JP3776109B1 - 自動ツイスター - Google Patents

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Abstract

【課題】腰のひねり運動を行うに際し、ひねり角度、ひねり速度などを安定し且つ一定して行えるようにし、使用者の意図した効果が過不足なく得られるようにする。
【解決手段】ベース部2と、このベース部2の上部で正逆回転自在に保持されて、人が乗れるスペースに形成された上面が設置面Gに対して一方向に傾斜された回転板3と、この回転板3を所定角度範囲内で正逆繰り返し回動させる反復駆動部4とを有しており、この反復駆動部4は、電動モータ30と、この電動モータ30の回転駆動から正逆繰り返し回動を取り出す動力変換部31とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動ツイスターに関するものである。
正逆回転自在に設けられた円盤上に人(使用者)が起立姿勢で乗り、人が腰を左右交互にひねる運動を簡単にできるようにした運動補助器(所謂、ツイスター)が公知となっている(例えば、特許文献1等参照)。なお、この種のツイスターには、腰をひねる動作が安定確実に行えるように把手が設けられたタイプと、持ち運びや収納等の利便性を考慮した把手が設けられていないタイプとがある。
最近では、この種の運動によって腰ひねり(ツイスト)や各部位のストレッチ(ストレッチング)効果が一層高まるように、人が乗る円盤の上面を傾斜させた運動補助器も提案されている(特許文献2参照)。
特開昭55−26946号公報 特開2004−136060号公報
従来公知の運動補助器は、円盤上に乗った使用者が自らの意思で、そして自らの動作で腰を左右交互にひねるものであった。そのため一つ一つの動作に定まったものがなく、腰のひねり角度、ひねり速度、継続して行う運動時間など、その都度異なってしまうということがあった。
そのため、これが原因となり、本来、ダイエットやシェイプアップ等を図るのが目的であったにも拘わらず、筋肉がついてしまったという苦情や、健康維持乃至増進を図る目的とは逆に、腰を傷めてしまったりといったことがあったことが報告されている。
ところで、円盤の上面を傾斜させた運動補助器(特許文献2)は、傾斜しているのが上面だけであり、この円盤の回転軸は、この運動補助器を設置する設置面に対して垂直に設けられていた。そのため、この運動補助器では能書きにあるほど顕著なツイストやストレッチ効果を得ることはできないことは明らかである。
すなわち、図8及び図9に示すように、いま仮に、この上面が傾斜した円盤100に対し、低位側へ左右の踵(かかと)を置き高位側へ左右のつま先を向けるようにして乗ったと仮定した場合、円盤100を左右に回動させても、左右の踵は水平回転(旋回)するだけである。従って、このとき左右の踵の間で高低差は生じず、しかも設置面Gからの高さHも、中立位置のときと右回動後や左回動後のときとで何ら変化しない。
勿論、つま先に関しても水平回転(旋回)する事情は同じであり、従って、円盤100を左右に回動させたときに左右のつま先の間で高低差は生じず、しかも設置面Gからの高さも、中立位置のときと右回動後や左回動後のときとで何ら変化しない。結果、円盤上に乗る使用者にとって上下方向の体重移動は何ら生じないことになる。
そのため、踵からつま先へ向けて足首が上に曲がった状態になる点を除けば、上面を水平にした円盤に乗って左右交互のひねり運動をした場合と殆ど変わったところはなく、使用者に対する顕著なツイスト効果やストレッチ効果等を得ることは困難である。言うまでもなく、これらのことは円盤に対して前後逆向きに乗ったときも同じである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、腰のひねり運動を行うに際し、ひねり角度、ひねり速度、及び運動時間などを安定し且つ一定して行えるようにし、もって使用者の意図した効果(ダイエット、シェイプアップ、運動不足解消等々)が過不足なく得られるようにした自動ツイスターを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る自動ツイスターは、設置面上に載置されるベース部と、このベース部の上部に上下軸心周りに正逆回転自在に保持されると共に上面に使用者が起立可能なスペースが設けられ前記設置面に対して当該上面が傾斜している回転板と、この回転板を所定角度範囲内で自動的に正逆繰り返し回動させる反復駆動部とを有していることを特徴とする。
