JP3775682B2 - 音響再生装置 - Google Patents

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本発明は、音響再生装置に関し、より特定的には、表示手段を有すると共に、透明な振動パネルを音響的に駆動する音響再生装置に関する。
従来より、表示画面から音が再生される音響再生装置が考えられている。例えば、表示画面の前面に設けられた透明な振動パネルを振動させて音を放射させる音響再生装置がある(例えば、特許文献1参照。)。以下、この音響再生装置を図11を用いて説明する。
図11は、従来の音響再生装置を備えたテレビセットの外観斜視図である。図11において、テレビセットは、キャビネット1、ブラウン管2、フロントパネル3、ドライバー4、および音響スリット5を備えている。フロントパネル3は、ブラウン管2の前面に取り付けられる。フロントパネル3は、ガラスまたは透明アクリルといった、光の透過率の高い材質で構成される。ドライバー4は、電磁型のスピーカであり、フロントパネル3の背面に直接接続される。音響スリット5は、複数個設けられ(図11では4つ)、ブラウン管2の外周部に設けられる。図11に示すテレビセットは、透明な振動パネルをドライバーで直接駆動する方式で音を再生する。
図11に示す音響再生装置の動作を説明する。ドライバー4に電気信号が印加されると、ドライバー4は振動する。ドライバー4はフロントパネル3に直接取り付けられているので、ドライバー4の振動は、フロントパネル3に機械的に伝達される結果、フロントパネル3が振動する。すなわち、ドライバー4に印加される電気信号が音声信号であれば、ブラウン管2の前面に取り付けられたフロントパネル3から音声の音響再生が行われる。また、フロントパネル3は光の透過率の高い材質であるので、フロントパネル3はブラウン管2で再生される映像を邪魔することがない。従って、図11に示すテレビセットによって映像および音の同時再生が可能である。
なお、フロントパネル3とブラウン管2との空間の容積が小さい場合には、当該空間の空気圧が上昇するので、音響再生における低音域の再生限界が上昇してしまうという問題がある。音響スリット5は、この問題を防止する目的で設けられるものである。フロントパネル3の背面音は音響スリット5を通過してキャビネット1内に放射されるので、音響スリット5によって当該空間の空気圧が上昇することがない。
また、図11に示す音響再生装置はテレビセットに用いられたが、携帯電話機に用いられる音響再生装置もある(例えば、特許文献2参照)。この音響再生装置は、携帯電話機の外ケースに直接取り付けられたドライバーによって外ケースを振動させ、音を再生する。以下、この音響再生装置を図12を用いて説明する。
図12は、従来の音響再生装置を備えた携帯電話機の外観図である。図12において、携帯電話機は、外ケース10、アンテナ11、サウンドボード12、ドライバー13、および表示画面14を備えている。サウンドボード12は、外ケース10の前面上部に配置され、図示していないが外周部分が肉薄となるように形成されている。ドライバー13は、サウンドボード12の背面側に直接取り付けられる。表示画面14は、外ケース10の前面であって、サウンドボード12の下に設けられる。
図12に示す音響再生装置の動作を説明する。ドライバー13に電気信号が印加されると、ドライバー13の振動は、外ケース10に形成されたサウンドボード12に直接伝達される。その結果、サウンドボード12が振動することによって音が再生される。
特許第2021497号公報 特開平8−275293号公報
図11に示す音響再生装置においては、ドライバー4は、ブラウン管2の表示画面の邪魔にならないように取り付けられる必要があるので、フロントパネル3の端付近に取り付けられる。しかし、フロントパネル3をドライバー4で直接駆動する方式を採用する音響再生装置では、フロントパネル3の端付近にドライバー4を取り付けると、再生音の音質が悪くなってしまう。
さらに、フロントパネル3は、音を放射する振動パネルとしての役割とともに、ブラウン管2を保護する保護パネルとしての役割を有するので、適度な強度が求められる。従って、フロントパネル3はある程度厚く構成する必要がある。このため、フロントパネル3の重量が大きくなるので、ドライバー4によるフロントパネル3の振動は小さくなり、再生音圧が小さくなってしまう。従って、図11に示す音響再生装置においては、ドライバーに対する再生音圧の能率が通常のスピーカと比較すると非常に低いものとなっていた。
