JP3794912B2 - 弾丸発射玩具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、弾丸発射玩具に関するもので、さらに詳しくは、安価且つ簡単な機構で弾丸発射動作とこれ以外の動作が可能な弾丸発射玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の玩具において複数種類の動作を行わせるためには、各動作に応じて複数のモータを搭載し、これら各々を動力源としていた。例えば、走行玩具の走行動作の駆動源にモータを使用すると、少なくとも一つのモータは前進動作と後進動作に専有され、その他走行以外の動作,例えば方向転換動作を行う場合でも独立した他のモータが駆動源として必要とされていた。これは、一般に回転式のモータは正回転と逆回転しか行われないので一つの対象物に対して正方向動作と逆方向動作しか行えないことに起因する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、上述のような複数動作を行う玩具には複数のモータが搭載され、これによる部品点数の増加、玩具の大型化及び重量化、生産性の低下、生産コストの上昇を生じるという不都合があった。また、このようにモータの個体数が複数ある玩具を外部からの操縦自在とするためには各モータごとに操作指令の入力を行うことが必要となり、操縦制御回路が複雑化し、さらには操縦自体が難しくなるという問題もあった。本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、簡素な構成でもって弾丸発射動作と更に他の動作を行わせることが可能な弾丸発射玩具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の弾丸発射玩具は、外部指令を受けて正回転と逆回転の制御が行われる駆動モータと、弾丸の発射動作を行う弾丸発射機構とを備え、前記駆動モータの正回転により直進走行動作を行い、前記駆動モータの逆回転により方向転換動作を行うように構成された弾丸発射玩具であって、前記弾丸発射機構は、前記弾丸の送出路と、前記駆動モータの逆回転により前記送出路の弾丸装填位置に向けて前記弾丸を供給する装填手段と、前記駆動モータの正回転により前記弾丸装填位置にある弾丸を打撃して前記送出路の先端から発射する打撃手段とを備えることを特徴とする。
この弾丸発射玩具によれば、駆動モータの正回転状態から逆回転状態へ切り替えられると、第1の動作(直進走行動作)から第2の動作(方向転換動作)に移行する。このとき、第2の動作への移行と共に弾丸発射機構の装填手段による弾丸の供給動作が行われる。そして、駆動モータの逆回転状態から正回転切り替えられ、第2の動作から再び第1の動作に戻されると、供給の後に弾丸装填位置に装填された弾丸が打撃手段により打撃され、送出路からの弾丸の発射が行われる。
【0005】
すなわち、駆動モータが逆回転から正回転に戻されると、直進走行動作を行いながら弾丸の発射が行われる。
【0006】
また、駆動モータが逆回転から正回転に戻されると、その時点の方向を向いた状態で直進走行動作を再開すると共に弾丸の発射が行われる。
【0007】
請求項2記載の弾丸発射玩具は、請求項1記載の弾丸発射玩具において、駆動モータの正回転に従って前進方向に自在に回転する左右の車輪を備え、駆動モータの逆回転時には左右のいずれか一方の車輪しか逆回転に従って後進方向に回転しないように構成されたことを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、方向転換動作に際して、左右の内のいずれか一方の車輪しか後進回転しないので回転しない他方の車輪を中心として方向転換が行われる。
【0008】
請求項3記載の弾丸発射玩具は、請求項1又は2記載の弾丸発射玩具において、装填手段は、送出路の弾丸装填位置に通じると共に複数の弾丸を格納する弾倉部と、この弾倉部と送出路とを開閉自在に仕切る仕切部材とを備え、この仕切部材が、駆動モータの逆回転の際に開き弾丸の供給を行うことを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、弾丸の供給に際して、駆動モータの逆回転のトルクを駆動源として仕切部材が開かれ、弾倉部内の弾丸が送出路側に送られる。
【0009】
