JP3797157B2 - 無線ノードの経路登録方法、その無線ノード、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

無線ノードの経路登録方法、その無線ノード、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線ノードの経路登録方法、その無線ノード、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来の経路登録方法の第1のステップを表す構成図である。図1によれば、WR(Wireless Router)2は、WR3及びWR4との間で無線リンクを有する。従って、WR2は、WR3及びWR4をホップ数1の隣接ノードとして、経路表に登録している。WR3及びWR4も、WR2と同様に互いに隣接ノードとして登録している。
【0003】
以下では、例えば、図1のような経路登録状態のときに、WR3及びWR4との間で無線リンクを有するWR1が新たに加入した場合を考える。また、WR1は、WR2との間で経路を構築することを所望するが、WR2との間には無線リンクを有さないと想定する。
【0004】
図2は、従来の経路登録方法の第2のステップを表す構成図である。WR1は、最初に、経路表にWR2を登録している隣接ノードを探索するために、ホップ1で広報パケットを同報送信する。このとき、WR3及びWR4は、既に経路表にWR2を登録しているために、それぞれ、広報応答パケットをWR1へ送信する。これにより、WR1は、WR3及びWR4をホップ数1の隣接ノードとして、経路表に登録する。また、WR3及びWR4の両方とも、経路表にWR2を登録しているために、WR1は、WR3及びWR4のどちらか一方を選択することができる。このとき、例えば、所定の条件によって、WR1は、中継ノードとしてWR3を選択したとする。この場合、WR1の経路表には、宛先ノードWR2に対して隣接ノードWR3及びホップ数2を登録する。従って、WR1は、WR2へ送信すべきパケットは全て、WR3を中継ノードとして送信する。尚、所定の条件としては、例えば、各ノード間のリンクに重み係数を付与し、それを計算して最適な経路を選択するような方法がある。
【0005】
図3は、従来の経路登録方法の第3のステップを表す構成図である。図2で説明したことは、WR2が、WR1との間で経路を構築する場合にも該当する。しかしながら、図3によれば、WR2は、中継ノードとしてWR4を選択する場合もある。この場合、WR2の経路表には、宛先ノードWR1に対して隣接ノードWR4及びホップ数2を登録する。従って、WR1がWR2へパケットを送信する場合にはWR3が中継ノードとなり、WR2がWR1へパケットを送信する場合にはWR4が中継ノードとなる。
【0006】
このような従来の技術によれば、WR1とWR2との間で送受信経路が異なることになる。その送受信経路を一致させるためには、通常、人手によって設定する必要があった。
【0007】
一方、経路をオンデマンドに構築するオンデマンド方式、例えば、「Charles E. Perkins著、“Ad hoc On-Demand Distance Vector Routing.”、in Proceedings of the 2nd IEEE Workshop on Mobile Computing Systems and Applications、1999, pp. 90-100」で提案されている方法によれば、通信が生じたときにネットワーク全体に経路検索パケットを同報送信し、宛先ノード又は該宛先ノードと通信可能なノード等が応答することにより経路登録される。従って、送信元のノードは、最初に受信された応答パケットに基づいて中継ノードを選択するのに対し、宛先ノードはその経路とは別の経路からきた経路検索パケットに基づいて経路を選択するので、経路が異なる場合があった。即ち、オンデマンド方式に基づいて経路を構築し、それを保持するようなハイブリッド方式においても経路が異なってしまう場合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、WR1とWR2との間で送受信経路が異なる場合、一方の経路で障害が起きると片方向通信となる。これにより、WR1から送信した要求パケットはWR2に到着していても、WR2から送信された応答パケットはWR1に到着しないために、WR1は、そのパケットをタイムアウトになるまで再送し続けるという課題があった。また、たとえ障害が復旧したとしても、既にWR2で受信されているパケットについても再送することになり、障害復旧までの時間がかかるという課題もあった。
【0009】