一方、図12に示す音響再生装置では、表示画面の大型化が強く要求されている近年の携帯電話機に適用することができない。具体的には、図12に示す音響再生装置では表示画面14とサウンドボード12とが別の位置に配置されているので、サウンドボード12が邪魔になって表示画面14の大型化が制限される。さらに、表示画面14の位置と音が再生される位置とが別であるので、表示画面14から音が再生されている感覚をユーザに与えることができない。
それ故、本発明の目的は、表示手段から音が再生されている感覚をユーザに与えるとともに、高音質な再生が可能な音響再生装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
すなわち、本発明は、表示手段と、基板と、振動パネルと、少なくとも1つの電気音響変換器とを備えた音響再生装置である。表示手段は、表示面に画像を表示する。表示手段とは、例えば液晶表示装置のような表示装置の他、画像が描かれた絵や写真を含む概念である。基板は、表示手段の表示面との間に第1の空間を形成し、可視透過する材質よりなる。振動パネルは、基板に対して表示手段と反対側に配置され、基板との間に第2の空間を形成し、可視透過する材質よりなる。電気音響変換器は、第2の空間へ音を放射する。
なお、典型的には、基板には音孔が設けられており、電気音響変換器は、音孔を介して第2の空間へ音を放射する。
また、音響再生装置は、振動パネルによって覆われる開口部を有するケースをさらに備えていてもよい。ケースは、基板と表示手段と電気音響変換器とをその内部に含む。
また、振動パネルは、タッチパネルによって構成されてもよい。
また、音響再生装置は、信号を受信するアンテナと、信号処理手段とをさらに備えていてもよい。信号処理手段は、アンテナによって受信された信号に所定の信号処理を行い、当該信号処理が行われた信号を電気音響変換器に入力する。
また、音響再生装置は、2つの電気音響変換器を備えていてもよい。このとき、信号処理手段は、アンテナによって受信された信号に受話音を示す信号が含まれている場合には一方の電気音響変換器に信号を入力し、アンテナによって受信された信号に当該受話音を示す信号以外の信号が含まれている場合には他方の電気音響変換器に信号を入力する。
本発明によれば、振動パネルは、電気音響変換器から第2の空間へ放射される音によって音響的に駆動される。このように振動パネルを音響的に駆動する場合、電気音響変換器の取り付け位置が音の再生に影響しない。従って、電気音響変換器の取り付け位置に起因して音質が低下することがない。また、電気音響変換器を自由に配置することができるので、電気音響変換器が表示手段の邪魔になることがなく、表示手段から音が再生されている感覚をユーザに与えることができる。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る音響再生装置について図1および図2を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る音響再生装置の構成を示す図である。なお、図1(a)は音響再生装置の平面図であり、図1(b)は音響再生装置のA−B断面の断面図である。実施の形態1に係る音響再生装置は、携帯電話機やPDA等の携帯端末装置として実現される形態である。
図1において、音響再生装置は、外ケース20、表示装置21、基板22、振動パネル23、スペーサ24、および電気音響変換器26を備えている。表示装置21は、例えば液晶表示装置である。基板22および振動パネル23は、可視透過する材質よりなる。基板22は、例えばガラスやアクリル樹脂により構成される。また、振動パネル23は、例えばアクリル樹脂やPET(ポリエチレンテレフタレート)により構成される。
図1において、外ケース20は表示装置21とほぼ同じ大きさの開口部を有しており、表示装置21は当該開口部をふさぐように設置される。すなわち、表示装置21の周囲は当該開口部に接続される。表示装置21は、外ケース20の内部に配置される。基板22は、外ケース20に対して表示装置21の外側(図1では左側)に配置される。表示装置21と基板22との間には、第1の空間が形成される。基板22は、その周部分が外ケース20に接続される。振動パネル23は、外ケース20に対して基板22の外側(図1では左側)に配置される。つまり、振動パネル23は、基板22に対して表示装置21と対向して配置される。基板22および振動パネル23は、互いの周部分がスペーサ24によって固着される。これによって、基板22と振動パネル23との間には第2の空間が形成される。また、基板22および外ケース20には音孔27が設けられる。電気音響変換器26は、基板22に対して第2の空間25と反対側に配置される。電気音響変換器26は、音孔27をふさぐように外ケース20に接続される。なお、他の実施形態においては、電気音響変換器26は、基板22に直接接続されていてもよい。なお、電気音響変換器26は、表示装置21と同様、外ケース20の内部に配置される。
