JP3784723B2 - Topical preparation - Google Patents
Topical preparation Download PDFInfo
- Publication number
- JP3784723B2 JP3784723B2 JP2002031849A JP2002031849A JP3784723B2 JP 3784723 B2 JP3784723 B2 JP 3784723B2 JP 2002031849 A JP2002031849 A JP 2002031849A JP 2002031849 A JP2002031849 A JP 2002031849A JP 3784723 B2 JP3784723 B2 JP 3784723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- acid
- oil
- structure portion
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全性に優れた外用剤に関する。
さらに詳しくは、皮膚などに対する安全性を向上させる機能を有する、内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度が50から5000の範囲にあるグルカンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造部分であるグルカン(以下、未精製のものを高度分岐環状デキストリン、精製したものを精製高度分岐環状デキストリンと称す)と生理活性成分を配合することで、より安全性に優れ、かつ機能性を有する外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
高度分岐環状デキストリンは特開平8-134104号公報に記載されているように、内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度が50から5000の範囲にあるグルカンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造部分であるグルカンであり、澱粉加工工業における原料、飲食用組成物、食品添加用組成物、糊料あるいは生物崩壊性プラスチック用の澱粉の代替物質として有用であることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同公報には澱粉と比べて安定性に優れる記載はあるものの、高度分岐環状デキストリンが品質基準の異なる化粧品などの皮膚などの外用剤についても有効であるか否かは不明であった。さらに、高度分岐環状デキストリンが外用剤の安全性を向上させる能力があることは全く知られていなかった。一方、化粧料などの外用剤で用いられている各種の生理活性成分などは、紅斑などの皮膚疾患を生じるようなものはないものの、人によってはチリチリ感やかゆみなどの違和感を発生することがあり、その対策が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明人らは、これらの問題に対応するため鋭意研究を行った結果、高度分岐環状デキストリンと生理活性成分を組み合わせると、生理活性成分の機能を維持したまま皮膚などに対する刺激を抑制できることを見出し本発明を完成した。また、この機能はサイクロデキストリンにも類似の機能が認められるが、高度分岐環状デキストリンはサイクロデキストリンと比較してより水溶性(温水に70質量%溶解できる)であり、製剤への配合特性も優れており、サイクロデキストリンと比べてより使いやすいことを確認した。
【0005】
すなわち、第1の本発明は、(a)内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度が50から5000の範囲にあるグルカンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造部分である、グルカンと、(b)カキョクエキス、ホエイ、メバロン酸、メバロン酸ラクトン、ニコチン酸アミド、N−メチル−L−セリン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸からなる群から選ばれる1種、または2種以上の生理活性成分を含有することを特徴とする外用剤。
【0006】
第2の本発明は、内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度が50以上であるグルカンが、分子量10000以下の成分を除去してあることを特徴とする請求項1に記載の外用剤。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で用いる高度分岐環状デキストリンは、特開平8-134104号公報記載の方法に従い、1,4−α−グルカン分枝酵素(枝作り酵素、Q酵素)、4−α−グルカノトランスフェラーゼ(D酵素、アミロマルターゼ、不均化酵素)、サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ(CGTase)等の枝作り酵素を澱粉(ワキシーコーンスターチが好ましい)に作用させて得られる。これらの酵素は、内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度が50から5000の範囲にあるグルカンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造部分であるグルカンを生産する能力を持っている。本発明では、酵素として特にα−1,4−グルカン分解酵素(EC 2.4.1.18)を用いることが好ましい。本発明で用いる高度分岐環状デキストリンとしては、江崎グリコ(株)製のクラスターデキストリン(商標)が、入手が容易であり、量的な供給安定性に優れることから好ましい。
【0008】
本発明では、上記高度分岐環状デキストリンに入っている低分子量成分を除去するために、これを精製して精製CCDを得て、外用剤に配合することが好ましい。高度分岐環状デキストリンの精製方法としては、限外ろ過膜を用いる方法、ゲルろ過を行う方法などが挙げられるが、工業的に容易な限外ろ過膜を用いることが好ましい。本発明では分子量10000以下、より好ましくは30000以下の成分を除去し、これらの成分が0.5質量%以下になるように精製することが好ましい。この操作により、例えばグルコースなど、製剤の高温での安定性に影響を与える低分子成分が除去されることによって、製剤の安定性をより高めることができる。
【0009】
本発明において、高度分岐環状デキストリン、精製高度分岐環状デキストリンの外用剤への配合量としては、外用剤の総量に対して0.1〜99質量%が好ましく、特に好ましくは0.1〜10質量%である。
【0010】
本発明では(a)成分である上記高度分岐環状デキストリンまたは精製高度分岐環状デキストリンとともに、(b)成分として、カキョクエキス、ホエイ、メバロン酸、メバロン酸ラクトン、ニコチン酸アミド、N−メチル−L−セリン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸からなる群から選ばれる1種、または2種以上の生理活性成分を配合する。
【0011】
本発明の(b)成分である、カキョクエキスはバラ科ピラカンタ属の一種である中国名「火棘」(Pyracantha fortuneana)の果実(漢方名「赤陽子」)の溶媒抽出物であり、溶媒としては水、メタノール、エタノール、プロパノール等の低級アルコール、それらの混液等を用い抽出したものであり、抽出液をそのまま、或いは凍結乾燥やスプレードライ法等で粉末化したものを用いることが可能である。ホエイは生乳または脱脂粉乳水溶液に乳酸菌(Lactobacillus bulugaricus)を接種培養して得られる発酵乳から固形分を除いた乳漿、または牛乳蛋白質の水溶液を乳酸連鎖球菌(Streptococus thermophilus)または乳酸かん菌(Lactobacillus bulugarius)で発酵させた液の濾液、或いは牛乳に蛋白分解酵素(Chymosin)及び乳酸菌(Lactobacillus bulugaricus、Lactococuss latis、Laceptococcus thermophilus、Leuconostocmesenteroides)のいずれか一つまたは組み合わせて加え発酵して得られる乳清から乳清蛋白を除去し乾燥したものなどである。メバロン酸は火落酸とも言い、メバロン酸としては2種類の異性体[R(−)−メバロン酸、S(+)−メバロン酸]があり、本発明ではその何れも使用できるが入手が容易なR(−)−メバロン酸が好ましい。また、本発明ではすメバロン酸ラクトンを用いることができるが、この化合物は加水分解することによって容易にメバロン酸に変化する性質を有する。
【0012】
これらの(b)成分の生理活性成分は生理活性が高いことが知られておるが、(a)成分と併用することによって更に生理活性効果が増強される。また、製剤に同時に配合される各種の成分の種類(例えば、経皮吸収を促進させるエステル油、エチルアルコール、特定の界面活性剤など)によっては、皮膚に違和感を与える場合もあるが、高度分岐環状デキストリンはこの刺激を緩和する性能を示すため、配合した製剤はより安全性が高まる効果がある。
【0013】
本発明では上記(b)成分以外の他の生理活性成分を配合することが好ましい。他のミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。本発明では、これらの生理活性成分を1種または2種以上配合することが好ましい。これら生理活性成分としては、例えば、アシタバエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オオムギエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カワラヨモギエキス、カルカデエキス、甘草エキス、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、グアノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、チガヤエキス、チャエキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、蜂蜜、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、モモの葉エキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、油溶性甘草エキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
