JP3797009B2 - Pwmインバータの出力電圧補償回路 - Google Patents

Pwmインバータの出力電圧補償回路 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直流電圧から交流電圧を得るPWMインバータにおいて、その上下アームの同時オンを防止するためのデッドタイムに起因して生じる誤差電圧(指令値に対する出力電圧の誤差)を補償するための出力電圧補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の出力電圧補償回路は、例えば「PWMインバータの電圧フィードバックについて(昭和59年 電気学会全国大会、475)」等により知られている。図5は、上述した従来の補償回路であり、以下、この図に基づいて構成及び動作を説明する。
【0003】
図5において、1は直流電源、2は半導体スイッチング素子T1〜T6及びこれらに逆並列接続された還流ダイオードからなる三相PWMインバータ(主回路)、3はU相補正回路、4はV相補正回路、5はW相補正回路である。V相補正回路4及びW相補正回路5の構成はU相補正回路3と同一であるため、U相補正回路3以外は内部構成の図示を省略してある。
【0004】
U相補正回路3は、パルス差分検出回路6、アップ・ダウンカウンタ7、フリップフロップ8、オンディレー回路9、U相のスイッチング素子T1,T4に対するゲート信号を生成して出力するゲート駆動回路10、インバータ2の出力側相電圧から直流電圧(直流電源1の電圧)の1/2の電圧レベルを検出する1/2レベル検出回路24から構成されている。
【0005】
U相補正回路3において、PWMインバータ2の上アームまたは下アームの電圧を1/2レベル検出回路24により検出し、その検出信号とU相のPWM指令パルスPWMU *とから、デッドタイム及びインバータ2の出力電流極性に起因する誤差電圧(指令パルスとアーム電圧(相電圧)との誤差電圧)をパルス差分検出回路6が検出する。
具体的には、パルス差分検出回路6が 誤差電圧分に相当する数のクロックCLKを検出し、このクロックCLKをアップ・ダウンカウンタ7に入力して誤差電圧分を積算し、次の上下アームのオンオフ切り替わり時に積算分を吐き出して誤差電圧を補償する方法である。つまり、アップ・ダウンカウンタ7は、吐き出し完了時に、その誤差電圧の極性に従ってキャリー(桁上げ)信号CYまたはボロー(桁下げ)信号BOをフリップフロップ8に出力する。
【0006】
次に、アーム電圧を直流電圧の1/2レベル検出回路24により検出しなければならない理由を説明する。
図6にインバータ2の主回路1アーム(例えばU相アーム)分の回路構成を、図7に指令パルス及びゲート信号のタイミングに応じた相電流及びアーム電圧の挙動を、図8に相電流が零近傍であるときのアーム電圧の挙動を、図9に還流ダイオードの等価回路をそれぞれ示す。
【0007】
まず、図6に示すアーム電圧vUNは、相電流iUに応じて図7(1),(2),(3)の如く変化する。この図において、デッドタイムTdの間は上下アームのゲート信号が何れもオフとなる。また、電流は継続するため、この期間に移行する前の相電流方向(以下、電流極性という)に応じて上下アームの何れか一方の還流ダイオードがオンすることでアーム電圧が決まる。そして、指令パルスによる電圧指令値と上記アーム電圧との差がデッドタイムTdに起因する誤差電圧となる。
【0008】
ここで、還流ダイオードがオンする速度、言い換えればアーム電圧の時間に対する変化率(以下、dv/dtという)は、相電流に対し一定であって相電流の大きさに比例すると仮定できる。
その理由は、還流ダイオードDが順方向で動作する時は、図9の如く接合容量Cjとオン抵抗Ronとの並列回路として模擬することができ、デッドタイムTdは微小時間であるため相電流は定電流とみなせる。この一定の相電流によって還流ダイオードDの接合容量Cjを充電していくため、アーム電圧の時間変化率dv/dtは一定であって充電電流つまり相電流の大きさに比例することが判る。
【0009】
仮に相電流がゼロ近傍であると、接合容量Cjの充電時間が長くなり、アーム電圧vUNは図7(3)のようにdv/dtが小さくなる。よって、誤差電圧は図7(1),(2)のほぼ半分となる。そして、この誤差電圧はdv/dtの変化が一定なので、直流電圧Edcの1/2のレベルでアーム電圧を検出することにより求めることが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、デッドタイム中の電流がゼロ近傍の時は、上下アームの還流ダイオードに流れる電流が小さくアーム電圧のdv/dtが小さい(ゆっくり変化する)ため、1/2レベル検出回路24によりアーム電圧を直流電圧の1/2として検出しないと補償量に大きな誤差を生じることがあった。この検出回路24は実際上、絶えず変化する直流電圧の1/2で動作する比較器として構成されるので、高価なものとならざるを得なかった。
