JP3786634B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体画像の表示方法に関し、特に遠近感を効果的に表現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロレンズアレイを介して通常の2次元的に表現された画像を観察し、擬似的に立体画像を認識できる技術がある。この技術では、観察対象の画像が立体物を表現したものである場合に、それが空間上に浮いて、あたかも立体画像が映し出されているかのように見える。通常の2次元的に表現された画像に代え、奥行きを強調させて描写した画像を用いるとさらに、この空間上に浮き出す効果を高めることができる。これらは一種の錯視、錯覚を利用したものである。また、パララックスバリアを介して、右目用と左目用の画像を表示した2次元画像を観察することで、立体画像を認識する技術がある。この技術によれば、左右の目によりそれぞれとらえられた画像が脳内において合成され、あたかも現実の空間に存るような完全立体視化が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マイクロレンズアレイを用いて、2次元画像を擬似的に立体画像に見せる技術では、擬似立体表示する画像以外に背景画像や他の画像が存在していると、対象となる画像が周囲の画像に埋没してしまい、立体感の表現が効果的に行えなくなる問題がある。よって、この方法による擬似立体表現では、背景を黒ベタにすることで、立体感を表現できるように工夫している。しかし、背景を黒ベタにしたのでは、背景画像や他の画像に対する遠近感を表現できない。この点において、立体感を表現する方法として、満足できるものでなかった。
【0005】
他方で、パララックスバリアを用いる立体表示は、遠近感の表示を行うことは出来るが、2次元表示が行われている画像を3次元化し、演出効果を高めるような表示はできなかった。この点において、より効果的な立体画像の表示技術が求められていた。
【0006】
本発明の目的は、より効果的に立体画像を表示できる技術の提供にある。本発明の他の目的は、立体表示する画像と背景、あるいは立体表示する画像と他の画像との遠近感を効果的に表現できる技術の提供にある。本発明のさらに他の目的は、2次元表示されている画像が3次元的に浮び上がるような表示演出を行える技術の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明その他を説明する。第1の発明は、第1画像表示デバイスと、前記第1画像表示デバイスの前面に配置された3次元画像表示用の空間光変調デバイスと、前記空間光変調デバイスの前面に配置された光透過型の第2画像表示デバイスと、を有する画像表示装置である。
【0008】
第1画像表示デバイスは、通常の画像を表示できる表示デバイスである。ここでいう通常の画像には、立体感のある対象を2次元ディスプレイ上に表示した画像が含まれる。第1画像表示デバイスとしては、液晶表示デバイス、ブラウン管、プラズマディスプレイ、EL(electro luminescence)表示デバイスが挙げられる。
【0009】
3次元画像表示用の空間光変調デバイスとは、第1画像表示デバイスに表示された2次元画像を擬似的に3次元画像に見せる光学変調機能を有するデバイスである。3次元画像表示用の空間光変調デバイスを介して、立体的な物体等を2次元で表現した画像を観察すると、前記物体が空間上に浮いて表示されているかのように見える。3次元画像表示用の空間光変調デバイスとしては、マイクロレンズアレイが挙げられる。また、マイクロレンズアレイと同様な光学的機能を有する光学系を挙げることができる。
【0010】
光透過型の第2画像表示デバイスは、透過画面上に所定の画像を表示できる表示デバイスである。光透過型の第2画像表示デバイスに画像を表示させても、デバイスの向こう側が透けてみえる。観察者から見て、デバイスの向こう側に何らかの画像がある場合、光透過型の第2画像表示デバイスに表示された画像の発光強度が背景の画像の光強度より相対的に高い場合は、向こう側の画像はマスクされ見えなく、または見え難くなる。また、光透過型の第2画像表示デバイスに表示された画像の発光強度が背景画像の光強度に比較して相対的に弱い場合は、観察者から見て向こう側の画像も同時に見える。光透過型の第2画像表示デバイスとしては、非発光時には光を透過するEL材料を用いた透過型の透明EL表示デバイスを挙げられる。
【0011】