【0014】
また、ヒアルロン酸及びその塩、コンドロイチン硫酸及びその塩などのムコ多糖、コラーゲン加水分解物、加水分解エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体由来物質、アラニン、グリシン、ヴァリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、シスチン、システイン、メチオニン、トリプトファン等のアミノ酸、エストラジオール、エテニルエストラジオールなどのホルモン、ソルビトール、マルトース、マルチトール、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、エチルグルコースなどの糖類及びその誘導体、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタインなどの保湿成分;スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性活性成分;ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン酸及びその塩、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン、アラントイン、トラネキサム酸、アズレンなどの抗炎症剤;ビタミンA及びその誘導体,B2,B6,C,D,E,K,ビタミンC配糖体などのビタミン類及びその誘導体、カロチノイド、フラボノイド、サポニン、パントテン酸カルシウム、ビオチン、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸などの活性成分;クエン酸、グリコール酸、酒石酸、乳酸等のα−ヒドロキシ酸及びその塩、β−ヒドロキシ酸及びその塩などの細胞賦活剤;γ−オリザノールなどの血行促進剤;セファランチン、トウガラシチンキ、ヒノキチオール、ヨウ化ニンニクエキス、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、イソプロピルメチルフェノール、エストラジオール、エチニルエステラジオール、塩化カプロニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、タカナール、カンフル、サリチル酸、ノニル酸バニリルアミド、ノナン酸バニリルアミド、ピロクトンオラミン、ペンタデカン酸グリセリル、l−メントール、カンフルなどの清涼剤、モノニトログアヤコール、レゾルシン、塩化ベンゼトニウム、塩酸メキシレチン、オーキシン、女性ホルモン、カンタリスチンキ、シクロスポリン、ジンクピリチオン、ヒドロコルチゾン、ミノキシジル、ハッカ油、ササニシキエキス等の育毛剤等が挙げられる。これらの生理活性成分は生理活性が高いことが知られておるが、生理活性成分の種類(メントールなど)、生理活性成分の精製度合いやその配合量によっては、刺激に敏感な肌性の場合、皮膚に違和感がでる場合があるが、本発明の高度分岐環状デキストリンを配合することによって、これらを解消でき、且つ生理活性効果も増強される。また、製剤に同時に配合される各種の成分の種類(例えば、経皮吸収を促進させるエステル油、エチルアルコール、特定の界面活性剤など)によっては、皮膚に違和感を与える場合もあるが、高度分岐環状デキストリンはこの刺激を緩和する性能を示すため、配合した製剤はより安全性が高まる効果がある。
【0015】
本発明における(b)成分の生理活性成分又は(b)成分以外の生理活性成分の配合量はその活性成分の効果濃度によって異なり、それぞれの活性成分の効果発現濃度範囲にて適宜濃度設定されるが、一般的には、その有効成分量換算(乾燥残分換算)で、外用剤の総量に対して、0.001〜20質量%が好ましい。
【0016】
本発明の外用剤には、上記の成分以外に、通常外用剤に配合される各種の顔料、紫外線防御剤、油剤、防腐剤、フッ素化合物、樹脂、粘剤、多価アルコール、香料、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤等の成分を使用することができる。
【0017】
顔料の例としては、通常の外用剤に使用されるものであれば、その形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、鱗片状、紡錘状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができ、例えば無機粉体、有機粉体、界面活性剤金属塩粉体、有色顔料、パール顔料、金属粉末顔料、天然色素等があげられ、具体的には、無機粉体としては、顔料級酸化チタン、酸化ジルコニウム、顔料級酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン、シリカ、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化セリウム等;有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロース、シルクパウダー、12ナイロン、6ナイロン等のナイロンパウダー、シリコーンパウダー、シリコーンゴムパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結晶繊維粉体、デンプン末、ラウロイルリジン等;界面活性剤金属塩粉体(金属石鹸)としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等;有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及びこれらの粉体を複合化した合成樹脂粉体等;パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等;タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色206号、橙色207号等;天然色素としては、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等から選ばれる粉体で、これらの粉体も前記同様に本発明の効果を妨げない範囲で、粉体の複合化や一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤等で処理したものも使用することができる。例えば、フッ素化合物処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理などによって事前に表面処理されていてもいなくてもかまわないし、必要に応じて一種、又は二種以上の表面処理を併用することができる。本発明ではこれらの粉体の1種以上を組み合わせて使用することができる。
【0018】
紫外線防御剤としては、無機系と有機系の紫外線防御剤が挙げられる。無機系の例としては、例えば二酸化チタン、低次酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムなどの金属酸化物、水酸化鉄などの金属水酸化物、板状酸化鉄、アルミニウムフレークなどの金属フレーク類、炭化珪素などのセラミック類が挙げられる。このうち、平均粒子径が5〜100nmの範囲にある微粒子金属酸化物もしくは微粒子金属水酸化物から選ばれる少なくとも一種であることが特に好ましい。これらの粉末は、従来公知の表面処理、例えばフッ素化合物処理(パーフルオロアルキルリン酸エステル処理やパーフルオロアルキルシラン処理、パーフルオロポリエーテル処理、フルオロシリコーン処理、フッ素化シリコーン樹脂処理が好ましい)、シリコーン処理(メチルハイドロジェンポリシロキサン処理、ジメチルポリシロキサン処理、気相法テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン処理が好ましい)、シリコーン樹脂処理(トリメチルシロキシケイ酸処理が好ましい)、ペンダント処理(気相法シリコーン処理後にアルキル鎖などを付加する方法)、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、シラン処理(アルキルシランやアルキルシラザン処理が好ましい)、油剤処理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理(ステアリン酸やミリスチン酸塩が好ましい)、アクリル樹脂処理、金属酸化物処理などで表面処理されていることが好ましく、さらに好ましくは、これらの処理を複数組み合わせて用いることが好ましい。例えば、微粒子酸化チタン表面を酸化ケイ素やアルミナなどの金属酸化物で被覆した後、アルキルシランで表面処理することなどが挙げられる。表面処理量としては、紛体質量に対して表面処理量の総計で0.1〜50質量%の範囲にあることが好ましい。
【0019】
また、有機系紫外線防御剤の例としては、例えばパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(別名;パラメトキシケイ皮酸オクチル)、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2,2'−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、p−メトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、パラアミノ安息香酸(以後、PABAと略す)、エチルジヒドロキシプロピルPABA、グリセリルPABA、サリチル酸ホモメンチル、メチル−O−アミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、オクチルジメチルPABA、サリチル酸オクチル、2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、サリチル酸トリエタノールアミン、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェニン、2,2',4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オクチルトリアゾン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチレン)−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、これらの高分子誘導体、及びシラン誘導体等が挙げられる。また、有機系紫外線防御剤がポリマー粉末中に封止されたものを用いることも可能である。ポリマー粉末は中空であってもなくても良く、平均一次粒子径としては0.1〜50μmの範囲にあれば良く、粒度分布はブロードであってもシャープであっても構わない。ポリマーの種類としてはアクリル樹脂、メタクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、シリコーン樹脂、ナイロン、アクリルアミド樹脂等が挙げられる。これらのポリマー粉末中に、粉末質量の0.1〜30質量%の範囲で有機系紫外線防御剤を取り込ませた粉末が好ましく、特にUVA吸収剤である4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタンを配合することが好ましい。上記の紫外線防御剤のうち、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤からなる群より選ばれる少なくとも1種が、汎用されており、入手が容易で、かつ紫外線防御効果が高いので、好ましい。特に、無機系と有機系を併用することが好ましい。また、UV−Aに対応したものとUV−Bに対応したものを組み合わせて用いることも好適である。
