JP3773856B2 - Tractor draft control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタの後部にプラウやハロー等を装着して、牽引しながら作業を行なう場合にドラフトコントロールを行なうためのドラフト制御機構に関し、特に、ドラフト制御機構のバランスバネの取付構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラクタの後部の作業機装着装置にプラウやハロー等の牽引作業機を装着して、牽引しながら作業を行ない、該作業機装着装置にはドラフト制御装置と連結されて、牽引作業時に一定の負荷で牽引作業ができるようにしている。このドラフト制御装置には引っ張り力及び圧縮力に対してもチャタリングやハンチング等が発生しないようにバランスバネが配置されている。該バランスバネに関する技術は公知とされているのである。例えば、特開平3−22902号公報に記載の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来の技術においては、トップリンクに掛かる圧縮荷重と引張り荷重に対して振動を減衰するために、一つのバネを用いた場合には軸心方向前後においてバネ定数を変更した構成とし、また、二つのバランスバネを用いた場合には、大きなバネと小さなバネを二重に配置したり、一直線上に配置したりしていたが、圃場条件に感度を合わせるためには、バランスバネを交換したり、本機側に配置したロックナットを弛めたり、締め付けたりして、バネの圧縮力を変更するように構成していた。
【0004】
バランスバネを交換する作業は大変面倒な作業となり、本機側でロックナットを調節すると、トップリンクヒンジが移動されて初期位置も変わり、ドラフトコントロールレバーを回動して設定する位置も変わってしまい、感度調節の度に設定も変更する必要があり、複雑な作業が必要となっていたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような手段を用いる。
請求項1においては、トラクタの後部にトップリンク21を連結するトップリンクヒンジ31を設け、該トップリンクヒンジ31と機体との間に牽引緩衝機構を介装する構成において、該トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト44の後端を枢支し、該セットボルト44上に前サポート45と後サポート46と、該前サポート45と後サポート46の間に二重に配置された小大のバランスバネ47・48と、カラー49を摺動自在に外嵌し、セットボルト44の端部にロックナット52を螺装し、前記カラー49は、セットボルト44の基部のホルダ44aと後サポート46の間に遊嵌し、該後サポート46の外周部後面は油圧ケース25より上方に突設した支持部材50の前面に当接し、前記セットボルト44及びカラー49は該支持部材50の挿入孔50aを貫通して配置し、前記前サポート45の前面周囲は、油圧ケース25より上方に突設した支持部材51の受部51a後面に当接し、前サポート45の中心部前面にセットボルト44に螺装したロックナット52を当接し、両支持部材50・51の間に前サポート45と後サポート46とバランスバネ47・48を配置し、前記前サポート45の後面に小径のバランスバネ47を当接し、該前サポート45の外周側に位置する支持部材51の後面に大径のバランスバネ48が当接され、ロックナット52を調節することにより、小径のバランスバネ47のバネ力のみ調節変更可能とし、設定値よりも深耕となり負荷が増加した場合には、該後サポート46が前方へ摺動されてバランスバネ47・48の両方を圧縮する方向に牽引抵抗が掛かり、逆に、設定値よりも浅耕の場合には、該セットボルト44を後方へ摺動し、セットボルト44、前サポート45を介して小径のバランスバネ47のみを圧縮すべく構成したものである。
【0006】
請求項2においては、トラクタの後部にトップリンク21を連結するトップリンクヒンジ31を設け、該トップリンクヒンジ31と機体との間に牽引緩衝機構を介装する構成において、トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト54の後端を枢支し、該セットボルト54上に前サポート55と後サポート56と直列状に第一バランスバネ57と第二バ ランスバネ58を外嵌し、該セットボルト54の前部と後部にそれぞれネジ部54a・54bを形成し、該ネジ部54a上にロックナット59・59が螺装され、後ネジ部54b上にサポートナット60とロックナット61を螺装し、該セットボルト54は前支持部材62と後支持部材63を貫通して前方へ延設され、前記第一バランスバネ57は第二バランスバネ58よりも小径としてバネ力を小さくし、該前支持部材62に当接して受け止められ、該セットボルト54に摺動自在に外嵌されている前サポート55と、油圧ケース25より上方に突設された後支持部材63の間に外嵌配置し、第二バランスバネ58は後支持部材63と後サポート56の間に外嵌され、後サポート56の位置はサポートナット60とロックナット61により支持され、設定値よりも深耕となって負荷が増加した場合には、トップリンク21が前方に押されて、第二バランスバネ58に圧縮荷重がかかり、逆に設定値よりも浅耕となると、トップリンク21は後方へ引っ張られ、第一バランスバネ57に圧縮荷重がかかるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1はプラウを装着したトラクタの側面図、図2はドラフト制御機構の第一実施例を示す側面断面図、図3はバランスバネのバネ偏位と力の関係を示す図、図4はドラフト制御機構の第二実施例を示す側面断面図、図5はドラフト制御機構の第三実施例を示す側面断面図である。
【0008】
図1において、トラクタの後部に作業機装着装置12を介して作業機としてプラウ13を装着した実施例としており、本機の前後に前輪1及び後輪2を支承し、前部のボンネット6内部にはエンジン5を配置し、該ボンネット6の後方にはダッシュボードを配置し、該ダッシュボード上にステアリングハンドル10を設けており、該ステアリングハンドル10の後方にはシート11を配設している。該シート11の近傍には操作手段となる主変速レバー3や副変速レバーやPTO変速レバーやドラフトコントロールレバー4やポジションレバー等が配設されている。
【0009】
また、エンジン5の後部にクラッチハウジングが配置され、該クラッチハウジングの後部にミッションケース9を配設し、エンジン5からの動力を後輪2に伝達して駆動し、更に該ミッションケース9より前方に突出した前輪駆動軸より伝動軸等を介して前輪1にも同時に駆動力を伝達することを可能としている。また、エンジン5の駆動力はミッションケース9後端から突出したPTO軸15に伝達可能としている。
【0010】
前記作業機装着装置12はトップリンク21と左右のロアリンク22・22と、昇降するためのリフトアーム23とリフトロッド24等からなり、該リフトアーム23の後端にリフトロッド24を枢結し、該リフトロッド24下端をロアリンク22の前後中途部に枢結している。前記トップリンク21とロアリンク22の後部には牽引作業機となるプラウ13が装着されている。
【0011】
前記リフトアーム23は前記ミッションケース9上に載置した油圧ケース25より突出され、図2に示すように、油圧ケース25の内部にシリンダーか構成されており、ピストンロッド26の先端が油圧ケース25内のアーム27に当接され、該アーム27の基部は油圧ケース25に横架して軸支したリフトアーム軸29の左右中央に固設され、該リフトアーム軸29の両側を油圧ケース25より突出してリフトアーム23・23が固設されている。
【0012】
前記油圧ケース25の近傍には図示しない油圧制御バルブが配置され、該油圧制御バルブは油圧ケース9内に配置したシリンダへの圧油の送油を制御するものであり、該油圧制御バルブの操作部には、リフトアーム23に連結してリフトアームの回動角をフィードバックするポジションフィードバックリンクと、トップリンクヒンジ31の回動角をフィードバックするドラフトフィードバックリンクが連結されている。更に、油圧制御バルブの操作部にはポジションレバーとドラフトコントロールレバー4とリンク等介して連結されている。
【0013】
こうして、ポジションレバーを回動すると油圧制御バルブが切り換えられてリフトアーム23が回動され、該リフトアーム23がポジションレバーで設定した角度まで回動されると、ポジションフィードバックリンクにより油圧制御バルブが中立に戻されるのである。また、ドラフト制御においては、ドラフトコントロールレバー4を回動して油圧制御バルブを切り換えて設定深さとなるようにする。作業時においてはトップリンクヒンジ31に掛かる圧縮・引張り荷重が設定値となっていると、ドラフトフィードバックリンクにより油圧制御バルブが中立位置に維持されるのである。
【0014】
次に、本発明のドラフト制御装置の牽引緩衝機構30について説明する。
まず、ドラフト制御装置の牽引緩衝機構30の第一実施例を図2より説明する。
油圧ケース25(またはミッションケース9)の後面にトップリンクヒンジ31を枢支するヒンジブラケット33が固設されている。該ヒンジブラケット33に枢支軸38を介してトップリンクヒンジ31の下部が枢支される。該トップリンクヒンジ31の下部に前記枢支軸38を挿入支持する枢支軸支持孔31aが開口され、中途部にトップリンク支持孔31b・31bが上下方向に2箇所開口されて、作業機等により付替え可能とし、前上部にフィードバックリンク支持ピン31eが突出されて、その近傍にストッパー支持軸31cが支持され、後上部にセットボルト支持孔31dが開口されている。
【0015】
