JP3782499B2 - 支持フレームを備えた歯科用ポスト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は歯科用補綴構造を支持するためのアンカーに関し、特に、歯根株(tooth stub)の歯管(tooth canal)に挿入するための歯科用ポスト、および歯根株から上向きに延びる、その上に設けられた歯科用整復物を保持するための基底複合物(foundation complex)を形成するように好ましくは合成材料のような封泥(lutimg)材料によって取り巻かれた歯科用ポストの上部に捕えられてかみ合わされる支持フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
歯科技術において歯科用ポストはよく知られている。事故や怠慢や虫歯等によって歯肉線より上に延びる歯冠部分を失った歯は、ほとんどすべての場合、歯内治療の閉塞処置によって歯管から神経を取り除くことが必要であり、そこにおいて歯管は注意深く露出されて洗浄され、その根先を不浸透性のガタパーチャ材料で確実に密閉される。この治療に続いて、歯管は、人工歯冠またはジャケットクラウン代替物のためのアンカリング(anchoring)および支持用基底を形成するように予め作成されたあるいはまた注文して成形された金属製歯科用ポストを配設するためにしばしば所望の寸法および形状に広げられる。
【0003】
従来技術において数多くの歯科用ポストが提案されている。いくつかのポストでは、歯根株内における歯科用ポストの保持力を改善するために、セメントが受容される追加の面領域を設けるために外ねじを設けられる。しかしながら、従来の歯科用ポストに形成されたねじ山は保持力を助力するが、同時に、ねじ山は歯科用ポストの直径を減少し、これにより歯科用ポストの挿入および実際の利用中における折損の危険性を増加する。
【0004】
歯を整復するための数多くの歯科用ポストが従来技術において提案されており、単一のポストでは、現在、不動の適合(passive fit)、水平方向の剪断力に対する保持力およびその中の再治療のために歯槽管(dental canal)に再び入ることが必要なときのその将来的な修正を提供するような、その最適な性能を達成するために多くの本質的なエレメントを備えていない。更にまた、従来の歯科用ポストは、現在、高価な研究所の技術的処置や多数の病院を訪ね回る必要性を取ることなしに、このような治療を審美的および経済的に成し遂げることを可能にする手段を失っている。それ故、歯科用ポストの据え付けが最も経済的な方法である1回の治療(one-visit chairside procedure)で、自然歯根管形態学(natural root canal morphology)を備えた形状に調和するように歯管に不動状態で(passively)固着され、強い横方向支持構造を有しかつ作用、保持力および取外しの可能性(reversibility)の大部分の利点を提供し、そして審美性、使い易さおよび経済性の大部分の要求を満足して、容易に達成することができる歯科用ポストが要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、従来の歯科容疑術における問題を解決する改良された歯科用ポストを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、そこに設けられる歯科用整復物におけると同様に、歯根株における増強された保持可能性を備えた歯科用ポストを提供することにある。
【0007】
本発明の別の目的は、水平方向の剪断力に耐える支持フレームを設けられた歯科用ポストを提供することにある。
【0008】
本発明のまた別の目的は、その中の再治療のために歯管に再び入るための将来的な修正を可能にする支持フレームを設けられた歯科用ポストを提供することにある。
【0009】
本発明の更に別の目的は、その上に捕えられてかみ合わせられる支持フレームを設けられた歯科用ポストを提供することにある。
【0010】
本発明の更にまた別の目的は、その上に人工歯冠またはジャケットを受容するように歯根株にアンカー止めされる積層された合成/金属製基底複合物を作成するように、好ましくは鋳型成形可能で、自己重合型で、歯の色の合成物のような封泥材料に取り囲まれて捕えられる支持フレームを設けられた歯科用ポストを提供することにある。
