JP3778921B1 - 推奨番組抽出装置及び推奨番組抽出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の評価項目の構成要素ごとに公平に推奨番組が抽出されるようにすることができる推奨番組抽出装置及び推奨番組抽出方法を提供する。
【解決手段】記録履歴情報に含まれる番組のジャンルの構成要素ごとの番組数を求め、ジャンルの構成要素ごとの番組数に基づいて、推奨番組についてのジャンルの構成要素ごとの割当番組数を決定する。さらに、各番組について、ジャンルの構成要素ごと、及び放送時間帯ごとにポイントを付与し、付与されたポイントの合計値が上位の番組から推奨番組として抽出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、放送番組に関する番組情報を用いて放送予定の放送番組の中から推奨番組(例えば、録画推奨番組や視聴推奨番組等)を抽出する推奨番組抽出装置及び推奨番組抽出方法に関するものである。
放送番組の録画方式には、過去に録画した番組の録画履歴の中から番組情報を読み出し、この読み出した番組情報と同じ情報を持つ番組を放送予定情報の中から検索し、この検索結果に基づいて予約録画するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、他の録画方法には、ユーザーの操作履歴からユーザーの嗜好を把握し、ユーザーの嗜好に適合する番組を検索し、この検索結果に基づいて予約録画するものがある(例えば、特許文献2参照)。さらに他の録画方法には、ユーザーが録画予約を希望する番組の条件を予め指定し、放送予定情報を定期的に検索し、条件に当てはまる番組を自動的に録画する方法もある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−257974号公報(段落0029−0031、図1) 特開2001−86420号公報(段落056−0057、図1、図12) 特開平7−121935号公報(段落0014−0016、図1)
しかしながら、上記した従来の方法では、過去の記録・再生履歴、過去の操作履歴、又は予約手段からユーザーにより入力された内容に基づいて録画する番組が推奨されるので、ユーザーの嗜好や興味に応じた番組が推奨され難い傾向があるという問題があった。特に、ユーザーが多岐に渡ったジャンルの番組を録画した場合であっても、推奨番組が、特定のジャンルに偏って選択され、ユーザーの複数の嗜好や興味を反映した各ジャンルからの推奨番組の選択がなされ難い傾向があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記したような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、所定の評価項目の構成要素ごとに公平に推奨番組が抽出されるようにすることができる推奨番組抽出装置及び推奨番組抽出方法を提供することである。
本発明の推奨番組抽出装置は、
入力された放送信号を所定の記録媒体に記録する記録手段と、
前記放送信号から、放送番組に関する番組情報を取得する番組情報取得手段と、
前記記録手段により記録された過去の放送番組に関する番組情報である記録履歴情報を保持する記録履歴記憶手段と、
前記記録履歴情報を統計処理し、この統計処理の結果に基づいて、前記番組情報取得手段により取得された放送予定番組情報に含まれる各番組から推奨番組を抽出する推奨番組抽出手段と
を有し、
前記推奨番組抽出手段が、
前記記録履歴情報に含まれる番組内容の分類を示すジャンルの構成要素ごとの番組数を求め、
前記推奨番組の総数に対して、前記ジャンルの構成要素ごとの番組数に基づいて、前記推奨番組についてのジャンルの構成要素ごとの割当番組数を、ドント方式を用いて決定し、さらに、
前記ジャンルの各構成要素に対応するポイントを付与する第1のポイントテーブル、及び前記番組の各放送時間帯に対応するポイントを付与する第2のポイントテーブルをそれぞれ作成し、
前記第1、及び第2のポイントテーブルを用いて、前記放送予定番組情報に含まれる各番組についてポイントを付与し、
前記付与されたポイントの合計値が上位の番組から推奨番組として抽出すること
を特徴とするものである。
本発明によれば、ユーザーの複数の嗜好や興味を反映した複数の番組を推奨することができるという効果が得られる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による推奨番組抽出装置1(又は実施の形態1による推奨番組抽出方法を実施できる装置)の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、推奨番組抽出装置1は、外部のアンテナ2に接続されたTV(テレビ)チューナ5と、A/D(アナログ/デジタル)変換器6と、MPEG(Moving Picture Experts Group)エンコーダ7と、記録用バッファ8と、電子番組情報(EPG(Electric Program Group)情報)を抽出するスライサー9と、CPU10と、HDD(ハードディスクドライブ)コントローラ11と、HDD12と、リモコン(遠隔操作装置)3からの信号を受信するリモコンI/F(インターフェース)16と、不揮発性メモリ19とを有している。