前記セットボルト支持孔31dにセットボルト34の後部に形成したセットボルト枢支ホルダ34cが左右方向に配置した枢支軸32に枢支され、該セットボルト34は前後方向水平状に延出されて、その前部は油圧ケース25より上方に突設された支持部材35に形成した挿入孔35aに貫通挿入されている。そして、セットボルト34の前部と後部にそれぞれネジ部34a・34bが形成され、該セットボルト34の基部側のネジ部34b上にロックナット36とサポートナット37が螺装されて、後述するバランスバネ40の圧力を調整できるようにし、該サポートナット37上にカラー39が外嵌されている。なお、サポートナット37の前方への最大摺動位置はネジ部34b前端に外嵌した止め輪42によって規制される。
【0016】
前記カラー39と支持部材35の間のセットボルト34上にバランスバネ40が外嵌され、トップリンクヒンジ31を後方へ回動するように付勢し、前記支持部材35より前方に突出したセットボルト34のネジ部34a上にロックナット41・41が螺装されて、トップリンクヒンジ31の角度(位置)とバランスバネ40の圧力を調整できるようにしている。
【0017】
このような構成において、深耕の場合におけるパランスバネ40の収縮を説明する。
ドラフトコントロールレバー4により設定した値よりも深耕の場合には、プラウ13に大きな牽引抵抗がかかりプラウ13は上方へ上がろうとしてトップリンク21を前方に押し、トップリンクヒンジ31の上部が前方へ回動されて、トップリンクヒンジ31の上端に連結したセットボルト34が前方へ摺動されてバランスバネ40を圧縮する方向に牽引抵抗が掛かるのである。
【0018】
このとき、トップリンクヒンジ31が前方回動するとき、バランスバネ40によりショックが緩和され、ハンチング等を防止でき、同時に、このトップリンクヒンジ31の前方への回動がフィードバックリンク等を介して油圧制御バルブの操作部に伝達されて、リフトアーム23を上昇回動するように油圧制御バルブを切り換えて、牽引抵抗が減少して設定値まで下がるとリフトアーム23の上昇は停止され、一定の牽引抵抗となるように制御する。
【0019】
このようなドラフト制御において、バランスバネ40の偏位と力(牽引抵抗)との関係は図3のようになり、牽引抵抗に対して偏位し始める圧力P1はサポートナット37またはロックナット41の位置をセットボルト34に対して前後位置調整することによって変更できる。しかし、ロックナット41を調整すると、トップリンクヒンジ31が枢支軸32を中心に回動してしまい、フィードバックリンクを介して油圧バルブの操作位置が変化して耕深設定位置が変化してしまう。そこで、本発明ではロックナット36を弛めてサポートナット37の位置を変更することによって、耕深設定位置を変更することなく感度調節をすることができるようにしているのである。
【0020】
具体的な調整とその作用について説明すると、スパナ等の工具を用いてロックナット36を弛める。次に、サポートナット37を回動してセットボルト34のネジ部34b上を摺動させると、カラー39を介してバランスバネ40の取付長さを決定することができる。このサポートナット37の調整時において、最大縮み側は止め輪42がストッパーとなって規制され、最大伸び側はセットボルト34の基部側のセットボルト枢支ホルダ34cがストッパーとなり規制される構成としている。そして、サポートナット37の位置決めをして感度調節を終えるとロックナット36を締め付けてロックするのである。
【0021】
次に、二つのバランスバネを用いて、圧縮力及び引っ張り力に対しても緩衝できるようにし、前記同様に感度調節できる第二実施例について図4より説明する。
前記第一実施例と同様に、トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト44の一端(後端)のセットボルト枢支ホルダ44aが枢支され、該セットボルト44上に前サポート45と後サポート46とバランスバネ47・48とカラー49が摺動自在に外嵌されて、端部にロックナット52・52を螺装している。
前記バランスバネ47・48は前サポート45と後サポート46の間に二重に配置され、バランスバネ47はバランスバネ48よりも小径としてバネ力(バネ定数)を小さくしている。
【0022】
また、カラー49はセットボルト44の基部のホルダ44aまたは後サポート46に固設し、またはセットボルト44に対して遊嵌した構成としておく。該後サポート46の外周部後面は油圧ケース25より上方に突設した支持部材50の前面に当接して支持され、前記セットボルト44及びカラー49は支持部材50の挿入孔50aを貫通して配置されている。前サポート45の前面周囲は油圧ケース25より上方に突設した支持部材51の受部51a後面に当接し、前サポート45の中心部前面はセットボルト44に螺装したロックナット52に当接するように配置されている。つまり、支持部材50・51の間に前サポート45と後サポート46とバランスバネ47・48を配置している。
【0023】
