JP3763529B2 - 制御パケット受信端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、迅速処理で、制御パケットを端末間で伝送する制御パケット伝送システムにおける制御パケット受信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の制御パケット伝送システム500を示すブロック図である。
【0003】
図8に示すように、従来の制御パケット伝送システム500において、制御のための情報が入れられた情報制御パケットP5が、ネットワークNWを介して、送信側端末TR5から、複数の受信側端末RE5A、RE5B、……、RE5Nのそれぞれに送られ、受信側端末RE5A〜RE5Nにおいて、所定の制御が行われている。
【0004】
この場合、上記従来例では、複数の受信側端末RE5A〜RE5Nへの制御パケットP5の送信は、受信側端末RE5A〜RE5Nのうちの1つ毎に、順次行われ、パケットが失われる可能性がある。
【0005】
上記のように、パケットが失われる場合として、通信路のトラフィックが多すぎて送信できないパケットが生じた場合、通信路中の中継装置(ルータ等)のバッファを超えるパケットが来たので中継できないパケットが生じた場合、受信側の受信バッファのサイズを超えるパケットが来たので処理できないパケットが生じた場合等が考えられる。
【0006】
したがって、複数の受信側端末RE5A〜RE5Nへ制御パケットP5を送信する場合、その送信の確実性を維持するために、「パケットを受信した」という応答を、受信側端末に実行させ、応答が受信側端末から返送されるまで、制御パケットを再送する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、「パケットを受信した」という応答を、受信側端末に必ず実行させ、受信側端末から上記応答が返送されるまで、制御パケットを再送するようにすると、全体の送信が終了するまでに必要な時間が極めて長いという問題がある。
【0008】
また、上記従来例では、制御パケットP5の送信を、受信側端末RE5A〜RE5N毎に一斉に行う場合にも、輻輳等のために、制御パケットP5が失われる可能性があるという問題がある。
【0009】
本発明は、複数の受信側端末へ制御パケットを送信する場合、制御パケットを、迅速かつ確実に、端末間で伝送することができる制御パケット伝送システムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、制御パケットの識別子と、次に受け取るべき制御パケットに対応する識別子である次識別子とを含む制御パケットを受信する制御パケット受信端末であって、制御パケットを受け取るパケット受信手段と、新たに受け取った制御パケットの識別子と、その直前に受け取った制御パケットにおける次識別子とを比較し、上記新たに受け取った制御パケットの識別子と、上記直前に受け取った制御パケットにおける次識別子とが同じであれば、新たな制御内容の上記制御パケットを受信したことを判断する制御パケット比較手段と、新たな制御内容の制御パケットを受信したことを、上記制御パケット比較手段が判断すると、上記新たに受信した制御パケットが具備する上記制御情報の内容を実行する制御実行手段とを有することを特徴とする制御パケット受信端末。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の第1の実施例である制御パケット伝送システム100を示すブロック図である。
【0013】
制御パケット伝送システム100は、送信側端末TR1と、受信側端末RE1と、ネットワークNWとを有する。
【0014】
送信側端末TR1は、互いに同一の制御情報と、互いに同一の識別子とを持つ制御パケットP1を複数回ずつ送信する端末である。そして、制御パケットP1における制御情報を変更した場合には、識別子も一緒に変更する。
【0015】
図2は、上記実施例における制御パケットP1の構成例を示す図である。
【0016】
なお、制御パケットP1における制御情報は、具体的には、
▲1▼ 休止中(スタンバイ状態)の受信端末を起動する起動コマンド、
▲2▼ 端末を休止状態にさせる休止コマンド、
▲3▼ 画面にメッセージ等の表示を要求する表示コマンドと表示データ、
▲4▼ 特定のサーバへデータを取りに行き、後はそのデータに従うように要求するジャンプコマンド、
▲5▼ 送信側がダウンしていないことを端末に知らせるハートビートコマンド
