JP3777866B2

JP3777866B2 - Rear bumper mounting structure

Info

Publication number: JP3777866B2
Application number: JP10669799A
Authority: JP
Inventors: 真人小池
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1999-04-14
Filing date: 1999-04-14
Publication date: 2006-05-24
Anticipated expiration: 2019-04-14
Also published as: JP2000296741A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主にリヤハッチゲートを有する車両のリヤバンパ取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の車両としては、図４及び図５に示すようなハッチバック形式のリヤハッチゲートを有する車両１が知られている（特開平９−１４２２３５号公報等参照）。
【０００３】
このような車両１では、車体１ａの強度部材としてのリヤエンドクロスメンバ２に取付ステイを介して車幅方向に沿うバンパレインフォース３が配設されている。また、前記リヤエンドクロスメンバ２のリヤパネル２ａからは、水平方向に沿う水平取付面５ａを有するリテーナ５が車両後方に向けて突設されている。
【０００４】
そして、樹脂製のバンパフェイシャ４が、前記リテーナ５の水平取付面５ａにネジ部材６によって、その上面部４ａが固定されて、このバンパレインフォース３を覆うように装着されて、リヤハッチゲート７閉塞状態で、このリヤハッチゲートの下縁部７ａに沿って配設される。
【０００５】
更に、この従来のものでは、バンパレインフォース３の上面部３ａには、前記バンパフェイシャ上面部４ａの裏面側に位置するように、把手部材８が設けられている。
【０００６】
このように構成された従来のものでは、前記バンパレインフォース３取付時、把手部材８を把持することにより、容易に所望の取付位置に移動させることが出来る。しかも、バンパレインフォース３に把持用の開口を形成する必要が無くなり、強度低下を招く虞が無い。
【０００７】
また、図６又は図７に示すように、前記ネジ部材６に代えて、複数のクリップ部材９…を用いて前記バンパフェイシャ４を、中央部リテーナ５ｂ及び左，右リテーナ５ｃ，５ｃの各水平取付面５ａ及び５ｄ，５ｄに固定するものが知られている。
【０００８】
このようなものでは、各クリップ部材９を中央部リテーナ５ｂ及び左，右リテーナ５ｃ，５ｃの水平取付面５ａに形成された取付孔に上方から下方に向けて挿入することにより、更に容易に、バンパフェイシャ４を前記車体１ａのリヤパネル２ａに固定させることが出来る。
【０００９】
なお、この種のリヤバンパ取付構造としては、ロケータピンを用いてリヤバンパのリヤエンドパネルへの位置決めを行う特開平１０−２２６２８７号公報等に記載されているものが知られている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような図４，図５又は、図６，図７に示す従来の車両１のリヤバンパ取付構造では、リヤハッチゲート７を上方へ向けて開放すると、前記バンパレインフォース３の上面部３ａに設けられたネジ部材６或いは、クリップ部材９の頭部が、露呈してしまい外観品質が良好であるとは言い難かった。
【００１１】
また、前記バンパフェイシャ４への荷重入力は、リテーナ５を介して直接、リヤパネル２ａの車体１ａへの溶着部分１０へ加わると共に、車両走行時にあっても走行時の荷重入力が溶着部分１０へ加わることになる。
【００１２】
特に、図７に示すように、左，右コーナ部１０ａ，１０ａ近傍にスポット溶接されている部分では、車両の撓みの影響を受け易く前記リヤパネル２ａに剥がれが発生する虞があった。
【００１３】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、リヤハッチゲートを開放しても、開口周縁の外観品質を良好に保持することが出来ると共に、荷重入力を分散させて、スポット溶接の剥がれ等が発生する虞を減少させたリヤバンパ取付構造を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１に記載された発明では、車両後部に開閉可能に設けられるリヤハッチゲートの開口周縁で、しかも車幅方向に沿って延設される断面略ロ字状のリヤエンドクロスメンバ部材に、バンパフェイシャ部材を取り付けたリヤバンパ取付構造であって、前記リヤエンドクロスメンバ部材内に、該リヤエンドクロスメンバ部材の前，後壁面部に跨って架設され、かつ、両端部がリヤハッチゲートの開口部の左右のコーナ部の車幅方向外側に至るまで車幅方向に延在されたメンバ内レインフォース部材を設け、該メンバ内レインフォース部材の前記リヤエンドクロスメンバ部材の後壁面部取付片と、該後壁面部とを、前記バンパフェイシャ部材に共締めする締結手段を有しているリヤバンパ取付構造を特徴としている。