【0011】
本発明のまた更に別の目的は、利用の簡略化を提供し、単純な組立を容易にし、従来技術において一般的に必要であった高価な研究所の技術的処置や多数の病院を訪ね回ることなしに1回の治療で容易に遂行することのできる審美的および経済的な治療を可能にする支持フレームを設けられた歯科用ポストを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
概説すると、本発明によれば、その上に捕えられてかみ合わせられ、そして、歯根株に歯科用整復物を確実に支持するための積層された合成/金属製基底複合物を作成するように、好ましくは鋳型成形可能で、自己重合型で、歯の色の合成材料のような封泥材料に取り囲まれてかみ合わせられる支持フレームを有する歯科用ポストが提供される。ポストは、準備された歯管に合わせて適合するための平滑な円錐状の下方端部分と、合成材料と係合するために歯管に不動状態で適合するねじ山部分と、整復された歯に作用する曲げおよび剪断力に耐えるようにより大きな強度を与える非ねじ山部分と、歯管から歯科用ポストを取り出すために歯科用ポストを回して硬化された合成材料から外すことができる方形部分と、テーパ付き部分と、支持フレームと係合するための歯科用ポストの上端部のたがね状部分とを備える。
【0013】
支持フレームは、歯科用ポストの上部にまたがるための一対の対向した脚部と、脚部を共に結合する屈曲部分とを備え、屈曲部分は歯科用ポストと支持フレームを共に捕えてかみ合わせるためにそこを通るたがね状部分を受容するためのスロットを有し、歯根株に形成されたステップに着座するための一対のパッドが脚部の下端部から外向きに横方向に延びており、そこを通る合成材料を受容しそして脚部の曲げを防止するために脚部の構造を補強するように二股状の脚部分がパッドに対して一定の回転位置にねじられることができるように細長いスロットが脚部に形成されている。歯科用ポストのたがね状部分はスロットを通って支持フレームの屈曲部分に挿入され、次いで歯科用ポストと支持フレームを共にかみ合わせるように90度回される。
【0014】
後述から明らかとなるものと同様に、上述および追加の目的および利点を考慮すると、本発明は以下に述べる添付の好適な実施例の図面に例示されて説明される装置、組合せおよび取合せにより構成される。
【0015】
図中、同様な参照符号が同様な部分に付されている。
【0016】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、図1は本発明による歯科用ポスト10および支持フレーム12を示している。歯科用ポスト10は適当な金属材料から作成され、そしてその長手方向の一端部に、後述する準備された歯管に合わせて適合する平滑な円錐状の下方端部分14を有する細長い本体を備える。隣接して上方に指向された部分16は準備された歯管に、後に詳述される歯管の壁との間でいかなる係合をも行うことなしに、不動状態で適合するようにその外面に形成された外ねじ18を有する。その次に隣接して上方に指向された部分20はねじ山を付けられておらず、そして整復された歯に作用する曲げおよび剪断力に耐えるように非ねじ山部分20がより大きな強度を与えるために、ねじ山18の大寸側直径と同じ直径を有する。
【0017】
その次に隣接して上方に指向された部分22は、後に詳述する歯科用ポスト10を回して外すときに部分22が器具と係合できるように、非円形の輪郭形状を有する。好ましくは、部分22は、当該分野で周知の従来の方形ソケットキーに係合できる方形形状を有する。その次に隣接して上方に指向された部分24は、部分22から上方に離れるに従ってその上方の厚さを減少するように延びるように内方にテーパ付けられる。
【0018】
最終的に、その次に上方に指向された部分26は、歯科用ポスト10の長手方向頂端部に配置される。部分26の長手方向長さは、テーパ付き部分24と共にT字形配列を形成するように、歯科用ポスト10の長手方向軸に対して横方向に延び、そして横方向に延びた尖頭状の上端縁28を備えたたがね状構造を設けるように三角形の断面形状を有しており、その機能については後述する。更に、たがね状部分26は方形部分22の対角線の長さとほぼ同じ長さであるが、後に詳述する方形部分22との係合時に慣用の方形ソケットキーがたがね状部分26に挿入できるように、それを超えることはない。
