JP3783687B2 - 演奏練習装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定楽器の演奏操作の習得を支援・補助する演奏練習装置及びプログラムに関する。特に、楽器のコード演奏操作を効率的に練習することのできるようにした演奏練習装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2000−66677号公報
【特許文献2】
特開2000−99017号公報
楽器の演奏操作の習得、例えばギター等の弦楽器でのコード演奏操作(つまりコード弾き)などを習得する場合において、単に楽譜上にコード等が記された教本などを見て実際に楽器を演奏操作しながら段階的に習得していくことは特に初心者にとって非常に難しい。そこで、ユーザに対して例えばコード演奏の際に押さえるべきギターの弦の位置及び各弦を押さえるのに用いるべき指などを指示するコード・ポジションやギターの記譜法であるタブラチュア(TAB譜)などをディスプレイ上に提示することにより、ユーザが所望の楽曲に関して当該楽器での演奏操作を習得することができるようにしたものが従来から知られている。こうしたものの一例としては、例えばコードのルート(例えば、C、E、G♯、F、Aなどの音名)とコードタイプ(例えば、メジャー、マイナー、セブンス、オーギュメント、ディミニッシュなど)とを表示した「コード選択画面」を所定のディスプレイ上に表示しておき、該「コード選択画面」を用いてユーザにより適宜に選択されたコードのルートとコードタイプとを組み合わせることで1つのコードを特定し(例えば、ルート「C」とコードタイプ「メジャー」とが選択された場合には「Cメジャーコード」にコードを特定する)、該特定した1つのコードに関しての楽器演奏操作方法(例えば、コード・ポジションなど)をディスプレイ上に表示するようにしたものがある(例えば、上記特許文献1参照)。また、ユーザ所望の楽曲に対応した楽曲データ(当該楽曲のメロディや伴奏などの演奏データ)をTAB譜に変換して表示するようにしたものもある(例えば、上記特許文献2参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、所望の楽曲に関しての楽器の演奏操作を早く習得するためには、所望の楽曲中において数多く出現するコード(和音)やコード進行(コード遷移)などから順番に繰り返し練習するようにした方が効率的であってよい。しかし、従来においては、所望の楽曲中においてどのコード若しくはどのようなコード進行が数多くあるいは数少なく使用されているものであるかを知り、当該コードやコード進行に関する当該楽器の演奏操作を集中的に練習するには、ユーザ自らが楽曲中でどのようなコード又はコード進行がどれくらい使われているかをディスプレイ上に表示された楽譜などを見て分析・判断しなければならず、こうしたことはユーザにとって非常に面倒であり、また数え違いなどを起こし易いことから都合が悪い、という問題点があった。さらに、例え数多くあるいは数少なく出現するコードやコード進行が分かっているような場合であっても、所望の楽曲全体の進行に沿ってでしか練習することができなかったことから、数多くあるいは数少なく出現するコードやコード進行のみを集中的に繰り返して練習することが簡単にはできなかった、という問題点もあった。
【0004】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、楽曲中に存在するコード及びコード進行をカウントしてその結果をユーザ所望の形式で提示し、さらに各コードの演奏操作方法などを提示することによって、ユーザが所望の楽曲に関してのコード演奏を効率的に練習することのできるようにした演奏練習装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る演奏練習装置は、任意の楽曲に関するデータを取得する取得手段と、取得したデータに基づき、該楽曲中に出現する1又は複数の連続するコードからなるコード列毎の出現頻度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき、いずれかの前記コード列に関するコード演奏練習用データを提示する練習用データ提示手段とを具備するものである。
【0006】
この発明によると、任意の楽曲について自動的に該楽曲中に出現する1又は複数の連続するコードからなるコード列毎の出現頻度を検出し、該検出したいずれかのコード列に関するコード演奏練習用データを提示する。すなわち、任意の楽曲に関するデータを取得し、該取得したデータにおいて該楽曲中に出現する1又は複数の連続するコードからなるコード列毎の出現頻度を検出する。コード列毎の出現頻度の検出が終了すると、該検出結果に基づき、いずれかの前記コード列に関するコード演奏練習用データを提示する。こうすると、ユーザは所望の楽曲において主に練習すべきコード列、つまりコードやコード遷移パターンなどを正確に知ることができ、前記コード列に関するコード演奏練習用データの提示に基づいて、主に練習すべきコード列の演奏操作方法を集中的に効率よく練習することができるようになる。
