JP3779924B2 - 臨床検査用標準物質および精度管理用物質 - Google Patents

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【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、臨床検査の分野で利用される標準物質もしくは精度管理用物質、その調製方法、該測定用標準物質または精度管理用物質を用いた測定方法ならびに該標準物質もしくは精度管理用物質を含む測定用試薬キットに関する。
【0002】
【従来の技術】
臨床検査用の標準物質もしくは精度管理用物質は、測定対象物質既知の濃度で長期間保存する必要がある。しかし、該測定対象物質は、熱、光、酸素に対して非常に不安定な場合があり、この不安定さを解消するために種々の安定化剤が添加されていた。例えば光により容易に分解されるビリルビンの安定化においてはジチオスレイトール又はシステインのようなスルホドリル成分を添加することが報告されている(Trivin F., Odievre M., Lemonnier A. (1977) Clin. Chem. 23, 541-545)。
しかしながらこれらの安定化剤の使用により、その他の成分の不安定化をもたらす場合があることから、その使用にあたっては化合物の種類、添加濃度を含め慎重に設定する必要があった。
【0003】
さらに臨床検査において使用される標準物質または精度管理用物質は、患者のヒト血清と同等の反応性を示すことが要求される。自動分析装置のサンプリング精度を同等にする意味で、標準物質もしくは精度管理用物質の溶媒は、ヒト由来成分、中でもヒト血清、ヒト血漿またはヒト血清アルブミン溶液が使用される。一方、ヒト血清と同等の物理学的性状(pH、粘度、比重)を有するこれら標準物質または精度管理用物質は、例えば患者血清のような一般の測定試料と同様の色調をすることから、一般の測定試料との採り間違えという単純ミスを引き起こす場合があった。このようなミスを回避するために、標準物質もしくは精度管理用物質に着色をしようとする試みはかねてよりなされていた。しかし、標準物質もしくは精度管理用物質に含まれる測定対象項目は多岐におよび、各対象物質を光学的信号に置換して測定する方法では、各測定対照物質に対する測定波長は個別に設定されているので、各測定系を妨害しない吸収スペクトルを有する着色物質の選別が困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、測定対象物が安定であり、かつ一般の測定試料と容易に判別可能な標準物質もしくは精度管理用物質を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、標準物質もしくは精度管理用物質を長期保存することで測定対象物が光によって不安定化されることに着目し、鋭意研究を重ねた結果、光の透過率を低下しうる微粒子を標準物質もしくは精度管理用物質に添加することで、測定対象物が光による変性の影響を受けにくくなることを見出した。さらに検討した結果、該微粒子の添加により、測定系を妨害せず、長期保存でき、また一般の測定試料と容易に判別可能な標準物質もしくは精度管理用物質を提供することが可能となり、本発明をなすに至った。
【0006】
即ち、本発明は、
1.光の透過率を低下しうる微粒子を添加することを特徴とする臨床検査用の標準物質もしくは精度管理用物質、
2.前記微粒子が光不透過性材料である前項1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質、
3.前記微粒子が特定の極大吸収波長をもたない物質である前項1または2に記載の標準物質もしくは精度管理用物質、
4.前記微粒子が黒色である前項1〜3のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質、
5.前記臨床検査の測定対象物が、光に対して不安定な物質を含む前項1〜4のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質、
6.前記臨床検査診断薬の測定対象物が、ビリルビン、クレアチンキナーゼ、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼまたはアルカリ性ホスファターゼの少なくとも1である前項1〜4のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質、
7.前項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質の調製方法、
8.前項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質を用いて行う臨床検査測定方法、
9.前項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質を使用することによる臨床検査用一般試料と標準物質もしくは精度管理用物質の判別手段、
10.前項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質を含む測定試薬キット、
からなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、臨床検査用標準物質もしくは精度管理用物質(以下、単に「標準物質等」という。)に、安定化剤として光の透過率を低下しうる微粒子を添加することを特徴とするものである。