このような課題については、WR1とWR2との間で送受信経路を一致させ、障害の発生を両方のノードでほぼ同時に把握することにより解決できるものと考えられる。
【0010】
そこで、本発明は、無線ノード間で送受信経路を一致させるための無線ノードの経路登録方法、その無線ノード、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線ノードの経路登録方法によれば、各ノードは宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードを含む経路表を有し、第1のノードが、直接的に通信可能な1つ以上の隣接ノードへ、第2のノードを経路表に登録しているか否かを問い合わせる広報パケットを同報送信する第1のステップと、隣接ノードが、第2のノードを経路表に登録している場合、第1のノードへ広報応答パケットを送信する第2のステップと、第1のノードが、広報応答パケットを送信した1つ以上の隣接ノードの中から1つの隣接ノードを中継ノードとして選択する第3のステップと、第1のノードが、中継ノードへ、第2のノードを宛先とする経路登録パケットを送信する第4のステップと、第2のノードが、中継した隣接ノードから経路登録パケットを受信した際に、該隣接ノードを中継ノードとして第1のノードを経路表に登録する第5のステップとを有する。
【0012】
本発明の他の実施形態によれば、第2のノードが、第1のノードへ送信すべき経路登録応答パケットを、経路表の第1のノードの中継ノードとなる隣接ノードへ送信する第6のステップを更に有することも好ましい。
【0013】
本発明の他の実施形態によれば、第1のノードが一定時間内に経路登録応答パケットを受信しなかった場合、第3のステップについて、第1のノードが、広報応答パケットを送信した1つ以上の隣接ノードの中から、他の隣接ノードを中継ノードとして選択し、更に、第4から第6のステップを繰り返すことも好ましい。
【0014】
本発明の他の実施形態によれば、第3のステップについて、選択される1つの隣接ノードは、第1のノードが時間的に最初に受信した広報応答パケットを送信した隣接ノードであることも好ましい。
【0015】
本発明の他の実施形態によれば、経路表は、宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードと、その中継経路のメトリックとを有することも好ましい。
【0016】
本発明の他の実施形態によれば、メトリックは、ホップ数、中継ノードを通過するリンク数と関連する重み係数、伝送可能な帯域量、及び/又は無線リンクの通信品質であることも好ましい。
【0017】
本発明の他の実施形態によれば、第2のステップについて、広報応答パケットは、経路表に登録された第2のノードのメトリックを含んでおり、第3のステップについて、選択される1つの隣接ノードは、第2のノードのメトリックが最適なものであることも好ましい。
【0018】
本発明の無線ノードによれば、宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードを含む経路表と、直接的に通信可能な1つの以上の隣接ノードへ、経路登録先ノードを経路表に登録しているか否かを問い合わせる広報パケットを同報送信する広報パケット送信手段と、広報パケットを受信した場合、経路登録先ノードを経路表に登録しているときは、広報パケットを送信した隣接ノードへ広報応答パケットを送信する広報応答パケット送信手段と、広報応答パケットを受信した場合、該広報応答パケットを送信した1つ以上のノードの中から1つの隣接ノードを中継ノードとして選択する中継ノード選択手段と、中継ノードへ、経路登録先ノードを宛先とする経路登録パケットを送信する経路登録パケット送信手段と、中継した隣接ノードから経路登録パケットを受信した場合、第隣接ノードを中継ノードとして経路登録元ノードを経路表に登録する経路登録手段と
を有する。
【0019】
本発明の他の実施形態によれば、経路登録元ノードへ送信すべき経路登録応答パケットを、経路表の経路登録元ノードの中継ノードとなる隣接ノードへ送信する経路登録応答パケット送信手段を更に有することも好ましい。
【0020】
本発明の他の実施形態によれば、一定時間内に経路登録応答パケットを受信しなかった場合、
中継ノード選択手段について、広報応答パケットを送信した1つ以上の隣接ノードの中から、他の隣接ノードを中継ノードとして選択することも好ましい。
【0021】
本発明の他の実施形態によれば、中継ノード選択手段について、選択される1つの隣接ノードは、第1のノードが時間的に最初に受信した広報応答パケットを送信した隣接ノードであることも好ましい。
