JP3769996B2 - 欠陥検査用半導体基板、半導体基板の検査方法および半導体基板検査用モニター装置 - Google Patents

欠陥検査用半導体基板、半導体基板の検査方法および半導体基板検査用モニター装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばDRAM等の半導体記憶装置およびその製造方法において、デバイス不良を引き起こす原因となるパターン形成プロセス等において発生する欠陥(異物を含む)の検出感度を向上した欠陥検査用半導体基板、半導体基板の検査方法および半導体基板検査用モニター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスは、例えばDRAMであれば、トランジスタやキャパシタ等の基本素子部やそれらをつなぐ電気的配線を、多層構造の膜の中に立体的に作り込んで形成されている。
【0003】
図10は、特開昭60―202949号公報に記載された光学式の欠陥検査装置で検査されたもので、パターンを形成したウエハ状の半導体基板の断面図であり、図中、13は半導体基板、12は半導体基板13に形成されたパターンであり、22はパターン12において、膜形成部の膜表面、23はパターン12において、非膜形成部である。また、図11(a)、(b)は、半導体基板に設ける一般的なパターンの形状を示す説明図で、各々パターンの形状がストライプ状の場合、および円形の穴が並んだ形状の場合を示す。
【0004】
写真製版により、上記レジスト膜を用いて形成するデバイス・パターンを、欠陥を発生させないように再現性良く形成するための条件を決める上で、例えば写真製版の条件別に、欠陥のできにくさを検査するが、このような場合、従来は、図10に示したように、例えばSiウエハである半導体基板13上に直接所望のデバイス・パターン12を形成した半導体基板を作製して上記光学式の欠陥検査装置により評価した。
【0005】
しかし、この方法では、半導体基板の高集積化に伴ってデバイスを構成するパターンの間隔は狭くなり、パターンによっては、検出できない場合があるため、プロセス加工中で不良につながる欠陥を早期に発見することができずに、不良製品を多発させてしまう場合が発生するという問題点が生じていた。
【0006】
上記欠陥が検出できない理由は、電気的不良の原因となる欠陥が微細になり、その大きさが検査装置の光学的分解能の限界付近であることが多い。
また、欠陥が微細でなくても、例えばその厚みが薄い場合には、欠陥部と正常パターン部の光学的情報の差がほとんどなくなるために、それを欠陥として検出しにくいこともよく知られた事実である。
なお、このような欠陥の例としては、写真製版に用いるレジスト膜の塗布条件や露光条件のゆらぎによるものや、デバイス・パターンを写し込む露光マスクに内在するマスクパターン欠陥によるもの等である。
【0007】
上記パターンに存在する欠陥をより確実に検出する方法として、例えば特開昭61―86637号公報に、パターンを有するウエハに二種以上の波長の光を照射して、パターンからのそれぞれの反射光を検出し、その反射光の差異からパターン内に存在する欠陥を検出しやすくしようとする方法が開示され、正常なパターンと欠陥がある異常パターンに2つの異なる波長の光を照射することで、一つの波長では見分けられなかった差を検出しやすくしようとするものである。
上記方法は、検査したいデバイス・パターンを形成したウエハを一種類の波長の光だけで検査する場合に比べて、検出できる欠陥を増やすことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法を用いてパターンが存在するウエハの欠陥を検出し、管理を行うには、以下のような問題がある。
まず、パターンが存在するウエハ上からの反射光を、2つの異なる波長の光で検出しても、必ずしも、所望の欠陥がそれらの波長で、正常なパターンと比べて欠陥と判断できるような反射率の差異が得られないことである。このような場合、撮像素子が複数の分光感度特性をもっていたとしても、選択したいずれの波長でもコントラストがつかない欠陥を検出するためには、欠陥に応じて、検査装置側の撮像素子等の構成を変えなければならず、装置的に大がかりかつ操作性が悪く、実用的ではないという課題があった。
