JP3793873B2 - 材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置 - Google Patents

材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置 Download PDF

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属,コンクリート,ガラスを含むセラミックス,ゴムを含むポリマーなどの表面近傍またはこれらの被覆層における各種弾性パラメータの測定装置に関し、超音波を利用した非破壊形式でもって、簡便かつ絶対的な定量計測ができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種材料における表面部もしくは被覆層の疲労、加工硬化、劣化などを測定する方法として、断面部の硬度測定や走査型電子顕微鏡による観察、X線照射による応力測定などが実用されている。また、超音波を用いて各種弾性パラメータを測定する技術もすでに確立されている。この方法は、一つの測定装置でもってさまざまな材料特性を計測することができるという特長をもっている。さらに最近では、レーザ照射により、超音波を励起させ、弾性率等を測定する方法も実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらレーザ照射による励起方法は、同時に熱を誘起させるために融点の低い金属やポリマーへの適用は不可能であること、被膜の剥離や酸化を伴うこと、表面下の有効測定部分が不明確といった欠点をもっている。さらに、装置が大がかりで、高価なことも普及を阻んでいる要因となっている。
【0004】
一方、超音波を用いた測定は、従来は縦波プローブと横波プローブを交互に被測定部に固着させるもので、同時計測することはできなかった。しかも表面からの測定深さが1mmを超えるものに限定されていて、材料表面や被覆層の測定は不可能であった。
【0005】
このようなことから、本発明者は、縦波プローブと横波プローブを交互に測定部に固着させない測定方法の開発を最大の課題として鋭意研究を行い、新たな発想のもとに、縦波のクリーピング波と横波の剪断水平波からなる超音波の同時送信を利用した材料表面および被覆層の弾性パラメータの測定装置を完成させたのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたもので、請求項1の発明は、金属,コンクリート,ガラスを含むセラミックス,ゴムを含むポリマーなどの各種材料またはこれらの被覆層からなる試験体に対して、超音波の縦波・横波同時送信子(以下、送信子という。)および縦波・横波同時受信子(以下、受信子という。)の対機能より構成された計測用センサを固着させることによって、表面近傍の弾性的特性を非破壊接触にて測定できるようにしたセンサが組み込まれてなる材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置であって、この送信子と受信子とは互いに内角状態で対向して配設され、しかも縦波のクリーピング波と横波の剪断水平波(以下、SH波という。)とからなる超音波がそれぞれの前面部分に配置されたくさび部材に伝搬するように送信角度および受信角度が構成されて、材料表面下の縦波・横波音速,音速異方性係数,各種弾性率(ヤング率,剛性率,体積弾性率,圧縮率,ラーメパラメータ),ポアソン比,デバイ温度,グリナイゼンパラメータ,縦波・横波減衰率,縦波・横波内部磨耗,縦波・横波周波数,線膨張係数およびナイキスト線図が同時計測されるように形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
この発明は、超音波の縦波と横波の同時送信子および受信子を利用したことを第1の特長とするものである。そして、くさび部材を介して超音波を伝播させ、その送信角度および受信角度を適正に設定することでもって被測定物の表面部を超音波が伝播するように制御することができるようになるから、材料表面下の各種弾性パラメータが一度に測定できるようになる。
【0008】
請求項2の発明は、前記センサには2つの受信子が内蔵されるとともに、この2つの受信子は、所定の間隔をおいて前記送信子と結ぶ直線上に並置されることを特徴とする。このような配置とすることにより、2つの受信子の間隔によってもたらされる測定値の差が利用できるようになり、一層精度の高い測定が可能となる。より詳細には、受信された2つの受信波の伝播時間差もしくは音圧比をCPUに取り込んで演算、解析処理することにより試験体の弾性パラメータを同時計測するものである。
【0009】
請求項3の発明は、前記送信子および受信子は、超音波の送信および受信を制御するパルサー・レシーバ部に接続され、このパルサー・レシーバ部は、受信子側からの受信波をデジタル変換するA/D変換部に接続され、このA/D変換部は、波形表示機能を備えた演算処理用のCPUに接続されることを特徴とする。これにより、前記センサの組み込まれた完成された測定装置が提供できるようになる。
