JP3774926B2 - 多層構造裏地 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽光を効率良く吸収し、衣服内部から外部への放熱を抑制し、軽量で外観良好な多層構造裏地に関する。高い保温性が要求される防寒用衣料、例えば、スキージャケット、ベンチコート、ウインドブレーカーの裏地に用いるのに適している。
【0002】
【従来の技術】
従来、防寒用衣料は、保温性を高めるために、表地と裏地との間に綿を入れたり、起毛した編地を裏地に用いて衣服内に空気層を形成することで、衣服内部の熱が外部へ放射することを防いでいた。しかし、高い保温性を得るために、表地と裏地との間にいれる綿の量を多くしたり、起毛させる布帛の糸量を増やして、衣服内の空気層を大きくすると、衣服が重くかさ高になり、動きやすさや機能性が要求されるスポーツウェアやアウトドア用衣料などに適さなくなっていた。そこで近年、外部のエネルギーを積極的に取り込むことを目的とし、太陽光を吸収する素材を用いた布帛が、防寒用衣料に用いられるようになってきた。例えば、実開平3−14178号公報は、太陽光の電磁波エネルギーを吸収して熱に変換する積層布帛を、冬季の屋外作業衣、カジュアルウェアなどに用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
太陽光吸収素材を用いた布帛は、小さな目付で外部のエネルギーを積極的に衣服内部に取り込むことができるようになったが、衣服内部から外部への熱放射を抑制する性質に乏しくそのままでは保温性が不十分であること、防寒衣に適したソフトな風合に乏しいこと、太陽光吸収素材のために布帛が黒色を帯び、鮮やかな色彩を実現しにくいことなどの問題があった。結局、十分な保温性を有し、かつ、軽くて風合の良い裏地は、未だ提供されていない。
【0004】
本発明は、外部からのエネルギーを効率良く吸収して熱に変換し、衣服内部から外部への放熱を抑制し、軽量で柔らかな風合の裏地を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記の課題を解決するために、表外面層、肌側に位置する裏外面層および前記両外面層の中間に位置する中間層の少なくとも3層からなる多層編地であって、多層構造を形成する層のうちの少なくとも1層が、太陽光吸収剤を含有するフィラメントを主体に形成されている多層構造裏地を提供する。前記の多層構造裏地の表外面層は、単繊維繊度が好ましくは4デニール以下であり、より好ましくは0.01〜3デニールであって、総繊度が好ましくは30〜80デニールであり、より好ましくは45〜65デニールのマルチフィラメントを主体に形成する。また、裏外面層は、単繊維繊度が0.01〜1デニールのマルチフィラメントを主体に形成することにより、柔らかな肌触りを期待できる。さらに、中間層は、単繊維繊度が好ましくは2〜30デニールであり、より好ましくは2.5〜20デニールであって、総繊度が好ましくは15〜30デニールであり、より好ましくは20〜30デニールのモノフィラメントまたはマルチフィラメントを主体に形成すると程よい厚さが得られやすい。
【0006】
太陽光吸収剤は、カーボンブラック、クロム酸化物、鉄酸化物、マンガン酸化物、銅酸化物からなる群から選ばれる、少なくとも1種の化合物が好適に用いられる。好ましくは表外面層が、太陽光吸収剤を含有するフィラメントを主体に形成されていると、効率の良い太陽光吸収効果を期待できる。太陽光吸収剤の含有量は、0.5〜10重量%の範囲が好ましく用いられる。そして、少なくとも表外面層に細化可能型複合フィラメントや異繊度混繊マルチフィラメントを用いることによって、肌触りが一層柔らかくなり好適である。
【0007】
前記多層構造裏地は、編地の厚さが少なくとも1.5mm以上であるのが好ましく、より好ましくは1.5〜5mmである。また、編地の目付は、250g/m2 以下であるのが好ましく、より好ましくは100〜250g/m2 であると、軽量感が向上する。保温指数は、少なくとも0.8clo以上であるのが望ましく、より好ましくは1.1clo以上である。本発明によれば、概してclo値は0.8〜3cloのものが得られる。表外面層をメッシュ構造で編成すると、吸水性や外観の向上を期待できる。
【0008】