請求項4記載の弾丸発射玩具は、請求項3記載の弾丸発射玩具において、打撃手段は、バネ力により打撃を行う打撃部材を備え、この打撃部材が、駆動モータの正回転の際に、弾丸装填位置からの後退によるバネ力の蓄勢と蓄勢されたバネ力の解放による弾丸の打撃とを行うことを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、弾丸供給動作後における弾丸発射動作に際して、駆動モータの正回転のトルクを駆動源としてバネ力に抗して打撃部材を弾丸装填位置から後退せしめ、バネ力の蓄勢を行うと共にこれを解放する。従って、バネ力を受けた打撃部材は原位置(弾丸装填位置)に向かって移動が付勢され、装填された弾丸が打撃部材と衝突することではねとばされ、送出路を通って発射される。
【0010】
請求項5記載の弾丸発射玩具は、請求項4記載の弾丸発射玩具において、仕切部材は、駆動モータにより回転駆動される装填用カムにより装填動作を行い、打撃部材は、駆動モータにより回転駆動される打撃用カムにより蓄勢及び打撃動作を行うことを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、装填動作時に際して駆動モータのトルクにより作動する装填用カムを介して弾倉部−送出路間の仕切っている仕切部材が開かれる。また、弾丸発射動作に際しては、駆動モータのトルクにより作動する打撃用カムを介して打撃部材の後退による蓄勢及びその解放が行われる。
【0011】
請求項6記載の弾丸発射玩具は、請求項5記載の弾丸発射玩具において、装填用カムと打撃用カムとを、駆動モータの正逆回転に従動する一つの従動軸上に同時に装備したことを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、供給動作時に際しては上記従動軸に駆動モータの逆回転によるトルクが伝達され、装填用カムを介して仕切部材を開く動作が行われる。また、発射動作時に際しては上記従動軸に駆動モータの正回転によるトルクが伝達され、打撃用カムを介して打撃部材の蓄勢及び解放による発射動作が行われる。
【0012】
請求項7記載の弾丸発射玩具は、請求項5又は6記載の弾丸発射玩具において、装填用カムはワンウェイクラッチにより駆動モータの逆回転時にのみ駆動することを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、駆動モータの正回転時にはワンウェイクラッチにより装填用カムは駆動せず、従って仕切部材には何ら外力が作用しない。他方、駆動モータの逆回転時には装填用カムが作動し、供給動作が行われる。
【0013】
請求項8記載の弾丸発射玩具は、請求項5〜7いずれか一に記載の弾丸発射玩具において、打撃用カムはワンウェイクラッチにより駆動モータの正回転時にのみ駆動することを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、駆動モータの逆回転時にはワンウェイクラッチにより打撃用カムは駆動せず、従って打撃部材には何ら外力が作用しない。他方、駆動モータの正回転時には打撃用カムが作動し、打撃動作が行われる。
【0014】
請求項9記載の弾丸発射玩具は、請求項1〜8いずれか一に記載の弾丸発射玩具において、戦車玩具として構成され、弾丸の送出路を戦車の砲身に相当する部位の内部に形成したことを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、弾丸発射玩具は砲身に相当する部位の先端部から弾丸が発射される。
【0015】
請求項10記載の弾丸発射玩具は、請求項1〜9いずれか一に記載の弾丸発射玩具において、駆動モータの正回転と逆回転を行わせる外部指令の入力が無線により行われることを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、無線により正回転を行う外部指令を送信すると、これを受けて弾丸発射玩具では駆動モータの正回転が行われ、無線により逆回転の外部指令を送信すると、駆動モータの逆回転が行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態たる弾丸発射玩具としての戦車玩具100の側面図である。この戦車玩具100は手のひらに乗る程度の大きさに構成されている。この戦車玩具100は、外部指令を受けて正回転と逆回転の制御が行われる電動式の駆動モータ1により前進直線走行動作(直進走行動作:第1の動作)と方向旋回動作(方向転換動作:第2の動作)とをそれぞれ行うと共に、前記第1と第2の動作とは別に球状の弾丸Bの発射動作を行う弾丸発射機構2を備えている。この戦車玩具100の操縦は遠隔操縦装置110からの無線操作により行われる(図9参照)。