【0010】
請求項4の発明は、前記CPUは、パーソナルコンピュータにて構成され、その集積回路のボードに、パルサー・レシーバ部およびA/D変換部が組み込まれることを特徴とする。これにより、パーソナルコンピュータは既存のものが使用でき、非常にコンパクトな測定装置が提供できるようになる。
【0011】
請求項5の発明は、前記送信子および受信子は、縦波発生用の圧電ドメインおよび横波発生用圧電ドメインの二種類で構成されていることを特徴とする。これにより、従来形のように縦波と横波の圧電素子を同心円状もしくは半月状に組み合わせて貼り付ける必要がなくなるので、測定面への片当たりによる縦波・横波同一送受信が不安定になるという欠点がなくなる。
【0012】
請求項6の発明は、縦波のクリーピング波と横波のSH波が試験体の表面下1〜5波長の深さを同時伝搬するように前記送信角度および受信角度が設定されていることを特徴とする。また、請求項7の発明は、縦波のクリーピング波と横波のSH波の受信波形の音圧比が1/5〜5/1の範囲にあるように前記送信角度および受信角度が設定されていることを特徴とする。波長の深さや音圧比は送信角度および受信角度の関数であるから、前記のような数値範囲となるように角度調整することにより、材料表面や被覆層の測定が可能となる。
【0013】
請求項8の発明は、前記送信子および受信子は、セラミックス,ポリマー,またはセラミックスとポリマーのコンポジットからなる圧電素子であることを特徴とする。このうち、セラミックス圧電素子は、感度が良好であるが衝撃に弱くて破損しやすい。ポリマー圧電素子は、可撓性に優れてるので測定面の凹凸や粗さの影響を受けにくく、破損にも強く、さらに高周波超音波の送受信が可能であるという特長をもっているが、感度は良くない。コンポジット圧電素子は、感度良好であるが、衝撃に弱く、面粗さに対する適応性も低く、かつ高価である。かくして、用途に応じてこれら3種類の圧電素子が使い分けられる。
【0014】
請求項9の発明は、前記くさび部材にはアクリルが用いられることを特徴とする。通常、くさび部材は、試験体との間の音響インピーダンスの差が少なく、超音波の伝搬特性があり、かつ耐磨耗性の良好な材料から選定される。例えば、鉛等の金属、フリントガラス等のガラス、アクリル、ポリカーボネイト、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアミドイミド、ポリアミド、ポリエーテルスルホン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂、変成ポリフェニレンエーテル等のポリマー、あるいはシリコンゴム、ウレタンゴム、ハイカー等のゴムが用いられる。さらに付言すると、最も測定対象となることの多い鋼材が試験体である場合に、縦波と横波がほぼ同時角度で入射・受信するという理由から、アクリルが好適である。
【0015】
請求項10の発明は、前記送信子より送信される超音波の周波数が0.5〜100MHzであることを特徴とする。周波数が0.5MHzよりも小さいと波長が長くなりすぎて測定精度が低下し、反対に100MHzを超える過度に減衰し易くなるからである。さらに測定の信頼性を求めるならば、1〜20MHzが推奨される。なお、超音波にはパルス波が用いられるが、これは、複雑に干渉しあうことが少ないことや、受信波形の解析がしやすく試験体を無限媒質の固体として取り扱える性質があるからである。
【0016】
【発明実施の形態】
次に、本発明の実施の一形態について、図を参照しながら説明する。図1は、この発明の測定装置に組み込まれるセンサの概念的な説明図を示すもので、センサ1は、たとえば、鋼材からなる試験体2の焼入れ時に生じる表面硬化を測定するときに使用される。センサ1の内部には、1つの送信子3と2つの受信子4とが対向して備わっている。そして、送信子3に近い側の受信子4aと、これより離れて置かれた受信子4bは、送信子3と結ぶ直線上に所定の間隔でもって並置される。また、この送信子3および受信子4は、縦波のクリーピング波と横波のSH波が同時に送信および受信することのできる同一基盤圧電素子であって、セラミックス,ポリマー,またはセラミックスとポリマーのコンポジットからなるものである。
【0017】
送信子3および受信子4の前面部分には、くさび部材5が配置される。送信子3から送信された超音波は、このくさび部材5によって回析し、試験体2の表面直下部分を伝搬後、受信子4側のくさび部材5を経て受信子4にて受信される。この際、送信波および受信波が効率よく伝搬できるように、予め送信角度θ1および受信角度θ2が調整され固定されている。センサ1の外郭を構成するケース6には接続端子7が固着され、送信子3および受信子4から延びるリード線8と同軸ケーブル9とを結んでいる。送信角度θ1および受信角度θ2は、送信子3および受信子4における振動面の垂線とセンサの接地面の垂線との間に形成される角度として定義される。
