JP3773704B2 - 容器入り粉末洗剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は紙製容器に充填された粉末洗剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
非イオン界面活性剤を多量に配合した洗剤粒子群は皮脂汚れに対する洗浄力が高いことが知られている。また、特に融点が40℃以下の非イオン界面活性剤を多量に配合した場合に、夏場のような高温の条件下において非イオン界面活性剤のしみ出しを生じる。このような洗剤粒子群を一般に市販されているような紙製容器に充填した場合、しみ出した非イオン界面活性剤が紙製容器にしみ込み、濃色の斑点が発生し商品価値を著しく損なう。そればかりか長期の保存においては非イオン界面活性剤が容器表面の印刷面を侵し、製品の外観を著しく悪化させるという問題があった。かかる問題において紙製容器内面にフィルムにより被覆した洗剤が市販されているが、しみ出し抑制が十分でない洗剤粒子群や水分が高い洗剤粒子群を充填した場合、フィルム表面に洗剤粒子が付着し見た目を悪化させるという問題があった。特に平均粒径が細かく、粒度分布がブロードな洗剤粒子は充填効率が高い為に容器内面との接触面が増えることからその傾向は顕著である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、非イオン界面活性剤を含有する洗剤粒子群を紙製容器に充填した製品において、洗剤充填面への粉付き性を改善した洗剤を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フッ素系サイズ剤により表面処理された紙からなる収容部を有する容器に、非イオン界面活性剤を5〜30重量%含有する洗剤粒子群であって、その平均粒径が150〜500μm、粒度分布の標準偏差を平均粒径で除した値が0.55以下である洗剤粒子群を充填してなる容器入り粉末洗剤に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明における容器は、容器用紙基材として一般に使用される板紙にフッ素系サイズ剤により表面処理を施したものからなる収容部を有する。該収容部は、表面処理した面が洗剤粒子群と接するように形成される。表面処理はフッ素系サイズ剤を含有する組成物、好ましくは水、低級アルコール等のエマルションとして塗工すること好ましい。フッ素系サイズ剤としては、りん酸エステルタイプのもの、具体的には次式に示すものが挙げられる。
(CnF2(n-m)+1H2mO)PO・NH2(C2H4OH)2
〔式中、nは8〜18、mは化合物中のフッ素含量が40〜70重量%となる数である。〕
また、フッ素系サイズ剤を樹脂に混合して塗工することもできる。フッ素系サイズ剤を含有する組成物の塗工にはグラビアコーター、ワイヤーコーター等の塗工機を用いることが好ましい。フッ素系サイズ剤の塗布量としては0.1〜1.5g/m2 が適当である。0.1以下であると非イオン界面活性剤のしみ出しを防止するには充分ではなく、1.5以上であるとコストが高くなることから好ましくない。
【0006】
本発明において、洗剤粒子とは界面活性剤及びビルダー等を含有する洗剤粒子であり、洗剤粒子群とはその集合体を意味する。洗剤粒子群以外に別途添加された洗剤成分(例えばビルダー顆粒、酵素、消泡剤、漂白剤、漂白活性化剤)を含有する組成物を粉末洗剤と呼ぶ。
【0007】
次に本発明における洗剤粒子群について説明する。非イオン界面活性剤としては融点40℃以下のものが好ましい。例えば洗浄力の点から、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーが好ましい。特に炭素数10〜18のアルコールにエチレンオキシド(以下EO)を平均で4〜20モル付加したポリオキシエチレンアルキルエーテルや、該アルコールにEOを平均で4〜20モル、プロピレンオキシド(以下PO)を平均で0.3〜4モル、EO・PO・EOのようにブロックで付加したものが好ましい。また、グリフィン(Griffin)法に基づくHLBは6.5〜14.0のものが好ましい。非イオン界面活性剤の配合量は、皮脂汚れに対する洗浄力と粉末物性の観点から、洗剤粒子群中に5重量%〜30重量%、好ましくは8〜25重量%、更に好ましくは8〜18重量%である。
【0008】