【００１５】
このように構成された請求項１記載のものでは、前記締結手段によって、前記メンバ内レインフォース部材の後壁面部取付片と、該後壁面部とが、前記バンパフェイシャ部材に共締めされているので、前記車体への入力荷重が、該メンバ内レインフォース部材から前記リヤエンドクロスメンバ部材の前壁面部に分散されて吸収される。
【００１６】
このため、リヤエンドクロスメンバ部材全体の強度剛性が向上し、特に従来のようにコーナ部が剥がれる虞が減少すると共に、車体へのバンパフェイシャ、メンバ内レインフォース部材の取り付け点数が減少し、車両の組み立て作業性が向上する。
【００１７】
また、請求項２に記載されたものでは、前記締結手段は、前記バンパフェイシャ部材に一体となるようにインサート成形されて、該バンパフェイシャ部材から車両前方に向けて突設されるスタッドボルトである請求項１記載のリヤバンパ取付構造を特徴としている。
【００１８】
このように構成された請求項２記載のものでは、前記締結手段が、前記バンパフェイシャ部材に一体となるようにインサート成形されたスタッドボルトであるので、例えば、前記後壁面部に挿通孔を形成し、該バンパフェイシャ部材の装着と共に車両前方へ向けて挿入して仮保持、及び締結出来るので、更に取付性が良好である。
【００１９】
そして、請求項３に記載されたものでは、前記リヤエンドクロスメンバ部材の前壁面部には、該車両内側から、前記後壁面部取付片と、該後壁面部とを、前記締結手段を用いて締結させる作業孔が形成されている請求項１又は２の何れか一項記載のリヤバンパ取付構造を特徴としている。
【００２０】
このように構成された請求項３記載のものでは、前記作業孔が、前記リヤエンドクロスメンバ部材の前壁面部に形成されているので、該作業孔を介して前記後壁面部取付片と、該後壁面部とを、前記締結手段を用いて締結させる作業を、車両内側から行うことが出来る。
【００２１】
更に、請求項４に記載されたものでは、前記メンバ内レインフォース部材の左，右端縁部を、上方へ向けて屈曲させた各請求項１乃至３の何れか一項記載のリヤバンパ取付構造を特徴としている。
【００２２】
このように構成された請求項４記載のものでは、前記メンバ内レインフォース部材の左，右端縁部が、上方へ向けて屈曲されているので、前記バンパフェイシャ部材が、左，右端縁部で、上方へ向けて屈曲された形状を呈していても、前記リヤエンドクロスメンバ部材の後壁部と共に、該各左，右端縁部を締結させることが出来る。
【００２３】
また、メンバ内レインフォース部材がコーナ部周りにも設けられるようになり、リヤハッチゲート開口周縁の強度剛性は、更に向上する。
【００２４】
【発明の実施の形態１】
以下、本発明の具体的な実施の形態１について、図示例と共に説明する。
【００２５】
図１乃至図３は、この発明の実施の形態１を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【００２６】
まず、構成を説明すると、この実施の形態１の車両１１のリヤバンパ取付構造では、車体１１ａの強度部材としてのリヤエンドクロスメンバ部材１２に、取付ステイを介して車幅方向に沿うバンパレインフォース３が配設されている。
【００２７】
このリヤエンドクロスメンバ部材１２は、主に、後壁部としてのリヤパネル１２ａ，前壁部としてのリヤエンドクロスパネル１２ｂ，リヤフロアパネル１２ｃによって、車両前後方向断面略ロ字状を呈するように形成されて、長手方向を車幅方向に沿わせて延設している。このうち、前記リヤパネル１２ａの上縁フランジ部１２ｄと、リヤエンドクロスパネル１２ｂの上縁フランジ部１２ｅとは、重合されて、ゴムシール部材１６が嵌着されることによりリヤハッチゲート７の開口部１７の周縁が形成されている。
【００２８】
また、このリヤパネル１２ａの前記上縁フランジ部１２ｄ近傍には、複数のボルト挿通孔１２ｆ…が所定間隔をおいて形成されている。
【００２９】
このリヤエンドクロスメンバ部材１２内には、前記リヤエンドクロスパネル１２ｂ及びリヤパネル１２ａに跨って架設されるメンバ内レインフォース部材１３が設けられている。