【0008】
本発明において、光とは可視光線のほか、紫外線、赤外線も含める意味である。また、光の透過性を低下しうる微粒子とは、水溶液に添加した場合に、水溶液の光透過性を低下させることができる微粒子をいう。該微粒子は、波長600nmにおいて、添加しない場合の透過率を100とした場合に、少なくとも70、好ましくは40、より好ましくは30にまで光透過率を低下可能とするものが選択される。このような微粒子を標準物質等に添加することにより、該標準物質等に含まれる測定対象物が光により変性を受けることが回避され、安定な標準物質等を提供することができる。該微粒子は、光不透過性の材料もしくは光を通しにくい材料により形成されていることが好ましい。
【0009】
該微粒子を標準物質等に添加しても、測定対象物の測定系に影響を及ぼさないことが必要である。臨床検査において、対象物質に対する測定波長は個別に設定されているので、測定系を妨害しない微粒子であることが好ましい。このような微粒子として、より好ましくは特定の極大吸収波長をもたない性質であることが挙げられる。
【0010】
本発明の微粒子は、上記性質を有するものであれば特に限定されず、微粒子の色は赤色、黄色、緑色、黒色等のものを挙げることができ、好適には黒色の微粒子が用いられる。具体的には、例えば墨汁、黒鉛、酸化チタン、ラテックス粒子等の材料を使用することができる。
【0011】
本発明において、微粒子の大きさは標準物質等の溶液中に均質に分散しうることが必要である。そのような微粒子として、具体的には、1〜10000nm、好適には10〜1000nmの大きさものが使用される。標準物質もしくは精度管理用物質に存在するビリルビン等に対する安定化効果は、安定化剤(微粒子)と標準物質もしくは精度管理用物質が溶液中に一緒に存在することにより発揮される。このような微粒子として墨汁が例示される。
【0012】
本発明おいて微粒子の添加量は、測定対象物が光により変性を受けることが回避され、さらに測定系に影響を及ぼさないことが必要である。そのような微粒子として、具体的には0.001〜0.1v/v%、好適には0.01〜0.05v/v%の範囲で添加される。
【0013】
本発明における標準物質等は、該微粒子による安定化剤の他、所望により、自体公知の安定化剤を組み合わせて使用することができる。また、該標準物質等に使用される溶媒は特に限定されず、ヒトまたは動物由来の血清、血漿または血清アルブミン溶液、特にヒト血清アルブミンの他、一般的に使用される緩衝液、賦形剤等を自由に組み合わせて、もしくは単独で用いることができる。
【0014】
該標準物質等の剤型は、特に限定されず、凍結乾燥状態または液状状態であっても良い。安定化剤と標準物質もしくは精度管理用物質とあわせて凍結乾燥形態で、または安定化剤と標準物質もしくは精度管理用物質とあわせて液体形態で貯蔵することができる。該微粒子は、凍結乾燥前に添加する事もでき、または溶解液で標準物質等を溶解するときに添加する事もできる。該微粒子は、光による測定対象物の変性を抑制するものであるから、貯蔵状態が光により影響を受ける場合には、予め添加しておくことが望ましい。
【0015】
本発明おいて標準物質等に含有される測定対象物は特に限定されないが、光により容易に変性を受ける物質を対象とする場合に、より効果的に本発明の効果が発揮される。そのような測定対象物の例として、例えばビリルビン、クレアチンキナーゼ、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ、アルカリホスファターゼなどが挙げられ、好適にはビリルビン、クレアチンキナーゼが挙げられる。
【0016】
本発明により得られた、該微粒子を添加した標準物質もしくは精度管理用物質は添加した粒子により、例えば患者血清のような一般の測定試料とは一見して異なる色調を示し、一般の測定試料との採り間違えという単純ミスを回避することができる。
【0017】
本発明は、該標準物質等の調製方法、該標準物質等を用いた測定方法、ならびに該標準物質等を含む測定試薬キットにも及ぶ。測定試薬キットには、標準物質の他、測定に使用される抗原、抗体、反応試薬、緩衝液、測定用容器等、測定に使用される試薬、容器などのいずれか1以上を組み合わせて用いるものを含む。
【0018】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0019】
【実施例1】
各添加物による臨床検査反応系へ及ぼす影響
QAPトロール 2X(国際試薬製))に、墨汁(不易糊工業製)、メチレンブルー(CHROMA GESELLSCHAFT社製)、トリパンブルー(ナカライテスク社製)を添加し、各添加物の臨床検査反応系に及ぼす影響を調べた。なお、測定手順は、各試薬キットに添付の使用説明にしたがって行った。測定値は、日立7170型自動分析装置を用い、各波長における吸光度を測定して得た。
【0020】
(添加物質および添加濃度)
墨汁 0.02〜0.2v/v%
メチレンブルー 0.002〜0.02v/v%
トリパンブルー 0.002〜0.02v/v%
【0021】
(測定対象物および使用したキット試薬)
クレアチンキナーゼ:CK−LB試薬・L「コクサイ」(国際試薬製)
総コレステロール :T−CHO試薬・L「コクサイ」(国際試薬製)
総タンパク質 :TP試薬・B「コクサイ」(国際試薬製)
総ビリルビン :T−BIL試薬・L「コクサイ」(国際試薬製)
【0022】