上記第1の発明によれば、第1画像表示デバイスと空間変調デバイスとによって生成される擬似的な立体画像(以下擬似立体画像という)と、光透過型の第2画像表示デバイスによって生成される画像を同時に表示できる。ここで、第2画像表示デバイスを光軸方向に動かすことで、上記擬似立体画像と第2画像表示デバイスに表示される画像との遠近感を制御できる。この方法によれば、遠近感の変化が表示デバイスの物理的な移動によって表現される。なお、光軸とは、第1画像デバイスに表示される擬似立体画像の元画像と擬似立体画像の結像位置とを結ぶ線として定義される。
【0012】
第2の発明は、第1の発明において、第1画像表示デバイスと空間光変調デバイスとの間に光透過型の第3画像表示デバイスを単数または複数有することを特徴とする。第3画像表示デバイスには、擬似立体画像用の元画像を表示する。第2の発明によれば、第1画像表示デバイスによって表示される擬似立体画像に加えて第3画像表示デバイスよって表示される擬似立体画像が重ねて表示できる。各々の表示デバイスによる擬似立体画像は独立に生成されるので、遠近感を感じさせる擬似立体画像を独立に複数表示できる。
また、第3画像表示デバイスを複数配置すれば、各第3画像表示デバイスを物理的に移動させなくても一つの擬似立体画像の遠近方向への移動距離を大きくすることができる。つまり、各第3画像表示デバイスが表現できる遠近範囲を連続的につなげ、各遠近範囲内の擬似立体画像の表示を各々の第3画像表示デバイスに行わせることにより、広い範囲で擬似立体画像が連続的に移動するように表現することが可能である。
【0013】
第3の発明は、第1画像表示デバイスと、前記第1画像表示デバイスの前面に配置された3次元画像表示用の空間光変調デバイスと、前記第1画像表示デバイスと前記空間光変調デバイスと間に配置された光透過型の第3画像表示デバイスと、を有する画像表示装置である。
【0014】
第4の発明は、第1〜第3の何れかの発明において、第1画像表示デバイス、空間光変調デバイス、第2画像表示デバイスおよび第3画像表示デバイスから選択された単数または複数のデバイスを移動できるデバイス移動機構を有することを特徴とする。デバイス移動機構は、所定のデバイスをデバイスの光軸方向において前後に移動させる機構である。デバイスを移動させる機構としては、回転モータやリニアモータ等によって、デバイスを移動させる機構が挙げられる。
【0015】
第4の発明によれば、所定のデバイスを移動させることで、単数または複数の擬似立体画像と背景画像との間の遠近感を変化させる表示を行える。
【0016】
第5の発明は、第4の発明において、デバイス移動機構は、観察者の視点域までの距離を測定するため備えられた測距装置により計測された距離に基づき移動距離を特定する機能を有することを特徴とする。第5の発明によれば、適当な基準点と観察者との距離を計測することで、観察者が光軸方向に移動しても、その変位に対応させて、デバイスを移動させることができ、観察者が認識する擬似立体画像が変化しないように制御できる。つまり、観察者の位置の変化に対応させて擬似立体画像の結像位置を変化させることで、観察者の位置の変化による擬似立体画像の崩れを防ぐことができる。
【0017】
第6の発明は、第4画像表示デバイスと、前記第4画像表示デバイスの前面に配置された光透過型の第5画像表示デバイスと、を有し、前記第5画像表示デバイスの表示領域は、前記第4画像表示デバイスで表示される要素画像に対応したパララックスバリアパターンの光透過部に対応する第1領域と、前記パララックスバリアパターンの光遮断部に対応する第2領域とからなり、前記第1領域では前記第4画像表示デバイスからの光を透過させ、前記第2領域では前記第5画像表示デバイスにおける画像を加える画像表示装置である。
【0018】
第4画像表示デバイスは、前述の第1画像表示デバイスと同様の液晶表示デバイス等である。第4画像表示デバイスは、パララックスバリアパターンを介して見ることで立体画像として認識される元画像を表示する。この元画像は、右目用の画像と左目用の画像を交互に短冊状に表示した画像である。第5画像表示デバイスは、前述の第2画像表示デバイスと同じ光透過型の画像表示デバイスであるが、パララックスバリアパターンを表示する。パララックスバリアとは、右目用画像と左目用画像を表示した第4画像表示デバイスの画面の前に配置することで、観察者の右目には右目用画像を見せ、左目には左目用画像を見せるための光学フィルターである。パララックスバリアは、縦型のスリット状の光透過部と光遮断部が規則的に繰り返し多数形成された構造を有している。第5画像表示デバイスは、非表示部分で上記パララックスバリアの光透過部を形成し、表示部分で上記パララックスバリアの光遮断部を形成する。光遮断部で表示する画像には、パララックスバリアパターンを形成するためのパターン、あるいは何らかの対象物の画像を表示している状態で同時にパララックスバリアパターンを表示した画像が含まれる。