【００３０】
このメンバ内レインフォース部材１３は、主に、前記リヤエンドクロスパネル１２ｂに当接されて溶着固定される前壁面部取付片１３ａと、リヤパネル１２ａに当接される後壁面部取付片１３ｂと、これらの前，後壁面部取付片１３ａ，１３ｂ間に掛け渡される架橋部１３ｃとから構成されている。
【００３１】
このうち、後壁面部取付片１３ｂには、前記ボルト挿通孔１２ｆ…形成位置に対応して、複数のボルト挿通孔１３ｅ…が形成されている。
【００３２】
そして、樹脂製のバンパフェイシャ部材１４には、これらのボルト挿通孔１２ｆ，１３ｅ内に挿通される締結手段の一方としての複数のスタッドボルト１８…が、上部内面側１４ａに所定間隔をおいて一体となるようにインサート成型されている。
【００３３】
また、前記リヤエンドクロスパネル１２ｂのうち、このボルト挿通孔１２ｆに対向する部分には、この車両１１の内側である荷室１５側から、ナット部材１９を取付工具２０と共に挿通する作業孔１２ｇが、所定の径ａを有して各々形成されている。
【００３４】
更に、この実施の形態１の荷室１５の内装材２１にも、この作業孔１２ｇに対応した位置に、複数の作業孔２１ａ…が形成されている。
【００３５】
そして、このナット部材１９は、前記リヤエンドクロスメンバ部材１２内で前記スタッドボルト１８に螺着されることによって、前記後壁面部取付片１３ｂと、このリヤエンドクロスメンバ部材１２のリヤパネル１２ａとを前記バンパフェイシャ部材１４に締結させるように構成されている。
【００３６】
更に、この実施の形態１では、このメンバ内レインフォース部材１３では、図２に示すように左，右端縁部１３ｄ，１３ｄがリヤハッチゲート開口部１７の左，右コーナ部１７ａ，１７ａに沿って、上方へ向けて屈曲形成されている。
【００３７】
次に、この実施の形態１の作用について説明する。
【００３８】
この実施の形態１のリヤバンパ取付構造では、前記スタッドボルト１８を、前記リヤエンドクロスメンバ部材１２ａのリヤパネル１２ａに形成されたボルト挿通孔１２ｆ及び後壁面部取付片１３ｂに形成されたボルト挿通孔１３ｅに車両後方から前方へ向けて挿通すると共に、このスタッドボルト１８に前記ナット部材１９を螺合させる。
【００３９】
前記スタッドボルト１８は、前記バンパフェイシャ部材１４に一体となるようにインサート成形されているので、前記リヤパネル１２ａに形成されたボルト挿通孔１２ｆに対して、このバンパフェイシャ部材１４の装着と共に車両前方へ向けて挿入して締結出来るので、取付性が良好である。
【００４０】
また、前記作業孔１２ｇが、前記リヤエンドクロスメンバ部材１２のリヤエンドクロスパネル１２ｂに形成されているので、この作業孔１２ｇ及び、インシュレータ部材２１の作業孔２１aを介して、前記取付工具２０を車両内側である荷室１５側から挿通して、前記後壁面部取付片１３ｂと、このリヤパネル１２とを締結させる作業を、車両内側から行うことが出来る。
【００４１】
ここで、作業孔１２ｇを挿通させる取付工具２０は、スポット溶接に使用するスポットガンのような大型工具を必要としないため、作業孔１２ｇの大型化を防ぐことが出来、リヤエンドクロスメンバ部材１２の強度剛性の低下を極力抑えることができる。
【００４２】
そして、前記スタッドボルト１８に、前記ナット部材１９を螺合させて、前記メンバ内レインフォース部材１３の後壁面部取付片１３ｂと、このリヤパネル１２ａとが、前記バンパフェイシャ部材１４に共締めされているので、入力荷重が、メンバ内レインフォース部材１３から前記リヤエンドクロスメンバ部材１２のリヤエンドクロスパネル１２ｂにも伝達され分散されて吸収される。
【００４３】
このため、前記リヤエンドクロスメンバ部材１２全体の強度剛性が向上する。
【００４４】
更に、前記メンバ内レインフォース部材１３の左，右端縁部１３ｄ，１３ｄが、図２に示すように、リヤハッチゲート開口部１７の左，右コーナ部１７ａ，１７ａに沿って、上方へ向けて屈曲されているので、従来のように左，右のコーナ部１７ａ，１７ａに位置する前記リヤパネル１２ａの上縁フランジ部１２ｄと、リヤエンドクロスパネル１２ｂの上縁フランジ部１２ｅとの重合部分が剥がれる虞を減少させることが出来る。
【００４５】
しかも、前記バンパフェイシャ部材１４が、左，右端縁部で、上方へ向けて屈曲された形状を呈していても、前記リヤエンドクロスメンバ部材１２のリヤエンドクロスパネル１２ａと共に、これらの各左，右端縁部を前記メンバ内レインフォース部材１３に締結させることが出来、前記バンパフェイシャ部材１４の取付強度を向上させることが出来ると共に、造形上の自由度を増大させることが出来る。
