JP3783471B2 - 電子回路部品のリペア方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板上にはんだ接続されたIC、LSIチップなどの電子回路部品、特に、基板上にはんだバンプ接続された電子回路部品のリペアに用いて好適な、電子回路部品のリペア装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
汎用コンピュータに搭載される高密度モジュールには、近年その高性能化に対応するように、LSIの大型化、多数個実装のより一層の高密度化が要求されている。斯かる高密度モジュールにおいては、基板上への電子回路部品の高密度実装は、主として、フラットパッケージ、ボールグリッドアレー(BGA)等の表面実装によって行われている。このような高密度に実装されたモジュールにおいて、LSIチップ等の電子回路部品に不良又は実装不良が生じた場合には、当該電子回路部品をモジュール基板から取りはずし、再度実装するいわゆるリペア作業が必要となる。
【0003】
斯かるLSIチップ等の電子回路部品のリペアに関する従来技術としては、例えば、BGA実装のものとして、特開平11−026929号公報に開示されたものが知られている。この技術は、BGA素子と基板との間に熱風を吹き付けてはんだを溶融し、BGA素子を負圧吸引して上方に引き上げて、基板から分離するものである。
【0004】
一方、上述した汎用コンピューターに搭載されている高密度モジュールにあっては、LSIチップの実装密度が高いため、赤外線等を熱源とする加熱装置でLSIチップの表面を局所的に加熱し、はんだを溶融して吸引ヘットで当該LSIチップを負圧吸引し、この状態で吸引ヘットを上方に移動させることで当該LSIチップをモジュール基板から分離した後、再度接続を行う方法が採用されている。具体的には、熱源とLSIチップの間に、上下動自在に設けられた金属製の吸引ヘットを配設し、この吸引ヘットの内部に負圧源に通じる吸引路を設けるとともに、LSIチップに接触する吸引口と略同軸上に前記熱源からの赤外線を透過させる窓を設けておき、当該窓を通じてLSIチップ表面に赤外線を照射して加熱し、はんだが十分溶融した時点でLSIチップを負圧吸引し、モジュール基板から分離している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような高密度モジュールにおけるLSIチップのリペア作業は、LSIチップを直接負圧吸引してモジュール基板から分離しなければならないため、吸引ヘットの吸引口の面積をLSIチップのパッケージ表面の面積より狭くしなければならなかった。従って、赤外線の照射域が吸引口の面積に限られてしまい、LSIチップのパッケージの中央部近辺のみが加熱されることとなり、パッケージの中央部と周縁部とで加熱むらが生じ、はんだが均一に溶融せずに、吸引に支障を来す場合や、はんだが均一に溶融するまで加熱時間を長くとる必要があった。また、吸引ヘット自体が金属製であるため、当該吸引ヘットでLSIチップを直接吸引する際に、当該吸引ヘットが直接LSIチップに接触し、これに損傷を与えるおそれがあった。
【0006】
従って、本発明の目的は、リペアを行う電子回路部品の加熱むらをおさえてはんだを均一に溶融し、電子回路部品の取り外しを短時間で確実に行うことが可能な、電子回路部品のリペア方法を提供することにある。
【0007】
また、本発明は、電子回路部品の損傷を防いで確実に電子回路部品を取り外すことが可能な、電子回路部品のリペア方法を提供することにあることにある。
【0008】
また、本発明は、リペアを行う電子回路部品の加熱むらをおさえてはんだを均一に溶融し、電子回路部品の取り外しを短時間で確実に行うことが可能な、電子回路部品のリペア装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、基板上にはんだで接続された電子回路部品に赤外線照射手段で赤外線を照射して前記はんだを溶融し、負圧源及び該負圧源に通じる吸引路を備えた吸引手段で前記電子回路部品をその上方より負圧吸引して該電子回路部品を前記基板から取り外す、電子回路部品のリペア方法において、前記吸引手段における、少なくとも前記赤外線照射手段による前記電子回路部品への赤外線照射域に含まれる部位を、赤外線透過性材料で形成しておき、前記電子回路部品の上面の略全域に赤外線を照射することを第1の特徴としている。
【0010】
また、本発明は、前記第1の特徴を有する電子回路部品のリペア方法において、前記電子回路部品を負圧吸引するに際し、前記吸引路の吸引口と前記電子回路部品との間に赤外線透過性の緩衝治具を介装しておき、該緩衝治具を前記電子回路部品とともに前記吸引手段で負圧吸引することを第2の特徴としている。
【0011】
