JP2002119770A - 弾丸発射玩具 - Google Patents

弾丸発射玩具

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JP2002119770A JP2000315342A JP2000315342A JP2002119770A JP 2002119770 A JP2002119770 A JP 2002119770A JP 2000315342 A JP2000315342 A JP 2000315342A JP 2000315342 A JP2000315342 A JP 2000315342A JP 2002119770 A JP2002119770 A JP 2002119770A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造で第1,第2の動作と弾丸の供給
及び発射まで行うこと。 【解決手段】 外部指令により正逆の回転が切り替わる
駆動モータ(1)により第1と第2の動作をそれぞれ行
うと共に、第1と第2の動作とは別に弾丸(B)の発射
動作を行う弾丸発射機構(2)を備えた弾丸発射玩具
(100)であって、弾丸発射機構(2)は、弾丸
(B)の送出路(21)と、駆動モータ(1)の逆回転
により送出路(21)の弾丸装填位置(S)に向けて弾
丸(B)を供給する装填手段(4)と、駆動モータ
(1)の正回転により弾丸装填位置(S)にある弾丸
(B)を打撃して送出路(21)から送り出す打撃手段
(5)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弾丸発射玩具に
関するもので、さらに詳しくは、安価且つ簡単な機構で
弾丸発射動作とこれ以外の動作が可能な弾丸発射玩具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の玩具において複数種類の動作を行
わせるためには、各動作に応じて複数のモータを搭載
し、これら各々を動力源としていた。例えば、走行玩具
の走行動作の駆動源にモータを使用すると、少なくとも
一つのモータは前進動作と後進動作に専有され、その他
走行以外の動作,例えば方向転換動作を行う場合でも独
立した他のモータが駆動源として必要とされていた。こ
れは、一般に回転式のモータは正回転と逆回転しか行わ
れないので一つの対象物に対して正方向動作と逆方向動
作しか行えないことに起因する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述のよ
うな複数動作を行う玩具には複数のモータが搭載され、
これによる部品点数の増加、玩具の大型化及び重量化、
生産性の低下、生産コストの上昇を生じるという不都合
があった。また、このようにモータの個体数が複数ある
玩具を外部からの操縦自在とするためには各モータごと
に操作指令の入力を行うことが必要となり、操縦制御回
路が複雑化し、さらには操縦自体が難しくなるという問
題もあった。本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、簡素な構成でもって弾丸発射動作と更に他の動作
を行わせることが可能な弾丸発射玩具を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の弾丸発射
玩具は、外部指令を受けて正回転と逆回転の制御が行わ
れる駆動モータにより第1と第2の動作をそれぞれ行う
と共に、第1と第2の動作とは別に弾丸の発射動作を行
う弾丸発射機構を備えた弾丸発射玩具であって、弾丸発
射機構は、弾丸の送出路と、駆動モータの逆回転により
送出路の弾丸装填位置に向けて弾丸を供給する装填手段
と、駆動モータの正回転により弾丸装填位置にある弾丸
を打撃して送出路から送り出す打撃手段とを備えること
を特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、駆動モータ
の正回転状態から逆回転状態へ切り替えられると、第1
の動作から第2の動作に移行する。このとき、第2の動
作への移行と共に弾丸発射機構の装填手段による弾丸の
供給動作が行われる。そして、駆動モータの逆回転状態
から正回転切り替えられ、第2の動作から再び第1の動
作に戻されると、供給の後に弾丸装填位置に装填された
弾丸が打撃手段により打撃され、送出路からの弾丸の発
射が行われる。
【0005】請求項2記載の弾丸発射玩具は、請求項1
記載の弾丸発射玩具において、第1の動作として直進走
行動作を行うことを特徴とする。この弾丸発射玩具によ
れば、駆動モータが正回転から逆回転へ切り替わると、
直進走行動作から第2の動作に移行し、かかる移行と共
に弾丸の装填動作が行われる。そして、駆動モータが逆
回転から正回転に戻されると、直進走行動作を行いなが
ら弾丸の発射が行われる。