図2は、図1に示す電気音響変換器26の断面図である。図2において、電気音響変換器26は、壺型のヨーク40、マグネット41、プレート42、ボイスコイル44、振動板45、およびフレーム46を備えている。フレーム46は、音孔27をふさぐように、音孔27の外周部の外ケース20に接続される。ヨーク40は、その外周下面(図2では右側の面)がフレーム46の中央部に固着される。マグネット41は、ヨーク40の中央部に設けられる。プレート42は、マグネット41の上面に配置される。ヨーク40およびプレート42は、ヨーク40の内周面とプレート42の外周面との間に磁気空隙43が生じるように配置される。また、振動板45は、その外周部がフレーム46に固着される。ボイスコイル44は、磁気空隙43に挿入されるように、振動板45に固着される。
図1および図2のように構成された音響再生装置について動作を説明する。電気音響変換器26の磁気空隙43に挿入されたボイスコイル44に電気信号が印加されると、ボイスコイル44に駆動力が発生する。ボイスコイル44に結合された振動板45がこの駆動力によって振動することによって音が発生する。振動板45から放射された音は、音孔27から第2の空間25に伝播する。この結果、振動パネル23は、第2の空間25の音圧で振動する。つまり、振動パネル23は音響的に駆動されて振動する。これによって、振動パネル23から音が放射される。このように、振動パネル23を音響的に駆動する場合には、第2の空間を介して音が伝播されるので、ドライバーである電気音響変換器26の取り付け位置は再生音の音質に影響を与えない。従って、電気音響変換器26の取り付け位置を自由に設計することができるとともに、再生音の音質の低下を防止することができる。
なお、振動パネル23は、振動パネル23の外周部をスペーサ24によって固定した場合には、振動パネル23自体が屈曲するように振動する。また、スペーサ24を弾性体よりなるサスペンションによって構成した場合には、振動パネル23自体がピストン運動を行うように振動する。本発明において、振動パネル23は、振動パネル23自体が屈曲するように振動してもよいし、振動パネル23自体がピストン運動を行うように振動してもよい。
なお、第2の空間25に放射された音の音圧によって振動パネル23が振動する際には、振動パネル23と同様に基板22にも等しい音圧が加わる。従って、当該音圧によって、振動パネル23と同様、基板22を振動させる力が作用する。ここで、基板22が振動すると、第2の空間25に放射された音のエネルギーが振動パネル23と基板22とに分散されることになる。従って、この場合、振動パネル23から再生される音圧レベルは、基板22が振動しない場合に比べて低下する。つまり、振動パネル23の振動のためのエネルギーが基板22の振動に奪われてしまうので、振動パネル23の振動が小さくなってしまう。以上より、第2の空間25の音圧によって基板22が振動しないようにする必要がある。
基板22の振動を防止するための方法としては、基板22が十分な強度を有するように基板22の厚さを増すことが考えられる。しかし、基板22の厚さを増すことは音響再生装置の厚さを増すことになる。特に、小型化および軽量化を目的とする携帯端末装置では、基板22の厚さを増すことは好ましくない。また、基板22の振動を防止するための他の方法としては、接着剤で基板22を表示装置21の表示画面に密着して貼り付けることも考えられる。しかし、基板22と表示画面とを接着すると、接着層によって光の透過率が低下してしまい、表示画面の画質が劣化してしまう。従って、基板22と表示画面との間には、図1に示すように第1の空間28を設ける必要がある。
そこで、実施の形態1では、第1の空間28を密閉することによって基板22の振動を抑制する。第1の空間28の空気による音響スティフネスによって、基板22の振動を抑制するのである。第1の空間28をほぼ密閉空間とすることによって、基板22が振動パネル23と同等以下の厚みであっても、基板22の振動を抑制することができる。これによって、基板22の振動による振動パネル23の音圧の低下を防止することができる。
なお、基板22および振動パネル23は透明な材質であるので、音響再生装置の外部から表示装置21の表示画面を見ることができる。また、電気音響変換器26は表示装置21の側面に配置されるので、電気音響変換器26が表示画面を遮ることもない。
以上より、実施の形態1に係る音響再生装置によれば、再生音の音質を低下させることなく、表示装置から音が再生されている感覚をユーザに与えることができる。また、第1の空間をほぼ密閉にすることによって、再生音圧の低下を防止することができる。さらに、第1および第2の空間が形成される構成とすることによって基板を薄くすることができるので、音響再生装置の薄型化を図ることができる。