また、推奨番組抽出装置1は、読み出し用バッファ15と、MPEGデコーダ14と、OSD(On−Screen Display)18と、モニター4にアナログ映像信号を出力するD/A(デジタル/アナログ)変換器17と、揮発性メモリ13とを有している。図1に示されるように、実施の形態1においては、推奨番組抽出装置1が、ハードディスク記録再生装置である場合を示しているが、推奨番組抽出装置1は、DVD等の他の情報記録媒体を用いた記録装置、又は、パーソナルコンピュータ等のような他の装置であってもよい。また、推奨番組抽出装置1がパーソナルコンピュータである場合には、実施の形態1の推奨番組抽出方法を実行可能にするためのソフトウェアプログラムを記録した情報記録媒体を用いて、又は、通信回路を介してダウンロードにより、パーソナルコンピュータにソフトウェアをインストールすることによって、本発明の推奨番組抽出方法を実行可能にすることができる。
図1において、TVチューナ5は、アンテナ2を介して放送番組(放送信号)を受信する。TVチューナ5は、指定されたチャンネルに同調する機能を有し、同調したチャンネルの映像信号及び音声信号をA/D変換器6へ出力する。A/D変換器6は、TVチューナ5からのアナログ映像信号及び音声信号をデジタル信号へ変換する。MPEGエンコーダ7は、デジタル化されたデジタル映像信号に対しMPEGによる圧縮処理を行い、圧縮されたデータであるビットストリームを出力する。HDD12は、MPEGエンコーダ7が出力するビットストリームの蓄積を行う。HDDコントローラ11は、HDD12を制御するためのコントローラであって、ビットストリームの書き込み及び読み出しを制御する。記録用バッファ8は、ビットストリームをHDD12に書き込む際に、MPEGエンコーダ7が出力するビットストリームが欠けることなく記録できるように設けられたバッファである。
MPEGデコーダ14は、MPEG圧縮されたビットストリームの復号化を行い、非圧縮なデジタル映像信号に変換する。読み出し用バッファ15は、MPEGデコーダ14が必要とするビットストリームを予め先読みし蓄えておくことで復号処理におけるデータのアンダーフローの発生を抑制する。OSD18は、MPEGデコードされたデジタル映像信号に文字や画像データを重畳させるための描画デバイスである。D/A変換器17は、デジタル映像信号をモニター4が表示可能なアナログ映像信号に変換する。
スライサー9は、放送波のVBI(Vertical Blanking Interval)に重畳されたEPGの抽出を行う。リモコンI/F16は、リモコン3からの制御信号を受け、CPU10に伝える。CPU10は、実施の形態1の推奨番組抽出装置1の制御を行うと共に、各種データの変換処理等も行う。また、CPU10には、電源供給状態で情報を記録しておくことのできる揮発性メモリ13と、電源が落とされた状態でも情報を記録しておくことができ、次回の起動時に記録しておいた情報を読み出すことが可能な不揮発性メモリ19が接続されている。不揮発性メモリ19には、受信したEPGデータや、番組推奨部29(後述する図2に示す)で抽出された推奨番組や、過去に録画された番組の放送開始時刻やジャンル等の情報を録画履歴として記録する。
図2は、実施の形態1による推奨番組抽出装置1のCPU10で動作するソフトウェアの構成を概念的に示すブロック図である。図2に示されるように、CPU10が実行するソフトウェア構成には、EPG部20と、エンコーダ/デコーダ制御部21と、システム制御部22と、録画予約部28と、表示系制御部23と、番組推奨部29とが含まれる。
EPG部20は、EPG制御部24と、EPGデータ解析部25と、EPGデータバックアップ部26と、EPGデータベース27とから構成されている。
エンコーダ/デコーダ制御部21は、MPEGエンコーダ7及びMPEGデコーダ14の制御を行う。システム制御部22は、本体に設けられた操作ボタン(図示せず)からの入力やリモコンI/F16からの入力、及び、推奨番組抽出装置1の状態を基にして、推奨番組抽出装置1の状態制御を行う。表示系制御部23は、推奨番組抽出装置1の状態に応じて本体に設けられた表示部(図示せず)及びOSD18を経由して外部のモニター4に状態等の表示を行う。録画予約部28は、ユーザーが設定した録画予約処理を行い、予約が設定されたときに既に予約されている情報と重複が生じてないかチェックを行い、予約内容を不揮発性メモリ19に記録する。
また、過去に録画した放送番組に関する番組情報である録画履歴情報(例えば、放送開始時刻、ジャンル等)についても不揮発性メモリ19に記録する。EPG制御部24は、EPGの取得やEPGデータの表示等のように、EPGの状態に応じてEPGデータ解析部25、EPGデータバッファ部26、及びEPGデータベース27の制御を行う。
EPGデータ解析部25は、スライサー9により抽出されたEPGデータの解析処理を行う。番組推奨部29は、過去に録画された番組を統計処理し、その結果を用いて、放送予定番組に関する情報を含むEPGデータから、推奨する番組を決定する。番組推奨部29の詳細な動作については後述する。