【0006】請求項3記載の弾丸発射玩具は、請求項2
記載の弾丸発射玩具において、第2の動作として方向転
換動作を行うことを特徴とする。この弾丸発射玩具によ
れば、駆動モータが正回転から逆回転へ切り替わると、
直進走行動作から方向転換動作に移行し、かかる移行と
共に弾丸の供給動作が行われる。そして、駆動モータが
逆回転から正回転に戻されると、その時点の方向を向い
た状態で直進走行動作を再開すると共に弾丸の発射が行
われる。
【0007】請求項4記載の弾丸発射玩具は、請求項3
記載の弾丸発射玩具において、駆動モータの正回転に従
って前進方向に自在に回転する左右の車輪を備え、駆動
モータの逆回転時には左右のいずれか一方の車輪しか逆
回転に従って後進方向に回転しないように構成されたこ
とを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、方向転換
動作に際して、左右の内のいずれか一方の車輪しか後進
回転しないので回転しない他方の車輪を中心として方向
転換が行われる。
【0008】請求項5記載の弾丸発射玩具は、請求項1
〜4いずれか記載の弾丸発射玩具において、装填手段
は、送出路の弾丸装填位置に通じると共に複数の弾丸を
格納する弾倉部と、この弾倉部と送出路とを開閉自在に
仕切る仕切部材とを備え、この仕切部材が、駆動モータ
の逆回転の際に開き弾丸の供給を行うことを特徴とす
る。この弾丸発射玩具によれば、弾丸の供給に際して、
駆動モータの逆回転のトルクを駆動源として仕切部材が
開かれ、弾倉部内の弾丸が送出路側に送られる。
【0009】請求項6記載の弾丸発射玩具は、請求項5
記載の弾丸発射玩具において、打撃手段は、バネ力によ
り打撃を行う打撃部材を備え、この打撃部材が、駆動モ
ータの正回転の際に、弾丸装填位置からの後退によるバ
ネ力の蓄勢と蓄勢されたバネ力の解放による弾丸の打撃
とを行うことを特徴とする。この弾丸発射玩具によれ
ば、弾丸供給動作後における弾丸発射動作に際して、駆
動モータの正回転のトルクを駆動源としてバネ力に抗し
て打撃部材を弾丸装填位置から後退せしめ、バネ力の蓄
勢を行うと共にこれを解放する。従って、バネ力を受け
た打撃部材は原位置(弾丸装填位置)に向かって移動が
付勢され、装填された弾丸が打撃部材と衝突することで
はねとばされ、送出路を通って発射される。
【0010】請求項7記載の弾丸発射玩具は、請求項6
記載の弾丸発射玩具において、仕切部材は、駆動モータ
により回転駆動される装填用カムにより装填動作を行
い、打撃部材は、駆動モータにより回転駆動される打撃
用カムにより蓄勢及び打撃動作を行うことを特徴とす
る。この弾丸発射玩具によれば、装填動作時に際して駆
動モータのトルクにより作動する装填用カムを介して弾
倉部−送出路間の仕切っている仕切部材が開かれる。ま
た、弾丸発射動作に際しては、駆動モータのトルクによ
り作動する打撃用カムを介して打撃部材の後退による蓄
勢及びその解放が行われる。
【0011】請求項8記載の弾丸発射玩具は、請求項7
記載の弾丸発射玩具において、装填用カムと打撃用カム
とを、駆動モータの正逆回転に従動する一つの従動軸上
に同時に装備したことを特徴とする。この弾丸発射玩具
によれば、供給動作時に際しては上記従動軸に駆動モー
タの逆回転によるトルクが伝達され、装填用カムを介し
て仕切部材を開く動作が行われる。また、発射動作時に
際しては上記従動軸に駆動モータの正回転によるトルク
が伝達され、打撃用カムを介して打撃部材の蓄勢及び解
放による発射動作が行われる。
【0012】請求項9記載の弾丸発射玩具は、請求項7
又は8記載の弾丸発射玩具において、装填用カムはワン
ウェイクラッチにより駆動モータの逆回転時にのみ駆動
することを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、駆
動モータの正回転時にはワンウェイクラッチにより装填
用カムは駆動せず、従って仕切部材には何ら外力が作用
しない。他方、駆動モータの逆回転時には装填用カムが
作動し、供給動作が行われる。
【0013】請求項10記載の弾丸発射玩具は、請求項
7〜9いずれか記載の弾丸発射玩具において、打撃用カ
ムはワンウェイクラッチにより駆動モータの正回転時に
のみ駆動することを特徴とする。この弾丸発射玩具によ
れば、駆動モータの逆回転時にはワンウェイクラッチに
より打撃用カムは駆動せず、従って打撃部材には何ら外
力が作用しない。他方、駆動モータの正回転時には打撃
用カムが作動し、打撃動作が行われる。
【0014】請求項11記載の弾丸発射玩具は、請求項
1〜10いずれか記載の弾丸発射玩具において、戦車玩
具として構成され、弾丸の送出路を戦車の砲身に相当す
る部位の内部に形成したことを特徴とする。この弾丸発
射玩具によれば、弾丸発射玩具は砲身に相当する部位の
先端部から弾丸が発射される。
【0015】請求項12記載の弾丸発射玩具は、請求項
