JP3787650B2 - デイジタル画像信号符号化装置及び方法、符号化画像信号復号装置及び方法 - Google Patents

デイジタル画像信号符号化装置及び方法、符号化画像信号復号装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(1)原理(図1及び図2)
(2)第1実施例(図3及び図4)
(3)第2実施例(図5及び図6)
(4)第3実施例(図7及び図8)
(5)第4実施例(図9及び図10)
(6)他の実施例
発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明はデイジタル画像信号符号化装置及び方法、符号化画像信号復号装置及び方法に関し、例えば画像信号を圧縮符号化して送信し及びこれを受信する信号伝送装置や、画像信号を圧縮符号化して記録媒体に記録し及びこれを伸長復号して再生する記録再生装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、例えばテレビ会議システムなどのように画像信号を遠隔地に伝送するいわゆる画像信号伝送システムや、画像信号をデイジタル化してビデオテープレコーダやビデオデイスクレコーダに記録し再生する装置においては、伝送路や記録媒体を効率良く利用するため、デイジタル化した画像信号の相関を利用して有意情報を効率的に符号化することにより伝送情報量や記録情報量を削減し、伝送効率や記録効率を高めるようになされている。
【0004】
一般に画像信号は、空間方向及び時間方向に多くの冗長成分を含むため高能率圧縮を実現するためにはこれらの冗長成分を除去する必要がある。そこで、一般には伝送又は記録しようとする画像データに対して予測符号化処理を施して、空間又は時間方向の冗長成分を有効に除去する。時間方向の冗長成分を有効に除去する予測符号化方法としては例えば動き補償予測がある。
【0005】
動き補償予測は、画像をフレーム間において予測した場合に画面上の動いている部分では静止している部分に比べて予測誤差が増加することを考慮して、物体の動きベクトルを検出し、この動きベクトル分だけ動き補償した過去フレーム画像と現フレーム画像との差分値(残差)を符号化するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、動き補償予測符号化においては、シーンチエンジに代表されるような全く前フレームとの相関性のない画像については、動き補償をオフ動作せざるを得ず(例えばイントラモードにせざるを得ず)、このような場合にはデータの圧縮が望めない欠点があつた。また一般にマクロブロツク単位で動き補償を行つているため、ブロツク境界での画質が劣化する問題があつた。さらに平坦部分での動き検出の際に、ノイズ等の影響を受けて誤検出が生じ易く、この結果圧縮効率が低下する問題があつた。
【0007】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、圧縮効率を向上し得ると共に画質劣化を低減し得るデイジタル画像信号符号化装置及び方法、符号化画像信号復号装置及び方法を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明は、第1階層の画像信号に基づいて、当該第1階層画像信号よりも解像度の低い第2階層の画像信号を形成する階層画像形成手段と、第2階層画像信号から第1階層画像信号を予測する階層予測手段と、 階層予測された画像信号と予測対象の第1階層画像信号との差分をとることにより第1の予測残差を算出する階層予測残差算出手段と、現画像信号と当該現画像信号に対して1ないしnフレーム前の画像信号との間の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、1ないしnフレーム前の画像信号から動きベクトルに基づき現画像信号を予測する動き補償予測手段と、動き補償予測された画像信号と予測対象の現画像信号との差分をとることにより第2の予測残差を算出する動き補償予測残差算出手段と、第1及び第2の予測残差の値に基づいて、第1及び第2の予測残差それぞれについての第1及び第2の重み係数ω1及びω2(但し、ω1+ω2=一定)を求める重み係数算出手段と、第1及び第2の重み係数に基づいて生成された重み係数情報データによつて第1及び第2の予測残差を重み付けすることにより合成する重み付け手段と、重み付け手段により合成された合成予測残差と、第2階層の画像信号と、動きベクトルと、重み係数情報データとを伝送する伝送手段とを設け、動きベクトル検出手段は、現画像信号と、合成予測残差及び第2階層の画像信号を用いてローカルデコードすることによつて生成された現画像信号の1ないしnフレーム前の画像信号との間において動きベクトルを検出し、動き補償予測手段は、合成予測残差及び第2階層の画像信号を用いてローカルデコードすることによつて生成された現画像信号の1ないしnフレーム前の画像信号から動きベクトルに基づき現画像信号を予測するようにした。
【0009】
かくして、例えばエツジ部分のように高精度の動き検出ができる部分では動き補償予測手段が選択され、これに対して平坦部分のような動き検出精度が落ちる部分では階層予測手段が選択される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0011】
(1)原理
図1に、本発明によるデイジタル画像信号符号化方法の原理を示す。本発明では、準備段階として入力画像データに対応する解像度の高い下位階層のデータから解像度の低い上位階層データを形成する。そして時間的に異なる下位階層のフレーム間で時間方向の予測(動き補償予測)を行うことに加えて、上位階層から下位階層を予測し(以下これを空間階層方向予測と呼ぶ)、これらの予測結果を適応的に使用することにより、圧縮効率を向上させかつ圧縮による画質劣化を低減させる。
【0012】
ここでは、動き補償予測と空間階層方向予測とを並列に行う場合と、直列に行う場合とを提案する。並列処理を行う場合には、2つの予測の的中率に応じて各々の予測処理を重み付けして符号化する。すなわち2つの予測値をある重み係数ω1 、ω2 を用いて重み付け加算しこれを復号側に伝送することにより、復号側で非常に原画に近い画像を復元できるようにする。このため符号化装置は2つの予測残差を重み付け加算したもの及び上位階層データ並びに動きベクトルに加えて、予め予測残差を基に求めた最適な重み係数ω1 、ω2 を伝送する。また重み係数ω1 、ω2 をω1 +ω2 =一定となるように選定することにより、一方の重み係数のみを伝送する。