【００４６】
更に、取付作業時に、誤って前記ナット部材１９を前記リヤエンドクロスメンバ部材１２ａ内で落としても、リヤフロアパネル１２ｃまで到達せずに、前記架橋部１３ｃの水平部分で止まる。
【００４７】
そして、前記スタッドボルト１８…等は、前記バンパフェイシャ部材１４の上部内面側１４ａに設けられているので、前記リヤハッチゲート７を開放しても、これらのスタッドボルト１８…等は、外部からは見えない。このため、リヤハッチゲート７の解放時に開口部１７の周縁の外観品質が低下する虞が無い。
【００４８】
以上、この発明の実施の形態１を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態１に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【００４９】
例えば、前記実施の形態１では、バンパフェイシャ部材１４の左，右両端部を上方へ向けて屈曲するように構成されているが、特にこれに限らず、例えば、左，右両端部１４ｂ，１４ｂが、車両１１の前方へ向けて前記車体１１ａの左，右側面部に沿って延設される等、バンパフェイシャ部材１４の形状、材質、大きさ等が特に限定されるものではない。
【００５０】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項１記載の発明によれば、前記締結手段によって、前記メンバ内レインフォース部材の後壁面部取付片と、該後壁面部とが、前記バンパフェイシャ部材に共締めされているので、前記車体への入力荷重が、該メンバ内レインフォース部材から前記リヤエンドクロスメンバ部材の前壁面部に分散されて吸収される。
【００５１】
このため、リヤエンドクロスメンバ部材全体の強度剛性が向上し、特に従来のようにコーナ部が剥がれる虞が減少すると共に、車体へのバンパフェイシャ、メンバ内レインフォース部材の取り付け点数が減少し、車両の組み立て作業性が向上する。
【００５２】
また、請求項２に記載されたものでは、前記締結手段が、前記バンパフェイシャ部材に一体となるようにインサート成形されたスタッドボルトであるので、例えば、前記後壁面部に挿通孔を形成し、該バンパフェイシャ部材の装着と共に車両前方へ向けて挿入して仮保持、及び締結出来るので、更に取付性が良好である。
【００５３】
そして、請求項３に記載されたものでは、前記作業孔が、前記リヤエンドクロスメンバ部材の前壁面部に形成されているので、該作業孔を介して前記後壁面部取付片と、該後壁面部とを、前記締結手段を用いて締結させる作業を、車両内側から行うことが出来る。
【００５４】
更に、請求項４に記載されたものでは、前記メンバ内レインフォース部材の左，右端縁部が、上方へ向けて屈曲されているので、前記バンパフェイシャ部材が、左，右端縁部で、上方へ向けて屈曲された形状を呈していても、前記リヤエンドクロスメンバ部材の後壁部と共に、該各左，右端縁部を締結させることが出来る。
【００５５】
また、メンバ内レインフォース部材がコーナ部周りにも設けられるようになり、リヤハッチゲート開口周縁の強度剛性は、更に向上する、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１のリヤバンパ取付構造で、図３中Ａ−Ａ線に沿った位置での断面図である。
【図２】実施の形態１のリヤバンパ取付構造を示し、バンパフェイシャ部材を外した状態で、車体を後方から見た平面図である。
【図３】実施の形態１のリヤバンパ取付構造で、車両全体を斜め後方から見た斜視図である。
【図４】一従来例のリヤバンパ取付構造で、図５中Ｂ−Ｂ線に沿った位置での断面図である。
【図５】一従来例のリヤバンパ取付構造で、車両後部の斜視図である。
【図６】他の従来例のリヤバンパ取付構造で、図７中Ｃ−Ｃ線に沿った位置での断面図である。
【図７】他の従来例のリヤバンパ取付構造を示し、バンパフェイシャ部材を外した状態で、車体を後方から見た平面図である。
【符号の説明】
７リヤハッチゲート
１１車両
１２リヤエンドクロスメンバ部材
１２ａリヤパネル（後壁部）
１２ｂリヤエンドクロスパネル（前壁部）
１２ｆボルト挿通孔
１２ｇ，２１ａ作業孔
１３メンバ内レインフォース
１３ａ後壁面部取付片
１４バンパフェイシャ部材
締結手段
１８スタッドボルト
１９ナット部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention mainly relates to a vehicle rear bumper mounting structure having a rear hatch gate.
