JP3782261B2 - 携帯可能電子装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ICチップおよび不揮発性メモリを内蔵したICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯可能電子装置としてのICカードは、書き込みおよび書き換えが可能なメモリとしての不揮発性メモリや制御素子としてのCPUなどを有するICチップが内蔵されている。このようなICカードでは、外部からのデータの入出力を行う手段を備えている。
【0003】
上記のようなICカードのメモリでは、データが階層構造で管理される。例えば、最も上の階層としてマスタファイル(MF)がある。このMFの下の階層にデディケイテッドファイル(DF)がある。さらに、このDFの下の階層にエレメンタリーファイル(EF)がある。
【0004】
ICカードのメモリ内で、異なるDF間(仮に、DF−A,DF−Bとする)でEFを共有する場合、EFのリンク機能を用いてEFの共有化を行っていた。すなわち、具体的には、EF1を共有する場合、DF−A内に実データの格納されたEF1を創生する。そして、DF−B内では、定義情報のみで実データを持たない、EF1にリンクする命令のみで構成されるEF(リンクEF)2を創生する。これにより、どちらのDFから参照しても、DF−A内の実データの格納されたEF1を参照できるようにしている。
【0005】
上記の技術のように、DF−AとDF−B間で実データ量が少なく、かつ複数のEFをリンクする場合、リンクの目的の1つである共通データを共有化することでメモリ(EEPROM)内に格納する実データ量を減らす事が出来る。
【0006】
しかしながら、各々のリンクしたEFに対して定義情報が必要であるため、その効果は小さい。このため、データをリンク(共有化)させる場合に、メモリ内に格納するデータ量を大幅に減量することができる携帯可能電子装置が要望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、メモリ内に格納するデータ量を大幅に減量することができるICカードが要望されているもので、データをリンクさせる場合に、メモリ内に格納するデータ量を大幅に減量することができるICカードを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の一形態としてのICカードは、固有な識別子を示す固有情報およびリンク先を示すリンク情報を有する第1のファイルを定義する第1の定義情報と、前記第1の定義情報により定義される何れかの第1のファイルの固有情報を有するデータファイルとしての第2のファイルを定義する第2の定義情報と、前記第2の定義情報により定義されるデータファイルとしての第2のファイルに格納されるデータと、を記憶する不揮発性メモリと、アクセス対象とする第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、アクセス対象とする第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイル、アクセス対象とする第1のファイルのリンク先としての他の第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイルにアクセスする制御手段とを有する。
【0010】
この発明の一形態としてのICカードは、固有な識別子を示す固有情報およびリンク先を示すリンク情報を有する第1のファイルを定義する第1の定義情報と、前記第1の定義情報により定義される何れかの第1のファイルの固有情報を有するデータファイルとしての第2のファイルを定義する第2の定義情報と、前記第2の定義情報により定義されるデータファイルとしての第2のファイルに格納されるデータと、を記憶する不揮発性メモリと、アクセス対象とする第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、アクセス対象とする第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイル、アクセス対象とする第1のファイルのリンク先としての他の第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイルにアクセスする制御手段と、外部からコマンドを受信する通信手段とを有し、前記制御手段は、前記通信手段により外部から第1のファイルを他の第1のファイルリンクさせるコマンドを受信した場合、リンク元の第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての第1のファイルの固有情報付加する付加手段を有する。
【0011】