等である。なお、第2の実施例以降における制御情報の具体例は、上記と同様である。
【0017】
受信側端末RE1は、ネットワークNWを介して、制御パケットP1を受信し、制御する端末であり、パケット受信部11と、識別子記憶部21と、制御部31と、制御命令実行部41とを有する。
【0018】
パケット受信部11は、ネットワークNWから制御パケットP1を受け取る部分であり、識別子記憶部21は、制御パケットP1の識別子を記憶する部分である。
【0019】
制御部31は、受け取った制御パケットP1中の識別子(新識別子)と、識別子記憶部21に記憶されている識別子(旧識別子)とを比較し、両者が異なると、受け取った制御パケットP1の新識別子を、識別子記憶部21に記憶させ、受け取った制御パケットP1に含まれている制御命令を出力する部分である。
【0020】
制御部31は、新たに受信した上記制御パケットとその直前に受信した上記制御パケットとを比較する制御パケット比較手段の例である。
【0021】
制御命令実行部41は、受け取った制御パケットP1を実行する部分である。
【0022】
つまり、制御命令実行部41は、新たに受信した制御パケットと直前に受信した制御パケットとが異なることを、制御パケット比較手段が判断すると、上記直前に受信した制御パケットが具備する上記制御情報の内容を実行する制御実行手段の例である。
【0023】
次に、制御パケット伝送システム100における制御動作について説明する。
【0024】
まず、送信側端末TR1は、同一の制御情報を持つ制御パケットP1を複数回ずつ送信する。つまり、制御パケットP1が通信路内で消失する可能性があるので、制御パケットP1を複数回ずつ送信する。なお、制御パケットP1には、制御情報の同一性を判断するための識別子が含められている。
【0025】
受信側端末RE1は、ネットワークNWを介して、制御パケットP1をパケット受信部11で受け取ると、制御部31は、受け取った制御パケットP1の識別子と、既に受け取った制御パケットP1の識別子とを比較する。
【0026】
上記比較の結果、両識別子が互いに異なると判断すると、新たな制御内容の制御パケットP1を受け取ったと判断する。
【0027】
なお、送信側端末TR1では、既に送信した制御パケットに含まれている制御情報と異なる制御情報を送る場合、新たに送る制御パケットP1に含められる制御情報を、新たな制御情報に変え、また、新たに送る制御パケットP1に含められる識別子を、新たな識別子に変えて送信する。
【0028】
そして、受信側端末E1では、制御命令を出力する制御命令実行部41が、上記新たな制御パケットP1であると判断された制御パケットP1に含まれている制御命令を、実行する。
【0029】
一方、新たな制御内容の制御パケットP1を受け取ったと判断すると、識別子記憶部21は、新たな制御パケットP1中の識別子を記憶する。
【0030】
受け取った制御パケットP1の識別子が、既に受け取った制御パケットP1の識別子を持っていることを、制御部31が判断すると、制御パケットP1は、既に受け取り済みであるとして、無視される。
【0031】
次の制御パケットP1を新たに受け取ったときにも、新たに受け取った制御パケットP1の識別子と、識別子記憶部21に記憶されている識別子とを比較し、両識別子が互いに異なれば、新たに受け取った制御パケットP1に対応する制御命令が実行され。受信側端末RE1が複数、存在する場合に、他の受信側端末RE1でも、上記と同様の処理を実行する。
【0032】
制御パケット伝送システム100によれば、制御パケットを端末間で伝送する場合、従来例のように「パケットを受信した」という応答を受信側端末に実行させる必要がないので、全体の送信が終了するまでに必要な時間が短くなり、その伝送処理が迅速で確実であり、また、複数の制御命令を決まった順序で実行することができる。
【0033】
なお、送信側端末TR1は、必ずしも、制御パケットP1を複数回ずつ送信する必要はない。また、第2の実施例以降においても、送信側端末は、必ずしも、制御パケットを複数回ずつ送信する必要はない。
【0034】
図3は、本発明の第2の実施例である制御パケット伝送システム200を示すブロック図である。
【0035】
制御パケット伝送システム200は、送信側端末TR2と、受信側端末RE2と、ネットワークNWとを有する。
【0036】