[0002]
[Prior art]
As a conventional vehicle, there is known a vehicle 1 having a hatchback type rear hatch gate as shown in FIGS. 4 and 5 (see JP-A-9-142235, etc.).
[0003]
In such a vehicle 1, a bumper reinforcement 3 along the vehicle width direction is disposed on a rear end cross member 2 as a strength member of the vehicle body 1 a via an attachment stay. A retainer 5 having a horizontal mounting surface 5a extending in the horizontal direction protrudes from the rear panel 2a of the rear end cross member 2 toward the rear of the vehicle.
[0004]
The resin bumper fascia 4 is mounted on the horizontal mounting surface 5a of the retainer 5 by the screw member 6 so that the upper surface portion 4a is fixed so as to cover the bumper reinforcement 3, and the rear hatch gate 7 is closed. In this state, the rear hatch gate is disposed along the lower edge portion 7a.
[0005]
Further, in this conventional device, a handle member 8 is provided on the upper surface portion 3a of the bumper reinforcement 3 so as to be positioned on the back surface side of the bumper facia upper surface portion 4a.
[0006]
In the conventional structure configured as described above, the gripping member 8 can be easily moved to a desired mounting position when the bumper reinforcement 3 is mounted. In addition, it is not necessary to form a gripping opening in the bumper reinforcement 3 and there is no possibility of causing a decrease in strength.
[0007]
Further, as shown in FIG. 6 or 7, instead of the screw member 6, a plurality of clip members 9 are used to connect the bumper fascia 4 to the central retainer 5b and the left and right retainers 5c, 5c. What is fixed to the mounting surfaces 5a and 5d, 5d is known.
[0008]
In such a case, by inserting each clip member 9 downward from above into the mounting holes formed in the central retainer 5b and the horizontal mounting surfaces 5a of the left and right retainers 5c, 5c, The bumper fascia 4 can be fixed to the rear panel 2a of the vehicle body 1a.
[0009]
As this type of rear bumper mounting structure, a structure described in Japanese Patent Laid-Open No. 10-226287 or the like that positions a rear bumper on a rear end panel using a locator pin is known.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional rear bumper mounting structure of the vehicle 1 shown in FIGS. 4, 5, 6, and 7, when the rear hatch gate 7 is opened upward, the upper surface 3 a of the bumper reinforcement 3 is formed. The head of the provided screw member 6 or clip member 9 is exposed and it is difficult to say that the appearance quality is good.
[0011]
Further, the load input to the bumper fascia 4 is directly applied to the welded portion 10 of the rear panel 2a to the vehicle body 1a via the retainer 5, and the load input during traveling is applied to the welded portion 10 even when the vehicle is traveling. It will be.
[0012]
In particular, as shown in FIG. 7, there is a possibility that the rear panel 2 a may be peeled off easily at the portions that are spot-welded in the vicinity of the left and right corner portions 10 a, 10 a due to the influence of vehicle deflection.
[0013]
Accordingly, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, and even when the rear hatch gate is opened, it is possible to maintain the appearance quality of the peripheral edge of the opening, and to disperse the load input and to peel off the spot welding. It is an object of the present invention to provide a rear bumper mounting structure that reduces the possibility of occurrence of the above.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in claim 1, an opening peripheral edge of a rear hatch gate provided at the rear portion of the vehicle so as to be openable and closable, and extending substantially along the vehicle width direction A rear bumper mounting structure in which a bumper fascia member is mounted on a rear end cross member member. The rear end cross member member spans the front and rear wall surfaces of the rear end cross member member , and both ends are rear hatches. A member-internal reinforcement member extending in the vehicle width direction is provided extending to the vehicle width direction outside of the left and right corners of the gate opening , and the rear wall surface portion of the rear end cross member member of the member internal reinforcement member is attached. It is characterized by a rear bumper mounting structure having fastening means for fastening the piece and the rear wall surface portion together with the bumper fascia member.
