JP3765025B2 - Automatic irrigation equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植木鉢内に自動的に灌水を行う自動灌水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の自動灌水装置として、従来、植木鉢を収容する収容槽内に、その底部から水を給水して植木鉢に灌水させる自動灌水装置が、実開平5−15751号公報等により提案されている。
【0003】
この自動灌水装置は、植木鉢を収容する収容槽の底部に、容器を伏せた形状の貯水室が形成され、その貯水室に空気を送るためのエアーポンプが設けられ、エアーポンプによりその貯水室内に空気を送ることにより、貯水室内の水を押し出して上方の収容槽内に給水し、収容槽内の植木鉢に、その底部から灌水するように動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の自動灌水装置では、収容槽が鉢形に形成され、その鉢形の収容槽内に殆ど隙間なく1個の植木鉢が収容される場合が通常であるが、収容槽内に複数個の植木鉢が寄せ植えのようにして収容される場合もある。このような寄せ植え形態で複数個の植木鉢が収容槽内に収容された場合、収容槽内の植木鉢と周壁との間に隙間、つまり水が進入する空間が比較的多く形成されるため、エアーポンプによる通常の給水運転では、収容槽内の水位が所定のレベル(植木鉢に充分灌水可能な水位)まで上らない場合があった。特に、自動灌水装置の運転時の植物の吸水や蒸発等により、貯水室内の水が減少してきた場合、このような給水レベルの低下が顕著に生じていた。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ケース内に複数の植木鉢が寄せ植え形態で収容された場合でも、ケース内に適正な水位を形成して植木鉢に良好な自動給水を行うことができる自動灌水装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の自動灌水装置は、植木鉢を収容するケースと、ケース内におけるケースの周壁と植木鉢との間に配設され上部を密閉し底部に開口を設けた横置形の水タンクと、を備え、水タンク内にエアーポンプにより空気を供給して水タンクの底部開口から水をケース内に押し出して、ケース内の植木鉢に灌水を行う自動灌水装置であって、ケース内における植木鉢と該水タンクとの間にタンク状スペーサが植木鉢の周囲の空間を埋めるように配設され、タンク状スペーサの底板に排水孔が形成されると共に、タンク状スペーサ内に水が入れられ、ケース内に、タンク状スペーサの浮き上りを防止するための浮き上り防止片が設けられたことを特徴とする。
【0007】
【作用・効果】
このような構成の自動灌水装置では、エアーポンプによってケース内の水タンクに空気を送ることにより、水タンク内の水を押し下げてケース内に給水し、ケース内の植木鉢に、その底部から灌水する。ケース内に複数の植木鉢が寄せ植え形態で収容され、ケース内に多くの空間が予想される場合であっても、その間にタンク状スペーサが植木鉢の周囲の空間を埋めるように配設されるため、ケース内の空間は最小となる。したがって、灌水時に、収容部内の水位が、植木鉢に充分灌水可能な水位まで上昇し、植木鉢に良好な自動給水を行うことができる。
【0009】
さらに、タンク状スペーサ内に水が入れられ、その底板に排水孔が設けられるから、ケース内の水位が低下したときにケース内の水の減少に応じて、タンク状スペーサ内から水をケース内に自動的に補給することができ、人が行なう必要のあるケース内への水の補給間隔(期間)を長く伸ばすことができる。
【0010】
また、ケース内に、タンク状スペーサの浮き上りを防止するための浮き上り防止片を設けているため、タンク状スペーサ内の水が減少した状態でも、灌水時のタンク状スペーサの浮き上りを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は自動灌水装置の斜視図を、図2はその平面図を、図3、4はその断面図を示している。鉢形ケース1は上面を開放し底部を閉鎖した鉢状に形成され、ケースの上部には、例えば3個の植木鉢5a〜5cを上から挿入し寄せ植え形態で収容可能な収容部を設けて形成される。
【0013】
さらに、鉢形ケース1内下部には載台2が上から挿入可能に収容される。載台2は、碗を伏せた形状で且つ平坦な上面を有する逆碗形に形成され、鉢形ケース1の内側底部に僅かな隙間を介して配置される大きさに形成される。なお、鉢形ケース1、載台2は合成樹脂により成形することができ、鉢形ケース1の外周面には、各種の模様や色彩を施すことができるが、無地で、無模様、無彩色としてもよく、鉢形ケース1の外側に外観の美しい化粧鉢がくるように、鉢形ケース1を化粧鉢内に入れて使用することもできる。
【0014】
載台2は鉢形ケース1内に単に挿入されるだけであっても、上から植木鉢に押えられるため、それによって浮き上がりが阻止されるが、浮力による浮き上がりを確実に防止するために、鉢形ケース1の内側に係合凸部1cを設け、その係合凸部1cで載台2の浮上を押える構造とする。この載台2と鉢形ケース1の内底面1a及びその周壁部とで、上部密閉型の貯水室3が形成されることになる。
【0015】
載台2の下端部には、複数個の凹部2aが形成され、この凹部2aは、鉢形ケース1の底部側壁内面と載台2の周面との間に形成された水通路4に連通する。したがって、鉢形ケース1内にその載台付近まで水を入れた場合、水は載台2内及びその周囲の水通路4に進入する。そして、載台2内に空気を圧送・供給した場合、載台2内から押出された水は凹部2aから水通路4を通り、植木鉢5a〜5cと鉢形ケース1の間に進入する。
【0016】