EPGデータ解析部25は、VBI内にパケット化されて伝送されるEPGデータをパケット単位に分割し、パケットの種類ごとに分類を行うパケット解析、暗号化されて送られてくるEPGデータの暗号を解く暗号解読、送信データ容量を抑制するように圧縮されたEPGデータを伸張する伸張処理を行う。EPGデータバックアップ部26は、EPGデータ解析部25で解析されたデータを揮発性メモリ13に書き出すと共に、推奨番組抽出装置1の電源が落とされ再度電源が投入されたときにEPGデータを再取得することなく番組表を表示できるようにEPGデータを不揮発性メモリ19へバックアップする。EPGデータベース27は、EPGデータ解析部25で解析されたEPGデータに収められている各種情報(例えば、番組の開始時刻、終了時刻、放送時間長、チャンネル、タイトル、詳細情報、番組の属するジャンル)を整理すると共に、EPGを利用する上位モジュールである録画予約部28、システム制御部22、及び表示系制御部23に対しEPGデータを参照及び利用するための各種API(Application Programming Interface)を提供する。
次に、推奨番組抽出装置1の動作について説明する。まず、推奨番組抽出装置1により番組を録画する場合について説明する。録画する番組に関する予約情報は、既に設定され不揮発性メモリ19に記録されているものとする。通常、待機状態の推奨番組抽出装置1において、予約番組の録画開始時刻が近づくと(例えば、録画開始時刻の3分前等になると)予めタイマー起動するように設定されたシステム制御部22が起動し、さらに各種モジュール(エンコーダ/デコーダ制御部21、録画予約部28、表示系制御部23等のすべてのモジュール)や各構成要素(MPEGエンコーダ7、MPEGデコーダ14、HDD12等の推奨番組抽出装置1内のすべての要素)に対して起動するように指示を送り、さらにエンコーダ/デコーダ制御部21に対してMPEGエンコーダ7を録画待機状態にするように指示を行う。録画開始時刻になると、アンテナ2で受信された放送波はTVチューナ5で予約番組のチャンネルに同調され、映像及び音声信号が取り出される。さらに、A/D変換器6はアナログ映像信号を、例えば、Rec656規格等に対応したデジタル映像信号に変換する。MPEGエンコーダ7は、デジタル映像信号に対してMPEG圧縮を行う。MPEGエンコーダ7から出力されるビットストリームは、一旦記録用バッファ8に蓄えられ、蓄えられた順にHDDコントローラ11が制御するHDD12に書き込まれる。
次に、推奨番組抽出装置1の再生動作について説明する。ユーザーは、リモコン3(又は、図示しない本体の操作部)の操作を行い、HDD12に記録されている番組の一覧を、例えば、モニター4に表示させる。ユーザーは、表示された番組一覧から希望する番組を選択し、再生の指示を送る。これらの処理は、例えば、リモコン3から送信される赤外線又は電波信号をリモコンI/F16が受信し、CPU10へその命令内容を送ることによって実行される。CPU10は、再生を要求された番組をHDDコントローラ11経由でHDD12から読み出し、読み出し用バッファ15にビットストリームを蓄える。MPEGデコーダ14は、読み出し用バッファ15に蓄えられたビットストリームを読み出し、MPEGの復号処理を行う。復号処理されたデジタル映像信号は、OSD18でその他の文字表示等と合成され、さらにD/A変換器17でデジタル映像信号がアナログ映像信号に変換され、外部のモニター4に出力され、モニター4に映像が表示される。
次に、推奨番組抽出装置1によるEPG情報の取得方法について説明する。ここでは、放送波の特定チャンネルのVBIにEPGのデータが重畳されて送られてくる場合について説明する。TVチューナ5が1つのみしか搭載されていない推奨番組抽出装置1においては、放送されている番組の録画及び視聴が行われているときはTVチューナ5が使用されており、EPGが重畳されているチャンネルを受信できないことがある。そのため、推奨番組抽出装置1の電源が見かけ上落とされているような、例えば、スタンバイ状態のときに、EPG情報を受信する。なお、EPG受信専用に別途TVチューナ5を設けておいたり、複数のTVチューナ5を適時切り替えたりする方法が採用されている場合は、推奨番組抽出装置1に電源が入った状態や動作時においても、EPGデータの受信が可能になる。
実施の形態1の推奨番組抽出装置1は、TVチューナ5を1つのみ搭載しているので、スタンバイ状態でEPGデータを受信する。今、推奨番組抽出装置1がスタンバイ状態であり、かつEPGが放送されている時間になったとする。EPGが重畳された放送波はアンテナ2で受信され、TVチューナ5によってEPGが重畳されたチャンネルに同調され、スライサー9が映像信号のVBIに重畳されたEPGデータを抜き出す処理を行う。実施の形態1におけるEPGデータは、データを細やかなパケットに分割して送信するものであり、また、各パケットにはパケットに入っている情報の種類を示すパケットIDが付されている。また、パケットに入っている情報は、必要に応じて暗号化処理が施されており、容易に内容を閲覧したり、改ざんしたりできないようにしてもよい。さらには、各パケットは、データサイズを圧縮するために圧縮処理も行われている。EPGデータ解析部20においては、上記処理が行われたEPGデータに対して、パケットの種類ごとにパケットのデータを分類するパケット解析、暗号化されているEPGデータに対して解読を行う暗号解読処理、また、圧縮されたEPGデータに対して伸張し、もとのEPGデータに戻す伸張処理を適時行う。以上の処理がEPGデータに対してEPGデータ解析部20で行われ、揮発性メモリ13に記録される。