【0018】
送信子3および受信子4は100μmオーダーの縦波とSH波の圧電ドメインが交互に分散した同一基盤からなり、同時送信および受信できることを特長としている。送信子3により送信される縦波のクリーピング波と横波のSH波を試験体2の表面直下部分に伝搬させ、材料の弾性的特性を計測する。この場合の周波数は、0.5〜100MHzのパルス波が使用されるが、より測定の信頼性を高めるためには1〜20MHzが好適である。また、図1には示されていないが、送信子3および受信子4の背後には、測定制動用のダンパが設けられ、雑音ノイズのカットや受信波数の調整が行われる。
【0019】
受信子4aと受信子4bとは、送信子3からの縦波クリーピング波と横波SH波をある所定の距離だけ離して受信するようにしたもので、この間の距離が試料の測定箇所となる。すなわち、送信子3と受信子4aとの間と、送信子3と受信子4bとの間との伝播時間差もしくは音圧比を同時計測することでもって、測定装置の電気系統誤差の発生や、送信子3と受信子4aとの間での測定に続いて送信子3と受信子4bとの間を測定するという従来の二度押しつけ方法からくる誤差の発生が解消され、前記距離における精密な伝搬時間差または音圧比の計測が可能となる。
【0020】
受信子4aと受信子4bの間の距離は、1mm〜100mmにあることが望ましい。1mm以下では、受信子4aによる計測データのピーク値と受信子4bによる計測データのピーク値とが重なり合って分離が難しくなる。反対に100mm以上の間隔があくと、縦波のクリーピング波が減衰して計測できなくなるからである。
【0021】
くさび部材5は、超音波の減衰などから、鋼材の試験体では、縦波基準で850〜6000m/s、横波基準で500〜3000m/sの範囲が好適する。これは、音速が遅いと超音波伝搬減衰が大きくなって不具合となり、音速が速いと鋼材からなる試験体に対する超音波入射角が得られないからである。
【0022】
送信角度θ1および受信角度θ2は、縦波および横波の超音波の入射臨界角近傍を利用する。これによって表面下1〜5波長の深さの情報が得られるようになる。さらに、受信波形の音圧比が1/5〜5/1にあることを確認して、表面直下の計測であることの信頼性を高める。
【0023】
図2に示すように、同軸ケーブル9は、超音波の送信および受信を制御するパルサー・レシーバ部10に接続され、パルサー・レシーバ部10は前記受信子4から送られる受信波をデジタル変換するA/D変換部11と接続し、さらに波形表示に用いるディスプレイ12を備えた演算処理用のCPU13と接続している。ディスプレイ12を備えたCPU13は、パーソナルコンピュータ14にて構成してもよく、この場合、集積回路のボード(図示せず。)にパルサー・レシーバ部10およびA/D変換部11を内蔵したものとすれば、コンパクトな測定装置とすることができる。
【0024】
センサ1は、送信面15および受信面16を試験体2に密接して載置される。超音波は、試験体2の表層部を介して伝搬し、パルサー・レシーバ部10のレシーバ側で受信波として認識される。この受信波はA/D変換部11によってデジタル信号に変換されるとともに、波形表示用のディスプレイ12を備えたCPU13によって演算処理される。CPU13では、測定結果から、材料表面下の縦波・横波音速、音速異方性係数、各種弾性率(ヤング率、剛性率、体積弾性率、圧縮率、ラーメパラメータ)、ポアソン比、デバイ温度、グリナイゼンパラメータ、縦波・横波減衰率、縦波・横波内部磨耗、縦波・横波周波数、線膨張係数が同時計測されるとともに、波形およびナイキスト線図のパターン解析などが行われる。
【0025】
解析データは、試験体2の標準試料における判定しきい値と相対的に比較され、材料の表面劣化、硬化、疲労として定量的に診断される。したがって、表面部は非破壊的に測定され、しかもSH波が縦波などの他のモードに変換してしまうという現象もないことから、前記測定要素が高精度に実測できるようになる。また、標準試料に対して、診断要素および測定要素の基準値がそれぞれ相関関係となる検量線を予め作成しておき、これに基づき測定要素の実測値が比較判断されるようにすれば、相対的な定量診断が、一層高精度に行えるようになる。この検量線は、単に定量測定をする際にも役立つ。
【0026】
最後に、本発明の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置を用いた測定結果を例示する。
【表1】
Figure 0003793873
【発明の効果】