【0007】
本発明は、装置の発明として構成し実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
【0009】
図1は、この発明に係る演奏練習装置を適用した電子楽器の全体構成の一実施例を示したハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子楽器は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この電子楽器全体の動作を制御する。このCPU1に対して、通信バス1D(例えばデータ及びアドレスバス)を介してROM2、RAM3、通信インタフェース(I/F)4、入力操作部5、表示部6、外部記憶装置7、音源8がそれぞれ接続されている。ROM2は、CPU1により実行あるいは参照される各種制御プログラム(例えば、演奏練習処理(後述する図2参照)など)や各種データ等(例えば、楽曲データなどの楽曲に関するデータ)を格納する。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データなどを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを一時的に記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。
【0010】
通信インタフェース(I/F)4は、例えばLANやインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークに接続されており、該通信ネットワークを介して外部機器4A等と接続され、当該外部機器4Aから制御プログラムや各種データを電子楽器本体側に取り込むためのインタフェースである。こうした通信インタフェース4は、有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。入力操作部5は楽音の音高を選択するための複数のフレット及び複数の弦を備えたギターのネックのような形状をした弦楽器型の演奏操作子、あるいは演奏練習対象とする楽曲を選択するための選択スイッチなどである。上記弦楽器型の演奏操作子は楽音演奏のために使用できるのは勿論のこと、演奏練習の対象とする楽曲や音色(例えば、アコースティックギターやエレキギターなどの楽器の音色)を選択するための入力手段などとして使用することもできる。勿論、入力操作部5はこれら以外にも数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6Aに表示される所定のポインティングデバイスを操作するために用いるマウス、ロータリーエンコーダ、スライダーなどの各種操作子を含んでいてもよい。表示部6はコード出現頻度検出と結果表示のための各種条件を設定する「条件設定画面」(後述する図4参照)やコード出現頻度検出結果及び練習メニューを表示する「結果表示画面」(後述する図5参照)、あるいは選択された練習メニューに応じた表示(例えば、コードの押さえ方、五線譜やTAB譜などの表示)を、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6Aに表示するのは勿論のこと、演奏練習可能な楽曲の一覧やCPU1の制御状態などの各種情報をディスプレイ6Aに表示する。
【0011】
外部記憶装置7は上記したROM2と同様に、制御プログラムや各種データなどを記憶する。前記ROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置7(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置7はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記録媒体を利用する記憶装置であってもよい。あるいは、半導体メモリなどであってもよい。
【0012】
音源8は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、通信バス1Dを経由して与えられた楽曲データ中の演奏情報(例えば、ノートイベントなど)や演奏操作子の操作に応じて発生される演奏情報等を入力し、これらの演奏情報に基づいて楽音信号を発生する。音源8から発生された楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム8Aから発音される。この音源8から発生された楽音信号に対して、効果回路など(図示せず)を用いて所定の効果を付与するようにしてもよい。楽曲データの形式はMIDI形式のようなディジタル符号化されたものであってもよいし、PCM、DPCM、ADPCMのような波形サンプルデータ方式からなるものであってもよい。この音源8とサウンドシステム8Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源8はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