【0009】
この発明はかかる課題を解消するためになされたもので、検査装置の機能や構成を変えることなく、欠陥を検出しやすくできる欠陥検査用半導体基板および半導体基板の検査方法を得ることを目的とする。
また、欠陥の検査における検出感度と欠陥の程度を見極めることができる検査用モニター装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の欠陥検査用半導体基板は、半導体基板と、この半導体基板上に、膜形成部と非膜形成部を配置してなるパターンにおける、照射光に対する上記膜形成部と非膜形成部との下式(1)
コントラスト値=|R2−R3|/(R2+R3) ・・(1)
(式中、R2は膜形成部での反射率、R3は非膜形成部での反射率である。)
で示されるコントラストを、上記半導体基板とパターンの膜形成部とのコントラストより小さくなるようにする下地膜とを備えたものである。
【0013】
本発明に係る第2の欠陥検査用半導体基板は、上記第1の欠陥検査用半導体基板において、膜形成部と非膜形成部とのコントラストが、照射光の膜形成部と非膜形成部からの反射光が一様と判別できる程度に小さいものである。
【0014】
本発明に係る第1の半導体基板の検査方法は、パターンを形成した上記第1または第2の欠陥検査用半導体基板に、検査光を照射し、上記検査光の基板からの反射光の強度分布の、正規の強度分布との差により欠陥を検出する方法である。
【0015】
本発明に係る第2の半導体基板の検査方法は、上記第1の半導体基板の検査方法において、パターンの膜厚を調整する方法である。
【0016】
本発明に係る第3の半導体基板の検査方法は、上記第1の半導体基板の検査方法において、パターンは半導体基板に絶縁膜を介して形成されている方法である。
【0017】
本発明に係る第4の半導体基板の検査方法は、上記第3の半導体基板の検査方法において、絶縁膜がシリコンの酸化膜またはシリコンの窒化膜の方法である。
【0018】
本発明に係る第5の半導体基板の検査方法は、上記第1の半導体基板の検査方法において、パターンが、レジストまたは反射防止膜の方法である。
【0019】
本発明に係る第6の半導体基板の検査方法は、上記第1ないし第5のいずれかの半導体基板の検査方法において、照射光が可視光で、パターンまたは絶縁膜が可視光半透過膜の方法である。
【0020】
本発明に係る第7の半導体基板の検査方法は、上記第1ないし第5のいずれかの半導体基板の検査方法において、既知の大きさの欠陥をモニターとして、パターンに作り込む方法である。
【0021】
本発明に係る第1の半導体基板検査用モニター装置は上記第1または第2の欠陥検査用基板に、既知の大きさの欠陥をモニターとして作り込んだものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
参考の形態
図1は参考の形態の欠陥検査用半導体基板にパターンを形成した状態を示す断面図であり、図中、12はパターン、10は欠陥検査用半導体基板で、半導体基板13のパターンを形成する面に下地膜1を設けたもので、22はパターンの膜形成部、23は非膜形成部であり、上記パターンは、製品に実際に用いる膜や、プロセス加工装置の条件出しに用いる膜であるが、所望の膜厚や膜質を規定された膜である。
【0023】
即ち、参考の形態の欠陥検査用半導体基板は、半導体基板13に下地膜1を設けたもので、下地膜1は、参考の形態の欠陥検査用半導体基板10にパターン12を形成した場合、パターン12には膜が形成された部分22と膜が形成されていない部分23があるが、上記膜形成部22の膜面と非膜形成部23との検査光に対する上式(1)で示すコントラストが、半導体基板13表面と上記膜形成部22の膜面とのコントラストより大きくするように設けたもので、下地膜1は、下記実施例に示すように、例えば、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の二層膜や、シリコン窒化膜の単層膜など、評価するパターン12の構成や目的に応じて膜構造を使い分ける。
【0024】