以上のように、本発明の測定装置によれば、同時送受信することのできるセンサの使用し、送信子および受信子の前面に配置したくさび部材の送信角度と受信角度を適正に設定することにより、金属,コンクリート,ガラスを含むセラミックス,ゴムを含むポリマーなど各種材料の表面近傍やこれらの被覆層といった、従来の測定装置では難しかった深さの極めて浅い部分に対して、一度の測定作業で弾性パラメータを測定することができるようになる。しかも、所定の距離を保って並置された2つの受信子の採用により、高精度で信頼性の高い測定を実現している。またこの測定装置は小型軽量化されており、比較的容易かつ短時間で測定ができるので、工場の加工ラインのような場所での使用も可能であり、加工中の製品の不良チェックなど広い範囲で使用できる。既製のパーソナルコンピュータの利用が可能なので、価格面でも手頃な測定装置が提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるセンサの一部断面を含む概念的な説明図。
【図2】本発明の実施の一形態である測定装置の概念的な説明図。
【符号の説明】
1 センサ
2 試験体
3 縦波・横波同時送信子
4,4a,4b 縦波・横波同時受信子
5 くさび部材
10 パーソナル・レシーバ部
11 A/D変換部
13 CPU
14 パーソナルコンピュータ
θ1 送信角度
θ2 受信角度

Claims (10)

  1. 金属,コンクリート,ガラスを含むセラミックス,ゴムを含むポリマーなどの各種材料またはこれらの被覆層からなる試験体に対して、超音波の縦波・横波同時送信子および縦波・横波同時受信子の対機能より構成された計測用センサを固着させることによって、表面近傍の弾性的特性を非破壊接触にて測定できるようにしたセンサが組み込まれてなる材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置であって、この縦波・横波同時送信子と縦波・横波同時受信子とは互いに内角状態で対向して配設され、しかも縦波のクリーピング波と横波の剪断水平波とからなる超音波がそれぞれの前面部分に配置されたくさび部材に伝搬するように送信角度および受信角度が構成されて、材料表面下の縦波・横波音速,音速異方性係数,各種弾性率(ヤング率,剛性率,体積弾性率,圧縮率,ラーメパラメータ),ポアソン比,デバイ温度,グリナイゼンパラメータ,縦波・横波減衰率,縦波・横波内部磨耗,縦波・横波周波数,線膨張係数およびナイキスト線図が同時計測されるように形成されていることを特徴とする材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  2. 前記センサには2つの縦波・横波同時受信子が内蔵されるとともに、この2つの縦波・横波同時受信子は、所定の間隔をおいて前記縦波・横波同時送信子と結ぶ直線上に並置されることを特徴とする請求項1に記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  3. 前記縦波・横波同時送信子および縦波・横波同時受信子は、超音波の送信および受信を制御するパルサー・レシーバ部に接続され、このパルサー・レシーバ部は、縦波・横波同時受信子側からの受信波をデジタル変換するA/D変換部に接続され、このA/D変換部は、波形表示機能を備えた演算処理用のCPUに接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  4. 前記CPUは、パーソナルコンピュータにて構成され、その集積回路のボードに、パルサー・レシーバ部およびA/D変換部が組み込まれることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  5. 前記縦波・横波同時送信子および縦波・横波同時受信子は、縦波発生用の圧電ドメインおよび横波発生用圧電ドメインの二種類で構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  6. 縦波のクリーピング波と横波の剪断水平波が試験体の表面下1〜5波長の深さを同時伝搬するように前記送信角度および受信角度が設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  7. 縦波のクリーピング波と横波の剪断水平波の受信波形の音圧比が1/5〜5/1の範囲にあるように前記送信角度および受信角度が設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  8. 前記縦波・横波同時送信子および縦波・横波同時受信子は、セラミックス,ポリマー,またはセラミックスとポリマーのコンポジットからなる圧電素子であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  9. 前記くさび部材にはアクリルが用いられることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
  10. 前記縦波・横波同時送信子より送信される超音波の周波数が0.5〜100MHzであることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の材料表面および被覆層の弾性パラメータ測定装置。
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