JP3792510B2 - 二色偏光子 - Google Patents
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Description
本発明は偏光装置に関し、そして照明装置、建設材料用ガラスの製造および光学機器、例えば、分光光度計およびディスプレーにおいて使用できる。
【0002】
提案される発明の枠組みに入ると考えられる二色偏光子の作用は、電磁線の直交する直線偏光を異なるように吸収する、通常に二色性と呼ばれるいくつかの材料の特性を基礎とする。ポラロイドまたは偏光フィルターと呼ばれる二色フィルム偏光子は最も広く用いられている。二色フィルム偏光子を製造するために、分子または粒子(例えば、微結晶)を含む材料は一般に用いられており、このような材料は広い範囲の波長において、強い吸収性とともに強い二色性を有する。概して、これらの分子または粒子は延びた形状を有し、それにより、分子または粒子の配向は、偏光子の製造の間に、吸収軸としても知られている特定の(選ばれた)方向に行われる。偏光子の透過面(偏光面)は吸収軸に対して垂直になる。成分の吸収の度合いは選ばれた方向に対する電気ベクトル振動の配向による。偏光子の機能を考えるときに、その吸収の度合いによって直交偏光成分を定めることが便利である。さらに、用語「吸収(寄生)成分」および非吸収(有用)成分」を使用する。
【0003】
二色偏光子を含む偏光子の効率(品質)を評価しそしてそれらを比較するために、偏光能力(偏光の度合い)が通常に使用され、それは種々の方法を用いて決定される(A.I. Vanyurikhin, V.P. Gerchanovskaya, "Optical polarizing devices", Kiev, Tekhnika, 1984 [1], 23 頁、ロシア) 。さらに、偏光の度合いとは、透過性偏光子については、それぞれ非吸収直交偏光成分および吸収直交偏光成分のエネルギー透過係数T1 およびT2 により決定される値、
P=(T1 −T2 )/(T1 +T2 )
を意味し、
一方、反射性偏光子については、それぞれ非吸収直交偏光成分および吸収直交偏光成分のエネルギー関連反射係数R1 およびR2 により決定される値、
P=(R1 −R2 )/(R1 +R2 )
を意味する。
【0004】
二色偏光子は1つの方向に強く延伸され、そして延伸の間に配向された二色性分子を含むポリマーフィルムからなることが知られており、例えば、ポリビニルアルコールを基礎とするヨウ素−ポリビニル偏光子である([1] 、37頁〜42頁) 。これらの偏光子は、偏光層とともに、強化層、接着層および保護層を含む多層フィルムである。この特定のフィルム偏光子の基本的な欠点はその製造に要求される労力が非常に多くかかることである。
【0005】
本明細書に記載される偏光子と技術的な基礎が最も近い偏光子は、基材と、その上に、リオトロピック液晶状態である有機染料から得られた分子配向された層が付着しているものを含む二色偏光子である(PCT94/05493、Cl.C09B31/147,1994)。このような染料の使用により、二色偏光子の製造の技術をかなり単純化でき、そしてその為、コストが低減できるが、このようにして得られた二色偏光子は十分な程度の偏光性を有しない。
【0006】
本発明の目的は、非吸収成分の高い透過(反射)係数を保持しながら、電磁線の偏光の度合いを上げることにより、二色性偏光子の効率を上げることである。
【0007】
本明細書に示した目的は、基材および二色性材料の層を含む二色性偏光子において、2つの反射性コーティングが導入され、そのうちの少なくとも1つが部分的に透過性にされており、そして二色吸収層が2つの反射性コーティングの間に配置されていることにより達成される。このような多層構造により、マルチパス干渉が得られ、そしてファブリ・ペロ干渉計と似たものになる。
【0008】
二色偏光子は反射性偏光子として使用することができ、そして反射性コーティングの1つは、この場合には、完全に反射性とされ、第二の反射性コーティングは部分的に透過性とされるであろう。そこで、基材側からみて付着される第一のコーティングは反射性(完全に反射性)のコーティングであってもまたは部分的に透過性のコーティングであってもよい。
【0009】
二色偏光子の出口では、マルチパス干渉により、干渉最大値、最小値並びに中間強度値が偏光子を構成する層およびコーティングの厚さおよび材料により得られる。
