JP3792983B2 - 給電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給電装置に関し、特に、送電線に接続され、送電線の電圧を所定の電圧に変換して給電する給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
送電線の交流電圧を直流電圧に変圧して、光通信端末等の所定の装置に給電する給電装置がある。
この給電装置は、筐体と、筐体内に配置された電気回路部及び電池を有しており、送電線から電気回路部に交流電圧が供給されると、供給された交流電圧が電気回路部で直流電圧に変換された後、光通信端末などの所定の装置に供給できるように構成されている。
【0003】
また、電気回路部は送電線から供給される交流電圧を監視しており、何らかの原因により送電線から交流電圧が供給されなくなったことを検出すると、電池が生成する直流電圧を、光通信端末などの所定の装置に供給するように構成されている。
【0004】
上記給電装置は、送電線に接続され、電柱上の電柱付近にぶら下がるように設けられており、雨滴等が筐体内部に浸入して電気回路部が故障しないように、内部が密閉された状態になっている。最近、高出力かつ高寿命であるニッケル水素電池が注目されてきているが、ニッケル水素電池は、水素を発生する性質を有しており、密閉された筐体内部に配置すると、筐体内部に水素が発生し、筐体内部に充満してしまうという問題が生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、ニッケル水素電池を用いた場合でも、水素ガスが内部に充満しない給電装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、一面に開口が形成された筐体と、前記筐体内部に設けられた電気回路部とを有し、吊り下げられた状態で設置されるように構成された給電装置であって、前記筐体内部に設けられた電池ボックスを有し、前記電池ボックスは、内部に電池を収納する空間を備えた本体と、前記本体を蓋するように設けられた蓋と、前記本体と蓋との間に設けられたパッキンとを有し、前記筐体が吊り下げられた状態における、前記電池ボックスの側面上部には、ガス抜き孔が設けられ、前記筐体が吊り下げられた状態における、前記電池ボックスの底面には、水抜き孔が設けられ、前記筐体には、前記ガス抜き孔、前記水抜き孔と接続する排気孔、排水孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の給電装置であって、前記ガス抜き孔には、該ガス抜き孔と接続する排気パイプが設けられ、前記水抜き孔には、該水抜き孔と接続する排水パイプが設けられ、前記排気パイプ及び前記水抜きパイプは、それぞれ前記排気孔及び排水孔に挿入されるように構成されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の給電装置であって、少なくとも前記排気孔の表面には、複数のスリットを有するカバー板が設けられたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の給電装置であって、前記電池ボックスは、樹脂で形成されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の給電装置であって、前記電池を収納する空間には、緩衝材が設けられたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の給電装置であって、前記電池ボックスには、面状ファスナが設けられたことを特徴とする。
【0007】
本発明の給電装置によれば、電池ボックスを備え、その電池ボックスはガス抜き孔と、水抜き孔とを有しており、筐体には、ガス抜き孔、水抜き孔とそれぞれ接続する排気孔、排水孔が設けられている。
【0008】
このため、電池としてニッケル水素電池を用いた場合であっても、ニッケル水素電池で発生した水素ガスは、ガス抜き孔から排気孔を介して筐体外部に放出され、筐体内部の電気回路部には回り込まない。
【0009】
このとき、排気孔から、ガス抜き孔を介して雨滴等の水が電池ボックス内に浸入しても、その水は電池ボックスの底面に設けられた水抜き孔と排水孔とを介して筐体外部に流出するので、水分は電池ボックス内にのみとどまり、電気回路部にまで浸入することはない。