なお、実施の形態1に係る音響再生装置は、基板22、振動パネル23、およびスペーサ24という3つの構成要素を別体として製造することができる。すなわち、これら3つの構成要素を組み立てるとともに、これらの構成要素以外の本体部分を製造しておく。そして、これら3つの構成要素を組み立てた部品を本体部分に取り付けることで、音響再生装置を簡易に製造することができる。また、実施の形態1に係る音響再生装置は、表示装置の表示画面が基板22および振動パネル23によって覆われているので、基板22がない構成と比べて表示画面をより確実に保護することができる。
なお、実施の形態1では電気音響変換器26の外形形状は丸型であったが、楕円あるいは長方形としてもよい。電器音響変換器26の外形形状を楕円あるいは長方形とすることによって、表示装置21の表示画面をより大きくすることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る音響再生装置について図3〜図5を用いて説明する。実施の形態2においては、携帯電話機として実現される音響再生装置について説明する。図3は、実施の形態2に係る携帯電話機を部分的に切り欠きを設けて示した平面図である。図4は、実施の形態2に係る携帯電話機のブロック図である。
図3および図4において、携帯電話機100は、外ケース101、アンテナ102、表示装置103、基板104、振動パネル105、スペーサ106、電気音響変換器110、信号処理部111、および信号増幅部112を備えている。図3において、外ケース101は、携帯電話機100が備える電気回路等を内蔵する。アンテナ102は、外ケース101に取り付けられる。図3では、振動パネル105の一部に切り欠きを設けて示している。また、図4において、信号処理部111は、アンテナ102および信号増幅部112に接続されている。また、信号増幅部112は、信号処理部111および電気音響変換器110に接続されている。なお、図4において点線で示した音響再生装置113の構成は、外ケース101の外形形状を除いて実施の形態1と同様の構成である。
次に、実施の形態2に係る携帯電話機100について動作を説明する。アンテナ102で受信された信号は、信号処理部111に入力される。ここでは、送信者の話し声である受話音を示す受話信号がアンテナ102で受信されるものとする。信号処理部111は、アンテナ102から入力された信号に所定の信号処理を行う。例えば、入力された信号から受話信号を抽出する処理を行う。信号処理が行われた信号は、信号増幅部112で増幅されて電気音響変換器110に印可される。電気音響変換器110に電気信号が印可されることによって振動パネル105から音が放射される点については実施の形態1と同様である。以上によって、振動パネル105は、受話音再生用のスピーカであるレシーバとして動作する。振動パネル105は、第2の空間109内の音圧によってほぼ一様に振動するので、振動パネル105のどの位置に耳を当てても受話音を聴くことが可能な、聴取範囲の広いレシーバが実現できる。
次に、実施の形態2における第1の空間108の効果を図5を用いて説明する。図5は、実施の形態2に係る音響再生装置のレシーバ特性を測定する測定装置を示す図である。図5において、測定装置は、測定用カバー120、音響カプラ122、および測定用マイクロホン123を備えている。測定用カバー120は、振動パネル105との間に密閉空間121を形成するように振動パネル105に取り付けられる。音響カプラ122は、国際規格IEC(International Electrotechnical Commisiion)に準じる耳の音響特性を備えるものである。図5に示す測定装置においては、振動パネル105から放射された音は、密閉空間121を介して音響カプラ122に導かれ、測定用マイクロホン123で音圧周波数特性が測定される。
図6は、図5に示す測定装置によって音響再生装置の音圧周波数特性を測定した結果を示す図である。図6において、縦軸は音響再生装置から放射された音の音圧であり、横軸は当該音の周波数である。なお、ここでは、電気音響変換器110は口径10mmの動電型スピーカであり、基板104は材厚0.65mmの透明アクリル材料であり、振動パネル105は長さ60×幅40mm、厚み0.190mmの透明PET材料である。また、第1の空間108の空隙幅は0.5mm、第2の空間109の空隙幅は0.2mm、振動パネル105前面の密閉空間121の空隙幅が0.2mmである。
