JP3766907B2 - インキ特性値測定装置及びインキ特性値管理方法 - Google Patents
インキ特性値測定装置及びインキ特性値管理方法 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインキ特性値の測定を行う装置及びインキ特性値の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インキの印刷適正及び品質管理の指標として、インキの粘り傾向を表す粘度及びインキの硬さを表す降伏価が用いられてきた。しかし、粘度及び降伏価の測定結果が同一のインキを2種用いて印刷を行った場合でも、両者の印刷物の品質に差が現れることが確認された。このことから粘度及び降伏価の測定だけでは必ずしもインキ特性を適切に表していないことがわかった。そのため、新たに、インキに一定の張力を与えた時の変位量である「インキ伸び量」及び、インキに引張方向の強制変位を与えた時の応力である「インキ引きの強さ」をインキ特性値管理の指標とし、これらの測定に、以下のような装置を使用していた。
インキ伸び量測定は、図2のように、インキホルダ2、3により支持された試料インキ1に一定の張力を与えたときのインキ伸び量をスケール17により目視確認するものである。
また、インキ引きの強さ測定は、図3のように、インキホルダ2、3により支持された試料インキ1'に引張方向の強制変位を与えたときのバネ秤8の目盛を目視確認するものである。
【0003】
しかし、従来のこの種の試験器には以下の問題点があった。
▲1▼インキ伸び量はスケールを用いて目視により測定していたため、測定誤差が大きく、測定者による個人差が発生しやすい。
▲2▼インキ引きの強さはバネ秤の目盛を目視により確認することで測定を行っていたため、測定誤差及び作業者による個人差が大きい。
▲3▼測定値は記録票に記入してから、オフラインでコンピュータに入力しグラフ化等の処理をしているため作業効率が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決するため、インキ特性値管理装置を開発し、インキ品質管理基準の設定、測定結果の高精度化及び測定作業の効率化を図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、試料とするインキを所定の位置に固定するインキ固定機構と、
前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキに一定の張力を加え前記試料とするインキが破断するまで引き伸ばす張力機構と、
前記試料とするインキが前記張力機構で引き伸ばされ破断するまでの前記試料とするインキの経時的変化を測定するインキ伸び量測定機構と、
前記試料とするインキが前記張力機構で引き伸ばされ破断するまでの前記張力機構の張力の変化を測定するインキの引きの強さ測定機構と、
を備えたことを特徴とするインキ特性値測定装置である。
【0006】
また、本発明は、前記インキ伸び量測定機構が、前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキが引き伸ばされる前の時点(以下、起点という)から引き伸ばされ破断した時点(以下、破断点という)までの前記試料とするインキの経時的変化をレーザ変位センサを用いて測定することを特徴とするインキ伸び量測定機構である。
【0007】
また、本発明は、前記インキ引きの強さ測定機構が、前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキの起点から破断点までの前記張力機構の張力の経時的変化をレーザ変位センサを用いて測定することを特徴とするインキ引きの強さ測定機構である。
【0008】
また、本発明は、前記レーザ変位センサが、所定の位置に固定されて設置しており、前記インキ伸び測定又は前記インキ引きの強さ測定のどちらの用途にも一台のセンサで使用できる機構としたことを特徴とするインキ特性値管理装置である。
【0009】
また、本発明は、前記インキ特性値管理装置で測定した前記インキ伸び量又は前記インキ引きの強さの経時的変化の測定値を、オンラインでコンピュータに入力する手段と、
前記入力された測定値を前記コンピュータで演算処理し、グラフ化を図る手段と、
前記グラフ化されたデータを記録又はディスプレイ上に表示する手段と、
前記データを基にインキ特性値の調整を行うことを特徴とするインキ特性値管理方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態の一例を図面を参照して説明する。
本発明による本装置は図1に示すように、インキ伸び量測定部A、インキ引きの強さ測定部B、張力機構C、駆動部D、操作部Eがあり、また測定を記録、表示するための記録表示用パーソナルコンピュータFから構成されている。
【0011】
張力機構Cには試料インキ1をセットし固定するインキホルダ2、3があり、インキを固定するためのピン4を差し込む孔が各ホルダにそれぞれ2箇所設けられている。インキホルダ2は固定されており、インキホルダ3は連結バー7によりバネ秤8と連結され、バネの張力によるインキの伸びに従ってスライドする機構となっており、上部に反射板5が取り付けられている。また、張力機構Cは連結スライドバー9により駆動部Dと連結されており、連結スライドバー9には反射板11が取り付けられている。
【0012】