1〜11記載の弾丸発射玩具において、駆動モータの正
回転と逆回転を行わせる外部指令の入力が無線により行
われることを特徴とする。この弾丸発射玩具によれば、
無線により正回転を行う外部指令を送信すると、これを
受けて弾丸発射玩具では駆動モータの正回転が行われ、
無線により逆回転の外部指令を送信すると、駆動モータ
の逆回転が行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態たる弾丸
発射玩具としての戦車玩具100の側面図である。この
戦車玩具100は手のひらに乗る程度の大きさに構成さ
れている。この戦車玩具100は、外部指令を受けて正
回転と逆回転の制御が行われる電動式の駆動モータ1に
より前進直線走行動作(第1の動作)と方向旋回動作
(第2の動作)とをそれぞれ行うと共に、前記第1と第
2の動作とは別に球状の弾丸Bの発射動作を行う弾丸発
射機構2を備えている。この戦車玩具100の操縦は遠
隔操縦装置110からの無線操作により行われる(図9
参照)。
【0017】この戦車玩具100は、外部シャーシ3の
全体の姿が戦車に形取られ、その上部は戦車の砲塔部3
1、下部は車体部32を構成している。砲塔部31の内
部には弾丸発射機構2の構成が内蔵されており、車体部
32の内部には走行動作を行うための構成が内蔵されて
いる。
【0018】まず、車体部32について説明する。この
車体部32の左右の側面下部にはそれぞれ前輪33と後
輪34とが装備されている(右側は図示略)。前輪33
と後輪34との間には戦車のキャタピラを形取った無端
ベルト35が巻回装備されており、前輪33と後輪34
とは連動するようになっている(右側も同様)。また、
車体部32の内部には、駆動モータ1が、その出力軸が
戦車玩具100の前後方向(図1における紙面左右方
向)に平行な状態で装備されている。この駆動モータ1
は後述するコントローラ9の制御信号に従って正回転
(方向R)と逆回転(方向L)とを行うことが可能であ
る(図2参照)。
【0019】図2は、戦車玩具100の背面図であって
車体部32を切り欠いて図示している。この図2に示す
ように、駆動モータ1の出力軸にはウォームギア11が
装備され、このウォームギア11には戦車玩具100の
左右方向(図2における紙面左右方向)を回転中心線と
する従動ギア12が噛合している。この従動ギア12と
同一軸上には減速ギア13が装備され、これらは連動す
るようになっている。戦車玩具100の右側後輪36に
はその車体部側の面にギア部37が形成されており、減
速ギア13と噛合している。従って、駆動モータ1がR
方向に正回転を行うと各ギア11,12,13,37を
介して右側後輪36には前進方向のトルクが伝達され、
駆動モータ1がL方向の逆回転を行うと後進方向のトル
クが伝達される。
【0020】右側後輪36はその支軸38と固定連結さ
れ、この支軸38と左側後輪34とは図示しないワンウ
ェイクラッチを介して連結されている。このワンウェイ
クラッチは、支軸38の図1における反時計方向のトル
クのみを伝達し、時計方向のトルクは伝達しない。従っ
て、左側後輪34は前進時のみ駆動モータ1からトルク
を受けて駆動し、後進時には駆動しない。このように構
成することにより、戦車玩具100は、駆動モータ1の
正回転時にあっては右側後輪36,左側後輪34とも同
時にトルクを受けて前進直線走行動作を行うが、駆動モ
ータ1の逆回転時には支軸38が左側後輪34に対して
空転し、右側後輪36にのみトルクが伝達されるため左
側後輪34を中心として旋回走行動作を行うこととな
る。即ち、戦車玩具100は上方から見て時計方向に旋
回走行を行う。
【0021】なお、ワンウェイクラッチに替えて遊星歯
車機構により前進方向の駆動トルクのみを左側後輪に伝
達する構成としても良く、また、左側の前輪33又は後
輪34に対して図1における時計方向しか回転させない
ストッパ(例えば、車体部32と前後輪33,34間に
ワンウェイクラッチを設ける)を装備しても良い。さら
に、本実施形態に示す戦車玩具100では、後進時に上
方から見て時計方向に旋回するように構成されている
が、上述の左右の構成を逆として反時計方向に旋回する
ように構成しても良い。
【0022】次に、弾丸発射機構2について説明する。
図3は図1におけるX−X線に沿った砲塔部31の断面
図である。弾丸発射機構2は、この図3に示すように、
弾丸の送出路21と、駆動モータ1の逆回転により送出
路21の弾丸装填位置Sに向けて弾丸を供給する装填手
段4と、駆動モータ1の正回転により弾丸装填位置Sに
ある弾丸を打撃して送出路21から送り出す打撃手段5
とを備えている。
【0023】上記弾丸の送出路21は、弾丸Bが通過可
能な内径の円孔であり、砲塔部32の砲身に相当する部
位の内部に形成されている。送出路21の先端部からは
弾丸Bが発射され、その方向は戦車玩具100の前方に
向けられている。また、この送出路21は、戦車玩具1