【0013】
ROM2や外部記憶装置7等に記憶され、楽器演奏練習の際に読み出されるユーザ所望の楽曲に対応する楽曲データ(例えば当該楽曲のメロディや伴奏などの演奏データ、以下同じ)は上記したように例えばスタンダードMIDIファイルなどのMIDI形式のデータとして記述されていてよく、また当該楽曲中におけるコード進行を表す一連のコード情報を含む。その場合、楽曲データ中に含まれるコード情報は所定のメタイベント形式により記述されていてもよいし、コードを表す何らかの他の形式により記述されていてもよい。後述する演奏練習メイン処理(図2参照)においては、楽器演奏練習対象として指定されたユーザ所望の楽曲に対応する楽曲データからコード情報を読み出し、該読み出したコード情報に基づき楽曲中におけるコードやコード列の出現頻度を検出・カウントして結果を表示する(詳細については後述する)。なお、楽曲データは必ずしも当該データ中にコード情報を含んでいる必要はなく、楽曲データとは別にコード情報のみを独立に記憶したものであってもよい。例えばコード情報を含まない楽曲データを読み込んだ後に、シーケンサ等を用いてユーザが後付けでコード情報を付加すること等により、楽曲データとコード情報とが別々に記憶されているものであってもよい。
【0014】
なお、上述した電子楽器において、演奏操作子はギターのネック形状などのような弦楽器の形態に限らず、鍵盤楽器等の形態であってもよい。また、電子楽器は入力操作部5やディスプレイ6Aあるいは音源8などを1つの電子楽器本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。さらに、本発明に係る演奏練習装置を適用する装置は電子楽器の形態に限らず、パーソナルコンピュータ、PDAや携帯電話等の携帯型通信端末、あるいはカラオケ装置やゲーム装置など、どのような形態の装置・機器に適用してもよい。携帯型通信端末に適用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部をサーバ側に持たせ、端末とサーバとからなるシステム全体として所定の機能を実現するようにしてもよい。
【0015】
図1に示した電子楽器においては、ユーザ所望の楽曲におけるコードやコード列の出現頻度を検出・カウントして、その結果をユーザの望む形式で提示することにより、ユーザによるコード演奏の練習が効率的に行われるように支援・補助することができるようになっている。こうした演奏練習処理は、図1に示した電子楽器のCPU1が演奏練習処理を実現する所定のプログラム(ソフトウエア)を実行することにより実施される。そこで、この「演奏練習処理」の処理動作について、図2を用いて説明する。図2は、「演奏練習処理」の一実施例を示したフローチャートである。以下、図2に示したフローチャートに従って、当該処理の処理動作を説明する。
【0016】
ステップS1では、ユーザにより楽器の演奏操作を習得したい楽曲の選択(つまり選曲)が行われる。ステップS2では、前記選択された楽曲に対応する楽曲データの読み込みを行う。すなわち、ユーザによる所定の操作子の操作による楽曲の選択に応じて、ROM2などに記憶されている多数の楽曲データの中から選択された楽曲に対応する楽曲データを読み出して、RAM3の所定領域に一時記憶する。この楽曲の選択及び楽曲データの読み出しでは、ユーザによる複数の楽曲の選択に伴って複数の楽曲データを読み出してもよい。すなわち、コードやコード列の出現頻度は選択された楽曲に対応する楽曲データから検索・カウントされるが、1曲分の楽曲データからだけでなく、複数の楽曲それぞれに対応する複数の楽曲データから検索・カウントするようにしてもよい。ステップS3では、コード出現頻度検出と結果表示のための条件設定を行う。このコード出現頻度検出と結果表示のための条件設定は、後述する「条件設定画面」(図4参照)を用いて行われる。ステップS4では、「コード出現頻度検出処理」(図3参照)を実行する。該処理では、楽曲中における各コード(又は複数の連続するコード列)の出現頻度をカウントする。ステップS5では、コード出現頻度検出結果と練習メニューの表示を実行する。このコード出現頻度検出結果と練習メニューの表示は、後述する「結果表示画面」(図5参照)を用いて行われる。
【0017】
ここで、図2に示した「演奏練習処理」において行われる「コード出現頻度検出処理」(図2のステップS4参照)について説明する。図3は、「コード出現頻度検出処理」の一実施例を示すフローチャートである。以下、この図3のフローチャートに従って、「コード出現頻度検出処理」の動作について説明する。ただし、この実施例においては連続する2つのコード列の出現頻度を検出・カウントするものを示した。
