JP3786689B2 - 吸収製品用シールド - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、乳児用おむつ、成人失禁者用製品等の吸収製品に関し、更に詳細には、衛生ナプキン又はパンティライナーに関する。これらの吸収製品は全て、吸収コアを有し、これらの吸収コアは、本発明によれば、粒状形体の吸収ゲル化剤又は他の粒子を有する。このような構造と関連した問題点は、製品内への液体進入経路に沿ってこれらの粒子が出ることがあるということである。この場合、使用者は粒子を認識でき、更に、物品の吸収力が失われる。従って、本発明による吸収構造には、製品内への液体移送経路を粒子から積極的に分離するシールドが設けられる。
発明の背景
吸収力が非常に高い材料が移動する問題点は、幾つかの公開公報で考慮されているが、本発明者の知るところによれば、この問題点に対する十分な解決策は未だに得られていない。例えば、米国特許第4,321,924号には、吸収物品の浸通性を改善する繊維質層をトップシートの部分として有する衛生ナプキンが開示されている。しかしながら、適当な大きさの孔をトップシートに設けるという開示はなく、吸収構造で粒子が移動する問題点については触れられていない。
米国特許第4,752,349号には、トップシートと隣接したウィッキング層が吸収コアの周縁を越えて延びる衛生ナプキンが開示されている。従って、前記吸収コアの粒子と衛生ナプキンのトップシートの液体通路との間の直線に沿って障壁として役立つ。しかしながら、ティシュー(tissue)の縁部に亘る移動に対する障壁は予測も考慮もされていない。これは、この開示が、本発明が解決しようとする問題点に関するものでないためである。
米国特許第5,009,653号には、吸収物品のトップシートとバックシートとの間に配置された吸収ゲル化剤を含む構造が示してある。この特許は、粒子が吸収構造からトップシートの液体通路を通って移動する問題点を解決しようとするものであり、トップシートと吸収構造との間の湿式堆積ティシューで吸収ゲル化剤の移動を妨げる。しかしながら、上文中で引用した従来技術と同様に、湿式堆積ティシューの縁部にはシールドは設けられていない。
欧州特許第248 584号には、粒子を含む吸収構造の周りに数層のティシューを設けることによって吸収構造を完全に包囲した衛生ナプキンが開示されている。しかしながら、これらのティシューは、無端周縁線に沿って互いに接合されておらず、粒子の移動路が粒子に対して開放したままであり、最終的には、これらの物品で使用されたトップシートの液体通路を通って移動する。
従って、本発明の目的は、吸収粒子を含む吸収構造を吸収物品のトップシートの液体通路から完全にシールドすることである。特定的には、最も小さな粒子よりも小さな孔径を有するティシューが望ましい。これは、このようなティシューは、毛細管作用による移動(wicking)及び分配を達成すると共に、粒子の移動に対するシールドとして役立つためである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、粒子が移動して失われることがないようにする障壁即ちシールドを持たない従来技術の吸収構造の構造を示す断面図である。
第2図は、トップシートと粒子を含む吸収構造との間に粒子移動シールドを挿入した本発明による一実施例の断面図である。
第3図は、第2図の実施例の一部破断平面図である。
第4図は、第2図の変形例の図である。
発明の簡単な説明
本発明は、液体通路を持つトップシート、液体不透過性のバックシート、及びトップシートとバックシートとの間に包囲された吸収コアを有する吸収製品に関する。コアは、乾燥した吸収粒子又は他の粒子を有し、これらの粒子は、乾燥状態でトップシートを液体通路に沿って透過できる。更に、吸収製品は、粒子がトップシートの通路を透過しないようにする透過防止手段を有する。透過防止手段は、トップシートと吸収コアとの間に配置され、粒子が液体通路に入らないようにシールドするようにバックシート、トップシート、又は両シートに接合されている。
好ましくは、透過防止手段は、60μmよりも小さな最大孔径を有する不織布基材である。好ましい実施例では、透過防止手段はコアを越えて延び、バックシートに取り付けられている。この際、透過防止手段は、バックシート自体の大きさ全体に亘って延びていてもよいし、そうでなくてもよい。
更に、透過防止手段は、粒子を液体通路からシールドする目的が達成されるように、全ての液体通路が前記透過防止手段とトップシートとの間の接合線によって取り囲まれるようにように、トップシートに接合できる。