(各測定対象物の測定波長(副/主)(nm)および測定方法)
クレアチンキナーゼ: 600/340 レート法
総コレステロール : 570/340 エンド法
総タンパク質 : 700/546 エンド法
総Tビリルビン : 546/450 エンド法
【0023】
各添加物の各測定対象物の測定値(吸光度変化量)におよぼす影響を調べた。各測定対象物について、添加物を添加しない場合の測定値を100としたときに対し、各濃度の添加物を添加したときの相対値(%)を表1から表4に示した。
その結果、クレアチンキナーゼ、総コレルテロールおよび総タンパク質に対する測定系に及ぼす影響の差はほとんど認められなかったが、総ビリルビンの測定系に対しては、メチレンブルー、トリパンブルーの添加では測定値に影響を及ぼしたのに対し、墨汁の添加ではほとんど測定値には影響を及ぼさなかった。
【0024】
【表1】
Figure 0003779924
【0025】
【表2】
Figure 0003779924
【0026】
【表3】
Figure 0003779924
【0027】
【表4】
Figure 0003779924
【0028】
【実施例2】
各添加物の吸収スペクトル
生理的食塩水に各添加物を添加し、その吸収スペクトルを測定した。
添加物は実施例1で使用したものを使用し、使用濃度は実施例1において反応系に影響を及ぼさない濃度として、墨汁0.02v/v%、メチレンブルー0.002v/v%、トリパンブルー0.002v/v%を選択した。
【0029】
その結果を図1に示した。
その結果、メチレンブルー、トリパンブルーではそれぞれ680nm、590nm付近に極大吸収を示した。一方、墨汁では特異的な極大吸収をもたず300〜800nmにおいてなだらかな吸収スペクトルを示した。
【0030】
【実施例3】
各添加物の安定化効果
QAPトロール 2Xに墨汁、メチレンブルー、トリパンブルーを添加したときの効果を調べた。冷蔵条件下(温度2℃〜8℃)で、蛍光灯(360〜370nmおよび420〜430nm)を16時間照射し、ビリルビンへの光照射に対する安定化効果を調べた。安定化効果は添加直後の測定値を100とした場合に対する相対残存濃度(%)とした。
【0031】
(添加物質および添加濃度)
墨汁 0.01〜0.02v/v%
メチレンブルー 0.001〜0.002v/v%
トリパンブルー 0.001〜0.002v/v%
【0032】
その結果を図2に示した。
その結果、墨汁の添加によりビリルビンの安定化効果が認められたが、メチレンブルー、トリパンブルーなどの有色透明な物質では無添加に比べて安定化効果は認められなかった。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、臨床検査用標準物質もしくは精度管理用物質に、安定化剤として光の透過率を低下しうる微粒子を添加することにより、該標準物質等に含まれる測定対象物が光により変性を受けることが回避され、安定な標準物質等を提供することができることが示された。さらに、該標準物質もしくは精度管理用物質は一般の測定試料とは異なる色調であるため、一般の測定試料と採り間違えという単純ミスを回避することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】各添加物の吸収スペクトルを示す図である。(実施例2)
【図2】各添加物のビリルビンに対する安定化効果を示す図である。(実施例3)

Claims (10)

  1. 光の透過率を低下しうる微粒子を添加することを特徴とする臨床検査用の標準物質もしくは精度管理用物質。
  2. 前記微粒子が光不透過性材料である請求項1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質。
  3. 前記微粒子が特定の極大吸収波長をもたない物質である請求項1または2に記載の標準物質もしくは精度管理用物質。
  4. 前記微粒子が黒色である請求項1〜3のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質。
  5. 前記臨床検査の測定対象物が、光に対して不安定な物質を含む請求項1〜4のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質。
  6. 前記臨床検査診断薬の測定対象物が、ビリルビン、クレアチンキナーゼ、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼまたはアルカリ性ホスファターゼの少なくとも1である請求項1〜4のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質。
  7. 請求項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質の調製方法。
  8. 請求項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質を用いて行う臨床検査測定方法。
  9. 請求項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質を使用することによる臨床検査用一般試料と標準物質もしくは精度管理用物質の判別手段。
  10. 請求項1〜6のいずれか1に記載の標準物質もしくは精度管理用物質を含む測定試薬キット。
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