鉢形ケース1内に収容される3個の植木鉢は、大形の植木鉢5aと小形の植木鉢5b,5cであるが、図2(平面図)に示すように、各植木鉢5a〜5cが略三角形の頂点位置に配置される。このため、鉢形ケース1内の収容部内には多くの隙間(空間)ができ、この空間は灌水時の水位を低下させる原因となる。そこで、図に示すように、鉢形ケース1の周壁と3個の植木鉢5a〜5cとの間に生じた空間に、ここでは3個のタンク状スペーサ10〜12が配置される。タンク状スペーサ10〜12は合成樹脂等によりタンク状に形成され、上部に蓋付きの給水口10a〜12aが設けられ、内部に水が充填され、その重みで灌水時にも浮上しない構造である。
【0017】
タンク状スペーサ10は2個の植木鉢5a、5bとケースの周壁の間の空間を埋めるような形状に形成され、タンク状スペーサ11は2個の植木鉢5a、5cとケースの周壁の間の空間を埋めるような形状に形成され、さらに、タンク状スペーサ12は2個の植木鉢5a、5b、5cと周壁の間の空間を埋めるような形状に形成される。
【0018】
換言すれば、このような形状のタンク状スペーサ10〜12を鉢形ケース1の収容部内に配置した場合、それらの間に、3個の植木鉢を収容可能な空間が形成され、その空間に植木鉢5a、5b、5cが収容されることになる。
【0019】
これらのタンク状スペーサ10〜12は鉢形ケース1内に着脱可能に上から挿入され、ケース内の分解掃除などが容易である。なお、タンク状スペーサ12とケース周壁との間には、後述のエアーポンプ等を内蔵した制御ユニット7を収容するための空間が設けられる。
【0020】
その空間に着脱可能に収容される制御ユニット7は、薄型の防水形ケーシングを有し、その防水形ケーシング内は、モータ等により駆動されるエアーポンプ、エアーポンプの吐出口に接続される電磁弁、タイマー及び水位センサ14の動作に応じてエアーポンプと電磁弁を駆動制御するコントローラ、及び電源となる電池等が内蔵される。
【0021】
電磁弁を介してエアーポンプの吐出口に接続されたエアーチューブ6は、図4に示すように、制御ユニット7のケーシング底部から下方に引き出され、その開口した先端部は、載台2上部に設けた継手部に連通・接続される。
【0022】
水位センサ14が、灌水時の上限水位レベルを検出するために、鉢形ケース1内の上部付近に配置される。15は水位検出用の他方の電極である。水位センサ14は、制御ユニット7内のコントローラに接続され、水位検出信号を送る。
【0023】
上記のような灌水装置の鉢形ケース1の上には、制御ユニット7等を隠すために、図示しないカバーが被せられる。
【0024】
次に、自動灌水装置の運転時の動作を説明すると、植木鉢5a,5b,5cは各々、スペーサ10、11、12により形成された鉢形ケース1内の所定空間内に、上から挿入され、ケース1内の載台2上に載置される。そして、鉢形ケース1内に水を、載台2の上端付近まで入れる。
【0025】
この状態で、制御ユニット7のコントローラをオンして自動灌水運転を開始する。タイマーにて予め設定された時間が経過すると、制御ユニット7内のエアーポンプが駆動され、空気がその吐出口から電磁弁、エアーチューブ6を通して載台2内に送られる。碗を伏せた形状の載台2に空気が圧送・充填されていくと、その内部の空気室が増大し、その内部の水位を押し下げ、これにより、載台2内の水を載台外に押出し、周囲の水通路4を通して上方の収容部へ水を押し上げていく。
【0026】
すると、押し上げられた水は、鉢形ケース1内の植木鉢5a,5b,5c及びタンク状スペーサ10、11、12の間を上昇し、鉢形ケース1内の水位が水位センサ14付近に達したとき、水位センサ14からの信号の入力により、或はタイマーによる限時動作により、コントローラはエアーポンプを停止させる。
【0027】
このとき、植木鉢5a,5b,5cはその下部が水中に浸漬された状態となり、植木鉢5a,5b,5c内にはその底部の孔から灌水が行われる。またこのとき、エアーチューブ6に設けた電磁弁が閉動作してエアーチューブ6を閉鎖すると、載台2内の空気は閉鎖されるため、暫くはその灌水状態が保持される。
【0028】
その後、タイマーの限時動作により電磁弁が開動作すると、載台2内の空気は、エアーチューブ6、電磁弁、エアーポンプを通して外に排気される。その載台2内の空気の減少により、載台2内の水位が上昇し、鉢形ケース1内の植木鉢5a,5b,5cとタンク状スペーサ10、11、12の間にある水の水位が徐々に低下し、載台2内の水位と外の水位が略同じになるまで(載台2の上端付近になるまで)、その水位は低下する。このとき、植木鉢5a,5b,5cが完全に水から離れ、灌水は終了する。このような動作がタイマーの限時動作によって、所定時間毎に繰り返され、植木鉢の灌水が定期的に行われる。
【0029】
植木鉢への定期的な給水による植物の吸水や蒸発により、載台2内(貯水室3内)の水が徐々に少なくなってくるが、ケース1内の植木鉢5a,5b,5cの間にスペーサ10、11、12が配置されているため、植木鉢の灌水に必要な水量(所定の灌水レベルまで水位を上げえる水量)は貯水室内の水量よりかなり少なく、ある程度長い期間、鉢形ケース1内への水の補給をせずに自動灌水を行うことができる。
【0030】
また、タンク状スペーサ10、11、12には、蓋付きの給水口10a〜12aがあり、そこから水を入れて使用するため、運搬時などにはスペーサ内から水を抜き、軽く運搬が容易な状態にすることができる。
【0031】
図5は他の実施例を示し、この例では、上記のタンク状スペーサ10、11が水補給用タンクとして使用される。即ち、タンク状スペーサ10、11の底部に小孔が穿設され、その孔に短い排水チューブ10b,11bが接続される。排水チューブ10b,11bの開口した先端は、載台2とケース1との間の水通路4付近に配置される。
【0032】