そこで本発明は、直流電圧の1/2レベルの電圧検出を必要とせずに簡単かつ安価な構成で良好なデッドタイム補償を行えるようにした出力電圧補償回路を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
まず、アーム電圧のdv/dtが一定ならば、直流電圧の1/2レベルを検出することは、アーム電圧の変化時間の1/2の時間を検出することになる。そこで、上下アームのオン状態(5〜10V)を個別に検出し、これらの検出パルスの時間差を1/2にすれば直流電圧の1/2レベルで検出したと同様な誤差電圧を検出することができる。
【0012】
以下にその理由を詳述する。図8は、相電流がゼロ近傍の場合の指令パルス及びゲート信号のタイミングに応じたアーム電圧の挙動を示している。
この図8において、指令パルスPWMU *の立ち上がりからアーム電圧vUNが直流電圧Edcの1/2に達するまでの時間をt0とする。この時間t0は、補償すべき誤差電圧に相当する量である。
指令パルスPWMU *の立ち上がりから、アーム電圧vUNが下アームオン検出レベルに達するまでの時間をt1、アーム電圧vUNが下アームオン検出レベルに達してから上アームオン検出レベルに達するまでの時間をt2とすると、
0=t1+t2/2
の関係が成立する。そこで、t1計測時とt2計測時のクロック周波数の比を1:1/2にすると、時間t0に相当する計測クロック数は、t1・fCLK+t2・1/2・fCLKとなる(fCLK:クロック周波数)。
よって、時間t0に相当する量を(t1+t2/2)fCLKにより検出できることが判る(請求項1記載の発明に相当)。
【0013】
次に、図7、図8において、指令パルス、上アームゲート信号の変化、下アームゲート信号の変化、上アームオン検出結果、下アームオン検出結果、上下アームの還流ダイオードの動作と誤差電圧との関係を、指令パルスの立ち上がり(L→H)で見ることにする。
【0014】
図7(1)において、上下アーム双方がオフの区間(デッドタイム)には下アームの還流ダイオードがオンするため、上アームがオンするまでの間、誤差電圧が発生する。更に、上アームゲート信号の立ち上がり時にはまだ上アームオンは検出していない。
図7(2)において、上下アーム双方がオフの区間には上アーム還流ダイオードがオンするため、誤差電圧は発生していない。更に、上アームゲート信号の立ち上がり時にはすでに上アームオンを検出している。
図7(3)において、上下アーム双方がオフの区間には電流が小さいため還流モードであるが還流ダイオードが確実にオンしない。
【0015】
上述した図7(1),(2)の条件から、自アームのゲート信号の立ち上がり信号によって自アームのオン状態が判れば、誤差電圧が発生するか否かが判ることになる。つまりこの条件を用いて、補償量を補正すれば良いことが判る。補正方法としては、自アームの前回の状態が還流モードであった場合には補償量を積算しないことにする(請求項2,3,4記載の発明に相当)。
【0016】
すなわち、請求項1記載の発明を、後述する図1の実施形態に即して参照符号と共に述べると、PWMインバータ2の各相上アーム及び下アームのオンを検出する上アームオン検出回路11及び下アームオン検出回路12と、前記各検出回路11,12の検出信号から上下アームが何れもオフの区間であることを検出する上下アームオフ区間検出回路15と、前記上アームオン検出回路11及び下アームオン検出回路12の各検出信号が入力され、PWM指令パルスが上アームオン指令であるときに前記上アームオン検出回路11の検出信号を選択して出力する第1のデータセレクタ13と、第1のデータセレクタ13の出力信号とPWM指令パルスの反転信号とが入力され、前記上下アームオフ区間検出回路15による上下アームオフ検出時に前記PWM指令パルスの反転信号を選択して出力する第2のデータセレクタ14と、所定周波数のクロックとその1/2分周クロックと前記上下アームオフ区間検出回路15の検出信号とが入力され、前記上下アームオフ区間検出回路15による上下アームオフ検出時に前記1/2分周クロックを選択して出力する第3のデータセレクタ16と、前記PWM指令パルスと第2のデータセレクタ14の出力信号との差分に相当する数だけ、第3のデータセレクタ16の出力クロックを検出するパルス差分検出回路6と、前記パルス差分検出回路6から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタ7と、前記アップ・ダウンカウンタ7の桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップ8と、このフリップフロップ8の出力信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号(ゲート信号)を生成する駆動回路10と、を備えたものである。
