JP3783655B2 - 情報処理装置と接続される周辺装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置と接続される周辺装置に関し、に、周辺装置に対して着脱可能な外部メモリへ情報処理装置からアクセス可能な周辺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータと周辺装置を接続することにより、周辺装置側の記憶媒体をパーソナルコンピュータで仮想的に、アクセス可能な1つのドライブとして認識させる機能が知られている。パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムが周辺装置側の記録媒体をドライブの1つ(仮想ドライブ)として認識することにより、パーソナルコンピュータ自体の記憶媒体として用意されたハードディスク、光ディスク、あるいはフレキシブルディスクと同様に、周辺装置側の記憶媒体を使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、パーソナルコンピュータと接続された周辺装置自体が上記記憶媒体へアクセスする能力を有する場合、記憶媒体に対する周辺装置からのアクセスとパーソナルコンピュータからのアクセスが競合することにより不都合が発生する可能性がある。例えば、一方のアクセスに基づいて記憶媒体を使用中に、他方からのアクセスがあった場合には、記憶媒体に記憶されるデータのFAT(file allocation table)やディレクトリ情報が書き換えられてしまう可能性があり、その後の正常なアクセスが阻害される等の不都合が発生するおそれがある。
【0004】
本発明は、情報処理装置と接続される周辺装置であって、周辺装置に対して着脱可能な外部メモリへのアクセスを適切に制御できる周辺装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の周辺装置は、情報処理装置と接続される周辺装置において、外部メモリが着脱可能に装着される装着手段と、前記情報処理装置からの第1の指示を受信する第1の受信手段と、当該周辺装置からの第2の指示を受信する第2の受信手段と、前記第1の指示又は前記第2の指示に従って、前記装着手段に装着された前記外部メモリにアクセスするアクセス手段と、前記第1の指示に従って前記アクセス手段が前記外部メモリにアクセスしている場合には、前記第2の指示に従って前記アクセス手段が前記外部メモリにアクセスするのを禁止するように制御する制御手段と、を備え、前記アクセス手段が前記第2の指示に従って前記外部メモリにアクセスすることを前記制御手段が許容しているとき、前記第1の指示に対する応答として前記情報処理装置に対して外部メモリが前記装着手段に装着されていない旨を通知することを特徴とする。
【0006】
この周辺装置によれば、アクセス手段が第2の指示に従って外部メモリにアクセスすることを制御手段が許容しているとき、第1の指示に対する応答として情報処理装置に対して外部メモリが装着手段に装着されていない旨を通知するので、情報処理装置は外部メモリにアクセスしない。したがって、第1の指示に従うアクセスと第2の指示に従うアクセスとが同時に発生することが防止される。
【0007】
前記アクセス手段は、少なくとも、データを前記外部メモリに格納するデータ格納手段と、データを前記外部メモリから消去するデータ消去手段と、前記外部メモリ内のデータを読み取るデータ読取手段のうち少なくとも1つを備えていてもよい。
【0008】
更に、原稿画像を読み取るとともに画像データを出力する読取手段を備え、且つ前記アクセス手段が前記データ格納手段を備えている場合には、前記データ格納手段は前記第2の指示に従って前記読取手段から出力された前記画像データを前記外部メモリに格納してもよい。
【0009】
更に、前記アクセス手段が前記第1の指示による前記外部メモリへのアクセスを終了してから継続して前記外部メモリにアクセスしていない時間を計時する計時手段を備え、前記制御手段は、前記計時手段による計時時間が所定時間を経過した場合には、前記アクセス手段が前記第2の指示に従って前記外部メモリにアクセスすることを許容してもよい。
【0010】
この場合には、アクセス手段が所定時間継続して第1の指示に従って外部メモリにアクセスしていない場合に、アクセス手段が第2の指示に従って外部メモリにアクセスすることができる。
【0011】
前記アクセス手段が前記第2の指示による前記外部メモリへのアクセスを終了している場合には、前記制御手段は、前記第1の指示に対する応答として前記装着手段に装着されている外部メモリの状態が変更された旨を通知してもよい。
【0012】
この場合には、外部メモリの状態が変更された旨の通知を受けて、制御手段は第1の指示に従った外部メモリへのアクセスを許容することができる。
【0013】
更に、前記周辺装置の状態を告知する告知手段を備え、前記制御手段は、前記アクセス手段が前記第1の指示に従って前記外部メモリにアクセスしている場合にはその旨を前記告知手段により告知してもよい。
【0014】
この場合には、アクセス手段が第1の指示に従って外部メモリにアクセスしている旨をユーザに知らせることができる。
【0015】
記制御手段は、前記計時手段による計時時間が所定時間を経過した場合には、前記告知手段による告知を停止してもよい。
【0016】
この場合、所定時間として、第1の指示による外部メモリへのアクセスが終了したと推測される時間に設定することが望ましい。
【0017】
前記制御手段は、前記告知手段による告知の停止後、前記アクセス手段が前記第2の指示に従って前記外部メモリへアクセスすることを許容してもよい。
【0018】
この場合には、第2の指示に従った外部メモリへのアクセスが、第1の支持に従ったアクセスと同時に実行されるおそれがない。