インキ伸び量測定部Aにはレーザ変位センサ6が所定の位置に固定されており、インキホルダ3に取り付けられた反射板5と、レーザ変位センサ6が取り付けられている所定の位置との間の距離αを測定し、オンラインで接続されたパーソナルコンピュータ16で演算処理されたデータをインキ伸び量とする。
なお、試料インキ1と試料インキ1'は同一のインキから採取した異なるサンプルである。試料インキ1を用いてインキ伸び量測定後、引き続いてインキ引きの強さを測定する場合は、インキホルダ2及び3に新たな試料インキ1'をセットする。
【0013】
インキ引きの強さ測定部Bにはレーザ変位センサ10が所定の位置に取り付けられており、反射板11が連結スライドバー9に取り付けられている。インキ引きの強さ測定は駆動モータ14を低速回転することにより、ワイヤ13が駆動モータ14に巻き取られ、前記試料インキ1とは別個の試料インキ1'に張力が与えられ、インキが伸びるとともに連結スライドバー9がスライドする。この時点のレーザ変位センサ10が取り付けられている所定の位置と反射板11との間の距離βをインキ引きの強さとする。
【0014】
これらの測定結果はパーソナルコンピュータ16によりオンラインで処理される。インキ伸び量はレーザ変位センサ6と反射板5との間の距離αを0.1秒単位で測定し、測定したデータをリアルタイムでパーソナルコンピュータ16に付属されたディスプレイ上にグラフ化して表示する。
インキ引きの強さはレーザ変位センサ10と反射板11との間の距離βを0.1秒単位で測定し、測定されたデータ値を張力に換算し、リアルタイムでパーソナルコンピュータ16に付属されたディスプレイ上にグラフ化して表示する。なお、レーザ変位センサについては、1台のものを調節可能としてインキ伸び量測定部Aとインキ引き強さ測定部Bに併用してもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明を実施することにより以下の効果が得られる。
(1)従来、インキ伸び量は、インキが破断した時の最大値のみの測定しかできなかったが、本発明により単位時間あたりの試料インキ1の伸び量が経時的変化を伴って把握できるようになる。すなわち、インキの伸びやすさの程度を、時間と伸び量の関係としてグラフ化できるので、例えば同一のインキを2種用いて測定し、インキ特性を比較した場合、インキが破断した時の伸び量が同じであっても、そこまで伸ばすのに要した時間が異なればインキの性質も異なることをグラフで表現することにより、インキ伸び状態をより正確に把握できるようになる。また、インキ伸び量はオンラインによりパーソナルコンピュータに取り込まれるため、熟練者、未経験者に関わらず測定者による測定誤差の発生がなくなり、測定精度が向上する。
【0016】
(2) インキ引き強さについては、試料インキ1'の経時的変化を時間と応力の関係としてグラフ化できるので、インキの粘弾性的な挙動をより正確に把握できるようになり、それは高品質の印刷物を得るために非常に有効である。
また、自動的にパーソナルコンピュータに取り込まれるようになったため、熟練者、未経験者に関わらず測定者による測定誤差の発生がなくなり測定精度が向上する。
【0017】
(3)パーソナルコンピュータに取り込まれた測定結果をパーソナルコンピュータに随時蓄積出来るので、インキ特性値の把握、調整が容易となり、効率的に品質管理が行える。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】インキ特性値測定装置の概略を示す図。
【図2】従来のインキ伸び量測定装置を示す図。
【図3】従来のインキ引き強さ測定装置を示す図。
【符号の説明】
1 試料インキ
1' 試料インキ
2 インキホルダ
3 インキホルダ
4 固定ピン
5 反射板
6 レーザ変位センサ
7 連結バー
8 バネ秤
9 連結スライドバー
10 レーザ変位センサ
11 反射板
12 ワイヤ巻取り金具
13 ワイヤ
14 駆動モータ
15 操作盤
16 パーソナルコンピュータ
17 スケール
【発明の属する技術分野】
本発明はインキ特性値の測定を行う装置及びインキ特性値の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インキの印刷適正及び品質管理の指標として、インキの粘り傾向を表す粘度及びインキの硬さを表す降伏価が用いられてきた。しかし、粘度及び降伏価の測定結果が同一のインキを2種用いて印刷を行った場合でも、両者の印刷物の品質に差が現れることが確認された。このことから粘度及び降伏価の測定だけでは必ずしもインキ特性を適切に表していないことがわかった。そのため、新たに、インキに一定の張力を与えた時の変位量である「インキ伸び量」及び、インキに引張方向の強制変位を与えた時の応力である「インキ引きの強さ」をインキ特性値管理の指標とし、これらの測定に、以下のような装置を使用していた。
インキ伸び量測定は、図2のように、インキホルダ2、3により支持された試料インキ1に一定の張力を与えたときのインキ伸び量をスケール17により目視確認するものである。
また、インキ引きの強さ測定は、図3のように、インキホルダ2、3により支持された試料インキ1'に引張方向の強制変位を与えたときのバネ秤8の目盛を目視確認するものである。
【0003】
しかし、従来のこの種の試験器には以下の問題点があった。
▲1▼インキ伸び量はスケールを用いて目視により測定していたため、測定誤差が大きく、測定者による個人差が発生しやすい。
▲2▼インキ引きの強さはバネ秤の目盛を目視により確認することで測定を行っていたため、測定誤差及び作業者による個人差が大きい。
