JP3796839B2 - 長尺材料の仕分け装置 - Google Patents

長尺材料の仕分け装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本の重なり合った長尺材料のなかから一本ずつ仕分けする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋼管等の長尺材料を一本ずつ仕分けする装置としては、実公平7−26251号公報や、特開平7−81764号公報に開示された装置がある。
このうち前者の実公平7−26251号公報に開示されたものは、図5に示すように、棒材供給部1から供給される複数の棒材2の中から一本の棒材2の一端を分離する一端分離部3と、この一端分離部3で分離した棒材2と残りの棒材2の間にセパレータ4aを挿入し長手方向に他端まで分離する全分離部4と、この全分離部4で分離する時に前記一端分離部3で分離した棒材2の一端をクランプするクランプ部5を備えた棒材自動取り出し装置において、以下の特徴を有するものである。
【0003】
すなわち、前記セパレータ4aの供給側にそのセパレータ4aの手前に谷部分6aを持つ傾斜棚6を配置し、また、前記一端分離部3は、外周の複数箇所に切欠溝3aaを持ち、その溝深さが前記傾斜棚6のほぼ谷部分6aにあるように配置した分離円板3aを有し、1つの切欠溝3aaに棒材2の一端を落とし込んで回転することにより、前記棒材供給部1から供給される複数の棒材2の中から一本の棒材2の一端を分離すると共に、次の切欠溝3aaに次の棒材2を落とし込んで待機させ、さらに、前記全分離部4は、2つのスプロケットに巻き掛けられたチェーンに回転可能に設けられ、複数の円板単体又は円板とその円板の排出側に配置され先端が細く成形されたテーパーローラからなるセパレータ4aを有し、前記スプロケットに沿った前記チェーンの回転上昇の動きによって前記一端分離した棒材2と残りの棒材2間に前記セパレータ4aを挿入し、前記スプロケット間の前記チェーンの直線状の動きによって前記セパレータ4aを走行させて、前記一端分離した棒材2の他端側を前記傾斜棚6の谷部分6aから上方に持ち上げながら、前記残りの棒材2の中から分離するものである。
【0004】
また、後者の特開平7−81764号公報に開示されたものは、図6に示すように、搬送ラインの所定位置で軸と直角方向に搬送されてくる長尺材料11を、シリンダー12aのロッドの突出動作により起立揺動させて停止させる複数のストッパー12と、これらストッパー12で停止された長尺材料11のうちの複数本をシリンダー14aのロッドの退入動作により持ち上げてその基端枢支部側へ移動させ、装置の中央部に配置された後述する取り出し装置13に長尺材料11の中央部を押し付ける複数の入口揺動スキッド14と、これら入口揺動スキッド14によって押し付けられた長尺材料11のうちの1本の中央部を保持し、モータ13aによる所定角度の回転でこの中央部のみ下流側に取り出す取り出し装置13と、この取り出し装置13による取り出し時、前記押し付けられた残りの長尺材料11を前記入口揺動スキッド14上に払い落とすべく取り出し装置13の上方位置に近接配置された押さえ装置15と、前記取り出し装置13の両側に所定の間隔を存して複数対配設され、取り出し装置13によって中央部のみ下流側に取り出した長尺材料11をシリンダー16aのロッドの突出動作により順次その両端に向かって下流側に取り出してゆく仕分けキッカー16とで構成されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の装置では、重なり合った状態の複数の長尺材料を、前者の場合には分離円板の、また、後者の場合には取り出し装置の溝に押し付けることで、前記溝にただ一本だけ引っ掛けて仕分けするものであるため、複数の長尺部材のうちの前記溝で引っ掛ける部分の重なり具合によっては、一本の長尺材料のみを確実に引っ掛けることができず、搬送トラブルを引き起こす場合があった。
【0006】