そして、前サポート45の後面に小径のバランスバネ47が当接され、該前サポート45の外周側に位置する支持部材51の後面に大径のバランスバネ48が当接され、ロックナット52を調節することにより小径(バネ力が小さい側)のバランスバネ47のバネ力のみ調節変更可能としている。そして、前記支持部材50前面にバランスバネ47・48が当接される構成としている。
【0024】
このような構成において、前記と同様に設定値よりも深耕となり、負荷が増加した場合には、プラウ13に大きな牽引抵抗がかかりプラウ13は上方へ上がろうとしてトップリンク21に圧縮荷重が掛かり、トップリンクヒンジ31の上部を前方へ押す方向にかかる。該トップリンクヒンジ31の上端に連結したセットボルト44及びカラー49、後サポート50が前方へ摺動されてバランスバネ47・48を圧縮する方向に牽引抵抗が掛かるのである。
【0025】
このとき、トップリンクヒンジ31が前方回動するとき、バランスバネ47・48によりショックが緩和され、ハンチング等を防止でき、同時に、このトップリンクヒンジ31の前方への回動がフィードバックリンク等を介して油圧制御バルブの操作部に伝達されて、リフトアーム23を上昇回動するように切り換えて、牽引抵抗が減少して設定値まで下がるとリフトアーム23の上昇は停止され、一定の牽引抵抗となるように制御する。
【0026】
逆に、設定値よりも浅耕の場合には、プラウ13の荷重により下がろうとし、トップリンク21には引張り荷重として掛かり、トップリンクヒンジ31の上部を後方に引く方向に掛かり、トップリンクヒンジ31に連結したセットボルト44を後方へ摺動し、セットボルト44、前サポート45を介して小径のバランスバネ47のみを圧縮する。浅耕の場合圃場面が硬いと、特に、トップリンクヒンジ31にかかる荷重の変動が激しいため、チャタリングやハンチングの原因となっていたが、本発明のように二つのバランスバネ47・48を用いることで、トップリンクの引っ張り荷重に対して、圧力に応じたバネで緩衝することができるのである。
【0027】
そして、バネ力の弱い小径のバランスバネ47のバネ力調整を可能としているので、微妙な感度調節が可能となり、また、バネ力調整を行なうロックナット52は支持部材50に対してトップリンクヒンジ31と反対側に位置しているために、該ロックナット52を調節してもトップリンクヒンジ31の位置が変わらず、ドラフトコントロールレバー4による設定値をロックナット52の調整に合わせて変更する必要がないのである。
【0028】
次に、二つのバランスバネを用いて、圧縮力及び引っ張り力に対しても緩衝できるようにし、感度調節できる第三実施例について図5より説明する。
前記第一実施例と同様に、トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト54の一端(後端)のホルダ54cが枢支され、該セットボルト54上に前サポート55と後サポート56と直列状に第一バランスバネ57と第二バランスバネ58が外嵌され、該セットボルト54の前部と後部にそれぞれネジ部54a・54bが形成され、該ネジ部54a上にロックナット59・59が螺装され、後ネジ部54b上にサポートナット60とロックナット61が螺装されている。該セットボルト54は前支持部材62と後支持部材63を貫通して前方へ延設されている。
【0029】
前記第一バランスバネ57は第二バランスバネ58よりも小径としてバネ力(バネ定数)を小さくし、該第一バランスバネ57は前支持部材62に当接して受け止められてセットボルト54に摺動自在に外嵌されている前サポート55と、油圧ケース25より上方に突設された後支持部材63の間のセットボルト54上に配置されている。第二バランスバネ58は後支持部材63と後サポート56の間のセットボルト54上に外嵌され、後サポート56の位置はサポートナット60とロックナット61により決定される。
【0030】
このような構成において、設定値よりも深耕となって負荷が増加した場合には、トップリンク21が前方に押されて、第二バランスバネ58に圧縮荷重がかかり、逆に設定値よりも浅耕となると、トップリンク21は後方へ引っ張られ、第一バランスバネ57に圧縮荷重がかかり、前記同様の作用となる。
【0031】
そして、感度調節する場合には、ロックナット61を弛めてサポートナット60を回動して、所望の位置でロックナット61を締め付けて固定する。このときバネ力の小さい第一バランスバネ57のバネ力が調節される。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したことにより、次のような効果が得られる。