【0019】
更に、遠隔の通信装置から画像データを受信する受信手段を備え、且つ前記アクセス手段が前記データ格納手段を備えている場合には、前記データ格納手段は前記第2の指示に従って前記受信手段により受信された前記画像データを前記外部メモリに格納することが望ましい。
【0020】
前記制御手段は、前記アクセス手段が前記第1の指示に従って前記外部メモリにアクセスしている場合には、前記データ格納手段が前記第2の指示に従って前記画像データを前記外部メモリに格納することを禁止してもよい。
【0021】
この場合には、第1の指示に従って外部メモリにアクセスしている際に、データ格納手段が第2の指示に従って画像データを外部メモリに格納されるおそれがない。
【0022】
本発明の周辺装置は、情報処理装置と接続される周辺装置において、外部メモリが着脱可能に装着される装着手段と、前記装着手段に装着されている前記外部メモリの状態を変更する状態変更手段と、前記装着手段に装着されている前記外部メモリの状態を管理する外部メモリ管理手段と、前記情報処理装置からの前記外部メモリの状態に関する問い合わせを受信したとき、前記状態変更手段が動作している場合には、前記情報処理装置に対して前記外部メモリ管理手段により管理されている前記外部メモリの状態が変化した旨を応答し、前記状態変更手段が前記外部メモリの状態を変更するように動作しているときは、前記情報処理装置に対して前記外部メモリが前記装着手段に装着されていない旨を応答する応答手段と、を備えることを特徴とする。
【0023】
この周辺装置によれば、前記情報処理装置からの前記外部メモリの状態に関する問い合わせを受信したとき、情報処理装置は外部メモリ管理手段により管理されている外部メモリの状態が変化した旨の応答を受信するので、例えば、あらためて情報処理装置から周辺装置の状態を示す情報を要求することで、外部メモリに関する情報処理装置の管理情報と周辺装置の管理情報とを一致させることができる。
【0024】
前記応答手段は、前記状態変更手段が前記外部メモリの状態を変更するように動作しているときは、前記情報処理装置に対して前記外部メモリが前記装着手段に装着されていない旨を応答してもよい。
【0025】
この場合、情報処理装置が外部メモリへアクセスすることはないので、周辺装置からのアクセスと情報処理装置からのアクセスが重複するおそれがない。
【0026】
前記状態変更手段が前記外部メモリの状態を変更してから一定の時間が経過した後に第1の受信手段が前記情報処理装置からの問い合わせを受信したときは、前記応答手段は前記管理手段の管理する外部メモリの状態が変化した旨を応答してもよい。
【0027】
この場合、外部メモリの状態を変更してから一定の時間が経過する間に外部メモリの状態が実際に変化した可能性があるので、この場合に確実に情報処理装置の管理情報を変更することができる。
【0028】
更に、前記状態変更手段が前記外部メモリの状態を変更するように動作していないときは、前記情報処理装置からの前記外部メモリに対する操作を許容する許容手段を備え、前記管理手段は前記情報処理装置の操作による前記外部メモリの状態変化を管理してもよい。
【0029】
この場合には、情報処理装置から外部メモリにアクセスできるとともに、管理手段により外部メモリの状態変化を適切に管理できる。
【0030】
更に、前記周辺装置の状態を告知する告知手段を備え、前記情報処理装置が前記外部メモリを着脱可能メモリとして使用している場合には、その旨を前記告知手段により告知してもよい。
【0031】
この場合には、情報処理装置が前記外部メモリを着脱可能メモリとして使用している旨をユーザが知ることができる。
【0032】
更に、前記情報処理装置が前記外部メモリの使用を終了してから継続して前記外部メモリを使用していない時間を計時する計時手段を備え、前記計時手段による計時時間が所定時間を経過した後には、前記告知手段は告知を停止してもよい。
【0033】
この場合には、外部メモリの使用を終了してから所定時間、継続して外部メモリを使用しないと、告知が停止される。
【0034】
前記告知手段による告知の停止後、前記状態変更手段は周辺装置自身からの指示に従って前記外部メモリの状態を変更可能とされている。
【0035】
この場合、告知の停止後に周辺装置により外部メモリの状態を変更できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図1および図2を参照して、本発明の周辺装置の一実施形態である多機能周辺装置について説明する。
【0037】
図1は本実施形態の多機能周辺装置100の概略構成図であり、図2はこの多機能周辺装置100の構成を図1より詳細に図示したブロック図を示している。
【0038】
具体的にこの多機能周辺装置100は、遠隔のファクシミリ装置や電話装置との間で公衆回線網を介して画像データや音声データを通信可能な通信機能を備えていると共に、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)300とUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続され、そのPC300のためのプリンタやスキャナとしても使用されるものである。またこの多機能周辺装置100単体でも原稿のコピー機能や、原稿を読み取って画像データを作成し、後述する外部メモリ12に記憶する画像データ保存機能も備えている。また、接続されたPC300が、その外部メモリ12をドライブの1つ(仮想ドライブ)として使用することもできる。更に、その外部メモリ12に記憶されている画像データを遠隔のファクシミリ装置等に送信する画像データ送信機能も備えている。
【0039】