揮発性メモリ13に記録されたEPGデータは、推奨番組抽出装置1の電源が切られると消去され、次回の電源起動時に揮発性メモリ13に記録していたEPGデータを利用できない。このため、揮発性メモリ13に記録されたEPGデータは、例えば、HDD12又は不揮発性メモリ19にバックアップのための記録が行われる。バックアップは、EPGデータを取得し、データ解析が終了した後に行う。一方、バックアップしたEPGデータは、次回の電源起動時に揮発性メモリ13に書き戻すリストア処理が行われる。これらEPGデータのバックアップとリストア処理を行うのがEPGデータバックアップ部26である。EPGデータバックアップ部26は、HDD12又は不揮発性メモリ19にEPGデータをバックアップする際に、EPGデータのデータサイズを抑制するための圧縮処理やデータの秘匿性を高めるための暗号化処理を行う。また、EPGデータバックアップ部26は、HDD12又は不揮発性メモリ19から揮発性メモリ13へEPGデータを戻すリストア処理として圧縮されたEPGデータの伸張処理や、暗号化されたEPGデータの復号化を行う。揮発性メモリ13に記録されたEPGデータは、EPGデータベース27によって、さらに利用しやすいデータ形式に展開処理が行われる。また、EPGデータベース27は、展開したEPGデータを、上位モジュールである録画予約部28、システム制御部22、表示系制御部23、番組推奨部29に対して、APIによってデータ内容を提供する。このAPIにはデータベースの構築APIが含まれ、この構築APIをコールすることによってEPGデータベース27はEPGデータを揮発性メモリ13上に展開する。
次に、推奨番組抽出装置1で利用する録画履歴情報について説明する。推奨番組抽出装置1においては、過去の録画履歴をユーザーの嗜好を示すデータとして番組の推奨に利用する。録画履歴情報は、過去に録画した番組のタイトル、チャンネル、及び録画(放送)開始時刻、並びに、現在録画している番組の放送開始時刻及び終了時刻、ジャンル、出演者、エンコードパラメータ等の情報を含む。録画履歴情報は、番組の録画が開始されると、不揮発性メモリ19に記録される。録画履歴情報に含まれる番組数は、装置が行うデータ処理の都合上、有限とされており、例えば、最新の内容から順に所定個数(例えば、1000個)分保持されているものとする。所定個数を超えた分についての録画番組情報は、古いものから順次削除される。また、録画履歴情報の個数を、録画日時(例えば、1年間)等の他の条件によって制限してもよい。
図3は、実施の形態1による推奨番組抽出装置1の動作(又は、実施の形態1による推奨番組抽出方法)を示すフローチャートである。実施の形態1においては、推奨番組の決定処理は、HDD12にインストールされているソフトウェアに従ってCPU10が実行する。
図3において、推奨番組の抽出は、例えば、EPGの受信及び解析処理後に開始される(ステップS101)。推奨番組の抽出においては、最初にユーザーの嗜好データである録画履歴情報の統計処理を行う。そのために、不揮発性メモリ19内に録画履歴情報が存在するか否かをチェックする(ステップS102)。録画履歴情報が無ければエラー内容を表示して(ステップS119)、推奨番組の決定処理を終了する(ステップS120)。
ステップS102において録画履歴情報が存在すれば、録画履歴情報から1番組分の情報を抽出し(ステップS103)、抽出した番組のジャンル解析(ステップS104)及び放送開始時間帯解析を実行する(ステップS105)。これらの解析においては、一致した放送開始時間帯及びジャンルについてのカウントを1増加させる。なお、本実施の形態においては、放送開始時間帯が、「早朝」、「朝」、「昼」、「夕方」、「夜」、及び「深夜」の6種類からなる場合を説明する。ここで、「早朝」は5:00以降8:00より前(時刻を「時:分」で表記する。以下同様に表示する。)、「朝」は8:00以降12:00より前、「昼」は12:00以降16:00より前、「夕方」は16:00以降19:00より前、「夜」は19:00以降23:00より前、「深夜」は23:00以降5:00より前とする。ある番組の放送開始時刻が20:00であり、ジャンルが「音楽」であれば、放送開始時間帯「夜」のポイント(カウント)を1つ上げ、また、ジャンル「音楽」のポイントを1つ上げる動作を行う。この解析処理を、録画履歴情報として記録されている番組のすべてに対して行う(ステップS103〜S105)。ただし、解析処理を、録画履歴情報として記録されている番組の予め決められた範囲(期間)等に対して行うように設定することもできる。