欠陥や異物の種類によって、その検出のしやすさを高くする方法は異なるが、膜形成部22と膜のない部分即ち、非膜形成部23のコントラストを最大にすれば、検出しやすくなる場合が多い。つまり、本参考の形態は、パターンの膜形成部22と非膜形成部23とのコントラストを大きくすればするだけ、例えば膜が本来ない部分に膜があるという欠陥がよりコントラストよく見つけられるということに基づくものである。
【0025】
以上のように、本参考の形態では、欠陥検出は上記のように反射率から得たコントラストにより得られるものであり、光学的分解能に規定されることなく、また、検出感度の上昇により、欠陥の膜厚が薄い場合でも検出可能である。
【0026】
なお、パターン12は、例として、等ピッチの凹凸パターンの形態で示しているが、これは、図11(a)、(b)のようにストライプ状のパターンでも、円形の穴が並んだパターンでもよく、これ以外のパターンでも、さらに等ピッチではない凹凸パターンの形態でもよい。即ち、膜がある部分とない部分で構成されたパターンで、かつ検査に用いる光学式検査装置で測れる構造のパターンであればよい。
【0027】
また、上記検査をする必要のあるデバイス・パターン12としては、製品に実際に用いる膜や、プロセス加工装置の条件出しに用いる膜があるが、これらは使用目的に応じて所望の膜厚や膜質を規定された膜である。
また、本明細書においては、以下特に断らない限り、写真製版で所望のデバイスパターンを作り込むレジストの膜を一例として用いる。このようなレジスト膜には様々な種類があり、光学式の欠陥検査装置での検査に用いる可視光の波長に対しては、各々ある一定の光学的特性を示す。
また、以下特に断らない限り、検査に用いる可視光の波長が545nmの場合で、その波長に対して屈折率nが1.5407、消衰係数kが0.00113という値を示すレジスト膜を一例に用いて説明する。
さらに、同じレジスト膜でも、デバイス・パターンに応じて用いる膜厚は異なるが、ここでは、以下特に断らない限り、一例として膜厚が660nmであるような膜を用いて説明する。
【0028】
実施の形態1.
上記参考の形態では、パターンの膜形成部22と非膜形成部23とのコントラストをできる限り大きくするように半導体基板13に下地膜1を設けたが、本発明の第1の実施の形態の欠陥検査用半導体基板は、上記コントラストをできる限り小さくなるように、下地膜1を設けたものである。
【0029】
つまり、本発明は、照射光の反射による画像が一様な状態に近くする程、つまり膜形成部22と非膜形成部23とのコントラストをできる限り小さくすることが好ましく、この場合、欠陥があると、その部分が一様な状態ではなくなり、明瞭に検出されるというものである。
【0030】
実施の形態2
本発明の第2の実施の形態の半導体基板の検査方法は、パターンを形成した上記第1の実施の形態の欠陥検査用半導体基板に、検出光を照射し、光センサー等で上記検出光の反射光の強度分布を読み取り、正規の強度分布のパターンからの変化を検知して、欠陥検査用半導体基板に形成したパターンや、パターンを作り込んだ膜の欠陥を検出する検査方法である。
つまり、参考の形態の場合は、例えば白黒白黒と規則正しく配置された正規の強度パターンの中に、欠陥が元来あるべき配置との違いとしてコントラストよく明示されることにより検出される。
また、実施の形態1の場合は、欠陥部が、一様な強度を示す正規のパターン中に、他とは異なる強度で検出される。
【0031】
また、実際のプロセスから少し膜厚を変えてもあまり形状が変動しない場合であれば、パターンの膜厚を調整することによって、上記コントラストを変化することができる。
つまり、反射率は、次に要点を記載するような一般的な積層薄膜の反射率や透過の光学理論に基づいた計算(シミュレーション)によっても得ることができる。
【0032】
【数1】
Figure 0003769996
【0033】
その計算値(計算結果)の例を、横軸にレジスト膜厚、縦軸に反射率を取って、図3に示す。図3(a)〜(c)は上式に基づき、各々パターンを形成した半導体基板および欠陥検査用半導体基板のレジスト膜厚に対する反射率の変化を検査光の反射率をシミュレーションして得た結果を示す特性図で、図3(a)は従来の下地膜がない場合の特性図、図3(b)、(c)は下記実施例において詳述する下地膜を設けた場合の特性図で、パターン12を構成する膜形成部22の膜厚によって、反射率は図のように変化する。