【0017】
また、請求項2記載の発明を、後述する図2の実施形態に即して参照符号と共に述べると、PWMインバータ2の各相上アーム及び下アームのオンを検出する上アームオン検出回路11及び下アームオン検出回路12と、前記各検出回路11,12の検出信号から上下アームが何れもオフの区間であることを検出する上下アームオフ区間検出回路15と、上アームオン検出回路11の検出信号及び下アームオン検出回路12の検出信号の反転信号が入力され、デッドタイム補償後のPWM指令パルスが上アームオン指令であるときに前記上アームオン検出回路11の検出信号を選択して出力する第4のデータセレクタ25と、上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号の立ち上がりで前記上アームオン検出回路11及び下アームオン検出回路12の各検出信号をそれぞれホールドする上アーム還流モード検出回路22及び下アーム還流モード検出回路21と、前記上アーム駆動信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び下アーム還流モード検出回路21の検出信号が入力され、下アーム還流モード検出回路21による下アーム還流ダイオードオン検出時にデッドタイム補償後のPWMパルスを選択して出力する第5のデータセレクタ19と、前記下アーム駆動信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び上アーム還流モード検出回路22の検出信号が入力され、上アーム還流モード検出回路22による上アーム還流ダイオードオン検出時に前記下アーム駆動信号を選択して出力する第6のデータセレクタ20と、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及びその反転信号、並びに第5、第6のデータセレクタ19,20の出力信号が入力され、デッドタイム補償後のPWM指令パルスが上アームオン指令であるときに第5のデータセレクタ19の出力信号を選択して出力する第7のデータセレクタ26と、第4及び第7のデータセレクタ25,26の出力信号、及び前記上下アームオフ区間検出回路の検出信号が入力され、この上下アームオフ区間検出回路による上下アームオフ検出時に第7のデータセレクタ26の出力信号を選択して出力する第8のデータセレクタ27と、元のPWM指令パルスと第8のデータセレクタ27の出力信号との差分に相当する数だけクロックを検出するパルス差分検出回路6と、前記パルス差分検出回路6から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタ7と、前記アップ・ダウンカウンタ7の桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップ8と、このフリップフロップ8から出力されるデッドタイム補償後のPWM指令パルスを入力として上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号を出力するオンディレー回路9と、前記上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号を生成する駆動回路10と、を備えたものである。
【0018】
請求項3記載の発明を、後述する図3の実施形態に即して参照符号と共に述べると、PWMインバータ2の各相下アームのオンを検出する下アームオン検出回路12と、下アーム駆動信号の立ち上がりで前記下アームオン検出回路12の検出信号をホールドする下アーム還流モード検出回路21と、この下アーム還流モード検出回路21の検出信号とデッドタイム補償後のPWM指令パルスとが入力され、これらの両信号の論理が不一致であることを検出する不一致検出回路と、前記下アームオン検出回路12の検出信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び前記不一致検出回路の検出信号が入力され、この不一致検出回路による不一致検出時に前記デッドタイム補償後のPWM指令パルスを選択して出力する第9のデータセレクタ28と、元のPWM指令パルスと第9のデータセレクタ28の出力信号との差分に相当する数だけクロックを検出するパルス差分検出回路6と、前記パルス差分検出回路6から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタ7と、前記アップ・ダウンカウンタ7の桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップ8と、このフリップフロップ8から出力されるデッドタイム補償後のPWM指令パルスを入力として上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号を出力するオンディレー回路9と、前記上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号を生成する駆動回路10とを備えたものである。