最後に、特に好ましい実施例では、透過防止手段は吸収物品のコアの周縁を越えて延び、吸収物品のトップシート及びバックシートに同時に接合されている。これは、最も好ましくは単一の無端線に沿って行われ、吸収製品自体の周縁部を同時に形成する。しかしながら、接合は、吸収製品の側シールを通る、毛管作用による移動(wicking)を防止するか或いは透過防止手段がそれ自体の平面内での液体の移送を支持しないように行われなければならない。
定義
「水様の身体の流体」という用語は、本明細書中で使用されているように、尿、月経、経膣排出物を含む。
「吸収物品」という用語は、本明細書中で使用されているように、乳児、幼児、及び成人用のおむつ、挿入体、又はベッドパッドのような失禁者用製品、及び衛生ナプキン等の水様の身体の流体を吸収できる物品に関する。
本明細書中で使用されているように、「衛生ナプキン」という用語は、女性が尿生殖器領域の外側の外陰部領域と隣接して着用する、水様の身体の流体を吸収して収容するようになった吸収物品に関する。しかしながら、本発明は、パンティライナーのような他の女性用衛生パッド即ち月経パッド又は失禁者用パッド等の他の吸収物品にも適用できるということは理解されるべきである。
本明細書中で使用した全てのパーセンテージ、比、及び割合は、何らかの特定がなされていない限り、重量を基にした値である。
発明の詳細な説明
本発明によれば、吸収物品は三つの主要要素即ちトップシート、コア、及びバックシートを有する。代表的には、トップシートは、使用者の皮膚と隣接して着用され、バックシートは使用者の下着と隣接して着用され、コアはこれらのシート間に包囲されている。この構造は、従来技術で周知のように、主に第1図に示してあり、第1図では、液体透過性のトップシート(2)が粒子(5)を含むコア(4)と重なっている。バックシート(3)は、接合手段(7)、好ましくはクリンプシール又は接着剤シールによってトップシート(2)に接合されている。粒子(5)は、第1図の従来技術の実施例では、乾燥状態でトップシート(2)を矢印(6)が示すように透過できる。吸収製品の三つの主要要素の各々は、種々の代替物から選択でき、これらの主要要素の各々の個々の機能に寄与する幾つかの要素を更に有する。
本発明によれば、吸収物品は透過防止手段(8)を更に有し、これは、粒子(5)かトップシート(2)の液体通路に入らないようにするため、バックシート(3)、トップシート(2)、又は両シートに接合されている。これは、例えば、接合手段(7)から分離できる第2図、第3図、及び第4図に示す無端取り付け線(9)によって行うことができる。
吸収製品の主要要素の非限定的実施例を以下に説明する。
吸収コア
この吸収コアは、全ての図面において、単一の存在(4)として示してある。これは、代表的には、以下の構成要素、即ち、(a)随意の一次流体分配層、(b)随意であるが好ましくは設けられている二次流体分配層、(c)流体貯蔵層、(d)貯蔵層の下の随意の繊維質(「ダスティング」)層、及び(e)他の随意の構成要素を有する。
a.一次流体分配層
本発明による吸収コアの一つの随意の構成要素は、一次流体分配層である。この一次分配層は、代表的にはトップシートの下に置かれ、トップシートと流体連通している。トップシートは捕捉した月経流体を、最終的に貯蔵層に分配するため、この一次分配層に移送する。一次分配層を通して行われる流体のこの移送は、厚さばかりでなく吸収製品の長さ方向及び幅方向に沿っても行われる。
b.随意の二次流体分配層
本発明による吸収コアの随意であるが好ましい構成要素は、二次流体分配層である。この二次分配層は、代表的には、一次分配層の下に置かれ、一次分配層と流体連通している。この二次分配層の目的は、一次分配層から月経流体を容易に捕捉しこれを下の貯蔵層に迅速に移送することである。これは、下の貯蔵層の流体容量を一杯に使用するのを助ける。
c.流体貯蔵層
通常、「ヒドロゲル」、「超吸収体」、「ヒドロコロイド」材料と呼ばれる特定の吸収ゲル化剤を含む流体貯蔵層が、一次又は二次分配層の下に、これらの分配層と流体連通して位置決めされている。吸収ゲル化剤は、水様の流体、特に水様の身体の流体との接触時にこのような流体で膨潤し、ヒドロゲルを形成する材料である。これらの吸収ゲル化剤は、代表的には、水様の身体の流体を大量に吸収でき、更に、このような吸収された流体を中程度の圧力下で保持できる。これらの吸収ゲル化剤は、更に、代表的には、ばらばらの非繊維質の粒子である。