この発明の一形態としてのICカードは、固有な識別子を示す固有情報およびリンク先を示すリンク情報を有する第1のファイルを定義する第1の定義情報と、前記第1の定義情報により定義される何れかの第1のファイルの固有情報を有するデータファイルとしての第2のファイルを定義する第2の定義情報と、前記第2の定義情報により定義されるデータファイルとしての第2のファイルに格納されるデータと、を記憶する不揮発性メモリと、アクセス対象とする第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、アクセス対象とする第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイル、アクセス対象とする第1のファイルのリンク先としての他の第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイルにアクセスする制御手段とを有し、前記制御手段は、前記第1のファイルをロックする際、ロックする第1のファイルを定義する定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、リンク先の第1のファイルもロックする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
この実施の形態は、本発明の携帯可能電子装置をICカードに適用したものである。図1は、携帯可能電子装置としてのICカード11を利用したICカードシステムの全体構成を概略的に示す図である。
【0015】
このICカードシステムは、ICカード11、カードリーダ/ライタ12、端末13、キーボード14、CRT15、プリンタ16から構成されている。上記ICカード11は、カードリーダ/ライタ12を介して端末13と接続される。また、上記端末13は、キーボード14、CRTディスプレイ15、およびプリンタ16とを接続される。
【0016】
上記カードリーダライタ12は、コネクタ(コンタクト部)等の接触式あるいはアンテナを用いた無線式(非接触式)で構成される。このカードリーダライタ12は、上記端末13の制御に基いてICカード11とのデータのやり取りを行う。上記キーボード14は、コマンドやその他のデータを入力する。上記CRTディスプレイ15は、各種データを表示したり、操作案内などを表示する。上記プリンタ16は、処理結果などの各種データを印刷出力する。
【0017】
図2は、ICカード11の構成を概略的に示すものである。ICカード11は、制御素子(CPU)101、データメモリ102、ワーキングメモリ103、プログラムメモリ104、コンタクト部105などから構成されている。これらのうち、制御素子101、データメモリ102、ワーキングメモリ103、プログラムメモリ104(図2の破線内の部分)は、ICチップ100で構成されている。上記ICチップ100と上記コンタクト部105とは一体的にICモジュール化されて、プラスチックカードなどで形成されるICカード11の本体内に埋設されている。
【0018】
上記制御素子101は、例えばCPUで構成され、ICカード全体を制御する制御部として機能する。
【0019】
上記データメモリ102は、記憶内容の消去が可能な不揮発性のメモリである。このデータメモリ102は、各種データの記憶に使用され、たとえば、EEPROMなどで構成されている。
【0020】
上記ワーキングメモリ103は、上記制御素子101が処理を行う際の処理データを一時的に保持するためのメモリである。このワーキングメモリ103は、たとえば、RAMなどの揮発性メモリで構成される。
【0021】
上記プログラムメモリ104は、制御素子101によりICカードを制御するための制御用のプログラムなどが記憶される。このプログラムメモリ104は、たとえば、マスクROMで構成される。
【0022】
上記コンタクト部105は、上記カードリーダ/ライタ12との電気的な接触を得るための接触部分である。
【0023】
なお、ICカード11は、上記コンタクト部105の代わりにアンテナを用いることにより、アンテナとICチップとから構成される非接触式の無線カードや無線タグとして用いるようにしても良い。このようにコンタクト部105の代わりにアンテナを用いる場合、上記カードリーダライタ12は、アンテナを用いた非接触式のもので構成される。
【0024】
次に、上記データメモリ102に記憶されるデータの構成を図3に示す。データメモリ102は、キー情報201、DF(デディケイテッドファイル;第1のファイル)定義情報202、205、…,EF(エレメンタリーファイル;第2のファイル)定義情報203、204…、およびEFデータエリア206、207で構成される。
【0025】
上記キー情報201は、アクセス権を確立するための情報である。このキー情報201により照合あるいは認証を行う。DF定義情報(DF1)202は、DF1の定義情報である。DF定義情報(DF2)205は、DF2の定義情報である。EF定義情報(EF1−1)203は、DF1配下のEF1−1のEF定義情報である。EF定義情報(EF1−2)204は、DF1配下のEF1−2のEF定義情報である。データエリア(EF1−2)206は、EF定義情報(EF1−2)204によって定義されるデータ格納エリアである。データエリア(EF1−1)207は、EF定義情報(EF1−1)203によって定義されるデータ格納エリアである。
【0026】
図4は、DF定義情報300(202、205)の構成例を示す図である。
【0027】