送信側端末TR2は、同一の制御情報を持つ制御パケットP2を複数回ずつ送信する。制御パケットP2は、UDPプロトコルによって送付され、制御パケットP2内には、識別子と、「表示する」というコマンドを示すコマンド番号と、表示すべきURLを示す文字列のコマンドの引数とが含まれている。
【0037】
つまり、制御パケットP2は、所定の制御情報を具備し、予め定められているURLの表示を命令する制御パケットである。
【0038】
なお、制御パケットP2を送信する場合、受信側端末RE2の数に応じて、ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのいずれをも利用することができる。
【0039】
受信側端末RE2は、ネットワークNWを介して、制御パケットP2を受信し、受信した制御パケットP2によって、インターネットのコンテンツを表示するブラウザに、特定のURLを表示するものである。
【0040】
受信側端末RE2は、パケット受信部12と、識別子記憶部22と、制御部32と、ブラウザ42とを有する。
【0041】
パケット受信部12は、ネットワークNWから制御パケットP2を受け取る部分である。識別子記憶部22は、制御パケットP2の識別子を記憶する部分である。
【0042】
制御部32は、受け取った制御パケットP2の識別子と、識別子記憶部22に記憶されている識別子(旧識別子)とを比較し、両識別子が互いに異なると、受け取った制御パケットP2内の識別子(新識別子)を、識別子記憶部22に記憶させ、制御パケットP2のURLを表示させるURL表示命令を出力する部分である。つまり、制御部32は、新たに受信した制御パケットとその直前に受信した上記制御パケットとを比較する制御パケット比較手段の例である。
【0043】
ブラウザ42は、制御パケットP2のURL表示命令を、制御部32から受け取り、表示命令の対象である制御パケットP2のURLを表示する部分である。
【0044】
つまり、ブラウザ42は、新たに受信した制御パケットと直前に受信した制御パケットとが異なることを、制御パケット比較手段が判断すると、上記直前に受信した制御パケットにおけるURLを表示する表示手段の例である。
【0045】
次に、本発明の第2の実施例である制御パケット伝送システム200における制御動作について、説明する。
【0046】
まず、送信側端末TR2が、互いに同一の制御情報を持つ制御パケットP2を複数回ずつ送信する。制御パケットP2には、制御情報の同一性を判断するための識別子が含められ、受信側端末RE2は、ネットワークNWを介して、制御パケットP2を受信部12で受け取り、制御部32は、受け取った制御パケットP2の識別子(新識別子)と、既に受け取った制御パケットP2の識別子(旧識別子)とを比較し、互いに異なる識別子であると判断すると、新たな制御内容の制御パケットP2を受け取ったと判断し、制御パケットP2に含まれているコマンドの引数で指示されたURLを、ブラウザ42に送り、URL表示命令を実行させる。
【0047】
また、受け取った制御パケットP2の識別子(新識別子)と、既に受け取った制御パケットP2の識別子(旧識別子)とが、互いに異なる識別子であると判断すると、識別子記憶部22に既に記憶されている識別子が、新たな制御内容の制御パケットP2の識別子に更新される。
【0048】
受け取った制御パケットP2の識別子が、既に受け取った制御パケットP2の識別子と同じであると判断すると、制御パケットP2は、既に受け取り済みとして無視され、対応するURLが表示されない。
【0049】
次の制御パケットP2を受け取ったときにも、上記と同様に、受け取った制御パケットP2の識別子と、既に受け取り識別子記憶部22に記憶されている識別子とが比較され、互いに異なる識別子を持つと判断すると、新たな制御内容の制御パケットP2を受け取ったと判断し、上記新たに受け取った制御パケットP2に含まれているコマンドの引数で指示されたURLを、ブラウザ42に送り、URL表示命令を実行させる。
【0050】
受信側端末RE2が複数存在する場合も、他の受信側端末RE2に、上記と同様の処理を実行する。
【0051】
本発明の第2の実施例である制御パケット伝送システム200によれば、制御パケットを端末間で伝送する場合、従来例のように「パケットを受信した」という応答を受信側端末に実行させる必要がないので、制御パケットを端末間で、迅速かつ確実に伝送することができ、また、特定のURLを、迅速かつ確実に表示することができる。
【0052】
図4は、本発明の第3の実施例である制御パケット伝送システム300を示すブロック図である。
【0053】