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、重なり合った状態の複数の長尺材料を確実に一本ずつ仕分けする装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明では、重なり合った状態で軸と直角方向に搬送されてくる複数の長尺材料の片端を一列に整列させるピンチベルトと、このピンチベルトにより片端を一列に整列された長尺材料の先頭を受け止めるストッパーと、このストッパーで受け止められた先頭の長尺材料とこれに続く残りの長尺材料の間に挿入され、前記ストッパーとで先頭の長尺材料を挟持する楔形爪と、これら楔形爪及びストッパーを一体的に移動させるスライド機構を設けることとしている。そして、このように構成することで、重なり合った状態で軸と直角方向に搬送されてくる複数の長尺材料を、確実に一本ずつ仕分けすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の長尺材料の仕分け装置は、重なり合った状態で軸と直角方向に搬送されてくる複数の長尺材料を一本ずつ仕分ける装置において、搬送ラインの終端部一方側に配置され、前記複数の長尺材料の片端を一列に整列させるべく搬送ラインの上下に配置された対をなすピンチベルトと、このピンチベルトの出口部近傍にピンチベルトと並列配置され、前記片端を一列に整列された長尺材料の先頭を受け止めるストッパーと、このストッパーで受け止められた先頭の長尺材料とこれに続く残りの長尺材料の間に挿入され、前記ストッパーとで先頭の長尺材料を挟持する楔形爪と、これら楔形爪及びストッパーを一体的に移動させるスライド機構と、このスライド機構により移動されてきた前記先頭の長尺材料を受け取り、この長尺材料の片端をさらに残りの長尺材料の片端から引き離す搬送機構と、この搬送機構の終端部に所定の間隔を存して複数基並列配置され、搬送機構によって片端のみ引き離した先頭の長尺材料を順次その他端に向かって残りの長尺材料から引き離してゆく分離キッカーを備えたことを要旨としている。
【0009】
そして、必要に応じて、上下に配置された対をなすピンチベルトに代えて、搬送ラインとこの上方に配置するピンチベルトで長尺材料の片端を一列に整列させるようにしたり、また、対をなすピンチベルトのうちの上方に配置したピンチベルト、あるいは、搬送ラインの上方に配置したピンチベルトを、所定以上の力が作用した時に上方に退避可能なように上方への退避機構を備えさせるか、あるいは、対をなすピンチベルトのうちの上方に配置したピンチベルト、あるいは、搬送ラインの上方に配置したピンチベルトを、下方に配置したピンチベルト、あるいは、搬送ラインに対して接離昇降が可能なように昇降機構を備えさせたり、さらに、ストッパーを楔形爪に対して接離移動が可能なように、接離移動機構を備えさせたりしているのである。
【0010】
本発明の長尺材料の仕分け装置によれば、重なり合った状態で軸と直角方向に搬送されてくる複数の長尺材料は、ピンチベルトによって片端を一列に整列される。そして、片端を一列に整列された長尺材料は、ストッパーでその先頭が受け止められた後、先頭の長尺材料とこれに続く残りの長尺材料の間に挿入された楔形爪とで挟持され、スライド機構によって搬送機構まで移動される。搬送機構では、先頭の長尺材料の片端をさらに残りの長尺材料の片端から引き離し、この片端を引き離された先頭の長尺材料は、分離キッカーによって順次その他端側が残りの長尺材料から引き離されて完全に仕分けされる。
【0011】
この時、対をなすピンチベルトのうちの上方に配置したピンチベルト、あるいは、搬送ラインの上方に配置したピンチベルトを、所定以上の力が作用した時に上方に退避可能なように上方への退避機構を備えさせておけば、先頭の長尺材料とこれに続く残りの長尺材料の間に楔形爪を挿入した時に、残りの長尺材料が後方に移動し易くなって、楔形爪の挿入が容易に行える。
【0012】
また、対をなすピンチベルトのうちの上方に配置したピンチベルト、あるいは、搬送ラインの上方に配置したピンチベルトを、下方に配置したピンチベルト、あるいは、搬送ラインに対して接離昇降が可能なように昇降機構を備えさせたり、ストッパーを楔形爪に対して接離移動が可能なように、接離移動機構を備えさせれば、長尺材料の外径の変化にも容易に対応できる。この場合、昇降機構を駆動して楔形爪の挿入時に前記ピンチベルトを上昇させれば、楔形爪の挿入も容易に行うことができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の長尺材料の仕分け装置を図1〜図4に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の長尺材料の仕分け装置の要部を示す正面図、図2は図1の平面図、図3は本発明の長尺材料の仕分け装置の他の実施例の要部を示す正面図、図4は図3の平面図である。