このような構造のタンク状スペーサ10、11は、上記実施例と同様に、その内部に水が充填され、鉢形ケース1内に載置されて使用されるが、そのスペーサの底部に細い排水チューブ10b,11bが取付けられているため、その排水チューブ10b,11bの先端がケース1内の水中に位置する場合は、タンク状スペーサ10、11から水は排出されない。しかし、排水チューブ10b,11bの開口先端が大気中に出た場合には、タンク状スペーサ10、11内から水が徐々にケース1内に出されることになる。
【0033】
したがって、載台2内の水が少なくなり、その水位(非灌水時)が低下して排水チューブ10b,11bの開口先端が大気中に出た場合、タンク状スペーサ10、11内から水が徐々にケース1内に出され、減少した量だけ、タンク状スペーサ10、11内の水がケース1内に出され、水が補給されることとなる。
【0034】
なお、図5に示すように、タンク状スペーサ10、11の上側には、浮き上り防止片17がケース1内側から突出するように設けられている。この浮き上り防止片17があることにより、タンク状スペーサ10、11の水が減少した時、灌水時にケース1内の水位が上がった際、タンク状スペーサ10、11の浮き上りが防止される。
【0035】
このように、タンク状スペーサ10、11の底部に排水チューブ10b,11bを取付けて、ケース1内の水の減少に伴ない、タンク状スペーサ10、11内の水をケース1内に排水するようにすれば、ケース1内の水の減少に応じてある程度の水を自動的に補給することができるため、人が行う必要のある鉢形ケース1内への水の補給間隔(期間)を長く伸ばすことができる。
【0036】
なお、排水チューブ10b,11bを設けずに、タンク状スペーサ10、11の底部に排水孔を設けるだけでも、実施可能である。この場合には、非灌水時の水位が載台2より少し上に上がるが、植木鉢の底部を上げるなどすればよい。
【0037】
図6、図7はさらに別の実施例を示し、この例では、ケース21内に横置形の水タンク22が配置される。この水タンク22は、上部を密閉構造とし、底部に開口22aを有して形成されると共に、一部を縦に欠いた略筒状に形成される。水タンク22の中央部には植木鉢を収容するための空間が形成され、その空間内に3個の植木鉢25a,25b,25cが寄せ植え状に配置される。
【0038】
そして、水タンク22と植木鉢25a,25b,25cとの間に、タンク状スペーサ30、31、32が植木鉢の周囲の空間を埋めるように配設される。タンク状スペーサ30〜32は、上記と同様、合成樹脂等によりタンク状に形成され、上部に蓋付きの給水口30a〜32aが設けられ、内部に水が充填され、その重みで灌水時にも浮上しない構造である。水タンク22内の上端部には、水位センサ28aが配設され、底部に水位センサ28bが配置される。なお、水タンク22はケース1の上部内側の突設した係合凸部29により押えられ、浮き上がりを防止する。
【0039】
水タンク22の円周上の一部を欠くことにより形成された空間に、制御ユニット26とエアーチューブ27が配置される。エアーチューブ27の開口先端は水タンク22内に挿入され、その上端部に位置する。制御ユニット26は、給気用エアーポンプ、排気用エアーポンプ、電磁弁、タイマー等を有し、タイマー、水位センサ28a,28bの動作に応じてエアーポンプ、電磁弁を制御駆動し、非灌水時には、水タンク22内の空気を吸引してその底部開口からケース1内の水を水タンク22内に引き上げ、灌水時には水タンク22内に空気を供給して水をケース1内に押出して灌水を行う。
【0040】
次に、この自動灌水装置の運転時の動作を説明すると、先ず、ケース21内には半分程度の水位まで水が入れられる。この状態で、制御ユニット26のコントローラをオンして自動灌水運転を開始すると、先ず、制御ユニット26内の排気用エアーポンプが駆動され、エアーチューブ27を通して空気が水タンク22内から排気される。すると、ケース21内の水が水タンク22にその底部開口から吸引され、水タンク22内の水位が上昇すると共に、ケース21内の水位が低下していく。そして、ケース内の植木鉢25a〜25cの略全体が空気中に出て非灌水状態となったとき、水位センサ28a等の動作によりエアーポンプが停止し、非灌水状態が保持される。
【0041】
その後、所定時間が経過すると、タイマーの限時動作により給気エアーポンプが作動し、エアーチューブ27を通して空気を水タンク22内に供給していく。すると、水タンク22内の水が底部開口からケース21内に押し出され、ケース21内部の水位が押し上げられていく。そして、水タンク22内の水位が下部の水位センサ28bまで低下したとき、給気エアーポンプの作動が停止し、その状態が保持され、ケース21内では、水が植木鉢25a〜25cの約半分程度に上昇し、灌水状態となる。そして、その状態が所定時間経過すると、タイマーの動作により排気用エアーポンプが再び作動し、エアーチューブ27を通して水タンク22内の空気が排気され、それに応じてケース21内の水が水タンク22内に引き戻されて低下し、非灌水状態に戻る。
【0042】
上記と同様に、植木鉢への定期的な給水による植物の吸水や蒸発により、水タンク22(ケース21内)の水が徐々に少なくなってくるが、ケース21内の植木鉢25a〜25cの間にスペーサ30、31、32が配置されているため、植木鉢の灌水に必要な水量(所定の灌水レベルまで水位を上げえる水量)は水タンク内の水量よりかなり少なく、ある程度長い期間、ケース21内への水の補給をせずに自動灌水を行うことができる。また、上記と同様に、タンク状スペーサ30、31、32には、蓋付きの給水口30a〜32aがあり、そこから水を入れて使用するため、運搬時などにはスペーサ内から水を抜き、軽く運搬が容易な状態にすることができる。
【0043】