このような構成であると、回転板上に乗った使用者は自らの意思、自らの動作で腰を左右交互にひねるのではなく、反復駆動部による回転板の正逆回動に合わせ、上半身が正面向きで停止した直立姿勢を保つようにするだけである。
すなわち、腰のひねり運動を行うに際し、ひねり角度、ひねり速度、及び運動時間などが安定し且つ一定して行えるようになる。従って、使用者の意図した効果(ダイエット、シェイプアップ、運動不足解消等々)が過不足なく得られるものである。
好ましくは、前記反復駆動部は、電動モータと、この電動モータの回転駆動から上記正逆繰り返し回動を取り出す動力変換部とを有しているとよい。
このようにすることで、装置のコンパクト化が図れ、持ち運びや収納がし易くなるとともに、低コストで製造することが可能となる。
前記回転板は円板形状であって、該回転板の回転軸は、回転板の中心部で且つ回転板の下面に垂直に設けられており、当該回転軸は設置面に対しては傾斜する構成とすることは非常に好ましい。
こうすることで、回転板に対し、低位側へ左右の踵を置き高位側へ左右のつま先を向けるようにして乗ったと仮定した場合、回転板を正逆回動させると、回動方向の一方(例えば右向き回動)では、設置面からの踵の高さは右足が低位で左足が高位となり、左向き回動では、設置面からの踵の高さは右足が高位で左足が低位となるといった具合に、左右の踵の高さが交互に変化することになる。
しかも右足の踵に注目すると、中立位置のときに比べて右回動後の踵の高さは低くなる。同様に左足の踵に注目すると、中立位置のときに比べて左回動後の踵の高さは低くなる。そしてこの右向き回動と左向き回動との間で回転板は必ず中立位置を通過することになるから、回転板上に乗る使用者には、必然的に上下方向の体重移動が作用することになる。
これらのことから、回転板が正逆回動を交互に繰り返す中にあって、使用者の重心位置は周期的に変動し、使用者は、かかる重心変動に抗して、正面向きの直立姿勢を是正しようとする潜在的反応が働く。これにより使用者には自然と、腰のツイスト(腰のひねり)作用や体各部へのストレッチング作用が効率よく働くようになる。
言うまでもなく、これらのことは回転板に対して使用者が前後逆向きに乗ったときも同じである。
もっとも好ましくは、本発明に係る自動ツイスターは、設置面上に載置されるベース部と、このベース部の上部側で正逆回転自在に保持されると共に上面に使用者が起立可能なスペースが設けられ且つ前記設置面に対して当該上面が傾斜している回転板と、この回転板を所定角度範囲内で自動的に正逆繰り返し回動させる反復駆動部とを有しており、前記ベース部は、設置面に対して傾斜状に設けられた機器取付面を有し、前記回転板は、当該回転板の下面且つ中心部に対し垂直に設けられると共に前記機器取付面に対して垂直に配設された回転軸を有し、前記反復駆動部は、機器取付面上に設けられた電動モータと、機器取付面上に設けられ且つ電動モータの回転駆動から前記正逆繰り返し回動を取り出す動力変換部とを有するものであって、前記電動モータは前記回転軸を挟んで一方側、前記動力変換部は回転軸を挟んで他方側に配置されていることを特徴とする。
前記動力変換部は、前記電動モータの回転を往復直線運動に変換し、該往復直線運動により前記回転軸を正逆繰り返し回動させる構成を備えているとよい。
また、本発明に係る自動ツイスターは、設置面上に載置されるベース部と、このベース部の上部側で正逆回転自在に保持されると共に上面に使用者が起立可能なスペースが設けられ且つ前記設置面に対して当該上面が傾斜している回転板と、この回転板を所定角度範囲内で自動的に正逆繰り返し回動させる反復駆動部とを有しており、前記ベース部は、設置面に対して傾斜状に設けられた機器取付面を有し、前記回転板は、当該回転板の下面且つ中心部に対し垂直に設けられると共に前記機器取付面に対して垂直に配設された回転軸を有し、前記反復駆動部は、機器取付面上に設けられた電動モータと、機器取付面上に設けられ且つ電動モータの回転駆動から前記正逆繰り返し回動を取り出す動力変換部とを有するものであって、前記動力変換部は、前記電動モータの回転を往復直線運動に変換し、該往復直線運動により前記回転軸を正逆繰り返し回動させる構成を備えていることを特徴とする。