【0019】
請求項4記載の発明を、後述する図4の実施形態に即して参照符号と共に述べると、PWMインバータ2の各相上アームのオンを検出する上アームオン検出回路11と、上アーム駆動信号の立ち上がりで前記上アームオン検出回路11の検出信号をホールドする上アーム還流モード検出回路22と、この上アーム還流モード検出回路22の検出信号とデッドタイム補償後のPWM指令パルスとが入力され、これらの両信号の論理が不一致であることを検出する不一致検出回路と、前記上アームオン検出回路12の検出信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び前記不一致検出回路の検出信号が入力され、この不一致検出回路による不一致検出時に前記デッドタイム補償後のPWM指令パルスを選択して出力する第9のデータセレクタ28と、元のPWM指令パルスと第9のデータセレクタ28の出力信号との差分に相当する数だけクロックを検出するパルス差分検出回路6と、前記パルス差分検出回路6から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタ7と、前記アップ・ダウンカウンタ7の桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップ8と、このフリップフロップ8から出力されるデッドタイム補償後のPWM指令パルスを入力として上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号を出力するオンディレー回路9と、前記上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号を生成する駆動回路10とを備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。まず、図1は請求項1に記載した発明の実施形態であり、図5と同一の構成要素には同一符号を付してある。なお、パルス差分検出回路6内の61,62はNOT回路、63,64はAND回路、フリップフロップ8内の81,82はNAND回路である。
【0021】
直流電源1には、三相PWMインバータ2が接続されている。このインバータ2はU相補正回路3A、V相補正回路4A及びW相補正回路5Aから出力されるゲート信号によりスイッチング素子T1〜T6が駆動され、直流電源1の電圧を交流電圧に変換する。以下では、U相補正回路3Aの構成及び動作を説明するが、他のV相補正回路4A及びW相補正回路5Aの構成、動作共に同様である。
【0022】
インバータ2のU相アーム電圧は、上アームオン検出回路11及び下アームオン検出回路12に入力され、各アームのオン時にそれぞれ上アームオン検出信号T1ist及び下アームオン検出信号T4istが出力される。これらの検出信号は、上下アーム双方のオフ区間を検出する上下アームオフ区間検出回路(OR回路)15と第1のデータセレクタ13へ入力される。
第1のデータセレクタ13は、NOT回路131、AND回路132,133、OR回路134からなり、U相のPWM指令パルスPWMU *が上アームオン指令である時に上アームオン検出信号T1istを選択するように構成されている。
【0023】
そして、データセレクタ13の選択出力信号は、NOT回路141、AND回路142,143、OR回路144からなる第2のデータセレクタ14に入力される。また、上下アームオフ区間検出回路15の出力は、第2のデータセレクタ14及び第3のデータセレクタ16に入力される。なお、第3のデータセレクタ16は、NOT回路161、AND回路162,163、OR回路164から構成されている。
第2のデータセレクタ14は、上下アームのオフ区間中はパルス差分検出回路6を経たPWM指令パルスPWMU *の反転信号を選択して出力し、上下アームの何れか一方がオンしている時は前段の第1のデータセレクタ13の選択値を選択して出力する。
【0024】
一方、発振器17から出力されるクロックは1/2分周器18とデータセレクタ16内のAND回路163とに入力されている。また、1/2分周器18から出力されるクロックは、データセレクタ16内のAND回路162に入力される。
データセレクタ16には上下アームオフ区間検出回路15の出力信号が加えられているので、上下アームのオフ区間中は1/2分周器18のクロックを選択して出力し、上下アームの何れか一方がオンしている時は発振器17のクロックを選択して出力する。
【0025】