また、該洗剤粒子群は、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を含有しても良い。陰イオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩若しくはそのエステル、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸塩等が挙げられる。陰イオン界面活性剤の含有量は、洗浄力の点で、好ましくは洗剤粒子群の1〜30重量%、より好ましくは5〜25重量%である。対イオンとしてアルカリ金属イオンが洗浄力向上の点で好適である。特に、溶解速度向上の観点から、カリウムイオンが好ましく、全対イオン中カリウムイオンは5重量%以上が好ましく、20重量%以上がより好ましく、40重量%以上が特に好ましい。陽イオン界面活性剤として、アルキルトリメチルアンモニウム塩等が、両性界面活性剤として、カルボベタイン型、スルホベタイン型活性剤等が挙げられる。
【0009】
また、洗剤粒子群は珪酸塩、炭酸塩、セスキ炭酸塩、結晶性珪酸塩等のアルカリ剤を含有できる。特に結晶性珪酸塩は高pH域にアルカリ緩衝能を有し、更には金属イオン封鎖能も有することから洗浄力を高める上で好ましい。結晶性珪酸塩はSKS−6(クラリアントジャパン社製)、欧州特許0630855号第18頁実施例23や特開平7―89712に記載のものを使用することができる。アルカリ剤は洗剤粒子群中に10〜40重量%配合される。
【0010】
また、洗剤粒子群中には非イオン界面活性剤のしみ出し抑制を目的として非晶質アルミノ珪酸塩を配合することができる。非晶質アルミノ珪酸塩としては吸油能が100ml/100g以上、好ましくは120ml/100g以上のものが好適である。長期間の保存を経ても高い溶解性を維持する(変質しない)観点から、SiO2/Al2O3 (モル比)が好ましくは5.0以下、より好ましくは4.0以下、更に好ましくは3.3以下のものが好ましい。該非晶質アルミノ珪酸塩としては、例えば特開平6−179899号公報第12欄第12行〜第13欄第1行、第17欄第34行〜第19欄第17行に記載のものが挙げられ、中でも、水銀ポロシメータ(島津製作所(株)製「SHIMADZU製ポアサイザ9320」)で測定される孔径0.015〜0.5μmの容積が0〜0.7mL/g、孔径0.5〜2μmの容積が0.30mL/g以上のものが好適である。非晶質アルミノ珪酸塩は洗剤粒子群中に0〜10重量%配合される。
【0011】
また、洗剤粒子群中にはポリエチレングリコールを配合することが好ましい。これは非イオン界面活性剤のしみ出しを抑制できるだけでなく、陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤の混合液を噴霧乾燥生地中に含有させるような製法をとる場合に混合液中に配合すると、活性剤混合液の減粘剤としても使用できる。ポリエチレングリコールの平均分子量は4千〜1万5千のものが性能、ハンドリング性等から好ましい。
【0012】
また、洗剤粒子群中には石鹸を配合することが好ましい。石鹸の配合は非イオン界面活性剤を石鹸ゲル中に保持するために、非イオン界面活性剤のシミだしを抑制できる。石鹸としては、炭素数10〜20、好ましくは12〜16のものが好ましい。石鹸は洗剤粒子群中に0.5〜5重量%配合される。
【0013】
また、洗剤粒子群は、例えば、芒硝等の増量剤、結晶性アルミノ珪酸塩、オルトリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、クエン酸塩、イソクエン酸塩等の2価金属イオン捕捉剤、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸塩、アクリル酸−マレイン酸共重合体又はその塩等の再汚染防止剤、ケーキング防止剤、過酸化物の安定化剤、酸化防止剤、蛍光染料、青み付け剤、光活性化漂白剤、香料等を含有できる。
【0014】
本発明に用いられる洗剤粒子群は水分量が1.5〜9.0重量%であることが好ましい。この水分量は、105℃、2時間の乾燥により減少する重量によって定義される。水分量は、容器の内面の粉付着防止や生産性の観点から、1.5〜9.0重量%、好ましくは2.0〜8.0重量%、より好ましくは2.5〜7.0重量%である。水分量の調整は洗剤原料の水分を予め制御してもよいし、洗剤粒子を後から乾燥してもよい。乾燥方法としてはロータリーキルンや流動層を用いることが好ましい。
【0015】