【0019】
第6の発明によれば、第5画像表示デバイス上に2次元画像を表示している状態で、第5画像表示デバイスにパララックスバリアパターンを形成することで、第4画像表示デバイス上に表示されていた画像が立体画像として浮び上がるような表示演出を行える。また、パララックスバリアパターンの光遮断部に立体画像とは別の画像を表示することで、立体画像に加えて他の画像を表現できる。例えば、立体画像に背景画像を加えることができる。
【0020】
第7の発明は、第6の発明において、第2領域では、第5画像表示デバイスにおける画像を加えるとともに第4画像表示デバイスからの光を遮断することを特徴とする。第7の発明は、第4画像表示デバイスと第5表示デバイスとの間に液晶シャッター等の光シャッターを加え、第2領域において第4画像表示デバイスからの光が遮断されるようにしたものである。第7の発明によれば、パララックスバリアパターンをより完全に機能させることができ、より効果的な立体画像を表現できると共に、第2領域を利用して背景画像や他の画像の表示を同時に行うことが出来る。
【0021】
第8の発明は、第6または第7の発明において、第4画像表示デバイスまたは第5画像表示デバイスを移動できるデバイス移動機構、または、要素画像の幅並びに前記第1および第2領域の幅を変化させる手段によって第4画像表示デバイスによる立体画像の結像距離を制御することを特徴とする。
【0022】
要素画像とは、第4画像表示デバイスに表示される立体画像の元となる画像を構成する要素である。要素画像は、縦に細長く分割された右目用の要素画像と同じく縦に細長く分割された左目用の要素画像を含んでいる。右目用の要素画像と左目用の要素画像は、第4画像表示デバイス上において、交互に位置するように表示される。パララックスバリアを介して要素画像の集まりを見ることで、観察者の右目には右目用の画像が選択的に見え、左目には左目用の画像が選択的に見える。これにより、観察者から見て、要素画像の集まりは所定の位置に結像した立体画像として認識される。
【0023】
結像距離とは、第3画像表示デバイスと立体画像が結像する位置との距離として定義される。なお、結像とは立体画像が像を結ぶことをいう。
【0024】
第8の発明によれば、第4画像表示デバイスまたは第5画像表示デバイスを移動することで、立体画像の元となる画像とパララックスバリアとの間の距離が変化し、立体画像の結像距離を可変できる。これにより、観察者が第4画像表示デバイスに近づく、あるいは遠ざかっても、観察者が同じ様に立体画像を認識し続けるようにできる。
【0025】
また、第8の発明によれば、要素画像の幅並びに第1および第2領域の幅を変化させることで、立体画像の結像距離を可変できる。結像距離は、要素画像の幅並びに第1および第2領域の幅の寸法関係を変化させることで、可変できる。第8の発明はこの原理を利用している。要素画像の幅並びに第1および第2領域の幅は、第4画像表示デバイスおよび第5画像表示デバイスの表示制御によって電子的に行える。これにより、結像距離の制御を容易に行える。
【0026】
第9の発明は、第8の発明において、デバイス移動機構は、観察者の視点域までの距離を測定するため備えられた測距装置により計測された距離に基づき移動距離を特定する機能を有することを特徴とする。第9の発明によれば、観察者が第4画像表示デバイスに近づく、あるいは遠ざかっても、それに応じて結像距離を制御し、観察者が同じ様に立体画像を認識し続けるようにできる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。なお、全体を通して同じ要素には同じ番号を付するものとする。
【0028】
(実施の形態1)
図1は、本発明を利用した立体表示技術の一例を説明する模式図である。図1には、液晶表示デバイス101、マイクロレンズアレイ102、透明EL(electro luminescence)表示デバイス103を備え立体表示装置が示されている。液晶表示デバイス101は、擬似立体画像の元なる元画像107を表示する。元画像107は、3次元的な対象物を2次元上に表示した画像である。この画像は、3次元物体をディスプレイに表示した通常の画像である。透明EL表示デバイス103は、表示を行っていない状態では、画面全体が実質的に透明であり、表示状態では、表示が行われている部分以外の領域が透明になる表示形態を有する。