DF定義情報300は、ファイル識別子301、DF名302、アクセス条件303、リンク情報304、DF固有番号305、ロックステータス306、およびファイルチェックバイト307から構成されている。
【0028】
上記ファイル識別子301は、ファイルの種類毎にユニークな情報である。このファイル識別子301により処理対象のファイルが検索される。上記DF名302は、DF名が格納されている。上記アクセス条件303は、DFのアクセス条件が格納されている。
【0029】
上記リンク情報304は、リンクするDFの有無あるいはリンクするDFを示す情報が格納される。このリンク情報304は、例えば,リンクするDFが無い通常のDFの場合、00という情報が設定され、リンクするDFを有する場合、アクセス対象(リンク先)となるDFのDF固有番号が設定される。また、リンク先のDFは、複数設定するようにしても良い。この場合、複数のリンク先のDFの固有番号をそれぞれリンク情報として設定する。これにより、1つのDFに対して複数のDFにリンクさせることができる。
【0030】
上記DF固有番号305は、DFごとに固有な番号が設定される。このDF固有番号は、DFごとに異なっており、DFの創生時に内部的に設定される。00以外の番号であり、上記ロックステータス306は、DFのロック状態を示している。例えば、FF(特定値)の場合は、DFがロックしていない通常の状態を示す。上記ファイルチェックバイト307は創成されたDFの正当性をチェックするためにファイル識別子からファイルチェックバイトまでに対して排他的論理和(exclusive−OR)をとったときにゼロとなる値が設定される。
【0031】
図5はEF定義情報400(203、204)の構成を示す。
【0032】
EF定義情報400は、ファイル識別子401、DF固有番号402、EF−ID403、サイズ404、データエリア先頭アドレス405、アクセス条件406、およびファイルチェックバイト407などから構成されている。
【0033】
上記ファイル識別子401は、ファイルの種類毎にユニークな情報である。このファイル識別子401は、ファイルの検索する。上記DF固有番号402は、EFが属しているDFのDF固有番号が格納されている。上記EF−ID403は、EFの識別番号が格納されている。上記サイズ404は、データエリアのサイズが格納されている。上記データエリア先頭アドレス405は、データエリアの先頭アドレスが格納されている。アクセス条件406は、EFのアクセス条件が格納されている。ファイルチェックバイト407は創成されたEFの正当性をチェックするためにファイル識別子からファイルチェックバイトまでに対して排他的論理和(exclusive−OR)をとったときにゼロとなる値が設定される。
【0034】
図6は、上記ワーキングメモリ103内の構成を示す図である。
【0035】
上記ワーキングメモリ103には、ステータスフラグ501、およびカレントDF定義情報502を有している。
【0036】
上記ステータスフラグ501は、アクセス権が確立されたことを示すフラグである。このステータスフラグ501は、上記キー401の照合あるいは認証によって設定される。上記カレントDF定義情報502は、カレントDF(現在有効DF)の定義情報である。
【0037】
図7は、リンクするDFを設定する際に用いるDFリンクコマンド600のコマンドフォーマットを示す図である。
【0038】
このDFリンクコマンド600は、コマンドヘッダ601、リンク先DF名602から成り立っている。コマンドヘッダ601には、DFリンクコマンドであることを示す情報が格納される。また、リンク先DF名602には、カレントDF定義情報502で指定されるカレントDFとリンクさせるDFを示すDF名が格納される。
【0039】
このDFリンクコマンド600を端末13からカードリーダライタ12を介してICカード11が受信すると、ICカード11の制御素子101はカレントDFとリンク先DF名602で指定されるDFとをリンクさせる。
【0040】
図8は、DF(ファイル)を選択する際に用いられるDF選択コマンド700のコマンドフォーマットを示す図である。
【0041】
このDF選択コマンド700は、コマンドヘッダ701、DF名702から構成される。コマンドヘッダ701には、DF選択コマンド700であることを示す情報が格納される。また、DF名702には、カレントDFとして選択するDF名が格納されている。
【0042】
このDF選択コマンド700を端末13からICカード11が受信すると、ICカード11の制御素子101はDF名702で指定されたDFをカレントDFとして選択する。
【0043】
図9は、DFをロックする際に用いられるDFロックコマンド800のコマンドフォーマットを示す図である。このDFロックコマンド800は、DFロックコマンドであることを示す情報が格納されるコマンドヘッダから構成されている。
【0044】
このDFロックコマンド800を端末13からICカード11が受信すると、ICカード11の制御素子101はカレントDFをロックする。
【0045】