好ましくは、前記回転軸には、従動ギヤが一体回転可能に設けられており、前記動力変換部は、前記電動モータの回転駆動力により一方向に連続回転されるクランクホイルと、このクランクホイルの偏心位置に設けられたカムフォロワーと、このカムフォロワーの一方向円周移動を受けるカム溝が形成されると共にガイドバーに沿って直線的に往復摺動し且つ側面に前記回転軸の従動ギヤに噛合するラックレールが設けられたスライダーと、を有しているとよい。
前記反復駆動部は、前記回転板を180°の角度範囲内で正逆繰り返し回動させるものであるとよい。
本発明に係る自動ツイスターでは、腰のひねり運動を行うに際し、ひねり角度、ひねり速度、及び運動時間などを安定し且つ一定して行えるようになり、もって使用者の意図した効果(ダイエット、シェイプアップ、運動不足解消等々)が過不足なく得られるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図5は、本発明に係る自動ツイスター1の一実施形態を示している。図3から明らかなように、この自動ツイスター1は、ベース部2と、このベース部2の上部で正逆回転自在に保持された回転板3と、この回転板3を正逆繰り返し回動をさせる反復駆動部4とを有している。
なお、ここにおいて正転方向、及び逆転方向とは、回転板3の周方向回転が反対向きに変更されることを指しているだけであり、従って、正・逆のいずれが左であるか、又は右であるかは限定されるものではない。例えば、正転方向を時計回り方向(右方向)とおくと、逆転方向は当然に反時計回り方向(左方向)になる。
本実施形態において、この自動ツイスター1の全体形状は、所定の厚み(高さ)を有した円盤形状を呈したものとされており、その上面は傾斜している。この傾斜した上面は、上記した回転板3により形成されている。
ベース部2は、底板10と、この底板10上に設けられる傾斜脚部11と、この傾斜脚部11によって傾斜状態に設けられる中仕切板12とを有している。この中仕切板12の上面は、回転板3の上面の傾き方向に面平行となるように設けられている。
この中仕切板12の上面はベース部2にとって機器取付面13とされ、反復駆動部4を取り付けるのに用いられている。
図4から明らかなように、この中仕切板12(機器取付面13)は円板形に形成されている。なお、底板10の下面には、設置面Gに対して滑止め効果を奏するパッド16が設けられている。このパッド16は、好ましくは吸振性を有したものとして防音効果等が期待できるようにするのがよい。
このベース部2は、底板10の外周部で立ち上がって回転板3まで届く高さを有した円弧壁状のケーシング17によって取り囲まれている。
回転板3は、その上面が使用者の乗るスペースを持って形成されている。本実施形態では、直径400mmをやや超える程度の円形板によって形成されたものとした。この回転板3の上面には、好ましくは表面材20が貼り付けられており、この回転板3上に立ち姿勢で乗る使用者に対して滑止め効果を奏するようになっている。この表面材20は、例えばゴムや軟質樹脂、スポンジシート、絨毯生地、人工芝などにより形成することができる。
なお、回転板3の上面又は表面材20に対し、足裏のツボを刺激するような突起を設けておくこともできる。
回転板3の下面には、軸ホルダー22を介して回転軸23が下向き突出状に設けられている。回転板3と回転軸23とは一体回転可能になっている。そしてこの回転軸23は、ベース部2の中仕切板12上に設けられた軸受け部24に対して正逆回転自在に保持されている。また、この回転軸23は、回転板3に対して使用者が乗るスペースの略中心位置に位置付けられており、回転板3の正逆回動が円滑且つ安定して得られるようになっている。
またこの回転軸23は、回転板3の上面の傾き方向に直交して設けられており、従ってベース部2を設置する設置面Gに対しては傾斜したものとなる。この傾斜状態(角度α)は、設置面Gに対する回転板3の上面の傾きθ(図2参照)が0°を超え30°以下となる範囲の中で所定角度を得るために設けられる。本実施形態において上記の傾きθは7°とした。