また、本発明は、基板上にはんだで接続された電子回路部品に赤外線を照射する赤外線照射手段と、負圧源及び該負圧源に通じる吸引路を備え前記電子回路部品を上方より負圧吸引する吸引手段とを具備した電子回路部品のリペア装置において、前記吸引手段における、少なくとも前記赤外線照射手段による前記電子回路部品への赤外線照射域に含まれる部位を、赤外線透過性材料で形成したを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。
【0013】
図1は、本発明に係る電子回路部品のリペア装置の一実施形態を示したものである。同図において、符号1はリペア装置を示している。
【0014】
同図に示したように、リペア装置1は、モジュール基板(基板)2上にはんだ3で接続されたLISチップ(電子回路部品)4に赤外線を照射する赤外線発振器(赤外線照射手段)5と、吸引ポンプ(負圧源)6及びこの吸引ポンプ6に通じる吸引路70を備えた吸引手段7とを具備している。
【0015】
また、リペア装置1は、密閉可能なチャンバー8を備えており、LSIチップ4のリペア作業はこのチャンバー8内にて行えるようになっている。
【0016】
前記赤外線発振器5は、チャンバー8の上方に配設されており、チャンバー8の上面に設けた赤外線透過用の窓80を通じて当該チャンバー8内に略垂直に赤外線を照射できるようになっている。赤外線発振器5は、本実施形態では、加熱対象であるLSIチップ4の上方に約100mm離れた位置から直径約30mmの照射スポットでLSIチップ4の表面を200℃以上に加熱可能なものを使用する。なお前記窓80の寸法は、リペアに供するLSIチップ4のパッケージ40の外形よりも大きく設定している。
【0017】
前記吸引手段7は、チャンバー8の奥部に配設されたモーター駆動の昇降機81で上下動する吸引アーム71を備えており、この吸引アーム71の先端部下面側には、後述する吸引ヘット10が取り付けられている。また、吸引アーム71の先端部上面側には、石英製の窓72が設けられており、赤外線発振器5から照射される赤外線を、この窓72を通じて下方に照射できるようになっている。なお、この窓72の寸法は、LSIチップ4のパッケージ40の外形よりも大きく設定されている。また、吸引アーム71の内部には、吸引ポンプ6に通じる吸引路70を形成する管路73が設けられている(図4(a)参照)。吸引手段7をこのように構成することにより、吸引路70を通じて、LSIチップ4を負圧吸引できるようになしてある。
【0018】
チャンバー8内には、モジュール基板2を位置決めするXYテーブル82が配設されている。このXYテーブル82は、モーター(図示せず)で送りねじを駆動させてテーブル83,84をガイドレール85,86に沿って水平面内の2方向に移動させる周知の移動テーブルである。このXYテーブル82のテーブル83上には、モジュール基板2を下方より加熱するプリヒーター87が配設されており、このプリヒータ87によって、必要に応じてモジュール基板2を下方から予備加熱できるようになしてある。
【0019】
また、チャンバー8の上方には、CCDカメラ88及び非接触温度計89が配設されており、このCCDカメラ88の映像を、図示しないディスプレイ装置上でモニタすることによって、オペレータがリペアに供されるLSIチップ4及びその位置の確認、並びにプリヒーター87による加熱温度の確認ができるようになしてある。
【0020】
さらに、リペア装置1は、リペア作業中におけるはんだ3の酸化を防止するために、チャンバー8内を窒素雰囲気に維持できるように窒素ボンベ90及びこの窒素ボンベ90からチャンバー8内に窒素ガスを導く配管91を備えている。
【0021】
図2に示したように、吸引ヘット10は、その内部に前記管路72に連通して前記吸引路70を形成する管路10aを備えた筒状の部材であり、その上端部にはLSIチップ4のパッケージ40の外形よりも大きな外形を有するフランジ部10bが設けられている。このフランジ部10bには、複数のねじ孔10cが設けられており、当該吸引ヘット10を前記吸引アーム71にねじ締結できるようになしてある。また、吸引ヘット10の下端部には、LSIチップ4のパッケージ40の外形より小さい口径の吸引口10dが設けられており、この吸引口10dにより、LSIチップ4を確実に吸引できるようになしてある。なお、この吸引ヘット10の形成材料は、石英を使用することが好ましいが、所望の耐熱強度を有する赤外線透過性材料であれば、他の材料で作製してもよい。
【0022】
上述のように赤外線発振器5からLSIチップ4への赤外線照射域に含まれる部位、すなわち、本実施形態では、吸引ヘット10自体及び吸引アーム71の先端部上端側に設けた窓、吸引ヘット10を、赤外線透過性材料である石英によって形成することにより、当該吸引ヘット10の吸引口10dの大きさにかかわらず、LSIチップ4のパッケージ上面の略全域に赤外線を照射できるようになしてある。
【0023】
