JP3783242B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は一般家庭で用いられ、衣類の洗浄、すすぎを低速回転するパルセータによって行ない、脱水を脱水槽の高速回転によって行なう全自動洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の全自動洗濯機は図4に示すような構成であった。すなわち本体1と、この本体1内にサスペンション2によって支持された水槽3と、天面を開口し底面に中空の脱水軸4を備えた脱水槽5と、前記脱水軸4は水槽3の底面に設けられた軸受け6によって支持されている。また8は脱水軸4内部に軸受け7によって支持された洗濯軸で、前記脱水槽5内部にパルセータ9を備えている。さらにこの洗濯軸8は駆動モータ10と連動している。11は脱水槽5に温風を吹き込む送風手段である。12は前記脱水槽5に固定された流体バランサーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成において、洗濯、すすぎ、脱水行程が終わると、駆動モータ10の動力によって、パルセータ9を回転させ衣類に遠心力をあたえる。この遠心力によって衣類は脱水槽5の上方へはね上げられる。これによって衣類を攪拌し送風手段11によって乾燥させる。
【0004】
しかしこの方法の課題として衣類を重力に逆らってはね上げるため、ある程度強い遠心力が必要となる。このため急速に加速された衣類は脱水槽壁面と摩擦し傷みやすく、さらにこの摩擦力がはね上げる高さに対して障害となっていた。
【0005】
本発明は上記課題を解決するものであり、脱水槽の内径を上方向に向かってテーパ状に徐々に広くすることによって、衣類の脱水槽壁面との摩擦を小さくし、効果的に衣類の攪拌を行う全自動洗濯機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の手段は、本体内にサスペンションを介して設けた水槽と、前記水槽に内設された脱水槽と、前記脱水槽の内底部に位置させたパルセータと、駆動モータと連係してこれら脱水槽、パルセータを回転駆動する脱水軸および洗濯軸と、前記脱水槽内に温風を吹き込み、衣類を乾燥する送風手段とを具備し、乾燥時には前記パルセータと送風手段を作動させるように構成し、かつ前記パルセータの遠心力に伴い衣類が脱水槽の内面を上方へ移動するように前記脱水槽の内径を上方向に向かってテーパ状に徐々に広くし、さらに、前記脱水槽の上方に設けたバランサーの下面に内径側が上位となるテーパ状の傾斜を設け、乾燥時に前記脱水槽の内面を上方へ移動した衣類が内方へ落下するようにしたものである。
【0007】
【作用】
前記本発明の手段によれば、洗濯、すすぎ、脱水行程が終わると、駆動モータの動力によって、パルセータを回転させ衣類に遠心力をあたえる。この遠心力によって衣類は脱水槽の上方へはね上げられる。これによって衣類を攪拌し送風手段によって乾燥させるわけであるが、遠心力によってはね上げられた衣類は脱水槽壁面と接触しながら上へ移動する。この時脱水槽の内径を上方向に向かってテーパ状に徐々に広くすることによって、遠心力により水平方向に力の加わる衣類を脱水槽壁面がその傾斜により衝突の反動力の一部を別方向へ開放するため、衣類と脱水槽壁面の接触抵抗を小さくできる。そして、遠心力によってはね上げられた衣類は脱水槽壁面に沿って上へ移動し、バランサーの底部に達する。このときバランサーは脱水槽から突出した状態であり、そのままではこのバランサーが衣類のさらなるはね上がりを阻止する結果となり、効率のよい撹拌が出来なくなるが、バランサー下方にテーパ状の傾斜を設けておけば、衣類の動きを阻害せずスムーズに攪拌でき、かつ、衣類が脱水槽の外方へ飛散しない。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、15は本体16に複数のサスペンション17によって、半拘束的に吊り下げられた水槽である。さらに水槽15は内部に脱水軸18によって軸支され、適宜通水孔19及び流体バランサー20を設け、内径を上方向に向かってテーパ状に徐々に広くした脱水槽21を有している。また22は前記脱水軸18を支持している軸受けである。さらに23は脱水軸18内部にメタル軸受け24によって支持された洗濯軸である。洗濯軸23は脱水槽21内に傾斜面25を有したパルセータ26が取り付けてあり、他端には駆動モータ27が連結されている。また28は前記水槽15の天面に固定された送風手段である。
【0009】
以上の構成における動作を説明する。洗濯、すすぎ、脱水行程が終わると、駆動モータ27の動力によって、パルセータ26を回転させ衣類に遠心力をあたえる。この遠心力によって衣類は外へはね飛ばされようとするが、前記パルセータ26の傾斜面25に沿って脱水槽21の上方へはね上げられる。これによって衣類を攪拌し送風手段によってむらのないように乾燥させるわけであるが、遠心力によってはね上げられた衣類は脱水槽21の壁面と接触しながら上へ移動する。この時脱水槽21の内径を上方向に向かってテーパ状に徐々に広くすることによって、衣類と脱水槽21の壁面の接触抵抗を小さくし、より高くはね上げることができる。さらに脱水槽21を高速で回転させることによっても、そのとき発生する遠心力で衣類を上方へ攪拌しやすくすることができる。