請求項1の如く、トラクタの後部にトップリンク21を連結するトップリンクヒンジ31を設け、該トップリンクヒンジ31と機体との間に牽引緩衝機構を介装する構成において、該トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト44の後端を枢支し、該セットボルト44上に前サポート45と後サポート46と、該前サポート45と後サポート46の間に二重に配置された小大のバランスバネ47・48と、カラー49を摺動自在に外嵌し、セットボルト44の端部にロックナット52を螺装し、前記カラー49は、セットボルト44の基部のホルダ44aと後サポート46の間に遊嵌し、該後サポート46の外周部後面は油圧ケース25より上方に突設した支持部材50の前面に当接し、前記セットボルト44及びカラー49は該支持部材50の挿入孔50aを貫通して配置し、前記前サポート45の前面周囲は、油圧ケース25より上方に突設した支持部材51の受部51a後面に当接し、前サポート45の中心部前面にセットボルト44に螺装したロックナット52を当接し、両支持部材50・51の間に前サポート45と後サポート46とバランスバネ47・48を配置し、前記前サポート45の後面に小径のバランスバネ47を当接し、該前サポート45の外周側に位置する支持部材51の後面に大径のバランスバネ48が当接され、ロックナット52を調節することにより、小径のバランスバネ47のバネ力のみ調節変更可能とし、設定値よりも深耕となり負荷が増加した場合には、該後サポート46が前方へ摺動されてバランスバネ47・48の両方を圧縮する方向に牽引抵抗が掛かり、逆に、設定値よりも浅耕の場合には、該セットボルト44を後方へ摺動し、セットボルト44、前サポート45を介して小径のバランスバネ47のみを圧縮すべく構成したので、牽引負荷がかかった場合の緩衝作用力の大きさ、つまり、感度調節を、ドラフトコントロール設定部材の位置を再調節することなく位置調整機構により簡単に調節することができるようになったのである。
また、牽引負荷が設定値よりも大きかったり、小さかったした場合の緩衝作用力の大きさ、つまり、感度調節を、ドラフトコントロール設定部材の位置を再調節することなく位置調整機構により簡単に調節することができる。
【0034】
請求項2の如く、トラクタの後部にトップリンク21を連結するトップリンクヒンジ31を設け、該トップリンクヒンジ31と機体との間に牽引緩衝機構を介装する構成において、トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト54の後端を枢支し、該セットボルト54上に前サポート55と後サポート56と直列状に第一バランスバネ57と第二バランスバネ58を外嵌し、該セットボルト54の前部と後部にそれぞれネジ部54a・54bを形成し、該ネジ部54a上にロックナット59・59が螺装され、後ネジ部54b上にサポートナット60とロックナット61を螺装し、該セットボルト54は前支持部材62と後支持部材63を貫通して前方へ延設され、前記第一バランスバネ57は第二バランスバネ58よりも小径としてバネ力を小さくし、該前支持部材62に当接して受け止められ、該セットボルト54に摺動自在に外嵌されている前サポート55と、油圧ケース25より上方に突設された後支持部材63の間に外嵌配置し、第二バランスバネ58は後支持部材63と後サポート56の間に外嵌され、後サポート56の位置はサポートナット60とロックナット61により支持され、設定値よりも深耕となって負荷が増加した場合には、トップリンク21が前方に押されて、第二バランスバネ58に圧縮荷重がかかり、逆に設定値よりも浅耕となると、トップリンク21は後方へ引っ張られ、第一バランスバネ57に圧縮荷重がかかるので、牽引負荷が設定値よりも大きかったり、小さかったした場合の緩衝作用力の大きさ、つまり、感度調節を、位置調整機構により簡単に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラウを装着したトラクタの側面図である。
【図2】 ドラフト制御機構の第一実施例を示す側面断面図である。
【図3】 バランスバネのバネ偏位と力の関係を示す図である。
【図4】 ドラフト制御機構の第二実施例を示す側面断面図である。
【図5】 ドラフト制御機構の第三実施例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
4 ドラフトコントロールレバー
14 位置調整機構14
21 トップリンク
31 トップリンクヒンジ
34 セットボルト
34c セットボルト枢支ホルダ
35 支持部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a draft control mechanism for performing draft control when a plow, a harrow, or the like is attached to the rear portion of a tractor and the work is performed while towing, and more particularly to a mounting structure of a balance spring of the draft control mechanism.