【0010】
電磁線の偏光の度合いに関する、提案される偏光子の出口での干渉画像の影響の分析は、最大の強度の干渉が得られるときに、吸収成分および非吸収成分の両方についてのエネルギー関連透過係数の増加があるか、または、もう一方の偏光子タイプ(透過性でなく、反射性)では、吸収成分および非吸収成分の両方についての反射係数の増加があることを示した。このように、直交偏光成分の透過(または反射)された電磁線の強度の比は減少し、従って、偏光の度合いは減少する。これにより、偏光子の透過性(反射性)が増加されるが、このことは偏光の度合いの減少ほど重要なことではない。
【0011】
干渉最小値が偏光子の出口において得られるときに、両方の直交偏光成分の強度は低下する。しかしながら、計算および実験データの両方は、非吸収成分の強度よりも有意に吸収成分の強度を低下することを示した。このことは、偏光子の透過性(反射性)を幾分か低下させるが、偏光の度合いを実質的に増加させる。
【0012】
それ故、二色偏光子の材料および層の厚さは、二色偏光子の出口において、電磁線の少なくとも1つの波長について、吸収成分の干渉最小値を得るための要件により決定されることが適切である。
【0013】
干渉最小値を得るための波長は、例えば、使用されるスペクトル範囲の中間に対応する波長に設定されることができる。
【0014】
使用されるスペクトル範囲の幅は次の考慮点から決定される。
【0015】
二色偏光子の出口で干渉最小値を得るための条件は、
Δ=mλ+λ/2
(式中、Δはビームが偏光子を離れるときに反射性コーティングから反射される2つのビームのパス長さの差であり、mは干渉の次数であり、そしてλは光の波長である)として記載できる。十分な精度をもって、干渉最小値は、パス長さの差Δが10%以下である隣接波長についても現れる。より高い次数の干渉では(m=10〜50)、即ち、電磁線を二色性をもって吸収する層の厚さが十分に厚いときには、非常に狭い範囲の波長についてパス長さの10%差の条件が満たされ、その為、偏光子は狭いバンドのものとしてのみ使用できる。干渉の次数が0であるときに(m=0)、即ち、電磁線を二色性をもって吸収する層の厚さが十分に小さいときに、この条件はより広い波長範囲で満たされる。例えば、等式(3)が有効である基本波長のために550を選ぶと、干渉最小値を得るための要件は、実用上、全可視範囲について満足される。その為、二色性をもって吸収する層の厚さが電磁線の波長と類似するときに、広いバンドの偏光子を得ることができる。
【0016】
干渉の理論から、干渉最小値を得るために、干渉ビームの間の光学パス長さの差は半波長の奇数倍である(λ/2+mλ)とすべきであることが知られている。
【0017】
このようなパス長さの差を確保するために、二色性吸収層の厚さは少なくとも1つの波長について等式λ/4+λ/2m=λ/4(1+2m)から決定される。
【0018】
干渉の結果は干渉ビームの振幅値の比により大きく影響される。振幅が等しいときに最小の強度値を得ることができることが知られている。それ故、吸収成分の干渉ビームの振幅値を互いにできるだけ近くすることが適切であり、それにより、これらの成分のビームの最大の相互の打ち消し合いが行われる。同時に、非吸収成分の干渉ビームの振幅の間の有意な差を確保すべきであり、それにより、これらのビームが干渉する機会が実際上排除され、即ち、非吸収成分の強度は評価できるほどには低下されない。もし両方の要件が満たされるならば、偏光の度合いの増加が確保され、このことは偏光子の透過性(反射性)のある程度の低下よりも重要である。
【0019】
上記の考慮点から、二色性吸収層の厚さhを、少なくとも1つの波長λについて有効な次の等式
hn=mλ+λ/4=(2m+1)* λ/4
(式中、nは二色性吸収層の屈折率であり、mは整数である)の要件から選択することが適切であり、
一方、反射性コーティングの厚さおよび材料は、吸収成分について、少なくとも1つの波長に関して少なくとも2つの干渉ビームの振幅が等しいかまたは略等しい(10〜20%以内)であることを確保するような要件から選択される。
【0020】
反射性コーティングは金属からできているか、または、高屈折率の材料と低屈折率の材料の交互の層からなる多層誘電体ミラーから製造されたものであることができる。