【0029】
図2は、マイクロレンズアレイ102の概略を示す模式図である。図2(a)は平面図であり、図2(b)は、図2(a)のa−aで切断した断面を示す断面図である。マイクロレンズアレイ102は、両面に凸型のマイクロレンズ11および13を形成した透明基板11と、透明基板11と同様な構造を有する透明基板12とから構成される。マイクロレンズ11および13は、同一の曲率半径を有し、マトリックス状に隣接配置されている。また、一つの光軸上に4つのマイクロレンズが位置するように透明基板11と12は位置合わせがされている。マイクロレンズアレイ102を介して、平面ディスプレイ上に表示された2次元画像(立体物を映し出した画像)を観察すると、当該画像が背景から浮び上がっているかのような、擬似的な立体画像が得られる。
【0030】
図3は、透明EL表示デバイスの一例を示す模式図である。透明EL表示デバイス103は、一対のガラス基板401と406との間に、絶縁層402、有機または無機材料でなる発光層403、絶縁層404が挟まれた構造を有している。各ガラス基板の内側面には、透明導電膜でなるストライプ状の電極が設けられている。図3には、ガラス基板406の内面側にストライプ状の電極405が設けられている状態が示されている。図示しないが、ガラス基板401の内面側にも405と同様な電極が設けられている。ただし、ガラス基板401の電極は、電極405と直行する向き(図3の例では縦縞状)に電極パターンが形成されている。
【0031】
透明EL表示デバイス103における画像表示は、図示しない周辺駆動回路から対向する電極に交流電位を加え、直交する電極の間に交流電界を生じさせ、それによりその部分の発光層403を発光させて行う。なお、交流電界が加わらない部分は、発光せず透光性を保つ。図3に例示する透明EL表示デバイス103は、単色の表示を行う。
【0032】
図4は、本発明を利用した立体表示装置の一例を示すブロック図である。図4には、画像制御装置201、マイクロレンズアレイ移動機構203、透明EL表示デバイス移動機構204、測距装置205、立体画像生成装置206、背景画像生成装置207、液晶表示デバイス101および透明EL表示デバイス103が示されている。
【0033】
元画像生成装置206は、立体画像の元となる元画像を生成する。この元画像は、通常の2次元画像である。元画像は、液晶表示デバイス101に表示される。背景画像生成装置207は、立体画像の背景となる背景画像を生成する。背景画像は、透明EL表示デバイス103に表示される。
【0034】
画像制御装置201は、立体画像として認識される立体画像と、透明EL表示デバイス103に表示される背景画像との前後位置関係(観察者から見た遠近関係)を調整する機能を有する。この調整は、マイクロレンズアレイ移動機構203と透明EL表示デバイス移動機構204とを制御し、105および106に示すように、マイクロレンズアレイ102と透明EL表示デバイス103とを相対的に光軸方向に動かすことで行われる。
【0035】
この遠近感の表現に関し、図1に示される画像を例に挙げて、より詳細に説明する。液晶表示デバイス101に立体物を2次元画面上に表示した元画像107が表示される。マイクロレンズアレイ102を介してこの元画像107を矢印100の方向から見ることで、109に例示するように、マイクロレンズアレイ102の前方に擬似立体画像109が結像したかのように観察者に認識される。ここで、透明EL表示デバイス103に背景画像108を表示する。ここでは、紳士109が黒板108を前に講演を行っている状況を擬似立体表示する例が紹介されている。
【0036】
この状態において、透明EL表示デバイス103を前後に移動させると、それに応じて擬似立体画像109と背景画像108との遠近関係が変化したように観察者には認識される。つまり、観察者には、黒板108とその前に立つ紳士109との遠近感が変化したように見える。こうして、擬似立体画像109と背景画像108との遠近感を制御できる。この原理を利用すると、観察者から見て、擬似立体画像が観察者側に近づいてくる様子、あるいは擬似立体画像が観察者から遠ざかって行く様子を表現できる。なお、ここでは、特定の擬似立体画像とその背景画像とを例に挙げて説明したが、108で例示される画像の擬似立体画像109に対する遠近位置は、擬似立体画像109の背景に限定されるものではない。
【0037】