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a towing work machine such as a plow or a harrow is attached to the work equipment mounting device at the rear of the tractor and the work equipment is operated while towing. Towing work is possible with a constant load. This draft control device is provided with a balance spring so that chattering, hunting, etc. do not occur even with respect to a pulling force and a compressive force. The technology relating to the balance spring is known. For example, this is the technique described in Japanese Patent Laid-Open No. 3-22902.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional technology, in order to dampen the vibration with respect to the compression load and the tensile load applied to the top link, when using one spring, the spring constant is changed before and after the axial direction. When two balance springs were used, a large spring and a small spring were arranged in double or in a straight line. However, in order to adjust the sensitivity to the field conditions, the balance spring was replaced. Or by loosening or tightening the lock nut placed on the machine side to change the compression force of the spring.
[0004]
Replacing the balance spring is a very tedious task, and adjusting the lock nut on this machine will move the top link hinge, change the initial position, and change the setting position by rotating the draft control lever. It was necessary to change the setting each time the sensitivity was adjusted, which required complicated work.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention uses the following means in order to solve the above problems.
In the first aspect of the present invention, a
[0006]
In claim 2, a
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the invention will be described.
FIG. 1 is a side view of a tractor equipped with a plow, FIG. 2 is a side sectional view showing a first embodiment of a draft control mechanism, FIG. 3 is a diagram showing the relationship between spring deflection of a balance spring and force, and FIG. FIG. 5 is a side sectional view showing a second embodiment of the control mechanism, and FIG. 5 is a side sectional view showing a third embodiment of the draft control mechanism.
