JP3766311B2 - Catv用増幅器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CATVシステムにおける分岐端子切替システムに関するものである。具体的には信号を複数の線路に分岐したり、分配したりすることが可能な分岐増幅器や分配増幅器といった増幅器の分岐端子切替システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CATV用増幅器の一例として幹線分岐増幅器や分配増幅器がある。この種の増幅器は図2に示すように、幹線入力端子(TA IN)A、増幅回路B、幹線出力端子(TA OUT)C、分岐器D、2以上の分岐出力端Eを備え、幹線から前記幹線入力端子Aに入力された下り信号を増幅回路Bで所定レベルに増幅し、増幅された下り信号を幹線出力端子Cから幹線に出力すると共に、増幅された下り信号の一部を分岐器Dで分岐し、分岐された下り信号を増幅回路Fで増幅してから分岐出力端Eの数に応じて分配して夫々の分岐出力端Eから出力するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のCATV用増幅器には次のような課題があった。
(1)この種のCATV用増幅器には夫々の仕様に応じて所定数の分岐出力端が設けられている(前記図2に示すものには4分岐出力端)が、場合によってはこれら分岐出力端の全てが使用されるとは限らず、一部は使用されずに盲栓によって閉じられている。しかし、分岐器Dによって分岐された下り信号は使用分岐出力端の数ではなく、未使用分岐出力端も含めた全分岐出力端の数に分配されるので、使用分岐出力端の出力が低下し、しかも、未使用分岐出力端に分配された場合には不要な分配ロスとなる。通常、2分配する度に約4dBの分配ロスが発生する。従って、図2に示す従来のCATV用増幅器は、分岐器Dで分岐された下り信号を図中の分配器Xで2分配し、さらに分配器Y及び分配器Zで夫々2分配するので、各分岐出力端の出力は使用分岐出力端数に拘らず常に8dBの分配ロスとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、実際に使用されている分岐出力端にのみ信号を分岐又は分配することによって、未使用分岐出力端に分岐又は分配することによるロスを無くし、使用分岐出力端から出力される信号の高出力化を図ることが可能なCATVにおける分岐端子切替システムを提供することにある。
【0005】
本件出願のCATVシステムにおける分岐端子切替システムは、CATV伝送網の分岐路を第一のリレーによって二分岐して一方を第一分岐路、他方を第二分岐路とし、第一分岐路をさらに二分配して個々の分岐出力端に接続し、第二分岐路をさらに二分配して一方を第三分岐路、他方を第四分岐路とし、第三分岐路を前記第一分岐路に接続し、第四分岐路を第二のリレーによってさらに二分岐して一方を第五分岐路、他方を第六分岐路とし、第五分岐路を前記分岐出力端とは別の分岐出力端に接続し、第六分岐路をさらに二分配して一方を第七分岐路、他方を第八岐路とし、第七分岐路を前記分岐出力端とは別の分岐出力端に接続し、第八分岐路を前記第五分岐路に接続し、前記第一のリレー及び第二のリレーをセンターからステータスモニタを通して切替可能としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、本発明のCATVシステムにおける分岐端子切替システムの実施形態の一例を説明する。この分岐端子切替システムはCATV網の幹線に図1に示す幹線分岐増幅器を接続することによって実現される。
【0007】
図1に示す幹線分岐増幅器は、下り信号が入力される幹線入力端子20(TA IN)、入力された下り信号を所定レベルに増幅する増幅回路22、24、増幅回路22、24によって増幅された下り信号が出力される幹線出力端子30(TA OUT)、増幅回路22、24に増幅された下り信号の一部を分岐する分岐器26、分岐器26によって分岐され、分岐路32に出力された下り信号を増幅する増幅回路28、増幅回路28によって増幅された信号が分岐される第一〜第八の分岐路2、3、5、6、8、9、10、11、4つの分岐出力端4を備えている。
【0008】
具体的には、増幅回路28の出力側には第一のリレー1(以下「第一リレー1」)が配置され、分岐路32はそのリレー1によって第一分岐路2と第二分岐路3に二分岐されている。第一分岐路2の途中には増幅回路34が挿入され、その先で二分配されて個々の分岐出力端41、42に接続されている。第二分岐路3はさらに二分配されて一方が第三分岐路5、他方が第四分岐路6とされている。第四分岐路6の途中には増幅回路36が挿入され、その先に第二のリレー7(以下「第二リレー7」)が配置され、そのリレー7によって二分岐されて、さらに第五分岐路8と第六分岐路9に分岐され、第5分岐路8は前記分岐出力端41、42とは別の分岐出力端43に接続されている。第六分岐路9はさらに二分配されて一方が第七分岐路10、他方が第八分岐路11とされ、第七分岐路10は前記分岐出力端41、42、43とは別の分岐出力端44に接続され、第八分岐路11は前記第五分岐路8に接続されている。
【0009】
前記第一リレー1及び第二リレー7は図1に示すステータスモニタユニット12によって切替制御されており、センターからの指令に基づいてステータスモニタユニット12が第一リレー1を第一分岐路1側に切替えると、前記分岐器26によって分岐され、増幅回路28によって増幅された下り信号は増幅回路34に入力され、同増幅回路34によって再度増幅されてから二分配されて個々の分岐出力端41又は42から出力される。この際、他の分岐出力端43、44への出力はない。換言すれば、増幅回路28から出力された下り信号が分岐出力端43、44へ出力するために分岐又は分配されることはない。