制御パケット伝送システム300は、送信側端末TR3と、受信側端末RE3と、ネットワークNWとを有する。
【0054】
図5は、制御パケット伝送システム300において使用する制御パケットP3の構成例を示す図である。
【0055】
送信側端末TR3は、同一の制御情報を持つ制御パケットP3を、連続して複数回ずつ送信し、制御パケットP3には、図5に示すように、制御情報の同一性を判断するための識別子と、受信側端末RE3が次に受け取るべき制御パケットに対応する識別子である次識別子とが含められている。
【0056】
受信側端末RE3は、受信部13と、識別子記憶部23と、制御部33と、制御命令実行部43とを有する。
【0057】
受信部13は、ネットワークNWを介して、制御パケットP3を受信する。識別子記憶部23は、受信した識別子と、次識別子とを記憶する。
【0058】
制御部33は、新たに受け取った制御パケットP3の識別子と、既に受け取った制御パケットP3の次識別子とを比較し、同一識別子であると判断すると、新たな制御内容の制御パケットP3を受け取ったと判断し、上記判断された新たな制御内容に応じた制御命令を出力する。また、制御部33は、新たな制御内容の制御パケットP3を受け取ったと判断したときに、既に識別子記憶部23に記憶されている次識別子を、新たな制御内容の制御パケットP3に含まれている次識別子に更新させる。
【0059】
制御命令実行部43は、制御部33が出力した制御命令に応じた動作を実行する。
【0060】
制御部33は、新たに受け取った制御パケットの識別子と、直前に受け取った制御パケットにおける次識別子とを比較し、上記新たに受け取った上記制御パケットの識別子と、上記直前に受け取った上記制御パケットにおける次識別子とが同じであれば、新たな制御内容の上記制御パケットを受信したことを判断する手段の例である。
【0061】
次に、制御パケット伝送システム300の制御動作について説明する。
【0062】
まず、ネットワークNWを介して、新たな制御パケットP3を、受信側端末RE3の受信部13が受け取ると、新たに受け取った制御パケットP3に含まれている識別子と、既に受け取った制御パケットP3に含まれている次識別子とを、制御部33が比較し、同一識別子であると判断すると、新たな制御内容の制御パケットP3を受け取ったと判断し、制御部33が、上記新たな制御パケットP3に含まれている制御命令を出力し、制御命令実行部43が、上記新たな制御パケットP3に含まれている制御命令を実行する。
【0063】
また、新たな制御内容の制御パケットP3を受け取ったことを、制御部33が判断すると、識別子記憶部23に既に記憶されている次識別子が、上記新たに受け取った制御パケットP3に含まれている次識別子に更新される。
【0064】
受け取った制御パケットP3の識別子が、既に受け取った制御パケットP3の次識別子と異なっていると判断すると、受け取った制御パケットP3は、既に受け取り済みの制御パケットであるとして無視される。
【0065】
なお、立ち上げ時には、予め決められた初期値が、次識別子として、識別子記憶部23に記憶される。この初期値(次識別子)と一致する識別子を、次識別子として持つ制御パケットを受信すると、上記動作が開始される。
【0066】
また、終了識別子を予め定め、制御パケットの識別子として、上記識別子、上記次識別子以外には、終了識別子を新たに設けないこととし、次識別子として終了識別子を設定し、この設定された制御パケットを送付する。このようにすれば、終了識別子を新たに設けなくても、受信側端末RE3の動作を停止することができる。
【0067】
そして、次の制御パケットP3を受け取ったときにも、上記と同様に、受け取った制御パケットP3の識別子と、既に受け取り識別子記憶部23に記憶されている次識別子とを比較し、受け取った制御パケットP3の識別子と、既に受け取り識別子記憶部23に記憶されている次識別子とが同じであると判断されれば、制御命令を実行する。受信側端末RE3が複数、存在する場合、2つ目以降の受信側端末RE3は、上記と同様の処理を実行する。
【0068】
制御パケット伝送システム300によれば、迅速処理で確実に制御パケットを端末間で伝送し、複数の制御命令を決まった順序でより確実に実行することができる。
【0069】
なお、制御パケット伝送システム300を、制御パケット伝送システム200に適用するようにしてもよい。
【0070】
図6は、本発明の第4の実施例である制御パケット伝送システム400を示すブロック図である。
【0071】