画像制御装置201のもう一つの役割は、画像を見る観察者と液晶表示デバイス101との距離(あるいは適当な基準となる位置との距離)に応じて、マイクロレンズアレイ102を前後に移動させる制御である。測距装置205は、液晶表示デバイス101と観察者との距離を計測する。この計測値に基づいて画像制御装置201は、移動機構制御装置202とマイクロレンズアレイ移動機構203を動作させて、両者を適宜適当な位置関係にする。これにより、観察者が前後に移動する、あるいは頭を前後に動かす、といった動きがあっても、それに応じて立体画像の結像位置を適宜調整でき、観察者に不自然さを感じさせずに立体画像を見せることができる。
【0038】
この例では、測距装置205は、超音波によって被測定対象物との距離を測定する機能を有する。測距の方法としては、レーザ光線を用いた方法、赤外線やマイクロ波を用いる方法、三角測量等の光学的な方法等が利用できる。
【0039】
上記例示では、透明EL表示デバイス103は単色表示である。つまり、透明EL表示デバイス103に表示される画像の色は、1つの色である。透明EL表示デバイス103をカラー表示とするには、画素をRGBの3つの画素に分け、このRGB各画素において、対応する色を発色する発光材料を配置すればよい。また、上記の例において、透明EL表示デバイス103としてパッシブマトリクス型の表示駆動方式の例を示したが、各画素にTFTのようなスイッチング素子を配置したアクティブマトリクス型を採用してもよい。
【0040】
透明EL表示デバイスは、さらに液晶表示デバイス101とマイクロレンズアレイ102との間に単数または複数配置してもよい。こうすることで、複数の立体画像を表示できる。
【0041】
図5は、透明EL表示デバイス103を液晶表示デバイス101とマイクロレンズアレイ102との間に配置した例を示す模式図である。図5の例では、透明EL表示デバイス103にも擬似立体画像の元となる元画像111を表示する。そして、元画像111をマイクロレンズアレイ102を介して見ることで、第2の擬似立体画像112が結像する。この構成では、透明EL表示デバイス103とマイクロレンズアレイ102との相対位置関係を変化させることで、擬似立体画像112の結像位置を変化させることができる。これにより、擬似立体画像109と擬似立体画像112との遠近感を制御できる。
【0042】
次に、透明EL表示デバイスを液晶表示デバイス101とマイクロレンズアレイ102との間に複数配置した例を説明する。図6は、透明EL表示デバイスを液晶表示デバイス101とマイクロレンズアレイ102との間に複数配置した例を示す模式図である。図6には、透明EL表示デバイス103に加えてさらに透明EL表示デバイス115を配置した例が示されている。この例では、透明EL表示デバイス113にも擬似立体画像の元の画像となる元画像114が表示される。観察者には、擬似立体画像109および112に加えて、擬似立体画像115が認識される。図6の例では、透明EL表示デバイス113、103およびマイクロレンズアレイ102の光軸方向における相対位置関係を変化させることで、擬似立体画像109、112および115の間における遠近感を変化させることができる。つまり、109、112および115で示される各擬似立体画像の光軸方向における結像位置を個別に制御できる。
【0043】
また、図6に例示する構成を利用すると、透明EL表示デバイス113と103を物理的に移動させなくても一つの擬似立体画像の遠近方向への移動距離を大きくすることができる。例えば、所定の立体画像が観察者から遠ざかって行く状態を表示する例を説明する。この場合、まず透明EL表示デバイス103に所定の元画像を表示し、そこである程度の遠近表示を行う。ここでは、観察者から遠ざかって行くような遠近表示を行う。透明EL表示デバイス103におけるある程度の遠近範囲の表示を行ったら、その遠近表現を透明EL表示デバイス113に引き継ぐ。つまり、元画像の表示を透明EL表示デバイス103から113に切り替える。このように、各透明EL表示デバイスが表現できる遠近範囲を連続的につなげ、各遠近範囲内の擬似立体画像の表示を各々の透明EL表示デバイスに行わせることにより、広い範囲で擬似立体画像が連続的に移動するように表現することが可能となる。
【0044】
以上の説明において、透明EL表示デバイス103や113に表示される画像は、背景画像である必要はなく、擬似立体画像109との遠近感を表現したい画像であればよい。
【0045】