【0014】
図1及び図2において、21は所定の間隔を存して複数基並列状に配置された搬送ベルトであり、鋼管22を重なり合った状態のまま軸と直角方向に搬送するものである。
【0015】
23a,23bは複数基の搬送ベルト21の終端部一方側に、搬送ベルト21の搬送面を挟むように上下に配置された2基で対をなすピンチベルトであり、図示しないモータにより搬送ベルト21と同方向に同期して回転駆動されている。従って、これらピンチベルト23a,23bの対向する平行部における間隔を鋼管22の外径と略同じとなすことで、搬送ベルト21上を搬送されてきた複数の鋼管22の片端がピンチベルト23a,23bにピンチされた状態でその回転方向に順次送り出されて、一列に整列される。
【0016】
この時、ピンチベルト23a,23bの入口側(図1における左側)を、ピンチベルト23a,23bの進行方向に向けて先窄まり状に形成しておけば、鋼管22がクロス状に重なり合っている場合でも順次送り出されて、確実に一列に整列することができる。
【0017】
本実施例では、異なる外径の鋼管22であっても容易に対処できるように、上方のピンチベルト23aを、昇降機構である例えばエアーシリンダ24によって下方のピンチベルト23bに対して接離昇降が可能なようにしたものを開示している。
【0018】
25は前記ピンチベルト23a,23bの出口部近傍に、ピンチベルト23a,23bと並列に配置されたストッパーであり、ピンチベルト23a,23bによって片端を一列に整列された鋼管22の先頭を受け止めるものである。
【0019】
26は前記ストッパー25により受け止められた先頭の鋼管22aとこれに続く残りの鋼管22の間に、例えばエアーシリンダー27のロッドの突出移動によって下方から挿入される楔形爪であり、この楔形爪26の挿入により、先頭の鋼管22aとこれに続く残りの鋼管22を確実に分離しつつ、先頭の鋼管22aをストッパー25とで挟持する。この時、エアーシリンダー24のロッドを退入動作させて上方のピンチベルト23aを上昇させれば、残りの鋼管22が後方に移動し易くなって、楔形爪26の挿入が容易に行える。また、この楔形爪26の挿入時、先頭の鋼管22aが上方へ逃げないようにするため、本実施例では、図1に示すように、ストッパー25の前面に勾配を設け、上方程突出させたものを開示している。
【0020】
前記したストッパー25と楔形爪26によって先頭の鋼管22aを挟持するものであるから、ストッパー25と楔形爪26の間隔は、搬送されてくる鋼管22の外径と同じ間隔となるように予め設定されている。本実施例では異なる外径の鋼管22であっても対処可能なように、ストッパー25を楔形爪26に対して接離移動が可能なように構成したものを開示している。この接離移動機構として、本実施例では、モータ28の出力軸の回転をねじ軸29に伝え、このねじ軸29の正逆回転によりこれに螺合するストッパー25が楔形爪26に対して接離移動するものを示している。なお、30はガイドロッドである。
【0021】
また、前記ストッパー25と楔形爪26はスライド機構を構成する例えばスライドベース31上に載置され、エアーシリンダー32のロッドの出退動によって、先頭の鋼管22aを挟持した状態でピンチベルト23a,23bによる送り方向に一体的に移動し、次の搬送機構33に受け渡しができるようになっている。
【0022】
搬送機構33は、例えば回転円板33aと、この回転円板33aを所定の角度ずつ回転させるモータ33bとで構成され、回転円板33aは、外周における等角度位置例えば3か所に、鋼管22受入れ用のL字状の溝33aaが形成されたものである。そして、前記エアーシリンダー32のロッドの退入動作によって移動されてきた前記先頭の鋼管22aの片端をL字状の溝33aaに受け取った後、モータ33bを回転させて回転円板33aの外周軌道に沿って前方に移動させ、残りの鋼管22の片端からさらに引き離す。なお、図1の33cはL字状溝33aa内の鋼管22を移動させる際に、鋼管22がL字状溝33aaから外れないようにするためのガイド板である。
【0023】