00を水平面上においた場合における仰角が設定されて
おり、水平方向よりもやや上方に弾丸Bが発射されるよ
うになっている。
【0024】上記装填手段4と打撃手段5とは、各々の
動作を行うための動力を駆動モータ1から受けるトルク
から得ている。即ち、砲塔部31の内部には車体の左右
方向(図2における紙面上下方向)に沿って駆動モータ
1の正逆回転に従動する従動軸22が回転自在に装備さ
れている。この従動軸22には従動ギア23が固定装備
されており、この従動ギア23に前述した右側後輪36
のギア部37から伝達ギア38,変速ギア39を介して
トルクが伝達される結果、従動軸22が駆動モータ1の
正逆回転に従動するようになっている(図2参照)。そ
して、この従動軸22から装填手段4及び打撃手段5は
動力を得ている。このことをふまえて各手段4,5につ
いて詳説する。
【0025】まず、装填手段4は、送出路21の弾丸装
填位置に通じると共に複数の弾丸Bを格納する弾倉部4
1と、この弾倉部41と送出路21とを開閉自在に仕切
る仕切部材42とを備えている。弾倉部41は砲塔部3
1の上面に設けられた弾丸補充穴41aから送出路21
まで通じており、弾丸Bが通過可能な通路状に形成され
ている(図1参照)。弾丸補充穴41aには開閉自在の
ハッチ31aが設けられており、当該ハッチ31aを開
いて弾丸Bを補充できる。弾倉部41はスロープとなっ
ており、弾丸補充穴41aから補充された弾丸Bは自動
的に送出路21側に向かって移動する。また、この弾倉
部41の終端は送出路21の弾丸装填位置に臨んでい
る。図3における符号Sが弾丸装填位置を示している。
この弾丸装填位置Sには弾丸Bの直径に比して小さな突
起24が設けられており、仕切部材42が開かれて弾倉
部41から送出路21側に移動した弾丸Bが、その後こ
の突起24により弾丸装填位置Sに位置決めされるよう
になっている。
【0026】図4は図3におけるY−Y線に沿った断面
図である。図3及びこの図4に基づいて仕切部材42に
ついて説明する。この仕切部材42は、その先端部近傍
の上下に設けられた突起43,44が砲塔部31内の上
下の壁面にそれぞれ設けられた溝61,62と係合して
いるため、仕切部材42はこれらの溝61,62に沿っ
て往復移動が可能となっている。そして、これら各溝6
1,62に沿って仕切部材42を一方(図3における紙
面右側、図4における紙面左側)に移動させると、その
先端部が弾倉部41の終端位置において当該弾倉部41
内に侵入し、弾倉部41から弾丸装填位置S側の弾丸の
移動を阻止する状態となり(以下、この状態を「閉状
態」とする)、反対方向に移動させると弾倉部41内に
侵入している先端部が退避し、弾丸Bの送出路21側へ
の移動が可能な状態となる(以下、この状態を「開状
態」とする)。
【0027】ところで、仕切部材42はその後端部に設
けられたコイルバネ45により閉状態となる方向に常時
押圧されている。従って、仕切部材42を開状態とし弾
丸Bの装填動作を行うためには、仕切部材42をコイル
バネ45に抗して押し返さねばならない。そこで、仕切
部材42を開状態とするために、前述した従動軸22に
伝達される駆動モータ1からの逆回転時のトルクが利用
される。
【0028】即ち、図4に示すように、従動軸22には
仕切部材42を開状態に操作するカム板46が従動軸2
2を中心に据えた状態で装備されており、このカム板4
6と仕切部材42との間には装填用カム機構が形成され
ている。この装填用カム機構は、カム板46の一面上に
設けられたカムの主節となる卍を滑らかに変形した形状
の凸状部47と、仕切部材42の後端部近傍に設けられ
たカムの従節となる従節突起48とからなる。
【0029】仕切部材42は前述したコイルバネ45に
より常時押圧されているので、従節突起48はカム板4
6が従動軸22と共に時計方向(駆動モータ1の逆回転
により駆動される方向)に回転すると、凸状部47の周
縁形状に沿って追従することとなる。この凸状部47の
周縁形状は従動軸22から近い部位と遠い部位とが繰り
返される形状なので、遠い部位に従節突起48が当接し
ている場合には仕切部材42はコイルバネ45に抗して
押し戻され、開状態となる。
【0030】なお、凸状部47は従動軸22の1回転に
つき従動軸22から近い部位と遠い部位とが4回繰り返
されている。つまり、従動軸22が駆動モータ1の逆回
転により1回転すると、仕切部材42はその間に4回の
開閉動作を繰り返すこととなる。その一方で、駆動モー
タ1の逆回転時には戦車玩具100は方向転換動作を行
う。これらの関係を図5に示す。この図5の上の線図は
カム板46の回転角度と回転の際に仕切部材42から受
ける抗力との関係を示しており、下の図はカム板46の
回転角度とそれに対応する戦車玩具100の旋回方向を
示している。この図5の如く、カム板46が1回転する
間に戦車玩具100は丁度180゜の方向転換を行うよう