録画履歴情報にあるすべての番組について統計処理が終了すれば、放送開始時間帯及びジャンルについての順位付けを行う(ステップ106)。例えば、ユーザーが過去に録画した番組(録画履歴)が、図4に示されるもの(録画履歴番号1〜40の40番組)であったとする。この録画履歴に対して統計処理を行い、順位判定を行うと、図5に示される順位判定結果が得られる。図5に示されるように、ジャンルについては、図4の40番組中の14番組の「ドラマ」が第1位、9番組の「バラエティ」が第2位、8番組の「音楽」が第3位、5番組の「映画」の第4位、4番組の「アニメ」が第5位となる。また、図5に示されるように、放送開始時間帯については、図4の40番組中の15番組の「夜」が第1位、13番組の「深夜」が第2位、5番組の「夕方」が第3位、4番組の「昼」が第4位、3番組の「朝」が第5位となる。
次に、順位付けされた各評価項目(ここでは、ジャンルと放送開始時間帯)の構成要素に対して、例えば、図6に示される、予め設定しておいたポイントテーブルを用いてポイントを割り当てる。図6において、予め設定しておいた評価項目であるジャンルについては、第1位に50点、第2位に40点、第3位に30点、第4位に20点、第5位に10点を割り当てている。また、図6に示されるように、予め設定しておいた評価項目である放送開始時間帯については、第1位に25点、第2位に20点、第3位に15点、第4位に10点、第5位に5点を割り当てている。
図5に示される評価項目(ジャンルと放送開始時間帯)の構成要素の順位と、図6に示される評価項目(ジャンルと放送開始時間帯)の構成要素の順位に付けられたポイントとから、図7に示されるような評価項目の構成要素ごとにポイントを付したマッピングされたポイントテーブルを得ることができる(ステップS107)。なお、本実施の形態では、番組を推奨するにあたって、ユーザーの嗜好は、放送開始時間帯よりジャンルに影響をより強く受けるものとして、ポイント配分及び順位差によるポイントの差を大きくしている。また、本実施の形態では、放送時間帯情報として、放送開始時間帯情報を用いているが、放送終了時間帯情報や、放送時間の中間の時点の時間帯情報等の他の情報を採用してもよい。
次に、録画履歴情報に含まれる番組がジャンル別(より厳密に言えば、ジャンルの構成要素ごと)にどのような分布を示しているか解析するジャンル別割当解析を実行する(ステップS108)。録画履歴情報が図4に示されるものである場合には、「ドラマ」が14番組、「バラエティ」が9番組、「音楽」が8番組、「映画」が5番組、「アニメ」が4番組録画されている。録画履歴番組の合計が40番組なので、図8に示されるように、ジャンルの各構成要素について、「ドラマ」が35%(=14÷40)、「バラエティ」が22.5%(=9÷40)、「音楽」が20%(=8÷40)、「映画」が12.5%(=5÷40)、「アニメ」が10%(=4÷40)の割合が算出される。また、推奨番組抽出装置1が推奨する番組数を10番組に設定すると(例えば、ユーザー設定による)、上記割合に推奨する番組数である10番組を乗じ、小数点以下を切り捨てると、ジャンルの各構成要素に対する割当番組数が決まる。図4の例では、「ドラマ」が3番組(=Int(0.35×10))、「バラエティ」が2番組(=Int(0.225×10))、「音楽」が2番組(=Int(0.2×10))、「映画」が1番組(=Int(0.125×10))、「アニメ」が1番組(=Int(0.1×10))のように決定される。すなわち、記録履歴情報に含まれる番組の総番組数をNaとし、ジャンルの構成要素ごとの番組数をNm(m=1,2,…)とし、推奨番組数をNrとしたときに、(Nm/Na)×Nrの小数点以下を切り捨てた整数値を、ジャンルの各構成要素に対する割当番組数として用いる。なお、ここでは録画履歴情報におけるジャンルの各構成要素の割合から推奨する番組のジャンルの各構成要素別の割当番組数を求めるときに、推奨する番組数の合計が10番組を超えないように小数点以下の切り捨てを行い、推奨する番組を9番組選出した。推奨すべき番組数として設定した値は10番組であるので、残り1番組については、「ドラマ」、「バラエティ」、「音楽」、「映画」、「アニメ」のジャンル構成要素以外から選出する方法、予め設定されたジャンルの構成要素から番組を選出する方法、又は、残り1番組を選出しない方法などを選択することができる。
次に、EPG情報から推奨する番組の抽出を開始する。まず、推奨番組抽出装置1に放送予定番組のEPG情報が存在することを確認し(ステップS109)、EPG情報が無ければエラー表示して(ステップS119)、推奨番組の決定処理を終了する(ステップS120)。ステップS109において、EPG情報が存在すれば、EPG情報から番組を1つ抽出する(ステップS110)。
次に、抽出した番組の評価を行う。番組の評価にはステップS107で求めた図7に示されるポイントテーブルを用いる。抽出した番組について、まずジャンルの評価を行い、図7のポイントテーブルに一致するジャンルが存在すれば、抽出した番組のポイントとして、一致したジャンルのポイントが加算される(ステップS111)。さらに、抽出した番組について、放送開始時間帯についても評価を行い、図7のポイントテーブルに一致する時間帯が存在すれば、抽出した番組のポイントとして、一致した時間帯のポイントが加算される(ステップS112)。これらのポイントの合計値が、抽出した番組の総ポイントとなる。