膜形成部22の反射率R2を実線で、非膜形成部23の反射率R3を点線で示す。
【0034】
また、横軸にレジスト膜厚、上式に基づき、反射率から求めたコントラストを縦軸に取って、図4に示す。図4(a)は従来の下地膜がない場合の特性図、(b)、(c)は、下記実施例で詳述する欠陥検査用半導体基板のレジスト膜厚に対するコントラストの変化を示す特性図で、図3、4から、パターンの膜形成部の膜厚の広い範囲で高いコントラストを得ることができることがわかる。即ち、下地膜を設けることにより、従来より上記コントラストを大きくすることができ、かつ高いコントラストを広い範囲の膜厚領域で得ることができるが、膜厚を調整することによって、コントラストを変化させることもできる。
【0035】
また、上記パターンとしては、写真製版で得られる、レジストまたは反射防止膜等があり、パターンをシリコンの酸化膜やシリコンの窒化膜等絶縁膜を介して形成されるものもある。
また、上記パターンや絶縁膜に可視光半透過膜を用い、可視光を検出光として用いた場合、パターン内や絶縁膜内の欠陥またはパターンの形状等の欠陥を検出することができる。
【0036】
また、パターンを設けた参考の形態または実施の形態1の欠陥検査用半導体基板に、検出光により検出可能な欠陥をあらかじめモニター部として作り込むことにより、半導体基板の検査における、欠陥の検出限界および欠陥の程度を定量的に決定することができる。
また、検査の基本機能に従って、正常パターンと上記モニター部を作り込んだ欠陥検査用半導体基板を独立して、検査感度用モニター装置として繰り返して用いることもできる。
【0037】
【実施例】
参考例1
図2(a)は上記参考の形態の欠陥検査用半導体基板10に、写真製版により得られたレジスト膜のパターン12を設けた状態を説明する断面図であり、13は半導体基板であるSiウエハ、1は下地膜で、第1の下地膜2としてシリコン窒化膜(Si34膜:波長545nmの光に対して屈折率nが1.99、消衰係数kが0の値を示す膜)を膜厚63nmで形成し、その上に第2の下地膜3としてシリコン酸化膜SiO2の膜(可視光の波長545nmに対して屈折率nが1.44、消衰係数kが0の値を示す)を膜厚400nmで形成し、その上に上記レジスト膜のパターンを形成したものである。
【0038】
また、検査光として用いる波長545nmの可視光に対して、上記パターン12を形成するレジストの膜は膜厚が600nmで、屈折率nが1.5407、消衰係数kが0.00113の値を示すものである。
特開昭60―202949号公報に記載された光学式検査装置を用いて、上記検査光をパターンを設けた欠陥検査用半導体基板10に照射すると、反射光の反射率は、パターンの膜形成部22と非膜形成部23では異なり、上記検査光の反射率はパターンの膜形成部22で17%、非膜形成部23部で1%である。
上記反射率値から、上式(1)によりコントラスト値を求めると0.94となる。
【0039】
なお、上記一般的な積層薄膜の反射率や透過の光学理論に基づいた計算(シミュレーション)によって得た反射率のレジストパターンの膜厚による変化を示す特性図を図3(b)に示し、上式に基づき、反射率からもとめたコントラストのレジストパターンの膜厚による変化示す特性図を図4(b)に示す。
【0040】
参考例2
参考例1において、図2(b)に示すように、Siウエハ上に下地膜1としてシリコン窒化膜2(SiN膜:波長545nmの光に対して屈折率nが1.99、消衰係数kが0の値を示す膜)を膜厚63nmのみ形成した欠陥検査用半導体基板を用いる他は参考例1と同様にパターンを形成し、上記検査光を欠陥検査用半導体基板10に照射すると、反射光の反射率は、パターンの膜形成部22と非膜形成部23では異なり、上記検査光の反射率はパターンの膜形成部22で14%、非膜形成部23で1%である。
上記反射率値から、上式(1)によりコントラスト値を求めると0.89となる。
また、参考例1と同様に、上記一般的な積層薄膜の反射率や透過の光学理論に基づいた計算(シミュレーション)によって得た反射率のレジストパターンの膜厚による変化を示す特性図を図3(c)に示し、上式に基づき、反射率からもとめたコントラストのレジストパターンの膜厚による変化示す特性図を図4(c)に示す。
【0041】
比較例1.