に従動軸22又は後輪36にトルクを伝達する各ギアの
ギア比が設定されている。従って、戦車玩具100が45
゜の方向転換を行うごとに仕切部材42が開かれ弾丸B
の供給が行われる。
【0031】ここで、凸状部47の形状については上述
の略卍状でなくとも良く、カム板46が駆動モータ1の
逆回転により駆動される方向に回転する場合に従節突起
48が従動軸22に対して接離を繰り返すことができる
形状であればよい。
【0032】ここで、上記カム板46にはワンウェイク
ラッチ7が内蔵されており、従動軸22が駆動モータ1
の逆回転に従って回転(図4における時計方向回転)す
る場合にはカム板46も共に回転し、従動軸22が駆動
モータ1の正回転に従って回転する場合にはトルクが伝
達されず従動軸22に対して空転する。このワンウェイ
クラッチ7は図6に示すように、従動軸22に固定装備
され外縁に爪を有するトルク伝達部材71とカム板46
の凸状部47の反対面に形成された凹部72とからな
り、凹部72の内周面はトルク伝達部材71が一定方向
に回転するときにのみその爪が引っかかる形状に形成さ
れている。かかるワンウェイクラッチ7により、駆動モ
ータ1が正回転を継続する限り弾丸Bの供給動作は行わ
れない。
【0033】次に、打撃手段5について図3及び図7に
基づいて説明する。打撃手段5は、弾丸Bを打撃する打
撃部材51と、打撃のためのバネ力を打撃部材51に付
勢するコイルバネ52とを備えている。
【0034】上記打撃部材51は棒状体であり、送出路
21の深部において当該送出路21の延長線上に位置し
ている。そして、打撃部材51の先端部近傍にはコイル
バネ52が装備され、この打撃部材51を常時発射方向
に向けて押圧している。さらに、打撃部材51の中間位
置には当該打撃部材51の発射方向への飛び出しを防ぐ
突起状のストッパ53が形成されており、その後方には
後述する打撃用カム機構の従節を構成する従節突起54
が形成されている。さらに、打撃部材52の後端部には
当該打撃部材51がその長手方向を中心とする回転を生
じないようにいわゆるキーとして機能するブラケット状
の突起55が設けられている。この突起55は、砲塔部
32の内壁において発射方向に沿って形成された溝63
と係合し、上述の回転を防止しつつ往復移動を可能とし
ている。
【0035】上述のように打撃部材51はコイルバネ5
2により常時発射方向側に押圧されているが、弾丸Bの
打撃を行うには、打撃部材51を介してコイルバネ52
を一旦圧縮して蓄勢し、その後に打撃部材51を解放し
なければならない。そこで、打撃部材51を後退させる
ために、前述した従動軸22に伝達される駆動モータ1
からの正回転時のトルクが利用される。
【0036】従動軸22には打撃部材51に対して蓄勢
と解放を行わしめるカム板56が従動軸22を中心に据
えた状態で装備されており、このカム板56と打撃部材
51との間には打撃用カム機構が形成されている。図7
はこの打撃用カム機構による打撃部材51の蓄勢及びそ
の解放動作を示している。この図7に示すように、打撃
用カム機構は、カム板56の一面上に設けられたカムの
主節となる二つの凸状部57と、打撃部材41の中間位
置に設けられたカムの従節となる従節突起54とから構
成される。二つの凸状部57の従動軸22からの距離及
び円周方向における各凸状部57の幅は、蓄勢から解放
を行うまでの時間に応じて適宜設定される。
【0037】図7(A)は従節突起54がいずれの凸状
部57にも接触していない状態にあり、打撃部材51が
最も発射端部側に位置する状態を示している。このと
き、打撃部材51の先端部は弾丸装填位置S内に位置し
ており、かかる状態で前述の仕切部材42が開かれて
も、弾倉部41から送られてきた弾丸Bは弾丸装填位置
Sの手前で待機する。
【0038】次に、図7(B)では、従動軸22の図7
における時計方向の回転(駆動モータ1の正回転時にお
ける出力トルクに基づく回転方向)によりカム板56上
の一方の凸状部57が従節突起54に当接し、打撃部材
51を後退させてバネ力の蓄勢を行っている状態を示し
ている。凸状部57は回転移動を行うが従節突起54が
当接している限り蓄勢状態を継続する。また、かかる蓄
勢の過程において、打撃部材51の先端部が弾丸装填位
置Sから退避するので、その手前で待機していた弾丸B
が装填位置Sにセットされる。
【0039】図7(C)は、凸状部57がその回転移動
により従節突起54と分離し、打撃部材51が解放され
た状態を示している。打撃部材51は蓄勢されたバネ力
によって前進し、その先端部が弾丸装填位置Sにあった
弾丸Bを打撃するので、弾丸Bは送出路21の先端から
発射される。
【0040】なお、凸状部57は従動軸22を中心とす
る円周上に二つ設けられているので、従動軸22が駆動
モータ1の正回転により半回転すると、打撃部材51は
発射動作を行うこととなる。その一方で、駆動モータ1
