JP3770945B2 - 入射角が可変な光学膜を有する光デバイス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に、光通信システム等の光システムに適用可能な光デバイスに関し、さらに詳しくは、光学膜を有する光デバイスにおける光学膜への入射角を変化させるための構造に関する。
【0002】
近年、シリカファイバを光伝送路とした光通信システムが実用化されており、この種の光通信システムに適用される光デバイスの小型化及び低コスト化が要求されている。
【0003】
【従来の技術】
光ビームが伝搬する光学媒質中に、この光学媒質と異なる屈折率の単一又は複数の層からなる光学膜を配することによって、帯域通過フィルタ、長波長通過フィルタ、短波長通過フィルタ、その他の機能が生じることが知られている。例えば、光通信システムに用いられる帯域通過フィルタは、予め定められた厚みを有する低屈折率層及び高屈折率層を交互に積層することによって得られる。低屈折率層及び高屈折率層の材質は例えばそれぞれSiO2 及びTiO2 である。
【0004】
Er(エルビウム)等の希土類元素がドープされたドープファイバを備えた光増幅器においては、増幅された信号光を不要な雑音光から取り出すために、精度の高い特性を有する帯域通過フィルタが必要とされる。また、波長分割多重(WDM)システムにおいては、近接した波長チャネルの複数の信号光を加え合わせ或いは分離するために、精度の高い特性を有する帯域通過フィルタが必要とされる。
【0005】
光学膜を製造するに際して、光学膜の厚み或いは光学膜を構成している各層の厚みを厳密に制御することによって、精度の高い特性を得ることができる。しかしながら、例えば帯域通過フィルタにおいて、その製造技術のみによって透過中心波長を1nmのオーダで制御するのには困難性が伴う。
【0006】
そこで、従来は、光学膜の製造に際して厚みを制御することに加えて、製造された光学膜への入射角を調整して光学膜或いは各層の等価的光学厚みを変化させ、これにより光学膜の特性を微調整していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
光学膜への入射角を変化させるためのメカニズムは、大きくしかも複雑になりがちであり、このようなメカニズムを備えた光デバイスが大型化、高コスト化するという問題があった。
【0008】
よって、本発明の目的は、入射角が可変な光学膜を有する小型化及び低コスト化に適した光デバイスを提供することにある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明によれば、励振ポートから放射された光を平行ビームに変換して光路上に出力するコリメート手段と、上記平行ビームが通過するように設けられた光学膜と、上記光路に対して傾斜した軸を有し該軸を中心に上記光学膜を回転可能に支持するサポート手段とを備え、上記光学膜は上記軸と直交する平面に対して傾斜して配置され、上記励振ポートは光ファイバの励振端であり、上記コリメート手段は上記光ファイバの励振端に対向してレンズを設けて構成され、上記コリメート手段は、上記光ファイバが挿入される細孔を有するフェルールと、該フェルール及び上記レンズを支持する第1のスリーブとを含み、上記サポート手段は、上記第1のスリーブに対して回転可能に設けられる第2のスリーブと、該第2のスリーブの端面上に固着される第1面及び上記光学膜が形成される第2面を有する透明プレートとを含み、上記フェルールは上記軸に平行又は一致する中心軸を有し、上記細孔は該中心軸に対して偏心しており、これにより上記光路が上記軸に対して傾斜する光デバイスが提供される。
【0010】
本発明の光デバイスにおいては、サポート手段の軸を中心に光学膜を回転させることによって、光学膜への入射角が変化する。従って、簡単な構造で入射角を変化させることができ、光デバイスの小型化及び低コスト化が可能になる。
【0011】
上記光路と上記軸とがなす角を第1の傾斜角と称し、上記光学膜と上記平面とがなす角を第2の傾斜角と称することにすると、光学膜への入射角の可変範囲の上限は第1の傾斜角と第2の傾斜角の和で与えられ、下限は第1の傾斜角と第2の傾斜角の差の絶対値で与えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示す光デバイスの縦断面図である。励振ポートは光ファイバ2の励振端2Aであり、光ファイバ2を伝搬してきた光は、励振端2Aから放射される。