【0010】
このように、ガス抜き孔及び排気孔を設けることで水素ガスが電気回路部に回らないので、筐体内部に水素ガスが充満することはなく、また、ガス抜き孔を設けることで、結露による水分が浸入したり、万一内部に水分が浸入しても、浸入した水分は水抜き孔と排水孔とを介して筐体外部に排出されるので、電気回路部には水分は回り込まず、水分によって電気回路部が短絡して故障するようなこともない。
【0011】
なお、本発明において、ガス抜き孔、水抜き孔には、それぞれと接続する排気パイプ、排水パイプが設けられ、排気パイプと水抜きパイプは、それぞれ排気孔と排水孔に挿入されるように構成してもよい。
【0012】
このように構成し、排気パイプと水抜きパイプとを気密に挿入することにより、ガス抜き孔から排気されるガスは、排気パイプを通って筐体内部に回り込むことなく排気孔から排気され、同様に、水抜き孔から排出される水は、排水パイプを通って筐体内部に回り込むことなく排水孔から排出されるようにすることができる。
【0013】
また、本発明において、排気孔に、複数のスリットを備えたカバー板を設けるように構成してもよい。このように構成することにより、排気孔に向けて虫等が飛んできても、スリットに阻まれて排気孔には入り込めないので、虫等が電池ボックス内部に入り込まないようにすることができる。
【0014】
さらに、本発明において、電池ボックスを樹脂で形成してもよい。このように形成することにより、衝撃が電池ボックスに加わった場合であっても、その衝撃を樹脂製の電池ボックス自身が吸収するので、内部の電池に大きな衝撃が加わらないようにすることができる。
【0015】
また、電池を収納する空間内に、緩衝材を設けることにより、空間内で電池に遊びが出て振動しないようにすることができる。又、外部から筐体に衝撃が加わった場合でも、その衝撃が緩衝材で吸収されることにより、電池に大きな衝撃が加わらないようにすることができる。
【0016】
さらに、本発明において、電池ボックスに、開閉が容易な面状ファスナを設けてもよい。給電装置は送電線に吊り下げられた状態で設置されているので、電池交換の作業は電柱によじ登って行わなければならず、電池交換の作業はできるだけ簡単に行いたいという要求があったが、本発明のように構成し、面状ファスナで電池を把持して空間内に保持するようにすることにより、面状ファスナを開閉するだけで、電池を容易に着脱することができ、作業者の作業負担を大幅に軽減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下で図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1の符号1に、本実施形態の給電装置を示す。この給電装置1は、送電線とともに電柱と電柱との間に張られている鋼線に吊り下げられた状態で設置される装置であって、筐体10と、蓋20と、本発明の電気回路部を構成する入出力部11、第1、第2の電源ユニット12、13及び制御部14と、電池ボックス15とを有している。
【0018】
入出力部11と、第1、第2の電源ユニット12、13と、制御部14と電池ボックス15とは、筐体10内部に設けられ、蓋20は、筐体10の側面に設けられた開口を蓋するように設けられている。
【0019】
かかる給電装置1には、筐体10の側方に入力端子16が設けられている。この入力端子16は送電線に接続されており、送電線に供給される交流電圧は、入力端子16から入出力部11に入力され、第1、第2の電源ユニット12、13で直流電圧に変換された後、入出力部11の下方に設けられた不図示の出力端子を介して光通信端末などの所定の装置に供給される。
【0020】
電池ボックス15内には、後述する電池が収容されており、制御部14は、何らかの原因により送電線から交流電圧が供給されなくなった場合には、一時的に電池ボックス15内の電池で生成される直流電圧を、出力端子から所定の装置に供給する。
【0021】
電池ボックス15の詳細な構成を図2に示し、図2のA−A線断面図を図3に示す。電池ボックス15は、容器状の本体21と蓋22とを有しており、蓋22で本体21を蓋することができる。蓋22の周囲には、パッキン48が配置されており、蓋22で本体21を蓋したときに、蓋22と本体21とが密着した状態で蓋することができるように構成されている。
【0022】