[0015]
According to the first aspect of the present invention, the rear wall surface portion mounting piece of the in-member reinforcement member and the rear wall surface portion are fastened together with the bumper facer member by the fastening means. Therefore, the input load to the vehicle body is dispersed and absorbed from the in-member reinforcement member to the front wall surface portion of the rear end cross member member.
[0016]
As a result, the strength and rigidity of the entire rear end cross member member is improved, and in particular, the possibility of the corner portion being peeled off as in the conventional case is reduced, and the number of attachment points of the bumper fascia to the vehicle body and the reinforcement member in the member is reduced. Assembly workability is improved.
[0017]
According to a second aspect of the present invention, the fastening means is a stud bolt that is insert-molded so as to be integrated with the bumper fascia member and projects from the bumper fascia member toward the front of the vehicle. The rear bumper mounting structure according to claim 1 is characterized.
[0018]
According to the second aspect of the present invention, the fastening means is a stud bolt that is insert-molded so as to be integrated with the bumper fascia member. For example, an insertion hole is formed in the rear wall surface portion. In addition, since the bumper fascia member is attached and inserted toward the front of the vehicle to be temporarily held and fastened, the mounting property is further improved.
[0019]
According to a third aspect of the present invention, the rear wall surface mounting portion and the rear wall surface portion are attached to the front wall surface portion of the rear end cross member member from the inside of the vehicle using the fastening means. The rear bumper mounting structure according to claim 1, wherein a work hole to be fastened is formed.
[0020]
According to the third aspect of the present invention configured as described above, since the work hole is formed in the front wall surface portion of the rear end cross member member, the rear wall surface portion mounting piece, The operation of fastening the rear wall surface portion with the fastening means can be performed from the inside of the vehicle.
[0021]
Further, the rear bumper mounting structure according to any one of claims 1 to 3, wherein the left and right end edges of the in-member reinforcement member are bent upward. It is a feature.
[0022]
In the structure according to claim 4, the left and right end edges of the in-member reinforcement member are bent upward, so that the bumper fascia member is at the left and right end edges. Even if it has a shape bent upward, the left and right end edge portions can be fastened together with the rear wall portion of the rear end cross member member.
[0023]
Further, the in-member reinforcement member is also provided around the corner portion, and the strength rigidity of the rear hatch gate opening peripheral edge is further improved.
[0024]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiment 1
Hereinafter, a specific first exemplary embodiment of the present invention will be described together with illustrated examples.
[0025]
1 to 3 show a first embodiment of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated about the same or equivalent part as the said prior art example.
[0026]
First, the configuration will be described. In the rear bumper mounting structure of the vehicle 11 according to the first embodiment, the bumper reinforcement 3 along the vehicle width direction is attached to the rear end cross member member 12 as the strength member of the vehicle body 11a via the mounting stay. It is arranged.
[0027]
The rear end cross member member 12 is mainly formed by a rear panel 12a as a rear wall portion, a rear end cross panel 12b as a front wall portion, and a rear floor panel 12c so as to exhibit a substantially rectangular shape in a cross section in the vehicle front-rear direction. The longitudinal direction extends along the vehicle width direction. Among these, the upper edge flange portion 12d of the rear panel 12a and the upper edge flange portion 12e of the rear end cross panel 12b are superposed and the rubber seal member 16 is fitted to the peripheral edge of the opening 17 of the rear hatch gate 7. Is formed.
[0028]
A plurality of bolt insertion holes 12f are formed at predetermined intervals in the vicinity of the upper edge flange portion 12d of the rear panel 12a.
[0029]
In the rear end cross member member 12, a rear end cross panel 12b and an in-member reinforcement member 13 extending over the rear panel 12a are provided.
[0030]
The in-member reinforcement member 13 is mainly composed of a front wall surface mounting piece 13a that is abutted and fixed to the rear end cross panel 12b, a rear wall surface mounting piece 13b that is abutted to the rear panel 12a, Before and after the rear wall portion mounting pieces 13a, 13b.
[0031]
Among these, a plurality of bolt insertion holes 13e... Are formed in the rear wall surface mounting piece 13b corresponding to the positions where the bolt insertion holes 12f are formed.