図3におけるステップS110からステップS112までの工程をEPGデータのすべての番組について実行し、終了すれば、獲得したポイントが上位の番組を所定の数だけ抽出するポイント上位番組抽出処理を実行する(ステップS113)。次に、抽出した上位番組に対して、ジャンルの構成要素毎に割当てられた割当番組数を越えた番組が存在する場合、割当番組数を超えたジャンルの構成要素の下位の抽出番組を推奨番組候補から削除するジャンル別割当番組数制限処理を行う(ステップS114)。例えば、ジャンル別割当解析(ステップS108)で説明すると、ジャンルの構成要素「ドラマ」については3番組を越えないように、「バラエティ」については2番組を越えないように、「音楽」については2番組を越えないように、「映画」については1番組を越えないように、「アニメ」については1番組を越えないように、推奨番組の数をジャンルの構成要素毎に制限する処理を行う。
上記ジャンル別割当番組数制限処理(ステップS114)によって選出する番組数が削減され、それによって推奨番組数として規定していた番組数、ここでは10番組、から不足する場合(ステップS115)は、再度ポイント上位番組抽出処理(ステップS113)に戻り、目的とする推奨番組数から不足する数の番組を追加する。以上のステップS113からステップS115までの処理を繰り返し、抽出した番組を不揮発性メモリ19に推奨番組として保存し(ステップS118)、推奨番組の決定処理を終了する(ステップS120)。
上記動作により抽出された推奨番組は、例えば、ユーザーがリモコン3を操作して「番組推奨」ボタンを押すと、リモコン3からリモコンI/F16を経由してCPU10に信号が伝わり、不揮発性メモリ19に記録されている推奨番組の一覧が読み出され、その情報が表示系制御部23で図形化されOSD18を経由してモニター4に表示される。ユーザーは、モニター4で推奨番組の一覧を見て、推奨番組を知ることができる。また、ユーザーは、モニター4で推奨番組の一覧を見ながら、推奨番組の一覧上にハイライトを移動させる等の操作を行い、決定ボタンを押す等の操作によって、録画予約や視聴予約ができるように装置を構成することもできる。さらに、推奨番組の一覧情報に基づいて、ポイントの上位の決められた数の番組や、所定のポイント以上の番組、又は決められたジャンルの番組を、自動的に録画予約や視聴予約するように装置を構成してもよい。
次に、番組のポイントによって番組の選出を行った場合と、本処理によって選出を行った場合の結果について比較を行う。図9は放送から抽出した番組一覧の一例を示している。さらに、図9には、図4に示される録画履歴を元に統計処理によって求めたジャンルポイント及び時間帯ポイントである図7を用いて、番組ごとにそのジャンルポイント、時間帯ポイント及び総ポイントを求めた結果についても示している。図9に示される番組に対して、総ポイントの順位のみによって推奨番組として10番組を決定する場合は、総ポイントの上位から抽出し、総ポイント75の番組番号1から番組番号5、総ポイント70の番組番号6から番組番号8、総ポイント65の番組番号16、番組番号17を推奨番組として抽出する(図9のE0欄)。この結果を、ジャンルの分布で見てみると、「ドラマ」が8番組、「バラエティ」が2番組推奨されており、2つのジャンルのみから番組が推奨されていることがわかる。
一方、ジャンルに対してジャンル別割当番組数制限処理を行う本実施形態の場合は、ジャンル別割当解析によって、「ドラマ」3番組、「バラエティ」2番組、「音楽」2番組、「映画」1番組、「アニメ」1番組に制限があるため、図9の番組一覧では、「ドラマ」から番組番号1、番組番号2、番組番号3の番組が推奨され、「バラエティ」から番組番号16、番組番号17の番組が推奨され、「音楽」から番組番号24、番組番号25の番組が推奨され、「映画」から番組番号28の番組が推奨され、「アニメ」から番組番号34の番組が推奨され、5つのジャンルから番組が推奨されていることがわかる(図9のE1欄)。このように、実施の形態1においては、ジャンル別割当番組数制限処理を行うことによって、録画履歴のジャンルの各構成要素から公平に、また、録画履歴のジャンルの各構成要素の割当(分布)に沿った番組が選出することができ、ポイントによって選出された番組のように1つ又は2つ等の限られたジャンルに集中して番組を推奨するような弊害が無くなる。
また、本実施の形態においては、ポイントによって番組を抽出する場合の例として、番組一覧においてジャンルが「ドラマ」であり、かつ、ポイントが75及び70の番組数が8番組存在する場合を例示した。仮に、ジャンル割当制限処理を行わない場合には、同じジャンルと同じ時間帯を有する番組(すなわち、「ドラマ」かつ「夜」の番組)が10番組以上ある場合には、ポイントによる番組抽出方法では「ドラマ」の番組のみで10番組選出されることになり、他のジャンルの番組が一切推奨されないことになる。一方、ジャンル割当制限処理を行う場合については、「ドラマ」かつ「夜」の番組がどのように増えようとも、録画履歴のジャンル割当に比例するために、先に示したと同様に「ドラマ」から番組番号1、番組番号2、番組番号3の番組が推奨され、「バラエティ」から番組番号16、番組番号17の番組が推奨され、「音楽」から番組番号24、番組番号25の番組が推奨され、「映画」から番組番号28の番組が推奨され、「アニメ」から番組番号34の番組が推奨され、上位ジャンルの番組の数及び構成に影響を受けることがない。