図1に示すように、この多機能周辺装置100は、原稿読取部110と、各種データを記憶する内部記憶部120と、使用者の入力操作を受け付ける入力部130と、公衆回線網を介してデータを送受信する通信部140と、外部メモリ12を着脱可能に装着するスロット11(図2参照)を有する記録・読取部150と、必要な情報を使用者に提示するための表示部170と、画像データを用いて印刷を実行する印刷部180と、これらの各構成部分を制御する制御部210とを備えている。
【0040】
記録・読取部150は、データを外部メモリ12に格納する機能、データを外部メモリ12から消去する機能、および外部メモリ12内のデータを読み取る機能を備える。本明細書において、外部メモリ12へのアクセスは、データを外部メモリ12に格納する処理、データを外部メモリ12から消去する処理、外部メモリ12内のデータを読み取る処理を含む。
【0041】
また、上述した通り、PC300には、多機能周辺装置100をPC300と接続した場合に、外部メモリ12をPC300専用のリムーバブルディスク(仮想ドライブ)として認識して使用可能なソフトウェアが搭載されている。以下、PC300が外部メモリ12をPC300専用のリムーバブルディスクとして認識して使用する機能をリムーバブルディスク機能と称す。外部メモリ12がPC300専用のリムーバブルディスクとして使用されている間は、多機能周辺装置100からの指示により外部メモリ12にアクセスすることはできない。換言すれば、外部メモリ12がPC300専用のリムーバブルディスクとして使用されていない場合は、多機能周辺装置100からの指示により外部メモリ12にアクセスすることができる。
【0042】
以上の記載からも明らかな通り、外部メモリ12は、多機能周辺装置100の原稿読取部110において読み取った原稿に対応する画像データ、あるいは通信部140によって遠隔の通信装置から受信した画像データのみならず、PC300から送出されたデータも記憶することができる。また、外部メモリ12内に記憶されているデータのうちPC300本体側で必要なデータをPC300が読み取って取得することもできる。
【0043】
なお、本実施形態では、USBケーブルを介して多機能周辺装置100とPC300とを接続すると、PC300側から多機能周辺装置100に対して現在の状態や能力等を問い合わせる。多機能周辺装置100がこれに応答することによりPC300と多機能周辺装置100との間で交渉が行われ、この交渉が正常に行われた場合には、PC300のオペレーションシステムでは外部メモリ12をPC300側のリムーバブルディスクとして認識するのである。
【0044】
多機能周辺装置100およびPC300は、それぞれ外部メモリ12の状態を把握するためのファイル管理情報を記憶している。ファイル管理情報とは、FAT(file allocation table)情報やディレクトリ情報からなるものである。PC300から多機能周辺装置100に対し、外部メモリ12の状態を問い合わせた場合には、外部メモリ12の状態が実際に変化したか否かに拘わらず、制御部210ではPC300に対し、外部メモリ12の状態が変化した旨を応答する。このため、PC300はその旨の応答を受けると、再度、外部メモリ12の状態を示す情報を送信するよう制御部210に要求し、制御部210はその要求に従って現在の外部メモリ12の状態を示す情報をPC300に送信する。従って、PC300のファイル管理情報がこの段階で更新され、実際の外部メモリ12の状態が反映されることになる。なお、多機能周辺装置自身も記録・読取部15を介して外部メモリ12に直接アクセス可能なため、多機能周辺装置100のファイル管理情報は、PCのファイル管理情報と異なり、外部メモリ12の状態が変更されるたびに最新の外部メモリ12の状態に従って更新される。
【0045】
以上の説明からも明らかな通り、外部メモリ12に対してデータが書き込まれたり消去されたりすることにより外部メモリ12の状態が変化した場合には、多機能周辺装置100は逐次その変化を認識できる。しかし、使用者が多機能周辺装置100に対して直接指示を与えることにより外部メモリ12の状態が変更された場合には、PC300はその変更を認識できないのである。
【0046】
次に、図2を参照して、この多機能周辺装置100のより詳細な構成を説明する。但し、本願発明においては特に印刷機能は関係がないので、この図2のブロック図においては印刷機能に関する構成は省略してある。
【0047】
この多機能周辺装置100は、バス1を介してASIC(Application−Specific Integrated Circuit)5と、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)2と、この画像データ処理装置の動作に関する各種制御プログラムが記憶されているROM(Read Only Memory)3と、このROM3に記憶されているプログラムの実行時等に、作業領域としてデータやプログラムが一時的に保存されているRAM(Random Access Memory)4と、外部の通信装置との間で通信を行う際に使用される変復調装置であるモデム16とが接続されて構成されている。
【0048】