【0019】
支持フレーム12は、薄く、高弾力性の適当な金属から、好ましくは歯の色の不透明な材料で被覆されるかまたはセラミック面を設けられて、作成されるのが好ましい。代替的に、支持フレーム12は適当なプラスチック材料またはセラミック材料から作成できる。
【0020】
前述したように力に耐えそして合成材料を支持してかみ合うように多数の直線方向に形成された支持フレーム12は、V字形構造を設けるように屈曲部分34によって共に結合される対向した脚部30,32を備える。しかしながら、屈曲部分34はU字形形状を設けるように円弧状に湾曲させ、そして大臼歯のようなより大きな奥歯に用いるために脚部30,32間の間隔を増加するように長さを延ばすことさえも可能であることを理解されたい。細長く、長手方向に延びたスロット36が屈曲部分34に設けられ、それによりスロット36は屈曲部分34の頂点から支持フレーム12の対向した両側に下向きに延びる。従って、スロット36は、その機能について後述される一対の肩部38,40を屈曲部分34の頂点に形成する。スロット36の幅はたがね状部分26の基部の幅、そしてまたテーパ付き部分24の減少された最上部の厚さとほぼ同じまたは僅少大きな寸法であることに注目されたい。
【0021】
一対の足部またはパッド42,44が脚部30,32の下端部から横方向外向きに相互に離間する対向方向にそれぞれ延びる。脚部30,32を相互に接近または離間するように曲げることができる支持フレーム12の調節自在性によって、パッド42,44は、咀嚼機能およびその他の機能並びに疑似機能(parafunction)ジョーおよび歯の運動中に、後述する基底複合物の剪断および追い出しを避けるために歯根株の最大幅部分に調節できる。
【0022】
一対の細長い、長い方向に延びるスロット46,48が脚部30,32にそれぞれ設けられ、そこにおいてスロット46,48は、脚部30,32を二股に分けるようにパッド42,44にそれぞれ延びる。以下に示すように、合成材料は、脚部30,32を合成材料で支持してかみ合わせるようにスロット46,48を通って延びる。更に、スロット46,48は、脚部30,32がその長手方向長さに沿って横方向に曲げられるのを防止するために脚部30,32の構造を補強するように、脚部30の二股状部分50,52および脚部32の二股状部分54,56をパッド42,44に対して一定の回転位置にそれぞれねじることが可能である。
【0023】
図2〜図7を参照して、補綴構造に関する本発明の組立体を説明すると、歯科用ポスト10および支持フレーム12の機能およびその他の状況が明らかとなってくる。図2は歯肉62の領域にある歯根株60を示し、そこにおいて歯肉62の領域の上に延びる歯の頂(coronal)部分は事故や怠慢や虫歯等によって失われている。典型的に、歯はまず削られ、そして神経は歯内治療の閉塞処置によって歯管66から取り除かれる。
【0024】
歯管は歯管66から髄を取り除くように注意深く広げられて洗浄され、次いで歯管の頂部は不浸透性のガタパーチャ材料で確実に密閉される。歯科用ポスト10の滑らかな円錐状の下方端部分14に合わして適合するように歯管66を所望の所定の寸法および形状に広げるために特殊な方形の輪郭付け用リーマ68が用いられ、それにより滑らかな円錐状の下方端部分14がその中に合わされて受容される。加えて、一対の対向した直角なステップ70,72が、舌面から口腔面に延びる歯根株60の最大幅の区域で歯根株60の棚部に歯管66に隣接して形成される。
【0025】
その後、図3に示すように、歯科用ポスト10は、歯科用ポスト10が直立位置に支持されるように、ぴったり合った釣合配列で歯管66に挿入される。この位置において、たがね状部分26の対向した両端は、歯根株60のステップ70,72の方向へ外向きに面して整合される。滑らかな円錐状の下方端部分14だけが歯管66の壁と係合し、かくしてコートスクリュ(corkscrew)効果を防止することに注目されたい。このとき、ねじ山部分16は、ねじ山部分16のねじ山18が歯管66の壁に係合しないように、歯管66に不動状態で適合される。更に、歯科用ポスト10の非ねじ山部分20は、前述したような整復された歯に作用する曲げおよび剪断力に耐えるためにより大きな強度を与えるように歯根株60の上面64を横切って配置されるのが好ましい。