本体21の内部上面には、複数個の上側仕切材261〜263がほぼ等間隔に配置され、内部底面には、各上側仕切材261〜263と対向する位置にそれぞれ下側仕切材271〜273が配置されている。ここでは、それぞれ3個ずつ上側仕切材261〜263と下側仕切材271〜273とが設けられているものとする。上側仕切材261〜263及び下側仕切材271〜273により、本体21内部は4つの空間に仕切られる。それぞれの空間内では、本体21の側面に取付具251〜254が1個ずつ設けられており、後述する面状ファスナを取り付けられるように構成されている。
【0023】
これらの4つの空間は、それぞれニッケル水素電池からなる電池401〜404を1個ずつ挿入できるように構成されている。各空間には、本体21の天井面と底面とにそれぞれ上側緩衝材231〜234と、下側緩衝材241〜244とが設けられており、電池401〜404が各空間内に挿入された状態では、上側緩衝材231〜234と、下側緩衝材241〜244とにより、それぞれ電池401〜404が上下から挟みつけられるように構成されている。
【0024】
各取付具251〜254には、面状ファスナ351〜354が1個ずつ取り付けられており、各空間内に挿入された各電池401〜404をそれぞれ図示しない配線と接続した後、各面状ファスナ351〜354で、それぞれ電池401〜404を左右から把持する。その状態を図4に示す。その後、蓋22で本体21を蓋する。蓋22と本体21との間は、パッキン48が配置されており、本体21を蓋した状態では、蓋22と本体21との間から水や空気が漏れないように構成されている。
【0025】
このように、各電池401〜404は、面状ファスナ351〜354により把持され、上側緩衝材231〜234と、下側緩衝材241〜244とにより上下から挟みつけられることにより、本体21内部では遊びがない状態で保持される。
【0026】
また、電池401〜404が緩衝材231〜234、241〜244により上下から挟み付けられていることにより、筐体10が何かにぶつかるなどして外部から衝撃が加わっても、その衝撃は緩衝材231〜234、241〜244によって緩和された後に、電池401〜404に加わるので、緩衝材231〜234、241〜244に取り付けられた電池401〜404に加わる衝撃が少なくなる。
【0027】
さらに、筐体10は、樹脂製であって、外部から受けた衝撃は筐体10自身によっても吸収されるので、電池401〜404に加わる衝撃は更に少なくなり、大きな衝撃を受けても、その衝撃によって電池401〜404は破壊しない。
【0028】
また、各電池401〜404は、面状ファスナ351〜354によって把持されているので、電池401〜404を交換する際にも、面状ファスナ351〜354を開けて、電池401〜404を抜き差しすることで容易に電池401〜404を着脱することができる。
【0029】
給電装置は送電線に吊り下げられた状態で設置されているので、電池交換の作業は電柱によじ登って行わなければならない。従来は、電池が筐体に直接ねじ止めされており、電池交換作業が煩雑で作業者の作業負担が大きかったが、本実施形態では、電池交換を極めて容易に行うことができるので、作業者の作業負担を大幅に軽減することができる。
【0030】
本実施形態の電池ボックス15の内部を密閉すると、電池ボックス15内に収容されたニッケル水素電池から発生した水素ガスが本体21内部に充満するおそれがある。
【0031】
そこで、この対策として、本実施形態の電池ボックス15にはガス抜き孔41が設けられており、このガス抜き孔41と接続される排気孔42が、筐体10に設けられている。
【0032】
図5に、筐体10に収容された電池ボックス15の、ガス抜き孔41及び排気孔42の断面図を示す。
ガス抜き孔41は、電池ボックス本体21の側面上方に設けられており、ガス抜き孔41と接続する排気パイプ55が、本体21の外側に突出するように設けられている。
【0033】
他方、電池ボックス本体21が筐体10内部に収容された状態で、ガス抜き孔41と連通する位置の筐体10には、排気孔42が設けられている。
排気孔42には、Oリング54を介して排気パイプ55が気密に挿入されており、ガス抜き孔41から抜けたガスは、筐体10内部に回り込まないように構成されている。
【0034】