上記参考例1において、図10に示す従来の半導体基板即ちシリコンウエハを用いる他は参考例1と同様にして、デバイス・パターン12を形成した半導体基板13を検査すると、光学式検査装置において、上記検査光をパターンを形成した半導体基板13に照射すると、反射光の反射率は、パターンの膜形成部22と非膜形成部23では異なり、上記検査光の反射率はパターンの膜形成部22で11%、非膜形成部23部で37%である。
上記反射率値から、上式(1)によりコントラスト値を求めると0.54となる。
また、参考例1と同様に、上記一般的な積層薄膜の反射率や透過の光学理論に基づいた計算(シミュレーション)によって得た反射率のレジストパターンの膜厚による変化を示す特性図を図3(a)に示し、上式に基づき、反射率からもとめたコントラストのレジストパターンの膜厚による変化示す特性図を図4(a)に示す。
なお、Siウエハは、波長545nmの光に対して屈折率nが4.10、消衰係数kが0.0418として計算してある(図3(a))。
【0042】
上記参考例1、2および比較例1から、下地膜は、図2に示すように、例えば、シリコン酸化膜3とシリコン窒化膜2の二層膜図2(a)、シリコン窒化膜の単層膜図2(b)など、評価するパターン12の構成や目的に応じて膜構造を使い分けてもよい。この場合、それぞれの構造での反射率差は、図3(b)、(c)のように、コントラスト値は図4(b)、(c)のようになり、従来例の下地膜がない場合、図4(a)に比べて、いずれもコントラスト値が大幅に増大できていることがわかる。
【0043】
参考例3.
参考例1において、パターンが図5に示すものである他は参考例1と同様にして検査光を照射した。即ちパターンは、膜が本来ない部分に部分的に膜があり25a、膜が本来あるべき部分に膜が欠如している24aパターンで、そのパターンの上面図を図5(a)に、図5(a)におけるA―A’線断面図を図5(b)に示す。
図5(a)、(b)において、膜形成部22と非膜形成部23が並んでいる中に、膜が部分的に欠落した部分24aの欠陥や、膜が部分的に残った部分25aの欠陥があると、膜形成部と非膜形成部のコントラストが大きい方が上記欠陥を強調でき、従来の場合よりも検出しやすくなる。実際、図5に示したようなパターン欠陥に対しては、検出できる欠陥の範囲も増えた。
つまり、比較例1においてはコントラスト値が0.54であるのに対して、本参考例の場合はコントラスト値0.94であるので、欠陥24a、25aが検出しやすくなることになる。
【0044】
参考例4
実験的に欠陥を作りこんだデバイス・パターンで、本参考例の方が比較例よりどれ程欠陥が検出しやすかったかを評価して、以下に説明する。
参考例1において、パターンが図6に示すホールパターンを用いて行った。図6(a)は本参考例の欠陥検査用半導体基板にパターンを設けた状態を示す上面図、図6(b)は図6(a)におけるB―B’線断面図であり、欠陥24bはホール径が正常パターンより大きな欠陥を、欠陥25bはホール径が正常パターンより小さな欠陥を示す。
【0045】
なお、図7は、パターンを構成する穴の内径の基準からのずれ量による検出率の変化を示す評価結果を説明する説明図で、図中、比較例とは、上記参考例1の元の半導体基板13に上記図6に示すホールパターンを設けたものである。
図から明らかなように、比較例に比べて、本参考例の方が小さいずれ量に対しても検出率が高いことがわかり、この穴パターンの場合、このデバイス・パターンにおいて欠陥として管理したい値は±50nmであるが、この値を従来例では管理できないが、本参考例では管理できることもわかる。
【0046】
また、図7の結果に示すように、本参考例を用いて、図5や図6の例に示したような欠陥を、欠陥自体の大きさを段階的に変えて、意図的に欠陥を作り込んだ評価サンプルを作製することで、デバイス・パターンとして管理したいレベルの欠陥が発生しているかどうかを管理することができる。
このような欠陥の作り込み方法としては、例えば、レジスト露光に用いるマスクに細工を加えて、パターンを欠落ないしは埋め込む方法や、ホールや配線をパターニングしたサンプルに直接細工する方法などがある。