図10は、DFのロック状態をロックから解除(アンロック)にする際に用いられるDFアンロックコマンド900のコマンドフォーマットを示す図である。このDFアンロックコマンド900は、DFアンロックコマンドであることを示す情報が格納されるコマンドヘッダから構成されている。
【0046】
このDFアンロックコマンド900を端末13からICカード11が受信すると、ICカード11の制御素子101はカレントDFをアンロックする。
【0047】
また、上記DFリンクコマンド600、DFロックコマンド800、あるいはDFロックコマンド900は、カレントDFに対するコマンドである。このため、コマンド実行したいDFを上記DF選択コマンド700により選択してカレントDFとした後に、それぞれのコマンドを実行する。
【0048】
次に、上記DFリンクコマンド600を用いた際の処理について図11に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0049】
まず、ICカード11がカードリーダライタ12を介して上記端末13からのDFリンクコマンド600を受信する(ステップ1)。すると、ICカード11の制御素子101は、ワーキングメモリ103内のステータスフラグ501によりアクセス権が確立されているか否かを判断する(ステップ2)。
【0050】
この判断によりアクセス権が確立されていると判断した場合、制御素子101は、受信したDFリンクコマンド600が、図7に示すように、適切なコマンドフォーマットとなっているかを判断する。つまり、制御素子101はコマンドヘッダ601およびリンク先DF名602が適切な値であるかを判断する(ステップ3)。
【0051】
この判断により受信したDFリンクコマンド600が適切なコマンドフォーマットとなっていると判断した場合、制御素子101は、リンク先DF602によりカレントDF自身に対してリンクしようとしていないかを判断する(ステップ4)。
【0052】
この判断によりカレントDF自身にリンクしようとしていないと判断すると、制御素子101は、コマンドのデータ部で指定されるDFの固有番号205をワーキングメモリ上のカレントDF定義情報502上にあるリンク情報204に設定する(ステップ5)。
【0053】
さらに、制御素子101は、ファイルチェックバイト207の再計算を行う(ステップ6)。これにより再計算されたファイルチェックバイトの値は、ワーキングメモリ上のカレントDF定義情報502に設定される。そして、制御素子101は、ワーキングメモリ上のカレントDF定義情報502をデータメモリ内のカレントDFに対応するDF定義情報に書き込む(ステップ7)。
【0054】
上記ステップ1〜7までの処理が正常に終了した場合、制御素子101は、端末13に対して処理の正常終了を示すステータスを出力し(ステップ8)、コマンド待ち状態の状態となる(ステップ9)。
【0055】
また、上記ステップ2で、アクセス権が確立されていないと判断された場合、上記ステップ3で、コマンドフォーマットが適切でないと判断された場合、あるいは、上記ステップ4にて、カレントDF自身に対してリンクしようとしていると判断した場合、制御素子101は、端末13に対して処理がエラーとなったことを示すステータスを出力し(ステップ10)、コマンド待ち状態となる(ステップ9)。
【0056】
上記のように、外部からのリンク先を設定するDFリンクコマンドに応じて、カレントDFにリンク先のDFを設定する。これにより、DFに対してリンク先のDFを設定きる。
【0057】
また、上記のようなDFリンクコマンドにおいてリンク先がカレントDF自身になっていないかを判断し、カレントDF自身がリンク先になっている場合に、処理をエラーとするようになっている。これにより、カレントDF自身がリンク先に設定されてしまうことを防ぐことができる。
【0058】
次に、EFを参照するコマンドを受信した場合のEFの検索(ファイルサーチ)処理について図12に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0059】
まず、ICカード11が端末13からカードリーダライタ12を介してEFを参照するコマンドを受信する(ステップ21)。すると、ICカード11の制御素子101は、EFのIDを元に、カレントDF配下に該当するEFがあるかを検索する(ステップ22)。
【0060】
この検索の結果、該当するEFがカレントDFの配下にある場合、制御素子101は、検索したEFを参照して受信したコマンド処理を実行する(ステップ23)。
【0061】
また、カレントDF配下に該当するEFがない場合、制御素子101は、カレントDFにリンクDFが設定されているか否かを判断する。つまり、制御素子101は、カレントDFのリンク情報が00であるか否かを判断する(ステップ24)。この判断によりリンク情報が00の場合、カレントDFがリンクするDFがないことを示すため、該当するEF(ファイル)なしのステータスワードを端末13に出力する(ステップ25)。
【0062】
また、カレントDF定義情報502のリンク情報が00でない場合、カレントDFはリンクDFである。このため、制御素子101は、リンク情報内に格納されているDF固有番号を持つDFを判断する。そして、制御素子101は、リンク情報に示されるDF固有番号のDF内に該当するEFがあるか検索する(ステップ26)。この検索の結果、該当するEFがない場合、該当するEF(ファイル)なしのステータスワードを端末13に出力する(ステップ25)。