【0018】
ステップS21では、コード列の出現頻度をカウントするために用いられるワーキングメモリである結果用リスト、コード1(図ではChord1と示す)、コード2(図ではChord2と示す)を初期化する。ステップS22では、楽曲データより最初のコード情報を読み出し、該読み出したコード情報をコード1に記憶する。ステップS23では、コード1に有効なコード情報が記憶されたか否かを判定する。有効なコード情報が記憶されなかった場合、例えばコード情報がなかった場合などには(ステップS23のNO)、当該処理を終了する。有効なコード情報が記憶されている場合には(ステップS23のYES)、楽曲データより次のコード情報を読み出し、該読み出したコード情報をコード2に記憶する(ステップS24)。例えば、最初のコード情報が「Em」であり、次のコード情報が「B7」である場合には、コード1(Chord1)に「Em」、コード2(Chord2)に「B7」がそれぞれ記憶される。
【0019】
ステップS25では、コード2に有効なコード情報が記憶されたか否かを判定する。コード2に有効なコード情報が記憶されたと判定した場合には(ステップS25のYES)、コード1からコード2の順に並んでいるコード列が既に結果用リスト内に存在するか否かを調べる(ステップS26)。既に同じコード列が結果用リスト内に存在する場合には(ステップS26のYES)、結果用リスト内の「コード1からコード2」の出現頻度を1アップする(ステップS27)。同じコード列が結果用リスト内に未だに存在しない場合には(ステップS26のNO)、結果用リスト内にコード列として「コード1からコード2」を追加し、当該コード列の出現頻度に1をセットする(ステップS28)。ステップS29では、コード1の内容をコード2の内容に変更してからコード2を初期化し(ステップS29)、ステップS24の処理へ戻って上記ステップS24〜ステップS29までの各処理を繰り返し実行する。
【0020】
上記ステップS25において、コード2に有効なコード情報が記憶されなかったと判定された場合、例えば楽曲が終了することから次のコード情報がない場合などには(ステップS25のNO)、結果用リストが初期状態のままであるか否かを判定する。結果用リストが初期状態のままである場合、すなわち結果用リスト内にコード列が一つも記憶されていない場合には(ステップS30のYES)、当該処理を終了する。結果用リストが初期状態のままでない場合、すなわち結果用リスト内にコード列が1つでも記憶されている場合には(ステップS30のNO)、結果用リスト内に記憶されているコード列を出現頻度の多い順(あるいは少ない順)にソートして(ステップS31)、当該処理を終了する。以上のようにして、該「コード出現頻度検出処理」では楽曲データ中におけるコード情報に基づき、コード列毎に出現頻度を検出してカウントする処理を実行する。
【0021】
なお、「コード出現頻度検出処理」におけるコード列のカウント方法は上記した実施例のように隣り合う全てのコードの組み合わせを検索してカウントすることに限らず、例えば2小節単位毎に区切った範囲毎にコード列を検索してカウントしていくようにしてもよい。また、楽曲データ中の一部の範囲を選択可能として、該選択された範囲内においてのみコードやコード列を検索してカウントするようにしてもよい。
【0022】
図2の説明に戻って、ステップS6では「コード出現頻度検出処理」(ステップS4)によるコード出現頻度の検出をやり直すか否かを判定する。コード出現頻度の検出をやり直すと判定した場合には(ステップS6のYES)、再度「条件設定画面」による条件設定(ステップS3)及びコード出現頻度検出処理(ステップS4)を実行してコード出現頻度の検出をやり直す。一方、コード出現頻度の検出をやり直さないと判定した場合には(ステップS6のNO)、楽器の演奏練習を終了するか否かを判定する(ステップS7)。ユーザ選択済みの楽曲による楽器の演奏練習を終了しないと判定した場合には(ステップS7のNO)、ユーザにより演奏練習対象とするコード列、及び該コード列の演奏練習を行うためにどのような練習支援・補助を行うかを決定する練習メニューの選択が「結果表示画面」(後述の図5参照)から行われたか否かを判定する(ステップS8)。ユーザによる練習コード列及び練習メニューの選択が行われていない場合には(ステップS8のNO)、ステップS6の処理に戻る。
【0023】