【0021】
金属コーティングは、例えば、真空中での熱蒸発により付着させることが容易である。しかしながら、そのとき、光はこのようなコーティング中に吸収され、偏光子の透過性(反射性)を低下させる。これらのコーティングのために、アルミニウム(Al)、銀(Ag)および他の金属が使用できる。
【0022】
多層誘電体ミラーの場合、光はその中に吸収されないが、その付着プロセスはむしろ複雑であり、そして労力がかかる。これらのコーティングのために、TiO2 、MgO、ZnS、ZnSeまたはZrO2 またはポリマーが高屈折率材料として使用できる。低屈折率材料として、SiO2 、Al2 O3 、CaF2 、BaF2 、AIN、BNまたはポリマーが使用できる。
【0023】
次の標準法:真空中の熱付着、真空中の付着の次に熱加工、マグネトロン分散等は反射性コーティングを付着するために使用できる。
【0024】
二色吸収層を製造するための材料として、原則として、どの二色吸収性材料を使用することもでき、波長と類似する厚さ、特にλ/4と等しい厚さの層として形成されることができる。しかしながら、次のシリーズからのリオトロピック液晶状態である分子配向された有機染料を使用することがより適切である。
【0025】
【化1】
【0026】
【化2】
【0027】
特定の有機染料は層の付着の間に直接的に二色性をもった染料分子に配向することができる。この為、二色偏光子を得るための技術的方法はかなり単純になり、そして結果的にそのコストが低減される。
【0028】
電磁線を二色性をもって吸収する層を付着させるために、次の標準法:定盤(platen) 、ドクターナイフ、非回転シリンダーの形のドクターによる付着、スリット紡糸口金またはダイを用いた付着等、を使用することができる。
【0029】
本発明を図1〜3により例示する。図1において、プロトタイプによる二色偏光子のスキームを示す。図2において、本発明による反射タイプの二色偏光子のスキームを示す。図3において、本発明による透過光二色偏光子のスキームを示す。
【0030】
図1において、プロトタイプの二色偏光子のスキームは電磁線を二色性をもって吸収する層1を含み、そして基材2上に付着されて示されている。プロトタイプによる二色偏光子において、非偏光電磁線3は、基材2の上に付着されている、電磁線を二色性をもって吸収する層1を通過し、そして直線偏光された電磁線4となる。
【0031】
プロトタイプの二色偏光子の特性の分析は、電磁線を二色性をもって吸収する層1の厚さが50nmであるときに、偏光度80%で、二色偏光子による有用偏光成分の透過率は90%であることを示した。電磁線を二色性をもって吸収する層1の厚さが500nmであるときに、偏光度90%で、二色偏光子による有用偏光成分の透過率は80%である。電磁線を二色性をもって吸収する層1の厚さが2000nmであるときに、偏光度99%で、二色偏光子による有用偏光成分の透過率は50%である。
【0032】
図2において、本発明による反射タイプの二色偏光子のスキームは、電磁線を二色性をもって吸収する層1、電磁線を完全に反射する層5および電磁線を部分的に反射する層6(以下、それぞれ単に層5又は層6と言う場合がある)を含んで示されている。全ての層は基材2上に続けて付着されている。
【0033】
提案される反射性二色偏光子の操作は次の通りに説明できる。非偏光電磁線は2つの直交偏光成分7および8(以下、それぞれ単に成分7又は成分8と言う場合がある)からなり、その偏光平面は互いに垂直である(これらの2成分は良好な表現および理解のために図2および3において従来のように互いに離れて示されている)。電磁線を二色性をもって吸収する層1の吸収軸に平行に配向された、吸収されそしてもはや使用されない成分7は、電磁線を部分的に反射する層6から部分的に反射され、そしてビーム9を形成する。成分7の他の部分のエネルギーは、電磁線を二色性をもって吸収する層1を通過し、そして電磁線を完全に反射する層5で反射された後に、層1を再び通過し、その後、層6を通過して、ビーム10を形成する。反射されたビーム9および10は最初の成分7と同一に偏光されている。層1の厚さは、ビーム9および10の間の光学パス長さの差が偏光電磁線の半波長の奇数倍となるように選択され、この波長は使用されるスペクトル範囲の中間に対応する。この場合に、ビーム9および10の干渉により互いに弱められ、そして最適な場合には、完全に打ち消し合う。もしビーム9および10の強度(振幅)が同一であるかまたはそれに近い値であるならば(このことは層5および6の反射率を最適に選択することにより達成されうる)、ビーム9および10の完全な相互打ち消し合いが達成される。層5および6は金属、半導体または誘電体から製造されることができ、そして単一層であってもまたは多層であってもよい。
【0034】
層1の光学軸(吸収軸)に垂直に偏光されている、層1に吸収されない他のさらに使用される直交偏光成分8は、電磁線を部分的に反射する層6から部分的に反射され、そしてビーム11を形成する。成分8のエネルギーの他の部分は電磁線を二色性をもって吸収する層1を通過し、層5から反射された後に、層1を再び通過し、その後、層6を通過し、ビーム12を形成する。反射されたビーム11および12は最初の成分8と同一に偏光されている。干渉によりビーム11および12はビーム9および10よりもかなり少ししか弱められない。このことは層1中のビーム10の無視できるほど小さい吸収のために強度がかなり異なるという事実により起こる。
【0035】
図3において、本発明による透過タイプの二色偏光子のスキームが示されている。この偏光子は電磁線を二色性をもって吸収する層1および電磁線を部分的に反射する層6および13を含む。全ての層は基材2上に付着されている。
【0036】
本発明による電磁線の透過タイプの二色偏光子の操作は次の通りに説明できる。非偏光電磁線は偏光平面が互いに垂直である2つの直交偏光成分7および8からなる。これらの成分の両方は電磁線を部分的に反射する層6を通過し、そしてその後、電磁線を二色性をもって吸収する層1を通過する。成分7および8のエネルギーの一部は電磁線を部分的に反射する層13を通過し、それぞれビーム14および15を形成する。成分7および8のエネルギーの他の部分は電磁線を部分的に反射する層13から反射され、層1を通過し、層6から反射されて、再び層1および層13を通過し、それぞれビーム16および17を形成する。ビーム15および17は最初の成分8と同一に偏光されており、即ち、吸収軸に対して垂直に偏光されている。通過したビーム14および16は最初の成分7と同一に偏光されており、即ち、吸収軸に対して平行−垂直に偏光している。
【0037】
本発明の目的は、成分7の部分(ビーム)14および16の干渉並びに成分8の部分(ビーム)15および17の干渉の間に、二色偏光子を通過する電磁線の異なる成分7および8の低減が等しくないことにより達成される。このことは、層1、6および13の厚さを特別に選択することにより確保される。特に、電磁線を二色性をもって吸収する層1の光学厚さは偏光された電磁線の波長の整数倍であるべきである。電磁線を部分的に反射する層6および13の厚さを変えることにより、二色偏光子の効率を上げるための最適なこれらの層の反射率値を選択することができる。層6および13の反射率を選択するための基準は、例えば、二色偏光子の最大コントラストであることができる。層6および13の最適厚さは本発明の基礎に影響を及ぼさない。
【0038】
電磁線を部分的に反射する層6および13は金属または多層誘電体から製造されてよく、それらは本発明の基礎に影響を及ぼさない。
【0039】
二色偏光子の特定の態様の例を以下に示す。
【0040】
例1
可視(光)波長範囲、即ち、波長バンド400〜700nmにおける偏光のための本発明による反射タイプの二色偏光子(図2)を以下の通りに製造する。ガラス基材上に、次の層を続けて付着させる:100nmの厚さのアルミニウムの強い反射性の層(真空中の熱蒸発を用いて付着);その後、式1、2、3の染料の混合物から製造した50nmの厚さの、電磁線を二色性をもって吸収する層;その後、2nmの厚さの、電磁線を部分的に反射するアルミニウム層を付着する。
【0041】
測定により、このように製造した二色偏光子の偏光能力が92%であり、二色偏光子による有用偏光成分の反射率が90%であることが示された。同一の染料および同一の厚さでのミラー上に付着されたプロトタイプの同様の偏光パラメータは80%であり、そしてこの二色偏光子による有用偏光成分の反射率は90%であった。
【0042】
例2