【0020】
油剤の例としては、例えばアボガド油、アマニ油、アーモンド油、イボタロウ、エノ油、オリーブ油、カカオ脂、カポックロウ、カヤ油、カルナウバロウ、肝油、キャンデリラロウ、牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、キョウニン油、鯨ロウ、硬化油、小麦胚芽油、ゴマ油、サトウキビロウ、サザンカ油、サフラワー油、シアバター、シナギリ油、シナモン油、ジョジョバロウ、セラックロウ、タートル油、大豆油、茶実油、ツバキ油、月見草油、トウモロコシ油、豚脂、ナタネ油、日本キリ油、ヌカロウ、胚芽油、馬脂、パーシック油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、ヒマワリ油、ブドウ油、ベイベリーロウ、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ミツロウ、ミンク油、綿実油、綿ロウ、モクロウ、モクロウ核油、モンタンロウ、ヤシ油、硬化ヤシ油、トリヤシ油脂肪酸グリセライド、羊脂、落花生油、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル、卵黄油等;炭化水素油として、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等;高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等;高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2−デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、モノオレイルグリセリルエーテル(セラキルアルコール)等;エステル油としては、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等;グリセライド油としては、アセトグリセリル、トリイソオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、ミリスチン酸イソステアリン酸ジグリセリル等が挙げられる。
【0021】
防腐剤としては、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール等がある。
【0022】
また、多価アルコールとしては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリグリセリン等が挙げられる。これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることが好ましい。
【0023】
粘剤の例としては、アラビアゴム、トラガカント、アラビノガラクタン、ローカストビーンガム(キャロブガム)、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール等のポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル酸アミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、スメクタイト、サポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機系粘剤などが挙げられる。また、他の粘剤として、油溶性ゲル化剤があり、例えば、アルミニウムステアレート、マグネシウムステアレート、ジンクミリステート等の金属セッケン、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリナイト、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムモンモリナイト等の有機変性粘土鉱物等が挙げられる。
【0024】
本発明の外用剤の具体的な用途としては人体に適用する外用剤であれば特に限定は無いが、化粧料としてはスキンケア製品、頭髪製品、制汗剤製品、メイクアップ製品、紫外線防御製品などが挙げられる。例えば、乳液、クリーム、ローション、カラミンローション、サンスクリーン剤、サンタン剤、アフターシェーブローション、プレシェーブローション、パック料、クレンジング料、洗顔料、アクネ対策化粧料、エッセンスなどの基礎化粧料、ファンデーション、白粉、アイシャドウ、アイライナー、アイブロー、チーク、ネイルカラー、口紅、マニキュアなどのメイクアップ化粧料、シャンプー、リンス、コンディショナー、ヘアカラー、ヘアトニック、セット剤、ボディーパウダー、育毛剤、ヘアクリーム、デオドラント、脱毛剤、石鹸、ボディーシャンプー、入浴剤、ハンドソープ、香水などが挙げられる。また、医薬品であれば軟膏、ハップ剤、目薬、座薬などが挙げられる。さらに、製品の形態についても特に限定は無いが液状、乳液状、クリーム状、固形状、ペースト状、ゲル状、粉末状、多層状、ムース状、スプレー状等に適用が可能である。特に、本発明は低刺激性外用剤、敏感肌用外用剤に応用することが好適である。
【0025】
【実施例】
以下、実施例および比較例によって本発明を更に詳細に説明する。
【0026】
[高度分岐環状デキストリンの製造]
環状構造を有するグルカンの製造は、基本的に特開平8−134104に開示される方法にしたがって以下のように行った。市販のワキシーコーンスターチ5kgを25リットルのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7程度)に懸濁し、加熱糊化させた。約50℃まで放冷後、2,000,000単位の枝作り酵素(EC. 2.4.1.18)を作用させた。反応終了後、加熱により枝作り酵素を失活させて除去し、脱塩、脱色後、乾燥して、粉末の環状グルカン約4kgを得た。枝作り酵素は、バチルスステアロサーモフィラスTRBE14株(寄託番号P−13916)の菌体抽出液より精製したものを用いた。これを限外ろ過膜を用いて分子量30000以下の成分を除去し、精製高度分岐環状デキストリンを得た。この工程により、精製前に含まれていたグルコース量が4.0質量%から0.02質量%に減少し、分子量30000以下のものの合計が10質量%から0.5質量%以下に減少していた。
【0027】
次に、実施例および比較例で得られた外用剤の各種特性の評価方法を以下に示す。
【0028】
[皮膚有用性評価]
専門パネラーを各評価品目ごとに10名ずつ用意し(但し、品目によりパネラーが重複する場合もある)、表1に示す評価基準に従って評価を行い、全パネラーの合計点数を以て評価結果とした。従って、点数が高いほど評価項目に対する有用性が高いことを示す(満点:50点)。
【0029】
【0030】
[刺激抑制効果試験結果]
刺激抑制効果を調べるために、上記の精製高度分岐環状デキストリンを用いて赤血球の溶血性試験を実施した。試験方法としては、試料濃度1質量%の試験サンプル1mlと赤血球1mlの混合体に(刺激性物質の例として)0.006質量%のドデシル硫酸ナトリウム1mlを加え、赤血球の溶血度合いを調べる方法で実施した。試験サンプルとしては、精製高度分岐環状デキストリン以外にβ−サイクロデキストリンと生理食塩水を用いた。この方法では、溶血の度合いが低い程、刺激が抑制されていることを示す。その試験結果を表2に示す。
【0031】
【0032】
表2の結果より、精製高度分岐環状デキストリンは通常刺激抑制に用いられるサイクロデキストリンと比べても刺激を強く抑制する効果があることが判る。
【0033】
実施例1
前記精製高度分岐環状デキストリンを用い、表3に示す処方によりモイスチャーエマルジョンを得た。尚、配合量の単位は質量%である。
【0034】
【0035】
製造方法
(1) 成分(A)を約80℃にて混合溶解する
(2) 成分(B)を約80℃にて混合分散する
(1)に(2)を加え、乳化、ホモジナイザーで分散し、約30℃まで冷却し、容器に充填してモイスチャーエマルジョンを得た。
【0036】
比較例1
実施例1の精製高度分岐環状デキストリンの代わりに精製水を用いた他は全て実施例1と同様にして製品を得た。
【0037】
表4に実施例1、比較例1の製品の評価結果を示す。
【0038】
【0039】
表4の結果から、本発明の実施例1は比較例1と比べてより安全性に優れていることが判る。また、2週間の連用により肌がなめらかに感じられるなど、精製高度分岐環状デキストリンの配合により生理活性成分の有効性が失われず、その機能も若干向上していることが判る。
【0040】
【発明の効果】
以上のことから、本発明は、内分岐環状構造部分と外分岐構造部分とを有する、重合度が50から5000の範囲にあるグルカンであって、ここで、内分岐環状構造部分とはα−1,4−グルコシド結合とα−1,6−グルコシド結合とで形成される環状構造部分であり、そして外分岐構造部分とは、該内分岐環状構造部分に結合した非環状構造部分であるグルカンと、生理活性成分を配合することにより、生理活性成分の有効性を阻害することなく、安全性に優れた外用剤が得られることは明らかである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an external preparation excellent in safety.