一方、ユーザによる練習コード列及び練習メニューの選択が行われている場合には(ステップS8のYES)、選択された練習コード列及び練習メニューに応じて練習用データの生成と提示を実行する(ステップS9)。ここで生成される練習用データは選択されたコード列を練習するのに最適なコード演奏練習用のデータであり、選択されたコード列に基づいて全く別の楽曲データとして新たに生成されるデータ(例えば、4分音符や全音符などから構成され、1拍単位で数回ずつ同じコード列を弾くなどの何らかのリズムを持つ演奏データなど)、所望の楽曲に対応する楽曲データ中において選択されたコード列が頻繁に使用されている一部範囲の楽曲データのみからなるデータ、あるいは予めコード列毎に用意されている専用データ、などである。これらの練習用データの提示は、該生成された練習用データに基づいてコードの押さえ方、楽譜、TAB譜などを表示することにより行われる。表示された練習用データに従っての楽器の演奏練習が終了すると(ステップS10)、ステップS8の処理に戻って、他のコード列や練習メニューで楽器の演奏練習を行うか否かを選択させるなどして処理を続行する。
【0024】
ステップS7において、当該楽曲による楽器の演奏練習を終了すると判定した場合には(ステップS7のYES)、演奏練習対象とする楽曲を変更して他の楽曲での楽器の演奏練習を続行するか否かを判定する(ステップS11)。楽曲を変更して楽器の演奏練習を続けると判定した場合には(ステップS11のYES)、ステップS1の処理に戻って上記各処理を繰り返し実行する。楽曲を変更して楽器の演奏練習を続けないと判定した場合には(ステップS11のNO)、当該処理を終了する。
【0025】
次に、「条件設定画面」及び「結果表示画面」の具体的な実施例について、それぞれ図を用いて説明する。まず、「条件設定画面」について、図4を用いて説明する。図4は、「条件設定画面」の一実施例を示す概念図である。
この図4に示す図から理解できるように、「条件設定画面」では楽器の演奏練習を行う楽曲中におけるコード出現頻度を検出する対象としたい「コード数」J1と、コード出現頻度の検出結果を表示する際の「結果表示タイプ」J2とを選択的に設定することができるようになっている。コード数J1は楽曲データに含まれるカウントすべき連続する1乃至複数個のコードの個数を設定するための条件であって、該コード数J1において「1」は単独の1つのコード、「2」は連続する2つのコード、「3」は連続する3つのコードの組み合わせ毎に出現頻度をカウントするための設定条件である。例えば、楽曲データ中のコード進行が「Em・B7・Em・G・D・G・Em・G・D・C」の順であるような場合に、コード数J1が「1」に設定された場合には、「Em」の出現頻度が3回、「B7」の出現頻度が「1」回、「G」の出現頻度が「3」回、「D」の出現頻度が「2」回、「C」の出現頻度が「1」回のようにして、それぞれのコード毎に出現頻度がカウントされる。同じコード進行である場合においてコード数J1が「2」に設定された場合には、「EmからB7」の出現頻度が「1」回、「B7からEm」の出現頻度が「1」回、「EmからG」の出現頻度が「2」回、「GからD」の出現頻度が「2」回、「DからG」の出現頻度が「1」回、「GからEm」の出現頻度が「1」回、「DからC」の出現頻度が「1」回のようにして、互いに連続するコード毎に出現頻度がカウントされる。「結果表示タイプ」J2は、上記したようなコード出現頻度のカウント数に応じてカウント数の「多い順」や「少ない順」などの条件でコード出現頻度の検出結果を表示する際の条件を設定する。この実施例ではカウントすべき連続する1乃至複数個のコードの個数を設定するための条件として「1」が設定され、コード出現頻度の検出結果を表示する際の条件として「多い順」が設定されている例を示した。
【0026】
次に、コード出現頻度の結果を表示する「結果表示画面」の具体的な実施例について、図5を用いて説明する。図5は、「結果表示画面」の一実施例を示す概念図である。
図5に示す図から理解できるように、「結果表示画面」では、上述した「条件設定画面」において設定された条件に従ってコード出現頻度検出した結果を表示する。例えば、楽曲データ中のコード進行が「Em・B7・Em・G・D・G・Em・G・D・C」の順である場合に、上述した「条件設定画面」においてコード数J1が「1」かつ結果表示タイプJ2が「多い順」に設定されている場合には、結果表示K1として、コード出現頻度の多い順つまり「Em」「G」「D」「B7」「C」の順にコード名と出現頻度とが表示される。また、こうした結果表示K1と共に、練習メニューK2が表示される。ユーザはこの「結果表示画面」において集中的に練習したいコードを結果表示K1から指定することができるようになっており、またその際に望みの演奏練習支援・補助方法を練習メニューK2から選択することができる。この実施例では練習したいコードとして「G」が指定され、練習メニューとして「コードの押さえ方」が選択されている例を示した。表示される練習メニューK2の一例としては、コードの押さえ方を表示することでユーザが練習を進めていくことのできるもの、TAB譜を表示することによりユーザがTAB譜を見ながら練習を進めていくことのできるもの、楽譜(例えば五線譜)を表示することによりユーザが楽譜を見ながら練習を進めていくことのできるものなどがある。勿論、練習メニューK2としてはこれら以外にもリスト形式やピアノロール形式での表示などがあってよい。