図6に示すIは、基板104の背面に第1の空間108が存在する場合における音圧周波数特性を示す。また、図6に示すIIは、基板104の背面に第1の空間108が存在しない場合における音圧周波数特性を示す。第1の空間108が存在しない場合、基板104は、電気音響変換器110から第2の空間109に放射された音圧によって振動する。これによって振動パネル105を振動させるための音響エネルギーが消費されるので、振動パネル105から放射される音圧は低下する。これに対して、第1の空間108が存在する場合、第1の空間108の空気による音響スティフネスが大きく、基板104の振動は抑制される。つまり、この場合、基板104は0.65mmという薄い材厚であるにもかかわらず、あたかも剛体のように作用する。その結果、音圧レベルは、1kHz以下の周波数帯域において、第1の空間108が存在しない場合に比べて3〜10dBほど高くなる。このように、第1の空間108を設けることによって、基板104による音響エネルギーの損失を大幅に改善することができることがわかる。
以上のように、実施の形態2に係る携帯電話機100によっても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、実施の形態2では、電気音響変換器110に印加される信号を受話信号として説明した。ここで、着信を知らせる着信信号、音楽信号、音声信号、またはゲームの効果音を示す信号をアンテナ102で受信し、これらの信号を電気音響変換器110に印加してもよい。このとき、振動パネル105は、着信音、音楽、音声、またはゲームの効果音を再生する拡声用のスピーカとして機能する。また、実施の形態2に係る携帯電話機100がテレビ電話の機能を有する場合、会話の相手の顔が表示画面に表示されるとともに、話し声が振動パネル105で再生される。なお、外ケースにドライバーを直接取り付けた構成である従来の音響再生装置では、十分な音圧で音を再生するためには外ケースの大部分を振動面として用いる必要があった。そのため、表示装置を取り付けるスペースが制限され、大きな表示画面を使用することはできなかった(図12参照。)。これに対して、実施の形態2では、振動パネル105を音響的に駆動する方式であるので、従来の携帯電話機では実現できなかった大型の表示画面を搭載した携帯電話機を実現することができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3に係る音響再生装置について図を用いて説明する。実施の形態3に係る音響再生装置は、実施の形態1と同様、携帯端末装置として実現される。なお、実施の形態3に係る音響再生装置は、電気音響変換器を2つ備えた構成である。
図7は、実施の形態3に係る音響再生装置を示す図である。なお、図7(a)は音響再生装置の平面図であり、図7(b)は音響再生装置のC−D断面の断面図である。図7において、音響再生装置は、外ケース130、表示装置131、基板132、振動パネル134、スペーサ140、第1の電気音響変換器136、および第2の電気音響変換器138を備えている。実施の形態3においては、基板132および外ケース130には、第1の音孔137および第2の音孔139が設けられる。第1および第2の電気音響変換器136および138は、基板132に対して第2の空間135と反対側に配置される。第1の電気音響変換器136は、第1の音孔137をふさぐように外ケース130に接続される。第2の電気音響変換器138は、第2の音孔139をふさぐように外ケース130に接続される。なお、第1および第2の電気音響変換器136および138と、第1および第2の音孔137および139との構成以外については、実施の形態1と同様の構成である。また、第1および第2の電気音響変換器136および138の少なくとも一方に電気信号が印可されることによって振動パネル134が振動する動作原理は、実施の形態1と同様である。
また、実施の形態3に係る携帯端末装置は、実施の形態2に示すような携帯電話機として利用することができる。図8は、実施の形態3に係る携帯端末装置を携帯電話機として利用する場合のブロック図である。図8において、携帯電話機は、音響再生装置150、アンテナ151、信号処理部152、第1の信号増幅部153、および第2の信号増幅部154を備えている。音響再生装置150は、図7に示す音響再生装置である。信号処理部152は、アンテナ151と第1および第2の信号増幅部153および154とに接続されている。第1の信号増幅部153は、第1の電気音響変換器136に接続されている。第2の信号増幅部154は、第2の電気音響変換器138に接続されている。