【0013】
励振端2Aから放射された光を平行ビームに変換して光路OP上に出力するコリメート手段は、励振端2Aに対向して設けられるレンズ4を含む。
コリメート手段は、さらに、光ファイバ2が挿入される細孔6Aを有するフェルール6と、フェルール6及びレンズ4を支持するスリーブ8とを含む。光ファイバ2は、その励振端2Aがフェルール6の端面に一致するように細孔6Aに挿入固定される。光ファイバ2の固定には例えば光学接着剤が使用される。
【0014】
スリーブ8は、比較的小径な挿入孔8Aと比較的大径な挿入孔8Bとをこの実施例では同軸上に有している。レンズ4は例えば圧入により挿入孔8A内に固定され、フェルール6は、励振端2Aから放射された光がレンズ4によってほぼ平行ビームに変換されるような位置まで挿入孔8A内に挿入され、例えばレーザ溶接によりスリーブ8に固定される。
【0015】
フェルール6は中心軸CAを仮想的に有しており、細孔6Aは中心軸CAに対して偏心している。これにより、コリメート手段が出力する平行ビームの光路OPは中心軸CAに対して傾斜する。
【0016】
光学膜14を支持するサポート手段は、光路OPに対して傾斜した軸AOSを仮想的に有しており、光学膜14は軸AOSを中心に回転可能である。サポート手段は、スリーブ8の挿入孔8Bの径よりもわずかに小さい外径を有するスリーブ10を含む。
【0017】
スリーブ10の一方の端面10Aはサポート手段の軸AOSに対して垂直であり、他方の端面10Bは軸AOSと垂直な面に対して傾斜している。スリーブ10は、その端面10Aがスリーブ8の挿入孔8A及び8B間の段差部に当接するようにスリーブ8に摺動可能に挿入されている。この例では、挿入孔8A及び8Bが同軸上にあるので、サポート手段の軸AOSはフェルール6の中心軸CAに一致する。挿入孔8Bを挿入孔8Aに対して偏心させて、軸AOSと中心軸CAが互いに平行になるようにしてもよい。
【0018】
サポート手段はさらにガラス等からなる透明プレート12を含む。透明プレート12は、その外周縁部がスリーブ10の傾斜端面10Bに固着される第1面12Aと、そのほぼ全面に光学膜14が形成される第2面12Bとを有している。第1面12A及び第2面12Bはこの実施形態では互いに平行である。
【0019】
スリーブ10が傾斜端面10Bを有していること及び透明プレート12の両面12A及び12Bが互いに平行であることにより、光学膜14はサポート手段の軸AOSに対して傾斜している。光学膜14としては、例えば、SiO2 の低屈折率層とTiO2 の高屈折率層とを交互に積層してなる誘電体多層膜を用いることができる。
【0020】
光学膜14の回転中心となるサポート手段の軸AOSが光路OPに対して傾斜しており、且つ、光学膜14が軸AOSと直交する平面に対して傾斜していることに基づき、スリーブ10をスリーブ8に対して回転させることによって光学膜14における入射角を変化させることができる。入射角は、屈折率が異なる二媒質間の境界面への入射光線とその入射点における境界面の垂線とがなす角によって定義される。
【0021】
次に、光学膜14における入射角の可変原理及び可変範囲について考察する。図1において、δは光路OPに対するサポート手段の軸AOSの傾斜角を表し、θは軸AOSと直交する平面に対する光学膜14の傾斜角を表している。
【0022】
スリーブ10がスリーブ8に対して回転可能であるという状況の下で、スリーブ8及び10の相対的位置関係において、光路OPとサポート手段の軸AOSとを含む面が光学膜14に直交するという条件を満足するものは2通りある。
【0023】
図2の(A)及び図2の(B)はそれぞれその条件を満足する場合を示している。レンズ4、フェルール6及びスリーブ8が同一位置にあるとした場合、図2の(B)におけるスリーブ10の位置は図2の(A)におけるスリーブ10を180°回転させた位置に対応している。
【0024】
図2の(A)に示される条件は最大入射角を与え、その値はθ+δである。図2の(B)に示される条件は最小入射角を与え、その値は|θ−δ|である。
図2の(A)に示される状態と図2の(B)に示される状態との間でスリーブ10を回転していくと、光路OPとサポート手段の軸AOSとを含む平面は光学軸14に垂直な面に対して次第に傾斜してゆき、これに伴い、入射角は最大入射角と最小入射角との間で連続的に変化する。
【0025】