【0013】
復号側では、まず伝送された上位階層データを使つて空間階層方向での予測値をPs を求めると共に伝送された動きベクトルを使つて動き補償予測による予測値をPt を求める。
そしてこれらの予測値Ps 及びPt と重み係数ω1 及びω2 とを使つて、次式
【数1】
Figure 0003787650
により2つの予測値Ps 及びPt を重み付け加算して予測値Pを求める。そして求めた予測値Pに、符号化装置から送られてくる重み付け加算された予測残差を加算することにより復号画素値を求める。
【0014】
このときの重み係数ω1 及びω2 の決定方法として、2種類の方法を提案する。第1の方法は、残差の少ない方の予測に対する重み係数を「1」とし、残差の多い方の予測に対する重み係数を「0」とすることにより、何れか一方の予測手法のみを択一的に選択する方法である。
【0015】
第2の方法は、2つの予測手法(すなわち動き補償予測及び空間階層方向予測)の予測残差に応じて重み係数ω1、ω2を比例配分により求める方法である。例えば動き補償予測における予測残差Rt 及び空間階層方向予測における予測残差Rs を用いて、次式
【数2】
Figure 0003787650
で表わされるような2のべき乗近似によりQt 、Qs を算出し、このQt 、Qs を使つて重み係数ω1 、ω2 を、次式
【数3】
Figure 0003787650
のようにして求める。なお(2)式におけるE〔 〕は平均演算を表わす。
【0016】
また動き補償予測と空間階層予測とを直列的に行う方法としては、第1の方法として、初段でどちらかの予測手法により予測値を求め、続いてその予測残差を使い次段でもう一方の予測手法による予測処理を行うことを提案する。また第2の方法として、基本的には第1の方法と同じように直列的に2重予測を行うが、初段での予測残差が所定のしきい値以下の場合には次段での予測を中止し、初段での予測残差が所定のしきい値よりも大きいときにのみ後段での予測を引き続き行う方法を提案する。
【0017】
このようにして、本発明によるデイジタル画像信号符号化方法においては、時間方向と空間階層方向という全く異なる2つの予測手法を用い、何れかの予測残差が大きくなつた場合には、もう一方の予測手法によつてこれをカバーするようにする。これにより高圧縮率でかつ画質劣化の少ない圧縮符号化を実現し得るようになされている。
【0018】
ここで空間階層方向予測について説明する。空間階層方向予測では、まず図2に示すように、例えば下位階層の2ライン×2画素の小ブロツク中の4画素x1 、x2 、x3 、x4 について、次式
【数4】
Figure 0003787650
で表わされる算術平均を取り、その値m1 を上位階層の値とすることにより、画素数の低減された上位階層を生成する。
【0019】
次に上位階層の画素値mを用いて下位階層の画素値を予測する。例えば上位階層の隣接する3画素m0 、m1 、m2 を用いて、次式
【数5】
Figure 0003787650
によつてx1 〜x4 に対する予測値Px1 〜Px4 を求める。但し(5)式におけるwは重み係数を表わす。このように空間階層方向に予測においては、一旦形成した上位階層の画素から再帰的に下位階層の画素値を予測することにより、広い範囲をカバーする上位階層画素を用いて下位階層画素を予測できるため、例えば画像の平坦部分等で良好な予測結果を得ることができる。
【0020】
(2)第1実施例
図3において、1は全体として第1実施例によるデイジタル画像信号符号化装置(以下これを単に符号化装置と呼ぶ)を示し、動き補償予測部2及び空間階層方向予測部3を有する。この実施例の符号化装置1は、動き補償予測部2による予測残差と空間階層方向予測部3による予測残差との大小を比較し、予測残差の小さい方のみを符号化して伝送するようになされている。
【0021】
符号化装置1は入力画像信号S1を信号処理回路4によつて所定の信号帯域に帯域制限するなどの前処理を施した後、アナログデイジタル変換回路(A/D)5を介して上位階層形成回路6及び動きベクトル検出回路7に供給する。上位階層形成回路6は、図2について上述したように入力画像データD1を下位階層データとして用いて平均化演算を行うことにより上位階層画像データD2を形成し、これを空間階層予測回路8に送出する。
【0022】
空間階層予測回路8は、上述したように上位階層画像データD2を用いて下位階層の予測画素値Ps 求め、当該予測画素値Ps を差分回路9に供給する。また差分回路9には遅延回路(DL)10によつて上位階層形成回路6及び空間階層予測回路8の処理分だけ遅延された入力画像データD1が供給される。これにより差分回路9では予測画素値Ps とこれに対応する真値との差分演算が行われることにより各画素についての予測残差データRs が算出される。
【0023】
動きベクトル検出回路7は、アナログデイジタル変換回路5から直接入力される現フレーム画像データとフレームメモリ11に格納された前フレーム画像データとを用いて、例えばブロツクマツチング法によつてマクロブロツク単位で動きベクトルMVを検出し、これを動き補償回路12に送出する。
【0024】
動き補償回路12はフレームメモリ11から読み出した前フレームデータを動きベクトルMVに基づいてマクロブロツク単位で動かすことにより動き補償した画像データD3(Pt )を形成し、これを差分回路13に供給する。また差分回路13には遅延回路(DL)14によつて動きベクトル検出回路7及び動き補償回路12の処理分だけ遅延された入力画像データD1が供給される。これにより差分回路13では動き補償による予測画素値Pt とこれに対応する真値との差分演算が行われることにより各画素についての予測残差データRt が算出される。
【0025】
このようにして求められた空間階層方向予測での予測残差データRs 及び動き補償予測での予測残差データRt は選択回路15に供給される。また選択回路15には、上位階層画像データD2及び動きベクトルMVが供給される。選択回路15はそれぞれの予測残差データRs 、Rtを複数集めてブロツク化したときの各ブロツク内における、絶対値和、自乗和又は最大残差等を各予測残差データ間で比較し、その値の小さい方を択一的に選択するようになされている。
【0026】