【0063】
また、リンクするDF内に該当するEFがある場合、制御素子101は、該当するEFを参照して受信したコマンド処理を実行し(ステップ27)、コマンド待ち状態になる(ステップ28)。
【0064】
上記のように、外部からのコマンドに従ってEFを参照する場合に、まず、カレントDFの配下に該当するEFがあるかを検索し、さらに、該当するEFが無くカレントDFがリンクDFである場合に、リンク先のDFの配下に該当するEFがあるかを検索するようにしたものである。
【0065】
これにより、カレントDFを優先して配下のEFを検索し、該当するコマンドがない場合に、リンクするDF配下のEFを検索でき、リンクが設定されているDFに対しては、カレントDFとリンク先のDFとの配下のEFを参照できる。
【0066】
次に、DF選択コマンドを受信した場合のコマンド処理を図13に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0067】
まず、ICカード11が端末13からカードリーダライタ12を介してDF選択コマンド700を受信する(ステップ31)。すると、ICカード11の制御素子101は、通常のDF選択処理として、DF選択コマンド700のDF名702のDFをカレントDFとして設定する処理を行う(ステップ32)。そして、この通常のDF選択処理が正常終了か否かを制御素子101が判断する(ステップ33)。このDF選択処理が正常終了すると、上記DF選択コマンド700のDF名702で示されるDFのDF定義情報300がカレントDF定義情報502としてワーキングメモリ103に格納される。
【0068】
制御素子101は、上記判断により通常のDF選択処理が正常終了したと判断した場合、選択したDFのDF定義情報502内のリンク情報304が00か否かを判断する(ステップ34)。
【0069】
この判断によりリンク情報304が00でないと判断した場合、つまり、選択したDFにリンクするDFが設定されている(リンクDF)と判断した場合、リンク情報304内に格納されているDF固有番号のDFを判定する。リンク情報304によりリンク先のDFを判定すると、制御素子101は、リンク先のDF定義情報300で示されるロックステータス306を判定する。
【0070】
そして、制御素子101は、リンク先のDFのロックステータスと、選択したDF、つまり、カレントDF定義情報502で示されるDFのロックステータスとをAND演算する(ステップ35)。
【0071】
制御素子101は、このAND演算の結果をカレントDF定義情報502のロックステータスとしてワーキングメモリ(RAM)103に設定する(ステップ36)。
【0072】
制御素子101は、カレントDF定義情報502のロックステータスを設定すると、DFの選択処理が正常に終了したことを示すステータスワードを端末13に出力し(ステップ37)、コマンド待ち状態となる(ステップ38)。
【0073】
また、上記ステップ33で、DF選択処理が正常終了しなかった場合、つまりコマンド処理に異常があった場合、コマンド処理を終了し、エラーを示すステータスワードを端末13に出力し(ステップ37)、コマンド待ち状態となる(ステップ38)。
【0074】
また、上記ステップ34で、リンク情報が00であると判断した場合、つまり、選択したDFにリンクするDFが設定されていない場合、制御素子101は、コマンド処理の正常終了を示すステータスワードを端末13に出力し(ステップ37)、コマンド待ち状態になる(ステップ38)。
【0075】
上記のように、カレントDFとしてDFを選択する際に、選択するDFがリンクDFである場合、リンク先のロックステータスを参照し、リンク先のロックステータスと、選択するDFのロックステータスとをAND演算し、カレントDFのロックステータスとして設定するようにしたものである。
【0076】
これにより、カレントとするDFがリンクDFである場合、カレントDFのロックあるいはアンロックの状態をリンク先のDFの状態に基いて設定できる。
【0077】
また、ロックしていない状態(アンロック)を示すロックステータスとしてFFを用いると、カレントDFのロックステータスとリンク先のロックステータスとが両方FFでない限り、AND演算の結果がFFとならない。すなわち、カレントDFとリンク先のDFとが両方アンロックの場合にのみカレントDFがアンロックとなる。これにより、リンク先の状態に応じてカレントDFのロック状態を制御できる。
【0078】
次に、ICカード11がDFロックコマンド800あるいはDFアンロックコマンド900を受信した場合のコマンド処理を図14に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0079】
まず、ICカード11が端末13からカードリーダライタ12を介して、DFロックコマンド800あるいはDFアンロックコマンド900を受信する(ステップ41)。すると、ICカード11の制御素子101は、ワーキングメモリ103内のステータスフラグ501によりアクセス権が確立されているかを判断する。