【0017】
この戦車玩具100は、外部シャーシ3の全体の姿が戦車に形取られ、その上部は戦車の砲塔部31、下部は車体部32を構成している。砲塔部31の内部には弾丸発射機構2の構成が内蔵されており、車体部32の内部には走行動作を行うための構成が内蔵されている。
【0018】
まず、車体部32について説明する。この車体部32の左右の側面下部にはそれぞれ前輪33と後輪34とが装備されている(右側は図示略)。前輪33と後輪34との間には戦車のキャタピラを形取った無端ベルト35が巻回装備されており、前輪33と後輪34とは連動するようになっている(右側も同様)。また、車体部32の内部には、駆動モータ1が、その出力軸が戦車玩具100の前後方向(図1における紙面左右方向)に平行な状態で装備されている。この駆動モータ1は後述するコントローラ9の制御信号に従って正回転(方向R)と逆回転(方向L)とを行うことが可能である(図2参照)。
【0019】
図2は、戦車玩具100の背面図であって車体部32を切り欠いて図示している。この図2に示すように、駆動モータ1の出力軸にはウォームギア11が装備され、このウォームギア11には戦車玩具100の左右方向(図2における紙面左右方向)を回転中心線とする従動ギア12が噛合している。この従動ギア12と同一軸上には減速ギア13が装備され、これらは連動するようになっている。戦車玩具100の右側後輪36にはその車体部側の面にギア部37が形成されており、減速ギア13と噛合している。従って、駆動モータ1がR方向に正回転を行うと各ギア11,12,13,37を介して右側後輪36には前進方向のトルクが伝達され、駆動モータ1がL方向の逆回転を行うと後進方向のトルクが伝達される。
【0020】
右側後輪36はその支軸38と固定連結され、この支軸38と左側後輪34とは図示しないワンウェイクラッチを介して連結されている。このワンウェイクラッチは、支軸38の図1における反時計方向のトルクのみを伝達し、時計方向のトルクは伝達しない。従って、左側後輪34は前進時のみ駆動モータ1からトルクを受けて駆動し、後進時には駆動しない。このように構成することにより、戦車玩具100は、駆動モータ1の正回転時にあっては右側後輪36,左側後輪34とも同時にトルクを受けて前進直線走行動作を行うが、駆動モータ1の逆回転時には支軸38が左側後輪34に対して空転し、右側後輪36にのみトルクが伝達されるため左側後輪34を中心として旋回走行動作を行うこととなる。即ち、戦車玩具100は上方から見て時計方向に旋回走行を行う。
【0021】
なお、ワンウェイクラッチに替えて遊星歯車機構により前進方向の駆動トルクのみを左側後輪に伝達する構成としても良く、また、左側の前輪33又は後輪34に対して図1における時計方向しか回転させないストッパ(例えば、車体部32と前後輪33,34間にワンウェイクラッチを設ける)を装備しても良い。さらに、本実施形態に示す戦車玩具100では、後進時に上方から見て時計方向に旋回するように構成されているが、上述の左右の構成を逆として反時計方向に旋回するように構成しても良い。
【0022】
次に、弾丸発射機構2について説明する。図3は図1におけるX−X線に沿った砲塔部31の断面図である。弾丸発射機構2は、この図3に示すように、弾丸の送出路21と、駆動モータ1の逆回転により送出路21の弾丸装填位置Sに向けて弾丸を供給する装填手段4と、駆動モータ1の正回転により弾丸装填位置Sにある弾丸を打撃して送出路21から送り出す打撃手段5とを備えている。
【0023】
上記弾丸の送出路21は、弾丸Bが通過可能な内径の円孔であり、砲塔部32の砲身に相当する部位の内部に形成されている。送出路21の先端部からは弾丸Bが発射され、その方向は戦車玩具100の前方に向けられている。また、この送出路21は、戦車玩具100を水平面上においた場合における仰角が設定されており、水平方向よりもやや上方に弾丸Bが発射されるようになっている。
【0024】