なお、上記実施例で使用した水位センサ28b(灌水状態を検出するセンサ)は、水タンク22内の底部に配置したが、図8に示すように、水タンク22の外側でケース21内の上部に配置し、灌水動作により上昇した水位を検出するようにしてもよい。
【0044】
図8は上記実施例に付随した他の例を示し、この例では、上記のタンク状スペーサが水補給用タンクとして使用される。即ち、この実施例のタンク状スペーサ40、41では、その底板が水タンク22の底部開口22aより少し上に位置するように形成され、その底板に排水孔40a,41aが穿設される。そして、タンク状スペーサ40、41で囲む空間内に配置される植木鉢25aの底板(底孔)の水平レベルは、開口22a及び排水孔40a,41aの位置より高くなるように設定される。
【0045】
このような構造のタンク状スペーサ40、41は、上記実施例と同様に、その内部に水が充填され、鉢形ケース21内に載置されて使用されるが、そのタンク状スペーサの底板に排水孔40a,41aが設けられているため、その排水孔40a,41aがケース21内の水中に位置する場合は、タンク状スペーサ40、41から水は排出されない。しかし、排水孔40a,41aが大気中に出た場合には、タンク状スペーサ40、41内から水が徐々にケース21内に出されることになる。
【0046】
したがって、ケース21内の水が少なくなり、その水位(非灌水時)がタンク状スペーサ40、41の底板より低下して排水孔40a,41aが大気中に出た場合、タンク状スペーサ40、41内から水が徐々にケース21内に出され、減少した量だけ、タンク状スペーサ40、41内の水がケース21内に出され、水が補給されることとなる。
【0047】
図8に示すように、タンク状スペーサ40、41の上側には、ケース21の内側から突出するように、浮き上り防止片42が設けられる。このため、タンク状スペーサ40、41内の水が減少した状態で、灌水時にケース21内の水位が上昇した場合でも、タンク状スペーサ40、41の浮き上りは防止される。この浮き上り防止片42は、ねじ止め、嵌合等により取り外し可能に設けておけば、水タンクやタンク状スペーサ40、41をケース1内にセットする際、邪魔になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動灌水装置の斜視図である。
【図2】同灌水装置の平面図である。
【図3】図2の III− III断面図である。
【図4】図2の IV − IV 断面図である。
【図5】他の実施例の断面図である。
【図6】別の実施例の自動灌水装置の平面図である。
【図7】図6の VII− VII断面図である。
【図8】他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1−鉢形ケース
2−載台
3−貯水室
5a,5b,5c−植木鉢
7−制御ユニット
10、11、12−タンク状スペーサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic irrigation apparatus that automatically irrigates a flower pot.
[0002]
[Prior art]
As an automatic irrigation apparatus of this type, an automatic irrigation apparatus for supplying water from the bottom of a storage tank for storing a flower pot and irrigating the flower pot has been proposed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-15751.
[0003]
In this automatic irrigation device, a water storage chamber having a shape of a container is formed at the bottom of a storage tank for storing a flower pot, and an air pump for sending air to the water storage chamber is provided. By sending air, the water in the water storage chamber is pushed out and supplied into the upper storage tank, and the flower pot in the storage tank operates to irrigate from the bottom.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in this kind of automatic irrigation apparatus, a storage tank is usually formed in a pot shape, and a single flower pot is normally stored in the pot-shaped storage tank with almost no gap. In some cases, flower pots are housed like a group plant. When a plurality of flower pots are accommodated in the storage tank in such a group planting form, a relatively large amount of space, that is, a space