次に、図8に示す携帯電話機の動作を説明する。アンテナ151は、携帯電話の基地局から送られてきた信号を受信する。この信号には、着信信号、受話音を示す受話信号、音楽等の音響信号、または動画や文字情報等の画像信号が含まれている。アンテナ151によって受信された信号は、信号処理部152において信号処理が行われ、第1および第2の信号増幅部153および154のいずれかに入力される。ここでは、信号処理部152は、アンテナ151によって受信された信号に受話信号が含まれる場合、信号処理を行った受話信号を第1の信号増幅部153へ出力する。これによって、受話信号は、第1の信号増幅部153によって増幅され、第1の電気音響変換器136に印可される。このとき、振動パネル134はレシーバとして動作する。一方、信号処理部152は、アンテナ151によって受信された信号に受話信号以外の信号が含まれる場合、信号処理を行った信号を第2の信号増幅部154へ出力する。ここで、受話信号以外の信号とは、例えば、上記音響信号や、着信があったことを示す着呼信号や、インターネットからダウンロードした音楽信号等である。これらの信号は、第2の信号増幅部154によって増幅され、第2の電気音響変換器138に印可される。このとき、振動パネル134は、拡声用スピーカとして動作する。
なお、一般的に、レシーバとして動作させる電気音響変換器については、振動系の最低共振周波数は、耳からの音の漏れを考慮して、250Hz〜550Hz付近に設定される。レシーバは耳を近づけて聴取することを前提とすることから、レシーバとして動作させる電気音響変換器への入力信号は、40mW以下と小さい。従って、電気音響変換器の最低共振周波数が低くても、振動系の大きな振幅によって異常音や破壊が発生することはない。一方、レシーバに比べて大きな音を再生する拡声用のスピーカには、200mW以上の大きな値の信号が印加される。従って、拡声用のスピーカとして動作する電気音響変換器の最低共振周波数をあまり低くすることは困難であり、拡声用のスピーカとして動作する電気音響変換器は、大きな音圧レベルを再生することが可能な構造および形状を必要とする。以上より、レシーバおよび拡声用のスピーカという用途の異なる音響再生を1つの電気音響変換器で兼用することは困難である。ここで、実施の形態3においては、レシーバとして動作させる電気音響変換器と、拡声用のスピーカとして動作させる電気音響変換器とをそれぞれ備える構成を採用している。従って、実施の形態3の構成は、レシーバおよび拡声用のスピーカという両方の動作を1つの電気音響変換器に行わせる実施の形態2の構成と比べてより実用的な構成である。
なお、ユーザは通常、レシーバによって再生される受話音については、耳を振動パネルに近づけて音を聴く。一方、拡声用スピーカによって再生されるメロディー音等は、受話音に比べて大きな音で再生される。従って、ユーザが受話音を聴くために携帯端末装置を耳に近づけた時、大きなメロディー音が再生され、再生されたメロディー音がユーザの聴覚に障害を与える可能性がある。ここで、実施の形態3では、2つの電気音響変換器が用途に応じて離れた位置に配置されているので、電気音響変換器からの直接的な影響が少なく、1つの電気音響変換器を用いる実施の形態2よりも安全性が高い。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4に係る音響再生装置について図9を用いて説明する。実施の形態4に係る音響再生装置は、実施の形態1と同様、携帯端末装置として実現される。なお、実施の形態4に係る音響再生装置は、振動パネルおよび基板がタッチパネルによって構成される。
図9は、実施の形態4に係る音響再生装置を示す図である。なお、図9(a)は音響再生装置の一部を切り欠いた平面図であり、図9(b)は音響再生装置のE−F断面の断面図である。
図9において、音響再生装置は、外ケース159、表示装置160、基板161、第1の透明電極162、振動パネル164、第2の透明電極165、スペーサ166、抵抗値検出用電極168〜171、および電気音響変換器173を備えている。
実施の形態4に係る音響再生装置が実施の形態1に係る音響再生装置と異なる点は、第1および第2の透明電極162および165と、抵抗値検出用電極168〜171とをさらに備える点である。第1の透明電極162は、第2の空間167に面するように基板161に接続される。第2の透明電極165は、第2の空間167に面するように振動パネル164に接続される。抵抗値検出用電極168および169は、スペーサ166の短辺側に設けられる。また、抵抗値検出用電極168および169は、スペーサ166と第2の透明電極165との間に設けられる。従って、抵抗値検出用電極168および169は、第2の透明電極165と接触している。一方、抵抗値検出用電極170および171は、スペーサ166の長辺側に設けられる。抵抗値検出用電極170および171は、スペーサ166と第1の透明電極162との間に設けられる。従って、抵抗値検出用電極170および171は、第1の透明電極162と接触している。