上記装填手段4と打撃手段5とは、各々の動作を行うための動力を駆動モータ1から受けるトルクから得ている。即ち、砲塔部31の内部には車体の左右方向(図2における紙面上下方向)に沿って駆動モータ1の正逆回転に従動する従動軸22が回転自在に装備されている。この従動軸22には従動ギア23が固定装備されており、この従動ギア23に前述した右側後輪36のギア部37から伝達ギア38,変速ギア39を介してトルクが伝達される結果、従動軸22が駆動モータ1の正逆回転に従動するようになっている(図2参照)。そして、この従動軸22から装填手段4及び打撃手段5は動力を得ている。このことをふまえて各手段4,5について詳説する。
【0025】
まず、装填手段4は、送出路21の弾丸装填位置に通じると共に複数の弾丸Bを格納する弾倉部41と、この弾倉部41と送出路21とを開閉自在に仕切る仕切部材42とを備えている。弾倉部41は砲塔部31の上面に設けられた弾丸補充穴41aから送出路21まで通じており、弾丸Bが通過可能な通路状に形成されている(図1参照)。弾丸補充穴41aには開閉自在のハッチ31aが設けられており、当該ハッチ31aを開いて弾丸Bを補充できる。弾倉部41はスロープとなっており、弾丸補充穴41aから補充された弾丸Bは自動的に送出路21側に向かって移動する。また、この弾倉部41の終端は送出路21の弾丸装填位置に臨んでいる。図3における符号Sが弾丸装填位置を示している。この弾丸装填位置Sには弾丸Bの直径に比して小さな突起24が設けられており、仕切部材42が開かれて弾倉部41から送出路21側に移動した弾丸Bが、その後この突起24により弾丸装填位置Sに位置決めされるようになっている。
【0026】
図4は図3におけるY−Y線に沿った断面図である。図3及びこの図4に基づいて仕切部材42について説明する。この仕切部材42は、その先端部近傍の上下に設けられた突起43,44が砲塔部31内の上下の壁面にそれぞれ設けられた溝61,62と係合しているため、仕切部材42はこれらの溝61,62に沿って往復移動が可能となっている。そして、これら各溝61,62に沿って仕切部材42を一方(図3における紙面右側、図4における紙面左側)に移動させると、その先端部が弾倉部41の終端位置において当該弾倉部41内に侵入し、弾倉部41から弾丸装填位置S側の弾丸の移動を阻止する状態となり(以下、この状態を「閉状態」とする)、反対方向に移動させると弾倉部41内に侵入している先端部が退避し、弾丸Bの送出路21側への移動が可能な状態となる(以下、この状態を「開状態」とする)。
【0027】
ところで、仕切部材42はその後端部に設けられたコイルバネ45により閉状態となる方向に常時押圧されている。従って、仕切部材42を開状態とし弾丸Bの装填動作を行うためには、仕切部材42をコイルバネ45に抗して押し返さねばならない。そこで、仕切部材42を開状態とするために、前述した従動軸22に伝達される駆動モータ1からの逆回転時のトルクが利用される。
【0028】
即ち、図4に示すように、従動軸22には仕切部材42を開状態に操作するカム板46が従動軸22を中心に据えた状態で装備されており、このカム板46と仕切部材42との間には装填用カム機構が形成されている。この装填用カム機構は、カム板46の一面上に設けられたカムの主節となる卍を滑らかに変形した形状の凸状部47と、仕切部材42の後端部近傍に設けられたカムの従節となる従節突起48とからなる。
【0029】
仕切部材42は前述したコイルバネ45により常時押圧されているので、従節突起48はカム板46が従動軸22と共に時計方向(駆動モータ1の逆回転により駆動される方向)に回転すると、凸状部47の周縁形状に沿って追従することとなる。この凸状部47の周縁形状は従動軸22から近い部位と遠い部位とが繰り返される形状なので、遠い部位に従節突起48が当接している場合には仕切部材42はコイルバネ45に抗して押し戻され、開状態となる。
【0030】
なお、凸状部47は従動軸22の1回転につき従動軸22から近い部位と遠い部位とが4回繰り返されている。つまり、従動軸22が駆動モータ1の逆回転により1回転すると、仕切部材42はその間に4回の開閉動作を繰り返すこととなる。その一方で、駆動モータ1の逆回転時には戦車玩具100は方向転換動作を行う。これらの関係を図5に示す。この図5の上の線図はカム板46の回転角度と回転の際に仕切部材42から受ける抗力との関係を示しており、下の図はカム板46の回転角度とそれに対応する戦車玩具100の旋回方向を示している。この図5の如く、カム板46が1回転する間に戦車玩具100は丁度180゜の方向転換を行うように従動軸22又は後輪36にトルクを伝達する各ギアのギア比が設定されている。従って、戦車玩具100が45゜の方向転換を行うごとに仕切部材42が開かれ弾丸Bの供給が行われる。