なお、回転板3上に使用者が乗り降りする際などにこの回転板3上の外周部に局部的な偏荷重が負荷すれば、回転軸23は片持ち梁的な集中荷重を受けることになるが、これに起因して回転障害や各部材の変形、或いは破損等が起こるのを防止するため、回転板3の下部には、その外周部に沿って複数の周部安定支持部25が設けられている。
この周部安定支持部25は、中仕切板12の外周部に立設した支持柱26によりその上端部でベアリングや転動球等の自在回転具27を、回転板3の回転方向に沿わせて転動自在な状態に保持させ、この自在回転具27を回転板3の下面へ当接させることで、回転板3が回転軸23のまわりで常に一定高さを保持しつつ安定回転できるようにする。
上記したように回転板3と中仕切板12とは互いに面平行状態とされているので、周部安定支持部25はいずれも支持柱26の高さが同じに揃っており、製作や組み立てに関して無用な手数やコスト等が発生しないようになっている。
回転軸23には従動ギヤ28が一体回転可能に設けられている(図5参照)。この従動ギヤ28は、反復駆動部4が回転板3を回動させるときの伝動端(出力端)となっている。
この反復駆動部4は中仕切板12の上面(機器取付面13)に対して面平行状態で設けられており、ベース部2と回転板3との上下間で回転板3の平面投影範囲内に収まって設けられている。この反復駆動部4は、電動モータ30と動力変換部31とを有している。
動力変換部31は、電動モータ30の回転駆動から、回転板3を正逆繰り返し回動させるための動力を取り出すところである。
本実施形態においてこの動力変換部31ではクランク機構を採用している。すなわち、電動モータ30から減速機32を介して延出された駆動軸33に対し、ウオームギヤ34及びウオームホイル35の噛合部を経て一方向に連続回転されるクランクホイル36と、このクランクホイル36の偏心位置(外周部寄り)に設けられたカムフォロワー37の一方向円周移動をカム溝38で受けることにより、ガイドバー39に沿って直線的に往復摺動されるスライダー40とを有している。
スライダー40に設けられるカム溝38は、クランクホイル36の回転時にカムフォロワー37が描く円周軌道に対し、その直径と同等以上の溝長さとなるように形成されており、またこのカム溝38の溝方向とスライダー40の摺動方向とは、カムフォロワー37が描く円周軌道の平面上で直交関係におかれている。
スライダー40の側面にはラックレール41が設けられ、このラックレール41が、上記したように回転軸23に対して一体回転可能に設けられた従動ギヤ28と噛合されている。
このような構成により、反復駆動部4では、クランクホイル36が一方向に連続回転されるときにカムフォロワー37が一方向に円周移動し、このカムフォロワー37がカム溝38の溝内面を押す力で、スライダー40はガイドバー39に沿って所定範囲で行ったり来たりし、このスライダー39の往復摺動がラックレール41から従動ギヤ28及び回転軸23へと伝えられて、結果、この回転軸23で支持される回転板3が所定角度内で正逆回動を繰り返すものとなる。
回転板3を正逆回動させる角度範囲としては180°以内とするのが好適である。本実施形態では120°とした。
今、回転板3が正逆回動するとき、その角度範囲の中間位置(例えば全範囲を120°とする場合であれば60°の位置を指す)を、いま仮にこの回転板3の中立位置とおく。またベース部2が回転板3に付与する傾斜において、その最上位置と最低位置とを結んだ仮想線を傾斜中心位置とおくと、本実施形態の反復駆動部4は、回転板3の中立位置とベース部2の傾斜中心位置とが一致するように、ベース部2に対して設けられている。
すなわち、回転板3は、その中立位置の両端が、傾斜中心位置(傾斜の最上位置と最低位置)を向いているときを基準として、その左方及び右方へ同じ角度ずつ回動するようになる(左右対称回転となる)。
なお、図1に示したように、回転板3の上面に貼り付ける表面材20には、使用者の立ち位置(つま先と踵を向ける方向)を指示するための表示部43を設けておくのが好適となり、この表示部43によって上記した中立位置が判るようにしておけばよい。
このような反復駆動部4は、適宜電気回路(図示略)を具備し、この電気回路と電気的に接続された動作スイッチ(リモコン操作部である場合を含む)をオン・オフ操作することで、動作したり停止したりできるようになっている。