また、実施の形態4に係る音響再生装置は、基板161、第1の透明電極162、および外ケース159に設けられた音孔172が長方形である点で、実施の形態1に係る音響再生装置と異なっている。以上の点を除いては、実施の形態4に係る音響再生装置の構成は、実施の形態1に係る音響再生装置の構成と同様である。
また、音響再生装置の振動パネル164が振動することによって音を再生する動作は、実施の形態1と同様である。ここで、実施の形態4に係る音響再生装置においては、第1および第2の透明電極162および165と、抵抗値検出用電極168〜171とによってタッチパネルが構成される。すなわち、振動パネル164がペンやユーザの指によって加圧されると、第1の透明電極162と第2の透明電極165とが接触する。接触した位置を示す座標は、抵抗値検出用電極168および169と抵抗値検出用電極170および171とによって抵抗値の変化として検出される。検出された座標に基づいて音響再生装置の動作が制御される。なお、図9には示していないが、表示装置160の表示画面には操作メニューやアイコン等が表示される。
以上のように、実施の形態4では、入力装置であるタッチパネルと音を再生するための振動パネルとを兼用することができ、表示画面の画像を遮ることなく、タッチパネルから音が再生される音響再生装置を実現することができる。なお、タッチパネルの検出方式は、電気抵抗の変化を用いる方式に限らず、光や静電容量等を用いる方式であってもよい。
なお、図9に示す音響再生装置には、タッチパネルによって検出された信号を処理するための回路や、当該信号によって音響再生装置を制御する回路等が搭載されるが、音の再生には直接的に関連しないので、詳細な記載や説明は省略する。
以上のように本発明によれば、再生音の音質を低下させることなく、表示装置から音が再生されている感覚をユーザに与えることができる。また、第1の空間をほぼ密閉にすることによって、再生音圧の低下を防止することができるとともに、音響再生装置を薄型にすることができる。
また、本発明に係る音響再生装置を携帯電話機に応用して、携帯電話機の表示画面上に振動パネルを配置した構成とするならば、振動パネルを受話音再生用のレシーバとして動作させることが可能となる。このとき、受話音は振動パネル前面から再生されるので、振動パネル面の広い範囲で聴取が可能となり、特に高齢者には受話音の聴き取りが容易な携帯電話機を実現できる。また、音響再生装置に印加する入力信号のレベルを大きくすることによって、振動パネルを拡声スピーカとして動作させることも可能である。これによって、テレビ電話のように画像を見ながらの会話が可能となる。また、画像と音の放射面が同一面であるので、画像から音が出ているような感覚をユーザに与えることができ、音と映像との同時再生に最適な音響再生装置を実現することができる。
さらに、タッチパネルの表面フイルムを振動パネルと兼用することで、入力装置と音響再生装置とが一体となった携帯端末装置を実現することができる。
なお、以上の実施の形態1〜4では、電気音響変換器26の一例として動電型スピーカの構造を示したが、電気音響変換器26はどのような方式であってもよい。電気音響変換器26は、振動板から音を放射する機能を有するものであればよく、その変換器方式は電磁型、圧電形、および静電形等どのような方式であってもよい。
なお、本発明において、「第1の空間を密閉する」とは、第1の空間を必ずしも完全な密閉空間とすることを意味しない。第1の空間28は、ほぼ密閉空間であればよい。以下、このことを図10を用いて説明する。
図10は、本発明に係る音響再生装置の音圧周波数特性を示す図である。図10は、実施の形態2に係る音響再生装置の振動パネルから放射される音を、図5において示した音響カプラによって測定した結果である。なお、図10においては、基板および振動パネルの大きさはそれぞれ、40×60mmであり、その材厚はそれぞれ、0.2mmである。また、図10に示す実線は、第1の空間に細孔を設けない場合の音圧周波数特性である。図10に示す点線は、第1の空間に直径1mmの細孔を設けた場合の音圧周波数特性である。図10に示す一点鎖線は、第1の空間に直径2mmの細孔を設けた場合の音圧周波数特性である。