【0022】
本発明の他の実施形態によれば、経路表は、宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードと、その中継経路のメトリックとを有することも好ましい。
【0023】
本発明の他の実施形態によれば、メトリックは、ホップ数、中継ノードを通過するリンク数と関連する重み係数、伝送可能な帯域量、及び/又は無線リンクの通信品質であることも好ましい。
【0024】
本発明の他の実施形態によれば、広報応答パケット送信手段について、広報応答パケットは、経路表に登録された第2のノードのメトリックを含んでおり、
中継ノード選択手段について、選択される1つの隣接ノードは、経路登録先ノードのメトリックが最適なものであることも好ましい。
【0025】
更に、本発明の無線ノードのコンピュータを機能させる経路登録プログラムによれば、直接的に通信可能な1つの以上の隣接ノードへ、経路登録先ノードを経路表に登録しているか否かを問い合わせる広報パケットを同報送信する広報パケット送信手段と、広報パケットを受信した場合、経路登録先ノードを経路表に登録しているときは、広報パケットを送信した隣接ノードへ広報応答パケットを送信する広報応答パケット送信手段と、広報応答パケットを受信した場合、該広報応答パケットを送信した1つ以上のノードの中から1つの隣接ノードを中継ノードとして選択する中継ノード選択手段と、中継ノードへ、経路登録先ノードを宛先とする経路登録パケットを送信する経路登録パケット送信手段と、中継した隣接ノードから経路登録パケットを受信した場合、第隣接ノードを中継ノードとして経路登録元ノードを経路表に登録する経路登録手段として、宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードを含む経路表を有する無線ノードのコンピュータを機能させる。更に、この経路登録プログラムを記録した記録媒体であってもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を用いて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0027】
図4は、本発明による経路登録方法を表す構成図である。図4によれば、図2と比較して、WR1が、WR3へ、WR2を宛先とする経路登録パケットを送信し、WR2が、中継した隣接ノードであるWR3から経路登録パケットを受信した際に、WR3を中継ノードとしてWR1を経路表に登録することが相違する。そのため、WR2の経路表には、宛先ノードWR1に対して隣接ノードWR3及びホップ数2が登録され、WR1とWR2との間の送受信経路が一致する。
【0028】
図5は、本発明による経路登録元ノード(WR1)のフローチャートである。
【0029】
最初に、WR1は、隣接ノードへ1ホップの広報パケットを同報送信する(S51)。このとき、広報パケットには、経路登録先ノードとしてWR2の情報が含まれている。図4によれば、この広報パケットは、WR3及びWR4で受信される。そして、WR1は、隣接ノードWR3及びWR4からの広報応答パケットの受信を待つ。
【0030】
次に、WR1は、1つ以上の隣接ノードから広報応答パケットを受信した場合、その隣接ノードの中から最適と判断される1つの隣接ノードを中継ノードとして選択する(S52)。図4によれば、WR3及びWR4は経路表にWR2を既に登録しているために、WR1は、WR3及びWR4から広報応答パケットを受信する。そして、WR1は、所定の条件により、WR3を中継ノードとして選択したとする。
【0031】
1つの中継ノードを判断する条件としては、広報応答パケットに含まれるメトリックを参照する。メトリックとは、パケットが宛先ノードに到達するまでの経路状態を表すものである。具体的に、メトリックとは、ホップ数、中継ノードを通過するリンク数と関連する重み係数、伝送可能な帯域量、及び/又は無線リンクの通信品質をいう。前述した図1〜4及び後述する図9については、メトリックは、ホップ数であるとして説明している。
【0032】
次に、WR1は、WR2へ送信すべき経路登録パケットを、中継ノードであるWR3へ送信する(S53)。経路登録パケットを受信したWR2は、宛先ノードWR1に対して隣接ノードWR3及びホップ数2として経路表に登録することができる。以上のS51〜S53のシーケンスは、本発明を実現するために最低限必要な構成シーケンスである。
【0033】