34は前記搬送機構33の終端部に、図2に示すように、搬送機構33と並列状に所定の間隔を存して複数基配置された分離キッカーであり、例えばエアーシリンダー35のロッドの出退動によって下流側の端部を支点34aとしてそれぞれが上下揺動する。そして、前記したように、搬送装置33によって残りの鋼管22の片端からさらに引き離した先頭の鋼管22aを、片端側(図2の左側)から他端側(図2の右側)に向かって、順次、エアーシリンダー35のロッドを突出動作させて分離キッカー34を上昇揺動させることにより、先頭の鋼管22aを全長にわたって残りの鋼管22から完全に仕分けする。
【0024】
本発明の長尺材料の仕分け装置は上記したような構成であり、次に、この仕分け装置を用いて、重なり合った状態のまま軸と直角方向に、搬送ベルト21上を搬送されてくる鋼管22を一本ずつ仕分けする方法について説明する。
【0025】
先ず、仕分ける鋼管22の外径に合わせて、上下のピンチベルト23a,23bの対向する平行部における間隔、及び、ストッパー25と楔形爪26の間隔を予め設定しておく。
上記したように設定した上下のピンチベルト23a,23bを搬送ベルト21と同方向に駆動すれば、搬送ベルト21上を重なり合った状態で軸と直角方向に送られてくる鋼管22は、上下のピンチベルト23a,23b間の先窄まり部によって、その片端を一列に整列されながら上下のピンチベルト23a,23bの平行部に送り込まれる。
【0026】
片端を一列に整列された鋼管22は、先頭の鋼管22aの片端がストッパー25により受け止められるまで上下のピンチベルト23a,23bによって上下からピンチされた状態で移動される。そして、先頭の鋼管22aの片端がストッパー25によって受け止められると、図示しないセンサーがこれを検知し、エアーシリンダー27のロッドが突出動作して楔形爪26を上昇させ、先頭の鋼管22aの片端と残りの鋼管22の片端を確実に分離する。この時、エアーシリンダー24のロッドを退入動作させて上方のピンチベルト23aを若干上方に移動させることで、残りの鋼管22の片端が後方に移動し易くなって、楔形爪26の挿入が容易に行える。
【0027】
楔形爪26の挿入によって先頭の鋼管22aの片端はストッパー25とで挟持され、この状態で、エアーシリンダー32のロッドを退入動作させて先頭の鋼管22aの片端を搬送方向に移動し、回転円板33aのL字状溝33aaに送り込む。
先頭の鋼管22aの片端がL字状溝33aaに送り込まれると、モータ33bを駆動し、回転円板33aを例えば120°回転させる。これにより、先頭の鋼管22aの片端は図1のX点よりY点に移動し、残りの鋼管22の片端からさらに引き離される。
【0028】
次に、エアーシリンダー35を搬送機構33側のものから順次駆動して、先頭の鋼管22aを片端側から他端側に向かって順次蹴り上げてゆく。これにより、先頭の鋼管22aは残りの鋼管22から引き離されて完全に仕分けされる。
【0029】
本発明の長尺材料の仕分け装置は上記した図1,図2に示す構成のものに限らないことは言うまでもない。例えば、図3及び図4に示すように、上下に配置された対をなすピンチベルト23a,23bに代えて、搬送ベルト21とこの上方に配置するピンチベルト23cで鋼管22の片端を一列に整列させるようにしたものでもよい。
【0030】
なお、この図3及び図4に示す本発明の長尺材料の仕分け装置では、その他の構成は図1及び図2に示す仕分け装置と同じであり、従って、この仕分け装置を用いて仕分ける方法も図1及び図2に示す仕分け装置を用いた場合と同様である。
【0031】
図1〜図4に示す仕分け装置では、ピンチベルト23a,23cをエアーシリンダー24によって上下昇降可能に、また、ストッパー25をモータ28によって楔形爪26に対して接離移動可能に構成し、鋼管22の外径の変化に容易に対応できるものを開示したが、仕分けする鋼管22の外径が1種類だけであるならば、ピンチベルト23a,23cの位置やストッパー25の楔形爪26に対する位置は固定でもよい。この場合、ピンチベルト23a,23cに所定以上の力が作用した時に、ピンチベルト23a,23cが上方に退避可能なように上方への退避機構、例えばバッファーを備えさせておけば、楔形爪26の挿入が容易に行える。
【0032】