この流体貯蔵層は、吸収ゲル化剤だけからできていてもよいし、適当な担体上に均等に又は非均等に分散された吸収ゲル化剤でできていてもよい。適当な担体は、吸収コアで従来使用されていたようなフラッフの形態のセルロース繊維を含む。更に、補剛したセルロース繊維のような改質セルロース繊維を使用できる。更に、合成繊維も使用できる。合成繊維には、酢酸セルロース、ポリ弗化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリル酸樹脂(例えばオーロン)、ポリ酢酸ビニル、不溶性ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド(例えばナイロン)、ポリエステル、異相構造繊維、これらの混合物、等でできた繊維が含まれる。好ましい合成繊維は、1フィラメントあたり約3デニール乃至約25デニールであり、更に好ましくは1フィラメントあたり約5デニール乃至約16デニールである。更に好ましくは、繊維表面は親水性であるか或いは親水性であるように処理してある。更に、貯蔵層は、再湿潤の問題点を小さくする真珠岩、蛭石等の充填材を含んでもよい。
担体に非均質に分散されている場合には、貯蔵層は局部的に均質である。即ち、貯蔵層の寸法内の一つ又は幾つかの方向に分配勾配を有する。非均質な分配は、吸収ゲル化剤を部分的に又は完全に(即ち、移動可能に又は移動不能に)包囲する担体の積層体にも関する。
一般的には、貯蔵層は、約15%乃至100%が吸収ゲル化剤からなり、0%乃至約85%が担体からなる。好ましくは、貯蔵層の約30%乃至100%、最も好ましくは約60%乃至100%を吸収ゲル化剤が占め、0%乃至約70%、最も好ましくは0%乃至約40%を担体が占める。
本発明で使用するのに適当な吸収ゲル化剤は、多くの場合、実質的に水不溶性の僅かに架橋させた部分的に中和したポリマーゲル化剤からなる。この材料は、水と接触するとヒドロゲルを形成する。このようなポリマー材料は、重合可能な、不飽和の、酸を含むモノマーから製造できる。本発明で使用されるポリマー吸収ゲル化剤の製造に使用するのに適当な不飽和の、酸を含むモノマーには、1987年3月31日にブランデット等に付与された米国特許第4,654,039号及び1988年4月19日に再発行された米国再発行特許第RE 32,649号に記載されたモノマーが含まれる。好ましいモノマーには、アクリル酸、メタクリル酸、及び2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸が含まれる。ポリマーゲル化剤の製造には、アクリル酸が特に好ましい。不飽和の、酸を含むモノマーから形成したポリマー成分をスターチやセルロースのような種類の異なるポリマー成分にグラフトさせることができる。ポリアクリレートでフラフトしたこの種のスターチ材料が特に好ましい。従来の種類のモノマーから製造できる好ましいポリマー吸収ゲル化剤には、加水分解したアクリロニトリルでグラフトしたスターチ、ポリアクリレートでグラフトしたスターチ、ポリアクリレート、無水マレイン酸を基材としたコポリマー及びその組み合わせが含まれる。ポリアクリレート及びポリアクリレートでグラフトしたスターチが特に好ましい。
ヒドロゲル形成ポリマー吸収ゲル化剤は、その基本的ポリマー成分の性質に関わらず、一般的には僅かに架橋させてある。架橋は、ヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤を実質的に水不溶性にするのに役立ち、かくして、架橋は、これらのポリマーゲル化剤から形成したヒドロゲルのゲル容積及び抽出可能なポリマーの性質を部分的に決定する。適当な架橋剤は当該技術分野で周知であり、例えば1978年2月28日にマスダ等に付与された米国特許第4,076,663号に詳細に記載されている。好ましい架橋剤は、不飽和のモノカルボン酸又はポリカルボン酸とポリオール、ビスアクリルアミド、及びジアリルアミン又はトリアリルアミンのジエステル又はポリエステルである。他の好ましい架橋剤は、N,N’−メチレンビスアクリルアミド、トリメチロールプロパントリアクリレート、及びトリアリルアミンである。架橋剤は、一般的には、結果的に得られたヒドロゲル形成ポリマー材料の約0.001 mol%乃至5 mol%である。更に好ましくは、架橋剤は、ヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤の約0.01 mol%乃至3 mol%である。