また、ASIC5には、読取手段としての読取部6と、パネルインターフェイス7と、着脱可能メモリインターフェイス10とが接続されている。読取部6は、図示しない自動原稿給紙装置や透明な原稿載置板を備え、そこに置かれた原稿をCCD(Charge−Coupled Device)、CIS(Contact Image Sensor)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等で読み取るように構成されている。パネルインターフェイス7には、告知手段としての液晶パネル8と、入力部であるキーボード9とが接続されている。液晶パネル8は、画像データ処理装置の状態に関する情報や使用者に対するメッセージを表示するので、使用者はこの情報やメッセージを確認することができる。キーボード9は、使用者が各種指示を入力する各種指示キーやテンキーを備えており、その他に「SCAN TO PCC」処理を実行するための「SCAN TO PCC」キー9aも備えられている。この「SCAN TO PCC」処理とは、読取部6が読み取る原稿に対応する画像データを、外部メモリ12に保存する処理である。メモリインターフェイス10には、外部メモリ12が着脱自在に装着される装着手段としてのスロット11が接続されている。これらの他に、当該ASIC5には、PC等との間でパラレルケーブルやUSBケーブルを接続させるパラレルインターフェイス14及びUSBインターフェイス15が接続されている。本実施形態においては、USBケーブルを介してPC300と多機能周辺装置100とが接続されている。
【0049】
一方、モデム16には、網制御装置であるNCU(Network Control Unit)17が接続されている。このNCU17は、使用者がキーボード9のテンキーやその他の短縮キー等から電話番号やファクシミリ番号を入力した際に、公衆回線網を介してこの多機能周辺装置を他の遠隔の通信装置に接続するものである。
【0050】
この図2に示された実施形態にかかる多機能周辺装置100は、上述した通り、1つのスロット11を備え、このスロット11には外部メモリ12が着脱可能に装着される。本実施形態の、外部メモリ12としては、メモリスティック(ソニー株式会社の登録商標)、コンパクトフラッシュ(サンディスク社の登録商標)、スマートメディア(株式会社東芝の登録商標)等を使用することができる。なお、外部メモリ12として採用される記憶メディアは、これら3種類の記憶メディアに限定されるものではない。例えば、フレキシブルディスク、MO(Magnetic Optical Disc)、CD−R(Compact Disc Recordable)、CD−RW(Compact Disc Re−Writable)、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc Re−Writable)等のその他の記憶メディアであってもよい。これらの記憶メディアを使用する場合には、スロットもその記憶メディアに対応するドライブ装置で構成されることは言うまでもない。
【0051】
なお、この図2に示した本実施形態にかかる多機能周辺装置100では告知手段として液晶パネル8を採用しているが、告知手段はこれに限定されるものではなく、音声で告知するもの、又は液晶パネル8と音声によるものとを組み合わせてなるユニットを用いてもよい。
【0052】
以下に、図1と図2の対応関係について簡単に説明しておく。原稿読取部110に対応するのは読取部6である。内部記憶部120に対応するのはRAM4である。入力部130に対応するのはキーボード9である。通信部140に対応するのがモデム16やNCU17である。記録・読取部150に対応するのは、ASIC5、着脱可能メモリインターフェイス10やスロット11である。表示部170に対応するのはパネルインターフェイス7や液晶表示パネル8である。また、制御部210に対応するのが、CPU2、ROM3、RAM4、ASIC5等である。
【0053】
次に、図3〜図5を参照して、多機能周辺装置100の動作について説明する。図3は多機能周辺装置100の基本動作処理を示すフローチャートである。この処理は制御装置210の制御により実行されるものであり、多機能周辺装置100の電源がオンにされることにより開始されるものである。図4は時間計測処理を示すフローチャートである。時間計測処理はタイマ割込にて実行される処理であり、図3のフローから独立して実行される処理である。図5は外部メモリ挿抜処理を示すフローチャートである。外部メモリ挿抜処理もタイマ割込にて実行される処理であり、図3のフローから独立して実行される処理である。
【0054】
図3のステップ1(以下、S1と称す。他のステップも同様である。)では、初期化処理を実行する。この処理には、外部メモリ使用中フラグ4aと、第1占有フラグ4bと、第2占有フラグ4cとをオフにする処理、第1状態変更フラグ4dと第2状態変更フラグ4eとをオンにする処理、時間経過変数4fを0クリアする処理等が含まれる。
【0055】
ここで、外部メモリ使用中フラグ4aは、RAM4内の外部メモリ使用中フラグ格納部4Aに格納されるフラグであり、記録・読取装置150が動作中であるか否か、即ち外部メモリ12が記録・読取装置150によりアクセスされて使用状態にあるか否かを示すフラグである。一方、第1占有フラグ4bはRAM4内の第1占有フラグ格納部4Bに格納されるフラグであり、外部メモリ12がPC300により占有的に使用されているか否かを示すフラグである。第2占有フラグ4cはRAM4内の第2占有フラグ格納部4Cに格納されるフラグであり、外部メモリ12が多機能周辺装置100により占有的に使用されているか否かを示すフラグである。従って、本実施形態では、第1占有フラグ4bがオンであると言うことは、多機能周辺装置100がリムーバブルディスク機能中であることを示し、第2占有フラグ4cがオンであると言うことは、多機能周辺装置100が「SCAN TO PCC」機能中であることを示している。第1状態変更フラグ4dは、RAM4内の第1状態変更フラグ格納部4Dに格納されるフラグであり、外部メモリ12の状態がPC300により変更されたか否かを示すフラグである。また、第2状態変更フラグ4eは、RAM4内の第2状態変更フラグ格納部4Eに格納されるフラグであり、外部メモリ12の状態が多機能周辺装置100により変更されたか否かを示すフラグである。この第1状態変更フラグ4dと第2状態変更フラグ4eとが同時にオンになることは、図3において、多機能周辺装置100に対して電源が投入されたとき(S1)と、図5において外部メモリ12がスロット11に対して新たに挿入されたとき(S53:Yes〜S55)以外はあり得ない。一方、時間経過変数4fは、RAM4内の時間経過変数格納部4Fに格納される変数であり、図示しないカウンタにより、外部メモリ12に対してPC300によるアクセスが停止してからカウントされた経過時間を示す変数である。