また、経路登録先ノードであるWR2が、経路登録パケットを受信した際に、経路登録応答パケットを送信することも好ましい。これにより、WR1は、WR2との間で送受信経路が一致したことを確実に確認することができる。WR1は、WR2から送信された経路登録応答パケットを一定時間受信できず(S54)、且つS52のステップで広報応答パケットを送信した他の隣接ノードが存在する場合(S55)には、他の隣接ノードを中継ノードとして変更することができる(S56)。その後、前述したS53のステップを行うことにより、WR1とWR2との間で送受信経路を確実に一致させることができる。
【0034】
図6は、隣接ノード(WR3及びWR4)のフローチャートである。図6によれば、WR3及びWR4は、経路登録元ノードWR1から広報パケットを受信する(S61)。広報パケットには、経路登録先ノードとしてWR2の情報が含まれているので、WR3及びWR4は、それぞれの経路表にWR2が登録されているか否かを検索する。経路表にWR2が含まれていれば、広報応答パケットをWR1へ送信する(S62)。このとき、WR3及びWR4はそれぞれ、WR2までのメトリック(ここではホップ数)を、広報応答パケットに含めて送信する。
【0035】
図7は、中継ノード(WR3)のフローチャートである。図7によれば、WR3は、WR1から経路登録パケットを受信する(S71)。次に、WR3は、経路表に、経路登録パケットを送信してきた隣接ノードと、送信元ノードと、送信元ノードからのホップ数とを登録する(S72)。次に、WR3は、経路登録パケットのホップ数を1増分し、経路表の中継ノードへ当該経路登録パケットを送信する。
【0036】
また、経路登録先ノードであるWR4が経路登録応答パケットを送信するならば、WR3は、その経路登録応答パケットも受信する(S74)。そして、その経路登録応答パケットを、経路表から該当する隣接ノードへ送信する(S75)。
【0037】
図8は、経路登録先ノード(WR2)のフローチャートである。WR2は、WR1から送信された経路登録パケットを受信する(S81)。そして、WR2は、経路表に、経路登録パケットを送信してきた隣接ノードと、送信元ノードと、ホップ数とを登録する(S82)。これにより、経路登録元ノードWR1と経路登録先ノードWR2との間の送受信経路が一致する。
【0038】
また、WR2は、経路登録パケットを送信してきた隣接ノードへ、経路登録応答パケットを送信する。これにより、中継されてきた経路登録応答パケットを受信した経路登録元ノードWR1は、WR1とWR2との間の送受信経路が一致したことを確認することができる。
【0039】
図9は、複数の中継ノードからなる経路登録方法を表す構成図である。図10は、図9によって送受信されるパケットの内容を示すパケット構成図である。
【0040】
WR7は、新規にネットワークに導入されたものとする。WR7は、APの情報を取得するために、隣接ノードに、図10の広報パケットを1ホップで同報送信する。図9によれば、広報パケットを受信するノードは、WR4及びWR5である。WR4は、APへのホップ数2をWR7に対して、図10の広報応答パケットによって応答する。一方、WR5は、APへのホップ数2をWR7に対して応答する。また、WR4及びWR5は、各々の経路表に、宛先「WR7」、隣接「WR7」及びホップ数「1」を追加する。
【0041】
WR7は、WR4及びWR5から応答を受信し、ホップ数に基づいてAPへの中継ノードを決定する。また、WR7は、経路表に、WR4の経路として宛先「WR4」、隣接「WR4」及びホップ数「1」と、WR5の経路として宛先「WR5」、隣接「WR5」及びホップ数「1」とを追加する。APへの中継ノードとしては、WR4及びWR5の両方とも、どちらもホップ数2なので、先に到着した方を中継ノードとする。ここでは、WR5が先に到着したものとする。WR7は、WR5を中継ノードとし、経路表に宛先「AP」、隣接「構築中」を書き込む。WR7は、APを宛先とする図10の経路登録パケットをWR5へ送信し、タイムアウトになるまで該経路登録パケットの応答を待つ。
【0042】
WR5は、WR7から経路登録パケットを受信すると、送信元がWR7であるので経路表の宛先ノードをWR7とし、該経路登録パケットを送信したノードがWR7であるので経路表の隣接ノードをWR7とし、該経路登録パケットのホップ数が1であるので経路表のホップ数を「1」として変更する。次に、経路登録パケットの宛先ノードを調べる。宛先ノードがAPであるので、経路表のAP宛の隣接ノードを調べ、該隣接ノードがWR2であるので、WR5は、AP宛の経路登録パケットをWR2へ転送する。
【0043】