僅かに架橋させたヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤は、一般的には、部分的に中和させた形態で使用される。本発明の目的について、このような材料は、ポリマーの形成に使用されたモノマーの少なくとも25 mol%、好ましくは少なくとも50 mol%が、塩形成陽イオンで中和させた酸性基を含むモノマーである場合に部分的に中和されたものと考えられる。適当な塩形成陽イオンには、アルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニウム、及びアミンが含まれる。中和させた酸根を含むモノマーである、使用された全モノマーのこのパーセンテージを、本明細書中、「中和の程度」と呼ぶ。
これらの吸収ゲル化剤は、代表的には、粒子の形態であるが、吸収ゲル化剤は、繊維状、シート状、又はストリップ状の巨視的構造であってもよい。これらの巨視的構造は、代表的には、粒子状吸収ゲル化剤を凝結体にし、この凝結材料を適当な架橋剤で処理し、処理した凝結体を圧縮してその密度を高め、凝集マスにし、次いで、圧縮した凝結体を硬化させて架橋剤を粒状吸収ゲル化剤と反応させ、多孔質複合吸収巨視構造を形成することによって形成される。このような多孔質の吸収巨視構造は、例えば、1992年4月7日にルー等に付与された米国特許第5,102,597号に開示されている。
d.随意の繊維質(「ダスティング」)層
本発明による吸収コアに含まれる随意の構成要素は、貯蔵層と隣接した、代表的には貯蔵層の下に置いた繊維質層である。下に置かれたこの繊維質層は、代表的には、「ダスティング」層と呼ばれる。これは、吸収コアの製造中、貯蔵層の吸収ゲル化剤を上側に付着させる基材を形成するためである。確かに、吸収ゲル化剤が繊維状、シート状、又はストリップ状等の巨視構造の形態をしている場合には、この繊維質「ダスティング」層は、必ずしも設けられていなくてもよい。しかしながら、この「ダスティング」層は、流体をパッドの長さに沿って迅速に移動するといった幾つかの追加の流体取扱い性を提供するため、代表的には、本発明による吸収コアに設けるのが好ましい。
e.他の随意の構成要素
本発明による吸収コアは、吸収ウェブに通常存在する他の随意の構成要素を含むことができる。例えば、吸収コアの夫々の層内に又は夫々の層間に強化スクリムを位置決めできる。このような強化スクリムは、特に、吸収コアの夫々の層間に位置決めされている場合には、流体の透過に対して界面障壁を形成しないような形体でなければならない。通常は熱結合による構造上の一体性が与えられた場合には、強化スクリムは、通常は、本発明による吸収構造に必要とされない。
本発明による吸収コアに含むことができ、好ましくは一次流体分配層又は二次流体分配層の近くに又はこれらの分配層の部分として形成された他の構成要素は、臭気抑制剤である。代表的には、活性炭及び他の臭気抑制材料、特定的には適当なゼオライト又は粘土材料、又はこれらの他の臭気抑制材料でコーティングした活性炭が吸収コアに随意に組み込まれている。これらの構成要素は、任意の所望の形態で組み込むことができるが、多くの場合、ばらばらの非繊維質粒子として含まれている。
トップシート
トップシート(2)は、柔軟であり、柔らかな触感を持ち、着用者の皮膚に対して刺激がない。更に、トップシートは弾性であり、一方向又は二方向に延伸できる。更に、トップシートは、流体透過性であり、その厚さを通って流体(例えば、月経及び/又は尿)を容易に透過させることができる。適当なトップシートは、織布材料及び不織布材料、熱可塑性有孔付形フィルム、有孔プラスチックフィルム、及びヒドロフォームド熱可塑性フィルム、多孔質フォーム、網状フォーム、網状熱可塑性フィルム、及び熱可塑性スクリムといった、広範な材料から製造できる。適当な織布材料及び不織布材料は、天然繊維(例えば木材繊維や綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、又はポリエチレン繊維のようなポリマー繊維)、又は天然繊維と合成繊維の混紡でできている。
本発明で使用するための好ましいトップシートは、高ロフト不織布トップシート及び有孔付形フィルム製トップシートから選択される。有孔付形フィルムがトップシートとして特に好ましい。これは、有孔付形フィルムが、身体の滲出物に対して透過性であるが吸収性でなく、液体を逆流させて着用者の皮膚を再び濡らす傾向が小さいためである。かくして、身体と接触した付形フィルムの表面は乾燥したままであり、これによって、身体が汚れ難くし、着用者に対する快適性を増大する。適当な付形フィルムは、1975年12月30日にトンプソンに付与された米国特許第3,929,135号、1982年4月13日にミュラン等に付与された米国特許第4,324,246号、1982年8月3日にラデル等に付与された米国特許第4,342,314号、1984年7月31日にアー等に付与された米国特許第4,463,045号、及び1991年4月9日にベアードに付与された米国特許第5,006,394号に記載されている。