【0027】
なお、この実施例では結果表示K1と練習メニューK2とを同時に表示するものを示したがこれに限らず、それぞれを別々に表示するようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、コード出現頻度検出した結果の提示は、上記の実施例に示したように多い順や少ない順などの他に、例えば出現頻度が多い方から1番目と2番目と5番目などのようにしてユーザに指定された順に表示することによって実現するようにしてもよい。他にも、例えばユーザが苦手な(あるいは集中的に練習したい)コードを予め設定しておき、そのコードを含むコード列の出現頻度のみを検出してカウントした結果を表示するようにしてもよい。また、コード出現頻度の検出結果を表示でなく、音声でユーザに対して提示するようにしてもよい。
【0028】
ここで、練習用データの提示として「コードの押さえ方」が選択された場合について簡単に説明する。「コードの押さえ方」が選択された場合、ディスプレイ上にはギターのネックにおける一部のフレットが表示される。そして、このフレット図において各コードを演奏する際に用いる弦を押さえる指と指で押さえるべき弦の位置を指し示す。例えば、各コードを演奏する際に弦を押さえるために用いる指の種類と各指で押さえるべき弦の位置とを1つの表示形式を用いて同時に表示する。一例として、斜線などを施した楕円の表示位置により各指で押さえるべき弦の位置を示し、該楕円内に表示した数字(例えば、人差し指に対し「1」、中指に対し「2」、薬指に対し「3」、小指に対し「4」のように、各指に対応するように数字が付される)により各弦を押さえるために用いる指の種類を示すようにする。例えば、「C」をギター演奏するためには、第3フレットの第2弦を人差し指で、第4フレットの第4弦を中指で、第5フレットの第5弦を薬指で各々押さえるようにすればよいことが、ディスプレイを見るだけでユーザは簡単に理解することができる。このようにすると、ユーザは楽器演奏時にディスプレイを参照するだけでよいことから、コードについての演奏方法の確認を素早く行うことができるようになる。
【0029】
なお、ユーザに提示するコードの押さえ方は複数のコードの押さえ方を同時に表示するようにしてもよいし、一定時間毎にコードの押さえ方の表示を自動的に変更するようにしてもよい。また、コードの押さえ方の表示を自動的に変更するようにした場合に、表示の変更スピードをユーザが適宜に設定できるようにしてよい。
なお、ユーザに提示するコードの押さえ方は、各コードに対して何弦の何フレット目を押さえるべきなのかという位置情報を予め用意しておくだけでなく、所定のアルゴリズムを用いて位置情報を割り出すようにしてもよい。また、位置情報も同じ方式だけでなく、例えばローコード群(つまり1〜3フレット目までを用いて演奏する、開放弦を利用することの多い押さえ方)や、ハイコード群(つまり開放弦を利用せず、より高いフレットを用いて演奏する押さえ方)などのように、いくつかのタイプでそれぞれにコードの押さえ方があり、ユーザはこれらの中からコードの押さえ方を選択できるようにしてもよい。
なお、ユーザに提示するコードの押さえ方は、平面図であってもよいし、3次元の図であってもよい。これらの図はビットマップ形式などのデータとしてコード毎に予め用意しておいてもよいし、所定のプログラムを用いてその時々のコード名に応じて自動的に描画するようにしてもよい。
【0030】
なお、楽器の演奏練習時において、TAB譜や楽譜などで表示した練習用のデータを再生して楽音を発生させるようにしてもよい。また、楽器の演奏練習対象となっている楽曲に対応する楽曲データの一部の範囲を練習用のデータとした場合には、該範囲に対応する伴奏などの他のパートを再生して楽音を発生させるようにしてもよい。
なお、練習用のデータの提示は、出現頻度で並べられたコードやコード列をユーザが選択する度に切り替えて表示するようにしてもよいし、何らかの順番で、例えば1分間などの一定時間毎に切り替えるようにしてもよい。また、ユーザが表示に従って練習用データを正しく弾くことができたか否かを判定できるようにして、正しく弾くことができた場合には次のコードの練習用データを表示するようにしてもよい。
なお、練習用データの提示について、コードの押さえ方又はTAB譜又は楽譜のいずれかの表示のみを行うものの限らず、これらを順番に、若しくは同時に表示するようにしてもよい。どちらを先に表示するか、どちらを表示するかはデフォルト固定でもよいし、ユーザが選択できるようにしてもよい。
【0031】
なお、上述した実施例においてはコードやコード列の出現頻度を検索してカウントするものを示したが、メロディラインにおける音の配列などを検索してカウントするものに適用してもよいことは言うまでもない。