データセレクタ14,16の出力は、パルス差分検出回路6に入力されている。このパルス差分検出回路6では、上下アームのオフ区間中は、1/2分周器18からのクロック(周波数が正規のクロックの1/2)と差分検出用信号とを積算するためにPWM指令パルスPWMU *の反転信号を出力し、上下アームの何れか一方がオンしている時は、発振器17から出力される正規のクロックと自アームのオン検出信号とから、誤差電圧に相当する数のクロックを得て出力する。このクロックはアップ・ダウンカウンタ7により積算され、アップ・ダウンカウンタ7はその積算結果でフリップフロップ8をセット/リセットし、デッドタイム補償をしたPWM指令パルスを生成する。
上記PWM指令パルスはオンディレー回路9に入力され、上下アームに対するゲート信号が生成される。これらのゲート信号はゲート駆動回路10へ入力され、インバータ2のU相のスイッチング素子を駆動するゲート信号が生成されて出力される。
【0026】
次に、請求項2に記載した発明の実施形態を図2に示す。図1の実施形態と重複する部分は割愛し、異なる部分を中心に説明する。なお、図1と同一の構成要素には同一符号を付してある。
【0027】
図2において、3BはU相補正回路、4BはV相補正回路、5BはW相補正回路であり、U相補正回路3Bにおいて、21は下アームオン検出信号T4istが入力されるフリップフロップからなる還流モード検出回路、22は上アームオン検出信号T1istが入力されるフリップフロップからなる還流モード検出回路である。これらの検出回路21,22は、前回が還流モードであった否かを検出する。便宜上、検出回路21を下アーム還流モード検出回路、検出回路22を上アーム還流モード検出回路という。
【0028】
25は第4のデータセレクタであり、デッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **と、上アームオン検出信号T1ist及び下アームオン検出信号T4istが入力されている。このデータセレクタ25は、NOT回路251、AND回路252,253、OR回路254から構成されている。
また、19は下アーム還流モード検出回路21の検出信号が入力される第5のデータセレクタであり、NOT回路191、AND回路192,193、OR回路194から構成されている。更に、20は上アーム還流モード検出回路22の検出信号が入力される第6のデータセレクタであり、NOT回路201、AND回路202,203、OR回路204から構成されている。
【0029】
26は第7のデータセレクタであり、デッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **とその反転信号、並びに、第5、第6のデータセレクタ19,20の出力信号が入力される。このデータセレクタ26は、AND回路262,263、OR回路264から構成されている。
また、27は第8のデータセレクタであり、上下アームオフ区間検出回路15の出力信号と、第4、第7のデータセレクタ25,26の出力信号が入力される。このデータセレクタ27は、NOT回路271、AND回路272,273、OR回路274から構成されている。
【0030】
本実施形態が図1の実施形態と異なる部分は、クロック周波数を一定とし、上下アームのゲート駆動信号と上下アームのオン検出信号を用いて誤差電圧に相当する時間を補正した点にある。以下、この点について説明する。
【0031】
オンディレー回路9の出力である上下アームのゲート駆動信号T1 *,T4 *の立ち上がりで、上アームオン検出回路11からの上アームオン検出信号T1ist及び下アームオン検出回路12からの下アームオン検出信号T4istに基づき、上アーム基準での還流モード検出回路22及び下アーム基準での還流モード検出回路21により、前回が還流モードであった否かを検出する。
これらの検出結果により、誤差電圧に相当する信号をデータセレクタ19,20により選択し、これらの選択値がデータセレクタ26に入力される。データセレクタ26は、フリップフロップ8の出力であるデッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **の極性に従って選択した信号を出力する。
【0032】
一方、データセレクタ25は、デッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **の極性に応じて、上アームオン検出信号T1istまたは下アームオン検出信号T4istを選択して出力する。
上下アームオフ区間検出回路15の出力信号と、データセレクタ25,26の選択した信号とはデータセレクタ27に入力されており、上下アームのオフ区間中は、前回還流モードか否かの判別結果により補償量を補正する量の誤差信号を出力する。これ以降の動作は、図1の実施形態と同様である。
【0033】
次いで、請求項3に記載した発明の実施形態を図3に示す。図1または図2の実施形態と重複する部分は割愛し、以下では異なる部分を中心に説明する。