More specifically, it is a glucan having an inner branching cyclic structure part and an outer branching structure part having a function of improving safety to skin and the like, and having a polymerization degree in the range of 50 to 5000, wherein the inner branching The cyclic structure portion is a cyclic structure portion formed by an α-1,4-glucoside bond and an α-1,6-glucoside bond, and the outer branched structure portion is bonded to the inner branched cyclic structure portion. By blending a non-cyclic structure glucan (hereinafter referred to as unpurified highly branched cyclic dextrin and purified highly branched cyclic dextrin) and a physiologically active ingredient, it is superior in safety and function. The present invention relates to an external preparation having a property.
[0002]
[Prior art]
The highly branched cyclic dextrin is a glucan having an inner branched cyclic structure portion and an outer branched structure portion as described in JP-A-8-134104, having a polymerization degree in the range of 50 to 5000, The inner branched cyclic structure portion is a cyclic structure portion formed by an α-1,4-glucoside bond and an α-1,6-glucoside bond, and the outer branched structure portion is the inner branched cyclic structure. Glucan is a non-cyclic structure part bonded to the part, and is useful as a substitute for starch for starch, raw materials, food and beverage compositions, food additive compositions, pastes or biodegradable plastics in the starch processing industry Are known.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, although the publication describes that it is superior in stability as compared with starch, it was unclear whether highly branched cyclic dextrin is effective for external preparations such as skin for cosmetics having different quality standards. Furthermore, it has never been known that highly branched cyclic dextrin has the ability to improve the safety of external preparations. On the other hand, various physiologically active ingredients used in external preparations such as cosmetics do not cause skin diseases such as erythema, but may cause a sense of discomfort such as tingling and itching depending on the person. There was a need for countermeasures.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to address these problems, the present inventors have found that combining highly branched cyclic dextrin with a physiologically active ingredient can suppress irritation to the skin and the like while maintaining the function of the physiologically active ingredient. The present invention has been completed. Although this function is similar to cyclodextrin, highly branched cyclic dextrin is more water-soluble than cyclodextrin (can be dissolved in 70% by weight in warm water) and has excellent blending characteristics in the preparation. It was confirmed that it is easier to use than cyclodextrin.
[0005]
That is, the first aspect of the present invention is a glucan having (a) an inner branched cyclic structure portion and an outer branched structure portion and having a polymerization degree in the range of 50 to 5000, wherein the inner branched cyclic structure portion is Is a cyclic structure portion formed by an α-1,4-glucoside bond and an α-1,6-glucoside bond, and the outer branched structure portion is an acyclic structure portion bonded to the inner branched cyclic structure portion. (B) oyster extract, whey, mevalonic acid, mevalonic acid lactone, nicotinic acid amide, N-methyl-L-serine, diisopropylamine dichloroacetate, γ-aminobutyric acid, γ-amino-β-hydroxy An external preparation characterized by containing one or more physiologically active ingredients selected from the group consisting of butyric acid.
[0006]
The second aspect of the present invention is characterized in that the glucan having an inner branched cyclic structure portion and an outer branched structure portion and having a polymerization degree of 50 or more has a component having a molecular weight of 10,000 or less removed. The external preparation described.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The highly branched cyclic dextrin used in the present invention is a 1,4-α-glucan branching enzyme (branching enzyme, Q enzyme), 4-α-glucanotransferase (D) according to the method described in JP-A-8-134104. Enzymes, amylomaltase, disproportionating enzyme), cyclodextrin glucanotransferase (CGTase) and other branching enzymes are allowed to act on starch (waxy corn starch is preferred). These enzymes are glucans having an inner branched ring structure portion and an outer branch structure portion and having a degree of polymerization in the range of 50 to 5000, where the inner branch ring structure portion is α-1,4- The ability to produce a glucan which is a cyclic structure part formed by a glucoside bond and an α-1,6-glucoside bond, and the outer branch structure part is an acyclic structure part bound to the inner branch ring structure part have. In the present invention, it is particularly preferable to use α-1,4-glucan degrading enzyme (EC 2.4.1.18) as the enzyme. As the highly branched cyclic dextrin used in the present invention, cluster dextrin (trademark) manufactured by Ezaki Glico Co., Ltd. is preferable because it is easily available and excellent in quantitative supply stability.
[0008]
In the present invention, in order to remove the low molecular weight component contained in the highly branched cyclic dextrin, it is preferable to purify it to obtain a purified CCD and mix it with an external preparation. Examples of the method for purifying highly branched cyclic dextrin include a method using an ultrafiltration membrane and a method of performing gel filtration, but it is preferable to use an ultrafiltration membrane that is industrially easy. In the present invention, it is preferable to remove components having a molecular weight of 10,000 or less, more preferably 30,000 or less, and purify them so that these components are 0.5% by mass or less. By this operation, for example, low-molecular components that affect the stability of the preparation at high temperature, such as glucose, are removed, whereby the stability of the preparation can be further increased.
[0009]
In the present invention, the blending amount of the highly branched cyclic dextrin and the purified highly branched cyclic dextrin in the external preparation is preferably 0.1 to 99% by mass, particularly preferably 0.1 to 10% by mass with respect to the total amount of the external preparation. %.
[0010]
In the present invention, together with the above highly branched cyclic dextrin or purified highly branched cyclic dextrin which is component (a), as component (b) oyster extract, whey, mevalonic acid, mevalonic acid lactone, nicotinic acid amide, N-methyl-L- One or more physiologically active ingredients selected from the group consisting of serine, diisopropylamine dichloroacetate, γ-aminobutyric acid, and γ-amino-β-hydroxybutyric acid are blended.
[0011]
The oyster extract, which is the component (b) of the present invention, is a solvent extract of the fruit of the Chinese name “Pyracantha fortunana” (Chinese name “Red Yoko”), which is a kind of the genus Pyracantata, Is extracted using water, lower alcohols such as methanol, ethanol, propanol, etc., and mixtures thereof, and it is possible to use the extract as it is or powdered by freeze-drying, spray-drying, or the like. . Whey is prepared by inoculating and culturing lactobacillus bulgaricus in a raw milk or skim milk solution with a milk sample obtained by removing solids from fermented milk, or an aqueous solution of cow's milk protein, Streptococcus thermophilus or Lactobacillus. bulugarius), or a milk of proteolytic enzyme (Chymosin) and lactic acid bacteria (Lactobacillus bulgaricus, Lactococcus latis, Lactococcus thermophilus, Leuconostocenteroid) Whey protein removed and dried Mevalonic acid is also called fire fall acid, and there are two types of isomers [R (−)-mevalonic acid, S (+)-mevalonic acid] as mevalonic acid, and any of them can be used in the present invention, but is easily available. R (-)-mevalonic acid is preferred. In the present invention, mevalonic acid lactone can be used, but this compound has a property of easily changing to mevalonic acid upon hydrolysis.
[0012]
These physiologically active components of the component (b) are known to have high physiological activity, but the physiologically active effect is further enhanced by the combined use with the component (a). In addition, depending on the type of various ingredients that are blended in the formulation at the same time (for example, ester oil, ethyl alcohol, specific surfactants, etc. that promote percutaneous absorption), the skin may feel uncomfortable, but it is highly branched. Since cyclic dextrin exhibits the ability to alleviate this irritation, the blended preparation has the effect of increasing safety.