【0080】
この判断によりアクセス権が確立されいると判断する場合、端末13から受信したコマンドのフォーマットが適切なフォーマットのコマンドとなっているか否かを判断する(ステップ43)。
【0081】
この判断によりコマンドのフォーマットが適切であると判断した場合、制御素子101は、カレントDFがリンクDFか否かを判断する。すなわち、制御素子101は、カレントDF定義情報502を参照してリンク情報が00であるか否かを判断する(ステップ44)。
【0082】
この判断によりリンク情報が00でないと判断した場合、制御素子101は、リンク情報内に格納されているDF固有番号のDFを参照することによりリンク先のDF定義情報を判定する。制御素子101は、リンク先のDF定義情報を判定すると、そのリンク先のDF定義情報のロックステータスに受信したコマンドのステータスを設定する(ステップ45)。
【0083】
すなわち、受信したコマンドがロックコマンドであれば、ロック状態を示すステータスを設定し、アンロックコマンドであれば、アンロック状態を示すステータス(例えば、FF)を設定する。
【0084】
そして、制御素子101は、コマンド処理が正常終了したことを示すステータスワードを端末13に出力し(ステップ46)、コマンド待ち状態となる(ステップ47)。
【0085】
また、上記ステップ44で、カレントDFのリンク情報が00であると判断した場合、制御素子101は、カレントDF定義情報502のロックステータスに受信したコマンドのステータスを設定する。
【0086】
すなわち、受信したコマンドがロックコマンドであれば、ロック状態を示すステータスを設定し、アンロックコマンドであれば、アンロック状態を示すステータスを設定する。
【0087】
そして、制御素子101は、コマンド処理が正常終了したことを示すステータスワードを端末13に出力し(ステップ46)、コマンド待ち状態となる(ステップ47)。
【0088】
上記ステップ42で、アクセス権が確立されていないと判断した場合、制御素子101は、コマンド処理のエラーを示すステータスワードを端末13に出力し(ステップ46)、コマンド待ち状態となる(ステップ47)。
【0089】
また、上記ステップ43で、コマンドのフォーマットが適切できないと判断した場合、制御素子101は、コマンド処理のエラーを示すステータスワードを端末13に出力し(ステップ46)、コマンド待ち状態となる(ステップ47)。
【0090】
上記のように、ICカードがロックコマンドあるいはアンロックコマンドを受信した際に、カレントDFがリンクDFである場合、リンク先のロックステータスをコマンドに応じた状態に変更するようにしたものである。
【0091】
これにより、カレントDFとなっているリンクDFをロックあるいはアンロックする場合に、リンク先のDFのロックステータスをコマンドの内容に基いて一括して変更できる。よって、カレントDFへのロックコマンドに伴ってリンク先のDFがロックされ、リンク先のDFの配下のEFは、リンク先のDFを直接カレントDFとしてもDFをロックすることができる。また、カレントDFへのアンロックコマンドに伴ってリンク先のDFがアンロックされ、リンク先のDFをアンロックする場合に、このDFを一旦カレントDFとしてアンロックする必要がない。
【0092】
図15は、上記のように、DFがリンクしている場合の各ファイルの構成を示す図である。図15に示す例では、最上階層のマスターファイル(MF)1401の次の階層にDF11402、DF21405が存在する。ここで、DF1がリンク参照元のDFとし、DF21405がリンクDFとする。また、DF11402の配下してDF1の次の階層には、EF−IDが0001のEF1−11403とEF−IDが0002のEF1−21404とが存在している。また、DF21405配下としてDF2の次の階層には、EF−IDが0001のEF2−11406が存在している。
【0093】
すなわち、上記のような場合、DF11402配下には、EF−IDが0001のEF1−11403と、EF−IDが0002のEF1−21404との2つEFが存在する。さらに、見かけ上、DF21405配下には、EF−IDが0001のEF2−11406と、リンク先のDF11402の配下でEF−IDが0002であるEF1−21404との2つのEFが存在するように見える。従って、DF21405がカレントDFである場合に、EF2−11406とEF1−11404とが参照される。
【0094】
上記のように、DFの定義情報にリンク先のDFを示すリンク情報を設定し、リンクするDFが設定されているDFがカレントになった場合に、リンク先のDFに属するEFをも利用できるようにしたものである。
【0095】
これにより、他のDFに属するEFにリンクするためのEFを作成する必要がなく、リンク先のEFを示すEFを作成する必要がなく、データメモリに記憶するデータ量を減少させることができる。
【0096】