図3において、3CはU相補正回路、4CはV相補正回路、5CはW相補正回路であり、U相補正回路3Cにおいて、下アーム還流モード検出回路21から出力される検出信号はEX−OR回路からなる不一致検出回路23に入力され、その出力は第9のデータセレクタ28に入力されている。このデータセレクタ28は、NOT回路281、AND回路282,283、OR回路284から構成されている。
【0034】
なお、不一致検出回路23にはフリップフロップ8からのデッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **も入力されている。
この実施形態が図1、図2の実施形態と異なる部分は、下アームのゲート駆動信号及び下アームのオン検出信号により誤差電圧に相当する信号を補正するようにした点にある。以下、この点について説明をする。
【0035】
オンディレー回路9の出力である下アームのゲート駆動信号T4 *の立ち上がりで、下アームオン検出信号T4istから下アーム還流モード検出回路21により前回が還流モードであったか否かを検出する。この検出結果とデッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **との不一致を不一致検出回路23により検出する。この時、不一致が検出されたとすると還流モードが発生していたことになる。データセレクタ28は、不一致検出回路23の出力信号により、誤差電圧分を検出するパルスとして下アームオン検出信号T4istかデッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **の何れかを選択する。この選択により、不要な補償量が削減される。これ以降の動作は、図1の実施形態と同様である。
【0036】
次に、請求項4に記載した発明の実施形態を図4に示す。図1〜図3の実施形態と重複する部分は割愛し、以下では異なる部分を中心に説明する。
図4において、3DはU相補正回路、4DはV相補正回路、5DはW相補正回路であり、U相補正回路3Dにおいて、上アーム還流モード検出回路22から出力される検出信号は不一致検出回路23に入力され、その出力はデータセレクタ28に入力されている。なお、前記同様に不一致検出回路23にはデッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **も入力されている。
この実施形態が図1〜図3の実施形態と異なる部分は、上アームのゲート駆動信号及び上アームのオン検出信号により誤差電圧に相当する信号を補正した点にある。以下、この点について説明をする。
【0037】
オンディレー回路9の出力である上アームのゲート駆動信号T1 *の立ち上がりで、上アームオン検出信号T1istから上アーム還流モード検出回路22により前回が還流モードであったか否かを検出する。この検出結果とデッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **との不一致を不一致検出回路23により検出する。この時、不一致が検出されたとすると還流モードが発生していたことになる。データセレクタ28は、不一致検出回路23の出力信号により、誤差電圧分を検出するパルスとして上アームオン検出信号T1istかデッドタイム補償後のPWM指令パルスPWMU **の何れかを選択する。この選択により、不要な補償量が削減される。これ以降の動作は、図1の実施形態と同様である。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、(1)上下アームオフ区間の誤差検出信号を1/2とし、(2)上下アームオフ区間の補償量を、自アームの前回の状態が還流モードである場合には積算しないこととしたため、従来のように直流電圧の1/2レベルを検出する高価な比較器を不要とし、比較的安価な構成により良好なデッドタイム補償、出力電圧補償を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明の実施形態を示す回路構成図である。
【図2】請求項2に記載した発明の実施形態を示す回路構成図である。
【図3】請求項3に記載した発明の実施形態を示す回路構成図である。
【図4】請求項4に記載した発明の実施形態を示す回路構成図である。
【図5】従来技術を示す回路構成図である。
【図6】図5におけるインバータの主回路一アーム分を示す回路構成図である。
【図7】従来技術の動作説明図である。
【図8】従来技術の動作説明図である。
【図9】還流ダイオードの等価回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源
2 三相PWMインバータ
3A,3B,3C,3D U相補正回路
4A,4B,4C,4D V相補正回路
5A,5B,5C,5D W相補正回路
6 パルス差分検出回路
7 アップ・ダウンカウンタ
8 フリップフロップ