本発明に用いられる洗剤粒子群は、JIS Z 8801の標準篩(目開き2000〜125μm)を用いて5分間振動させた後、篩目のサイズによる重量分率から求めた平均粒径(メジアン径)が150〜500μm、好ましくは220〜450μmである。更に粒度分布の標準偏差を平均粒径で除した値(CV値)が0.55以下、好ましくは0.45以下、更に好ましくは0.40以下である。この範囲の平均粒径では良好な溶解速度や洗浄力が得られる。また、この範囲のCV値では良好な粉付着防止性が得られる。この平均粒径はJIS Z8801に規定の篩を用いて求められる。例えば、目開きが2000μm、1400μm、1000μm、710μm、500μm、355μm、250μm、180μm、125μmである9段の篩と受け皿を用い、ロータップマシーン(HEIKO SEISAKUSHO製、タッピング:156回/分、ローリング:290回/分)に取り付け、100gの試料を10分間振動して篩い分けを行った後、受け皿、125μm、180μm、250μm、355μm、500μm、710μm、1000μm、1400μm、2000μmの順番に受け皿および各篩上に重量頻度を積算していくと、積算の重量頻度が50%以上となる最初の篩の目開きをaμmとし、またaμmよりも一段大きい篩の目開きをbμmとした時、受け皿からaμmの篩までの重量頻度の積算をc%、またaμmの篩上の重量頻度をd%とした場合、
平均粒径=10(50-(c-d/(log b-log a)×log b))/(d/(log b-log a))
に従って求めることができる。なお、用いる篩は測定粉体の粒度分布を正確に見積もることが出来るように適宜調整する。
【0016】
また、CV値は、上記篩で篩い分けしたときの粒度分布の標準偏差を、該粒度分布の平均値で除して得られる。具体的には、上記方法により求めた重量頻度から粒度分布を求め、各篩間の残留粒子の対数平均と重量頻度(%)から粒度分布の標準偏差と平均値を算出し、標準偏差を平均値で除することにより求められる。
【0017】
粒度構成は粒度分布のシャープな粒子、例えば塩粒子などを核として活性剤、無機粉体を付着造粒することにより調整したり、洗剤粒子群を混合篩を用いて調整しても良い。
【0018】
洗剤粒子群の製造法としては、洗剤粒子が水不溶性無機塩類、水溶性ポリマー、及び水溶性塩類を含有するスラリーを乾燥して得られる乾燥粒子群に非イオン界面活性剤又は、陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤の混合液を担持させることが望ましい。本法によれば得られる乾燥粒子群は粒度分布がシャープであり、さらに乾燥粒子群が界面活性剤を担持する吸油能を有しているために高嵩密度洗剤を製造する際に一般的に行われる造粒工程における粒子の成長がしにくく、好適な洗剤粒子群を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、容器内部表面への洗剤の粉付きや非イオン界面活性剤のしみ出しがない容器入り粉末洗剤が得られる。
【0020】
【実施例】
<容器製造方法>
容器用板紙として坪量200〜600g/m2 のコートボールに押し出しポリエチレン樹脂層を介して坪量60〜300g/m2 の裏ライナー紙を積層してなる板紙を使用し、りん酸エステルタイプのフッ素系サイズ剤(アサヒガードAG−530:(株)旭硝子)を塗工してなる表面処理紙を使用し、L×W×H=150mm×90mm×130mmの箱型に組み立て洗剤充填用容器1とした。また、上記板紙に水性エマルションンタイプのフッ素系サイズ剤(スコッチバンFX−810:住友スリーエム社)を塗工してなる表面処理紙を使用し、上記形態の容器を洗剤充填用容器2とした。フッ素系サイズ剤の塗工量は1.0g/m2 とした。
【0021】
<洗剤粒子群の製法1>
表1の成分のうち、ゼオライトの7重量%分、非イオン界面活性剤の3重量%分、非晶質アルミノ珪酸塩、酵素、香料及び結晶性珪酸塩以外の成分で含水率50%の水性スラリーを作製し、噴霧乾燥を行った。得られた噴霧乾燥粒子、非イオン界面活性剤3重量%分、ゼオライト4重量%分をハイスピードミキサー(攪拌転動造粒機、深江工業(株))に投入し、造粒を行った。更にゼオライト3重量%分、非晶質アルミノ珪酸塩、結晶性珪酸塩を加えて表面改質を行い洗剤粒子群を得た。得られた洗剤粒子群をロータリーキルンに入れ、酵素をブレンドし、同時に香料をスプレーして粉末洗剤を得た。水分量のコントロールは、噴霧乾燥条件及び造粒粒子群の流動層乾燥によって行った。また、粒度構成は篩を用いて微粒、粗粒のカットを行いコントロールを行った。
【0022】
<洗剤粒子群の製法2>