WR2は、WR5から該経路登録パケットを受信すると、送信元がWR7であるので経路表の宛先ノードを「WR7」とし、該経路登録パケットを送信したノードがWR5であるので経路表の隣接ノードを「WR5」とし、該経路登録パケットのホップ数が2であるので経路表のホップ数を「2」として追加する。次に、該経路登録パケットの宛先を調べ、宛先がAPであるので、経路表のAP宛の隣接を調べる。該隣接ノードがAPであるので、WR2はAP宛の経路登録パケットをAPへ転送する。
【0044】
APは、WR2から該経路登録パケットを受信すると、送信元がWR7であるので経路表の宛先ノードを「WR7」とし、該経路登録パケットを送信したノードがWR2であるので経路表の隣接ノードを「WR2」とし、該経路登録パケットのホップ数が3であるので経路表のホップ数を「3」として追加する。
【0045】
次に、経路登録パケットの宛先を調べる。宛先がAPであるので、該経路登録パケットの図10の経路登録応答パケットを生成する。経路登録応答パケットの宛先をWR7に設定し、WR2へ送信する。
【0046】
WR2は、経路登録応答パケットを受信すると、該経路登録応答パケットの宛先を調べる。宛先ノードがWR7であるので、自ノードの経路表のWR7宛の隣接ノードを調べる。隣接ノードがWR5であるので、WR2は経路登録応答パケットをWR5へ転送する。
【0047】
WR5は、経路登録応答パケットを受信すると、該経路登録応答パケットの宛先ノードを調べる。宛先ノードがWR7であるので、自ノードの経路表のWR7宛の隣接ノードを調べる。隣接ノードがWR7であるので、WR5は経路登録応答パケットをWR7へ転送する。
【0048】
WR7は、経路登録応答パケットを受信すると、該経路登録応答パケットの宛先ノードを調べる。宛先ノードがWR7であるので、自ノードの経路表の宛先ノード「AP」に対し、隣接ノード「WR5」、ホップ数「3」に変更する。
【0049】
前述では、メトリックとして、ホップ数を例にとって説明してきた。他の例ととして、メトリックは、APへの経路となりうるノード間の通信路であるリンクに重み係数を付与したものであってもよい。新しくノードが加入されたノードは、広報パケットを同報送信するが、その広報応答パケットに、隣接ノードからAPまでのホップ数とAPまでの重み係数とを含むことも好ましい。この重み係数も加味して、APまでの経路を選択する。これにより、同一のホップ数であれば、重み係数に基づいて中継ノードを選択することができる。重み係数も同じであれば、ランダムにどちらかの経路を選択する。新しいノードとAP間の経路に存在する各ノードは、新しいノードを経路表に登録し、今までの重み係数に+1し、周囲のノードに今までの重み係数に+1を通知する。APへの経路であるノードから重み係数が+1という情報を受信したノードは、経路を再構築し、隣接ノードに今までの重み係数に+1を通知する。そして、APは新しいノードを登録する。
【0050】
あるパケットを送信元ノードから宛先ノードヘ送信し、経路表に宛先ノードが無い場合、経路登録パケットを宛先ノードに同報送信する。経路登録パケットを受信したノードは宛先ノードを経路表に持っていれば、送信元ノードヘ経路登録応答パケットを返却し、持っていなければ経路登録パケットを同報送信する。経路登録応答パケットを受信したら、その経路をある時間(10秒)維持する。送信元ノードは複数の経路登録応答パケットを受信、即ち、複数の経路がある場合、ホップ数で経路を選択するが、それが同じ場合はランダムにどちらかの経路を選択する。送信元ノードは選択した経路に対して経路登録確認パケットを宛先ノードに送信する。経路登録確認パケットを受信したノードはその経路をある時間(100秒)維持する。宛先ノードは経路登録確認パケットを受信した経路を選択する。
【0051】
図11は、本発明による無線ノードの構成図である。図11によれば、無線ノード1は、経路登録元ノードとしての機能を実現するために、広報パケット送信手段11と、広報応答パケット受信手段12と、中継ノード選択手段14と、経路登録パケット送信手段13と、経路登録応答パケット受信手段15とを有する。また、経路登録先ノードとしての機能を実現するために、経路登録手段16を更に有する。また、隣接ノードとしての機能を実現するために、広報パケット応答手段17も更に含む。経路表10及び中継ノード選択手段14を除く他の全ての手段は、通信手段18を介して、無線リンクを有する他の無線ノードと通信することができる。
【0052】
前述の説明と、図11の構成によって、本発明を、無線ノードのコンピュータを機能させる経路登録プログラムとして実現することもできる。また、そのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
【0053】