【0056】
ここで、図4を参照して時間計測処理を説明する。タイマ割込が発生すると(S41)、RAM4内の時間経過変数格納部4Fに格納されている時間経過変数4fには所定の数が追加され、再びRAM4内の時間経過変数格納部4Fに格納される(S42)。これにより時間計測処理は終了する。
【0057】
また、ここで図5を参照して外部メモリ挿抜処理を説明する。タイマ割込が発生すると(S51)、外部メモリ12がスロット11に対して装着されたか又は外部メモリ12がスロット11から取り外されたかが判断される(S52)。スロット11に対する外部メモリ12の挿抜がなければ(S52:No)、この外部メモリ挿抜処理は終了する。しかし、スロット11に対する外部メモリ12の挿抜があれば(S52:Yes)、スロット11に対して外部メモリ12が挿入されたか否かが判断される(S53)。スロット11に対して外部メモリ12が挿入されたと判断されると(S53:Yes)、記録・読取装置150がスロット11を介して外部メモリ12にアクセス可能な状態にするマウント処理を行う(S54)。次に、第1状態変更フラグ4dと第2状態変更フラグ4eとをオンにして(S55)、この外部メモリ挿抜処理を終了する。一方、S13において、スロット11から外部メモリ12が取り外されたと判断されると(S53:No)、記録・読取装置150がスロット11を介して外部メモリ12にアクセス不能な状態にするアンマウント処理を行う(S56)。そして、この外部メモリ挿抜処理を終了する。
【0058】
図3に戻って、S1で初期化が終了したら、多機能周辺装置100がリムーバブルディスク機能中か否かが判断される(S2)。具体的には、RAM4内の第1占有フラグ格納部4Bに格納されている第1占有フラグ4bがオンか否かが判断されることになり、第1占有フラグ4bがオンの場合には多機能周辺装置100はリムーバブルディスク機能中であると判断される。一方、第1占有フラグ4bがオフの場合には多機能周辺装置100はリムーバブルディスク機能中ではないと判断される。多機能周辺装置100がリムーバブルディスク機能中であると判断されると(S2:Yes)、PC300からアクセスデータを受信しているか否かが判断される(S3)。具体的には、PC300からUSBケーブルを介してUSBインターフェイス15がアクセスデータを受信しているか否かをCPU2が判断することになる。PC300からアクセスデータを受信していないと判断されると(S3:No)、所定の時間が経過したことを時間経過変数4fが示しているか否かが判断される(S4)。所定の時間が経過したことを時間経過変数4fが示していれば(S4:Yes)、外部メモリ使用中フラグ4a、第1占有フラグ4b、第2占有フラグ4cをそれぞれオフにすると共に、液晶パネル8の「PC TO CONNECT」表示を停止する(S5)。そしてS6へと進む。
【0059】
一方、S2,S4においてそれぞれ判断が否定された場合(S2:No、S4:No)や、S3において判断が肯定された場合(S3:Yes)には、S5を飛ばしてS6へ進む。
【0060】
次にS6で、使用者によりキーボード9の「SCAN TO PCC」キー9aが押下されることにより、読取部6が読み取った原稿に対応する画像データを外部メモリ12に記録する旨の指示(この指示が第2の指示の一例に相当する。これ以外にも第2の指示はあるが、本実施形態ではこの「SCAN TO PCC」キー9aの押下を第2の指示として扱う。第2の指示の他の例としては、遠隔の通信装置から受信した画像データを外部メモリ12へ保存する指示等がある。)が入力されたか否かが判断される。この判断が肯定されれば(S6:Yes)、S7へ進むが、否定されれば(S6:No)、S15へ進む。
【0061】
S7では、外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bがオフか否かが判断される。即ち、まずRAM4内の外部メモリ使用中フラグ格納部4Aと第1占有フラグ格納部4Bとからそれぞれ外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bとを読み込み、両フラグ4a、4bがオフであるか否かが判断されるのである。外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bがオフであると判断されれば(S7:Yes)、S8へと進み、外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bのうち少なくとも一方がオフではないと判断されれば(S7:No)、S14へと進む。外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bのうち少なくとも一方がオフではない場合とは、例えば、多機能周辺装置100がリムーバブルディスク機能中の場合である。
【0062】
S14では、BEEP音を鳴動させたり、液晶パネル8にエラーを表示したりして使用者にエラーを知らせるエラー処理を実行し、その後S2へ戻る。これにより、外部メモリ12に対する複数処理に基づく同時アクセスを防止できるのである。
【0063】