なお、上記した実施の形態では、リンク先のDFが1段の場合について説明したが、リンクするDFが複数段であっても良い。すなわち、カレントDFからのリンク先のDFがさらに他のDFにリンクするようにしても良い。
【0097】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、データをリンクさせる際に、メモリ内に格納するデータ量を大幅に減量することができるICカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係わるICカードシステムを説明するための概略構成を示す図。
【図2】ICカードの構成を概略的に示す図。
【図3】データメモリ内の構成を説明するための図。
【図4】DFの定義情報の構成を示す図。
【図5】EFの定義情報の構成を示す図。
【図6】ワーキングメモリ内の構成を説明するための図。
【図7】DFリンクコマンドの構成を示す図。
【図8】DF選択コマンドの構成を示す図。
【図9】ロックコマンドの構成を示す図。
【図10】アンロックコマンドの構成を示す図。
【図11】DFリンクコマンドを受信した際の処理を説明するためのフローチャート。
【図12】EFを参照する際の処理を説明するためのフローチャート。
【図13】DF選択コマンドを受信した際の処理を説明するためのフローチャート。
【図14】DFロックコマンドあるいはDFアンロックコマンドを受信した際の処理を説明するためのフローチャート。
【図15】MF、DF、およびEFの管理構造を説明するための図。
【符号の説明】
11…ICカード
12…カードリーダライタ
13…端末
101…制御素子
102…データメモリ
103…ワーキングメモリ
300…DF定義情報
400…EF定義情報
501…ステータスフラグ
502…カレントDF定義情報
600…DFリンクコマンド
700…DF選択コマンド
800…DFロックコマンド
900…DFアンロックコマンド

Claims (13)

  1. ICカードにおいて、
    固有な識別子を示す固有情報およびリンク先を示すリンク情報を有する第1のファイルを定義する第1の定義情報と、前記第1の定義情報により定義される何れかの第1のファイルの固有情報を有するデータファイルとしての第2のファイルを定義する第2の定義情報と、前記第2の定義情報により定義されるデータファイルとしての第2のファイルに格納されるデータと、を記憶する不揮発性メモリと、
    アクセス対象とする第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、アクセス対象とする第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイル、アクセス対象とする第1のファイルのリンク先としての他の第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイルにアクセスする制御手段と、
    を有することを特徴とするICカード。
  2. 前記制御手段は、前記不揮発性メモリに記憶されている前記第1の定義情報により定義されている第1のファイルのうち1つの第1のファイルをカレントファイルに設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定されているカレントファイルとしての第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、特定のデータファイルとしての第2のファイルを、前記カレントファイルとしての第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイルと、前記カレントファイルとしての第1のファイルのリンク先となる第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義される第2のファイルと、から検索する検索手段と、を有する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載のICカード。
  3. 前記検索手段は、前記設定手段により設定されているカレントファイルとしての第1のファイルに従属する第2のファイルから特定のデータファイルとしての第2のファイルを検索し、この検索により前記カレントファイルとしての第1のファイルに前記特定のデータファイルとしての第2のファイルが存在しない場合、前記カレントファイルとしての第1のファイルのリンク先の第1のファイルに従属する第2のファイルから前記特定のデータファイルとしての第2のファイルを検索する、
    ことを特徴とする前記請求項2に記載のICカード。
  4. 前記リンク情報には、当該第1のファイルに他の第1のファイルをリンクさせない場合、リンクしているファイルがないことを示す情報が記憶される、
    ことを特徴とする前記請求項1、2または3に記載のICカード。
  5. 前記リンク情報には、当該第1のファイルに他の複数の第1のファイルをリンクさせる場合、リンク先となる複数の第1のファイルの固有情報が記憶される、
    ことを特徴とする前記請求項4に記載のICカード。