このように、スリーブ10について回転方向の位置調整を行うことによって、入射角を最大入射角と最小入射角との間で任意に設定することができる。例えば、δ=4°,θ=8°である場合、入射角は4°乃至12°の範囲で調整可能である。
【0026】
尚、上述の最大入射角及び最小入射角は正確には透明プレート12の内面(第1面12A)についてのものであるが、透明プレート12の外面(12B)上に形成される光学膜14に対しても近似的に適合するものである。
【0027】
上述の実施形態においては、スリーブ10がスリーブ8に対して自由に回転することができるようになっているが、所望の入射角或いは膜特性が得られたところでその入射角を維持するために、スリーブ10をスリーブ8に対してロックする手段を設けてもよい。或いは、スリーブ10は所望の入射角が得られたところでスリーブ8に対してレーザ溶接等により固定されてもよい。
【0028】
本発明は、傾斜角δ及びθの両方が0°でないということのみによって限定される。即ち、傾斜角δ及びθの少なくともいずれか一方が0°である場合には、最大入射角と最小入射角とが等しくなり、スリーブ10を回転させたとしても入射角は一定になる。
【0029】
図3により入射角の変化に伴う光学膜の特性の変化の例を説明する。図3は、光学膜が光バンドパスフィルタの機能をなすとした場合における透過中心波長の変化と入射角との関係を表すグラフである。
【0030】
入射角が増大するのに従って透過中心波長が連続的に変化していることが明らかである。このように、本発明のメカニズムにより入射角を変化させることによって、光学膜の所望の特性を得ることができる。また、図1の第1実施形態においては、スリーブ10を回転させるためのメカニズムが極めてシンプルであるので、光デバイスの小型化及び低コスト化が可能になる。
【0031】
図4は本発明の第2実施形態を示す光デバイスの縦断面図である。この実施形態では、図1のスリーブ10及び透明プレート12に代えて、それぞれ、互いに平行な両端面を有するスリーブ10′と、光学膜14が形成される一方の面が他方の面に対して傾斜している透明プレート12′とが用いられている。これにより、図1の第1実施形態におけるのと同様に、サポート手段の軸AOSに垂直な面に対して光学膜14を傾斜させることができる。
【0032】
また、光路OPに対して軸AOSを傾斜させるために、図1の第1実施形態と同様に、光ファイバ2が挿入されるフェルール6の細孔6Aをフェルール6の中心軸CAに対して偏心させている。
【0033】
スリーブ10′をスリーブ8に対して回転させることにより、前述した原理と同様の原理に従って、入射角が変化する。また、光学膜を回転可能に支持するためのメカニズムは極めてシンプルである。従って、この実施形態によっても、入射角が可変な光学膜を有する小型化及び低コスト化に適した光デバイスの提供が可能になる。
【0034】
図5は本発明の第3実施形態を示す光デバイスの縦断面図である。光ファイバ2を支持するフェルール6′は、その中心に光ファイバ2が挿入される細孔6A′を有している。従って、励振ポートとなる光ファイバ2の励振端2Aはフェルール6′の中心軸CA上に位置する。
【0035】
レンズ4及びフェルール6′は滑らかな外周面を有するスリーブ8′によってその内部に同軸上で保持される。このままでは、レンズ4によってコリメートされた平行ビームの光路をサポート手段の軸に対して傾斜させることができないので、スリーブ8′の端面には三角柱プリズム16が固着されており、これによりコリメート手段から出力される平行ビームの光路OPをサポート手段の軸に対して傾斜させている。
【0036】
スリーブ8′の端面に三角柱プリズム16を固着していることにより、サポート手段に含まれるスリーブをスリーブ8′に挿入することができないので、この実施形態では、逆にスリーブ8′をスリーブ10′′に摺動可能に挿入している。
【0037】
スリーブ10′′の傾斜端面上には透明プレート12が固着され、その上に光学膜14が形成されている。
光学膜14の回転中心となるサポート手段の軸AOSは、フェルール6′の中心軸CAと一致する。
【0038】
上述のような構成によると、光路OPをサポート手段の軸AOSに対して傾斜させることができ、且つ、光学膜14を軸AOSに垂直な面に対して傾斜させることができるので、スリーブ10′′をスリーブ8′に対して回転させることによって、入射角を調整することができる。また、回転のためのメカニズムが極めてシンプルであるので、光デバイスの小型化及び低コスト化が可能になる。
【0039】