S8では、外部メモリ使用中フラグ4aと第2占有フラグ4cとをオンにする。即ち、多機能周辺装置100を「SCAN TO PCC」モードの状態にするのである。そして、S9で液晶パネル8に「SCAN TO PCC」と表示し、現在多機能周辺装置100が「SCAN TO PCC」モードの状態にあることを使用者に告知する。そして、S10にて、第1状態変更フラグ4dがオンか否かが判断される。即ち、RAM4内の第1状態変更フラグ格納部4Dから第1状態変更フラグ4dを読み込み、第1状態変更フラグ4dがオンか否かが判断されるのである。第1状態変更フラグ4dがオンであるということは、多機能周辺装置100が「SCAN TO PCC」モードに移行された際には、既にPC300により外部メモリ12の状態が変更されているということ、即ち、PC300の指示により外部メモリ12が書き替えられたことを意味している。従って、第1状態変更フラグ4dがオンの場合には(S10:Yes)、多機能周辺装置100は自らの持つ外部メモリ管理情報を更新すると共に、第1状態変更フラグ4dをオフにする(S11)。そしてS12が実行される。S10において、第1状態変更フラグ4dがオンではないと判断されると(S19:No)、S11はスキップされてS12へ飛ぶ。
【0064】
S12において、多機能周辺装置100は「SCAN TO PCC」処理を実行する。即ち、読取部6が原稿を読み取って、原稿に対応する画像データを作成すると共に、その画像データを外部メモリ12へ保存するのである。
【0065】
多機能周辺装置100が「SCAN TO PCC」処理を終了したら、外部メモリ使用中フラグ4aと第2占有フラグ4cとをオフにするとともに、第2状態変更フラグ4eをオンにする(S13)。そして、S2へと戻るのである。
【0066】
一方、S6で「SCAN TO PCC」キー9aが押下されていないと判断された場合には、上述した通り、S15へと進む。
【0067】
S15では、外部メモリ12へのアクセスを要求するPC300からのアクセスデータ(第1の指示)がUSBケーブル及びUSBインターフェイスを介して受信されているか否かが判断される。この判断が否定されれば(S15:No)、S25へ進むが、判断が肯定されれば(S15:Yes)、S16へ進む。S25においては、何らかの指示が入力された場合にはその指示に従ってその他の各種処理が実行されるが、何れの指示も入力されなかった場合には、何れの処理も実行されることなく、再びS2へと戻ることになる。
【0068】
S16では、(1)外部メモリ使用中フラグ4aがオフか否か、又は(2)外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bの両者がオンか否か、が判断される。即ち、まずRAM4内の外部メモリ使用中フラグ格納部4Aから外部メモリ使用中フラグ4aを読み込み、外部メモリ使用中フラグ4aがオフであると判断されれば(S16:Yes)、その段階でS17へと進む。しかし、外部メモリ使用中フラグ4aがオンであると判断されれば、次に、RAM4内の第1占有フラグ格納部4Bから第1占有フラグ4bを読み込み、第1占有フラグ4bがオンか否かが判断される。第1占有フラグ4bがオフであると判断されれば(S16:No)、S24へと進む。しかし、第1占有フラグ4bがオンであると判断されれば(S16:Yes)、S17へと進む。従って、S16では、外部メモリ使用中フラグ4aがオフであると判断されれば即時にS17へ進むことになる。また、外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bの両者がオンの場合にもS17へ進むことになる。
【0069】
S17では、S16において外部メモリ使用中フラグ4aがオフであると判断されてこのステップへと進んだ場合を考慮し、外部メモリ使用中フラグ4aと第1占有フラグ4bの両者をオンにする。
【0070】
次にS18では、液晶パネル8に「PC TO CONNECT」と表示させ、使用者に対して、現在多機能周辺装置100の外部メモリ12がPC300に占有されて使用されている旨を報知する。即ち、外部メモリ12がリムーバブルディスク機能中にある旨を使用者に報知することになる。
【0071】
次に、第2状態変更フラグ4eがオンか否かが判断される(S19)。即ち、RAM4内の第2状態変更フラグ格納部4Eから第2状態変更フラグ4eを読み込み、第2状態変更フラグ4eがオンか否かが判断されるのである。第2状態変更フラグ4eがオンであるということは、PC300からアクセスデータを受信した際には、既に多機能周辺装置100により外部メモリ12の状態が変更されているということ、即ち、多機能周辺装置100からの直接の指示により外部メモリ12が既に書き替えられたことを意味している。従って、第2状態変更フラグ4eがオンの場合には(S19:Yes)、多機能周辺装置100は「外部メモリ12の状態が変更されている」旨の外部メモリ変更情報をPC300に送信するとともに、第2状態変更フラグ4eをオフにする。更に、時間経過変数4fを0クリアする(S20)。多機能周辺装置100から「外部メモリ12の状態が変更されている」旨の外部メモリ変更情報を受信したPC300は、自らの持つファイル管理情報が既に古いものであることを認識するので、多機能周辺装置100に対して最新の外部メモリ12のファイル管理情報を要求して取得する。このようにして、PC300は自らの持つファイル管理情報を最新のものに更新するのである。
【0072】
一方、第2状態変更フラグ4eがオフの場合には(S19:No)、外部メモリ12にアクセスすると共に、時間経過変数4fを0クリアする(S21)。次に外部メモリ12へのアクセスが「データの書き込みであるか否か」が判断される(S22)。データの読み込みのように、データの書き込みでない場合には(S22:No)、S2へと戻る。データの書き込みの場合には(S22:Yes)、外部メモリ12へデータを書き込むと共に、第1状態変更フラグ4dをオンにする。更に、時間経過変数4fを0クリアして(S23)、S2へと戻る。
【0073】