【0031】
ここで、凸状部47の形状については上述の略卍状でなくとも良く、カム板46が駆動モータ1の逆回転により駆動される方向に回転する場合に従節突起48が従動軸22に対して接離を繰り返すことができる形状であればよい。
【0032】
ここで、上記カム板46にはワンウェイクラッチ7が内蔵されており、従動軸22が駆動モータ1の逆回転に従って回転(図4における時計方向回転)する場合にはカム板46も共に回転し、従動軸22が駆動モータ1の正回転に従って回転する場合にはトルクが伝達されず従動軸22に対して空転する。このワンウェイクラッチ7は図6に示すように、従動軸22に固定装備され外縁に爪を有するトルク伝達部材71とカム板46の凸状部47の反対面に形成された凹部72とからなり、凹部72の内周面はトルク伝達部材71が一定方向に回転するときにのみその爪が引っかかる形状に形成されている。かかるワンウェイクラッチ7により、駆動モータ1が正回転を継続する限り弾丸Bの供給動作は行われない。
【0033】
次に、打撃手段5について図3及び図7に基づいて説明する。打撃手段5は、弾丸Bを打撃する打撃部材51と、打撃のためのバネ力を打撃部材51に付勢するコイルバネ52とを備えている。
【0034】
上記打撃部材51は棒状体であり、送出路21の深部において当該送出路21の延長線上に位置している。そして、打撃部材51の先端部近傍にはコイルバネ52が装備され、この打撃部材51を常時発射方向に向けて押圧している。さらに、打撃部材51の中間位置には当該打撃部材51の発射方向への飛び出しを防ぐ突起状のストッパ53が形成されており、その後方には後述する打撃用カム機構の従節を構成する従節突起54が形成されている。さらに、打撃部材52の後端部には当該打撃部材51がその長手方向を中心とする回転を生じないようにいわゆるキーとして機能するブラケット状の突起55が設けられている。この突起55は、砲塔部32の内壁において発射方向に沿って形成された溝63と係合し、上述の回転を防止しつつ往復移動を可能としている。
【0035】
上述のように打撃部材51はコイルバネ52により常時発射方向側に押圧されているが、弾丸Bの打撃を行うには、打撃部材51を介してコイルバネ52を一旦圧縮して蓄勢し、その後に打撃部材51を解放しなければならない。そこで、打撃部材51を後退させるために、前述した従動軸22に伝達される駆動モータ1からの正回転時のトルクが利用される。
【0036】
従動軸22には打撃部材51に対して蓄勢と解放を行わしめるカム板56が従動軸22を中心に据えた状態で装備されており、このカム板56と打撃部材51との間には打撃用カム機構が形成されている。図7はこの打撃用カム機構による打撃部材51の蓄勢及びその解放動作を示している。この図7に示すように、打撃用カム機構は、カム板56の一面上に設けられたカムの主節となる二つの凸状部57と、打撃部材41の中間位置に設けられたカムの従節となる従節突起54とから構成される。二つの凸状部57の従動軸22からの距離及び円周方向における各凸状部57の幅は、蓄勢から解放を行うまでの時間に応じて適宜設定される。
【0037】
図7(A)は従節突起54がいずれの凸状部57にも接触していない状態にあり、打撃部材51が最も発射端部側に位置する状態を示している。このとき、打撃部材51の先端部は弾丸装填位置S内に位置しており、かかる状態で前述の仕切部材42が開かれても、弾倉部41から送られてきた弾丸Bは弾丸装填位置Sの手前で待機する。
【0038】
次に、図7(B)では、従動軸22の図7における時計方向の回転(駆動モータ1の正回転時における出力トルクに基づく回転方向)によりカム板56上の一方の凸状部57が従節突起54に当接し、打撃部材51を後退させてバネ力の蓄勢を行っている状態を示している。凸状部57は回転移動を行うが従節突起54が当接している限り蓄勢状態を継続する。また、かかる蓄勢の過程において、打撃部材51の先端部が弾丸装填位置Sから退避するので、その手前で待機していた弾丸Bが装填位置Sにセットされる。
【0039】
図7(C)は、凸状部57がその回転移動により従節突起54と分離し、打撃部材51が解放された状態を示している。打撃部材51は蓄勢されたバネ力によって前進し、その先端部が弾丸装填位置Sにあった弾丸Bを打撃するので、弾丸Bは送出路21の先端から発射される。
【0040】