図6は本発明の第4実施形態を示す光デバイスの縦断面図である。この実施形態では、図5の第3実施形態におけるのと同じフェルール6′が用いられており、レンズ4によってコリメートされた平行ビームの光路OPは、フェルール6′の中心軸CAに一致している。
【0040】
サポート手段の軸AOSを光路OPに対して傾斜させるために、スリーブ10をスリーブ8′′に斜めに挿入している。
即ち、スリーブ8′′は、レンズ4及びフェルール6′を挿入して固定するための比較的小径な挿入孔8Aと、挿入孔8Aに対して傾斜するように形成されるスリーブ10を挿入するための比較的大径な挿入孔8B′とを有している。
【0041】
サポート手段の軸AOSに垂直な面に対して光学膜14が傾斜しているのはこれまでの実施例と同様である。
スリーブ10をスリーブ8′′に対して回転させることによって、光学膜14に対する入射角を調整することができる。また、スリーブ10をスリーブ8′′に対して回転させるためのメカニズムは極めてシンプルであるので、光デバイスの小型化及び低コスト化が可能になる。
【0042】
図7及び図8はそれぞれ本発明の第5実施形態を示す光デバイスの縦断面図及び横断面図である。図8の横断面図の断面位置は、図7におけるVIII−VIII線に沿っている。
【0043】
光ファイバ2は、フェルール6′の中心細孔6A′に挿入固定されている。レンズ4及びフェルール6′はスリーブ8′により同軸上に保持されており、スリーブ8′は例えばレーザ溶接により基板18上に固定されている。
【0044】
レンズ4によりコリメートされた平行ビームの光路OPは、フェルール6′の中心軸CAに一致する。
サポート手段の軸AOSを光路OPに対して傾斜させるために、スリーブ10は基板18上に斜めに形成された溝18A内に摺動可能に着座している。溝18Aは、光路OPに対して一定角度で傾斜した母線の軌跡として定義される概略半円柱形状を有している。上記母線はサポート手段の軸AOSに対して平行である。
【0045】
光学膜14をサポート手段の軸AOSと垂直な平面に対して傾斜させるために、透明プレート12はスリーブ10の傾斜端面に固着される。
スリーブ10を溝18A内で回転させることにより、光学膜14における入射角を調整することができる。所望の入射角或いは膜特性が得られたところでスリーブ10を基板18に対して例えばレーザ溶接により固定することによって、その入射角を維持することができる。図示された例では、スリーブ10の外径よりも溝18Aの方が大径であるが、これらをほぼ一致させておくことによって、光学膜14の回転中心、即ちサポート手段の軸AOSの軸ぶれを小さくすることができる。
【0046】
このように本実施形態によっても入射角が可変な光学膜を有する小型化及び低コスト化に適した光デバイスの提供が可能になる。
図9は図7及び図8の第5実施形態の変形例を示す光デバイスの横断面図である。ここでは、概略半円柱形状の溝18A(図8参照)に代えて、角柱形状の溝18Bが基板18に形成されている。
【0047】
溝18Bの長手方向(図9の紙面に垂直な方向)は光路OP(図7参照)に対して傾斜しており、溝18Bの幅はスリーブ10の外径よりも小さく設定されている。スリーブ10は、その外周面が溝18B上で溝18Bの一対の互いに平行な縁に接触する状態で基板18に対して摺動可能に設けられている。
【0048】
このように互いに平行な溝18Bの一対の縁によりスリーブ10を支持することによって、スリーブ10の正確な位置の確定が可能になる。
図10は本発明の第6実施形態を示す光デバイスの縦断面図である。この光デバイスはEr(エルビウム)等の希土類元素がドープされたドープファイバを備えた光増幅器の一部として使用可能である。
【0049】
励振ポートは光ファイバ2の励振端2Aであり、光ファイバ2はフェルール6によって偏心して保持されている。レンズ4はレンズホルダ(スリーブ)20に挿入して固定されており、フェルール6はレンズホルダ20に所定の位置まで挿入されて例えばレーザ溶接により固定されている。
【0050】
レンズホルダ20はスリーブ21に挿入して固定され、スリーブ21はハウジング22に固定されている。スリーブ21は円柱形の光アイソレータ24を介してスリーブ26に結合されている。
【0051】
スリーブ26は傾斜端面26Aを有しており、光学膜14が形成される透明プレート12は傾斜端面26Aに固着されている。
光アイソレータ24はスリーブ20に対しては固定されているが、スリーブ26は光アイソレータ24に対して摺動させて回転可能である。従って、スリーブ26を回転させることによって、光学膜14における入射角を調整可能である。