表1の成分のうち、ゼオライト、ソーダ灰、芒硝、亜硫酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、塩化ナトリウム、蛍光染料を含む含水率50重量%の均質な水性スラリーを噴霧乾燥し、噴霧乾燥粒子を得た。この噴霧乾燥粒子50重量部を80℃とし、80℃ジャケットのかかったレディゲミキサー(松坂技研(株))に導入する。主軸回転数150RPMにて攪拌しながら80℃に昇温した陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、ポリエチレングリコールからなる混合液をレディゲミキサー内に噴霧する。噴霧終了後10分攪拌、混合し、その後結晶性珪酸塩、非晶質アルミノ珪酸塩を導入する。主軸回転数200RPM、チョッパー回転数2000RPMで2分間攪拌混合し、洗剤粒子群を得た。得られた洗剤粒子群をロータリーキルンに入れ、酵素をブレンドし、同時に香料をスプレーして粉末洗剤を得た。水分量の調整は噴霧乾燥条件のコントロール及び活性剤混合液中の水分量をコントロールすることにより行った。
【0023】
<粉付着性試験>
表1に示す組み合わせで、洗剤粒子群を含有する粉末洗剤1.2kgを、洗剤充填用容器1又は洗剤充填用容器2に充填し封緘紙、プラスチック製蓋にて開口部を閉鎖した後、30℃、相対湿度60%の条件下に30日保存した。保存後洗剤充填用容器の開口部を開け、容器を天地転動することにより充填された粉末洗剤を取り出し、容器内面への粉付き性を、以下の方法で評価した。その評価方法は単位面積当たりの粉付着重量に基づき5段階の評価を行った。
1:0.43mg以上0.55mg未満/cm2
2:0.55mg以上1.25mg未満/cm2
3:1.25mg以上2.60mg未満/cm2
4:2.60mg以上5.10mg未満/cm2
5:5.10mg以上10.90mg未満/cm2
同時に洗剤充填用容器内面の状態を観察したところ、表面処理を行わない容器では、容器内部の洗剤粒子群との接触面が非イオン界面活性剤のしみ出しにより濃色化しているのに対し、洗剤充填用容器1、洗剤充填用容器2では変化が認められなかった。
【0024】
【表1】
【0025】
以下に表1中の各成分について詳述する。
・LAS:直鎖アルキル(炭素数12〜13)ベンゼンスルホン酸ナトリウム
・AS:アルキル(炭素数12〜18)硫酸ナトリウム
・α−SFE:α−オレフィンスルホン酸ナトリウム(炭素数16〜18)
・石鹸:牛脂脂肪酸ナトリウム
・AE:ポリオキシエチレンアルキル(炭素数12〜16)エーテル、エチレンオキサイド平均付加モル数7.5
・PEG:平均分子量8500
・非晶質アルミノ珪酸塩:特開平6−179899号公報記載の合成例B−1の非晶質アルミノ珪酸塩。吸油能は285ml/100g
・ゼオライト:4A型ゼオライト、平均粒径3μm(東ソー(株)製)
・非晶質珪酸塩:1号珪酸ナトリウム(東ソー(株)製)
・結晶性珪酸塩:粉末SKS−6(クラリアントジャパン(株)製)を粉砕して平均粒径20μmとしたもの
・ポリアクリル酸ナトリウム:重量平均分子量が8000
・蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャルティケミカルズ社製)
・酵素:サビナーゼ18.0T Type White、セルザイム0.1T、ターマミル60T(何れもノボノルディスク社製)の等量混合物
Claims (5)
- フッ素系サイズ剤により表面処理された紙からなる収容部を有する容器に、非イオン界面活性剤を5〜30重量%含有する洗剤粒子群であって、その平均粒径が150〜500μm、粒度分布の標準偏差を平均粒径で除した値が0.55以下、水分量が1.5〜9.0重量%である洗剤粒子群を充填してなる容器入り粉末洗剤。
- 洗剤粒子群が、水不溶性無機塩類、水溶性ポリマー及び水溶性塩類を含有するスラリーを乾燥して得られる乾燥粒子群に、非イオン界面活性剤または非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤の混合液を担持させてなるものである請求項1記載の容器入り粉末洗剤。
- 表面処理がフッ素系サイズ剤を含有するエマルションの塗工である請求項1又は2記載の容器入り粉末洗剤。
- 洗剤粒子群が、ポリエチレングリコールを含有する請求項1〜3の何れか1項記載の容器入り粉末洗剤。
- 洗剤粒子群が、石鹸を含有する請求項1〜4の何れか1項記載の容器入り粉末洗剤。
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