図6に、排気孔42付近の筐体10を側方からみた図を示す。排気孔42には、カバー板51がねじ52によりねじ止めされている。このカバー板51には、複数のスリット56が設けられ、このスリット56により排気孔42及びガス抜き孔41と筐体10の外部とが通じている。
【0035】
このため、電池ボックス15の本体21内部で、電池401〜404による水素ガスが発生した場合であっても、その水素ガスは空気よりも比重が軽いので、本体21の側面上方に設けられたガス抜き孔41から、排気パイプ55、排気孔42、スリット56を順に介して筐体10の外部に排出される。従って、水素ガスが電池ボックス15内部に充満することはない。
【0036】
また、上述したように電池ボックス15の蓋22はパッキン48を介して本体21を蓋するので、本体21内部で発生した水素ガスは、蓋22と本体21との隙間を介して筐体10内部に漏れ出すことはない。このため、水素ガスは筐体10内部にも回り込まず、筐体10内部に水素ガスが充満しないようにすることができる。
【0037】
さらに、排気孔42の表面には、複数のスリット56を有するカバー板51が設けられていることにより、外部から排気孔42へと虫が飛んで来ても、スリット56によって阻まれ、排気孔42内には入り込めないようになっている。このため、電池ボックス15内部には虫が入り込まず、虫が入り込むことによる不具合を防止することができる。
【0038】
このように、水素ガスが電池ボックス15内部で発生しても、ガス抜き孔41及び排気孔42から排気することができるため、水素ガスが電池ボックス内部等に充満することによる不具合を防止することができる。
【0039】
しかしながらこの場合には、排気孔42より、ガス抜き孔41を介して雨滴等の水が電池ボックス15内部に浸入することがある。かかる水が電池ボックス15内部に溜まると、電池が腐食したり、短絡したりし、また、この水が筐体10内部に回り込むと、電気回路部が短絡したりするなどの不具合が生じる。
【0040】
そこで、この場合の対策として、本実施形態の電池ボックス15には水抜き孔46が設けられており、水抜き孔46と接続される排水孔47が、筐体10に設けられている。この水抜き孔は、図9(a)に示すように、電池ボックス15の底面に複数個配置されている。ここでは4個の水抜き孔461〜464が配置されているものとする。
【0041】
図7に、筐体10に収容された電池ボックス15のうち、1個の水抜き孔46及び排水孔47の断面図を示す。水抜き孔46の設けられた位置の本体21には、外側に突出する排水パイプ57が設けられている。
【0042】
他方、電池ボックス本体21が筐体10内部に収容された状態で、水抜き孔46と連通する位置の筐体10には、排水孔47が設けられている。
排水孔47には、Oリング64を介して排水パイプ57が気密に挿入されており、水抜き孔46から流れ出す水が、筐体10内部に回り込まないように構成されている。
【0043】
図8に、排水孔47付近の筐体10を側方からみた図を示す。排水孔47には、カバー板61がねじ62でねじ止めされている。このカバー板61には、複数のスリット66が設けられ、このスリット66により排水孔47及び水抜き孔46と外部とが通じている。
【0044】
このため、電池ボックス15の本体21内部に、ガス抜き孔41から雨滴などの水が浸入しても、その水は、本体21底面に設けられた水抜き孔から、排水パイプ、排水孔、スリットを順に介して筐体10の外部へと排出される。従って、電池ボックス内に水が溜まることはない。
【0045】
また、電池ボックス15の蓋22はパッキン48を介して本体21を蓋するので、電池ボックス15内に浸入した水は、蓋22と本体21との隙間を介して筐体10内部に漏れ出すこともない。このため、筐体10内部に水が漏れだし、電気回路部が短絡する等の不具合は生じない。
【0046】
さらに、排水孔47の表面には、複数のスリット56を有するカバー板51が設けられていることにより、外部から排水孔47へと虫が飛んできても、排気孔47内に虫が入り込めず、排水孔47からも電池ボックス15内部には虫が入り込まない。
【0047】
なお、本実施形態では、水抜き孔46を図9(a)に示すように配置したが、本発明の配置はこれに限らず、例えば図9(b)に示すように、電池が収納される空間にそれぞれ1個ずつ配置されるようにしてもよい。図9中、符号901〜904は、電池401〜404が収納される空間をそれぞれ示している。
【0048】