【0052】
光学膜14を透過した平行ビームは、カプラ膜28によって反射ビームと透過ビームとに分岐される。
カプラ膜28はガラス板30上に形成されており、ガラス板30はホルダ32によって保持されている。ホルダ32はハウジング22に固定されている。
【0053】
ホルダ32にはレンズホルダ40が挿入固定され、その内部にはレンズ42が設けられている。レンズホルダ40にはまたフェルール44が挿入固定されており、出力側の光ファイバ46がフェルール44によって保持されている。
【0054】
カプラ膜28の透過ビームはレンズ42によって収束されて光ファイバ46の励振端46Aに結合される。
カプラ膜28の反射ビームは、ハウジング22に形成された開口22Aを介してフォトダイオード48の受光領域に入射する。フォトダイオード48はハウジング22の外面に固着されている。
【0055】
光ファイバ2の上流側には、図示しないポンプ光源によってポンピングされている同じく図示しないドープファイバが接続される。波長1.55μm帯の信号光を増幅するためのドーパントとしては例えばErが選択され、この場合ポンプ光の波長は例えば1.48μm帯に設定される。
【0056】
増幅された信号光のパワーをフォトダイオード48によりモニタリングするために、光学膜14として、光帯域通過フィルタの機能をなすものが用いられる。波長分割多重(WDM)システムに適用される信号光の波長は1nmのオーダまで正確である。従って、当該信号光のパワーを正確にモニタリングするためには、光学膜14(光帯域通過フィルタ)の透過中心波長を1nm以下の精度で設定することが望ましい。
【0057】
図11は光帯域通過フィルタにおける透過損失(dB)と波長(nm)との関係の例を示すグラフである。
例えば信号光の波長が1552nmに設定されている場合、図10の光デバイスにおいては、光学膜14に対しては符号50で示されるような特性が要求される。
【0058】
このような特性を光学膜の製造条件のみによって設定するのは困難である。図10の光デバイスにおいては、スリーブ26を回転させて光学膜14における入射角を調整することによって、光学膜14の特性を符号52で示される特性と符号54で示される特性との間で変化させることができ、高精度な特性を有する光帯域通過フィルタの製造条件を緩和することができる。
【0059】
カプラ膜28における反射ビームと透過ビームのパワー比は例えば1:20である。フォトダイオード48によるモニタリング結果は、例えば自動レベルコントロール(ALC)に用いられる。一般的なALCループでは、フォトダイオードの出力レベルが一定になるようにポンプ光のパワーが制御され、これにより光増幅器の出力レベルが一定に保たれる。
【0060】
尚、光アイソレータ24を用いているのは、光増幅媒体としてのドープファイバを含む光共振器構造が構成されて発振等の不都合が生じることを防止するためである。
【0061】
以上説明した実施形態では、励振ポートが光ファイバの励振端であるとしたが、本発明はこれに限定されない。励振ポートとしてレーザダイオード等の光源を用いることもできる。
【0062】
また、コリメート手段が励振ポートから放射された光を平行ビームに変換して光路上に出力する、というときに、「平行ビーム」は広く解釈しなければならない。即ち、「平行ビーム」は、互いに平行な光線の集合としての光線束には限定されず、励振ポートにおける放射ビームの開口数よりも小さい程度の開口数で広がる或いは収束する光線束を含むものとして理解すべきである。
【0063】
尚、コリメート手段が励振ポートから放射された光を互いに平行な光線の集合としての光線束に変換して光路上に出力する場合には、本発明においては、各光線の光学膜に対する入射角が厳密に一定になるので、光学膜の特性を高精度に設定することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、入射角が可変な光学膜を有する小型化及び低コスト化に適した光デバイスの提供が可能になるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す光デバイスの縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態における入射角の可変範囲の説明図である。
【図3】光帯域通過フィルタの透過中心波長の変化と入射角の関係の例を示すグラフである。