また、本実施例ではピンチベルト23a,23cの昇降、楔形爪26の昇降、ストッパー25と楔形爪26の移動、分離キッカー34の上下揺動にエアーシリンダー24,27,32,35を使用したものを開示したが、同様の作用を行うものであるならば、モータとねじ軸を用いた親ねじ送り機構等の適宜の機構を採用してもよい。これはストッパー25の接離移動機構も同様である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の長尺材料の仕分け装置によれば、重なり合った状態の複数の長尺材料を確実に一本ずつ仕分けすることができるので、搬送トラブルを大幅に減少させることができる。また、本発明の長尺材料の仕分け装置では、先頭の長尺材料と残りの長尺材料の分離を2段階で行っているので、装置全体としてのサイクルタイムを短縮でき、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長尺材料の仕分け装置の要部を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の長尺材料の仕分け装置の他の実施例の要部を示す正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】実公平7−26251号公報に開示された棒材自動取り出し装置の説明図である。
【図6】特開平7−81764号公報に開示された長尺材の材料取り出し装置の説明図である。
【符号の説明】
21 搬送ベルト
22 鋼管
23a ピンチベルト
23b ピンチベルト
23c ピンチベルト
24 エアーシリンダー
25 ストッパー
26 楔形爪
27 エアーシリンダー
28 モータ
29 ねじ軸
31 スライドベース
32 エアーシリンダー
33 搬送機構
34 分離キッカー
35 エアーシリンダー

Claims (7)

  1. 重なり合った状態で軸と直角方向に搬送されてくる複数の長尺材料を一本ずつ仕分ける装置において、搬送ラインの終端部一方側に配置され、前記複数の長尺材料の片端を一列に整列させるべく搬送ラインの上下に配置された対をなすピンチベルトと、このピンチベルトの出口部近傍にピンチベルトと並列配置され、前記片端を一列に整列された長尺材料の先頭を受け止めるストッパーと、このストッパーで受け止められた先頭の長尺材料とこれに続く残りの長尺材料の間に挿入され、前記ストッパーとで先頭の長尺材料を挟持する楔形爪と、これら楔形爪及びストッパーを一体的に移動させるスライド機構と、このスライド機構により移動されてきた前記先頭の長尺材料を受け取り、この長尺材料の片端をさらに残りの長尺材料の片端から引き離す搬送機構と、この搬送機構の終端部に所定の間隔を存して複数基並列配置され、搬送機構によって片端のみ引き離した先頭の長尺材料を順次その他端に向かって残りの長尺材料から引き離してゆく分離キッカーを備えたことを特徴とする長尺材料の仕分け装置。
  2. 上下に配置された対をなすピンチベルトに代えて、搬送ラインとこの上方に配置するピンチベルトで長尺材料の片端を一列に整列させることを特徴とした請求項1記載の長尺材料の仕分け装置。
  3. 対をなすピンチベルトのうちの上方に配置したピンチベルトを、所定以上の力が作用した時に上方に退避可能なように上方への退避機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の長尺材料の仕分け装置。
  4. 搬送ラインの上方に配置したピンチベルトを、所定以上の力が作用した時に上方に退避可能なように上方への退避機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載の長尺材料の仕分け装置。
  5. 対をなすピンチベルトのうちの上方に配置したピンチベルトを、下方に配置したピンチベルトに対して接離昇降が可能なように昇降機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の長尺材料の仕分け装置。
  6. 搬送ラインの上方に配置したピンチベルトを、搬送ラインに対して接離昇降が可能なように昇降機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載の長尺材料の仕分け装置。
  7. ストッパーを楔形爪に対して接離移動が可能なように、接離移動機構を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか記載の長尺材料の仕分け装置。
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