[0013]
In this invention, it is preferable to mix | blend other physiologically active components other than the said (b) component. Other mines, amino acids, wound healing promoters, stimulation relieving agents, analgesics, cell activators, enzyme components and the like can be mentioned. In the present invention, it is preferable to blend one or more of these physiologically active ingredients. These physiologically active ingredients include, for example, Ashitaba extract, Avocado extract, Achacha extract, Altea extract, Arnica extract, Aloe extract, Apricot extract, Apricot extract, Ginkgo biloba extract, Fennel extract, Turmeric extract, Oolong tea extract, Ages extract, Echinacea Leaf extract, Ogon extract, Oat extract, Barley extract, Hypericum extract, Oyster extract, Dutch mustard extract, Orange extract, Seawater dried product, Seaweed extract, Hydrolyzed wheat powder, Hydrolyzed silk, Chamomile extract, Kawara mugi extract, Calcade extract, Licorice extract, Kiwi extract, Kina extract, Cucumber extract, Guanosine, Gardenia extract, Kumazasa extract, Clara extract, Walnut extract, Grapefruit extract, Clematis , Chlorella extract, Mulberry extract, Gentian extract, Black tea extract, Yeast extract, Burdock extract, Fermented rice bran extract, Rice germ oil, Comfrey extract, Collagen, Cowberry extract, Saicin extract, Psycho extract, Saitai extract, Salvia extract, Savon Saw extract, Sasa extract, Hawthorn extract, Salamander extract, Shiitake extract, Giant extract, Shikon extract, Perilla extract, Linden extract, Shimotake extract, Peonies extract, Ginger root extract, Birch extract, Horsetail extract, Pterosa extract, Hawthorn extract, Elderberry Extract, Achillea millefolium extract, mint extract, sage extract, mallow extract, nematode extract, assembly extract, soybean extract, tiso extract Thyme extract, chigaya extract, tea extract, clove extract, chimpi extract, toki extract, eucalyptus extract, tonin extract, spruce extract, dokudami extract, tomato extract, natto extract, carrot extract, garlic extract, wild rose extract, hibiscus extract, bacmond extract, lotus extract , Parsley extract, honey, parietaria extract, toad extract, bisabolol, loquat extract, dandelion extract, burdock extract, butterfly extract, butcher bloom extract, grape extract, propolis, loofah extract, safflower extract, peppermint extract, body extract, button extract, Hop extract, pine extract, honeybee extract, mugwort extract, peach leaf extract, cornflower extract, eucalyptus extract, eu Examples include Kinoshita extract, Yuzu extract, oil-soluble licorice extract, Yokuinin extract, Artemisia extract, Lavender extract, Lettuce extract, Lemon extract, Lotus root extract, Rose extract, Roman chamomile extract, Royal jelly extract and the like.
[0014]
In addition, mucopolysaccharides such as hyaluronic acid and its salts, chondroitin sulfate and its salts, collagen hydrolysates, hydrolyzed elastin, chitin, chitosan, hydrolyzed eggshell membranes and other biological substances, alanine, glycine, valine, leucine, isoleucine , Serine, Threonine, Phenylalanine, Arginine, Lysine, Aspartic acid, Glutamic acid, Cystine, Cysteine, Methionine, Tryptophan and other amino acids, Estradiol, Ethenyl estradiol and other hormones, Sorbitol, Maltose, Maltitol, Trehalose, Lactose, Raffinose, Ethyl Sugars such as glucose and their derivatives, moisturizing ingredients such as urea, sodium pyrrolidonecarboxylate, betaine; sphingolipids, ceramides, cholesterol, cholesterol Derivatives, phospholipids and other oily active ingredients; ε-aminocaproic acid, glycyrrhizic acid and its salts, glycyrrhetinic acid and its salts, lysozyme chloride, guaiazulene, hydrocortisone, allantoin, tranexamic acid, azulene and other anti-inflammatory agents; vitamin A and Activity of its derivatives, vitamins such as B2, B6, C, D, E, K, vitamin C glycosides and derivatives thereof, carotenoids, flavonoids, saponins, calcium pantothenate, biotin, 4-aminomethylcyclohexanecarboxylic acid, etc. Ingredients: α-hydroxy acids such as citric acid, glycolic acid, tartaric acid, and lactic acid, and cell activators such as salts thereof, β-hydroxy acids and salts thereof, blood circulation promoters such as γ-oryzanol, cephalanthin, pepper pepper tincture, hinokitiol, Iodized garlic extract, Pyridoxine hydrochloride, nicotinic acid, calcium pantothenate, D-pantothenyl alcohol, acetyl pantothenyl ethyl ether, isopropylmethylphenol, estradiol, ethinylesteradiol, capronium chloride, benzalkonium chloride, diphenhydramine hydrochloride, takanal, camphor, salicylic acid, nonyl Acid vanillylamide, nonanoic acid vanillylamide, piroctone olamine, glyceryl pentadecanoate, l-menthol, camphor, and other refreshing agents, mononitroguaiacol, resorcin, benzethonium chloride, mexiletine hydrochloride, auxin, female hormone, cantalis tincture, cyclosporine, zinc pyrithione , Hydrocortisone, minoxidil, mint oil, Sasanishiki extract and the like. These bioactive ingredients are known to have high bioactivity, but depending on the type of bioactive ingredient (such as menthol), the degree of purification of the bioactive ingredient and the amount of the bioactive ingredient, In some cases, the skin may feel uncomfortable, but by incorporating the highly branched cyclic dextrin of the present invention, these can be eliminated and the physiologically active effect is enhanced. In addition, depending on the type of various ingredients that are blended in the formulation at the same time (for example, ester oil, ethyl alcohol, specific surfactants, etc. that promote percutaneous absorption), the skin may feel uncomfortable, but it is highly branched. Since cyclic dextrin exhibits the ability to alleviate this irritation, the blended preparation has the effect of increasing safety.
[0015]
In the present invention, the blending amount of the physiologically active component (b) or the physiologically active component other than the component (b) varies depending on the effective concentration of the active component, and the concentration is appropriately set within the effective expression concentration range of each active component However, in general, 0.001 to 20% by mass is preferable based on the total amount of the external preparation in terms of the amount of active ingredient (in terms of dry residue).
[0016]
In the external preparation of the present invention, in addition to the above-mentioned components, various pigments, ultraviolet protective agents, oil agents, preservatives, fluorine compounds, resins, stickers, polyhydric alcohols, fragrances, salts, etc. Components such as a solvent, an antioxidant, a chelating agent, a neutralizing agent, a pH adjusting agent, and an insect repellent can be used.