9 オンディレー回路
10 ゲート駆動回路
11 上アームオン検出回路
12 下アームオン検出回路
13,14,16,19,20,25,26,27,28 データセレクタ
15 上下アームオフ区間検出回路
17 発振器
18 1/2分周器
21,22 還流モード検出回路
61,62,131,141,161,191,201,251,271,281 NOT回路
63,64,132,133,142,143,162,163,192,193,202,203,252,253,262,263,272,273,282,283 AND回路
81,82 NAND回路
134,144,164,194,204,254,264,274,284 OR回路

Claims (4)

  1. PWMインバータの上下アームの同時オン防止用のデッドタイムに起因して生じる誤差電圧を補償するための出力電圧補償回路において、
    インバータの各相上アーム及び下アームのオンを検出する上アームオン検出回路及び下アームオン検出回路と、
    前記各検出回路の検出信号から上下アームが何れもオフの区間であることを検出する上下アームオフ区間検出回路と、
    前記上アームオン検出回路及び下アームオン検出回路の各検出信号が入力され、PWM指令パルスが上アームオン指令であるときに前記上アームオン検出回路の検出信号を選択して出力する第1のデータセレクタと、
    第1のデータセレクタの出力信号とPWM指令パルスの反転信号とが入力され、前記上下アームオフ区間検出回路による上下アームオフ検出時に前記PWM指令パルスの反転信号を選択して出力する第2のデータセレクタと、
    所定周波数のクロックとその1/2分周クロックと前記上下アームオフ区間検出回路の検出信号とが入力され、前記上下アームオフ区間検出回路による上下アームオフ検出時に前記1/2分周クロックを選択して出力する第3のデータセレクタと、
    前記PWM指令パルスと第2のデータセレクタの出力信号との差分に相当する数だけ、第3のデータセレクタの出力クロックを検出するパルス差分検出回路と、
    前記パルス差分検出回路から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタと、
    前記アップ・ダウンカウンタの桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップと、
    このフリップフロップの出力信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号を生成する駆動回路と、
    を備えたことを特徴とするPWMインバータの出力電圧補償回路。
  2. PWMインバータの上下アームの同時オン防止用のデッドタイムに起因して生じる誤差電圧を補償するための出力電圧補償回路において、インバータの各相上アーム及び下アームのオンを検出する上アームオン検出回路及び下アームオン検出回路と、
    前記各検出回路の検出信号から上下アームが何れもオフの区間であることを検出する上下アームオフ区間検出回路と、
    上アームオン検出回路の検出信号及び下アームオン検出回路の検出信号の反転信号が入力され、デッドタイム補償後のPWM指令パルスが上アームオン指令であるときに前記上アームオン検出回路の検出信号を選択して出力する第4のデータセレクタと、
    上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号の立ち上がりで前記上アームオン検出回路及び下アームオン検出回路の各検出信号をそれぞれホールドする上アーム還流モード検出回路及び下アーム還流モード検出回路と、
    前記上アーム駆動信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び下アーム還流モード検出回路の検出信号が入力され、下アーム還流モード検出回路による下アーム還流ダイオードオン検出時にデッドタイム補償後のPWMパルスを選択して出力する第5のデータセレクタと、
    前記下アーム駆動信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び上アーム還流モード検出回路の検出信号が入力され、上アーム還流モード検出回路による上アーム還流ダイオードオン検出時に前記下アーム駆動信号を選択して出力する第6のデータセレクタと、
    デッドタイム補償後のPWM指令パルス及びその反転信号、並びに第5、第6のデータセレクタの出力信号が入力され、デッドタイム補償後のPWM指令パルスが上アームオン指令であるときに第5のデータセレクタの出力信号を選択して出力する第7のデータセレクタと、
    第4及び第7のデータセレクタの出力信号、及び前記上下アームオフ区間検出回路の検出信号が入力され、この上下アームオフ区間検出回路による上下アームオフ検出時に第7のデータセレクタの出力信号を選択して出力する第8のデータセレクタと、