なお、この電気回路は、動作スイッチをオフ操作したときに、常に、上記した回転板3の中立位置とベース部2の傾斜中心位置とが一致する状態となるように、回路構成しておくことが好ましい。このようにすることで、回転板3に対する乗り降りが容易となる。
またこの電気回路には、回転板3上に使用者が乗っているか否かを判別できる人体検出回路を設けて、この人体検出回路が人体を検出した状態にあるときのみ、反復駆動部4をオンにできるようにしておくのが好ましい。
この電気回路には、回転板3の回動速度を調節するための速度制御回路や、オン操作後のオフ時間を設定するタイマー回路などを設けることもできる。
このような構成を具備する本発明の自動ツイスター1において、使用者は、回転板3上の所定の立ち位置に合わせて乗り、作動スイッチをオン操作するだけでよい。これにより、回転板3は反復駆動部4により所定角度範囲で且つ所定速度で正逆回動をはじめるので、使用者は自らの意思、自らの動作で何ら腰を左右交互にひねることなく、単に上半身が正面向きで停止し且つ直立姿勢を保てるように、じっとしているだけでよい。
すなわち、腰のひねり運動を行うに際し、ひねり角度、ひねり速度、及び運動時間などが反復駆動部4によって支配され、安定し且つ一定して行えるようになり、使用者の意図した効果(ダイエット、シェイプアップ、運動不足解消等々)が過不足なく得られることになる。
ここで、図6及び図7に示すように、回転板3に対し、低位側へ左右の踵を置き高位側へ左右のつま先を向けるようにして乗ったと仮定して、その効用を説明する。
図6において、回転板3を中立位置から右向き回動させると、設置面Gからの右足の踵の高さHRは、設置面Gからの左足の踵の高さHLに比べて低位となる。しかも、回動前の中立位置のときにおいて設置面Gからの左右両足の踵の高さを基準高さHとおくと、右回動後の右足の踵の高さHRは、この基準高さHよりも更に低く、また反対に左足の踵の高さHLは基準高さHよりも更に高くなる。
すなわち、HR<H<HLの関係となる。
一方、図7において、回転板3を中立位置から左向き回動させると、設置面Gからの左足の踵の高さHLは、設置面Gからの右足の踵の高さHRに比べて低位となる。しかも、回動前の中立位置のときにおいて設置面Gからの左右両足の踵の高さを基準高さHとおくと、左回動後の左足の踵の高さHLは、この基準高さHよりも更に低く、また反対に右足の踵の高さHRは基準高さHよりも更に高くなる。
すなわち、HL<H<HRの関係となる。
このように、回転板3を中立位置の左右両側へ向けて繰り返し正逆回動させると、左右の踵の高さHL,HRは交互に高低変化することが判る。勿論、右向き回動から左向き回動へ移るとき、及び左向き回動から右向き回動に移るときには、回転板3は必ず中立位置を通過することになるから、回転板3上に乗る使用者には、必然的に上下方向の体重移動が作用することになる。
これらのことから、回転板3が正逆回動を交互に繰り返す中にあって、右足の踵が低位となるときには右足に使用者の体重が重点的に負荷し、使用者には、このとき生じようとする左右方向及び上下方向の両体重移動に抗して、正面向きの直立姿勢を是正しようと左側へ体重を移動させる潜在的反応が働く。
ここにおいて左右の踵の高さの差が仮に1cmしかなかったとしても、人間が本能として発揮するバランス感覚は敏感に作用するため、このとき使用者には、その右半身に有効なツイスト作用(実質的且つ意欲的な体重移動)が生起する。
また同様に、左足の踵が低位となるときには左足に使用者の体重が重点的に負荷し、使用者には、このとき生じようとする左右方向及び上下方向の両体重移動に抗して、正面向きの直立姿勢を是正しようと右側へ体重を移動させる潜在的反応が働く。これにより使用者には、その左半身に有効なツイスト作用(実質的且つ意欲的な体重移動)が生起する。
結果、このような有効なツイスト作用が左右で交互に繰り返され、使用者の身体各部位に効率の高いストレッチ作用が得られるものである。
言うまでもなく、これらのことは回転板3に対して使用者が前後逆向きに乗ったときも同じである。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、ベース部2には、回転板3に乗った使用者が捕まり立ちできるようにするためのハンドルを設けておくこともできる。
ベース部2の構造、ケーシング17の構造、反復駆動部4の採用機構などは、適宜変更可能である。