本発明において、主体に形成するとは実質的にという意味であって、例えば、多層構造を形成するために外面層の一部に中間層を形成する糸条を編込むことなどは許容する趣旨である。
【0009】
本発明において保温指数に用いるclo値は、次のように定義される。1cloは、気温21℃、湿度50%以下、気流0.1m/secの室内で安静にしている人が快適でかつ平均皮膚温度33℃を維持できるような衣服内の保温力であり、0.18℃/(kcal・hr・m2 )で表される。clo値は、具体的には、約20℃の雰囲気温度を正確に測定してT0 とし、0.1m四方の40℃の熱源上に測定試料を置き、熱源を40℃に保つための消費電力W(ワット)を安定時から1分間測定し、測定したT0 およびWを用い、下式に基づいて求めた。
【0010】
clo値=(1/0.155)×( (40−T0 ) /W)×(0.1×0.1)
本発明において、多層構造裏地の表外面層は衣服の外側に近く、裏外面層は衣服の肌に近い側をいう。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明においては、保温性を高め、太陽光をより多く吸収させるために、裏地の基本構成を少なくとも3層の多層構造編地とし、かつ、太陽光吸収剤を効果的に多層構造裏地に混入した。すなわち、本発明に係る多層構造裏地は、表外面層、肌側に位置する裏外面層および前記両外面層の中間に位置する中間層の少なくとも3層からなる多層編地であって、多層構造を形成する層のうち少なくとも1層は、太陽光吸収剤を含有するフィラメントを主体に形成する。太陽光吸収剤を含有するフィラメントは外部からの光エネルギーを効率良く吸収し、かつ、多層構造は内部と外部との断熱性を高めるので、優れた保温性を期待できる。
【0012】
多層構造の外側に位置する表外面層は、単繊維繊度4デニール以下、好ましくは0.01〜3デニールであって、総繊度30〜80デニール、好ましくは45〜65デニールのマルチフィラメントで形成することが望ましい。裏地の強度を考慮すれば、単繊維繊度は0.01デニール以上が適当であり、単糸繊度が4デニールを超えたり、総繊度が80デニールを超えると、裏地の風合が粗硬になり、目付が大きくなりがちである。また、総繊度が30デニールに満たないと、編成が難しくなり、裏地がへたりやすくなる。
【0013】
肌側に位置する裏外面層は、単繊維繊度0.01〜1デニールのマルチフィラメントの極細繊維で形成すると、肌触りが柔らかくなり好ましい。単繊維繊度が0.01デニールに満たないと、裏地の耐久性が乏しくなり、単糸繊度が1デニールを超えると、肌触りが悪くなる傾向にある。さらに、細化可能型複合フィラメントや異繊度混繊マルチフィラメントなどの極細繊維を用いると、肌触りが一段と柔らかく、優れた風合を持たせることができ好適である。
【0014】
表裏の外面層の中間に位置する中間層は、単繊維繊度2〜30デニール、好ましくは2.5〜20デニールであって、総繊度15〜30デニール、好ましくは20〜30デニールのモノフィラメントまたはマルチフィラメントで形成すると、多層構造裏地に適度な厚さを持たせ、保温性を高めることができる。単繊維繊度が2デニールに満たなかったり、総繊度が15デニールに満たない糸条を用いると、裏地の厚さが不十分になりやすい。一方、単繊維繊度が3デニールを超えたり、総繊度が30デニールを超える糸条を用いれば、風合が硬く重い裏地になりやすい。
【0015】
太陽光吸収剤としては、カーボンブラック、クロム酸化物、鉄酸化物、マンガン酸化物、銅酸化物からなる群の中から任意に1種または2種以上を選択して使用することができる。とくに、表外面層の主体を形成するフィラメントに、太陽光吸収剤を含有せしめれば、効率の良い太陽光吸収効果を期待できる。太陽光吸収剤の含有量は0.5〜10重量%の範囲が好ましく、0.5重量%未満では太陽光を吸収する作用が不十分になるし、10重量%を超えると繊維の製造工程に問題が生じることがある。
【0016】
前記の多層構造裏地は、厚さが1.5mm以上であり、1.5〜5mmの範囲が好ましい。目付は、250g/m2 以下が好ましく、なかでも100〜250g/m2 の範囲であると、耐久性および軽量感に優れた多層構造裏地となる。多層構造裏地の厚さが1.5mmに満たないと、衣服内部と外部との断熱性が不十分になりやすい。目付が100g/m2 に満たないと、編地がへたりやすくなる傾向がある。また、目付が250g/m2 を超えると、裏地が重くなるおそれがある。