▲3▼測定値は記録票に記入してから、オフラインでコンピュータに入力しグラフ化等の処理をしているため作業効率が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決するため、インキ特性値管理装置を開発し、インキ品質管理基準の設定、測定結果の高精度化及び測定作業の効率化を図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、試料とするインキを所定の位置に固定するインキ固定機構と、
前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキに一定の張力を加え前記試料とするインキが破断するまで引き伸ばす張力機構と、
前記試料とするインキが前記張力機構で引き伸ばされ破断するまでの前記試料とするインキの経時的変化を測定するインキ伸び量測定機構と、
前記試料とするインキが前記張力機構で引き伸ばされ破断するまでの前記張力機構の張力の変化を測定するインキの引きの強さ測定機構と、
を備えたことを特徴とするインキ特性値測定装置である。
【0006】
また、本発明は、前記インキ伸び量測定機構が、前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキが引き伸ばされる前の時点(以下、起点という)から引き伸ばされ破断した時点(以下、破断点という)までの前記試料とするインキの経時的変化をレーザ変位センサを用いて測定することを特徴とするインキ伸び量測定機構である。
【0007】
また、本発明は、前記インキ引きの強さ測定機構が、前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキの起点から破断点までの前記張力機構の張力の経時的変化をレーザ変位センサを用いて測定することを特徴とするインキ引きの強さ測定機構である。
【0008】
また、本発明は、前記レーザ変位センサが、所定の位置に固定されて設置しており、前記インキ伸び測定又は前記インキ引きの強さ測定のどちらの用途にも一台のセンサで使用できる機構としたことを特徴とするインキ特性値管理装置である。
【0009】
また、本発明は、前記インキ特性値管理装置で測定した前記インキ伸び量又は前記インキ引きの強さの経時的変化の測定値を、オンラインでコンピュータに入力する手段と、
前記入力された測定値を前記コンピュータで演算処理し、グラフ化を図る手段と、
前記グラフ化されたデータを記録又はディスプレイ上に表示する手段と、
前記データを基にインキ特性値の調整を行うことを特徴とするインキ特性値管理方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態の一例を図面を参照して説明する。
本発明による本装置は図1に示すように、インキ伸び量測定部A、インキ引きの強さ測定部B、張力機構C、駆動部D、操作部Eがあり、また測定を記録、表示するための記録表示用パーソナルコンピュータFから構成されている。
【0011】
張力機構Cには試料インキ1をセットし固定するインキホルダ2、3があり、インキを固定するためのピン4を差し込む孔が各ホルダにそれぞれ2箇所設けられている。インキホルダ2は固定されており、インキホルダ3は連結バー7によりバネ秤8と連結され、バネの張力によるインキの伸びに従ってスライドする機構となっており、上部に反射板5が取り付けられている。また、張力機構Cは連結スライドバー9により駆動部Dと連結されており、連結スライドバー9には反射板11が取り付けられている。
【0012】
インキ伸び量測定部Aにはレーザ変位センサ6が所定の位置に固定されており、インキホルダ3に取り付けられた反射板5と、レーザ変位センサ6が取り付けられている所定の位置との間の距離αを測定し、オンラインで接続されたパーソナルコンピュータ16で演算処理されたデータをインキ伸び量とする。
なお、試料インキ1と試料インキ1'は同一のインキから採取した異なるサンプルである。試料インキ1を用いてインキ伸び量測定後、引き続いてインキ引きの強さを測定する場合は、インキホルダ2及び3に新たな試料インキ1'をセットする。
【0013】
インキ引きの強さ測定部Bにはレーザ変位センサ10が所定の位置に取り付けられており、反射板11が連結スライドバー9に取り付けられている。インキ引きの強さ測定は駆動モータ14を低速回転することにより、ワイヤ13が駆動モータ14に巻き取られ、前記試料インキ1とは別個の試料インキ1'に張力が与えられ、インキが伸びるとともに連結スライドバー9がスライドする。この時点のレーザ変位センサ10が取り付けられている所定の位置と反射板11との間の距離βをインキ引きの強さとする。
【0014】
これらの測定結果はパーソナルコンピュータ16によりオンラインで処理される。インキ伸び量はレーザ変位センサ6と反射板5との間の距離αを0.1秒単位で測定し、測定したデータをリアルタイムでパーソナルコンピュータ16に付属されたディスプレイ上にグラフ化して表示する。
インキ引きの強さはレーザ変位センサ10と反射板11との間の距離βを0.1秒単位で測定し、測定されたデータ値を張力に換算し、リアルタイムでパーソナルコンピュータ16に付属されたディスプレイ上にグラフ化して表示する。なお、レーザ変位センサについては、1台のものを調節可能としてインキ伸び量測定部Aとインキ引き強さ測定部Bに併用してもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明を実施することにより以下の効果が得られる。