実施の形態1で説明した例によれば、より効果的な立体表示技術が提供される。特に、通常の2次元表示を擬似立体表示する技術において、背景や他の画像との遠近感を効果的に表現することが可能となる技術が提供される。通常の2次元表示に代え、奥行きを強調させて描写した表示ももちろん用いることは可能である。この技術は、各種のディスプレイ、例えばゲーム用や広告用のディスプレイにおいて、立体的表現を行う技術として利用できる。
【0046】
(実施の形態2)
実施の形態2では、パララックスバリア方式によって立体画像を表示する例を説明する。図7および図8は、本発明を利用した立体表示技術の他の一例を説明する模式図である。図7は2次元画像のみを表示した状態を例示し、第8はパララックスバリア方式によって立体画像を表示した状態を例示する。図7および図8には、液晶表示デバイス101、透明EL表示デバイス103が示されている。液晶表示デバイス101には、右目用の要素画像と左目用の要素画像でなる立体画像の元となる元画像110が表示される。透明EL表示デバイス103は、パララックスバリアおよび画像表示装置として機能する。
【0047】
図9は、立体画像を表示する原理を説明する模式図である。図9には、観察者601、パラックススバリアとして機能する透明EL表示デバイス103、液晶表示デバイス101、が示されている。
【0048】
液晶表示デバイス101には、右目用の要素画像(R1、R2・・・)と左目用の要素画像(L1、L2・・・)を交互に表示した元画像110が表示される。各要素画像は、幅が狭く縦が長い細切れ状になっている。
【0049】
透明EL表示デバイス103には、縦方向に延長した線状の光透過部602と同じく線状の光遮断部603が交互に形成される。光透過部602と光遮断部603とは、要素画像(R1、R2・・・、L1、L2・・・)に対応している。光透過部602は、多数の線状の領域を非発光(非表示)とすることで形成される。これは、透明EL表示デバイス103において、非発光領域は透過領域となる光学的な性質を利用したものである。光遮断部603は、多数の線状の領域を発光(表示)させることで形成される。これは、透明EL表示デバイス103において、発光領域の発光強度が背後に存在する画像をマスクする程度の強さであれば、その発光領域を光遮断部として機能させ得ることを利用したものである。また、光遮断部603には、任意の画像を表示できる。
【0050】
図10は、図7に例示する立体画像表示を実現する装置のブロック図の一例である。図10には、画像制御装置201、透明EL表示デバイス移動機構204、測距装置205、立体画像生成装置208、背景画像生成装置207、液晶表示デバイス101、透明EL表示デバイス103、パララックスバリアパターン生成装置701が示されている。
【0051】
立体画像生成装置208は、液晶表示デバイス101に表示させる立体画像の元画像を生成する。この元画像は、画像制御装置201を介して液晶表示デバイス101へ供給される。また、立体画像生成装置208は測距装置205で計測したデータに基づいて、元画像を構成する要素画像の幅を適宜調整する機能を有する。背景画像生成装置207は、透明EL表示デバイス103に形成される光遮断部に表示される背景画像を生成する。測距装置205は、観察者との距離を計測し、そのデータをパララックスバリアパターン生成装置701、画像制御装置201および立体画像生成装置206へ提供する。パララックスバリアパターン生成装置701は、透明EL表示デバイス103に形成される光透過部と遮断部のパターンを生成する機能を有する。また、パララックスバリアパターン生成装置701は、測距装置205で測定したデータに基づいて、光透過部および遮断部の幅を制御する機能を有する。透明EL表示デバイス移動機構204は、透明EL表示デバイス103の位置の移動制御を行う機構であって、測距装置205からのデータに基づいて画像制御装置201によって制御される。
【0052】
以下、実施の形態2における立体画像表示について説明する。液晶表示デバイス101には、立体画像生成装置208で生成された元画像110が表示される。元画像は、右目用の要素画像と左目用の要素画像で構成される。観察者601は、透明EL表示デバイス103を介してこの元画像110を見る。前述したように、透明EL表示デバイス103には、パララックスバリアパターン生成装置701で生成されたパララックスバリアパターンが形成される。このパララックスバリアパターンは、光透過部602と光遮断部603で構成される。光透過部602と光遮断部603とは、観察者601の右目604に右目用の要素画像(R1、R2・・・)が見えて左目用の要素画像(L1、L2、・・・)が見えないよにし、逆に観察者601の左目605に左目用の要素画像(L1、L2・・・)が見えて右目用の要素画像(R1、R2、・・・)が見えないようにその幅と間隔が調整されている。これにより、観察者601は、右目604で元画像の右目用の要素画像のみを見、左目605で元画像の左目用の要素画像のみを見ることができ、立体画像109を認識できる。
