60 オントロジー対応付け情報推定部
61 オントロジーファイル指定部
62 ノード情報対応付け推定部
63 オントロジー対応付け推定処理部
64 推定オントロジー対応付け情報出力部
110 データ入力部
120 スキーマ情報抽出部120
130 スキーマ情報−オントロジー変換部
140 オントロジー出力部
210 データ入力部
220 スキーマ要素選択部
230 スキーマ要素階層指定部
240 スキーマ要素ソート部
250 データ階層構造化処理部
260 階層構造化データ−オントロジー変換部
270 オントロジー出力部
1900 回線先のハードディスク等の記録媒体
1901 CD−ROMやフレキシブルディスク等の可搬型記録媒体
1902 CD−ROM
1903 フレキシブルディスク
1904 コンピュータ
1905 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記録媒体

Claims (2)

  1. スキーマ要素と属性値とのテーブル形式で表現されたデータを読み込むデータ入力部と、
    前記データ入力部により読み込んだデータのスキーマ要素から、当該データを階層化するための複数のスキーマ要素をユーザに選択させるスキーマ要素選択部と、
    選択された前記複数のスキーマ要素の階層をユーザに指定させるスキーマ要素階層指定部と、
    前記スキーマ要素階層指定部で指定された前記複数のスキーマ要素の階層に、それぞれのスキーマ要素に対応する属性値を入れてノードを生成することで、前記データを階層構造化するデータ階層構造化処理部と、
    前記データ階層構造化処理部で生成されたノードをオントロジーのノードとすることにより、前記データをオントロジーに変換する階層構造化データ−オントロジー変換部と、
    前記オントロジーを出力するオントロジー出力部とを備えたことを特徴とするオントロジー構築支援装置。
  2. スキーマ要素と属性値とのテーブル形式で表現されたデータを読み込むデータ入力処理と、
    前記データ入力処理により読み込んだデータのスキーマ要素から、当該データを階層化するための複数のスキーマ要素をユーザに選択させるスキーマ要素選択処理と、
    選択された前記複数のスキーマ要素の階層をユーザに指定させるスキーマ要素階層指定処理と、
    前記スキーマ要素階層指定処理で指定された前記複数のスキーマ要素の階層に、それぞれのスキーマ要素に対応する属性値を入れてノードを生成することで、前記データを階層構造化するデータ階層構造化処理と、
    前記データ階層構造化処理で生成されたノードをオントロジーのノードとすることにより、前記データをオントロジーに変換する階層構造化データ−オントロジー変換処理と、
    前記オントロジーを出力するオントロジー出力処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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