なお、凸状部57は従動軸22を中心とする円周上に二つ設けられているので、従動軸22が駆動モータ1の正回転により半回転すると、打撃部材51は発射動作を行うこととなる。その一方で、駆動モータ1の正回転時には戦車玩具100は直進走行動作を行う。これらの関係を図8に示す。この図8の上の線図はカム板56の回転角度と回転の際に打撃部材51から受ける抗力との関係を示しており、下の線図はカム板56の回転角度とそれに対応する戦車玩具100の直線走行距離を示している。この図8の如く、カム板56が半回転する間に戦車玩具100は150[mm]の移動を行うように後輪の外径,従動軸22又は後輪36にトルクを伝達する各ギアのギア比が設定されている。従って、戦車玩具100が方向転換動作を行いこれに伴う弾丸の供給動作が行われてから直進走行動作に切り換えられると、直進走行を始めてから150[mm]走行した後に弾丸Bが発射される。
【0041】
ここで、凸状部57の形状については上述の二つのドット状でなくとも良く、カム板56が駆動モータ1の正回転により駆動される方向に回転する場合に従節突起54を押圧し,しかる後に瞬間的に押圧を解除するような形状であればよい。
【0042】
ここで、上記カム板56にはワンウェイクラッチ8が内蔵されており、従動軸22が駆動モータ1の正回転に従って回転(図5における時計方向回転)する場合にはカム板56も共に回転し、従動軸22が駆動モータ1の逆回転に従って回転する場合にはトルクが伝達されず従動軸22に対して空転する。このワンウェイクラッチ8は前述したワンウェイクラッチ7とほぼ同様の構造を呈するものであって、トルク伝達部材71及び凹部72と鏡面対称のものを使用する。かかるワンウェイクラッチ8により、駆動モータ1が逆回転を継続する限り弾丸Bの発射動作は行われない。
【0043】
次に、駆動モータ1の制御系について説明する。前述したように、戦車玩具100は遠隔操縦装置110からの無線信号を受信して操縦が行われる。この遠隔操縦装置110は、図9に示すように直進走行動作の操作入力スイッチと方向転換動作の操作入力スイッチと図示しない操縦装置110の電源スイッチを備え、選択されたいずれかの動作に対応する僅か二種類の無線電波を出力する1chの送信装置である。
【0044】
一方、戦車玩具100には、受信アンテナ91により遠隔操縦装置110からの送信電波を受信する受信回路92と、受信回路92の受信出力により受信した電波が直進動作指令であるか方向転換指令であるかを判定し、直進動作指令の場合には駆動モータ1を正回転で駆動し、方向転換指令の場合には駆動モータ1を逆回転で駆動するコントローラ9とを備える構成となっている。
【0045】
以上のように構成される戦車玩具100の具体的な動作を説明する。まず、最初に遠隔操縦装置110から直進走行動作が指令されると、コントローラ9は駆動モータ1を正回転で駆動する。従って、左右の後輪34,36に前進方向のトルクが入力され、戦車玩具100は前進する。またこのとき、従動軸22には図5における反時計方向の駆動トルクが入力されるが、カム板46はワンウェイクラッチ7により空転するので仕切部材42は閉状態のままで弾丸Bは送出路21側には供給されない。一方、カム板56は回転し、打撃部材51は蓄勢と解放を行うが給弾されないので弾丸は発射されない。
【0046】
次に、遠隔操縦装置110から方向転換動作が指令されると、コントローラ9は駆動モータ1を逆回転で駆動する。従って、右側の後輪36のみに後進方向のトルクが入力され、戦車玩具100は後進しつつ時計回りに旋回移動する。またこのとき、従動軸22には図4における時計方向の駆動トルクが入力されるので、カム板46が駆動し仕切部材42が開かれて弾倉41から送出路21側に弾丸Bが供給される。一方、カム板56は空転し、打撃部材51の動作は行われない。
【0047】
そして、旋回動作により戦車玩具100が所望の方向を向いた時点で遠隔操縦装置110からの方向転換指令の入力を止め、再び直進走行動作指令の入力を行うと、コントローラ9は駆動モータ1を正回転で駆動する。これにより、戦車玩具100は直進走行しつつ、カム板56により打撃部材51の蓄勢と解放が行われ、戦車玩具100が150[mm]の直進移動を行った後に供給された弾丸Bがその進行方向に向かって発射される。
【0048】