[0017]
Examples of pigments include those used in ordinary external preparations, such as spherical shapes, rod shapes, needle shapes, plate shapes, irregular shapes, scale shapes, spindle shapes, etc., and particle sizes (fumes, fine particles). , Pigment grade, etc.) and particle structures (porous, non-porous, etc.) can be used. For example, inorganic powder, organic powder, surfactant metal salt powder, colored pigment Pearl pigments, metal powder pigments, natural dyes, and the like. Specific examples of inorganic powders include pigment grade titanium oxide, zirconium oxide, pigment grade zinc oxide, cerium oxide, magnesium oxide, barium sulfate, calcium sulfate. , Magnesium sulfate, calcium carbonate, magnesium carbonate, talc, mica, kaolin, sericite, muscovite, synthetic mica, phlogopite, red mica, biotite, lithia mica, silicic acid, anhydrous silicic acid, aluminum silicate, silicic acid Magnesium, magnesium aluminum silicate, calcium silicate, barium silicate, strontium silicate, metal tungstate, hydroxyapatite, vermiculite, hydrite, bentonite, montmorillonite, hectorite, zeolite, ceramic powder, dicalcium phosphate, alumina, Aluminum hydroxide, boron nitride, boron nitride, silica, fine particle titanium oxide, fine particle zinc oxide, fine particle cerium oxide, etc .; organic powders include polyamide powder, polyester powder, polyethylene powder, polypropylene powder, polystyrene powder, polyurethane powder, benzoguanamine Powder, polymethylbenzoguanamine powder, polytetrafluoroethylene powder, polymethyl methacrylate Neat powder, cellulose, silk powder, nylon powder such as 12 nylon, 6 nylon, silicone powder, silicone rubber powder, silicone elastomer spherical powder, styrene / acrylic acid copolymer, divinylbenzene / styrene copolymer, vinyl resin, urea Resin, phenol resin, fluororesin, silicon resin, acrylic resin, melamine resin, epoxy resin, polycarbonate resin, microcrystalline fiber powder, starch powder, lauroyl lysine, etc .; surfactant metal salt powder (metal soap) Zinc stearate, aluminum stearate, calcium stearate, magnesium stearate, zinc myristate, magnesium myristate, zinc cetyl phosphate, calcium cetyl phosphate, sodium cetyl phosphate, etc .; Inorganic red pigments such as iron oxide, iron hydroxide and iron titanate, inorganic brown pigments such as γ-iron oxide, inorganic yellow pigments such as yellow iron oxide and ocher, black iron oxide, carbon black, etc. Lake inorganic black pigments, inorganic purple pigments such as manganese violet and cobalt violet, inorganic green pigments such as chromium hydroxide, chromium oxide, cobalt oxide and cobalt titanate, inorganic blue pigments such as bitumen and ultramarine blue, and tar dyes , Pigments made from natural pigments, and synthetic resin powders obtained by combining these powders; pearl pigments include titanium oxide-coated mica, titanium oxide-coated mica, bismuth oxychloride, titanium oxide-coated oxychloride Bismuth, titanium oxide-coated talc, fish scale foil, titanium oxide-coated colored mica, etc .; As tar pigments, red No. 3, red No. 104, red No. 106, red 20 No., Red 202, Red 204, Red 205, Red 220, Red 226, Red 227, Red 228, Red 230, Red 401, Red 505, Yellow 4, Yellow 5, Yellow No. 202, Yellow No. 203, Yellow No. 204, Yellow No. 401, Blue No. 1, Blue No. 2, Blue No. 201, Blue No. 404, Green No. 3, Green No. 201, Green No. 204, Green No. 205, Orange 201 No., Orange No. 203, Orange No. 204, Orange No. 206, Orange No. 207, etc .; natural pigments are powders selected from carminic acid, laccaic acid, calsamine, bradylin, crocin, etc., and these powders are the same as above In addition, it is also possible to use a composite of powder or a product treated with a general oil, silicone oil, fluorine compound, surfactant or the like within a range not impeding the effects of the present invention. For example, fluorine compound treatment, silicone resin treatment, pendant treatment, silane coupling agent treatment, titanium coupling agent treatment, oil agent treatment, polyacrylic acid treatment, metal soap treatment, amino acid treatment, inorganic compound treatment, plasma treatment, mechanochemical treatment The surface treatment may or may not be performed in advance, for example, and one or two or more surface treatments can be used in combination as necessary. In the present invention, one or more of these powders can be used in combination.
[0018]
Examples of the UV protection agent include inorganic and organic UV protection agents. Examples of inorganic systems include metal oxides such as titanium dioxide, low-order titanium oxide, zinc oxide and cerium oxide, metal hydroxides such as iron hydroxide, plate-like iron oxide, and metal flakes such as aluminum flakes, Examples thereof include ceramics such as silicon carbide. Among these, at least one selected from fine metal oxides or fine metal hydroxides having an average particle diameter in the range of 5 to 100 nm is particularly preferable. These powders are conventionally known surface treatments such as fluorine compound treatment (perfluoroalkyl phosphate treatment, perfluoroalkylsilane treatment, perfluoropolyether treatment, fluorosilicone treatment, fluorinated silicone resin treatment are preferred), silicone Treatment (methylhydrogenpolysiloxane treatment, dimethylpolysiloxane treatment, vapor phase tetramethyltetrahydrogencyclotetrasiloxane treatment is preferred), silicone resin treatment (trimethylsiloxysilicate treatment is preferred), pendant treatment (vapor phase silicone) A method of adding an alkyl chain after the treatment), silane coupling agent treatment, titanium coupling agent treatment, silane treatment (alkyl silane or alkylsilazane treatment is preferred), oil agent treatment, N-acylated lysine treatment The surface treatment is preferably performed by polyacrylic acid treatment, metal soap treatment (preferably stearic acid or myristic acid salt), acrylic resin treatment, metal oxide treatment, etc., and more preferably, a combination of these treatments. It is preferable to use it. For example, the surface of fine particle titanium oxide is coated with a metal oxide such as silicon oxide or alumina, and then surface-treated with alkylsilane. The surface treatment amount is preferably in the range of 0.1 to 50% by mass in total of the surface treatment amount with respect to the powder mass.
[0019]
Examples of organic UV protection agents include, for example, 2-methoxyhexyl paramethoxycinnamate (also known as octyl paramethoxycinnamate), 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone, 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone- 5-sulfuric acid, 2,2′-dihydroxy-4-methoxybenzophenone, p-methoxyhydrocinnamic acid diethanolamine salt, paraaminobenzoic acid (hereinafter abbreviated as PABA), ethyldihydroxypropyl PABA, glyceryl PABA, homomenthyl salicylate, methyl- O-aminobenzoate, 2-ethylhexyl-2-cyano-3,3-diphenyl acrylate, octyldimethyl PABA, octyl salicylate, 2-phenyl-benzimidazole-5-sulfate, triethanolamine salicylate, 3- (4-methylbenzylidene) camphor, 2,4-dihydroxybenzophenine, 2,2 ′, 4,4′-tetrahydroxybenzophenone, 2,2′-dihydroxy-4,4′-dimethoxybenzophenone, 2-hydroxy- 4-N-octoxybenzophenone, 4-isopropyldibenzoylmethane, butylmethoxydibenzoylmethane, octyltriazone, 4- (3,4-dimethoxyphenylmethylene) -2,5-dioxo-1-imidazolidinepropionic acid 2 -Ethylhexyl, these polymer derivatives, a silane derivative, etc. are mentioned. It is also possible to use an organic ultraviolet protective agent sealed in a polymer powder. The polymer powder may or may not be hollow, the average primary particle diameter may be in the range of 0.1 to 50 μm, and the particle size distribution may be broad or sharp. Examples of the polymer include acrylic resin, methacrylic resin, styrene resin, polyurethane resin, polyethylene, polypropylene, polyethylene terephthalate, silicone resin, nylon, and acrylamide resin. In these polymer powders, a powder obtained by incorporating an organic ultraviolet protective agent in the range of 0.1 to 30% by mass of the powder mass is preferable, and 4-tert-butyl-4′-methoxydidiene which is a UVA absorber is particularly preferable. It is preferable to blend benzoylmethane. Among the above ultraviolet protective agents, at least one selected from the group consisting of fine particle titanium oxide, fine particle zinc oxide, 2-ethylhexyl paramethoxycinnamate, butylmethoxydibenzoylmethane, oxybenzone, and benzophenone-based ultraviolet absorber is a general purpose It is preferable because it is easily available and has a high UV protection effect. In particular, it is preferable to use an inorganic system and an organic system in combination. It is also preferable to use a combination of UV-A and UV-B.