【0026】
支持フレーム12は、パッド42,44が歯根株60のそれぞれのステップ70,72上に整列されるように、歯科用ポスト10に保持され、そこにおいて、前述したように、脚部30,32はステップ70,72との整合位置にパッド42,44の部分を調節するようにそれぞれ曲げられることができる。この位置において、支持フレーム12の屈曲部分34の細長いスロット36は歯科用ポスト10のたがね状部分26に直接かぶさって整合される。支持フレーム12は、たがね状部分26の尖頭上端縁28が細長いスロット36を介してたがね状部分26を案内するように、歯科用ポスト10へ下降される。
【0027】
細長いスロット36がたがね状部分26を通り抜けると、パッド42,44はそれぞれのステップ70,72に載置することになり、それにより支持フレーム12の脚部30,32は、図4に示すように、歯科用ポスト10の上部にまたがる。歯根株60ののステップ70,72の深さは、図4に示すような支持フレーム12の適切な位置を得るために修正できることを理解されたい。更に、テーパ付き部分24の下向きのテーパを増大することによって、スロット36は、たがね状部分26に隣接したテーパ付き部分24の縮小された最上端の厚さ部位で係合され、そしてテーパ付き部分24よりも更に下方へ滑り落ちるのを防止される。
【0028】
歯科用ポスト10は、歯科用ポスト10からのそのいかなる側および下方への外れを防止するために、図5に示すように、歯科用ポスト10に支持フレーム12を捕えてかみ合わせるように、いずれかの方向へ、90度回転される。この位置において、屈曲部分34はテーパ付き部分24の縮小された最上端の厚さ部位に捕えられて保持され、このとき、たがね状部分26の幅広な基部の下面は、支持フレーム12を保持するためにその保持力を付与するように、支持フレーム12の屈曲部分34の頂点で肩部38,40に係合され、そして歯科用ポスト10は、後述するように、後続する積層および封泥処置中、適所に確保される。パッド42,44は、後述するように、咀嚼機能およびその他の機能並びに疑似機能ジョーおよび歯の運動中に、基底混合物の剪断および追い出しに対する広い支持基部を設けるように、それぞれのステップ70,72に確実に着座されることに注目されたい。
【0029】
支持フレーム12および歯科用ポスト10は、鋳型成形可能で、自己重合型で、歯の色の合成材料74、または歯科技術において知られているその他の適当な封泥材料に取り囲まれてかみ合わせられ、そこにおいて合成材料74はねじ山部分16の回りの歯管66に延びる。合成材料74は当該技術において周知の方法によって詰められ、そして歯科用ポスト10と支持フレーム12を組み合わせて、歯根株60にアンカー止めされた積層された合成/金属製基底合成物76を作成するように硬化できる。詰められて硬化された合成材料74は次いで、図6に示すように、人工歯冠またはジャケットのための基底を設けるように周知のダイヤモンド道具で所望の形状に下準備される。
【0030】
代替的な方法において、歯科用ポスト10と支持フレーム12は、最初に、上述したように相互にかみ合わせ、次いで、図5に示すように、組み立てられたユニットとして歯管66に装着でき、かくして、図3および図4に示す段階を通過できることに注目されたい。同様に、歯科用ポスト10と支持フレーム12は、最初に、前述したように、組み立てられたユニットとして相互にかみ合わせ、次いで、合成材料74によって取り囲まれ、その後、歯管66に挿入でき、それにより合成材料74が詰められて硬化され、次いで、図6に示すように所望の形状に下準備されることもできる。
【0031】
図6に示すように、基底混合物76が形成されると、歯科技術において一般的な技術に従って、現在の陶材歯冠またはジャケットについての要求に調和された審美的に歯の色に色付けされた地色を有する所望の形状を設けるために、図7に示すように、その中に基底混合物76を封入するように、人工歯冠またはジャケットのような補綴構造物または歯科用整復物78が歯根株60の上面64に適切に設けられる。