[0008]
In FIG. 1, a
[0009]
In addition, a clutch housing is disposed at the rear of the
[0010]
The work implement
[0011]
The
[0012]
A hydraulic control valve (not shown) is disposed in the vicinity of the
[0013]
Thus, when the position lever is rotated, the hydraulic control valve is switched and the
[0014]
Next, the
First, a first embodiment of the
A
[0015]
A set bolt
[0016]
A
[0017]
In such a configuration, the contraction of the
When plowing is deeper than the value set by the draft control lever 4, the
[0018]
At this time, when the
[0019]
In such draft control, the relationship between the displacement of the
[0020]
A specific adjustment and its operation will be described. The
[0021]
Next, a second embodiment in which sensitivity can be adjusted in the same manner as described above will be described with reference to FIG.
As in the first embodiment, a set
The balance springs 47 and 48 are disposed in a double manner between the
[0022]
The
[0023]
Then, a small-
[0024]
In such a configuration, as described above, when the plow is deeper than the set value and the load increases, a large traction resistance is applied to the
[0025]
At this time, when the
[0026]
On the other hand, in the case of shallow tillage than the set value, the
[0027]
Since the spring force of the small-
[0028]
Next, a third embodiment in which the sensitivity can be adjusted by using two balance springs so that the compression force and the tensile force can be buffered will be described with reference to FIG.
As in the first embodiment, a
[0029]
The
[0030]
In such a configuration, when the load is deeper than the set value and the load increases, the
[0031]
When adjusting the sensitivity, the
[0032]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
The
Also, when the traction load is larger or smaller than the set value, the magnitude of the buffer action force, that is, the sensitivity adjustment is easily adjusted by the position adjustment mechanism without re-adjusting the position of the draft control setting member. be able to.
[0034]
The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a tractor equipped with a plow.
FIG. 2 is a side sectional view showing a first embodiment of the draft control mechanism.
FIG. 3 is a diagram showing a relationship between a spring deflection of a balance spring and a force.
FIG. 4 is a side sectional view showing a second embodiment of the draft control mechanism.
FIG. 5 is a side sectional view showing a third embodiment of the draft control mechanism.
[Explanation of symbols]
4
21
Claims (2)
該トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト44の後端を枢支し、該セットボルト44上に前サポート45と後サポート46と、該前サポート45と後サポート46の間に二重に配置された小大のバランスバネ47・48と、カラー49を摺動自在に外嵌し、セットボルト44の端部にロックナット52を螺装し、
前記カラー49は、セットボルト44の基部のホルダ44aと後サポート46の間に遊嵌し、該後サポート46の外周部後面は油圧ケース25より上方に突設した支持部材50の前面に当接し、前記セットボルト44及びカラー49は該支持部材50の挿入孔50aを貫通して配置し、
前記前サポート45の前面周囲は、油圧ケース25より上方に突設した支持部材51の受部51a後面に当接し、前サポート45の中心部前面にセットボルト44に螺装したロックナット52を当接し、両支持部材50・51の間に前サポート45と後サポート46とバランスバネ47・48を配置し、
前記前サポート45の後面に小径のバランスバネ47を当接し、該前サポート45の外周側に位置する支持部材51の後面に大径のバランスバネ48が当接され、ロックナット52を調節することにより、小径のバランスバネ47のバネ力のみ調節変更可能とし、
設定値よりも深耕となり負荷が増加した場合には、該後サポート46が前方へ摺動されてバランスバネ47・48の両方を圧縮する方向に牽引抵抗が掛かり、
逆に、設定値よりも浅耕の場合には、該セットボルト44を後方へ摺動し、セットボルト44、前サポート45を介して小径のバランスバネ47のみを圧縮すべく構成したことを特徴とするトラクタのドラフトコントロール装置。 In the configuration in which a top link hinge 31 for connecting the top link 21 is provided at the rear portion of the tractor, and a traction buffer mechanism is interposed between the top link hinge 31 and the fuselage,
The rear end of the set bolt 44 is pivotally supported at the upper end of the top link hinge 31, and the front support 45 and the rear support 46 are disposed on the set bolt 44 in a double manner between the front support 45 and the rear support 46. A small and large balance springs 47 and 48 and a collar 49 are externally slidably fitted, and a lock nut 52 is screwed to the end of the set bolt 44.