の正回転時には戦車玩具100は直進走行動作を行う。
これらの関係を図8に示す。この図8の上の線図はカム
板56の回転角度と回転の際に打撃部材51から受ける
抗力との関係を示しており、下の線図はカム板56の回
転角度とそれに対応する戦車玩具100の直線走行距離
を示している。この図8の如く、カム板56が半回転す
る間に戦車玩具100は150[mm]の移動を行うように後
輪の外径,従動軸22又は後輪36にトルクを伝達する
各ギアのギア比が設定されている。従って、戦車玩具1
00が方向転換動作を行いこれに伴う弾丸の供給動作が
行われてから直進走行動作に切り換えられると、直進走
行を始めてから150[mm]走行した後に弾丸Bが発射され
る。
【0041】ここで、凸状部57の形状については上述
の二つのドット状でなくとも良く、カム板56が駆動モ
ータ1の正回転により駆動される方向に回転する場合に
従節突起54を押圧し,しかる後に瞬間的に押圧を解除
するような形状であればよい。
【0042】ここで、上記カム板56にはワンウェイク
ラッチ8が内蔵されており、従動軸22が駆動モータ1
の正回転に従って回転(図5における時計方向回転)す
る場合にはカム板56も共に回転し、従動軸22が駆動
モータ1の逆回転に従って回転する場合にはトルクが伝
達されず従動軸22に対して空転する。このワンウェイ
クラッチ8は前述したワンウェイクラッチ7とほぼ同様
の構造を呈するものであって、トルク伝達部材71及び
凹部72と鏡面対称のものを使用する。かかるワンウェ
イクラッチ8により、駆動モータ1が逆回転を継続する
限り弾丸Bの発射動作は行われない。
【0043】次に、駆動モータ1の制御系について説明
する。前述したように、戦車玩具100は遠隔操縦装置
110からの無線信号を受信して操縦が行われる。この
遠隔操縦装置110は、図9に示すように直進走行動作
の操作入力スイッチと方向転換動作の操作入力スイッチ
と図示しない操縦装置110の電源スイッチを備え、選
択されたいずれかの動作に対応する僅か二種類の無線電
波を出力する1chの送信装置である。
【0044】一方、戦車玩具100には、受信アンテナ
91により遠隔操縦装置110からの送信電波を受信す
る受信回路92と、受信回路92の受信出力により受信
した電波が直進動作指令であるか方向転換指令であるか
を判定し、直進動作指令の場合には駆動モータ1を正回
転で駆動し、方向転換指令の場合には駆動モータ1を逆
回転で駆動するコントローラ9とを備える構成となって
いる。
【0045】以上のように構成される戦車玩具100の
具体的な動作を説明する。まず、最初に遠隔操縦装置1
10から直進走行動作が指令されると、コントローラ9
は駆動モータ1を正回転で駆動する。従って、左右の後
輪34,36に前進方向のトルクが入力され、戦車玩具
100は前進する。またこのとき、従動軸22には図5
における反時計方向の駆動トルクが入力されるが、カム
板46はワンウェイクラッチ7により空転するので仕切
部材42は閉状態のままで弾丸Bは送出路21側には供
給されない。一方、カム板56は回転し、打撃部材51
は蓄勢と解放を行うが給弾されないので弾丸は発射され
ない。
【0046】次に、遠隔操縦装置110から方向転換動
作が指令されると、コントローラ9は駆動モータ1を逆
回転で駆動する。従って、右側の後輪36のみに後進方
向のトルクが入力され、戦車玩具100は後進しつつ時
計回りに旋回移動する。またこのとき、従動軸22には
図4における時計方向の駆動トルクが入力されるので、
カム板46が駆動し仕切部材42が開かれて弾倉41か
ら送出路21側に弾丸Bが供給される。一方、カム板5
6は空転し、打撃部材51の動作は行われない。
【0047】そして、旋回動作により戦車玩具100が
所望の方向を向いた時点で遠隔操縦装置110からの方
向転換指令の入力を止め、再び直進走行動作指令の入力
を行うと、コントローラ9は駆動モータ1を正回転で駆
動する。これにより、戦車玩具100は直進走行しつ
つ、カム板56により打撃部材51の蓄勢と解放が行わ
れ、戦車玩具100が150[mm]の直進移動を行った後に
供給された弾丸Bがその進行方向に向かって発射され
る。
【0048】以上のように構成された戦車玩具100に
よれば、駆動モータ1の正逆回転の切り替えにより直進
走行動作と方向転換動作とを行うのでいずれの場所にも
戦車玩具100を移動させることが可能となる。さら
に、方向転換時に給弾し、直進走行時に弾丸発射を行う
ので、予め弾丸発射方向のねらいを定めることが可能と
なり、単に自在に移動することができる走行車両や単に
弾丸を発射するだけの弾丸発射玩具に比べて興趣性がよ
り高いものとなる。
【0049】また、駆動モータ1の正回転時と逆回転時
とにそれぞれ二種類の動作を設定しているので、単一の
モータで四種類の動作を行うことが可能であり、部品点