into which water enters, is formed between the flower pot and the peripheral wall in the storage tank. In a normal water supply operation with a pump, the water level in the storage tank may not rise to a predetermined level (water level that can sufficiently irrigate the flower pot). In particular, when the water in the water storage chamber has decreased due to water absorption or evaporation of plants during operation of the automatic irrigation apparatus, such a decrease in the water supply level has occurred remarkably.
[0005]
The present invention has been made in view of the above points, and even when a plurality of flower pots are accommodated in the case in a group planting form, an appropriate water level is formed in the case to perform good automatic water supply to the flower pot. It is an object of the present invention to provide an automatic irrigation apparatus that can be used.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an automatic irrigation apparatus of the present invention is a horizontal type in which a flower pot is accommodated, a horizontal wall that is disposed between a peripheral wall of the case and the flower pot in the case, and the upper part is sealed and an opening is provided at the bottom part. An automatic water irrigation device that supplies air into the water tank by an air pump and pushes water into the case from the bottom opening of the water tank to irrigate the flower pot in the case. A tank-like spacer is arranged between the flower pot and the water tank in the inside so as to fill the space around the flower pot, a drain hole is formed in the bottom plate of the tank-like spacer, and water enters the tank-like spacer. In the case, a lifting prevention piece for preventing the tank-like spacer from floating is provided .
[0007]
[Action / Effect]
Automatic watering apparatus having such a configuration, by sending the air to the water tank in the case by the air pump, by lowering press water in the water tank supplying water into the case, a flowerpot of the case, watered from the bottom To do. Even if a lot of flower pots are housed in the case in a case and a lot of space is expected in the case, the tank spacer is placed so as to fill the space around the flower pot between them. The space in the case is minimal. Therefore, at the time of irrigation, the water level in the accommodating portion rises to a level at which water can be sufficiently irrigated in the flower pot, and good automatic water supply to the flower pot can be performed.