以上のように構成された実施の形態1の推奨番組抽出装置では、ユーザーの録画履歴情報を統計的に処理し、ユーザーの嗜好にあった番組ほど強く推奨するので、ユーザーの嗜好にあった番組が推奨される。
また、ユーザーの録画履歴情報と番組情報から自動的に番組を推奨するので、ユーザーに負荷を与えない。
さらに、ユーザーの録画履歴情報に基づき、過去に録画した番組のジャンル配分に沿ったジャンル配分になるように番組を推奨するため、ユーザーの複数の嗜好を反映することができる。特に、ユーザーがさまざまなジャンルの番組を録画した場合に、決まったジャンルの番組に偏ることなく多様な番組を推奨することができる。さらに、上位ジャンルの番組数が多くなると下位のジャンルの番組が推奨されなくなるといった、上位ジャンルの番組数によって推奨番組の構成が変化するようなことがない。
また、ユーザーの嗜好性を強く反映することができるポイント方式と併用することにより、上位のジャンルや放送開始時間帯など高いポイントの番組が推奨されるとともに、ポイント方式のみでは推奨され難い下位のジャンルの番組も推奨することができる。
また、仮にジャンル配分によって複数の番組を推奨できるジャンルであるもかかわらず、そのジャンルの番組が存在しない場合であっても、本実施の形態においては、ポイント方式を併用しているので、次点の番組をすぐに選出することができる。
さらに、ポイント方式ではジャンルのみが一致しているという条件だけで推奨される可能性もあったが、幅広いジャンルから推奨番組が抽出されるように構成したので、ジャンルだけの一致で推奨されるということを極力回避することができる。
また、録画推奨番組抽出装置を複数のユーザーで使用する場合において、録画履歴情報として録画を設定したユーザー(名)を記憶しておき、さらに割当解析対象を行う評価項目としてユーザーに対して解析を行い、ユーザー毎の番組配分を求め、その配分に比例して推奨番組を決定する構成をとってもよい。その場合、推奨番組抽出装置を利用するユーザーの使用頻度に応じて、つまり良く利用するユーザーの嗜好をより多く反映した番組が推奨される。
実施の形態2.
実施の形態1では、ジャンル別の割当数を求める方法として、録画履歴情報において録画された番組のジャンル構成の分布の比率を求め、その結果と推奨する番組数からジャンル別の番組数の制限値を求めた。本発明の実施の形態2においては、割当番組数を求める方法として、比例配分アルゴリズムとしてのドント方式(the d’Hondt formula)を用いるものとする。
図10は、実施の形態2による推奨番組抽出装置の動作(又は実施の形態2による推奨番組抽出方法)を示すフローチャートである。図10において、図3に示されるステップと同じステップには、同じ符号を付す。図10に示されるように、実施の形態2による推奨番組抽出装置の動作は、ジャンル解析(S104)及びジャンル別割当解析(S108)においてドント方式を採用している点が、上記実施の形態1の場合と相違する。
ドント方式は、例えば、比例代表制選挙において、各政党に配分される議席の算定方法の一つであり、各政党の得票数を一から順に整数で割っていき、その商の大きい順に議席を与える方式である。ドント方式を用いれば、得票数の多い政党にも少ない政党にも、比較的公平に議席を割り当てることができる。実施の形態2においては、番組推奨におけるジャンルの抽出にドント方式を採用している。図11には、録画履歴における各ジャンルの番組数と、番組数を1から10までの整数で割った時の商が示されている。図4の場合、「ドラマ」が14番組、「バラエティ」が9番組、「音楽」が8番組、「映画」が5番組、「アニメ」が4番組録画されており、それぞれを1から10までの整数で割っていき、その商の大きい順に推奨番組の割当てを行う。図11に「*」印で示される、第1位から第10位までの値を抽出すると、「ドラマ」が4番組、「バラエティ」が2番組、「音楽」が2番組、「映画」が1番組、「アニメ」が1番組の割合で抽出される。
上記実施の形態1の場合と比較すると、「ドラマ」の番組数が1つ増え4番組となっていること、また、番組数の合計が実施の形態1では9番組であったのに対して、実施の形態2では10番組と設定した推奨番組と同じ数の番組数となることが特徴である。ドント方式によって決定したジャンル別割当番組数を図9の番組一覧に適用した結果を、図9の最右列(E2欄)に示す。
以上のように構成された実施の形態2の録画推奨番組装置では、録画履歴のジャンル毎の番組数の割合からジャンル毎に推奨する番組数を求めることができる。
また、ドント方式により推奨する番組の配分を比較的簡単に求め、かつ過不足なく求めることができる。
また、ユーザーの録画したジャンルの番組数に比例したジャンルの番組を推奨することができ、特定のジャンルについて偏ることなく公平に推奨することができる。