【図4】本発明の第2実施形態を示す光デバイスの縱断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す光デバイスの縱断面図である。
【図6】本発明の第4実施形態を示す光デバイスの縱断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態を示す光デバイスの縱断面図である。
【図8】本発明の第5実施形態を示す光デバイスの横断面図である。
【図9】本発明の第5実施形態の変形例を示す光デバイスの横断面図である。
【図10】本発明の第6実施形態を示す光デバイスの縱断面図である。
【図11】光帯域通過フィルタにおける透過損失と波長の関係の例を示すグラフである。
【符号の説明】
2 光ファイバ
2A 光ファイバの励振端(励振ポート)
4,42 レンズ
6,6′,44 フェルール
8,8′,8′′,10,10′,10′′,20,21,26,40 スリーブ
14 光学膜
Claims (7)
- 励振ポートから放射された光を平行ビームに変換して光路上に出力するコリメート手段と、
上記平行ビームが通過するように設けられた光学膜と、
上記光路に対して傾斜した軸を有し該軸を中心に上記光学膜を回転可能に支持するサポート手段とを備え、
上記光学膜は上記軸と直交する平面に対して傾斜して配置され、
上記励振ポートは光ファイバの励振端であり、
上記コリメート手段は上記光ファイバの励振端に対向してレンズを設けて構成され、
上記コリメート手段は、上記光ファイバが挿入される細孔を有するフェルールと、該フェルール及び上記レンズを支持する第1のスリーブとを含み、
上記サポート手段は、上記第1のスリーブに対して回転可能に設けられる第2のスリーブと、該第2のスリーブの端面上に固着される第1面及び上記光学膜が形成される第2面を有する透明プレートとを含み、
上記フェルールは上記軸に平行又は一致する中心軸を有し、上記細孔は該中心軸に対して偏心しており、これにより上記光路が上記軸に対して傾斜する光デバイス。 - 励振ポートから放射された光を平行ビームに変換して光路上に出力するコリメート手段と、
上記平行ビームが通過するように設けられた光学膜と、
上記光路に対して傾斜した軸を有し該軸を中心に上記光学膜を回転可能に支持するサポート手段とを備え、
上記光学膜は上記軸と直交する平面に対して傾斜して配置され、
上記励振ポートは光ファイバの励振端であり、
上記コリメート手段は上記光ファイバの励振端に対向してレンズを設けて構成され、
上記コリメート手段は、上記光ファイバが挿入される細孔を有するフェルールと、該フェルール及び上記レンズを支持する第1のスリーブとを含み、
上記サポート手段は、上記第1のスリーブに対して回転可能に設けられる第2のスリーブと、該第2のスリーブの端面上に固着される第1面及び上記光学膜が形成される第2面を有する透明プレートとを含み、
上記コリメート手段は上記レンズに対向して設けられる三角柱プリズムをさらに含み、これにより上記光路が上記軸に対して傾斜する光デバイス。 - 上記第1のスリーブは、上記フェルール及び上記レンズが挿入固定される第1の挿入孔と、該第1の挿入孔に対して傾斜するように形成され上記第2のスリーブがその回転方向に摺動可能に挿入される第2の挿入孔とを有し、これにより上記光路が上記軸に対して傾斜する請求項1に記載の光デバイス。
- 上記第1のスリーブが固定される基板をさらに備え、
該基板は上記光路に対して傾斜した母線の軌跡として定義される半円柱形の溝を有し、
上記第2のスリーブは該溝内に摺動可能に着座し、これにより上記光路が上記軸に対して傾斜している請求項1に記載の光デバイス。 - 上記第1のスリーブが固定される基板をさらに備え、
該基板は上記光路に対して傾斜した角柱形の溝を有し、
上記第2のスリーブは該溝上に摺動可能に着座し、これにより上記光路が上記軸に対して傾斜している請求項1に記載の光デバイス。 - 上記第2のスリーブの端面は上記平面に対して傾斜しており、上記透明プレートの第1面及び第2面は互いに平行であり、これにより上記光学膜が上記平面に対して傾斜する請求項1に記載の光デバイス。
- 上記第2のスリーブの端面は上記軸に対してほぼ垂直であり、上記透明プレートの第1面は第2面に対して傾斜しており、これにより上記光学膜が上記平面に対して傾斜する請求項1に記載の光デバイス。
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