なお、上述した実施例においては練習用のデータを自動的に生成して提示する例を示したがこれに限らず、練習用のデータを提示しないようにしてもよい。すなわち、上記「結果表示画面」においてコード出現頻度を検出した結果(結果表示K1)と共に練習メニューK2を表示することなく、ユーザは該「結果表示画面」において集中的に練習したいコードを結果表示K1から読み取って、ユーザ自身が望みの練習用のデータを考えて作成することができるようにしてあってもよい。また、こうした場合には、練習用のデータを自動作成するか否かをユーザが選択できるようにしてよい。
【0032】
なお、楽曲データのフォーマットは、各イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表した「イベント+相対時間」、イベントの発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表した「イベント+絶対時間」、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で表した「音高(休符)+符長」、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域にイベントを記憶した「ベタ方式」等、どのような形式であってもよい。
なお、メモリ上において、時系列の楽曲データが連続する領域に記憶されていてもよいし、飛び飛びの領域に散在して記憶されている楽曲データを、連続する楽曲データとして別途管理するようにしてもよい(すなわち、時系列的に連続するデータとして管理することができればよく、メモリ上で連続して記憶されているか否かは問題ではない)。
【0033】
【発明の効果】
この発明によれば、楽曲中に存在するコード及びコード進行をカウントしてその結果をユーザ所望の形式で提示し、さらに各コードの演奏操作方法などを提示することから、ユーザは所望の楽曲に関してのコード演奏を効率的に練習することができるようになる、という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る演奏練習装置を適用した電子楽器の全体構成の一実施例を示したハード構成ブロック図である。
【図2】 演奏練習処理の一実施例を示したフローチャートである。
【図3】 コード出現頻度検出処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】 条件設定画面の一実施例を示す概念図である。
【図5】 結果表示画面の一実施例を示す概念図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…通信インタフェース、4A…外部機器、5…入力操作部、6…表示部、6A…ディスプレイ、7…外部記憶装置、8…音源、8A…サウンドシステム、1D…通信バス
Claims (6)
- 任意の楽曲に関するデータを取得する取得手段と、
取得したデータに基づき、該楽曲中に出現する1又は複数の連続するコードからなるコード列毎の出現頻度を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づき、いずれかの前記コード列に関するコード演奏練習用データを提示する練習用データ提示手段と
を具備する演奏練習装置。 - 前記検出手段は、楽曲中のコード進行を表すコード情報データに基づいてコード列毎の出現頻度を検出することを特徴とする請求項1に記載の演奏練習装置。
- コード列毎の出現頻度の検出条件を設定する検出条件設定手段を具えてなり、
前記検出手段は、該設定された検出条件に従ってコード列毎の出現頻度を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の演奏練習装置。 - 前記検出したコード列毎の出現頻度をコード列と共に提示する提示手段と、
該提示されたコード列の中から任意のコード列を選択する選択手段とを具えてなり、
前記練習用データ提示手段は、前記選択されたコード列に関するコード演奏練習用データを提示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の演奏練習装置。 - コード列毎の出現頻度の提示条件を設定する提示条件設定手段を具えてなり、
前記提示手段は、該設定された提示条件に従って前記コード列毎の出現頻度を提示することを特徴とする請求項4に記載の演奏練習装置。 - コンピュータに、
任意の楽曲に関するデータを取得する手順と、
取得したデータに基づき、該楽曲中に出現する1又は複数の連続するコードからなるコード列毎の出現頻度を検出する手順と、
前記検出手段の検出結果に基づき、いずれかの前記コード列に関するコード演奏練習用データを提示する手順と
を実行させるためのプログラム。
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