数の低減、玩具の小型化及び軽量化、生産性の向上、生
産コストの低減を図ることが可能となるほかその操縦系
統を簡略化し、さらには操縦自体も簡易化することが可
能である。
【0050】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であること
は言うまでもない。
【0051】例えば、戦車玩具100では、弾丸の供給
と発射に、直進と旋回の動作を関連付けているが、駆動
モータ1の正逆回転に切り替えにより可能な他の二動作
を関連付けて駆動させても良い。具体的には、走行車両
玩具のみならず、戦車玩具100と同様の構成の弾丸発
射機構を備える戦艦玩具に適用しても良い。この場合、
駆動モータの正回転時に駆動する直進用のスクリューと
逆回転時に駆動する方向転換用のスクリューを備えるよ
うな構成であれば適用も可能である。また、その遊技方
法については、単一の戦車玩具を操作するばかりではな
く、複数の操縦者が各々の戦車玩具を操縦し、戦車戦を
模した競技に興じても良い。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の弾丸発射玩具によれば、
駆動モータの正逆回転の切り替えにより実現できる二種
類の動作の範囲で、各動作に弾丸供給動作と弾丸発射動
作とを対応付けて行わしめることが可能であるため、い
ずれか二つの動作しか行うことができない玩具と比して
高い興趣性を実現することが可能である。
【0053】また、単一のモータで四種類の動作を行う
ことが可能となり、部品点数の低減、玩具の小型化及び
軽量化、生産性の向上、生産コストの低減を図ることが
可能となるほかその操縦系統を簡略化し、さらには操縦
自体も簡易化することが可能である。
【0054】請求項2記載の弾丸発射玩具によれば、走
行動作と弾丸の給弾又は発射の動作を対応付けることで
き、単なる走行玩具や弾丸発射玩具に比して高い興趣性
を実現することができる。
【0055】請求項3記載の弾丸発射玩具によれば、走
行動作と方向転換動作の各々に弾丸の給弾又は発射の動
作を対応させて行うことでき、単なる走行玩具や弾丸発
射玩具に比して高い興趣性を実現することができる。特
に、走行動作と弾丸発射動作、方向転換動作と弾丸給弾
動作とを対応させて行うことにより、予め弾丸発射方向
のねらいを定めることが可能となり、興趣性がより高い
ものとなる。
【0056】請求項4記載の弾丸発射玩具によれば、左
右いずれか一方の車輪の後進方向の動力伝達を断つとい
うより簡易な構成で直進走行動作と方向転換動作とが実
現可能となった。
【0057】請求項5記載の弾丸発射玩具によれば、弾
倉部と仕切部材と駆動モータから仕切部材へのトルク伝
達手段という簡易な構成で駆動モータの一方向の駆動ト
ルクのみを利用して給弾動作を実現することが可能であ
る。
【0058】請求項6記載の弾丸発射玩具によれば、打
撃部材とバネ力の付勢手段と打撃部材へのトルク伝達手
段という簡易な構成で駆動モータの一方向の駆動トルク
のみを利用して弾丸発射動作を実現することが可能であ
る。
【0059】請求項7記載の弾丸発射玩具によれば、駆
動モータによる回転動作から仕切部材の開放動作への変
換及び打撃部材の後退・解放動作への変換をカムという
簡易な構成に実現できる。
【0060】請求項8記載の弾丸発射玩具によれば、装
填用カムと打撃用カムとを単一の従動軸上に装備したの
で、駆動モータから各カムまでの動力伝達手段の簡略化
を図ることが可能となる。
【0061】請求項9記載の弾丸発射玩具によれば、駆
動モータの正逆回転の切り替わりの影響をワンウェイク
ラッチという簡易な構成で排除することが可能である。
【0062】請求項9又は10記載の弾丸発射玩具によ
れば、駆動モータの正逆回転の切り替わりの影響をワン
ウェイクラッチという簡易な構成で排除することが可能
である。
【0063】請求項11記載の弾丸発射玩具によれば、
戦車砲模型を通じて玉が発射されることになるので、弾
丸が発射されるだけのものに比較して興趣性がより高い
ものとなる。
【0064】請求項12記載の弾丸発射玩具によれば、
単一の駆動モータのみの使用により1chの無線操縦装置
を使用することが可能であり、簡易の構成で無線操縦が
実現可能である
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る戦車玩具の側面図である。
【図2】実施形態に係る戦車玩具の一部を切り欠いた背
面図である。
【図3】図1に開示した砲塔部のX−X線に沿った断面
図である。
【図4】図3におけるY−Y線に沿った断面図である。
【図5】装填用カム機構のカム板の回転角度と戦車玩具
の旋回角度との関係を示す説明図である。
【図6】図4に開示したワンウェイクラッチの分解斜視
図である。
【図7】図3に開示した打撃部材の動作説明図であり、
図7(A)は弾丸が供給されていない状態を示し、図7