【0032】
上述した準備および取付けは最も経済的な方法である1回の治療で容易に達成できることに注目されたい。かくして、強い横方向の支持フレームと共に自然歯根形態学を有する形状に適合する不動状態でセメント止めされた歯科用ポストと、強く、広範に用いられる合成材料との組合せは、機能、保持力および取外しの可能性の大部分の利点を提供する。前述した基底混合物76を形成する歯科用ポスト10の設計、横方向の支持フレーム12の構造および合成材料74は、ジャケット歯冠78と共に、完成された歯に整復するための基本的なエレメントであり、そして審美性、使い易さおよび経済性の大部分の要求を満足する。
【0033】
歯科用ポスト10はいかなるときでも歯管66から安全に取り外すことができることにまた注目されたい。従って、まず、ジャケット歯冠78、合成材料74の上方の部分および支持フレーム12が取り除かれる。次いで、歯科用ポスト10の上方の部分を露出するように、歯科技術において慣用の方法で、歯科用ポスト10の方形部分22を取り囲む合成材料74が取り払われる。次いで、前述した方形ソケットキーが歯科用ポスト10の上方の自由端部のたがね状部分26に挿入され、歯根株60を損傷することなしに、歯科用ポストを回して(反時計方向へ)歯管66内のねじ山部分16を取り囲む硬化された合成材料74から外すために、方形部分22に係合される。
【0034】
ここに説明した構造の数多くの代替は当業者に示唆されるであろう。しかしながら、ここに開示したものは本発明の好適な実施例に関するものであり、それは例示のためだけであり、そして本発明を限定するものとして解釈されるべきでないことを理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歯科用ポストおよび支持フレームの分解斜視図である。
【図2】歯管を所望の寸法および形状に広げた特殊な方形の輪郭付け用リーマを示す、歯根株を通る断面図である。
【図3】準備された歯管に配置された歯科用ポストを示す図2と同様な断面図である。
【図4】歯科用ポストに配置された支持フレームを示す図3と同様な断面図である。
【図5】歯科用ポストに係合された支持フレームを示す図4と同様な断面図である。
【図6】その中に歯科用ポストのねじ山部分を包み込み、そしてまた所望の形状を設けるようにように合成材料を準備されて、支持フレームを取り囲むように歯根株に配設された合成材料を示す図5と同様な断面図である。
【図7】修復された歯を設けるようにその中に合成材料を配設されて包み込む歯科用整復物を示す図6と同様な断面図である。
【符号の説明】
10 歯科用ポスト
12 支持フレーム
14 平滑な円錐状の下方端部分
16 ねじ山部分
20 非ねじ山部分
22 方形部分
24 テーパ付き部分
26 たがね状部分
30,32 脚部
34 屈曲部分
36 スロット
38,40 肩部
42,44 パッド
46,48 スロット
60 歯根株
66 歯管
70,72 ステップ
74 合成材料
76 積層された合成/金属製基底合成物
78 歯科用整復物

Claims (15)

  1. その中に管を有する準備された歯根株に歯科用整復物を保持するための支持フレームであって、
    歯科用ポストの上部にまたがるための一対の対向した第1および第2脚部と、
    前記第1および第2脚部に共に結合する屈曲部分と、
    そこを通る歯科用ポストの上方部分を受容するために前記屈曲部分に延びる開口部材と、
    歯科用ポストの上方部分が前記開口部材を通って挿入されそして歯科用ポストが前記屈曲部分に対して90度回されたのちに前記支持フレームと歯科用ポストを共に捕えてかみ合わせるように歯科用ポストの上方部分を係合するために前記開口部材の対向した両側で前記屈曲部分に設けられる肩部材と
    から構成されることを特徴とする支持フレーム。
  2. 前記屈曲部分は前記支持フレームにV字形形状を与えるように頂点を有することを特徴とする請求項記載の支持フレーム。