  6. 前記不揮発性メモリと前記制御手段とを有するICチップと、前記ICチップが埋設された筐体と、からなることを特徴とする前記請求項1、2、3、4または5に記載のICカード。
  7. ICカードにおいて、
    固有な識別子を示す固有情報およびリンク先を示すリンク情報を有する第1のファイルを定義する第1の定義情報と、前記第1の定義情報により定義される何れかの第1のファイルの固有情報を有するデータファイルとしての第2のファイルを定義する第2の定義情報と、前記第2の定義情報により定義されるデータファイルとしての第2のファイルに格納されるデータと、を記憶する不揮発性メモリと、
    アクセス対象とする第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、アクセス対象とする第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイル、アクセス対象とする第1のファイルのリンク先としての他の第1のファイルの固有情報を有する 第2の定義情報で定義されている第2のファイルにアクセスする制御手段と、
    外部からコマンドを受信する通信手段とを有し、
    前記制御手段は、前記通信手段により外部から第1のファイルを他の第1のファイルリンクさせるコマンドを受信した場合、リンク元の第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての第1のファイルの固有情報付加する付加手段を有する、
    ことを特徴とするICカード。
  8. さらに、前記コマンドを受信した場合に、キー情報による認証処理を行う認証手段を有し、
    前記付加手段は、前記認証手段による認証処理が成功した場合、リンク元の第1のファイルの定義情報のリンク情報にリンク先としての第1のファイルの固有情報を付加する、
    ことを特徴とする前記請求項7に記載のICカード。
  9. 前記不揮発性メモリと前記制御手段と前記通信手段とを有するICチップと、前記ICチップが埋設された筐体と、からなることを特徴とする前記請求項7または8に記載のICカード。
  10. ICカードにおいて、
    固有な識別子を示す固有情報およびリンク先を示すリンク情報を有する第1のファイルを定義する第1の定義情報と、前記第1の定義情報により定義される何れかの第1のファイルの固有情報を有するデータファイルとしての第2のファイルを定義する第2の定義情報と、前記第2の定義情報により定義されるデータファイルとしての第2のファイルに格納されるデータと、を記憶する不揮発性メモリと、
    アクセス対象とする第1のファイルを定義する第1の定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、アクセス対象とする第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイル、アクセス対象とする第1のファイルのリンク先としての他の第1のファイルの固有情報を有する第2の定義情報で定義されている第2のファイルにアクセスする制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1のファイルをロックする際、ロックする第1のファイルを定義する定義情報のリンク情報にリンク先としての他の第1のファイルの固有情報が含まれている場合、リンク先の第1のファイルもロックする、
    ことを特徴とするICカード。
  11. 前記第1の定義情報は、さらに、当該第1のファイルのロック状態を示すロックステータスを有し、
    前記制御手段は、前記リンク情報にリンク先となる第1のファイルが示されている第1のファイルをロックする場合、ロックする第1のファイルの定義情報におけるロックステータスをロック状態にするとともに、ロックする第1のファイルのリンク先となる第1のファイルの定義情報におけるロックステータスをロック状態にする、
    ことを特徴とする前記請求項10に記載のICカード。
  12. 前記制御手段は、
    前記不揮発性メモリに記憶されている前記第1の定義情報により定義されている第1のファイルのうち1つの第1のファイルをカレントファイルに設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定されるカレントファイルの定義情報にリンク先の第1のファイルを示す情報が付加されている場合、前記カレントファイルとしての第1のファイルとリンク先の第1のファイルとがともにロック状態でない場合にのみ、カレントファイルとしての第1のファイルに従属する第2のファイルと、前記カレントファイルとしての第1のファイルのリンク先の第1のファイルに従属する第2のファイルとにアクセス可能とするアクセス制御手段と、を有する、
    ことを特徴とする前記請求項10に記載のICカード。
  13. 前記不揮発性メモリと前記制御手段とを有するICチップと、前記ICチップが埋設された筐体と、からなることを特徴とする前記請求項10、11または12に記載のICカード。
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