また、水抜き孔46、ガス抜き孔41をそれぞれ4個、1個ずつ設けたが、本発明の水抜き孔46、ガス抜き孔41の個数はこれに限られるものではない。
さらに、本実施形態では、ガス抜き孔46、水抜き孔41にそれぞれ排気パイプ55、排水パイプ57が接続されており、排気パイプ55、排水パイプ57が筐体10の排気孔42、排水孔47にそれぞれ気密に挿入されるように構成されているが、本発明はこれに限らず、例えばガス抜き孔46、水抜き孔41がそれぞれ排気孔42、排水孔47と直結していても、ガスや水が筐体10内部に回り込まないように構成されていればよい。
【0049】
また、本実施形態では、複数のスリット56、66を有するカバー板51、61が排気孔42、排水孔47にそれぞれ設けられているが、本発明はこれに限らず、虫が入り込まないように構成されていればよいので、例えばカバー板を網状に形成しでもよい。
【0050】
【発明の効果】
ニッケル水素電池を用いても水素ガスを装置外部に排気させることができる。また水が電池ボックス内部に浸入しても、その水が電池ボックス内に溜まったり、筐体内部に回り込んだりしないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の給電装置を説明する側面図
【図2】本発明の一実施形態の電池ボックスを説明する側面図
【図3】本発明の一実施形態の電池ボックスを説明する断面図
【図4】本発明の一実施形態の電池ボックス内に電池が収容された状態を説明する側面図
【図5】本発明の一実施形態のガス抜き孔、排気孔を説明する断面図
【図6】本発明の一実施形態の排気孔を説明する側面図
【図7】本発明の一実施形態の水抜き孔、排水孔を説明する断面図
【図8】本発明の一実施形態の排水孔を説明する底面図
【図9】(a):本発明の一実施形態の水抜き孔の配置状態を説明する図
(b):本発明の他の実施形態の水抜き孔の配置状態を説明する図
【符号の説明】
1……給電装置 15……電池ボックス 231〜234……上側緩衝材(緩衝材) 241〜244…下側緩衝材(緩衝材) 351〜354……面状ファスナ 41……ガス抜き孔 42……排気孔 46……水抜き孔 47……排水孔 51、61……カバー板 55……排気パイプ 57……排水パイプ

Claims (6)

  1. 一面に開口が形成された筐体と、前記筐体内部に設けられた電気回路部とを有し、吊り下げられた状態で設置されるように構成された給電装置であって、
    前記筐体内部に設けられた電池ボックスを有し、
    前記電池ボックスは、内部に電池を収納する空間を備えた本体と、
    前記本体を蓋するように設けられた蓋と、
    前記本体と蓋との間に設けられたパッキンとを有し、
    前記筐体が吊り下げられた状態における、前記電池ボックスの側面上部には、ガス抜き孔が設けられ、
    前記筐体が吊り下げられた状態における、前記電池ボックスの底面には、水抜き孔が設けられ、
    前記筐体には、前記ガス抜き孔、前記水抜き孔と接続する排気孔、排水孔がそれぞれ設けられたことを特徴とする給電装置。
  2. 前記ガス抜き孔には、該ガス抜き孔と接続する排気パイプが設けられ、
    前記水抜き孔には、該水抜き孔と接続する排水パイプが設けられ、
    前記排気パイプ及び前記水抜きパイプは、それぞれ前記排気孔及び排水孔に挿入されるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の給電装置。
  3. 少なくとも前記排気孔の表面には、複数のスリットを有するカバー板が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の給電装置。
  4. 前記電池ボックスは、樹脂で形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の給電装置。
  5. 前記電池を収納する空間には、緩衝材が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の給電装置。
  6. 前記電池ボックスには、面状ファスナが設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の給電装置。
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