【0047】
なお、下地膜としては、参考例1〜4に示したような程度のコントラストが得られる構造であれば、他の構造や、異なる材質で構成しても構わないことは、いうまでもない。例えば、目的に応じて、Siの膜、シリコン酸化膜、TiNの膜、Tiの膜、Alの膜などの単層膜でもよく、それらの膜を、それら同士やそれとシリコン窒化膜やシリコン酸化膜と組み合わせた多層構造にしてもよい。
この場合、検査に用いる可視光の波長に対する膜の複素屈折率等を用いて、パターンの膜形成部22と非膜形成部23の反射率を上記数値シミュレーションによって求めることが可能であり、この数値シミュレーションを用いて、検査に最適な下地膜構造を設計することができる。
【0048】
なお、本参考例では、レジスト膜のパターンを検査する方法について述べたが、他の膜についても、本参考例と同様に検査することができ、実際の製品の各工程段階における多層膜構造も検査することができる。この場合も、本参考例において図4に示したように、検査に用いる可視光の波長に対する膜の複素屈折率等を用いて検査したい膜のある部分22と検査したい膜のない部分23の反射率をあらかじめ計算すれば、所望の膜構造に対して、どのような下地膜が有効かが設計できる。
また、図5や図6に示したような、パターンを作りこんだ評価サンプルを作製することで、実際の欠陥管理を実施することもできる。
【0049】
また、上記参考例では、半導体基板13としてシリコン基板を用いているが、基板材料としては、シリコン基板の他にもSOI基板や化合物、例えばGaAsやInPの基板や酸化物ガラス基板でもよい。また、対象となるデバイスはシリコンデバイスの他、GaAsデバイスやTFTでもよい。
また、このような基板を用いた場合も、上記参考例において図4に示したように、検査に用いる可視光の波長に対する膜と基板の複素屈折率等を用いて検査したい膜のある部分22と検査したい膜のない部分23の反射率を数値シミュレーションによって求めることが可能であり、この数値シミュレーションを用いて、検査に最適な下地膜構造を設計することができる。
【0050】
また、レジスト膜のパターンを変えずに、例えば膜厚を実際のプロセスから少し変えてもあまり形状が変動しないような場合であれば、意図的に評価したい膜21の構造、即ち、ここではレジストの膜厚を変えて構造をよりコントラスト値が大きくなるようにしてもよい。例えば、図4(c)にてレジスト膜厚を600nmから少しずらして630nmにして評価すれば、コントラスト値は0.90まで高くでき、欠陥の検出のしやすさを向上できる可能性が増す。
【0051】
比較例2.
図8は、絶縁膜であるシリコン窒化膜を介してポリシリコン膜で配線パターンを形成した従来の半導体基板13の断面図で30はクラックであるが、以下、上記プロセスで発生する欠陥を検査する場合について説明する。
即ち、図8に示すようにSi基板13上に、シリコン窒化膜(Si34膜)26を膜厚200nmで形成し、その上にポリシリコン膜22を膜厚100nmで形成し、ポリシリコン膜22を図8のようにパターニングしたウエハを用いた。
ここで、シリコン窒化膜とポリシリコン膜の膜厚は、実際のデバイス構造で用いる膜厚である。
例えば、この検査で評価したい欠陥が、絶縁膜26で発生するクラック30である場合について説明する。クラックは線状の非常に深さが深い欠陥であるため、光がクラック底まで届かず、欠陥部の反射率は0%である。
【0052】
このウエハを波長545nmの可視光にて検査すると、配線上22(ポリシリコン膜表面)の反射率は51.8%、配線下23(シリコン窒化膜表面)の反射率は0.7%になる。この反射率から、配線上と配線下のコントラスト値は0.97となり、非常にコントラストがついた状態となる。
しかし、コントラスト値が高いにもかかわらず、欠陥として認識したいクラック部30と配線下23の反射率が極めて近いため、配線下23よりも、さらに黒く認識されるクラック30があった場合はクラックの検出が困難である。
【0053】
実施例1.