一方、上述した通り、S16で外部メモリ使用中フラグ4aがオンであると判断され、且つ第1占有フラグ4bがオフであると判断されると(S16:No)、S24へと進む。S24では、PC300に対して外部メモリ12の準備ができていない旨の情報(ノットレディーエラー)を返却する。このノットレディーエラーは、本来、外部メモリ12がスロット11に挿入されていない場合に送出される情報であるが、この実施形態においては、PC300によるアクセスを拒否する場合の情報としても使用している。この場合、ノットレディーエラーを多機能周辺装置100から受信したPC300は、外部メモリ12の準備ができていないもの、即ち外部メモリ12がスロット1に挿入されていないものと認識するが、実際には外部メモリ12はスロット11に挿入されている。そこで、現在の外部メモリ12のファイル管理情報を送信するように多機能周辺装置100へ要求する。この要求に従って多機能周辺装置100は現在の外部メモリ12のファイル管理情報をPC300へと送信する。このファイル管理情報を受け取ることによりPC300は自らの持つファイル管理情報を更新することができ、外部メモリ12の持つファイル管理情報と一致させることができるのである。
【0074】
このように本実施形態では、一定時間、外部メモリ12に対するPC300からのアクセスがないことを条件として、即ちPC300から外部メモリ12に対するアクセスがない状態が所定の時間継続した場合に(S4:Yes)、多機能周辺装置100はキーボード9への入力指示に応じて外部メモリ12へのアクセスが可能になるように構成されている。
【0075】
以上のように、本実施形態では、PC300により外部メモリ12が占有使用されている場合に、キーボード9の操作により外部メモリ12へのアクセスが指示された場合にはこの指示は受け付けられない。また、キーボード9の操作により外部メモリ12へのアクセスが行われている場合に、PC300から外部メモリ12に対してアクセスの要求があった場合には、PC300に対して外部メモリ12の準備ができていない(外部メモリ12がスロット11に装着されていない)旨の情報(ノットレディーエラー)が返却される。このため、外部メモリ12に対して多機能周辺装置100及びPC300から同時にアクセスされる虞がない。従って、アクセスが競合することによる不都合の発生を回避できる。
【0076】
本実施形態では、PC300からの指示に基づく外部メモリ12へのアクセスが終了して所定の時間が経過したら、多機能周辺装置100のキーボード9からの指示により外部メモリ12にアクセスが可能となったが、PC300からアクセスの終了コマンドを受信した場合には、直ちに外部メモリ使用中フラグをオフすると共に、外部メモリ使用機能種別変数をクリアすることにより、多機能周辺装置100のキーボード9からの指示により外部メモリ12にアクセスが可能となるように構成してもよい。また、使用者によるキーボード9への操作に応じて直ちに外部メモリ使用中フラグをオフにすると共に、外部メモリ使用機能種別変数をクリアすることにより、多機能周辺装置100のキーボード9からの指示により外部メモリ12にアクセスが可能となるように構成してもよい。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の周辺装置によれば、アクセス手段が第2の指示に従って外部メモリにアクセスすることを制御手段が許容しているとき、第1の指示に対する応答として情報処理装置に対して外部メモリが装着手段に装着されていない旨を通知するので、情報処理装置は外部メモリにアクセスしない。したがって、第1の指示に従うアクセスと第2の指示に従うアクセスとが同時に発生することが防止される。
【0078】
また、本発明の周辺装置によれば、前記情報処理装置からの前記外部メモリの状態に関する問い合わせを受信したとき、情報処理装置は外部メモリ管理手段により管理されている外部メモリの状態が変化した旨の応答を受信するので、例えば、あらためて情報処理装置から周辺装置の状態を示す情報を要求することで、外部メモリに関する情報処理装置の管理情報と周辺装置の管理情報とを一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多機能周辺装置100の概略構成図。
【図2】 多機能周辺装置100の構成を示すブロック図。
【図3】 多機能周辺装置100の基本動作処理を示すフローチャート。
【図4】 時間計測処理を示すフローチャート。
【図5】 外部メモリ挿抜処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
12 外部メモリ
100 多機能周辺装置(周辺装置)
110 原稿読取部(読取手段)
150 記録・読取部(装着手段、アクセス手段、状態変更手段)
170 表示部(告知手段)
210 制御部(制御手段、応答手段、状態変更手段、第1の受信手段、第2の受信手段)
300 パーソナルコンピュータ(情報処理装置)

Claims (16)

  1. 情報処理装置と接続される周辺装置において、
    外部メモリが着脱可能に装着される装着手段と、
    前記情報処理装置からの第1の指示を受信する第1の受信手段と、
    当該周辺装置からの第2の指示を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の指示又は前記第2の指示に従って、前記装着手段に装着された前記外部メモリにアクセスするアクセス手段と、
    前記第1の指示に従って前記アクセス手段が前記外部メモリにアクセスしている場合には、前記第2の指示に従って前記アクセス手段が前記外部メモリにアクセスするのを禁止するように制御する制御手段と、を備え、