The collar 49 is loosely fitted between the holder 44 a at the base of the set bolt 44 and the rear support 46, and the rear surface of the outer peripheral portion of the rear support 46 abuts against the front surface of the support member 50 protruding above the hydraulic case 25. The set bolt 44 and the collar 49 are disposed through the insertion hole 50a of the support member 50,
The periphery of the front surface of the front support 45 is in contact with the rear surface of the receiving portion 51a of the support member 51 projecting upward from the hydraulic case 25, and a lock nut 52 screwed to the set bolt 44 is applied to the front surface of the center portion of the front support 45. The front support 45, the rear support 46, and the balance springs 47 and 48 between the support members 50 and 51,
A small-diameter balance spring 47 is brought into contact with the rear surface of the front support 45, and a large-diameter balance spring 48 is brought into contact with the rear surface of the support member 51 located on the outer peripheral side of the front support 45 to adjust the lock nut 52. Thus, only the spring force of the small-diameter balance spring 47 can be adjusted and changed.
When the load increases due to deep plowing than the set value, the rear support 46 is slid forward and a traction resistance is applied in the direction of compressing both the balance springs 47 and 48,
On the contrary, in the case of shallow tillage than the set value, the set bolt 44 is slid rearward, and only the small-diameter balance spring 47 is compressed via the set bolt 44 and the front support 45. Tractor draft control device.
トップリンクヒンジ31の上端にセットボルト54の後端を枢支し、該セットボルト54上に前サポート55と後サポート56と直列状に第一バランスバネ57と第二バランスバネ58を外嵌し、該セットボルト54の前部と後部にそれぞれネジ部54a・54bを形成し、該ネジ部54a上にロックナット59・59が螺装され、後ネジ部54b上にサポートナット60とロックナット61を螺装し、該セットボルト54は前支持部材62と後支持部材63を貫通して前方へ延設され、
前記第一バランスバネ57は第二バランスバネ58よりも小径としてバネ力を小さくし、該前支持部材62に当接して受け止められ、該セットボルト54に摺動自在に外嵌されている前サポート55と、油圧ケース25より上方に突設された後支持部材63の間に外嵌配置し、
第二バランスバネ58は後支持部材63と後サポート56の間に外嵌され、後サポート56の位置はサポートナット60とロックナット61により支持され、
設定値よりも深耕となって負荷が増加した場合には、トップリンク21が前方に押されて、第二バランスバネ58に圧縮荷重がかかり、
逆に設定値よりも浅耕となると、トップリンク21は後方へ引っ張られ、第一バランスバネ57に圧縮荷重がかかることを特徴とするトラクタのドラフトコントロール装置。 In the configuration in which a top link hinge 31 for connecting the top link 21 to the rear portion of the tractor is provided and a traction buffer mechanism is interposed between the top link hinge 31 and the fuselage,
The rear end of the set bolt 54 is pivotally supported at the upper end of the top link hinge 31, and the first balance spring 57 and the second balance spring 58 are externally fitted on the set bolt 54 in series with the front support 55 and the rear support 56. Screw portions 54a and 54b are formed on the front and rear portions of the set bolt 54, lock nuts 59 and 59 are screwed on the screw portions 54a, and a support nut 60 and a lock nut 61 are mounted on the rear screw portion 54b. The set bolt 54 extends forward through the front support member 62 and the rear support member 63;
The first balance spring 57 has a smaller diameter than that of the second balance spring 58 and has a smaller spring force. The first balance spring 57 is abutted against and received by the front support member 62, and is slidably fitted to the set bolt 54. 55 and a rear support member 63 projecting upward from the hydraulic case 25,
The second balance spring 58 is externally fitted between the rear support member 63 and the rear support 56, and the position of the rear support 56 is supported by the support nut 60 and the lock nut 61.
When the load increases due to deep plowing than the set value, the top link 21 is pushed forward, and a compression load is applied to the second balance spring 58,
Conversely, when the plow is shallower than the set value, the top link 21 is pulled rearward and a compressive load is applied to the first balance spring 57 .
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