JP3770847B2 - 流体圧シリンダのクッション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の産業機械類の駆動源として使用される流体圧シリンダのクッション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、流体圧シリンダには、ピストンのストロークエンドにおいてピストンおよび負荷を衝撃なく停止させるために、クッション装置が設けられている。
【0003】
このクッション装置は、ピストンと一体的に移動するように設けられたクッションボスをシリンダカバーに設けられたクッション穴に嵌入させ、シリンダ室からの流体の流出量を大幅に減少させて、シリンダ室に発生する背圧によってピストンの動きを抑えることによりクッション作用が生じるように構成される。
【0004】
図8に示すように、クッションリング78は、シリンダカバー74のクッション穴75に移動可能に設けられ、止め輪79により抜け止めがなされている。その形状は、例えば図9に示すように円環状であり、軸方向の両端面が平面であって、外周部の円の一部を欠いている。
【0005】
この従来のクッション装置では、ピストン71が図8の右方向に移動する場合に、シリンダ室81内の流体は、クッションリング78の内側からクッション穴75を通りポートPT1より排出される。クッションボス73がクッションリング78に嵌入した後は、シリンダ室81に流体が閉じ込められて圧力が上昇し、ピストン71を押し戻そうとする抗力が生まれる。この抗力がクッションとして作用し、ピストン71の移動速度を低下させる。閉じこめられた流体は、良好なクッション作用が得られるようクッションバルブ76で流量が調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、クッションバルブ76によるクッション作用の調整範囲を広くするには、クッションボス73がクッションリング78に嵌入した後に、シリンダ室81からの流体の流出速度をクッションバルブ76で十分に制御できることが必要であり、そのためには、クッションリング78の内周面とクッションボス73の外周面との間隙からの流体の流出を極力抑えなければならない。
【0007】
この課題に対し、従来において、クッションリング78の内周面にゴム部材をコーティングしてクッションボス73の外周面と密封状態で摺動させ、間隙からの流体の流出を防ぐことが一般に行われている。
【0008】
空気圧のように低圧で作動させる流体圧シリンダではこの方法が効果的であるが、油圧シリンダのように高圧で動作させる場合には、ゴム部材が高圧によって破損したり摺動面が摩耗するという問題がある。これらのゴム部材の損耗によるクッション作用の低下に対しては、頻繁にクッションバルブ76を調整する必要があった。クッションバルブ76による調整が困難なほどに損耗した場合には、クッションリング78を交換する必要があった。
【0009】
しかし、クッションバルブ76は、その開度の微妙な違いでクッション作用が大きく変化するため、開度調整は極めて煩雑である。また、クッションリング78の交換は、作業の負担を増加させるのに加え、交換のための流体圧シリンダの頻繁な停止は、設備の稼働率を低下させ生産コストを上昇させる。
【0010】
さらに、流体圧シリンダの慣性負荷が大きい場合には、わずかな損耗であってもピストン速度が十分に低下せず、ストロークエンドでピストンとカバーが強く当たり、衝撃や大きな音が発生するという問題がある。
【0011】
一方、クッションリング78として金属材料のみを使用した流体圧シリンダでは、クッションボス73の外周面との間隙を十分には狭めることができず、ストロークエンドでピストンを微速動作させることが困難である。
【0012】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、クッションリングの内周面とクッションボスの外周面との間隙からの流体の流出を極力抑えることにより、ピストン速度の広い範囲で、クッションバルブによるクッション作用の調整を可能とすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る装置は、ピストンに設けられたクッションボスがシリンダカバーに設けられたクッションリングに嵌入することによってクッション作用を生じるように構成された、流体圧シリンダのクッション装置であって、前記クッションリングは、円環状であって、その内周面と前記クッションボスの外周面との間に間隙が設けられており、しかも、ピストンに近い側に半径方向の厚みを減じた変形部を有し、前記変形部は、前記クッションボスが当該クッションリングに嵌入したときに発生する背圧により変形して、当該変形部の内周面と前記クッションボスの外周面との間隙を狭めるように構成されてなる。