前述した本発明の種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
【0054】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の無線ノードの経路登録方法、その無線ノード、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体によれば、無線ノード間で送受信経路を一致させることができるので、障害の発生を両方のノードでほぼ同時に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の経路登録方法の第1のステップを表す構成図である。
【図2】従来の経路登録方法の第2のステップを表す構成図である。
【図3】従来の経路登録方法の第3のステップを表す構成図である。
【図4】本発明による経路登録方法を表す構成図である。
【図5】本発明による経路登録元ノード(WR1)のフローチャートである。
【図6】隣接ノード(WR3及びWR4)のフローチャートである。
【図7】中継ノード(WR3)のフローチャートである。
【図8】経路登録先ノード(WR2)のフローチャートである。
【図9】複数の中継ノードからなる経路登録方法を表す構成図である。
【図10】図9によって送受信されるパケットの内容を示すパケット構成図である。
【図11】本発明による無線ノードの構成図である。
【符号の説明】
1 無線ノード
10 経路表
11 広報パケット送信手段
12 広報応答パケット受信手段
13 経路登録パケット送信手段
14 中継ノード選択手段
15 経路登録応答パケット受信手段
16 経路登録手段
17 広報パケット応答手段
18 通信手段

Claims (16)

  1. 第1のノードと第2のノードとの間で送受信経路を一致させるための無線ノードの経路登録方法であって、
    各ノードは宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードを含む経路表を有し、
    前記第1のノードが、直接的に通信可能な1つ以上の隣接ノードへ、前記第2のノードを経路表に登録しているか否かを問い合わせる広報パケットを同報送信する第1のステップと、
    前記隣接ノードが、前記第2のノードを経路表に登録している場合、前記第1のノードへ広報応答パケットを送信する第2のステップと、
    前記第1のノードが、前記広報応答パケットを送信した1つ以上の前記隣接ノードの中から1つの隣接ノードを中継ノードとして選択する第3のステップと、
    前記第1のノードが、前記中継ノードへ、前記第2のノードを宛先とする経路登録パケットを送信する第4のステップと、
    前記第2のノードが、中継した隣接ノードから前記経路登録パケットを受信した際に、該隣接ノードを中継ノードとして前記第1のノードを経路表に登録する第5のステップと
    を有することを特徴とする無線ノードの経路登録方法。
  2. 前記第2のノードが、前記第1のノードへ送信すべき経路登録応答パケットを、経路表の前記第1のノードの中継ノードとなる隣接ノードへ送信する第6のステップを更に有することを特徴とする請求項1に記載の無線ノードの経路登録方法。
  3. 前記第1のノードが一定時間内に前記経路登録応答パケットを受信しなかった場合、
    前記第3のステップについて、前記第1のノードが、前記広報応答パケットを送信した前記1つ以上の隣接ノードの中から、他の隣接ノードを中継ノードとして選択し、更に、前記第4から前記第6のステップを繰り返すことを特徴とする請求項2に記載の無線ノードの経路登録方法。
  4. 前記第3のステップについて、選択される前記1つの隣接ノードは、前記第1のノードが時間的に最初に受信した前記広報応答パケットを送信した前記隣接ノードであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線ノードの経路登録方法。
  5. 前記経路表は、宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードと、その中継経路のメトリックとを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線ノードの経路登録方法。
  6. 前記メトリックは、ホップ数、中継ノードを通過するリンク数と関連する重み係数、伝送可能な帯域量、及び/又は無線リンクの通信品質であることを特徴とする請求項5に記載の無線ノードの経路登録方法。
  7. 前記第2のステップについて、前記広報応答パケットは、経路表に登録された前記第2のノードの前記メトリックを含んでおり、