微小孔を持つ特に好ましい付形フィルムトップシートは、1986年9月2日にカルロ等に付与された米国特許第4,609,518号及び1986年12月16日にカルロ等に付与された米国特許第4,629,643号に開示されている。本発明についての好ましいトップシートは、上掲の特許のうちの一つ又はそれ以上に記載された付形フィルムであり、衛生ナプキンについて、オハイオ州シンシナチのプロクターエンドギャンブル社が「ドライウィーブ(DRY-WEAVE)」として販売している。
本発明は、液体通路が均等に分配されたトップシートばかりでなく、一部だけに液体通路が設けられたトップシートも含む。代表的には、このようなトップシートの液体通路は、液体に対し、中央部が透過性で周縁が不透過性であるように配向されている。
付形フィルム製トップシートの身体面は、この身体面が親水性でない場合よりも速く液体が透過するように親水性にしてあるのがよい。好ましい実施例では、1991年11月19日にアジズ等に付与された「不織布及び有孔フィルムカバーシートを持つ吸収物品」という標題の米国特許出願第07/794,745号に記載されているように、付形フィルム製トップシートのポリマー材料に界面活性剤を組み込む。変形例では、上掲の米国特許第4,950,254号に記載されているように界面活性剤で処理することによって、トップシートの身体面を親水性にすることができる。
バックシート
バックシートは、吸収コアに吸収され且つ包含された滲出物が、衛生ナプキン20と接触するパンツ、パジャマ、及び下着といった物品を濡らすことがないようにする。バックシート(3)は、液体(例えば、月経及び/又は尿)に対して不透過性であり、好ましくは、薄いプラスチックフィルムから製造されるが、液体不透過性の他の可塑性材料も使用できる。本明細書中で使用されているように、「可撓性」という用語は、柔軟であり且つ人体の全体形状即ち輪郭に容易に馴染む材料に関する。バックシートは、更に、一つ又は二つの方向に延伸できる弾性を有する。
バックシートは、織布材料又は不織布材料、ポリエチレンやポリプロピレンでできた熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム、又はフィルムでコーティングした不織布材料のような複合材料からなるのがよい。好ましくは、バックシートは、厚さが約0.012mm乃至約0.051mm(約0.5ミル乃至約2.0ミル)のポリエチレンフィルムである。
例示のポリエチレンフィルムは、オハイオ州シンシナチのクロペー社がP18−0401の表示で製造しているポリエチレンフィルム、及びインディアナ州テルホイテのエチル社のヴィスクイーン部がXP−39385の表示で製造しているポリエチレンフィルムである。バックシートには、好ましくは、より布に近い外観を与えるため、エンボス加工及び/又は艶消し仕上げが施してある。更に、バックシートは、吸収コアから水蒸気を逃がすことができる(即ち、通気性がある)が、滲出物を通さない。
透過防止手段
透過防止手段の目的は、全ての粒子が吸収製品の外に出ないように積極的にシールドすることである。透過防止手段(8)は、第2図、第3図、及び第4図に示すように、本発明による製品の構造部品である。このように、トップシートの部品であると考えることができるため、多層トップシート又は複合トップシートと呼ぶことができる。更に、コアの一部と考えることもでき、例えば一次又は随意の分配層の一部と考えることもできる。
透過防止手段はその主な機能を満足させることができる限り、種々の材料でつくることができる。透過防止手段の材料は、織布材料又は不織布材料であるのがよく、フィルムであってもよい。当然のことながら、透過防止手段がトップシート(2)と吸収コア(4)との中間に位置するため、少なくともトップシートから吸収コアに向かう方向で透過防止手段を通る液体連通が可能でなければならない。
透過防止手段に好ましい材料は、上文中で吸収コアを説明したときに言及したのと同様の天然繊維又は合成繊維でできた不織ティシューである。特に好ましい材料は、セルロース、又は架橋したセルロース材料のような改質天然繊維等の天然繊維でできたティシューである。トップシート又はバックシートと同じ周縁を持つ透過防止手段については、このような手段の流体連通性により、吸収製品内の流体が、製品の周縁部に向かって、毛管作用で、望ましからぬ態様で移動しないようにするのが有利でアるということを言っておかなければならない。従って、透過防止手段内での毛管作用による周縁漏れが起こらないように、流体を毛管作用によって所定の方向に移動する透過防止手段が望ましい。