【0010】
また、ステータスモニタユニット12が第一リレー1を第二分岐路3側に切替え、第二リレー7を第五分配路8側に切替えると、前記分岐器26によって分岐され、増幅回路28によって増幅された下り信号の一部は第二分岐路3に送り込まれ、その先で二分配されて、一方は第三分岐路5を経由して前記第一分岐路2に送り込まれて分岐出力端41又は42から出力される。他方は増幅回路36に入力されて増幅された後に、第二リレー7によって第五分岐路8に送り込まれて分岐出力端43から出力される。この際、分岐出力端44への出力はない。換言すれば、増幅回路28から出力された下り信号が分岐出力端44へ出力するために分岐又は分配されることはない。
【0011】
さらに、ステータスモニタユニット12が第一リレー1を第二分岐路3側に切替え、第二リレー7を第六分岐路9側に切替えると、前記分岐器26によって分岐され、増幅回路28によって増幅された下り信号の一部は第二分岐路3に送り込まれ、その先に二分配され、一方は一方は第三分岐路5を経由して前記第一分岐路2に送り込まれて分岐出力端41又は42から出力される。他方は増幅回路36に入力されて増幅された後に、第二リレー7によって第六分岐路9に送り込まれ、その先で二分配されて、一方は第八分岐路11を経由して第五分岐路に送り込まれて分岐出力端43から出力され、他方は第七分岐路10に送り込まれて分岐出力端44から出力される。
【0012】
以上によって、使用分岐出力端数が2つの場合にはセンターからステータスモニタユニット12へ指令を送って第一リレー1を第一分岐路2側に切替えれば分岐出力端41及び42から分岐出力が得られると共に、不必要な分岐又は分配が回避される。具体的には、分岐出力端41及び42から出力される下り信号は1回しか分配されていないため、図2に示す従来のCATV用増幅器に比べて分配数が1回少なく、その分だけ分配ロスが減り、高出力となる。また、ステータスモニタユニット12によって不必要な増幅回路36の電源をOFFにすることによって消費電力の低減を図ることもできる。
【0013】
また、使用分岐出力端数が3つの場合には、センターから前記ステータスモニタユニット12へ指令を送って第一リレー1を第二分岐路3側へ、第二リレー7を第五分岐路8側に切替えれば分岐出力端41、42、43の夫々から分岐出力が得られると共に、不必要な分岐又は分配が回避される。
【0014】
さらに、使用分岐出力端数が4つの場合には、センターから前記ステータスモニタユニット12へ指令を送って第一リレー1を第二分岐路3側へ、第二リレー7を第六分岐路9側へ切替えれば分岐出力端41、42、43、44の全てから分岐出力が得られる。
【0015】
本実施形態では、CATV網の幹線に図1に示す幹線増幅器を接続することによって、本発明の分岐端子切替システムを実現したが、本発明を実現するためのCATV機器は図1に示す幹線増幅器に限定されず、同様の機能を備えたCATV機器であれば如何なる機器であってもよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明の分岐端子切替システムによれば、従来システムが未使用分岐出力端を含め全ての分岐出力端に出力していたのに対し、使用分岐出力端にのみ分岐出力を出力することによって、分岐数又は分配数を最低数に抑え、分岐又は分配ロスの可及的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATVシステムにおける分岐端子切替システムを実現するための増幅器の一例を示すブロック図。
【図2】従来の幹線分岐増幅器の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 第一リレー
2 第一分岐路
3 第二分岐路
4 分岐出力端
5 第三分岐路
6 第四分岐路
7 第二リレー
8 第五分岐路
9 第六分岐路
10 第七分岐路
11 第八分岐路
Claims (1)
- CATV伝送網の分岐路を第一のリレー(1)によって二分岐して一方を第一分岐路(2)、他方を第二分岐路(3)とし、第一分岐路(2)をさらに二分配して個々の分岐出力端(4)に接続し、第二分岐路(3)をさらに二分配して一方を第三分岐路(5)、他方を第四分岐路(6)とし、第三分岐路(5)を前記第一分岐路(2)に接続し、第四分岐路(6)を第二のリレー(7)によってさらに二分岐して一方を第五分岐路(8)、他方を第六分岐路(9)とし、第五分岐路(8)を前記分岐出力端(4)とは別の分岐出力端(4)に接続し、第六分岐路(9)をさらに二分配して一方を第七分岐路(10)、他方を第八岐路(11)とし、第七分岐路(10)を前記分岐出力端(4)とは別の分岐出力端(4)に接続し、第八分岐路(11)を前記第五分岐路(8)に接続し、前記第一のリレー(1)及び第二のリレー(7)をセンターからステータスモニタ(12)を通して切替可能としたことを特徴とするCATVシステムにおける分岐端子切替システム。
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2001
- 2001-10-24 JP JP2001326632A patent/JP3766311B2/ja not_active Expired - Fee Related
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