好ましくは、前記クッションリングは、前記シリンダカバーのクッション穴に軸方向に移動可能に設けられ且つ止め輪によって抜け止めがなされており、前記クッションリングの外周には、前記クッションリングが前記止め輪25に当接した際に前記止め輪との間に隙間を生じさせるものであり且つ前記クッション穴の壁面に当接した際には壁面との間に隙間を生じさせない欠損部が形成されている。また、欠損部に代えて穴が設けられている。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るクッション装置3が設けられた流体圧シリンダ1の一部を示す断面図、図2(a),(b)は本発明に係るクッションリング31の左側面図および断面の形状の一例を示す正面断面図、図3は図1におけるクッションボス14がクッションリング31に嵌入した状態を示す図、図4はクッションボス14がクッションリング31に嵌入した直後にクッションリング31が変形する様子を示す図である。
【0015】
図1において、流体圧シリンダ1は、シリンダチューブ11、ピストン12、ピストン12に連結されたピストンロッド13、ヘッドカバー21、および図示しないロッドカバーなどからなる。
【0016】
ピストン12はシリンダチューブ11の内周面を摺動する。ピストンロッド13はピストン12と一体に移動する。ピストンロッド13の端部は、ピストン12を貫通して反対側に突出し、そこに円柱状のクッションボス14が形成されている。クッションボス14は、ピストン12およびピストンロッド13とは別個に形成して取り付けてもよい。
【0017】
ヘッドカバー21にはクッション穴42が設けられる。クッション穴42の入り口部分には径大穴部22が設けられ、径大穴部22には、クッションリング31が軸方向に移動可能に設けられる。クッションリング31は、止め輪25を用いて脱落しないように係止される。
【0018】
図2(b)に示すように、クッションリング31は、ピストン12に近い側に半径方向の厚みを減じた変形部35を有した、断面形状がL型の円環状のリングである。図2(a)に示すように、径大外周は、円の4カ所において平面でカットされて欠損部34が形成された形状となっている。欠損部34は、クッションリング31が止め輪25に当接した際に、欠損部34と止め輪25の内周面との間に隙間が生じ、この隙間から流体が流出するようになっている。また、図3に示すように、クッションリング31が径大穴部22に当接した際には、クッション穴42の壁面との間に隙間を生じることなく、流体がここで密封されるようになっている。
【0019】
クッションリング31の内周面33は、変形部35を含め全体が同一の内径を有し、その大きさは、クッションボス14の外周面15との間に、自由に挿通可能な間隙(間隙A)が設けられる程度である。ここで、間隙Aは、できる限り小さい方が効果的なクッション作用を得るためには好ましい。通常、間隙Aは、0.01ミリメ−トル程度以上に設定される。
【0020】
変形部35は円環状であり、その径小外周面32は止め輪25には当接しない。また、変形部35には、径小外周面32に半径方向の力(流体圧力)が加えられた場合に生ずる圧縮力および曲げモーメントにより、半径方向の内方に弾性変形する性質を有する。変形部35は、本発明にかかるクッション装置3においてこのように変形することで、間隙Aを狭める働きをする。
【0021】
クッションリング31の材質は、流体圧シリンダ1の作動圧力、負荷の大きさ、流体の物性、動作温度等により適宜選択されるが、銅合金、FCもしくはFCDその他の鋳物または鉄などを用いることができる。作動圧力が低い場合には、合成樹脂、合成ゴムなどを使用することもできる。クッションリング31は、これらの材料によって一体に形成される。また、止め輪25に当接する部分には硬い材料、変形部35には柔らかい材料というように、クッションリング31の各部分にそれぞれ適する複数の材料を組み合わせることもできる。
【0022】
クッションリング31の各寸法も、流体圧シリンダ1の作動圧力等により適宜決定する。寸法の一例としては、外径が38ミリメ−トル、内径が32ミリメ−トル、変形部35の厚みが1〜3ミリメ−トル、および、変形部35の軸方向長さは0.5〜3ミリメートルである。また、クッションリング31を流体圧シリンダ1に取り付けた場合の、内周面33とクッションボスの外周面15との間隙は、0.01〜0.05ミリメートルである。
【0023】
クッションボス14は、図1に示すように、先端に向かって円錐状に傾斜が施される。この傾斜は、クッションリング31にクッションボス14を円滑に嵌入させる。また、クッションリング31にクッションボス14が嵌入する際の流体の流路面積の急激な減少を緩和することで、シリンダ室41の背圧(サージ圧力)上昇を幾分緩やかなものとし、かつ、背圧の最大値を低く抑える働きもする。
【0024】
なお、円錐状の傾斜を設けることに代えて、先端に向かって広くなる溝などを設けてもよい。ストロークエンドでより強力なクッション作用を要する場合には、このような傾斜や溝を設けないものとすることができる。クッションボス14の先端の傾斜や溝の有無に関わらず、クッション装置3は、後に説明する効果を発揮することができる。
【0025】
本実施形態のクッション装置3が発揮する良好なクッション作用について、以下に説明する。