【0017】
多層構造裏地の保温指数は、0.8clo以上が好ましい。1.1clo以上であると、高い防寒性を要求される衣料、例えばスキージャケットやベンチコートなどの裏地として好ましく用いることができる。本発明において保温指数に用いるclo値は、「1cloが、気温21℃、湿度50%以下、気流0.1m/secの室内で安静にしている人が快適でかつ平均皮膚温度33℃を維持できるような衣服内の保温力であり、0.18℃/(kcal・hr・m2 )で表される値」として定義される。clo値は、具体的には、約20℃の雰囲気温度を正確に測定してT0 とし、0.1m四方の40℃の熱源上に測定試料を置き、熱源を40℃に保つための消費電力W(ワット)を安定時から1分間測定し、測定したT0 およびWを用い、下式に基づいて求めることができる。
【0018】
clo値=(1/0.155)×( (40−T0 ) /W)×(0.1×0.1)
本発明の多層構造裏地の裏外面層をメッシュ構造の編組織で編成すると、肌側からの吸水性が向上し、裏地の外観も良好となる。表外面層の編組織は特に限定されない。図1に本発明の多層構造裏地の編組織を例示する。
【0019】
本発明の多層構造裏地は、ダブルラッセル編機、ダブルトリコット編機、丸編機など、通常用いられる編み機を用いて編成でき、なかでもダブルラッセル編機が好ましく用いられる。編成後、リラックス、染色などの後工程は通常の方法で行えばよく、限定されるものではない。また、帯電防止剤などの機能付与加工を施しても問題はない。
【0020】
太陽光吸収剤を含有するフィラメントには、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリアクリロニトリル系、ポリビニル系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系などを始めとする各種の合成繊維、ビスコースレーヨン系、アセテート系などを始めとする半合成繊維、無機繊維などのフィラメントなどが含まれるが、ポリエステル系フィラメントが好ましく用いられる。
【0021】
太陽光吸収剤は、フィラメントの製造工程中のいずれかで通常用いられる方法により混入することができる。例えば、原料の調整工程、重合工程などで太陽光吸収剤の粉末を添加し、含有量の高いマスターチップを製造し、ついでこれを通常のチップに混ぜて溶融紡糸したり、直接紡糸液に混合して湿式紡糸すること等で行うことができる。
【0022】
【実施例】
次に本発明の多層構造裏地を編成し、疑似太陽光の吸収実験を行い、黒染め編地と比較したので説明する。
実施例1
表外面層に、太陽光吸収剤としてカーボンブラックを3.0重量%含有する、50デニール、18フィラメントのポリエステルマルチフィラメント、裏外面層に、後加工時に細化処理することで得た、45デニール、630フィラメントの細化可能型複合ポリエステルマルチフィラメント、中間層に、20デニールのポリエステルモノフィラメントを用い、ダブルラッセル編機を用いて3層構造編地の裏地を編成した。得られた裏地を直径10cmの円形にカットし、温度20℃、湿度65%に調整された室内で、表外面層を上向きにして熱電対センサーの上に配置した。熱電対センサーから0.25m離れたレフランプ(太陽光疑似、300Wのハロゲンランプ)を3層構造裏地の表外面層に照射し、照射開始から20分後の裏外面層の表面温度を測定した。
表1に、照射後20分後の測定温度を示す。
【0023】
実施例2
実施例1で編成した編地と同じ編地を3層構造裏地に用い、織密度113×86本/in、目付65g/m2 、厚さ0.09mmの、薄引きアクリルコーティングした紫色平織物を表地として前記3層構造裏地の上に重ね、表地にレフランプを照射した以外は実施例1と同様にしてレフランプ実験測定法を行い、裏外面層の表面温度を測定した。
表1に、照射後20分後の温度を示す。
【0024】
実施例3
織密度71×79本/in、目付122g/m2 、厚さ0.21mmの、ポリウレタンコーティングした青色平織物を表地として用いたほかは、実施例2と同様にしてレフランプ実験測定法を行い、裏外面層の表面温度を測定した。
表1に、照射後20分後の温度を示す。
【0025】
比較例1