[0020]
Examples of oils include, for example, avocado oil, linseed oil, almond oil, ibotarou, eno oil, olive oil, cacao butter, kapok wax, kaya oil, carnauba wax, liver oil, candelilla wax, beef tallow, beef leg fat, beef bone fat, cured Beef tallow, Kyonin oil, Whale wax, Hardened oil, Wheat germ oil, Sesame oil, Sugarcane wax, Sasanqua oil, Saflower oil, Shea butter, Sinagi oil, Cinnamon oil, Jojoba wax, Shellac wax, Turtle oil, Soybean oil, Tea seed oil , Camellia oil, evening primrose oil, corn oil, lard, rapeseed oil, Japanese kiri oil, nukarou, germ oil, horse fat, persic oil, palm oil, palm kernel oil, castor oil, hydrogenated castor oil, castor oil fatty acid methyl ester , Sunflower oil, grape oil, bayberry wax, jojoba oil, macadamia nut oil, beeswax, mink oil, cottonseed oil, cotton wax, peach Wax, molasses kernel oil, montan wax, coconut oil, hydrogenated coconut oil, tricoconut oil fatty acid glyceride, sheep oil, peanut oil, lanolin, liquid lanolin, reduced lanolin, lanolin alcohol, hard lanolin, lanolin acetate, lanolin fatty acid isopropyl, hexyl laurate , POE lanolin alcohol ether, POE lanolin alcohol acetate, lanolin fatty acid polyethylene glycol, POE hydrogenated lanolin alcohol ether, egg yolk oil, etc .; as hydrocarbon oils, ozokerite, squalane, squalene, ceresin, paraffin, paraffin wax, liquid paraffin, pristane, Polyisobutylene, microcrystalline wax, petrolatum, etc .; higher fatty acids include lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, behenic acid, Ndecylene acid, oleic acid, linoleic acid, linolenic acid, arachidonic acid, eicosapentaenoic acid (EPA), docosahexaenoic acid (DHA), isostearic acid, 12-hydroxystearic acid, etc .; higher alcohols include lauryl alcohol, myristyl alcohol, par Methyl alcohol, stearyl alcohol, behenyl alcohol, hexadecyl alcohol, oleyl alcohol, isostearyl alcohol, hexyl decanol, octyl dodecanol, cetostearyl alcohol, 2-decyltetradecinol, cholesterol, phytosterol, POE cholesterol ether, monostearyl glycerine ether (Batyl alcohol), monooleyl glyceryl ether (ceralkyl alcohol), etc .; , Diisobutyl adipate, 2-hexyldecyl adipate, di-2-heptylundecyl adipate, N-alkyl glycol monoisostearate, isocetyl isostearate, trimethylolpropane triisostearate, ethylene glycol di-2-ethylhexanoate Cetyl 2-ethylhexanoate, trimethylolpropane tri-2-ethylhexanoate, pentaerythritol tetra-2-ethylhexanoate, cetyl octoate, octyldodecyl gum ester, oleyl oleate, octyldodecyl oleate, decyl oleate , Neopentyl glycol dicaprate, triethyl citrate, 2-ethylhexyl succinate, amyl acetate, ethyl acetate, butyl acetate, isocetyl stearate, butyl stearate, sebashi Diisopropyl acid, di-2-ethylhexyl sebacate, cetyl lactate, myristyl lactate, isopropyl palmitate, 2-ethylhexyl palmitate, 2-hexyldecyl palmitate, 2-heptylundecyl palmitate, cholesteryl 12-hydroxystearyl acid, diester Pentaerythritol fatty acid ester, isopropyl myristate, octyldodecyl myristate, 2-hexyldecyl myristate, myristyl myristate, hexyldecyl dimethyloctanoate, ethyl laurate, hexyl laurate, N-lauroyl-L-glutamate-2-octyl Dodecyl ester, diisostearyl malate, etc .; As glyceride oil, acetoglyceryl, glyceryl triisooctanoate, glyceryl triisostearate Triisopalmitate, glyceryl monostearate, di-2-heptyl undecanoic acid, glyceryl trimyristate, diglyceryl, and the like myristyl isostearate.
[0021]
Examples of the preservative include paraoxybenzoic acid alkyl ester, benzoic acid, sodium benzoate, sorbic acid, potassium sorbate, and phenoxyethanol.
[0022]
Examples of the polyhydric alcohol include ethylene glycol, propylene glycol, butylene glycol, diethylene glycol, dipropylene glycol, glycerin, diglycerin, polyethylene glycol, and polyglycerin. These are preferably used alone or in admixture of two or more.
[0023]
Examples of gums include gum arabic, tragacanth, arabinogalactan, locust bean gum (carob gum), guar gum, caraya gum, carrageenan, pectin, agar, quince seed (quince), starch (rice, corn, potato, wheat), Plant polymers such as algae colloids, Trant gum, locust bean gum, microbial polymers such as xanthan gum, dextran, succinoglucan, pullulan, animal polymers such as casein, albumin, gelatin, carboxymethyl starch, methylhydroxypropyl Starch polymers such as starch, methylcellulose, methylhydroxypropylcellulose, carboxymethylcellulose, hydroxymethylcellulose, hydroxypropylcellulose, nitrocellulose Cellulose sodium sulfate, sodium carboxymethyl cellulose, crystalline cellulose, cellulose polymer of cellulose powder, sodium alginate, alginic acid polymer such as propylene glycol alginate, vinyl polymer such as polyvinyl methyl ether, polyvinyl pyrrolidone, carboxy vinyl polymer, Polyoxyethylene polymer such as polyethylene glycol, polyoxyethylene polyoxypropylene copolymer polymer, acrylic polymer such as sodium polyacrylate, polyethyl acrylate, polyacrylamide, polyethyleneimine, cationic polymer, bentonite Inorganic adhesives such as magnesium aluminum silicate, laponite, smectite, saponite, hectorite, silicic anhydride, etc. That. In addition, other viscous agents include oil-soluble gelling agents, such as metal soaps such as aluminum stearate, magnesium stearate, zinc myristate, amino acids such as N-lauroyl-L-glutamic acid and di-n-butylamine Examples thereof include organically modified clay minerals such as derivatives, dimethylbenzyldodecylammonium montmorillonite clay, dimethyldioctadecylammonium montmorillonite, and octadecyldimethylbenzylammonium montmorillonite.