すなわち空間階層予測による予測残差の方が小さかつた場合には、当該予測残差データRs と上位階層画像データD2とを量子化回路16に送出し、これに対して動き補償予測による予測残差の方が小さかつた場合には、当該予測残差データRt と動きベクトルMVとを量子化回路16に供給する。ここで選択回路15による択一的な選択は、(1)式の2つの重み係数ω1 、ω2 のうち何れか一方を「1」とし、他方を「0」とすることに相当する。そのため選択回路15はどちらの予測処理を選択したかを、重み係数情報データD4を出力することによつて復号側に伝えるようになされている。
【0027】
量子化回路16は、選択された上位階層画像データD2及び予測残差データRs 、または動きベクトルMV及び予測残差データRt を、固定又は適応的な量子化ステツプ幅によつて量子化し、これにより得た量子化データD5(上位階層画像データD2の量子化結果又は動きベクトルMVの量子化結果)、D6(予測残差データRs 又はRt の量子化結果)を可変長符号化回路(VLC)17に供給する。可変長符号化回路17は量子化データD5、D6に対して発生確率の大きいものほど短い符号を割り当てる。このとき予測残差データRs (又はRt )
は「0」近傍に集中しているため、可変長符号化データD8の発生情報量は非常に小さなものとなる。
【0028】
可変長符号化データD7、D8及び重み係数情報データD4は、伝送フオーマツト変換回路18によつて例えばパケツト化処理等を施されることにより、伝送路上の伝送に適した伝送データD9とされる。そして伝送データD9が伝送路や記録装置へと送出される。
【0029】
図4に、符号化装置1によつて圧縮符号化された伝送データD9を復号する復号装置20の構成を示す。復号装置20は伝送路や再生装置から送られてくる伝送データD9をデータ分流回路21に入力する。データ分流回路21は例えばヘツダ情報等を参照しながら伝送データD9を重み係数情報データD4′及び可変長符号化データD7′、D8′に分流し、このうち可変長符号化データD7′、D8′を可変長復号回路(IVLC)22に送出する。可変長復号回路22によつて得られた量子化データD5′、D6′はそれぞれ逆量子化回路23によつて逆量子化されることにより、上位階層画像データD2′(又は動きベクトルMV′)、予測残差データRs ′(又はRt ′)が復元される。
【0030】
スイツチヤ24は重み係数情報データD4′を切換制御信号として、上位階層画像データD2′及び予測残差データRs ′、または動きベクトルMV′及び予測残差データRt ′を後段の回路に選択的に振り分ける。ここで重み係数情報データD4′が重み係数ω1 が「1」でかつ重み係数ω2 が「0」を表わすものであつた場合には、スイツチヤ24には動きベクトルMV′と動き補償予測に基づく予測残差データRt ′が入力されているはずであり、この場合動きベクトルMV′を動き補償回路25に送出すると共に予測残差データRt ′を加算回路26に送出する。
【0031】
これに対して重み係数情報データD4′が重み係数ω1 が「0」でかつ重み係数ω2 が「1」を表わすものであつた場合には、スイツチヤ24には上位階層画像データD2′と空間階層方向予測に基づく予測残差データRs ′が入力されているはずであり、この場合上位階層画像データD2′を空間階層予測回路27に送出すると共に予測残差データRs ′を加算回路26に送出する。なお重み係数ω1 とω2 は、ω1 +ω2 =1の関係にあり、一方の重み係数があれば他方の重み係数は容易に求めることができるので、実際上、符号化装置1は重み係数情報データD4として一方の重み係数のみを伝送している。
【0032】
空間階層予測回路27は符号化装置1の空間階層予測回路8と同様の構成でなり、入力した上位階層画像データD2′に基づいて下位階層画像データを予測し、当該予測値Ps ′を加算回路26に送出する。この結果加算回路26では予測値Ps ′と予測残差データRs ′が加算されることにより、元の下位階層データが復元される。動き補償回路25も符号化装置1の動き補償回路12と同様の構成でなり、フレームメモリ28から読み出した前フレームの画像データに対して動きベクトルMV′分の動き補償をすることにより予測値Pt ′を求め、これを加算回路26に送出する。この結果加算回路26では動き補償予測値Pt ′と予測残差データRt ′が加算されることにより、元の画像データが復元される。
【0033】
復元画像データD10はデイジタルアナログ変換回路(D/A)29を介して信号処理回路30に入力される。信号処理回路30は符号化装置1の信号処理回路4と逆の処理を施すことにより復元画像信号S2を形成する。
【0034】
以上の構成において、符号化装置1は、動き補償予測部2によつて、動き補償による予測値Pt を求めると共にさらに予測値Pt と真値との誤差を表わす予測残差データRt を求める。また符号化装置1は、空間階層方向予測部3によつて、上位階層画素を使つて下位階層画素の予測値Ps を求めると共にさらに予測値Ps と真値との誤差を表わす予測残差データRs を求める。
【0035】
次に符号化装置1は、選択回路15によつて、予測残差データRt とRs の大小を比較することにより符号化の対象とするデータを択一的に選択する。例えば画像の平坦部分などでは動き補償予測よりも空間階層方向予測の方が予測残差が小さくなるので空間階層方向予測が選択される。これに対して例えば画像のエツジ部分などでは動き補償予測の方が空間階層方向予測よりも予測残差が小さくなるので動き補償予測が選択される。
【0036】
空間階層方向予測が選択された場合には、空間階層方向予測による予測残差データRs と上位階層画像データD2が符号化の対象となり、動き補償予測が選択された場合には、動き補償による予測残差データRt と動きベクトルMVが符号化の対象となる。
【0037】
以上の構成によれば、動き補償予測と空間階層方向予測という2つの異なる予測手法によつて入力画像データD1を予測し、このうち予測残差の小さい方を符号化の対象としたことにより、予測符号化における画質劣化を抑制し得ると共に発生符号量を低減し得る。
【0038】
(3)第2実施例
図3との対応部分に同一符号を付して示す図5に、第2実施例による符号化装置40を示す。この実施例の符号化装置40は、2つの予測残差データRt 、Rs に応じて最適な重み係数ω1 、ω2 を算出し、算出した重み係数ω1 、ω2 を、次式
【数6】
Figure 0003787650
で表わすように各予測残差データRt 、Rs に乗じて合成することにより総合的な予測残差データRを求め、これを符号化の対象とするようになされている。そして最終的には、この予測残差データRを符号化したものと、上位階層画像データD2を符号化したものと、動きベクトルMVと、重み係数情報データD20とを伝送するようになされている。これにより符号化装置40においては、第1実施例のように単に予測残差の大小によつて択一的に一方の予測残差を符号化対象とする場合と比較して、一段と精度の良い予測符号化処理を行うことができる。
【0039】
また符号化装置40においては、動き補償予測に用いる前フレームデータとして、一旦重み付けされて量子化されたデータをローカルデコードして用いるようにする。これにより復号側での復号誤差を考慮した動き補償予測を行うことができる。このため符号化装置40はローカルデコーダ部41を有する。
【0040】
具体的に説明すると、符号化装置40は差分回路9、13から出力される2つの予測残差データRs 、Rt を重み係数算出回路43に供給する。重み係数算出回路43は予測残差データRs 、Rt を用いて、(2)式及び(3)式で表わされる比例配分により重み係数ω1 、ω2 を求める。すなわち予測残差が大きい方に小さい重み係数を与え、予測残差が小さい方に大きい重み係数を与えるように重みを比例配分する。
【0041】
重み係数算出回路43によつて求められた重み係数情報データD20は重み付け回路44に送出される。重み付け回路44は重み係数ω1、ω2を用いて(6)式のように2つの予測残差を合成した予測残差データRを算出し、これを量子化回路45に送出する。
【0042】
また量子化回路45には予測残差データRに加えて上位階層画像データD2も入力されており、量子化回路45はこれらを固定又は適応的な量子化ステツプ幅で量子化することにより、予測残差データRに対応する量子化データD21及び上位階層画像データD2に対応する量子化データD22を形成する。可変長符号化回路46は量子化データD21、D22を可変長符号化することにより、それぞれに対応する可変長符号化データD23、D24を形成する。伝送フオーマツト変換回路18は、可変長符号化データD23、D24、動きベクトルMV及び重み係数情報データD20に対してパケツト化処理等を施すことにより伝送データD25を形成する。
【0043】
ここで量子化データD21及びD22はローカルデコーダ部41の逆量子化回路47にも供給され、ここで予測残差データR′及び上位階層画像データD2′が復元され、このうち予測残差データR′が加算回路48に、上位階層画像データD2′が空間階層予測回路49に供給される。空間階層予測回路49は空間階層予測回路8と同様の構成でなり、空間階層方向予測により下位階層の予測値Ps ′を求め、これを重み付け回路50に送出する。
【0044】
重み付け回路50は、空間階層予測回路40から供給される予測値Ps ′、動き補償回路51から供給される予測値Pt 及び重み係数算出回路43から供給される重み係数情報データD20を用いて、次式
【数7】
Figure 0003787650
を演算し、当該演算結果を加算回路48に供給する。加算回路48に供給される予測残差データR′は下位階層画素の真値をxとすると、次式
【数8】
Figure 0003787650
で表わすことができるため、加算回路48では、次式
【数9】
Figure 0003787650
の演算が行われ、この(9)式で得られた画素データがフレームメモリ52に供給される。
【0045】
動き補償予測部42では、このようにしてフレームメモリ52に格納された復号誤差を考慮した画像データに基づいて、動きベクトル検出回路53により動きベクトルMVが求められ、かつ動き補償回路51により動き補償予測値Pt が求められる。
【0046】
次に図6を用いて、符号化装置40によつて圧縮符号化された伝送データD25を復号する復号装置60の構成について説明する。図4との対応部分に同一符号を付して示す図6において、復号装置60は入力された伝送データD25をデータ分流回路21によつて重み係数情報データD20′、動きベクトルMV′及び可変長符号化データD23′、D24′に分流する。
【0047】
可変長符号化データD23′、D24′は可変長復号回路22によつて量子化データD21′、D22′とされ、続く逆量子化回路23によつて予測残差データR′及び上位階層画像データD2′が復元される。空間階層予測回路27は上位階層画像データD2′から下位階層の予測値Ps ′を求め、これを重み付け回路62に送出する。また重み付け回路62には動き補償回路25によつて求められた動き補償予測値Pt ′が供給される。
【0048】
重み付け回路62は重み係数情報データD20′を用いて、次式
【数10】
Figure 0003787650
の演算を行い、当該演算結果を加算回路61に供給する。加算回路61では、重み付け回路62の出力に含まれている予測誤差分が予測残差データR′によつて相殺されることにより、真値に近い復元画像データが得られる。加算結果はデイジタルアナログ変換回路29及び信号処理回路30を介して復元画像信号S3とされる。
【0049】
以上の構成によれば、動き補償予測による予測残差及び空間階層方向予測による予測残差に基づいて重み係数を算出し、当該重み係数を使つて2つの予測結果をそれぞれ重み付けして符号化するようにしたことにより、例えばエツジ画像や平坦画像の間の中間画像に対して、一段と忠実度の高い予測符号化を行うことができる。
【0050】
(4)第3実施例
図3との対応部分に同一符号を付して示す図7において、70は全体として第3実施例の符号化装置を示し、空間階層方向予測部3と動き補償予測部2が直列に接続されている。符号化装置70は、空間階層方向予測部3により形成された予測残差データRs を、遅延回路71を介して動き補償予測部2の処理時間分だけ遅延させて差分回路72に供給すると共に動き補償予測部2に供給する。
【0051】
動き補償予測部2は予測残差データRs を用いて動き補償予測を行う。これにより動き補償予測部2では、空間階層予測及び動き補償予測の両方が加味された予測データPstが形成され、当該予測データPstが差分回路72に供給される。差分回路72では予測残差データRs と予測データPstとの差分がとられ、当該差分データRA が最終的な予測残差データとして符号化の対象として量子化回路73に供給される。
【0052】
量子化回路73は予測残差データRA と上位階層画像データD2からそれぞれに対応した量子化データD30、D31を得、続く可変長符号化回路74によつて当該量子化データD30、D31に基づく可変長符号化データD32、D33が得られる。伝送フオーマツト変換回路75は可変長符号化データD32、D33及び動きベクトルMVを用いて伝送データD34を形成する。
【0053】
図8に、符号化装置70によつて形成された伝送データD34を復号する復号装置80の構成を示す。図4との対応部分に同一符号を付して示す図8において、復号装置80は入力された伝送データD34をデータ分流回路21によつて可変長符号化データD32′、D33′及び動きベクトルMV′に分流する。このうち可変長符号化データD32′、D33′は可変長復号回路22によつて量子化データD30′、D31′とされ、さらに量子化データD30′、D31′が逆量子化回路23によつて逆量子化されることにより、予測残差データRA ′及び上位階層画像データD2′が復元される。
【0054】
予測残差データRA ′は加算回路82に供給される。また加算回路82には動き補償回路81によつて動きベクトルMV′に基づいて求められた予測データPst′が供給される。この結果加算回路82では空間階層方向予測による予測残差データRs ′が算出され、これが加算回路84に供給される。また加算回路84には空間階層予測回路85によつて求められた下位階層予測データPs ′が供給され、この結果加算回路84では入力画像データD1に対応する復元画像データD1′が求められる。そして復元画像データD1′がデイジタルアナログ変換回路20及び信号処理回路30を介して復元画像信号S3とされる。
【0055】
(5)第4実施例
図7との対応部分に同一符号を付して示す図9において、90は全体として第4実施例の符号化装置を示す。符号化装置90が符号化装置80と異なる点は、符号化装置80では必ず初段での予測残差を用いて次段で再度予測残差を求めたが、符号化装置90では初段である程度正確な予測残差が得られた場合には次段での予測処理を中止する点である。これにより符号化装置90においては、不要な予測演算をせずに、必要上十分な精度の予測符号化処理を行うことができるようになされている。また符号化装置90では、初段で動き補償予測を行い、次段で空間階層予測を行うようになされている。
【0056】
符号化装置90は動き補償予測部2によつて求めた予測残差データRt を残差判定回路91及びスイツチ回路92に送出する。残差判定回路91は予測残差データRt を所定のしきい値と比較し、予測残差データRt がしきい値以下の場合にはスイツチ回路92を端子aに切換制御し、しきい値を超える場合にはスイツチ回路92を端子bに切換制御する。残差判定回路91はこの切換制御をしきい値判定信号S10をスイツチ回路92に送出することにより行う。
【0057】
スイツチ回路92の端子bが選択された場合、予測残差データRt は上位階層形成回路6に供給され、ここで予測残差データRt に基づく上位階層データD40が形成され、当該上位階層データD40が空間階層予測回路8に供給される。かくして空間階層予測回路8では、動き補償予測及び空間階層予測の両方が加味された予測データPtsが形成され、当該予測データPtsが差分回路94に供給される。差分回路94では予測残差データRt と予測データPtsとの差分がとられ、当該差分データRB が最終的な予測残差データとして符号化の対象として量子化回路95に送出される。
【0058】
量子化回路95及び可変長符号化回路96は、スイツチ回路92の端子aが選択された場合には、予測残差データRt のみが入力されるのでこれを順次量子化及び可変長符号化して伝送フオーマツト変換回路97に送出する。これに対してスイツチ回路92の端子bが選択された場合には、予測残差データRB 及び上位階層データD40が入力されるのでこれを順次量子化及び可変長符号化して伝送フオーマツト変換回路97に送出する。伝送フオーマツト変換回路97は可変長符号化回路96の出力、動きベクトルMV及びしきい値判定信号S10から伝送データD40を形成する。
【0059】
図8との対応部分に同一符号を付して示す図10に、符号化装置90によつて形成された伝送データD40を復号する復号装置100の構成を示す。復号装置100は、符号化装置90においてスイツチ回路92の端子bが選択され、予測残差データRB 、上位階層データD40及び動きベクトルMVに基づく伝送データD41が入力されると、これらを復元したものをそれぞれ加算回路101、空間階層予測回路81及び動き補償回路81に供給する。
【0060】
なお伝送されたしきい値判定信号S10′は予測制御回路110に与えられる。予測制御回路110は、しきい値判定信号S10′がスイツチ回路92の端子bを切換制御したことを表わすものであつた場合には空間階層予測回路81をオン動作させ、しきい値判定信号S10′がスイツチ回路92の端子aを切換制御したことを表わすものであつた場合には空間階層予測回路81をオフ動作させる。
【0061】
加算回路101では予測残差データRB ′と予測データPts′が加算されることにより予測残差データRt ′が求められる。加算回路102では予測残差データRt ′と予測データPt ′が加算されることにより、入力画像データD1に対応する復元画像データD1′が得られる。
【0062】
これに対して復号装置100は、符号化装置90においてスイツチ回路92の端子aが選択され、予測誤差データRt 及び動きベクトルMVに基づく伝送データD41が入力されると、空間階層予測回路81をオフ状態として復号処理を進める。すなわち逆量子化回路23から出力される予測残差データRt ′は加算回路101をそのまま通過して加算回路102に到達する。そして加算回路102において動き補償回路81によつて形成された予測データPt ′と加算されることにより、復元画像データD1′が得られる。
【0063】
(6)他の実施例
なお上述の実施例においては、符号化装置1、40、70、90を予測符号化処理のみを行うように構成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、DCT(Discrete Cosine Transform )等の変換符号化を組み合わせることにより一段と圧縮率を上げるようにしても良い。また上述の実施例においては、量子化の後に可変長符号化を行うようにした場合について述べたが、例えば量子化回路とADRC(Adaptive Dynamic Range Coding )回路を用いるようにして可変長符号化回路を省略するようにしても良い。
【0064】
また上述の実施例においては、空間階層方向の予測を行う場合に、(5)式で表わされるように上位階層の隣接する3画素を使用する場合について述べたが、使用する上位階層画素はこれに限らず、例えば1画素や2画素、または4画素以上の画素を使用するようにしても良い。また上述の実施例においては、動きベクトルを検出する方法としてブロツクマツチング法を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば勾配法等により動きベクトルを求めるようにしても良く、種々の動きベクトル検出法を適用できる。
【0065】
また上述の第3実施例においては、初段で空間階層方向予測を行い次段で動き補償予測を行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、初段で動き補償予測を行い次段で空間階層方向予測を行うようにしても良い。同様に上述の第4実施例においては、初段で動き補償予測を行い次段で選択的に空間階層方向予測を行うようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、初段で空間階層方向予測を行い次段で選択的に動き補償予測を行うようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、第1階層の画像信号に基づいて、当該第1階層画像信号よりも解像度の低い第2階層の画像信号を形成する階層画像形成手段と、第2階層画像信号から第1階層画像信号を予測する階層予測手段と、 階層予測された画像信号と予測対象の第1階層画像信号との差分をとることにより第1の予測残差を算出する階層予測残差算出手段と、現画像信号と当該現画像信号に対して1ないしnフレーム前の画像信号との間の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、1ないしnフレーム前の画像信号から動きベクトルに基づき現画像信号を予測する動き補償予測手段と、動き補償予測された画像信号と予測対象の現画像信号との差分をとることにより第2の予測残差を算出する動き補償予測残差算出手段と、第1及び第2の予測残差の値に基づいて、第1及び第2の予測残差それぞれについての第1及び第2の重み係数ω1及びω2(但し、ω1+ω2=一定)を求める重み係数算出手段と、第1及び第2の重み係数に基づいて生成された重み係数情報データによつて第1及び第2の予測残差を重み付けすることにより合成する重み付け手段と、重み付け手段により合成された合成予測残差と、第2階層の画像信号と、動きベクトルと、重み係数情報データとを伝送する伝送手段とを設け、動きベクトル検出手段は、現画像信号と、合成予測残差及び第2階層の画像信号を用いてローカルデコードすることによつて生成された現画像信号の1ないしnフレーム前の画像信号との間において動きベクトルを検出し、動き補償予測手段は、合成予測残差及び第2階層の画像信号を用いてローカルデコードすることによつて生成された現画像信号の1ないしnフレーム前の画像信号から動きベクトルに基づき現画像信号を予測するようにしたことにより、画像の圧縮効率を向上し得ると共に画質劣化を低減し得るデイジタル画像信号符号化装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイジタル画像信号符号化方法の原理の説明に供する略線図である。
【図2】画像の階層化及び空間階層方向予測の説明に供する略線図である。
【図3】第1実施例による符号化装置の構成を示すブロツク図である。
【図4】第1実施例による復号装置の構成を示すブロツク図である。
【図5】第2実施例による符号化装置の構成を示すブロツク図である。
【図6】第2実施例による復号装置の構成を示すブロツク図である。
【図7】第3実施例による符号化装置の構成を示すブロツク図である。
【図8】第3実施例による復号装置の構成を示すブロツク図である。
【図9】第4実施例による符号化装置の構成を示すブロツク図である。
【図10】第4実施例による復号装置の構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、40、70、90……符号化装置、2、42……動き補償予測部、3……空間階層方向予測部、6……上位階層形成回路、7、53……動きベクトル検出回路、8、27、49、85……空間階層予測回路、12、25、51、81……動き補償回路、20、60、80、100……復号装置、41……ローカルデコーダ部、43……重み係数算出回路、44、50、62……重み付け回路、91……残差判定回路、92……スイツチ回路、110……予測制御回路、S1……入力画像信号、S2、S3、S4……復元画像信号、S10……しきい値判定信号、D1……入力画像データ、D2、D40……上位階層画像データ、D4、D20……重み係数情報データ、D9、D25、D34、D41……伝送データ、D10……復元画像データ、MV……動きベクトル、Pt ……動き補償予測データ、Ps ……空間階層方向予測データ、Rt ……動き補償予測残差データ、Rs ……空間階層方向予測残差データ、R、RA 、RB ……予測残差データ、Pst、Pts……予測データ。

Claims (10)

  1. 第1階層の画像信号に基づいて、当該第1階層画像信号よりも解像度の低い第2階層の画像信号を形成する階層画像形成手段と、
    上記第2階層画像信号から上記第1階層画像信号を予測する階層予測手段と、
    階層予測された画像信号と上記予測対象の第1階層画像信号との差分をとることにより第1の予測残差を算出する階層予測残差算出手段と、
    現画像信号と当該現画像信号に対して1ないしnフレーム前の画像信号との間の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
    上記1ないしnフレーム前の画像信号から上記動きベクトルに基づき上記現画像信号を予測する動き補償予測手段と、
    上記動き補償予測された画像信号と上記予測対象の現画像信号との差分をとることにより第2の予測残差を算出する動き補償予測残差算出手段と、
    上記第1及び第2の予測残差の値に基づいて、上記第1及び第2の予測残差それぞれについての第1及び第2の重み係数ω1及びω2(但し、ω1+ω2=一定)を求める重み係数算出手段と、
    上記第1及び第2の重み係数に基づいて生成された重み係数情報データによつて上記第1及び第2の予測残差を重み付けすることにより合成する重み付け手段と、
    上記重み付け手段により合成された合成予測残差と、上記第2階層の画像信号と、上記動きベクトルと、上記重み係数情報データとを伝送する伝送手段と
    を具え、
    上記動きベクトル検出手段は、
    上記現画像信号と、上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号とを用いてローカルデコードすることによつて生成された上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号との間において上記動きベクトルを検出し、
    上記動き補償予測手段は、
    上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号を用いてローカルデコードすることによつて生成された上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号から上記動きベクトルに基づき上記現画像信号を予測する
    ことを特徴とするデイジタル画像信号符号化装置。
  2. 上記デイジタル画像信号符号化装置は、
    第2階層の画像信号から第1階層の画像信号を予測する第2の階層予測手段と、
    上記重み係数情報データによつて、上記第2の階層予測手段により階層予測された画像信号及び上記動き補償予測された画像信号を重み付けすることにより合成する第2の重み付け手段と、
    上記第2の重み付け手段により合成された合成結果に、上記合成予測残差を加算することにより上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号を形成する加算手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載のデイジタル画像信号符号化装置。
  3. 上記重み付け手段は、
    上記第1の予測残差及び上記第2の予測残差のうち、予測残差が大きい方に小さい重み係数を与え、予測残差が小さい方に大きい重み係数を与えるように重みを比例配分する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデイジタル画像信号符号化装置。
  4. 上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号を量子化する量子化手段と、
    上記量子化手段により量子化された上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号を逆量子化する逆量子化手段と
    を具え、
    上記伝送手段は、
    上記量子化手段により量子化された上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号と、上記動きベクトルと、上記重み係数情報データとを伝送し、
    上記第2の階層予測手段は、
    上記逆量子化手段により逆量子化された第2階層の画像信号から第1階層の画像信号を予測する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデイジタル画像信号符号化装置。
  5. 第1階層の画像信号に基づいて、当該第1階層画像信号よりも解像度の低い第2階層の画像信号を形成する階層画像形成ステツプと、
    上記第2階層画像信号から上記第1階層画像信号を予測する階層予測ステツプと、
    階層予測された画像信号と上記予測対象の第1階層画像信号との差分をとることにより第1の予測残差を算出する階層予測残差算出ステツプと、
    現画像信号と当該現画像信号に対して1ないしnフレーム前の画像信号との間の動きベクトルを検出する動きベクトル検出ステツプと、
    上記1ないしnフレーム前の画像信号から上記動きベクトルに基づき上記現画像信号を予測する動き補償予測ステツプと、
    上記動き補償予測された画像信号と上記予測対象の現画像信号との差分をとることにより第2の予測残差を算出する動き補償予測残差算出ステツプと、
    上記第1及び第2の予測残差の値に基づいて、上記第1及び第2の予測残差それぞれについての第1及び第2の重み係数ω1及びω2(但し、ω1+ω2=一定)を求める重み係数算出ステツプと、
    上記第1及び第2の重み係数に基づいて生成された重み係数情報データによつて上記第1及び第2の予測残差を重み付けすることにより合成する重み付けステツプと、
    上記重み付けステツプにおいて合成した合成予測残差と、上記第2階層の画像信号と、上記動きベクトルと、上記重み係数情報データとを伝送する伝送ステツプと
    を具え、
    上記動きベクトル検出ステツプでは、
    上記現画像信号と、上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号とを用いてローカルデコードすることによつて生成された上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号との間において上記動きベクトルを検出し、
    上記動き補償予測ステツプでは、
    上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号を用いてローカルデコードすることによつて生成された上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号から上記動きベクトルに基づき上記現画像信号を予測する
    ことを特徴とするデイジタル画像信号符号化方法。
  6. 上記デイジタル画像信号符号化方法では、
    第2階層の画像信号から第1階層の画像信号を予測する第2の階層予測ステツプと、
    上記重み係数情報データによつて、上記第2の階層予測ステツプにより階層予測された画像信号及び上記動き補償予測された画像信号を重み付けすることにより合成する第2の重み付けステツプと、
    上記第2の重み付けステツプにおいて合成した合成結果に、上記合成予測残差を加算することにより上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号を形成する加算ステツプと
    を具えることを特徴とする請求項5に記載のデイジタル画像信号符号化方法。
  7. 上記重み付けステツプでは、
    上記第1の予測残差及び上記第2の予測残差のうち、予測残差が大きい方に小さい重み係数を与え、予測残差が小さい方に大きい重み係数を与えるように重みを比例配分する
    ことを特徴とする請求項5に記載のデイジタル画像信号符号化方法。
  8. 上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号を量子化する量子化ステツプと、
    上記量子化ステツプにより量子化された上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号を逆量子化する逆量子化ステツプと
    を具え、
    上記伝送ステツプでは、
    上記量子化ステツプにおいて量子化した上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号と、上記動きベクトルと、上記重み係数情報データとを伝送し、
    上記第2の階層予測ステツプでは、
    上記逆量子化ステツプにおいて逆量子化した第2階層の画像信号から第1階層の画像信号を予測する
    ことを特徴とする請求項6に記載のデイジタル画像信号符号化方法。
  9. 第1階層の画像信号に基づいて、当該第1階層画像信号よりも解像度の低い第2階層の画像信号を形成し、
    上記第2階層画像信号から上記第1階層画像信号を予測し、
    階層予測された画像信号と上記予測対象の第1階層画像信号との差分をとることにより第1の予測残差を算出すると共に、
    現画像信号と当該現画像信号に対して1ないしnフレーム前の画像信号との間の動きベクトルを検出し、
    上記1ないしnフレーム前の画像信号から上記動きベクトルに基づき上記現画像信号を予測し、
    上記動き補償予測された画像信号と上記予測対象の現画像信号との差分をとることにより第2の予測残差を算出し、
    上記第1及び第2の予測残差の値に基づいて、上記第1及び第2の予測残差それぞれについての第1及び第2の重み係数ω1及びω2(但し、ω1+ω2=一定)を求め、
    上記第1及び第2の重み係数に基づいて生成された重み係数情報データによつて上記第1及び第2の予測残差を重み付けすることにより合成し、
    合成された合成予測残差と、上記第2階層の画像信号と、上記動きベクトルと、上記重み係数情報データとを送信し、上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号は、上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号とを用いてローカルデコードすることによつて生成されたデイジタル画像信号符号化装置によつて符号化されて伝送された符号化画像信号を復号する符号化画像信号復号装置であつて、
    伝送された上記第2階層の画像信号から上記第1階層の画像信号を予測する階層予測手段と、
    上記1ないしnフレーム前の画像信号から伝送された動きベクトルに基づき現画像信号を予測する動き補償予測手段と、
    上記重み係数情報データによつて、上記階層予測手段により得られた予測結果及び又は上記動き補償予測手段により得られた予測結果とを重み付けすることにより合成する重み付け手段と、
    上記重み付け手段により合成された合成結果に、対応する伝送された上記合成予測残差を加算することにより復号画像信号を形成する手段と、
    を具え、
    上記動き補償予測手段は、
    上記復号画像信号を上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号として、当該現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号から伝送された動きベクトルに基づき現画像信号を予測する
    ことを特徴とする符号化画像信号復号装置。
  10. 第1階層の画像信号に基づいて、当該第1階層画像信号よりも解像度の低い第2階層の画像信号を形成し、
    上記第2階層画像信号から上記第1階層画像信号を予測し、
    階層予測された画像信号と上記予測対象の第1階層画像信号との差分をとることにより第1の予測残差を算出すると共に、
    現画像信号と当該現画像信号に対して1ないしnフレーム前の画像信号との間の動きベクトルを検出し、
    上記1ないしnフレーム前の画像信号から上記動きベクトルに基づき上記現画像信号を予測し、
    上記動き補償予測された画像信号と上記予測対象の現画像信号との差分をとることにより第2の予測残差を算出し、
    上記第1及び第2の予測残差の値に基づいて、上記第1及び第2の予測残差それぞれについての第1及び第2の重み係数ω1及びω2(但し、ω1+ω2=一定)を求め、
    上記第1及び第2の重み係数に基づいて生成された重み係数情報データによつて上記第1及び第2の予測残差を重み付けすることにより合成し、
    合成された合成予測残差と、上記第2階層の画像信号と、上記動きベクトルと、上記重み係数情報データとを送信し、上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号は、上記合成予測残差及び上記第2階層の画像信号とを用いてローカルデコードすることによつて生成されたデイジタル画像信号符号化方法によつて符号化されて伝送された符号化画像信号を復号する符号化画像信号復号方法であつて、
    伝送された上記第2階層の画像信号から上記第1階層の画像信号を予測する階層予測ステツプと、
    上記1ないしnフレーム前の画像信号から伝送された動きベクトルに基づき現画像信号を予測する動き補償予測ステツプと、
    上記重み係数情報データによつて、上記階層予測ステツプにより得られた予測結果及び又は上記動き補償予測ステツプにより得られた予測結果とを重み付けすることにより合成する重み付けステツプと、
    上記重み付けステツプにおいて合成した合成結果に、対応する伝送された上記合成予測残差を加算することにより復号画像信号を形成するステツプと、
    を具え、
    上記動き補償予測ステツプでは、
    上記復号画像信号を上記現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号として、当該現画像信号1ないしnフレーム前の画像信号から伝送された動きベクトルに基づき現画像信号を予測する
    ことを特徴とする符号化画像信号復号方法。
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