図9は、パターンを形成した本発明の実施例の欠陥検査用半導体基板の断面図で、図8に対して、絶縁膜26とシリコン基板13の間に、下地膜1としてシリコン酸化膜を膜厚236nmで形成している点のみが異なる。
上記基板を波長545nmの可視光にて検査すると、配線上22(ポリシリコン膜表面)の反射率は38.5%、配線下23(シリコン窒化膜表面)の反射率は39.3%になる。この反射率から、配線上22(ポリシリコン膜表面)と配線下23(シリコン窒化膜表面)のコントラスト値は0.01となり、ほとんどコントラストのない画像として認識される。しかし、この場合もクラックである欠陥部30の反射率は0%のままである。
【0054】
即ち、比較例2と本実施例を比較すると、本実施例のように、配線上22(ポリシリコン膜表面)と配線下23(シリコン窒化膜表面)のコントラスト値を小さくした方が、配線下23にある、反射率0%のクラック30を黒く認識することが可能となり、検出しやすくなることがわかる。
なお、ここではクラックを例として挙げたが、常に黒く認識されるような欠陥や異物であれば、本実施例の方が、参考例1よりもさらに検出しやすい効果を得ることができる。
【0055】
即ち、欠陥の種類によって、その検出のしやすさを高くする方法が異なるので、本発明の実施の形態1の欠陥検査用半導体基板を適宜選択して用いる必要がある。
【0056】
【発明の効果】
本発明の第1の欠陥検査用半導体基板は、半導体基板と、この半導体基板上に、膜形成部と非膜形成部を配置してなるパターンにおける、照射光に対する上記膜形成部と非膜形成部との下式(1)
コントラスト値=|R2−R3|/(R2+R3) ・・(1)
(式中、R2は膜形成部での反射率、R3は非膜形成部での反射率である。)
で示されるコントラストを、上記半導体基板とパターンの膜形成部とのコントラストより小さくなるようにする下地膜とを備えたもので、検査装置を変えることなく、欠陥を検出しやすくできる欠陥検査用半導体基板を得ることができるという効果がある。
【0059】
本発明の第2の欠陥検査用半導体基板は、上記第1の欠陥検査用半導体基板において、膜形成部と非膜形成部とのコントラストが、照射光の膜形成部と非膜形成部からの反射光が一様と判別できる程度に小さいもので、検査装置を変えることなく、欠陥を検出しやすくできる欠陥検査用半導体基板を得ることができるという効果がある。
【0060】
本発明の第1の半導体基板の検査方法は、パターンを形成した上記第1または第2の欠陥検査用半導体基板に、検査光を照射し、上記検査光の基板からの反射光の強度分布の、正規の強度分布との差により欠陥を検出する方法で、検査装置を変えることなく、欠陥を検出しやすくできるという効果がある。
【0061】
本発明の第2の半導体基板の検査方法は、上記第1の半導体基板の検査方法において、パターンの膜厚を調整する方法で、検査装置を変えることなく、容易に欠陥を検出しやすくできるという効果がある。
【0062】
本発明の第3の半導体基板の検査方法は、上記第1の半導体基板の検査方法において、パターンは半導体基板に絶縁膜を介して形成されている方法で、さらに絶縁膜の欠陥も検査装置を変えることなく、容易に欠陥を検出しやすくできるという効果がある。
の検査方法において、既知の大きさの欠陥をモニターとして、パターンに作り込む方法で、欠陥の検査の検出感度と欠陥の程度を見極めることができ、微小な欠陥の発生原因となるインラインプロセスの評価・管理が可能となるという効果がある。
【0063】
本発明の第4の半導体基板の検査方法は、上記第3の半導体基板の検査方法において、絶縁膜がシリコンの酸化膜またはシリコンの窒化膜の方法で、さらに絶縁膜の欠陥も検査装置を変えることなく、容易に欠陥を検出しやすくできるという効果がある。
【0064】
本発明の第5の半導体基板の検査方法は、上記第1の半導体基板の検査方法において、パターンが、レジストまたは反射防止膜の方法で、検査装置を変えることなく、容易に欠陥を検出しやすくできるという効果がある。
【0065】
本発明の第6の半導体基板の検査方法は、上記第1ないし第5のいずれかの半導体基板の検査方法において、照射光が可視光で、パターンまたは絶縁膜が可視光半透過膜の方法で、パターン内または絶縁膜内の欠陥を検査装置を変えることなく、検出しやすくできるという効果がある。
【0066】
本発明の第7の半導体基板の検査方法は、上記第1ないし第5のいずれかの半導体基板の検査方法において、既知の大きさの欠陥をモニターとして、パターンに作り込む方法で、欠陥の検査の検出感度と欠陥の程度を見極めることができ、微小な欠陥の発生原因となるインラインプロセスの評価・管理が可能となるという効果がある。
【0067】
本発明の第1の半導体基板検査用モニター装置は上記第1または第2の欠陥検査用基板に、既知の大きさの欠陥をモニターとして作り込んだもので、欠陥の検査の検出感度と欠陥の程度を見極めることができ、微小な欠陥の発生原因となるインラインプロセスの評価・管理が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考の形態の欠陥検査用半導体基板にパターンを形成した状態を示す断面図である。
【図2】 参考の形態の欠陥検査用半導体基板に、パターンを設けた状態を説明する断面図である。
【図3】 参考例の欠陥検査用半導体基板と比較例の半導体基板の、レジスト膜厚に対する反射率の変化を示す特性図である。
【図4】 パターンを形成した参考例の欠陥検査用半導体基板と比較例の半導体基板の、レジスト膜厚に対するコントラストの変化を示す特性図である。
【図5】 参考例の欠陥検出用半導体基板にパターンが形成された状態を示す上面図と断面図である。
【図6】 参考例の欠陥検出用半導体基板にパターンが形成された状態を示す上面図と断面図である。
【図7】 パターンを構成する穴の内径の基準からのずれ量による検出率の変化を、参考例と従来例を比較して示す評価結果を説明する説明図である。
【図8】 絶縁膜であるシリコン窒化膜を介して配線パターンを形成した従来の半導体基板の断面図である。
【図9】 絶縁膜であるシリコン窒化膜を介して配線パターンを形成した本発明の実施例の欠陥検査用半導体基板の断面図である。
【図10】 従来のパターンを形成した半導体基板の断面図である。
【図11】 半導体基板に設ける一般的なパターンの形状を示す説明図である。
【符号の説明】
1 下地膜、10 欠陥検査用半導体基板、12 パターン、13 半導体基板、22 膜形成部、23 非膜形成、26 絶縁膜。

Claims (10)

  1. 半導体基板と、この半導体基板上に、膜形成部と非膜形成部を配置してなるパターンにおける、照射光に対する上記膜形成部と非膜形成部との下式(1)
    コントラスト値=|R2−R3|/(R2+R3) ・・(1)
    (式中、R2は膜形成部での反射率、R3は非膜形成部での反射率である。)
    で示されるコントラストを、上記半導体基板とパターンの膜形成部とのコントラストより小さくなるようにする下地膜とを備えた欠陥検査用半導体基板。
  2. 膜形成部と非膜形成部とのコントラストが、照射光の膜形成部と非膜形成部からの反射光が一様と判別できる程度に小さいことを特徴とする請求項1に記載の欠陥検査用半導体基板。
  3. パターンを形成した請求項1または請求項2に記載の欠陥検査用半導体基板に、検査光を照射し、上記検査光の基板からの反射光の強度分布の、正規の強度分布との差により欠陥を検出する半導体基板の検査方法。
  4. パターンの膜厚を調整することを特徴とする請求項3に記載の半導体基板の検査方法。
  5. パターンは半導体基板に絶縁膜を介して形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体基板の検査方法。
  6. 絶縁膜がシリコンの酸化膜またはシリコンの窒化膜であることを特徴とする請求項5に記載の半導体基板の検査方法。
  7. パターンが、レジストまたは反射防止膜であることを特徴とする請求項3に記載の半導体基板の検査方法。
  8. 照射光が可視光で、パターンまたは絶縁膜が可視光半透過膜であることを特徴とする請求項3ないし請求項7のいずれかに記載の半導体基板の検査方法。
  9. 既知の大きさの欠陥をモニターとして、パターンに作り込むことを特徴とする請求項3ないし請求項7のいずれかに記載の半導体基板の検査方法。
  10. 請求項1または請求項2に記載の欠陥検査用半導体基板に、既知の大きさの欠陥をモニターとして作り込んだ半導体基板検査用モニター装置。
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