可視(光)波長範囲において偏光する反射タイプの電磁線二色偏光子(図2)を以下の通りに製造する。490〜510nmで98%の反射率で強く反射する層を多層誘電体コーティングとしてガラスプレート上に付着させる。このコーティングはMgF2 と氷晶石との交互の層からできている。この強く反射性である層の上に、120nmの厚さの層を付着させ、この層は電磁線を二色性をもって吸収し、そして式IIの配向された染料から製造されている。その後、電磁線を部分的に反射する層を付着させ、この反射率は28%であり、これもMgF2 と氷晶石との交互の層からできている。
【0043】
測定により、このように製造された二色偏光子の490〜500nmの波長範囲での偏光能力は95%であり、二色偏光子による有用偏光成分の反射率は90%であることが示された。ミラー上に付着されたプロトタイプのものの偏光能力は85%であり、二色偏光子の有用偏光成分の反射率は90%であった。
【0044】
例3
620〜640nmの波長範囲において偏光する透過タイプの電磁線二色偏光子(図3)を次の通りに製造する。20nmの厚さの部分的に反射性のアルミニウム層をガラスプレート上に付着させる(真空中の熱蒸発を用いて付着)。その後、140nmの厚さの、式IVの配向された染料からできている電磁線を二色性をもって吸収する層を付着させる。最後に、電磁線を部分的に反射する第二の20nmの厚さのアルミニウム層を付着させる。
【0045】
測定により、このように製造された二色偏光子の偏光能力が98%であり、二色偏光子による有用偏光成分の反射率が80%であることが示された。プロトタイプのものの偏光能力は86%であり、二色偏光子による有用偏光成分の透過率は82%であった。
【0046】
例4
近赤外波長範囲において偏光する、本発明による透過光電磁線二色偏光子(図3)を次の通りに製造する。700〜1200nmの波長範囲で反射率が40〜50%である部分的に反射性の層を、亜硫酸亜鉛と燐酸アンモニウムの層からできた多層誘電体コーティングとしてガラスプレート上に付着させる。この強く反射性の層の上に、180nmの厚さの、式Xの配向された染料からできた電磁線を二色性をもって吸収する層を付着させ、その後、反射率が28%である、電磁線を部分的に反射する層を付着させる。この電磁線を部分的に反射する層も亜硫酸亜鉛と燐酸アンモニウムの層からできている。
【0047】
測定により、製造された二色偏光子の偏光能力が700〜1200nmの波長範囲で92%であり、二色偏光子による有用偏光成分の反射率が80%であることが示された。
【0048】
プロトタイプのものの偏光能力は75%であり、二色偏光子による有用偏光成分の反射率は80%であった。
【0049】
このように、全ての例は非吸収成分の透過性(反射性)の値が同一でありながら、電磁線の偏光の度合いが増加することにより二色偏光子の効率が改良されていることを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プロトタイプによる二色偏光子のスキームを示す。
【図2】 本発明による反射タイプの二色偏光子のスキームを示す。
【図3】 本発明による透過光二色偏光子のスキームを示す。
Claims (6)
- 基材および電磁線を二色性をもって吸収する層を含む二色偏光子であり、2層の反射性コーティングが導入されており、そのうちの少なくとも1層が部分的に透過性であり、前記電磁線を二色性をもって吸収する層はこの2層の反射性コーティングの間に配置されている、二色偏光子。
- 前記反射性コーティングの両方が部分的に透過性である、請求項1記載の二色偏光子。
- 電磁線を二色性をもって吸収する層の材料および厚さ、並びに、反射性コーティングの材料および厚さは、二色偏光子の出口において、少なくとも1つの波長の値に対する電磁線の吸収成分が干渉最小値となる要件により選択される、請求項1記載の二色偏光子。
- 電磁線を反射するコーティングの少なくとも1つが金属からできている、請求項1または2または3記載の二色偏光子。
- 電磁線を反射するコーティングの少なくとも1つが、低屈折率の材料と高屈折率の材料の交互の層の多層誘電体ミラーからできている、請求項1または2または3記載の二色偏光子。
- 電磁線を二色性をもって吸収する層はリオトロピック液晶状態から適用された少なくとも1種の二色性染料の配向された層からできている、請求項1または2または3または4または5記載の二色偏光子。
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