以上のように構成された戦車玩具100によれば、駆動モータ1の正逆回転の切り替えにより直進走行動作と方向転換動作とを行うのでいずれの場所にも戦車玩具100を移動させることが可能となる。さらに、方向転換時に給弾し、直進走行時に弾丸発射を行うので、予め弾丸発射方向のねらいを定めることが可能となり、単に自在に移動することができる走行車両や単に弾丸を発射するだけの弾丸発射玩具に比べて興趣性がより高いものとなる。
【0049】
また、駆動モータ1の正回転時と逆回転時とにそれぞれ二種類の動作を設定しているので、単一のモータで四種類の動作を行うことが可能であり、部品点数の低減、玩具の小型化及び軽量化、生産性の向上、生産コストの低減を図ることが可能となるほかその操縦系統を簡略化し、さらには操縦自体も簡易化することが可能である。
【0050】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
【0051】
例えば、戦車玩具100では、弾丸の供給と発射に、直進と旋回の動作を関連付けているが、駆動モータ1の正逆回転に切り替えにより可能な他の二動作を関連付けて駆動させても良い。具体的には、走行車両玩具のみならず、戦車玩具100と同様の構成の弾丸発射機構を備える戦艦玩具に適用しても良い。この場合、駆動モータの正回転時に駆動する直進用のスクリューと逆回転時に駆動する方向転換用のスクリューを備えるような構成であれば適用も可能である。また、その遊技方法については、単一の戦車玩具を操作するばかりではなく、複数の操縦者が各々の戦車玩具を操縦し、戦車戦を模した競技に興じても良い。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の弾丸発射玩具によれば、駆動モータの正逆回転の切り替えにより実現できる二種類の動作の範囲で、各動作に弾丸供給動作と弾丸発射動作とを対応付けて行わしめることが可能であるため、いずれか二つの動作しか行うことができない玩具と比して高い興趣性を実現することが可能である。
【0053】
また、単一のモータで四種類の動作を行うことが可能となり、部品点数の低減、玩具の小型化及び軽量化、生産性の向上、生産コストの低減を図ることが可能となるほかその操縦系統を簡略化し、さらには操縦自体も簡易化することが可能である。
【0054】
また、請求項1記載の弾丸発射玩具によれば、走行動作と弾丸の給弾又は発射の動作を対応付けることでき、単なる走行玩具や弾丸発射玩具に比して高い興趣性を実現することができる。
【0055】
さらに、請求項1記載の弾丸発射玩具によれば、走行動作と方向転換動作の各々に弾丸の給弾又は発射の動作を対応させて行うことでき、単なる走行玩具や弾丸発射玩具に比して高い興趣性を実現することができる。特に、走行動作と弾丸発射動作、方向転換動作と弾丸給弾動作とを対応させて行うことにより、予め弾丸発射方向のねらいを定めることが可能となり、興趣性がより高いものとなる。
【0056】
請求項2記載の弾丸発射玩具によれば、左右いずれか一方の車輪の後進方向の動力伝達を断つというより簡易な構成で直進走行動作と方向転換動作とが実現可能となった。
【0057】
請求項3記載の弾丸発射玩具によれば、弾倉部と仕切部材と駆動モータから仕切部材へのトルク伝達手段という簡易な構成で駆動モータの一方向の駆動トルクのみを利用して給弾動作を実現することが可能である。
【0058】
請求項4記載の弾丸発射玩具によれば、打撃部材とバネ力の付勢手段と打撃部材へのトルク伝達手段という簡易な構成で駆動モータの一方向の駆動トルクのみを利用して弾丸発射動作を実現することが可能である。
【0059】
請求項5記載の弾丸発射玩具によれば、駆動モータによる回転動作から仕切部材の開放動作への変換及び打撃部材の後退・解放動作への変換をカムという簡易な構成に実現できる。
【0060】
請求項6記載の弾丸発射玩具によれば、装填用カムと打撃用カムとを単一の従動軸上に装備したので、駆動モータから各カムまでの動力伝達手段の簡略化を図ることが可能となる。
【0061】
請求項7記載の弾丸発射玩具によれば、駆動モータの正逆回転の切り替わりの影響をワンウェイクラッチという簡易な構成で排除することが可能である。
【0062】
請求項7又は8記載の弾丸発射玩具によれば、駆動モータの正逆回転の切り替わりの影響をワンウェイクラッチという簡易な構成で排除することが可能である。
【0063】
請求項9記載の弾丸発射玩具によれば、戦車砲模型を通じて玉が発射されることになるので、弾丸が発射されるだけのものに比較して興趣性がより高いものとなる。
【0064】