  3. パッド部材が歯管に隣接した歯根株に設けられたステップに着座するために前記脚部と横方向に整合されて前記脚部の下方端部に設けられることを特徴とする請求項記載の支持フレーム。
  4. 長手方向に延びる細長いスロットが前記脚部を分岐する(bifurcate)ように前記脚部の各々に設けられることを特徴とする請求項記載の支持フレーム。
  5. 前記脚部の各々の分岐された各脚部分はその横方向への曲げを防止するために脚部の各々のための補強された脚構造を設けるように一定の回転位置にねじられることを特徴とする請求項記載の支持フレーム。
  6. その中に管を有する準備された歯根株に歯科用整復物を保持するための歯科用ポストおよび支持フレーム組立体であって、
    前記歯科用ポストは歯管に挿入するための下方の第1端部分と、それに対向した上方の第2端部分とを有する細長い本体を有し、
    前記支持フレームは、前記歯科用ポストの第2端部分にまたがるための一対の対向した第1および第2脚部と、該第1および第2脚部に共に結合する屈曲部分とを備え、
    前記支持フレームには、該支持フレームと前記歯科用ポストを共に捕えてかみ合わせるように前記歯科用ポストの第2端部分と共作動するための係合部材が設けられる
    ことを特徴とする組立体。
  7. 前記係合部材はそこを通る前記第2端部分を受容するために前記屈曲部分に延びる開口部材と、前記第2端部分が前記開口部材を通って挿入されそして前記歯科用ポストが前記屈曲部分に対して90度回転されたのちに前記第2端部分の下側に係合するために前記開口部材の対向した両側に肩部材とを備えることを特徴とする請求項記載の組立体。
  8. 前記第2端部分は、横方向に延びた尖頭上端縁を設けるように前記ポスト本体の長手方向軸を横断して延びるたがね状構造を有することを特徴とする請求項記載の組立体。
  9. 前記ポスト本体のテーパ付き部分が前記第2端部分に隣接して配設され、該テーパ付き部分は、その上の屈曲部分を捕えるために前記第2端部分で減少された厚さ部分を設けるように前記第2端部分に向かってその厚さを減少されることを特徴とする請求項記載の組立体。
  10. 前記下方の第1端部分は、歯管に合わせて適合するために滑らかな円錐形形状を有することを特徴とする請求項記載の組立体。
  11. 前記ポスト本体は、歯科用ポストが歯管から引き出されるのを防止するようにそしてまた前記歯科用ポストを歯管から取り戻すことができるように固定材料と共作動する第1部材を備え、該第1部材はねじ山部分を備え、該ねじ山部分は固定材料と係合する一方、歯科用ポストを歯管から取り外すためにねじ山部分を回して固定材料から外すことができ、前記ポスト本体も前記ねじ山部分を回して固定材料から外すのを容易にするための第2部材を備え、該第2部材は非円形部分であることを特徴とする請求項記載の組立体。
  12. 前記非円形部分は方形形状を有し、前記第2端部分は該非円形部分の対角線と等しい横方向長さを有することを特徴とする請求項11記載の組立体。
  13. 前記屈曲部分は、前記支持フレームにV字形形状を設けるように頂点を有することを特徴とする請求項記載の組立体。
  14. 歯管に隣接した歯根株に設けられたステップに着座するためにパッド部材が前記脚部の下端部に脚部と横方向に整列されて設けられることを特徴とする請求項記載の組立体。
  15. 長手方向に延びる細長いスロットが前記脚部を分岐するように前記脚部の各々に設けられ、該脚部の各々の分岐された各脚部分は、該脚部が横方向に曲げられるのを防止するために該脚部の各々に補強された脚構造を設けるように一定の回転位置にねじられることを特徴とする請求項記載の組立体。
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KR101798783B1 (ko) * 2016-08-08 2017-11-17 고려대학교 산학협력단 고정구 및 이를 포함하는 치아 임플란트용 픽스쳐
WO2018030662A1 (ko) * 2016-08-08 2018-02-15 고려대학교 산학협력단 고정구 및 이를 포함하는 치아 임플란트용 픽스쳐

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