    前記第3のステップについて、選択される前記1つの隣接ノードは、前記第2のノードの前記メトリックが最適なものであることを特徴とする請求項5又は6に記載の無線ノードの経路登録方法。
  8. 経路登録を所望する経路登録先ノードとの間で送受信経路を一致させるための無線ノードであって、
    宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードを含む経路表と、
    直接的に通信可能な1つの以上の隣接ノードへ、前記経路登録先ノードを経路表に登録しているか否かを問い合わせる広報パケットを同報送信する広報パケット送信手段と、
    前記広報パケットを受信した場合、前記経路登録先ノードを経路表に登録しているときは、前記広報パケットを送信した隣接ノードへ広報応答パケットを送信する広報応答パケット送信手段と、
    前記広報応答パケットを受信した場合、該広報応答パケットを送信した1つ以上のノードの中から1つの隣接ノードを中継ノードとして選択する中継ノード選択手段と、
    前記中継ノードへ、前記経路登録先ノードを宛先とする経路登録パケットを送信する経路登録パケット送信手段と、
    中継した隣接ノードから前記経路登録パケットを受信した場合、該隣接ノードを中継ノードとして前記経路登録元ノードを経路表に登録する経路登録手段と
    を有することを特徴とする無線ノード。
  9. 前記経路登録元ノードへ送信すべき経路登録応答パケットを、経路表の前記経路登録元ノードの中継ノードとなる隣接ノードへ送信する経路登録応答パケット送信手段を更に有することを特徴とする請求項8に記載の無線ノード。
  10. 一定時間内に前記経路登録応答パケットを受信しなかった場合、
    前記中継ノード選択手段について、前記広報応答パケットを送信した前記1つ以上の隣接ノードの中から、他の隣接ノードを中継ノードとして選択することを特徴とする請求項9に記載の無線ノード。
  11. 前記中継ノード選択手段について、選択される前記1つの隣接ノードは、前記第1のノードが時間的に最初に受信した前記広報応答パケットを送信した前記隣接ノードであることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の無線ノード。
  12. 前記経路表は、宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードと、その中継経路のメトリックとを有することを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の無線ノード。
  13. 前記メトリックは、ホップ数、中継ノードを通過するリンク数と関連する重み係数、伝送可能な帯域量、及び/又は無線リンクの通信品質であることを特徴とする請求項12に記載の無線ノード。
  14. 前記広報応答パケット送信手段について、前記広報応答パケットは、経路表に登録された前記第2のノードの前記メトリックを含んでおり、
    前記中継ノード選択手段について、選択される前記1つの隣接ノードは、前記経路登録先ノードの前記メトリックが最適なものであることを特徴とする請求項12又は13に記載の無線ノード。
  15. 宛先ノードと、該宛先ノードへの中継ノードとなる隣接ノードを含む経路表を有する無線ノードのコンピュータを、経路登録を所望する経路登録先ノードとの間で送受信経路を一致させるように機能させる経路登録プログラムであって、
    直接的に通信可能な1つの以上の隣接ノードへ、前記経路登録先ノードを経路表に登録しているか否かを問い合わせる広報パケットを同報送信する広報パケット送信手段と、
    前記広報パケットを受信した場合、前記経路登録先ノードを経路表に登録しているときは、前記広報パケットを送信した隣接ノードへ広報応答パケットを送信する広報応答パケット送信手段と、
    前記広報応答パケットを受信した場合、該広報応答パケットを送信した1つ以上のノードの中から1つの隣接ノードを中継ノードとして選択する中継ノード選択手段と、
    前記中継ノードへ、前記経路登録先ノードを宛先とする経路登録パケットを送信する経路登録パケット送信手段と、
    中継した隣接ノードから前記経路登録パケットを受信した場合、第隣接ノードを中継ノードとして前記経路登録元ノードを経路表に登録する経路登録手段として、無線ノードのコンピュータを機能させることを特徴とする経路登録プログラム。
  16. 請求項15に記載の経路登録プログラムを記録した記録媒体。
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