【0010】
次に本発明の第2の実施例を図2に基づいて説明する。この実施例において全自動洗濯機の全体構成は図1と同様であるので説明を第1の実施例のものを援用し、以下、相違点を中心に説明する。
【0011】
脱水槽21内に突出した流体バランサー20底面に、流体バランサー20の内径から下方向に内径が小さくなるテーパ状の傾斜29を設けた構成となっている。
【0012】
以上の構成における動作を説明する。洗濯、すすぎ、脱水行程が終わると、駆動モータ27の動力によって、パルセータ26を回転させ衣類に遠心力をあたえる。この遠心力によって衣類は脱水槽21の上方へはね上げられる。これによって衣類を攪拌し送風手段28によって乾燥させるわけであるが、遠心力によってはね上げられた衣類は脱水槽21壁面に沿って上へ移動し流体バランサー20の底部に達する。このとき流体バランサー20底面に、上方向に内径が小さくなるテーパ状の傾斜29を設けることによって衣類の動きを阻害せずスムーズに攪拌できる。
【0013】
次に本発明の第3の実施例を図3に基づいて説明する。この実施例において全自動洗濯機の全体構成は図1と同様であるので説明は第1のものを援用し、以下、相違点を中心に説明する。
【0014】
すなわち、パルセータ26に脱水槽21内に突出する弾性体30を設けた構成とする。洗濯、すすぎ、脱水行程が終わると、駆動モータ27の動力によって、パルセータ26を回転させ衣類に遠心力をあたえる。この遠心力によって衣類は脱水槽21の上方へはね上げられようとし、さらにこの時衣類のイナーシャによってたわんだ弾性体30の反発力に助長され、さらに高くはね上がり効果的な攪拌をおこなうことができる。
【0015】
以上各実施例の特長をまとめれば以下の通りとなる。
【0016】
(1)脱水槽の内径が上方にテーパ状に広がることにより、脱水行程に於ける遠心力により水平方向に力の加わる衣類を脱水槽壁面がその傾斜により衝突の反動力の一部を別方向へ開放するため、衣類と脱水槽壁面の接触抵抗を小さくでき、衣類の損傷を防止する事が出来る。さらに脱水槽を高速で回転させることによっても、上記したのと同様の理由で、そのとき発生する遠心力に基づき衣類を上方へ移動させ、攪拌しやすくなり、衣類の損傷を少なくする効果を有する。
【0017】
(2)脱水槽内に突出したバランサー下方に、バランサー内径から下方向に向け脱水槽内径に至るまでのテーパ状の傾斜を設けたることにより、衣類の動きを阻害せずスムーズに攪拌でき、かつ、衣類が脱水槽の外方へ飛散せずつねに内方へ落下し衣類の撹拌を促進することができる。
【0018】
(3)パルセータ上に脱水槽内方へ突出した弾性体を設け、脱水行程に於いて、衣類は、イナーシャによってたわんだ弾性体の反発力に助長され、より高くはね上げ効果的な攪拌をおこなうことができる。
【0019】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明は、衣類の攪拌を効果的に行うことによって、温風を均等に衣類に吹き付けむらのない効率的な乾燥を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す全自動洗濯機の縦断面図
【図2】 本発明の第2の実施例を示す全自動洗濯機の縦断面図
【図3】 本発明の第3の実施例を示す全自動洗濯機の縦断面図
【図4】 従来例における全自動洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
15 水槽
16 本体
17 サスペンション
18 脱水軸
20 バランサー
21 脱水槽
22 軸受
23 洗濯軸
25 傾斜面
26 パルセータ
27 駆動モータ
29 傾斜
30 弾性体

Claims (1)

  1. 本体内にサスペンションを介して設けた水槽と、前記水槽に内設された脱水槽と、前記脱水槽の内底部に位置させたパルセータと、駆動モータと連係してこれら脱水槽、パルセータを回転駆動する脱水軸および洗濯軸と、前記脱水槽内に温風を吹き込み、衣類を乾燥する送風手段とを具備し、乾燥時には前記パルセータと送風手段を作動させるように構成し、かつ前記パルセータの遠心力に伴い衣類が脱水槽の内面を上方へ移動するように前記脱水槽の内径を上方向に向かってテーパ状に徐々に広くし、さらに、前記脱水槽の上方に設けたバランサーの下面に内径側が上位となるテーパ状の傾斜を設け、乾燥時に前記脱水槽の内面を上方へ移動した衣類が内方へ落下するようにした全自動洗濯機。
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