(B)は打撃部材に対しバネ力の蓄勢を行っている状態を
示し、図7(C)はバネ力を開放し弾丸の打撃を行った状
態を示す。
【図8】発射用カム機構のカム板の回転角度と戦車玩具
の直線移動距離との関係を示す説明図である。
【図9】実施形態に係る戦車玩具の駆動モータの制御系
を示す簡易ブロック図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ 2 弾丸発射機構 21 送出路 22 従動軸 33 前輪 34,36 後輪 4 装填手段 41 弾倉部 42 仕切部材 47 凸状部 48 従節突起 5 打撃手段 51 打撃部材 54 従節突起 57 凸状部 7,8 ワンウェイクラッチ 100 戦車玩具(弾丸発射玩具) 110 無線操縦装置 B 弾丸 S 弾丸発射位置
フロントページの続き (72)発明者 叶内 茂 東京都墨田区横川3丁目13番16号土倉ビル 3F 有限会社イング21内 Fターム(参考) 2C150 AA13 AA25 AA28 CA08 CA12 DA06 DH01 DK02 DK17 EA18 EB01 EB37 EC03 ED02 ED10 FA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部指令を受けて正回転と逆回転の制御
    が行われる駆動モータにより第1と第2の動作をそれぞ
    れ行うと共に、前記第1と第2の動作とは別に弾丸の発
    射動作を行う弾丸発射機構を備えた弾丸発射玩具であっ
    て、 前記弾丸発射機構は、前記弾丸の送出路と、前記駆動モ
    ータの逆回転により前記送出路の弾丸装填位置に向けて
    前記弾丸を供給する装填手段と、前記駆動モータの正回
    転により前記弾丸装填位置にある弾丸を打撃して前記送
    出路から送り出す打撃手段とを備えることを特徴とする
    弾丸発射玩具。
  2. 【請求項2】 前記第1の動作が直進走行動作であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の弾丸発射玩具。
  3. 【請求項3】 前記第2の動作が方向転換動作であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の弾丸発射玩具。
  4. 【請求項4】 前記駆動モータの正回転に従って前進方
    向に自在に回転する左右の車輪を備え、前記駆動モータ
    の逆回転時には左右のいずれか一方の車輪しか前記逆回
    転に従って後進方向に回転しないように構成されたこと
    を特徴とする請求項3記載の弾丸発射玩具。
  5. 【請求項5】 前記装填手段は、前記送出路の弾丸装填
    位置に通じると共に複数の前記弾丸を格納する弾倉部
    と、この弾倉部と前記送出路とを開閉自在に仕切る仕切
    部材とを備え、 この仕切部材は、前記駆動モータの逆回転の際に開き前
    記弾丸の供給を行うことを特徴とする請求項1〜4いず
    れか記載の弾丸発射玩具。
  6. 【請求項6】 前記打撃手段は、バネ力により打撃を行
    う打撃部材を備え、 この打撃部材は、前記駆動モータの正回転の際に、前記
    弾丸装填位置からの後退によるバネ力の蓄勢と蓄勢され
    たバネ力の解放による前記弾丸の打撃とを行うことを特
    徴とする請求項5記載の弾丸発射玩具。
  7. 【請求項7】 前記仕切部材は、前記駆動モータにより
    回転駆動される装填用カムにより弾丸供給動作を行い、 前記打撃部材は、前記駆動モータにより回転駆動される
    打撃用カムにより前記蓄勢及び打撃動作を行うことを特
    徴とする請求項6記載の弾丸発射玩具。
  8. 【請求項8】 前記装填用カムと前記打撃用カムとを、
    前記駆動モータの正逆回転に従動する一つの従動軸上に
    同時に装備したことを特徴とする請求項7記載の弾丸発
    射玩具。
  9. 【請求項9】 前記装填用カムはワンウェイクラッチに
    より前記駆動モータの逆回転時にのみ駆動することを特
    徴とする請求項7又は8記載の弾丸発射玩具。
  10. 【請求項10】 前記打撃用カムはワンウェイクラッチ
    により前記駆動モータの正回転時にのみ駆動することを
    特徴とする請求項7〜9いずれか記載の弾丸発射玩具。
  11. 【請求項11】 戦車玩具として構成され、前記弾丸の
    送出路を戦車の砲身に相当する部位の内部に形成したこ
    とを特徴とする請求項1〜10いずれか記載の弾丸発射
    玩具。
  12. 【請求項12】 前記駆動モータの正回転と逆回転を行
    わせる外部指令の入力が無線により行われることを特徴
    とする請求項1〜11いずれか記載の弾丸発射玩具。
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