図1において、図示しない他方のシリンダ室に圧流体が流入することによってピストン12が右方向に駆動されたときには、シリンダ室41内の流体は、クッションリング31の内側からクッション穴42を通り、ポートPT1より排出される。ストロークエンドにおいて、クッションボス14がクッションリング31に嵌入する際には、クッションリング31は径大穴部22の端面に当接した状態である。この後、図3に示すように、クッション穴42は、クッションボス14により閉塞され、クッション穴42を経由し流出する流体の量は激減し、流体はその大部分がバイパス流路24を通る。バイパス流路24はクッションバルブ23の開度調整により流量が絞られているので、シリンダ室41内に背圧が発生し、これによってピストン12を押し戻す方向の力が働き、クッション作用が生じる。
【0026】
本実施形態のクッション装置では、このクッションボス14がクッションリング31に嵌入した際に発生した背圧(サージ圧力)が、図4に示すように、クッションリング31の径小外周面32に対して、その圧力に応じた下方向(半径方向の内方)の力pとなって働く。この力pは、間隙Aを狭めるように変形部35を変形させるので、間隙Aから流出する流体の量は一層減少する。
【0027】
このように、間隙Aから流出する流体の量を無視できる程度に減少させた結果、ストロークエンドにおけるシリンダ室41から流出する流体の量は、バイパス流路24に設けられたクッションバルブ23で十分に調節することが可能となる。流出する流体の量をクッションバルブ23により確実に調整できるようになったことで、ピストン12が低速で作動する場合であっても、必要なクッション作用を確実に得ることができるようになった。
【0028】
このクッション装置3によれば、産業機械の搬送装置等で負荷が大きい場合に、ストロークエンドでピストン12を微速で作動させることができる。また、確実なクッション作用によりストロークエンドにおける衝撃や音が大幅に軽減されるため、従来、衝撃や音の問題で流体圧シリンダを使用することができなかった分野や場所における搬送装置にも、本実施形態のクッション装置3を備えることにより使用することが可能となる。さらに、本実施形態のクッション装置3では、クッションリング31の内周面が摩耗しにくいので、流体圧シリンダ1の保全周期を伸ばすことができ、保全作業の負担軽減および稼働率の向上によるコスト低下という効果が期待できる。
【0029】
さらに、これらの効果とは別に、本実施形態のクッション装置では、流体圧シリンダ1の作動ごとの負荷にバラツキがある場合でも、クッション作用を安定して発揮することができるという効果を有する。たとえば、負荷が通常に比べて大きく、慣性が大きいことによって、クッションリング31に嵌入直後のピストン12の減速が不十分な場合には、シリンダ室41の背圧が通常に比べて高くなる。このとき、変形部35の径小外周面32には背圧に対応したより大きな力pが働き、変形部35は、間隙Aを通常負荷時よりも一層狭めるように変形する。この結果、間隙Aからの流体の流出量はさらに減少し、背圧(サージ圧)は通常より高くなって、より強力なクッション作用によりピストン12を減速させる。すなわち、ピストン12の減速が不十分な場合には、(1)シリンダ室41が通常より高背圧となり、(2)変形部35を通常時より大きく変形させ、(3)一層シリンダ室41の背圧を高めることで、ピストン12を強力に減速する。
【0030】
このように、本実施形態のクッション装置3では、流体圧シリンダ1の負荷に応じた適切なクッション作用が得られるように、自動的に流体の流出量を調整するという特徴を有する。
【0031】
図5に示すように、変形部35Bの外周面32Bと本体の側面との交わる部分には曲面加工を施し、変形部35Bが半径方向内方の力を受けた場合の応力集中による破損を回避する形状とすればよい。また、止め輪25や径大穴部22の形状に合わせて、不要な干渉が生じることなく動作が円滑に行われるよう、クッションリング31Bの形状を決定すればよい。内周面33Bのクッションボスが嵌入する端縁は、クッションボスが円滑に嵌入するよう曲面に加工してもよい。
【0032】
クッションリングの断面形状は、半径方向に沿って外側から中心に作用する力により、厚みを減じた部分が内向きに変形する形状を有すれば、図2に示す断面形状に限られない。図6および図7は、本発明にかかるクッションリングの断面形状の他の例である。図6のクッションリング31Cは、変形部35Cにおいて流体の圧力を受ける外周面32Cを曲面とすることで、変形部35Cのピストンに近い側の端面をより変形しやすくすることを意図するものである。図7のクッションリング31Dも、図6のクッションリング31Cと同様の意図によるものであり、いずれもクッションリングのシール性の向上が図られる。
【0033】
上述の実施形態において、クッションリング31,31B…31Dの外周円の欠損部は、図2(a)のように平面でカットした形状の他に、クッションリングが止め輪25に当接した際に、欠損部と止め輪の内周面との間に隙間が生ずる形状であればよい。また、欠損部に代えて、本体に穴を設けてもよい。また、本体の側面に突起または溝を設け、流体が流出可能なように構成してもよい。また、クッションリング31,31B…31Dの径大穴部22からの抜け止めは、止め輪25を使用する方法に限られない。