請求項10記載の弾丸発射玩具によれば、単一の駆動モータのみの使用により1chの無線操縦装置を使用することが可能であり、簡易の構成で無線操縦が実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る戦車玩具の側面図である。
【図2】実施形態に係る戦車玩具の一部を切り欠いた背面図である。
【図3】図1に開示した砲塔部のX−X線に沿った断面図である。
【図4】図3におけるY−Y線に沿った断面図である。
【図5】装填用カム機構のカム板の回転角度と戦車玩具の旋回角度との関係を示す説明図である。
【図6】図4に開示したワンウェイクラッチの分解斜視図である。
【図7】図3に開示した打撃部材の動作説明図であり、図7(A)は弾丸が供給されていない状態を示し、図7(B)は打撃部材に対しバネ力の蓄勢を行っている状態を示し、図7(C)はバネ力を開放し弾丸の打撃を行った状態を示す。
【図8】発射用カム機構のカム板の回転角度と戦車玩具の直線移動距離との関係を示す説明図である。
【図9】実施形態に係る戦車玩具の駆動モータの制御系を示す簡易ブロック図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ
2 弾丸発射機構
21 送出路
22 従動軸
33 前輪
34,36 後輪
4 装填手段
41 弾倉部
42 仕切部材
47 凸状部
48 従節突起
5 打撃手段
51 打撃部材
54 従節突起
57 凸状部
7,8 ワンウェイクラッチ
100 戦車玩具(弾丸発射玩具)
110 無線操縦装置
B 弾丸
S 弾丸発射位置

Claims (10)

  1. 外部指令を受けて正回転と逆回転の制御が行われる駆動モータと、弾丸の発射動作を行う弾丸発射機構とを備え、前記駆動モータの正回転により直進走行動作を行い、前記駆動モータの逆回転により方向転換動作を行うように構成された弾丸発射玩具であって、前記弾丸発射機構は、前記弾丸の送出路と、前記駆動モータの逆回転により前記送出路の弾丸装填位置に向けて前記弾丸を供給する装填手段と、前記駆動モータの正回転により前記弾丸装填位置にある弾丸を打撃して前記送出路の先端から発射する打撃手段とを備えることを特徴とする弾丸発射玩具。
  2. 前記駆動モータの正回転に従って前進方向に自在に回転する左右の車輪を備え、前記駆動モータの逆回転時には左右のいずれか一方の車輪しか前記逆回転に従って後進方向に回転しないように構成されたことを特徴とする請求項1記載の弾丸発射玩具。
  3. 前記装填手段は、前記送出路の弾丸装填位置に通じると共に複数の前記弾丸を格納する弾倉部と、この弾倉部と前記送出路とを開閉自在に仕切る仕切部材とを備え、この仕切部材は、前記駆動モータの逆回転の際に開き前記弾丸の供給を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の弾丸発射玩具。
  4. 前記打撃手段は、バネ力により打撃を行う打撃部材を備え、この打撃部材は、前記駆動モータの正回転の際に、前記弾丸装填位置からの後退によるバネ力の蓄勢と蓄勢されたバネ力の解放による前記弾丸の打撃とを行うことを特徴とする請求項3記載の弾丸発射玩具。
  5. 前記仕切部材は、前記駆動モータにより回転駆動される装填用カムにより弾丸供給動作を行い、前記打撃部材は、前記駆動モータにより回転駆動される打撃用カムにより前記蓄勢及び打撃動作を行うことを特徴とする請求項4記載の弾丸発射玩具。
  6. 前記装填用カムと前記打撃用カムとを、前記駆動モータの正逆回転に従動する一つの従動軸上に同時に装備したことを特徴とする請求項5記載の弾丸発射玩具。
  7. 前記装填用カムはワンウェイクラッチにより前記駆動モータの逆回転時にのみ駆動することを特徴とする請求項5又は6記載の弾丸発射玩具。
  8. 前記打撃用カムはワンウェイクラッチにより前記駆動モータの正回転時にのみ駆動することを特徴とする請求項5〜7いずれか一に記載の弾丸発射玩具。
  9. 戦車玩具として構成され、前記弾丸の送出路を戦車の砲身に相当する部位の内部に形成したことを特徴とする請求項1〜8いずれか一に記載の弾丸発射玩具。
  10. 前記駆動モータの正回転と逆回転を行わせる外部指令の入力が無線により行われることを特徴とする請求項1〜9いずれか一に記載の弾丸発射玩具。
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