    前記アクセス手段が前記第2の指示に従って前記外部メモリにアクセスすることを前記制御手段が許容しているとき、前記第1の指示に対する応答として前記情報処理装置に対して外部メモリが前記装着手段に装着されていない旨を通知することを特徴とする周辺装置。
  2. 前記アクセス手段は、少なくとも、データを前記外部メモリに格納するデータ格納手段と、データを前記外部メモリから消去するデータ消去手段と、前記外部メモリ内のデータを読み取るデータ読取手段のうち少なくとも1つを備えていることを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
  3. 更に、原稿画像を読み取るとともに画像データを出力する読取手段を備え、且つ前記アクセス手段が前記データ格納手段を備えている場合には、前記データ格納手段は前記第2の指示に従って前記読取手段から出力された前記画像データを前記外部メモリに格納することを特徴とする請求項2に記載の周辺装置。
  4. 更に、前記アクセス手段が前記第1の指示による前記外部メモリへのアクセスを終了してから継続して前記外部メモリにアクセスしていない時間を計時する計時手段を備え、
    前記制御手段は、前記計時手段による計時時間が所定時間を経過した場合には、前記アクセス手段が前記第2の指示に従って前記外部メモリにアクセスすることを許容することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の周辺装置。
  5. 前記アクセス手段が前記第2の指示による前記外部メモリへのアクセスを終了している場合には、前記制御手段は、前記第1の指示に対する応答として前記装着手段に装着されている外部メモリの状態が変更された旨を通知することを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
  6. 更に、前記周辺装置の状態を告知する告知手段を備え、
    前記制御手段は、前記アクセス手段が前記第1の指示に従って前記外部メモリにアクセスしている場合にはその旨を前記告知手段により告知することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の周辺装置。
  7. 記制御手段は、前記計時手段による計時時間が所定時間を経過した場合には、前記告知手段による告知を停止することを特徴とする請求項6に記載の周辺装置。
  8. 前記制御手段は、前記告知手段による告知の停止後、前記アクセス手段が前記第2の指示に従って前記外部メモリへアクセスすることを許容することを特徴とする請求項7に記載の周辺装置。
  9. 更に、遠隔の通信装置から画像データを受信する受信手段を備え、且つ前記アクセス手段が前記データ格納手段を備えている場合には、前記データ格納手段は前記第2の指示に従って前記受信手段により受信された前記画像データを前記外部メモリに格納することを特徴とする請求項2に記載の周辺装置。
  10. 前記制御手段は、前記アクセス手段が前記第1の指示に従って前記外部メモリにアクセスしている場合には、前記データ格納手段が前記第2の指示に従って前記画像データを前記外部メモリに格納することを禁止することを特徴とする請求項3または請求項9に記載の周辺装置。
  11. 情報処理装置と接続される周辺装置において、
    外部メモリが着脱可能に装着される装着手段と、
    前記装着手段に装着されている前記外部メモリの状態を変更する状態変更手段と、
    前記装着手段に装着されている前記外部メモリの状態を管理する外部メモリ管理手段と、
    前記情報処理装置からの前記外部メモリの状態に関する問い合わせを受信する第1の受信手段と、
    該第1の受信手段が前記情報処理装置からの問い合わせを受信したとき、前記状態変更手段が動作していない場合には、前記情報処理装置に対して前記外部メモリ管理手段により管理されている前記外部メモリの状態が変化した旨を応答し、前記状態変更手段が前記外部メモリの状態を変更するように動作しているときは、前記情報処理装置に対して前記外部メモリが前記装着手段に装着されていない旨を応答する応答手段と、を備えることを特徴とする周辺装置。
  12. 前記状態変更手段が前記外部メモリの状態を変更してから一定の時間が経過した後に第1の受信手段が前記情報処理装置からの問い合わせを受信したときは、前記応答手段は前記管理手段の管理する外部メモリの状態が変化した旨を応答することを特徴とする請求項11に記載の周辺装置。
  13. 更に、前記状態変更手段が前記外部メモリの状態を変更するように動作していないときは、前記情報処理装置からの前記外部メモリに対する操作を許容する許容手段を備え、前記管理手段は前記情報処理装置の操作による前記外部メモリの状態変化を管理することを特徴とする請求項11又は請求項1に記載の周辺装置。
  14. 更に、前記周辺装置の状態を告知する告知手段を備え、
    前記情報処理装置が前記外部メモリを着脱可能メモリとして使用している場合には、その旨を前記告知手段により告知することを特徴とする請求項11〜請求項1のいずれか1項に記載の周辺装置。
  15. 更に、前記情報処理装置が前記外部メモリの使用を終了してから継続して前記外部メモリを使用していない時間を計時する計時手段を備え、
    前記計時手段による計時時間が所定時間を経過した後には、前記告知手段は告知を停止することを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
  16. 前記告知手段による告知の停止後、前記状態変更手段は周辺装置自身からの指示に従って前記外部メモリの状態を変更可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
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