[0009]
Furthermore, since water is put into the tank-shaped spacer and a drainage hole is provided in the bottom plate, when the water level in the case decreases, water is supplied from the tank-shaped spacer to the case according to the decrease in the water in the case. It is possible to automatically replenish water, and it is possible to extend the water replenishment interval (period) into the case that a person needs to perform.
[0010]
In addition, the case is provided with an anti-lifting piece to prevent the tank-like spacer from rising, so that even when water in the tank-like spacer is reduced, the tank-like spacer is prevented from rising during irrigation. can do.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
1 is a perspective view of the automatic irrigation apparatus, FIG. 2 is a plan view thereof, and FIGS. 3 and 4 are sectional views thereof. The pot-
[0013]
Further, a
[0014]
Even if the
[0015]
A plurality of
[0016]
The three flower pots accommodated in the pot-
[0017]
The tank-
[0018]
In other words, when the tank-shaped
[0019]
These tank-
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 4, the
[0022]
A
[0023]
A cover (not shown) is placed on the bowl-shaped
[0024]
Next, the operation at the time of operation of the automatic irrigation device will be described. The
[0025]
In this state, the controller of the
[0026]
Then, the pushed-up water rises between the
[0027]
At this time, the lower portions of the
[0028]
Thereafter, when the electromagnetic valve is opened by the time limit operation of the timer, the air in the mounting table 2 is exhausted outside through the
[0029]
The water in the mounting table 2 (in the water storage chamber 3) gradually decreases due to water absorption and evaporation of the plant by regular water supply to the flower pot, but the spacer between the
[0030]
In addition, the
[0031]
FIG. 5 shows another embodiment. In this example, the tank-
[0032]
The tank-shaped
[0033]
Therefore, when the water in the mounting table 2 is reduced and the water level (during non-irrigation) decreases and the opening tips of the
[0034]
As shown in FIG. 5, a floating
[0035]
In this way, the
[0036]
It should be noted that the present invention can be implemented only by providing a drainage hole at the bottom of the tank-
[0037]
FIGS. 6 and 7 show still another embodiment. In this example, a
[0038]
And, between the
[0039]
A
[0040]
Next, the operation at the time of operation of the automatic irrigation apparatus will be described. First, water is poured into the
[0041]
Thereafter, when a predetermined time elapses, the air supply air pump is actuated by the time limit operation of the timer, and air is supplied into the
[0042]
Similarly to the above, water in the water tank 22 (in the case 21) gradually decreases due to water absorption and evaporation of the plant by regular water supply to the flower pot, but between the
[0043]
The
[0044]
FIG. 8 shows another example attached to the above-described embodiment. In this example, the tank-like spacer is used as a water supply tank. That is, in the tank-
[0045]
The tank-
[0046]
Therefore, when the water in the
[0047]
As shown in FIG. 8, a floating
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an automatic irrigation apparatus showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the irrigation apparatus.
3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of another embodiment.
FIG. 6 is a plan view of an automatic irrigation apparatus according to another embodiment.
7 is a cross-sectional view taken along the line VII-VII in FIG.
FIG. 8 is a cross-sectional view of another embodiment.
[Explanation of symbols]
1-bowl-shaped case 2-mount 3-
Claims (1)
該ケース内における植木鉢と該水タンクとの間にタンク状スペーサが該植木鉢の周囲の空間を埋めるように配設され、該タンク状スペーサの底板に排水孔が形成されると共に、該タンク状スペーサ内に水が入れられ、該ケース内に、該タンク状スペーサの浮き上りを防止するための浮き上り防止片が設けられたことを特徴とする自動灌水装置。A case accommodating a flower pot, and a horizontal water tank disposed between the peripheral wall of the case and the flower pot in the case and hermetically sealed at the top and having an opening at the bottom. An automatic irrigation device that supplies air by an air pump and pushes water from the bottom opening of the water tank into the case to irrigate the flower pot in the case,
A tank-like spacer is disposed between the flower pot and the water tank in the case so as to fill a space around the flower pot , a drain hole is formed in a bottom plate of the tank-like spacer , and the tank-like spacer An automatic irrigation apparatus characterized in that water is placed inside and an anti-lifting piece for preventing the tank-like spacer from rising is provided in the case.
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