【0053】
また、光遮断部603には、背景画像生成装置207で生成され、立体画像109と重ね合わされる画像108を表示できる。これにより、例えば立体画像109に加えてその背後の画像108を観察者に認識させることができる。
【0054】
また、適当な基準とする点と観察者601との距離を測距装置205で計測し、そのデータに基づいて、透明EL表示デバイス103の位置を前後に移動させることで、観察者が前後に動いても立体画像の表示を適切に行うようにできる。
【0055】
また、本実施の形態2においては、要素画像(R1、R2・・・、L1、L2・・・)の幅並びに、透明EL表示デバイス103の表示によって形成される光透過部602および光遮断部603の幅を可変することで、立体画像109の結像位置を調整できる。以下、この機能について図9の例で説明する。観察者601が光軸方向の前後に移動すると、観察者601は立体画像の認識が困難になる。これは、透明EL表示デバイス103に光学的に形成されるパララックスバリアパターンが適切に機能しなくなるためである。この問題を解決するために、適当な基準となる位置と観察者601との距離を測距装置205で計測し、そのデータに基づいて、立体画像生成装置208で対応した幅を有する要素画像を生成し、同時にパララックスバリアパターン生成装置701で、観察者の位置に適合したパララックスバリアパターンを生成する。そして、それらを液晶表示デバイス101と透明EL表示デバイス103に表示する。結像距離は、要素画像の幅、パララックスバリアパターンにおける光透過部および光遮断部の幅の寸法関係に応じて変化するので、上述した手順により、観察者の位置(頭の位置)に対応して適切に結像距離を制御できる。こうすることで、観察者が画像表示装置に対して前後に移動しても立体画像を観察者601に認識させることができる。
【0056】
以下、本実施の形態2における画像表示の一例を説明する。この例では、透明EL表示デバイス103の液晶表示デバイス103側に図示しない液晶シャッターを配置する。まず、液晶シャッターを閉(非透過)とした状態で、透明EL表示デバイス103に適当な第1の画像801を表示する。この第1の画像は立体画像ではない。この状態が図7に例示される。図7には、第1の画像801が表示されている。この状態において、観察者は、通常の2次元画像801を見ることができる。次に、液晶表示デバイス101に第1の画像801と同じものまたはその一部を表示対象とし、立体画像の元となる元画像110(第2の画像)を表示しておく。そして何らかのタイミングで液晶シャッターを開(透過)とし、同時に透明EL表示デバイス103にパララックスバリアパターンを表示する。そうすると、図8に例示するように平面画像であった画像801が立体画像109として透明EL表示デバイス103の前面に浮び上がる効果が得られる。ここで、パララックスバリアパターンの光遮断部は、パララックスバリアパターンを形成するための表示であってよいが、適当な背景画像等を表示してもよい。例えば、画像801の一部を構成していた背景画像108を表示すると、立体画像109の背後に背景画像108が表示されている状態が表現される。すなわち、背景画像108を残して立体画像109のみが観察者の眼前に浮かび上がってくることになる。動画像を用いれば、たとえばピッチャーを透明EL表示デバイス103に残して、球だけが観察者の眼前に飛んでくるような演出が可能になる。
【0057】
図示しない光シャッターは、単に透過あるいは非透過を選択できるだけでもよいが、パララックスバリアパターンの光シャッターとして機能させてもよい。この場合、透明EL表示デバイス103に形成されるパララックスバリアパターンの光遮断部は、光シャッターの機能により光が透過せず、そこで液晶表示デバイス101からの光は遮断される。この構成は、光シャッターによってパララックスバリアの機能が確保されるので、パララックスバリアの効果によって立体表示を行わせると共に、光遮断部において独立に画像を表示させる場合に有効となる。
【0058】
上記の例において、観察者が頭を前後に動かす、あるいは前後に体を移動しても、それに対応させて、透明EL表示デバイス103の位置を微調整する、あるいは第2の画像の元となる元画像を構成する要素画像の幅、およびパララックスバリアパターンの幅を微調整することで、立体画像を崩さず表現できる。