図3は、本発明の方法において使用する緩衝治具11の一実施形態を示したものである。同図に示したように、緩衝治具11は、内部に管路11aを備えた筒状の石英製の治具であり、その上端部に平面視して矩形のフランジ部11bが形成されている。緩衝治具11の筒状壁部11cの外側には耐熱性を有するシリコーンゴム製のパッキン11dが配設されており、このパッキン11dは、その下端面が、前記筒状壁部11cの下端面よりも下方に位置するサイズのものが使用されている。筒状壁部11cの上端開口寸法は、吸引ヘット10の吸引口10dの口径よりも小さく設定されており、吸引ヘット10による上方からの吸引によって、当該緩衝治具11とともに、その下方に位置するLSIチップ4を確実に吸引できるようになしてある。この緩衝治具11も、所望の耐熱強度を有する赤外線透過性の材料であれば、石英以外の他の物で作製してもよい。
【0024】
次に、前記構成の電子回路部品のリペア装置1及び緩衝治具11を使用した電子回路部品のリペア方法の手順について説明する。
【0025】
まず、図4(a)に示したように、リペア作業に供する不良LSIチップ4を搭載したモジュール基板2を、プリヒーター87上に載置固定する。そして、該当するLSIチップ4上に緩衝治具11を載置し、チャンバー8内を密閉する。
【0026】
次に、モニターでCCDカメラ88(図1参照)の映像を確認し、XYテーブル82を移動させ、LSIチップ4が吸引ヘット10の下方の所定位置に位置するよう当該XYテーブル82を位置決めする。
【0027】
次に、チャンバー8内に窒素ガスボンベ90から配管91を通じて窒素ガスを導入し、チャンバー8内を窒素雰囲気とする。
【0028】
次に、局所加熱によるモジュール基板2の熱応力の発生を低減するため、予めプリヒーター87で当該モジュール基板2をその下方より所定温度に加熱する。
【0029】
次に、吸引アーム71を作動させて吸引ヘット10を緩衝治具11に接触させない程度に降下させる。そして、赤外線発振器5から赤外線を照射してLSIチップ4表面の加熱を行う。この際吸引ヘット10自体及び当該吸引ヘット10とLSIチップ4との間に介装させた緩衝治具11が、赤外線透過性の石英製であるので、照射される赤外線がこれらに妨げられることなく、LSIチップ4のパッケージ40上面の略全域にわたる広範囲に照射される。吸引取外しが可能な吸引ヘット10と当該LSIチップ4とのクリアランスは、例えば、吸引量200リットル/分の吸引力で、約50gのLSIチップを取外すのに必要なクリアランスは0.5mm以下である。
【0030】
次に、はんだ3が十分に溶融した後、吸引ポンプ6を動作させ、LSIチップ4の負圧吸引を行う。そして、図4(b)に示したように、昇降機81を作動させて吸引アーム71を上方に移動させる。このようにしてモジュール基板2からLSIチップ4の取り外しを終える。そして、モジュール基板2上に残存するはんだ3を周知の方法により除去する。
【0031】
次に、新たなLSIチップの再接続について説明する。
【0032】
不良LSIチップ4の取り外しを終えた後、新たなLSIチップを、取り外したLSIチップ4の搭載箇所に載置する。この新たなLSIチップの載置は、チャンバー8内の窒素雰囲気を開放した後、別途、搭載機等で搭載する。そして、再びチャンバー8内を窒素雰囲気にし、所定箇所に搭載した新たなLSIチップの上方から、赤外線発振器5による赤外線照射を行い、はんだを溶融させて接続を完了する。このはんだの溶融の際にも、吸引ヘット10が赤外線を遮ることなく透過するので、LSIチップのパッケージ表面の略全域に赤外線を照射することができ、従来に比べてはんだの溶融を短時間で均一に行うことができる。
【0033】
このように、本実施形態の電子回路部品のリペア装置1及びこれを用いたリペア方法によれば、吸引ヘット10及び緩衝治具11をともに赤外線透過性材料である石英で作製しているので、リペアを行うLSIチップ4の上面の略全面に赤外線を照射できる。従って、赤外線照射によるLSIチップ4の加熱むらをおさえることができ、はんだを短時間で均一に溶融できるため、LSIチップ4の負圧吸引による取り外しを短時間で確実に行える。また、吸引ヘット10によるLSIチップ4の吸引の際に、緩衝治具11を介装させているので、従来のように、LSIチップ4に直接吸引ヘット10の吸引口10dが接触することがない。従って、その損傷を確実に防ぐことができる。
【0034】