図10から明らかなように、第1の空間に細孔を設けた場合、400Hz以下の帯域で、細孔を設けない場合と比べて音圧が低くなっていることがわかる。これは、第1の空間の音響スティフネスが細孔によって減少し、基板104の振動を抑制する力が減少したことが理由である。ここで、細孔の直径が1mmの場合には、300Hz以下の低音域で音圧レベルが低下しているものの、300Hz以上の帯域では音圧レベルの低下が見られない。音響再生装置を携帯電話機として実現する場合を考えると、受話音の再生に必要な帯域は、300Hzよりも高い周波数帯域である。従って、図10の例においては、携帯電話機のレシーバとして動作させる場合には、第1の空間に直径が1mm程度の細孔があっても問題はない。以上のように、第1の空間は、完全密閉されていることが望ましいが、第1の空間がある程度開放されていても十分な効果を得ることができる。なお、図5においては音響カプラが音響負荷となり、振動パネル105の振動を抑制している。従って、図5においては基板104は音響カプラがない場合と比べて振動しやすいと考えられる。つまり、携帯電話機を通常使用する場合には音響カプラはないので、図10の場合よりも実際には細孔の影響は小さいと考えられる。以上を考慮すると、実際には細孔の大きさが直径1mm以上であっても問題はない場合があると考えられる。
また、上記実施の形態1〜4においては、音響再生装置が携帯型の電子機器である携帯端末装置として実現される場合について説明したが、本発明に係る音響再生装置を、ゲーム機や、パソコンや、テレビ等の据え置き型の電子機器に適用することも可能である。
また、実施の形態1、2、および4においては、電気音響変換器および音孔は1つであったが、実施の形態3で説明したように、電気音響変換器および音孔は複数であってもよい。また、電気音響変換器および音孔が複数である場合、全ての電気音響変換器に同一の信号を印可することによって、大きな音量で音を再生することができる。また、2つの電気音響変換器にステレオ信号を印可するようにしてもよい。
また、他の実施の形態においては、表示装置に代えて、画像が描かれたポスターや写真等を用いてもよい。例えば、音響再生装置を写真立てに応用すれば、写真から音が再生されているような感覚をユーザに与えることができる。
本発明の音響再生装置は、携帯電話機やPDAといった携帯端末装置として利用可能である他、据え置き型のパソコンやテレビに利用することも可能である。
実施の形態1に係る音響再生装置の構成を示す図 図1に示す電気音響変換器の断面図 実施の形態2に係る携帯電話機を部分的に切り欠きを設けて示した平面図 実施の形態2に係る携帯電話機のブロック図 実施の形態2に係る音響再生装置のレシーバ特性を測定する測定装置を示す図 図5に示す測定装置によって音響再生装置の音圧周波数特性を測定した結果を示す図 実施の形態3に係る音響再生装置を示す図 実施の形態3に係る携帯端末装置を携帯電話機として利用する場合のブロック図 実施の形態4に係る音響再生装置を示す図 本発明に係る音響再生装置の音圧周波数特性を示す図 従来の音響再生装置を備えたテレビセットの外観斜視図 従来の音響再生装置を備えた携帯電話機の外観図
符号の説明
20,101,130,159 外ケース
21,103,131,160 表示装置
22,104,132,161 基板
23,105,134,164 振動パネル
24,106,140,166 スペーサ
26,110,136,138,173 電気音響変換器

Claims (6)

  1. 表示面に画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面との間に第1の空間を形成し、可視透過する材質よりなる基板と、
    前記基板に対して前記表示手段と反対側に配置され、前記基板との間に第2の空間を形成し、可視透過する材質よりなる振動パネルと、
    前記第2の空間へ音を放射する少なくとも1つの電気音響変換器とを備えた音響再生装置。
  2. 前記基板には、音孔が設けられており、
    前記電気音響変換器は、前記音孔を介して前記第2の空間へ音を放射する、請求項1に記載の音響再生装置。
  3. 前記振動パネルによって覆われる開口部を有するケースをさらに備え、
    前記ケースは、前記基板と前記表示手段と前記電気音響変換器とをその内部に含む、請求項1に記載の音響再生装置。
  4. 前記振動パネルは、タッチパネルによって構成される、請求項3に記載の音響再生装置。
  5. 信号を受信するアンテナと、
    前記アンテナによって受信された信号に所定の信号処理を行い、当該信号処理が行われた信号を前記電気音響変換器に入力する信号処理手段とをさらに備える請求項3に記載の音響再生装置。
  6. 前記音響再生装置は、2つの前記電気音響変換器を備え、
    前記信号処理手段は、前記アンテナによって受信された信号に受話音を示す信号が含まれている場合には一方の電気音響変換器に信号を入力し、前記アンテナによって受信された信号に当該受話音を示す信号以外の信号が含まれている場合には他方の電気音響変換器に信号を入力する、請求項5に記載の音響再生装置。
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