表外面層に、実施例1の表外面層に使用した糸とほぼ同様の明度(L値=15)となるように分散染料で黒色に染めた、50デニール、18フィラメントのポリエステルマルチフィラメントを使用した以外は、実施例1と同様にして3層構造編地の裏地を編成した。得られた3層構造裏地を用い、実施例1と同様にしてレフランプ実験測定法を行い、裏外面層の表面温度を測定した。
表1に、照射後20分後の温度を示す。
【0026】
比較例2
比較例1で用いた編地を3層構造裏地に用いたほかは、実施例2と同様にして表地を重ね合わせ、レフランプ実験測定法を行い、裏外面層の表面温度を測定した。
表1に、照射後20分後の温度を示す。
【0027】
比較例3
比較例1で用いた編地を3層構造裏地に用いたほかは実施例3と同様にしてレフランプ実験測定法を行い、裏外面層の表面温度を測定した。
表1に、照射後20分後の温度を示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】
本発明の多層構造裏地は、多層構造を採用するので、用いる糸の繊度、編組織などを調整し、多層構造を形成する外面層と中間層とのそれぞれの構造を別々に、かつ最適に形成でき、衣服内部から外部への放熱が抑制される。また、多層構造を形成する層のうち少なくとも1層を、太陽光吸収剤含有フィラメントで形成するので、多層構造編地の有する放熱抑制機能に加え、太陽光のエネルギーを効率良く内部に取り込むことができ、目的とする保温性を容易に実現することができる。優れた保温力を有する、柔らかく軽い裏地として用いることができ、例えば、スキージャケット、ベンチコート、ウインドブレーカーなど、防寒衣料やアウトドア製品などの裏地に用いると好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 表外面層フラット構造、裏外面層メッシュ構造の3層構造の多層構造裏地の編組織図。
【符号の説明】
L1 ,L2 ;メッシュ状編地を構成する糸条
L3 ,L4 ;連結糸条
L5 ,L6 ;フラット構造を構成する太陽光吸収剤含有糸条
Claims (8)
- 表外面層、肌側に位置する裏外面層および前記両外面層の中間に位置する中間層の少なくとも3層からなる多層編地であって、少なくとも1層が、太陽光吸収剤を含有するフィラメントを主体に形成されており、かつ、表外面層は、単繊維繊度が4デニール以下であり、総繊度が30〜80デニールのマルチフィラメントを主体に形成され、裏外面層は、単繊維繊度0.01〜1デニールのマルチフィラメントを主体に形成され、中間層は、単繊維繊度2〜30デニール、総繊度15〜30デニールのモノフィラメントまたはマルチフィラメントを主体に形成されていることを特徴とする多層構造裏地。
- 太陽光吸収剤が、カーボンブラック、クロム酸化物、鉄酸化物、マンガン酸化物、銅酸化物からなる群から選ばれる、少なくとも1種の化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の多層構造裏地。
- 表外面層が、太陽光吸収剤を0.5〜10重量%分散含有しているフィラメントを主体に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の多層構造裏地。
- 少なくとも裏外面層に細化可能型複合フィラメントを用いることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の多層構造裏地。
- 少なくとも裏外面層に異繊度混繊マルチフィラメントを用いることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の多層構造裏地。
- 編地の厚さが少なくとも1.5mm以上であり、かつ、目付が250g/m2以下であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の多層構造裏地。
- 保温指数が少なくとも0.8clo以上であることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の多層構造裏地。
- 少なくとも裏外面層がメッシュ構造であることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の多層構造裏地。
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