吸収製品が本発明に適しているかどうかを評価するため、先ず最初に、粒子が液体通路へ移動できるかどうかを評価する。例えば衛生ナプキンは、全体が積層体として形成された流体貯蔵層でできた吸収コアを有するのがよい。積層体には、粒子状吸収ゲル化剤が上文中に説明したように含まれている。吸収ゲル化剤粒子が積層体からトップシートの液体通路に移動できるかどうかを再検討しなければならない。例えば、積層体がその長手方向縁部又は横方向縁部で切断してある場合には、粒子はここから逃げてしまう。しかしながら、積層体が吸収ゲル化剤粒子を完全に包囲するように形成されている場合には、これらの粒子は、透過防止手段を必要とせず、製品は本発明に適したものではない。
無端シール(9)は、粒子の可能な移動路をトップシートの液体通路から制限しなければならない。液体通路が存在するトップシートの領域がほんの僅かしかない場合には、透過防止手段をトップシートだけに接合することによって透過防止が行われる。更に、透過防止手段を、バックシートの周縁の内側でなく、コアの周縁の外側のバックシートだけに接合することができる。しかしながら、透過防止手段を、トップシート並びにバックシートに、好ましくは、第2図及び第3図の参照番号7、9として示したように共通の無端周縁部に沿ってシールするのが好ましい。
吸収製品への透過防止手段のこの接合は、接着剤によって、溶接によって、又は第3図に示すようにクリンプ加工を施すことによって行うことができる。一般的には、吸収製品の構成要素を互いに接合するための共通の同じ手段を透過防止手段に使用できる。
透過防止手段は、好ましくは、粒子状形態の吸収ゲル化剤を含む吸収製品で使用される。例えば、日本国東京都のショクバイ社のショクバイL74の表示で商業的に入手可能な粒子の粒径分布は、粒子の90%が160μmよりも大きい。別の試料では、粒子の1%未満が45μmよりも小さい。粒径は、当該技術分野で周知の、例えば、欧州特許出願第EP-A-0 576 738号に開示された一連の篩試験によって計測される。粒径が約60μm及びそれ以下、場合によっては約45μm及びそれ以下の粒子が透過防止手段を通って移動できる場合に、透過防止手段にとって満足のいく結果が得られることがわかっている。これは、粒子が吸収製品の吸収力に大きく寄与せず、吸収製品の使用者によって必ずしも悟られないためであると考えられている。従って、最大孔径が60μm未満、好ましくは45μm未満の透過防止手段が、本発明の実施例で特に有用である。
吸収製品の随意の構成要素
随意であるが、本発明の吸収製品は、製品の特定の用途で代表的な全ての構成要素を有するのがよい。例えば、生理用品、パンティライナ、及び衛生ナプキンは、多くの場合、位置決め性能及び耐汚損性能を改善するため、ウィングのような構成要素及びパンティファスニング接着剤を有する。乳児用おむつは、接着剤又はテープ等の機械式閉鎖システム、及び専用のファスニング面又はベルクロ(ベルクロ(velcro)は登録商標である)システムを有する。更に、弾性胴バンド、胴ベルト、及び他の胴部装置は乳児用おむつ又は成人失禁者用製品で共通の構成要素である。一つ又は幾つかの弾性ストランドによって脚部を弾性化することもまた吸収製品で一般的である。一般的には吸収製品の構成要素で代表的に使用される全ての構成要素は、粒子透過防止手段が存在する限り、本発明による吸収製品にもある。

Claims (1)

  1. 液体通路を持つトップシート、液体不透過性のバックシート、及び前記トップシートと前記バックシートとの間に挟まれた吸収コアを有し、前記コアは乾燥状態で前記トップシートを前記液体通路に沿って透過可能な乾燥粒子を含む、吸収製品において、前記トップシートは、前記液体通路を備えた中央領域及び前記粒子に対して不透過性の外側領域を有し、前記吸収製品は、さらに、前記粒子の前記液体通路への透過を制限するための透過防止手段を有し、前記透過防止手段は、前記コアと前記トップシートとの間に設けられ、前記透過防止手段は、前記粒子を前記液体通路からシールドするため又は前記粒子から前記液体通路をシールドするため、前記吸収製品の前記トップシート及び前記バックシートのいずれか一方又は両方に接合され且つ60μmよりも小さな最大孔径を有しており、前記透過防止手段は前記中央領域の周縁を越えて延びている、吸収製品。
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