本発明の実施の形態1による推奨番組抽出装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1による推奨番組抽出装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1による推奨番組抽出装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1による推奨番組抽出装置における録画履歴情報を示す図である。 実施の形態1による推奨番組抽出装置におけるジャンル及び放送開始時間帯の順位判定結果を示す図である。 実施の形態1による推奨番組抽出装置においてジャンル及び放送開始時間帯の構成要素の順位にポイントを対応させたポイントテーブルを示す図である。 実施の形態1による推奨番組抽出装置においてジャンル及び放送開始時間帯の各構成要素にポイントを対応させたマッピングされたポイントテーブルを示す図である。 実施の形態1による推奨番組抽出装置において決定されたジャンル毎の割当番組数を示す図である。 本発明の実施の形態1及び2、並びに、比較例における推奨番組抽出結果を示す図である。 実施の形態2による推奨番組抽出装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2による推奨番組抽出装置において決定されたジャンル毎の割当番組数を示す図である。
符号の説明
1 推奨番組抽出装置、 2 アンテナ、 3 リモコン、 4 モニター、 5 TVチューナ、 6 A/D変換器、 7 MPEGエンコーダ、 8 記録用バッファ、 9 スライサー、 10 CPU、 11 HDDコントローラ、 12 HDD、 13 揮発性メモリ、 14 MPEGデコーダ、 15 読み出し用バッファ、 16 リモコンI/F、 17 D/A変換器、 18 OSD、 19 不揮発性メモリ、 20 EPG部、 21 エンコーダ/デコーダ制御部、 22 システム制御部、 23 表示系制御部、 24 EPG制御部、 25 EPGデータ解析部、 26 EPGデータバックアップ部、 27 EPGデータベース、 28 録画予約部、 29 番組推奨部。

Claims (2)

  1. 入力された放送信号を所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記放送信号から、放送番組に関する番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記記録手段により記録された過去の放送番組に関する番組情報である記録履歴情報を保持する記録履歴記憶手段と、
    前記記録履歴情報を統計処理し、この統計処理の結果に基づいて、前記番組情報取得手段により取得された放送予定番組情報に含まれる各番組から推奨番組を抽出する推奨番組抽出手段と
    を有し、
    前記推奨番組抽出手段が、
    前記記録履歴情報に含まれる番組内容の分類を示すジャンルの構成要素ごとの番組数を求め、
    前記推奨番組の総数に対して、前記ジャンルの構成要素ごとの番組数に基づいて、前記推奨番組についてのジャンルの構成要素ごとの割当番組数を、ドント方式を用いて決定し、さらに、
    前記ジャンルの各構成要素に対応するポイントを付与する第1のポイントテーブル、及び前記番組の各放送時間帯に対応するポイントを付与する第2のポイントテーブルをそれぞれ作成し、
    前記第1、及び第2のポイントテーブルを用いて、前記放送予定番組情報に含まれる各番組についてポイントを付与し、
    前記推奨番組の抽出を、前記付与されたポイントの合計値が上位の番組から、前記推奨番組の番組数が、前記ジャンルの構成要素ごとの割当番組数の範囲内になるように行う
    ことを特徴とする推奨番組抽出装置。
  2. 入力された放送信号を所定の記録媒体に記録するステップと、
    前記放送信号から、放送番組に関する番組情報を取得するステップと、
    前記記録された過去の放送番組に関する番組情報である記録履歴情報を保持するステップと、
    前記記録履歴情報を統計処理し、この統計処理の結果に基づいて、前記番組情報取得手段により取得された放送予定番組情報に含まれる各番組から推奨番組を抽出するステップと
    を有し、
    前記推奨番組を抽出するステップが、
    前記記録履歴情報に含まれる番組内容の分類を示すジャンルの構成要素ごとの番組数を求めるステップと、
    前記推奨番組の総数に対して、前記ジャンルの構成要素ごとの番組数に基づいて、前記推奨番組についてのジャンルの構成要素ごとの割当番組数を、ドント方式を用いて決定するステップと、
    前記ジャンルの各構成要素に対応するポイントを付与する第1のポイントテーブル、及び前記番組の各放送時間帯に対応するポイントを付与する第2のポイントテーブルをそれぞれ作成するステップと、
    前記第1、及び第2のポイントテーブルを用いて、前記放送予定番組情報に含まれる各番組についてポイントを付与するステップと、
    前記推奨番組の抽出を、前記付与されたポイントの合計値が上位の番組から、前記推奨番組の番組数が、前記ジャンルの構成要素ごとの割当番組数の範囲内になるように行うステップと
    を備える推奨番組抽出方法。
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