    元のPWM指令パルスと第8のデータセレクタの出力信号との差分に相当する数だけクロックを検出するパルス差分検出回路と、
    前記パルス差分検出回路から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタと、
    前記アップ・ダウンカウンタの桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップと、
    このフリップフロップから出力されるデッドタイム補償後のPWM指令パルスを入力として上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号を出力するオンディレー回路と、
    前記上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号を生成する駆動回路と、
    を備えたことを特徴とするPWMインバータの出力電圧補償回路。
  3. PWMインバータの上下アームの同時オン防止用のデッドタイムに起因して生じる誤差電圧を補償するための出力電圧補償回路において、
    インバータの各相下アームのオンを検出する下アームオン検出回路と、
    下アーム駆動信号の立ち上がりで前記下アームオン検出回路の検出信号をホールドする下アーム還流モード検出回路と、
    この下アーム還流モード検出回路の検出信号とデッドタイム補償後のPWM指令パルスとが入力され、これらの両信号の論理が不一致であることを検出する不一致検出回路と、
    前記下アームオン検出回路の検出信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び前記不一致検出回路の検出信号が入力され、この不一致検出回路による不一致検出時に前記デッドタイム補償後のPWM指令パルスを選択して出力する第9のデータセレクタと、
    元のPWM指令パルスと第9のデータセレクタの出力信号との差分に相当する数だけクロックを検出するパルス差分検出回路と、
    前記パルス差分検出回路から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタと、
    前記アップ・ダウンカウンタの桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップと、
    このフリップフロップから出力されるデッドタイム補償後のPWM指令パルスを入力として上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号を出力するオンディレー回路と、
    前記上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号を生成する駆動回路と、
    を備えたことを特徴とするPWMインバータの出力電圧補償回路。
  4. PWMインバータの上下アームの同時オン防止用のデッドタイムに起因して生じる誤差電圧を補償するための出力電圧補償回路において、
    インバータの各相上アームのオンを検出する上アームオン検出回路と、
    上アーム駆動信号の立ち上がりで前記上アームオン検出回路の検出信号をホールドする上アーム還流モード検出回路と、
    この上アーム還流モード検出回路の検出信号とデッドタイム補償後のPWM指令パルスとが入力され、これらの両信号の論理が不一致であることを検出する不一致検出回路と、
    前記上アームオン検出回路の検出信号、デッドタイム補償後のPWM指令パルス及び前記不一致検出回路の検出信号が入力され、この不一致検出回路による不一致検出時に前記デッドタイム補償後のPWM指令パルスを選択して出力する第9のデータセレクタと、
    元のPWM指令パルスと第9のデータセレクタの出力信号との差分に相当する数だけクロックを検出するパルス差分検出回路と、
    前記パルス差分検出回路から出力されるクロックを前記差分に応じてアップ・ダウンカウントするアップ・ダウンカウンタと、
    前記アップ・ダウンカウンタの桁上げ・桁下げ信号により動作するフリップフロップと、
    このフリップフロップから出力されるデッドタイム補償後のPWM指令パルスを入力として上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号を出力するオンディレー回路と、
    前記上アーム駆動信号及び下アーム駆動信号に基づいて前記PWMインバータの半導体スイッチング素子に対する駆動信号を生成する駆動回路と、
    を備えたことを特徴とするPWMインバータの出力電圧補償回路。
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