[0032]
A plurality of stud bolts 18 as one of fastening means inserted into the bolt insertion holes 12f and 13e are integrally formed on the resin inner bumper facer member 14 at a predetermined interval on the upper inner surface side 14a. It is insert-molded so that
[0033]
A work hole 12g through which the nut member 19 is inserted together with the mounting tool 20 from the cargo compartment 15 side inside the vehicle 11 is formed in a portion of the rear end cross panel 12b facing the bolt insertion hole 12f. Each has a predetermined diameter a.
[0034]
Further, the interior material 21 of the luggage compartment 15 of the first embodiment is also formed with a plurality of work holes 21a at positions corresponding to the work holes 12g.
[0035]
The nut member 19 is screwed to the stud bolt 18 in the rear end cross member member 12, thereby connecting the rear wall surface portion mounting piece 13 b and the rear panel 12 a of the rear end cross member member 12 to the bumper. The facer member 14 is configured to be fastened.
[0036]
Further, in the first embodiment, in the in-member reinforcement member 13, the left and right end edge portions 13d and 13d extend along the left and right corner portions 17a and 17a of the rear hatch gate opening 17, as shown in FIG. , Bent upward.
[0037]
Next, the operation of the first embodiment will be described.
[0038]
In the rear bumper mounting structure of the first embodiment, the stud bolt 18 is inserted into the bolt insertion hole 12f formed in the rear panel 12a of the rear end cross member member 12a and the bolt insertion hole 13e formed in the rear wall portion mounting piece 13b. The nut member 19 is screwed into the stud bolt 18 while being inserted from the rear to the front of the vehicle.
[0039]
Since the stud bolt 18 is insert-molded so as to be integrated with the bumper facer member 14, the bumper facer member 14 is attached to the bolt insertion hole 12f formed in the rear panel 12a and the front of the vehicle is moved forward. Since it can be inserted and fastened, the mountability is good.
[0040]
Further, since the work hole 12g is formed in the rear end cross panel 12b of the rear end cross member member 12, the mounting tool 20 is connected to the inside of the vehicle via the work hole 12g and the work hole 21a of the insulator member 21. It is possible to perform the operation of inserting the rear wall portion attachment piece 13b and the rear panel 12 from the inside of the vehicle by inserting from the cargo compartment 15 side.
[0041]
Here, since the mounting tool 20 for inserting the work hole 12g does not require a large tool such as a spot gun used for spot welding, an increase in the size of the work hole 12g can be prevented. A decrease in strength rigidity can be suppressed as much as possible.
[0042]
Then, the nut member 19 is screwed into the stud bolt 18, and the rear wall surface portion mounting piece 13 b of the in-member reinforcement member 13 and the rear panel 12 a are fastened together with the bumper facer member 14. Therefore, the input load is transmitted from the in-member reinforcement member 13 to the rear end cross panel 12b of the rear end cross member member 12, and is dispersed and absorbed.
[0043]
For this reason, the strength and rigidity of the entire rear end cross member member 12 are improved.
[0044]
Further, the left and right edge portions 13d and 13d of the in-member reinforcement member 13 are bent upward along the left and right corner portions 17a and 17a of the rear hatch gate opening 17, as shown in FIG. Therefore, there is a possibility that the overlapping portion between the upper edge flange portion 12d of the rear panel 12a located at the left and right corner portions 17a and 17a and the upper edge flange portion 12e of the rear end cross panel 12b may be peeled off as in the prior art. Can be reduced.
[0045]
In addition, even if the bumper fascia member 14 has a shape bent upward at the left and right end edges, the left and right end edges of the bumper facer member 14 together with the rear end cross panel 12a of the rear end cross member member 12 can be used. The portion can be fastened to the in-member reinforcement member 13, the mounting strength of the bumper facer member 14 can be improved, and the degree of freedom in modeling can be increased.
[0046]
Further, even if the nut member 19 is accidentally dropped in the rear end cross member member 12a during the mounting operation, the nut member 19 does not reach the rear floor panel 12c but stops at the horizontal portion of the bridging portion 13c.
[0047]
Since the stud bolts 18 are provided on the upper inner surface 14a of the bumper facer member 14, even if the rear hatch gate 7 is opened, the stud bolts 18 are visible from the outside. Absent. For this reason, there is no possibility that the appearance quality of the peripheral edge of the opening 17 is deteriorated when the rear hatch gate 7 is released.
[0048]
The first embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to the first embodiment, and even if there is a design change or the like without departing from the gist of the present invention. Included in the invention.