【0059】
以上説明した第2の実施の形態によれば、光透過型の画像表示デバイスを利用して、光学的にパララックスバリアを形成することで、2次元表示されていた画像が3次元的に浮び上がるような効果的な立体画像の表現を行える。
【0060】
以上本発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
【0061】
【発明の効果】
本願で開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果は、以下の通りである。すなわち、本発明により、効果的に立体画像を表示できる技術が提供される。また、立体表示する画像と背景、あるいは立体表示する画像と他の画像との遠近感を効果的に表現できる技術が提供される。また、2次元表示されている画像が3次元的に浮び上がるような表示演出を行える技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を利用した立体表示技術の一例を説明する模式図である。
【図2】 マイクロレンズアレイの一例を示す模式図である。
【図3】 透明EL表示デバイスの一例を示す模式図である。
【図4】 本発明を利用した立体表示装置の一例を示すブロック図である。
【図5】 単数の透明EL表示デバイスを液晶表示デバイスとマイクロレンズアレイとの間に配置した例を示す模式図である。
【図6】 複数の透明EL表示デバイスを液晶表示デバイスとマイクロレンズアレイとの間に配置した例を示す模式図である。
【図7】 透明EL表示デバイスに2次元画像を表示した例を示す模式図である。
【図8】 本発明を利用した立体表示技術の他の一例を説明する模式図である。
【図9】 図8に例示する構成において、立体画像を表示する原理を説明する模式図である。
【図10】 図8に例示する立体画像表示を実現する装置のブロック図の一例である。
【符号の説明】
11…透明基板、12…透明基板、13…マイクロレンズ、14…マイクロレンズ、100…矢印、101…液晶表示デバイス、102…マイクロレンズアレイ、103…透明EL表示デバイス、107…元画像、108…背景画像、109…立体画像、110…元画像、111…元画像、112…立体画像、113…透明EL表示デバイス、114…元画像、115…立体画像、201…画像制御装置、203…マイクロレンズアレイ移動機構、204…透明EL表示デバイス移動機構、205…測距装置、206…元画像生成装置、207…背景画像生成装置、208…立体画像生成装置、401…ガラス基板、402…絶縁層、403…発光層、404…絶縁層、405…電極、406…ガラス基板、601…観察者、602…光透過部、603…光遮断部、604…右目、605…左目、701…パララックスバリアパターン生成装置。

Claims (3)

  1. パララックスバリアパターンを介して視認することにより立体画像として認識される元画像であって前記パララックスバリアパターンによって右目でのみ視認される右目用要素画像と前記パララックスバリアパターンによって左目でのみ視認される左目用要素画像とを含む元画像を表示する第4画像表示デバイスと、
    前記第4画像表示デバイスの前面に配置された自発光かつ光透過型の表示デバイスであって前記パララックスバリアパターンを表示する第5画像表示デバイスと、を有し、
    前記第5画像表示デバイスの表示領域は、前記パララックスバリアパターンの光透過部に対応する第1領域と、前記パララックスバリアパターンの光遮断部に対応する第2領域とからなり、
    前記第1領域では前記第4画像表示デバイスからの光を透過させ、前記第2領域では前記第5画像表示デバイスにおける画像を発光表示させ
    前記右目用および左目用の要素画像の幅および間隔、並びに、前記第1および第2領域の幅および間隔を変化させる手段によって前記第4画像表示デバイスによる立体画像の結像距離を制御する画像表示装置。
  2. 前記第2領域では、前記第5画像表示デバイスにおける画像を加えるとともに前記第4画像表示デバイスからの光を遮断する請求項1記載の画像表示装置。
  3. 観察者の視点域までの距離を測定する測距装置を備え、前記測距装置により測定された前記距離に基づき、前記右目用および左目用の要素画像の幅および間隔、並びに、前記第1および第2領域の幅および間隔を変化させる請求項1または2記載の画像表示装置。
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