【0034】
上述の実施形態では、クッションリングの径大外周に欠損部を設けることによってチェック弁機能を持たせたが、欠損部などを設けることなく、チェック弁をヘッドカバー21などに別途に設けてもよい。クッションリングを径大穴部22内において移動可能としたが、移動しないように設けてもよい。
【0035】
上述の実施形態では、本発明にかかるクッション装置3をヘッドカバー21の側に設けたが、当然に、ロッドカバーの側に設けることもできる。
その他、クッション装置3および流体圧シリンダ1の全体または各部の構造、形状、寸法、材質、数などは、本発明の趣旨に沿って上述した以外の種々のものとすることができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によると、ピストン速度の広い範囲で、クッションバルブによるクッション作用の調整が可能となり、ストロークエンドにおけるピストン速度を制御して、ピストンとカバーが当たる時の衝撃や大きな音の発生が防止できる。また、流体圧シリンダの保全周期を伸ばし、保全作業の負担の軽減や稼働率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明に係る流体圧シリンダのクッション装置の断面図である。
【0038】
【図2】クッション装置のクッションリング断面を示す図である。
【0039】
【図3】クッション装置の断面の拡大図である。
【0040】
【図4】クッション装置がシリンダ室の背圧を受けて変形する様子を示す図である。
【0041】
【図5】クッションリングの断面形状の他の例を示す図である。
【0042】
【図6】クッションリングの断面形状の他の例を示す図である。
【0043】
【図7】クッションリングの断面形状の他の例を示す図である。
【0044】
【図8】従来の流体圧シリンダのクッション装置の断面図である。
【0045】
【図9】従来のクッション装置のクッションリング断面を示す図である。
【0046】
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ
3 クッション装置
12 ピストン
14 クッションボス
15 クッションボスの外周面
21 ヘッドカバー(シリンダカバー)
31,31B〜31D クッションリング
35,35B〜35D 変形部
Claims (3)
- ピストンに設けられたクッションボスがシリンダカバーに設けられたクッションリングに嵌入することによってクッション作用を生じるように構成された、流体圧シリンダのクッション装置であって、
前記クッションリングは、円環状であって、その内周面と前記クッションボスの外周面との間に間隙が設けられており、しかも、ピストンに近い側に半径方向の厚みを減じた変形部を有し、
前記変形部は、前記クッションボスが当該クッションリングに嵌入したときに発生する背圧により変形して、当該変形部の内周面と前記クッションボスの外周面との間隙を狭めるように構成されてなる、
ことを特徴とする流体圧シリンダのクッション装置。 - 前記クッションリングは、前記シリンダカバーのクッション穴に軸方向に移動可能に設けられ且つ止め輪によって抜け止めがなされており、
前記クッションリングの外周には、前記クッションリングが前記止め輪に当接した際に前記止め輪との間に隙間を生じさせるものであり且つ前記クッション穴の壁面に当接した際には壁面との間に隙間を生じさせない欠損部が形成されている、
請求項1記載の流体圧シリンダのクッション装置。 - 前記クッションリングは、前記シリンダカバーのクッション穴に軸方向に移動可能に設けられ且つ止め輪によって抜け止めがなされており、
前記クッションリングには、前記クッションリングが前記止め輪に当接した際に前記止め輪との間に隙間を生じさせるものであり且つ前記クッション穴の壁面に当接した際には壁面との間に隙間を生じさせない穴が形成されている、
請求項1記載の流体圧シリンダのクッション装置。
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JP2002076188A JP3770847B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 流体圧シリンダのクッション装置 |
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JP4871114B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-02-08 | カヤバ工業株式会社 | 流体圧シリンダのクッション構造 |
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2002
- 2002-03-19 JP JP2002076188A patent/JP3770847B2/ja not_active Expired - Lifetime
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