(1)従来、インキ伸び量は、インキが破断した時の最大値のみの測定しかできなかったが、本発明により単位時間あたりの試料インキ1の伸び量が経時的変化を伴って把握できるようになる。すなわち、インキの伸びやすさの程度を、時間と伸び量の関係としてグラフ化できるので、例えば同一のインキを2種用いて測定し、インキ特性を比較した場合、インキが破断した時の伸び量が同じであっても、そこまで伸ばすのに要した時間が異なればインキの性質も異なることをグラフで表現することにより、インキ伸び状態をより正確に把握できるようになる。また、インキ伸び量はオンラインによりパーソナルコンピュータに取り込まれるため、熟練者、未経験者に関わらず測定者による測定誤差の発生がなくなり、測定精度が向上する。
【0016】
(2) インキ引き強さについては、試料インキ1'の経時的変化を時間と応力の関係としてグラフ化できるので、インキの粘弾性的な挙動をより正確に把握できるようになり、それは高品質の印刷物を得るために非常に有効である。
また、自動的にパーソナルコンピュータに取り込まれるようになったため、熟練者、未経験者に関わらず測定者による測定誤差の発生がなくなり測定精度が向上する。
【0017】
(3)パーソナルコンピュータに取り込まれた測定結果をパーソナルコンピュータに随時蓄積出来るので、インキ特性値の把握、調整が容易となり、効率的に品質管理が行える。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】インキ特性値測定装置の概略を示す図。
【図2】従来のインキ伸び量測定装置を示す図。
【図3】従来のインキ引き強さ測定装置を示す図。
【符号の説明】
1 試料インキ
1' 試料インキ
2 インキホルダ
3 インキホルダ
4 固定ピン
5 反射板
6 レーザ変位センサ
7 連結バー
8 バネ秤
9 連結スライドバー
10 レーザ変位センサ
11 反射板
12 ワイヤ巻取り金具
13 ワイヤ
14 駆動モータ
15 操作盤
16 パーソナルコンピュータ
17 スケール
Claims (5)
- 試料とするインキを所定の位置に固定するインキ固定機構と、
前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキに一定の張力を加え前記試料とするインキが破断するまで引き伸ばす張力機構と、
前記試料とするインキが前記張力機構で引き伸ばされ破断するまでの前記試料とするインキの経時的変化を測定するインキ伸び量測定機構と、
前記試料とするインキが前記張力機構で引き伸ばされ破断するまでの前記張力機構の張力の変化を測定するインキの引きの強さ測定機構と、
を備えたことを特徴とするインキ特性値測定装置。 - 前記インキ伸び量測定機構が、前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキが引き伸ばされる前の時点から引き伸ばされ破断した時点までの前記試料とするインキの経時的変化をレーザ変位センサを用いて測定することを特徴とする請求項1記載のインキ伸び量測定機構。
- 前記インキ引きの強さ測定機構が、前記インキ固定機構に固定された前記試料とするインキが引き伸ばされる前の時点から引き伸ばされ破断した時点までの前記張力機構の張力の経時的変化をレーザ変位センサを用いて測定することを特徴とする請求項1記載のインキ引きの強さ測定機構。
- 前記レーザ変位センサが、所定の位置に固定されて設置しており、前記請求項2記載のインキ伸び測定又は前記請求項3記載のインキ引きの強さ測定のどちらの用途にも一台のセンサで使用できる機構としたことを特徴とする請求項1記載のインキ特性値管理装置。
- 前記請求項1記載のインキ特性値管理装置で測定した前記インキ伸び量又は前記インキ引きの強さの経時的変化の測定値を、オンラインでコンピュータに入力する手段と、
前記入力された測定値を前記コンピュータで演算処理し、グラフ化を図る手段と、
前記グラフ化されたデータを記録又はディスプレイ上に表示する手段と、
前記データを基にインキ特性値の調整を行うことを特徴とするインキ特性値管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340181A JP3766907B2 (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | インキ特性値測定装置及びインキ特性値管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340181A JP3766907B2 (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | インキ特性値測定装置及びインキ特性値管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139766A JP2003139766A (ja) | 2003-05-14 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001340181A Expired - Fee Related JP3766907B2 (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | インキ特性値測定装置及びインキ特性値管理方法 |
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JP2003139766A (ja) | 2003-05-14 |
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