本発明に係る自動ツイスターの一実施形態を示した斜視図である。 図1のA−A線矢視図である。 図1のB−B線拡大断面図である。 図3のC−C線位置で示した平面断面図である。 反復駆動部の主要部を抽出して示した斜視図である。 本発明に係る自動ツイスターの作動状況(右回動時)を説明した図である。 本発明に係る自動ツイスターの作動状況(左回動時)を説明した図である。 従来のツイスターの作動状況(右回動時)を説明した図である。 従来のツイスターの作動状況(左回動時)を説明した図である。
符号の説明
1 自動ツイスター
2 ベース部
3 回転板
4 反復駆動部
13 機器取付面
23 回転軸
30 電動モータ
31 動力変換部

Claims (5)

  1. 設置面(G)上に載置されるベース部(2)と、このベース部(2)の上部側で正逆回転自在に保持されると共に上面に使用者が起立可能なスペースが設けられ且つ前記設置面(G)に対して当該上面が傾斜している回転板(3)と、この回転板(3)を所定角度範囲内で自動的に正逆繰り返し回動させる反復駆動部(4)とを有しており、
    前記ベース部(2)は、設置面(G)に対して傾斜状に設けられた機器取付面(13)を有し、
    前記回転板(3)は、当該回転板(3)の下面且つ中心部に対し垂直に設けられると共に前記機器取付面(13)に対して垂直に配設された回転軸(23)を有し、
    前記反復駆動部(4)は、機器取付面(13)上に設けられた電動モータ(30)と、機器取付面(13)上に設けられ且つ電動モータ(30)の回転駆動から前記正逆繰り返し回動を取り出す動力変換部(31)とを有するものであって、
    前記電動モータ(30)は前記回転軸(23)を挟んで一方側、前記動力変換部(31)は回転軸(23)を挟んで他方側に配置されていることを特徴とする自動ツイスター。
  2. 前記動力変換部(31)は、前記電動モータ(30)の回転を往復直線運動に変換し、該往復直線運動により前記回転軸(23)を正逆繰り返し回動させる構成を備えていることを特徴とする請求項1に記載の自動ツイスター。
  3. 設置面(G)上に載置されるベース部(2)と、このベース部(2)の上部側で正逆回転自在に保持されると共に上面に使用者が起立可能なスペースが設けられ且つ前記設置面(G)に対して当該上面が傾斜している回転板(3)と、この回転板(3)を所定角度範囲内で自動的に正逆繰り返し回動させる反復駆動部(4)とを有しており、
    前記ベース部(2)は、設置面(G)に対して傾斜状に設けられた機器取付面(13)を有し、
    前記回転板(3)は、当該回転板(3)の下面且つ中心部に対し垂直に設けられると共に前記機器取付面(13)に対して垂直に配設された回転軸(23)を有し、
    前記反復駆動部(4)は、機器取付面(13)上に設けられた電動モータ(30)と、機器取付面(13)上に設けられ且つ電動モータ(30)の回転駆動から前記正逆繰り返し回動を取り出す動力変換部(31)とを有するものであって、
    前記動力変換部(31)は、前記電動モータ(30)の回転を往復直線運動に変換し、該往復直線運動により前記回転軸(23)を正逆繰り返し回動させる構成を備えていることを特徴とする自動ツイスター。
  4. 前記回転軸(23)には、従動ギヤ(28)が一体回転可能に設けられており、
    前記動力変換部(31)は、前記電動モータ(30)の回転駆動力により一方向に連続回転されるクランクホイル(36)と、このクランクホイル(36)の偏心位置に設けられたカムフォロワー(37)と、このカムフォロワー(37)の一方向円周移動を受けるカム溝(38)が形成されると共にガイドバー(39)に沿って直線的に往復摺動し且つ側面に前記回転軸(23)の従動ギヤ(28)に噛合するラックレール(41)が設けられたスライダー(40)と、を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動ツイスター。
  5. 前記反復駆動部(4)は、前記回転板(3)を180°の角度範囲内で正逆繰り返し回動させるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動ツイスター。
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