[0024]
The specific use of the external preparation of the present invention is not particularly limited as long as it is an external application applied to the human body, but as cosmetics, skin care products, hair products, antiperspirant products, makeup products, UV protection products, etc. Is mentioned. For example, milk, cream, lotion, calamine lotion, sunscreen agent, suntan agent, after shave lotion, pre-shave lotion, pack fee, cleansing fee, face wash, anti-acne cosmetic, essence basic cosmetics, foundation, white powder, eye Makeup cosmetics such as shadow, eyeliner, eyebrow, teak, nail color, lipstick, nail polish, shampoo, rinse, conditioner, hair color, hair tonic, set agent, body powder, hair restorer, hair cream, deodorant, hair remover , Soap, body shampoo, bath salt, hand soap, perfume and the like. Moreover, ointments, haptics, eye drops, suppositories and the like are included in the case of pharmaceutical products. Further, the form of the product is not particularly limited, but it can be applied to liquid, emulsion, cream, solid, paste, gel, powder, multilayer, mousse, spray, and the like. In particular, the present invention is preferably applied to hypoallergenic external preparations and sensitive skin external preparations.
[0025]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples and Comparative Examples.
[0026]
[Production of highly branched cyclic dextrin]
Production of glucan having a cyclic structure was basically carried out as follows according to the method disclosed in JP-A-8-134104. 5 kg of commercially available waxy corn starch was suspended in 25 liters of sodium phosphate buffer (pH about 7) and heat gelatinized. After allowing to cool to about 50 ° C., 2,000,000 units of branching enzyme (EC. 2.4.1.18) was allowed to act. After completion of the reaction, the branching enzyme was deactivated and removed by heating, desalted, decolorized and dried to obtain about 4 kg of powdered cyclic glucan. The branching enzyme used was purified from the cell extract of Bacillus stearothermophilus TRBE14 strain (deposit number P-13916). A component having a molecular weight of 30000 or less was removed using an ultrafiltration membrane to obtain a purified highly branched cyclic dextrin. By this step, the amount of glucose contained before purification was reduced from 4.0% by mass to 0.02% by mass, and the total of those having a molecular weight of 30000 or less was reduced from 10% by mass to 0.5% by mass or less. It was.
[0027]
Next, evaluation methods for various characteristics of the external preparations obtained in Examples and Comparative Examples are shown below.
[0028]
[Evaluation of skin usefulness]
Ten expert panelists were prepared for each evaluation item (however, the panel may overlap depending on the item), and evaluation was performed according to the evaluation criteria shown in Table 1, and the total score of all panelists was used as the evaluation result. Therefore, the higher the score, the higher the usefulness for the evaluation item (full score: 50 points).
[0029]
[0030]
[Stimulus suppression effect test results]
In order to examine the stimulus-suppressing effect, hemolysis test of erythrocytes was performed using the purified highly branched cyclic dextrin. As a test method, 1 ml of a test sample having a sample concentration of 1% by mass and 1 ml of erythrocytes (as an example of an irritant substance) are added 1 ml of 0.006% by mass of sodium dodecyl sulfate, and the degree of hemolysis of erythrocytes is examined. Carried out. As a test sample, β-cyclodextrin and physiological saline were used in addition to purified highly branched cyclic dextrin. In this method, it shows that irritation | stimulation is suppressed, so that the degree of hemolysis is low. The test results are shown in Table 2.
[0031]
[0032]
From the results in Table 2, it can be seen that purified highly branched cyclic dextrin has an effect of strongly suppressing irritation even compared to cyclodextrin which is usually used for irritation suppression.
[0033]
Example 1
Using the purified highly branched cyclic dextrin, a moisture emulsion was obtained according to the formulation shown in Table 3. The unit of the blending amount is mass%.
[0034]
[0035]
Production method
(1) Ingredient (A) is mixed and dissolved at about 80 ° C.
(2) Component (B) is mixed and dispersed at about 80 ° C.
(2) was added to (1), emulsified and dispersed with a homogenizer, cooled to about 30 ° C., and filled into a container to obtain a moisture emulsion.
[0036]
Comparative Example 1
A product was obtained in the same manner as in Example 1 except that purified water was used in place of the purified highly branched cyclic dextrin of Example 1.
[0037]
Table 4 shows the evaluation results of the products of Example 1 and Comparative Example 1.
[0038]
[0039]
From the results of Table 4, it can be seen that Example 1 of the present invention is superior in safety compared to Comparative Example 1. In addition, it can be seen that the effectiveness of the physiologically active ingredient is not lost and the function is slightly improved by the addition of the purified highly branched cyclic dextrin, such that the skin feels smooth after continuous use for 2 weeks.
[0040]
【The invention's effect】
From the above, the present invention is a glucan having an inner branched ring structure portion and an outer branch structure portion and having a polymerization degree in the range of 50 to 5000, wherein the inner branch ring structure portion is α- A glucan which is a cyclic structure portion formed by a 1,4-glucoside bond and an α-1,6-glucoside bond, and the outer branched structure portion is an acyclic structure portion bonded to the inner branched cyclic structure portion It is clear that by adding the bioactive component, an external preparation excellent in safety can be obtained without inhibiting the effectiveness of the bioactive component.
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031849A JP3784723B2 (en) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | Topical preparation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002031849A JP3784723B2 (en) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | Topical preparation |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003238377A JP2003238377A (en) | 2003-08-27 |
JP3784723B2 true JP3784723B2 (en) | 2006-06-14 |
Family
ID=27775140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002031849A Expired - Fee Related JP3784723B2 (en) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | Topical preparation |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3784723B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4853994B2 (en) * | 2004-03-31 | 2012-01-11 | 昭和電工株式会社 | Topical skin preparation |
JP2011102281A (en) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Adeka Corp | Sheet-like pack agent |
JP6063735B2 (en) * | 2012-12-26 | 2017-01-18 | ライオン株式会社 | Deodorant for washing and cleaning composition for textiles |
JP6101570B2 (en) * | 2013-05-31 | 2017-03-22 | ライオン株式会社 | Washing soap |
JP2015025102A (en) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | ライオン株式会社 | Cleaning agent |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002031849A patent/JP3784723B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003238377A (en) | 2003-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4815164B2 (en) | Moisturizer and cosmetic and skin external preparations containing the same | |
JP2000119155A (en) | Skin lotion | |
JP2000119156A (en) | Skin lotion | |
JP2003104843A (en) | Oily make-up cosmetic | |
JP2004238386A (en) | Medicament, quasi-drug and cosmetic | |
JP2001031580A (en) | Preparation for external use for skin | |
JP3803260B2 (en) | Skin external preparation for whitening | |
JP2001199872A (en) | Additive for ceramide formulated cosmetic and cosmetic | |
JP2002205916A (en) | Cosmetic | |
JP2005002076A (en) | Oily cosmetic | |
JP4183422B2 (en) | Topical preparation | |
JP3784723B2 (en) | Topical preparation | |
JP3513871B2 (en) | Skin whitening external preparation | |
WO2004082645A1 (en) | Oily makeup cosmetics | |
JP2004269397A (en) | Makeup cosmetic | |
JP2007161645A (en) | Lipase inhibitor or external preparation for skin for acne vulgaris | |
JP2002322015A (en) | Cosmetic | |
JP2005002078A (en) | Water-based liquid cosmetic | |
JP2014073967A (en) | Coated powder, and composition containing the same | |
JP2003238337A (en) | Powdery cosmetic | |
JP3910458B2 (en) | Oil makeup cosmetics | |
JP3910459B2 (en) | Oil makeup cosmetics | |
JP4550335B2 (en) | Modified powder and cosmetics | |
JP2002003334A (en) | Cosmetic | |
JP2004238326A (en) | Noble metal-coated pigment and cosmetic |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041105 |
|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20041105 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20041227 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20041215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |