JP3767456B2 - 直接シーケンス拡散スペクトラム受信器の自動利得制御回路及び方法 - Google Patents

直接シーケンス拡散スペクトラム受信器の自動利得制御回路及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として、移動式電話受信器用の自動利得制御回路及び方法に係り、特に、同時信号をスペクトラムの共用部分で送信するための直接シーケンス拡散スペクトラム技術を使用した移動式電話システムにおける自動利得制御回路及び方法の使用に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動式電話システムでは、基地局からの1つ又は通常各々異なる無線周波数を持つ2つ以上の無線信号を移動局が探知して解析できるようにする仕組みを使用する必要がある。このような様々な基地局を検索する過程をセル検索という。セル検索の過程で、移動局は全ての基地局を識別し、それら基地局のうちどれが接続の確立に最適なものかを決定する。接続が確立されると、入電があるかどうかのモニタが始まる、或いは、ユーザーが電話発信できるようになる。移動局が移動している場合、最適であると識別されたセルが質的に低下して他のセルからの無線信号の方が品質が良くなる可能性があるため、このセル検索は周期的に行なう必要がある。セル検索の反復に応じて、移動局は、使用できる全てのセルに関するリストの周期的な更新を継続する。現在使用しているセルからの信号品質が特定の閾値よりも低下した場合、移動局はこれまでのセルとの接続を断って新しいセルに再接続する、即ち、ハンドオーバを行なう。
【0003】
W−CDMA(広帯域符号分割多重アクセス方式)等のほとんどの移動システムでは、通話中でも周期的なセル検索を行い、現在使用しているセルからの信号が質的に低下しその際より品質の高い他のセルが使用可能な場合にはハンドオーバを行えるようにして進行中の通話が切れないようにする必要がある。
【0004】
W−CDMAのような拡散スペクトラム方式を基にした移動システムでは、移動局が一時的に送受信を中断して異なる無線チャンネルでセル検索を行なえるように送受信プロトコルを設計する場合が多いが、この送受信の瞬間的な中断によってデータ損失が生じることはない。それは、移動局と基地局の双方が、平均データ送信速度を維持するように一時的に送信速度を増すことによって補償するからである。例えば、セル検索に使われる時間が、使用可能時間全体の50%を要する場合、基地局と移動局は、残る50%の時間に通常の2倍の速度で送信を行なうことになる。しかしながら、送信速度を増加した期間の送信エラー数は、増加した速度と通常速度との比率の対数に正比例するため、送信速度を無制限に高めることはできない。大部分の実際の用途では、わずかな送信エラーは許容される。しかし、W−CDMAのような移動式電話システムでは、現在進行している接続の完全な品質を維持する必要性から、測定に使用できる時間を最小限に抑えることができるように最適化されている。
【0005】
移動局がセル検索期間に通常の送受信を中断する際、移動局は、異なる無線チャンネルに合わせ直す。この異なる無線チャンネルでは、受信した無線信号のレベルは、通常の無線チャンネルでのレベルとは異なる。このため、大部分の移動局受信器の設計には、異なる強度の信号に対応できるように自動利得制御(AGC)システムが用いられている。AGCシステムは、受信信号の強度を求め、それに応じて受信器の利得、即ちより低い信号レベルに対してはより高い利得を設定する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
異なる無線周波数チャンネルでの又はデュアルモード対応の受信器の場合における異なるセルラーシステム(例えば、GSM)での検索測定を行なう際、セル検索に利用できる時間は、通常、短時間とされたW−CDMAのタイムスロットに厳しく限定されるため、検索チャンネルの新しい利得値を極めて短期間内に決定する必要がある。この場合、自動利得制御機能は、検索期間の大部分を信号の計測と捕捉のために使用できるように十分高速であることが要求される。しかし、受信器が1つのW−CDMAセルに接続され、低速作動によりビット誤り率を最適化するよう選択される場合、従来の高速自動利得制御回路の設計は、信号追跡時の使用に際して不安定であり決して満足できるものではない。
【0007】
従って、従来の自動利得制御回路の1つ又はそれ以上の問題点を改善或いは克服する、W−CDMA又は他の直接シーケンス拡散スペクトラム受信器用の自動利得制御回路及び方法を提供することが望ましい。
また、信号捕捉期間及び信号追跡期間の使用に最適化された、直接シーケンス拡散スペクトラム受信器用の自動利得制御回路及び方法を提供することも望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記点を考慮し、本発明の1つの様態によれば、受信した同相・直交ベースバンド信号から判別信号誤差を生成するための判別手段と、前記判別信号誤差に対し信号捕捉期間の第1のループ利得定数とこの第1のループ利得定数よりも低い値の信号追跡期間の第2のループ利得定数との何れかを選択的に乗じるための乗算手段と、乗算された判別信号誤差から積算AGC値を得るための再帰型積算器と、無線回路をオフする旨の保留指令に基づき再帰型積算器に乗算された判別信号誤差に代えてゼロ値を入力することにより積算AGC値の値を一定にするための手段とを備えたことを特徴とする直接シーケンス拡散スペクトラム受信器用の自動利得制御回路が提供される。
【0009】
これらの構成を有する自動利得制御回路は、2つの作動モード、即ち「高速捕捉」モード及び「低速追跡」モードで機能することができる。これらのモードの変更は、異なる値のループ利得、即ち、信号捕捉期間に使用するための高い値と信号追跡期間に使用するための低い値とを使うことにより達成される
【0010】
本発明の一実施形態において、前記再帰型積算器は、検索チャンネル作動期間に使用する第1のAGC値を記憶するための第1のレジスタと、公称チャンネル作動期間に使用する第2の異なるAGC値を記憶するための第2レジスタと、検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に、それぞれ最新の第1及び第2のAGC値を再帰型積算器に取り込むためのAGC切換え手段を有する。
【0011】
検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動期間に使用するAGC値の記憶を2つの個別のレジスタが維持するので、各検索期間の開始時に前回の既知AGC値を再取り込みすることが可能となり、これにより信号捕捉時間を最小限とすることができる。信号が第1の検索ウィンドウ以内で捕捉されない場合には、次のウィンドウで検索を継続することができ、この検索は、検索チャンネルについての前回の既知値を使用して開始される。
【0012】
前記AGC切換え手段は、公称チャンネル作動の開始時に、最新の第1のAGC値を第1のレジスタに保存する役割を果すようにしてもよい。
更に、AGC切換え手段は、検索チャンネル作動の開始時に、第2のAGC値を第2のレジスタに保存する役割を果すようにしてもよい。
また、このAGC切換え手段は、便宜的に、検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に、それぞれ第1及び第2のレジスタを再帰型積算器に接続する役割を果たすようにしてもよい。
【0013】
更に、前記自動利得制御回路は、信号捕捉を検出し、信号捕捉の検出時に、乗算手段に対し、前記判定信号誤差に前記第1のループ利得定数を乗ずるように制御する捕捉論理回路を備えるようにしてもよい。
この捕捉論理回路は、便宜的に、所定期間において判別信号誤差の絶対値が、信号捕捉されたと判定される基準となる基準値より小さい時を検出するための判別手段を有するようにしてもよい。
この判別手段は、受信したベースバンド信号の平均振幅の対数と予め設定した値との差から判別信号誤差を求めるようにしてもよい。
【0014】
本発明の他の様態によれば、(a)受信した同相・直交ベースバンド信号から判別信号誤差を生成するステップと、(b)判別信号誤差に対し信号捕捉期間の第1のループ利得定数とこの第1のループ利得定数よりも低い値の信号追跡期間の第2のループ利得定数との何れかを選択的に乗じるステップと、(c)乗算された判別信号誤差から積算AGC値を得るために再帰型積算器を使用するステップと、(d)無線回路をオフする旨の保留指令に基づき積算AGC値に対しゼロ値を加算することにより積算AGC値の値を一定にするステップとを含むことを特徴とする、直接シーケンス拡散スペクトラム受信器の利得を自動的に制御する方法が提供される
【0015】
一実施形態において、前記ステップ(c)は、検索チャンネル作動期間に使用する第1のAGC値を第1のレジスタに記憶するステップと、公称チャンネル作動期間に使用する第2の異なるAGC値を第2のレジスタに記憶するステップと、検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に、それぞれ最新の第1及び第2のAGC値を再帰型積算器に取り込むステップとを含む。
【0016】
最新の第1のAGC値は、公称チャンネル作動の開始時に第1のレジスタに保存されるようにしてもよい。同様に、最新の第2のAGC値は、検索チャンネル作動の開始時に、第2のレジスタに保存されるようにしてもよい。
これら第1及び第2のレジスタは、それぞれ検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に再帰型積算器に接続されるようにしてもよい。
【0017】
好ましくは、この方法は、信号捕捉を検出するステップと、信号捕捉検出時に、判別信号誤差に第1のループ利得定数を乗じるステップを更に含む。
更に、この方法は、所定の期間において判別信号誤差の絶対値が、信号捕捉されたと判定される基準となる基準値より小さくなる時を検出するステップを含むようにしてもよい。
更に、この方法は、受信したベースバンド信号の平均振幅の対数と予め設定した値との差から判別信号誤差を求めるステップを含むようにしてもよい。
【0018】
以下の説明は、本発明の様々な特徴についてより詳細に述べたものであるが、本発明を理解を深めるために、自動利得制御回路が望ましい実施形態として例示された添付の図面を参照して説明する。しかしながら、本発明の自動利得制御回路は、図面に例示されるような望ましい実施形態に限定されるものではないと理解すべきである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、直接シーケンス拡散スペクトラム受信器の一部を構成するベースバンド・モジュール1が全体的に示されている。ベースバンド・モジュール1は、受信器のアナログ・デジタル(A/D)変換モジュール2、自動利得制御(AGC)回路3、AGCデジタル・アナログ(D/A)変換器4、ベースバンド処理ユニット5、無線周波(RF)前置増幅器6、及びデジタル信号処理(DSP)・タイミング制御ユニット7を備える。A/D変換モジュール2は、受信器(本図には示さず)内でアナログ前置ダウンコンバータからアナログ同相・直交ベースバンド信号を受信し、それらのデジタル等価信号I及びQをAGC回路3に送る。
【0020】
AGC回路3は、受信器の利得を決定するとともに、アナログ同相・直交受信信号の利得を制御するように後で受信器のRFモジュールによって使用のために、出力信号AGC_WORDをAGC・D/A変換器モジュール4に送る。更に、AGC回路3は、RF前置増幅器6の制御のための出力信号PREAMP_ONを生成する。
ベースバンド処理ユニット5は、信号の送受信期間に、受信器の音声モジュールに対するそしてそこからの全ての拡散スペクトラムの変調及び復調を行なう。AGC回路3は、ベースバンド処理モジュール5の作動を制御するための出力信号SEARCH_WINDOW、AGC_VALID及びRSSIを生成する。
【0021】
AGC演算ブロック3の作動は、デジタル制御パラメータ DECIMATION_FACTOR、REF_LEVEL、HYSTERESIS、GAIN_SLOW、GAIN_FAST、CALIBTATION_DATASET、ACQ_GUARD_TIME、ACQ_TIMEOUTを使って、更に、出力信号COMMANDによって、DSP・タイミング制御ユニット7によって制御される。また、出力信号RSSIは、AGC回路3によってDSP・タイミング制御ユニット7に送られる。
【0022】
図2は、図1に示したAGC回路3の基本的な機能ブロックを示す。AGC回路3は、デジタル化されて同相・直交ベースバンド受信信号I及びQから判別信号誤差を生成するための判別ユニット43を有する。判別ユニット43は、関数P=SQRT(I2+Q2)によって、デジタル化された同相・直交受信信号サンプルの振幅Pを計算するためのパワーブロック21を有する。
【0023】
平均ブロック22は、次の関数に基づいて制御パラメータDECIMATION_FACTORによって定められる時間にわたってパワーブロック21からの出力の積算を行なう。
【0024】
AVG=SUM{P[k],P[k−1],・・P[k−DECIMATION_FACTOR]}÷DECIMATION_FACTOR
【0025】
これにより、同相・直交受信信号のサンプリングレートは、AGC回路3による使用に相応しい率まで低減される。dBブロック23は、関数AVG_dB=log(AVG)定数に基づいて、平均ブロック22からの出力信号AVGの対数AVG_dBを計算する。
【0026】
dBブロック23からの出力は、減算ブロック24によって制御パラメータREF_LEVELの値から減算され、判別信号誤差ERRが生成される。次に、ヒステリシスブロック25が、ERR信号と制御パラメータのHYSTERESISの値とを比較する。ERR信号の絶対値がHYSTERESISの値より小さい場合は、第1の出力HYST_output=ゼロとなり、第2の出力信号HYST_detect=真となる。判別信号誤差ERRの値が制御パラメータHYSTERESISの値より小さくない場合、第1の出力HYST_output=信号ERRの値となり、第2の出力HYST_detect=偽となる。
【0027】
また、AGC回路3は、判別信号誤差ERRに信号捕捉期間の第1ループ利得定数と信号追跡期間の第2の異なるループ利得定数とを乗じるための乗算ユニット44を備える。このために、乗算ユニット44には、切換えブロック28及び乗算ブロック26及び27がある。乗算ユニット44は、受信信号の利得が得られているか否かに応じて、出力HYST_outputに制御パラメータのGAIN_SLOW又はGAIN_FASTの値のいずれを乗じるかの選択ができるようになっている。
乗算ユニット44の出力からの乗算された判別信号誤差は、再帰型積算器45に送られる。
【0028】
再帰型積算器45は、第1及び第2のレジスタ33及び34、スイッチ35、飽和ブロック32、加算器31を備える。第1のレジスタ33は、公称チャンネル作動期間に使用するための第2の異なるAGC値を記憶するために使用される。第2のレジスタ34は、受信器がセル検索を行なうために中間周波数又は中間システムチャンネルにある時に使用する第1のAGC値を記憶する。このチャンネルは、多くの場合「検索チャンネル」と呼ばれる。再帰型積算器45は以下に従って機能する
【0029】
GAIN[k]=GAIN[k−1]+HYST_Output*GAIN_SLOW、又は
GAIN[k]=GAIN[k−1]+HYST_Output*GAIN_FAST
【0030】
ここで、GAINとは、第1又は第2のレジスタ33、34のいずれかに保持された最新のAGC値である。これらのレジスタは、受信器によって使用される利得制御信号の対数値を保持する。
【0031】
DSP・タイミング制御ユニット7からAGC計算ブロック3に送られる入力信号COMMANDは、捕捉制御論理ブロック29に直接送られる。COMMAND信号から受信された指令とHYST_detect信号の状態とに応じて、捕捉制御論理ブロック29は、SEL_AB_HOLDの状態と信号41とを決定する。
【0032】
SEL_AB信号は、再帰型積算を行なうために、第1又は第2のレジスタのいずれに記憶されたAGC値をフィードバックして加算器31によって判別信号誤差と再結合するかを決定する。
信号41は、「低速追跡」モード用のGAIN_SLOW定数を持つ乗算器26と「高速捕捉」モード用のGAIN_FAST定数を持つ乗算器27のどちらかを選択することにより、AGCブロック3を「低速追跡」又は「高速捕捉」モードのいずれにするかを制御する。
HOLD信号が捕捉制御論理ブロック29によってアサートされると、スイッチ30は、加算器31への最初の入力をゼロにし、この結果、第1又は第2レジスタ33又は34のどちらかに保持された利得の最新値が保存される。
【0033】
前置増幅器制御・AGCワード探索ユニット36は、再帰型積算器45の出力に接続され、再帰型積算器45の出力を、2つの出力信号、即ちPREAMP_ON及びAGC_WORDに変換する。PREAMP_ON出力信号は、無線周波前置増幅器6を制御するために使用される。再帰型積算器45の出力の利得が予め定めた閾値を超えるまで増大する場合、PREAMP_ON出力信号は、の状態に設定され、これに対し、利得が他の異なる閾値まで低下すると、PREAMP_ON信号は、偽の状態に設定される。前置増幅器の切換えの遅延が利得制御された増幅器の応答時間と異なることによって引き起こされ得る発振を防ぐため、そして、信号レベルが前置増幅器の閾値に近似する際の頻繁なスイッチング過度事象によって引き起こされる信号劣化を防ぐために、これらの2つの閾値は異なる値に設定される。AGC_WORD出力信号は、再帰型積算器45の出力の利得値の変換によって、更に、利得制御された増幅器の制御応答の記憶された複製を使って生成される。このユニット36の全ての制御パラメータは、DSP・タイミング制御ユニット7によって与えられ、当然の事として、無線周波チャンネルの周波数及び温度に対して調整される。
【0034】
また、再帰型積算器45の出力の利得は、積算器の出力値をdBuVの入力信号レベルに変換する受信信号の強度表示器(RSSI)フォーマッタユニット37に送られる。再度、DSP・タイミング制御ユニット7によって与えられるCALIBRATION_DATASET位取りデータに基づいて変換が行なわれ、無線周波チャンネルの周波数及び温度に対して調整される。
【0035】
更に、自動利得制御回路は、信号捕捉又は新しい指令の受信の検出時に、(a)信号捕捉が達成されたかどうか検出し、(b)乗算手段44に選択的な作動をさせ、(c)再帰型積算器45内の第1又は第2のレジスタ33又は34のいずれを使用するかを選択し、(d)AGC_VALID及びSEARCH_WINDOW信号を生成するための捕捉論理回路29を備える。
【0036】
捕捉制御論理回路29は以下のように作動する。即ち、5つの別個の作動状態、「保留」、「公称捕捉」、「検索捕捉」、「公称」、「検索」がある。また上記の作動状態に対応する、同じ名称の5つの指令がある。ある状態から他の状態への変更は、DSP・タイミング制御ユニット7がCOMMAND信号送信バス上に新しい指令を出す時に行なわれる。
【0037】
「保留」指令を受信するとすぐに、制御論理部29は、HOLD信号を真に設定し、AGC_VALID信号及びSEARCH_WINDOW信号を偽に設定する。信号41及びSEL_ABは変更されない状態にある。
【0038】
「公称捕捉」指令を受信するとすぐに、制御論理部29は、HOLD信号を偽に設定し、SEL_ABを偽に、信号41を真に、AGC_VALID及びSEARCH_WINDOWを偽に設定する。同時に、タイムアウトカウンタが始動する。このカウンタは、AGCのクロックサイクル毎にインクリメントされる。カウントされたクロックサイクルの数がACQ_TIMEOUTより大きいか又は等しい場合、信号41は偽に設定され、AGC_VALIDは真に設定される。同時に、信号HYST_detectが真になる場合は、第2のカウンタが始動するか、又は、HYST_detectが偽になる場合は、第2のカウンタがゼロにリセットされる。第2のカウンタの値がACQ_GUARD_TIMEより大きい場合、制御論理部29は、信号41を偽にAGC_VALIDを真に設定し、第1カウンタを停止する。通常、ACQ_TIMEOUTは、HYST_detectが決して真とはならない場合のみに対処するため大きい値に設定される。これは、例えば不良のAGC・D/Aコンバータ4といった予期せぬシステムの障害時にのみに起こる。通常の状態では、HYST_detectは、短時間後に真となる。信号41を偽に設定すると、AGCは「低速追跡」モードに切り替わり、第2カウンタがACQ_GUARD_TIMEより大きい場合は、AGC取得を宣言することができる。
【0039】
「検索捕捉」指令を受信するとすぐに、制御論理部29は、HOLD信号を偽に、SEL_ABを真に、信号41を真に、AGC_VALID及びSEARCH_WINDOWを偽に設定する。その後、AGC_VALIDが真に設定され、SEARCH_WINDOWも真に設定される場合を除いて、「公称捕捉」指令の後と同じ動作が行なわれる。
【0040】
「公称」指令を受信するとすぐに、制御論理部29は、HOLD信号を偽に、SEL_ABを偽に、信号41を偽に、ACG_VALIDを真に、SEARCH_WINDOWを偽に設定する。この場合、上記2つのタイマーは作動していない。
「検索」指令を受信するとすぐに、制御論理部29は、HOLD信号を偽に、SEL_ABを真に、信号41を偽に、AGC_VALIDを真に、SEARCH_WINDOWを真に設定する。この場合、上記2つのタイマーは作動していない。
【0041】
通常、「保留」指令は、移動局が電力を保存するために無線回路を絶つために設けられる。この「保留」モード作動の期間には、ループ利得は、選択的に一定値に保持される。しばらくして無線回路がオンに切換えられると、「公称」又は「検索」指令が出されるので、公称チャンネル又は検索チャンネルのいずれかのために最新の既知利得値が再記憶される。
通常、「検索捕捉」指令は、新しい無線チャンネルでの第1のセル検索期間に出される。「検索」指令は、通常、次の検索期間に使用され、この期間に前の検索期間に使われた無線チャンネルを利用されるようにし、その利得は、既に取得され第2のレジスタ34に記憶されている。
通常、「公称捕捉」指令は、電源投入後、移動局が公称チャンネル上にあるが利得がまだ取得されていない場合に出される。
【0042】
図3に示されるように、公称送信チャンネルのための有効データがパケット50、51及び52の状態で送信されるが、これらパケットは、送信間隔53及び54で隔てられている。中間周波数セル検索又は中間システムセル検索は、送信間隔53及び54で形成された検索チャンネル内で受信器によって行なわれる。各送信間隔の開始点の検出を受けて、DSP・タイミング制御ユニット7が「検索捕捉」指令55を送る。指令55は、捕捉制御論理部29によって検出される。指令55の検出によって、乗算手段44を選択的に作動させることにより、スイッチ28が作動して増幅器27をHYSTERESISブロック25及び再帰型積算器45に直列に接続する。現在、AGC演算ブロック3は、「高速捕捉」モードの状態にある。
【0043】
「検索捕捉」指令55の検出により、更に、第2のレジスタ34が再帰型積算器45において飽和ブロック32とスイッチ35との間に直列に接続され、検索チャンネル作動期間に使用されたAGC値を、第2レジスタ34が取得できるようにする。第2レジスタ34の漸増値は、AGC_WORD出力信号の傾斜エッジ57に反映される。AGC_WORD出力信号の点58に示されるように、加算ブロック14の出力の判別誤差信号が、DSP・タイミング制御ユニット7からの制御パラメータHYSTERESISより小さいことを、HYSTERESISブロック25が検出した場合、捕捉制御論理ユニット29によって、信号41は、AGC_GUARD_TIME期間後にリセットされるとともに、AGC_VALID信号が立ち上がり59で真値にリセットされる。この時点、即ち、利得の取得時に、乗算手段44によって、直ちにスイッチ28が選択的に作動され、増幅器26をHYSTERESISブロック25と再帰型積算器45との間に直列接続する。従って、AGC演算ブロック3は、「低速追跡」モードに入り、有効データ60が送信間隔53の期間に追跡される。指令55は「検索捕捉」のため、信号SEARCH_WINDOWも真の値に設定される。
【0044】
送信間隔53の終わりに、DSP・タイミング制御ユニット7は「公称」指令62を送る。この指令は、乗算手段44を選択的に作動させることによって、再度、スイッチ28が作動して増幅器26をHYSTERESISブロック25と再帰型積算器45との間に直列接続する。従って、AGC演算ブロック3は、再び自動的に「低速追跡」モードに保たれる。
さらに、指令62により、捕捉制御論理部29がSEL_AB信号を偽にリセットし、第1のレジスタ33が再帰型積算器45において飽和ブロック32とスイッチ35との間に直列接続され、その結果、受信器の公称チャンネル作動期間に使用するためそこに記憶されている第1の最新AGC値を取り込む。第1のレジスタ33及び第2のレジスタ34に記憶されたAGC値の差は、立ち上がり64でのAGC_WORD信号の値の変化によって示される。
【0045】
公称チャンネル作動期間に使用されるループ利得が予め取得さている場合には、判別信号誤差は、指令ワードHYSTERSISより小さくなるため、HYSTERESISブロック25からの出力信号HYST_OUTPUTはゼロになる。その後、受信器は、公称チャンネル作動期間に受信した有効データのパケット51の処理を継続する。
次の送信間隔54の期間に、DSP・タイミング制御ユニット7は、「検索」指令66を送り、それにより、第1のレジスタが再帰型積算器45に直列接続され、第2のレジスタ34に記憶された第2のAGC値がブロック36を介してAGC・D/Aコンバータ4に送られる。第2レジスタ34に記憶された値の再取り込みが、AGC_WORD出力信号の立ち下がり67に示される。
【0046】
上記の説明から、AGC演算ブロック3は、2つのモード、即ち「高速捕捉」及び「低速追跡」モードで作動することが分かる。2つのモード間の切換えは、制御パラメータGAIN_SLOW及びGAIN_FASTによって決定されるようなループ利得の2つの異なる値の使用によって具現化される。各検索期間の開始時に、AGC演算ブロック3は、自動的に「高速捕捉」モードとされる。AGC演算ブロック3は、適切なチャンネル利得を取得したことが捕捉制御論理回路29によって確認された時に、「低速追跡」モードに切換えられる。従って、AGC再取得時間は最小限とされるため、中間周波数作動又は中間システム作動期間にセル検索測定が影響を受ける可能性のある時間を最適化することができる。更に、公称チャンネル作動及び検索チャンネル作動のための利得の最新既知値が個別のレジスタに維持されるので、高速捕捉を達成することが可能となる。ループ利得が、制御パラメータACQ_TIMEOUTによって表される時間のプログラム可能な数値以内で得られない場合には、AGC演算ブロック3は自動的に「低速追跡」モードに戻る。ループ利得が有効であることを示す出力論理信号は、AGC演算ブロック3が「低速追跡」モードにある場合のみ生成される。
最後に、本明細書に記載された自動利得制御回路に対し、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく様々な修正及び追加を為し得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】直接シーケンス拡散スペクトラム受信器のベースバンド・モジュールの主要機能ブロックのブロック図である。
【図2】図1のベースバンド・モジュールの一部を構成する自動利得制御回路のブロック図である。
【図3】作動期間における図2の自動利得制御回路の様々な時点での信号レベルを示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 ベースバンド・モジュール
2 受信器A/D変換モジュール
3 AGC演算ブロック
4 AGC・D/Aコンバータ
5 ベースバンド処理ユニット
6 無線周波前置増幅器
7 DSP・タイミング制御ユニット
21 パワーブロック
22 平均ブロック
23 dBブロック
24 減算ブロック
25 ヒステリシスブロック
26、27 乗算器
28 切換えブロック
29 捕捉制御論理ブロック
30、35 スイッチ
31 加算器
32 飽和ブロック
33 第1のレジスタ
34 第2のレジスタ
36 AGCワード検索ユニット
37 RSSIフォーマッタユニット
41 信号
43 判別ユニット
44 乗算ユニット
45 再帰型積算器

Claims (16)

  1. 無線回路を備えた直接シーケンス拡散スペクトラム受信器の自動利得制御回路であって、
    受信した同相・直交ベースバンド信号から判別信号誤差を生成するための判別手段と、
    前記判別信号誤差に対し信号捕捉期間の第1のループ利得定数とこの第1のループ利得定数よりも低い値の信号追跡期間の第2のループ利得定数との何れかを選択的に乗じるための乗算手段と、
    前記乗算された判別信号誤差から積算AGC値を得るための再帰型積算器と、
    前記無線回路をオフする旨の保留指令に基づき前記再帰型積算器に前記乗算された判別信号誤差に代えてゼロ値を入力することにより前記積算AGC値の値を一定にするための手段とを備えたことを特徴とする自動利得制御回路。
  2. 前記再帰型積算器は、
    検索チャンネル作動期間に使用する第1のAGC値を記憶するための第1のレジスタと、
    公称チャンネル作動期間に使用する第2の異なるAGC値を記憶するための第2のレジスタと、
    検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に、それぞれ最新の前記第1及び第2のAGC値を前記再帰型積算器に取り込むためのAGC切換え手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の自動利得制御回路。
  3. 前記AGC切換え手段は、公称チャンネル作動の開始時に、最新の前記第1のAGC値を前記第1レジスタに保存するよう作動することを特徴とする請求項2に記載の自動利得制御回路。
  4. 前記AGC切換え手段は、検索チャンネル作動の開始時に、前記第2のAGC値を前記第レジスタに保存するよう作動することを特徴とする請求項3に記載の自動利得制御回路。
  5. 前記AGC切換え手段は、検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に、それぞれ前記第1及び第2のレジスタを前記再帰型積算器に接続するよう作動することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の自動利得制御回路。
  6. 信号捕捉を検出し、信号捕捉の検出時に、前記乗算手段に対し、前記判定信号誤差に前記第1のループ利得定数を乗ずるように制御する捕捉論理回路を更に備えたことを特徴とする請求項乃至5のいずれかに記載の自動利得制御回路。
  7. 前記捕捉論理回路は、所定の期間において前記判別信号誤差の絶対値が、信号捕捉されたと判定される基準となる基準値より小さい時を検出する判別手段を有することを特徴とする請求項に記載の自動利得制御回路。
  8. 前記判別手段は、前記受信したベースバンド信号の平均振幅の対数と予め設定した値との差から前記判別信号誤差を求めることを特徴とする請求項7に記載の自動利得制回路。
  9. 無線回路を備えた直接シーケンス拡散スペクトラム受信器の利得を自動的に制御する方法であって、
    (a)受信した同相・直交ベースバンド信号から判別信号誤差を生成するステップと、
    (b)前記判別信号誤差に対し信号捕捉期間の第1のループ利得定数とこの第1のループ利得定数よりも低い値の信号追跡期間の第2のループ利得定数との何れかを選択的に乗じるステップと、
    (c)前記乗算された判別信号誤差から積算AGC値を得るために再帰型積算器を使用するステップと、
    (d)前記無線回路をオフする旨の保留指令に基づき前記積算AGC値に対しゼロ値を加算することにより前記積算AGC値の値を一定にするステップとを含むことを特徴とする方法。
  10. 前記ステップ(c)は、
    検索チャンネル作動期間に使用する第1のAGC値を第1のレジスタに記憶するステッ プと、
    公称チャンネル作動期間に使用する第2の異なるAGC値を第2のレジスタに記憶するステップと、
    検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に、それぞれ最新の前記第1及び第2のAGC値を前記再帰型積算器に取り込むステップとを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記最新の第1のAGC値は、公称チャンネル作動の開始時に、前記第1のレジスタに保存されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2のAGC値は、検索チャンネル作動の開始時に、前記第2のレジスタに保存されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1及び第2のレジスタは、検索チャンネル作動及び公称チャンネル作動の開始時に前記再帰型積算器に接続されることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の方法。
  14. 信号捕捉を検出するステップと、
    信号捕捉検出時に、前記判別信号誤差に前記第1のループ利得定数を乗じるステップを更に含むことを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の方法。
  15. 所定期間において前記判別信号誤差の絶対値が、信号捕捉されたと判定される基準となる基準値より小さい時を検出するステップを更に含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記受信したベースバンド信号の平均振幅の対数と予め設定した値との差から前記判別信号誤差を求めるステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
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