なお、前記実施形態では、図3に示したような、緩衝治具11を使用したが、この緩衝治具11に代えて、例えば、図5に示したような他の緩衝治具12を使用することもできる。この緩衝治具12は、平面視矩形の水平面部12aの略中央に開口部12bを有しその下面側周縁に垂下する周壁部12cを備えた石英製の緩衝治具である。水平面部12aの面積は、LSIチップ4のパッケージ40の外形より広く設定されており、周壁部12の下端面には、パッケージ40に対応した段部12dが形成されている。これにより、周壁部12cがLSI4のパッケージ40の上面周縁部に確実に当接し、負圧吸引が確実に行えるようになしてあるとともに、中央部に形成される空間Sによって、パッケージ40の表面形状が平坦でない場合等に対応できるようになしてある。また、開口部12bの口径は、上記吸引ヘット10の吸引口10dの口径よりも小さく設定されており、吸引ヘット10によるLSIチップ4の負圧吸引の際に、LSIチップ4とともに当該緩衝治具12も吸引できるようになしてある。この緩衝治具12を使用した場合にも、緩衝治具11の場合と同様に、加熱用の赤外線の照射を妨げることなくLSIチップを確実に負圧吸引することができる。
【0035】
上記実施形態では、吸引ヘットと緩衝治具とを別部材として設けたが、例えば、吸引ヘットを、図6に示した吸引ヘット13のように、吸引口13dのまわりにシリコーンゴム製のパッキン13eを配設した構成としてもよい。この吸引ヘット13は、吸引口13dまわりにパッキン13eを配設した以外は、上記実施形態の吸引ヘット10と同様に構成している。この場合吸引口13dの下端面よりもパッキン13eをその下端が下方に位置するように配設する。このような吸引ヘットを用いることによって、赤外線の照射は妨げず、吸引の際におけるLSIチップの損傷を防止するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果を奏する。
【0037】
前記第1の特徴を有する電子回路部品のリペア方法によれば、リペアを行う電子回路部品の加熱むらをおさえ、はんだを短時間で略均一に溶融することができる。従って、電子回路部品の取り外しを短時間で確実に行うことが可能である。
【0038】
また、前記第2の特徴を有する電子回路部品のリペア方法によれば、前記効果に加えて、吸引手段による電子回路部品の吸引の際に、電子回路部品と吸引口とが直接接触することがないため、その損傷を防ぐことができる。
【0039】
また、前記特徴を有する電子回路部品のリペア装置によれば、リペアを行う電子回路部品の加熱むらをおさえ、はんだを短時間で略均一に溶融することができる。従って、電子回路部品の取り外しを短時間で確実に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリペア装置の一実施形態を示す概略図である。
【図2】同リペア装置における吸引ヘットを示す図であり、(a)は側面図、(b)は底面図である。
【図3】本発明に係る電子回路部品のリペア方法に使用する緩衝治具の一実施形態を示す図であり、(a)は部分側断面図、(b)は底面図である。
【図4】同リペア装置を使用した電子回路部品のリペア方法の工程を示す図であり、(a)は電子回路部品に緩衝治具を載置し、赤外線を照射している状態を示す概略図、(b)は電子回路部品を緩衝治具とともに負圧吸引している状態を示す概略図である。
【図5】同リペア方法に使用する緩衝治具の他の実施形態を示す図であり、(a)は部分側断面図、(b)は底面図である。
【図6】吸引ヘットの他の実施形態を示す図であり(a)部分側断面図、(b)は底面図である。
【符号の説明】
1:リペア装置、2:モジュール基板(基板)、3:はんだ、4:LSIチップ(電子回路部品)、5:赤外線発振器(赤外線照射手段)、6:吸引ポンプ(負圧源)、7:吸引手段、70:吸引路、71:吸引口、11,12:緩衝治具。

Claims (2)

  1. 基板上にはんだで接続された電子回路部品に赤外線照射手段で赤外線を照射して前記はんだを溶融し、負圧源及び該負圧源に通じる吸引路を備えた吸引手段で前記電子回路部品をその上方より負圧吸引して該電子回路部品を前記基板から取り外す、電子回路部品のリペア方法において、
    前記吸引手段における、少なくとも前記赤外線照射手段から前記電子回路部品への赤外線照射域に含まれる部位を、赤外線透過性材料で形成しておき、前記電子回路部品の上面の略全域に赤外線を照射し、前記電子回路部品を負圧吸引するに際し、前記吸引路の吸引口と前記電子回路部品との間に赤外線透過性の緩衝治具を介装しておき、該緩衝治具を前記電子回路部品とともに前記吸引手段で負圧吸引することを特徴とする電子回路部品のリペア方法。
  2. 基板上にはんだで接続された電子回路部品に赤外線を照射する赤外線照射手段と、負圧源及び該負圧源に通じる吸引路を備え前記電子回路部品を上方より負圧吸引する吸引手段とを具備した電子回路部品のリペア装置において、
    前記吸引手段における、少なくとも前記赤外線照射手段から前記電子回路部品への赤外線照射域に含まれる部位を、赤外線透過性材料で形成し、前記吸引路の吸引口と前記電子回路部品との間に赤外線透過性の緩衝治具を介装しておき、前記吸引手段は、前記電子回路部品を負圧吸引するに際し、該緩衝治具を前記電子回路部品とともに負圧吸引することを特徴とする電子回路部品のリペア装置。
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