[0049]
For example, in the first embodiment, the left and right both ends of the bumper fascia member 14 are bent upward. However, the present invention is not limited to this. For example, the left and right both ends 14b, 14b However, the shape, material, size, and the like of the bumper fascia member 14 are not particularly limited, such as extending along the left and right side portions of the vehicle body 11a toward the front of the vehicle 11.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the fastening means causes the rear wall surface portion mounting piece of the in-member reinforcement member and the rear wall surface portion to be fastened together with the bumper facer member. Therefore, the input load to the vehicle body is dispersed and absorbed from the in-member reinforcement member to the front wall surface portion of the rear end cross member member.
[0051]
As a result, the strength and rigidity of the entire rear end cross member member is improved, and in particular, the possibility of the corner portion being peeled off as in the conventional case is reduced, and the number of attachment points of the bumper fascia to the vehicle body and the reinforcement member in the member is reduced. Assembly workability is improved.
[0052]
Further, in the present invention, since the fastening means is a stud bolt insert-molded so as to be integrated with the bumper fascia member, for example, an insertion hole is formed in the rear wall surface portion, Since the bumper fascia member is attached and inserted toward the front of the vehicle for temporary holding and fastening, the mounting property is further improved.
[0053]
According to a third aspect of the present invention, since the work hole is formed in the front wall surface portion of the rear end cross member member, the rear wall surface portion mounting piece and the rear wall surface are formed through the work hole. The operation | work which fastens a part using the said fastening means can be performed from the vehicle inner side.
[0054]
Further, in the present invention, since the left and right end edges of the in-member reinforcement member are bent upward, the bumper fascia member is located at the left and right end edges. Even if it has a shape bent toward the front, the left and right end edge portions can be fastened together with the rear wall portion of the rear end cross member member.
[0055]
In addition, the in-member reinforcement member is also provided around the corner portion, so that a practically beneficial effect of further improving the strength and rigidity of the rear hatch gate opening peripheral edge can be exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view taken along a line AA in FIG. 3 in a rear bumper mounting structure according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the rear bumper mounting structure according to the first embodiment when the vehicle body is viewed from the rear with the bumper facer member removed.
FIG. 3 is a perspective view of the entire vehicle with the rear bumper mounting structure according to the first embodiment as viewed obliquely from the rear.
4 is a cross-sectional view taken along a line BB in FIG. 5 in a conventional rear bumper mounting structure.
FIG. 5 is a perspective view of a rear portion of a vehicle in a conventional rear bumper mounting structure.
6 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 7 in another conventional rear bumper mounting structure.
FIG. 7 is a plan view of a rear bumper mounting structure according to another conventional example, as seen from the rear, with the bumper fascia member removed.
[Explanation of symbols]
7 Rear hatch gate 11 Vehicle 12 Rear end cross member member 12a Rear panel (rear wall)
12b Rear end cross panel (front wall)
12f Bolt insertion hole 12g, 21a Work hole 13 Reinforce 13a in member Rear wall surface mounting piece 14 Bumper fascia member fastening means 18 Stud bolt 19 Nut member

Claims

A rear bumper mounting structure in which a bumper fascia member is attached to a rear end cross member member having a substantially square L-shaped cross section extending along a vehicle width direction at an opening peripheral edge of a rear hatch gate provided at the rear portion of the vehicle so as to be opened and closed. ,
In the rear end cross member member, the vehicle width extends over the front and rear wall surfaces of the rear end cross member member , and both ends reach the outside in the vehicle width direction of the left and right corner portions of the opening of the rear hatch gate. In- member reinforce member that extends in the direction ,
The rear end wall member mounting piece of the rear end cross member member of the in-member reinforcement member has fastening means for fastening the rear wall surface portion of the rear end cross member member and the bumper fascia member together. Rear bumper mounting structure.

2. The rear bumper attachment according to claim 1, wherein the fastening means includes a stud bolt that is insert-molded so as to be integrated with the bumper fascia member and projects from the bumper fascia member toward the front of the vehicle. Construction.

From the vehicle inner side to the front wall surface portion of the rear end cross member member, the rear wall surface portion mounting piece, the rear wall surface portion, The rear bumper mounting structure according to claim 1, wherein a work hole is formed to be tightened using the fastening means.

The rear bumper mounting structure according to any one of claims 1 to 3, wherein left and right end edges of the in-member reinforcement member are bent upward.