第4の実施例である制御パケット伝送システム400は、送信側端末TR4と、受信側端末RE4と、ネットワークNWとを有する。
【0072】
送信側端末TR4は、同一の制御情報を持つ制御パケットP4を複数回ずつ送信する端末であり、制御パケットP4には、制御情報の同一性を判断するための識別子と、送信側端末TR4に設定されているパスワードとが含められている。
【0073】
図7は、制御パケット伝送システム400において使用する制御パケットP4の構成例を示す図である。
【0074】
受信側端末RE4は、固有のパスワードが設定され、受信部14と、識別子記憶部24と、制御部34と、制御命令実行部44とを有する。
【0075】
識別子記憶部24には、受信側端末RE4の固有のパスワードが設定されている。
【0076】
受信側端末RE4が、ネットワークNWを介して、制御パケットP4を受け取り、受け取った制御パケットP4中のパスワードと、識別子記憶部24に設定されている固有のパスワードとが一致していることを制御部34が判断した場合に限り、制御パケット伝送システム100と同様の動作を実行する。
【0077】
つまり、受信側端末RE4は、送信側端末TR4に設定されているパスワードと、受信側端末RE4に設定されている固有のパスワードとが一致したときに、受信側端末RE4が制御パケットP4を受信することができる端末である。
【0078】
制御パケット伝送システム400によれば、ネットワークNW上の複数の受信側端末のうちで、同一のパスワードを持つ受信側端末だけを対象にした制御を、ブロードキャストまたはマルチキャストによって実行することができ、迅速かつ確実に、制御パケットを端末間で伝送し、複数の制御命令を決まった順序でより確実に実行することができる。
【0079】
また、制御パケット伝送システム400を、制御パケット伝送システム200、300に適用することができる。
【0080】
なお、制御パケット伝送システム100、200、300、400における各処理動作を方法の発明として把握することができ、この場合にも、迅速処理で確実に制御パケットを端末間で伝送することもできる。
【0081】
上記各実施例において、制御パケットに含まれている識別子に基づいて、受信端末が各判断を実行するので、新たな制御内容の制御パケットを受信したことを確実に判断することができる。
【0082】
なお、上記実施例における上記動作を、コンピュータプログラムで表現するようにしてもよく、また、上記表現されたコンピュータプログラムを、CD、FD、HD、半導体メモリ等の記録媒体に記録するようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の受信側端末へ制御パケットを送信する場合、制御パケットを、迅速かつ確実に、端末間で伝送することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である制御パケット伝送システム100を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における制御パケットP1の構成例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例である制御パケット伝送システム200を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例である制御パケット伝送システム300を示すブロック図である。
【図5】制御パケット伝送システム300において使用する制御パケットP3の構成例を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例である制御パケット伝送システム400を示すブロック図である。
【図7】制御パケット伝送システム400において使用する制御パケットP4の構成例を示す図である。
【図8】従来の制御パケット伝送システム500を示すブロック図である。
【符号の説明】
100〜400…制御パケット伝送システム、
TR1〜TR4…送信側端末、
RE1〜RE4…受信側端末、
R1〜P4…制御パケット、
11〜14…パケット受信部、
21〜14…識別子記憶部、
31〜34…制御部、
41、43、44…制御命令実行部、
42…ブラウザ。

Claims (1)

  1. 制御パケットの識別子と、次に受け取るべき制御パケットに対応する識別子である次識別子とを含む制御パケットを受信する制御パケット受信端末であって、
    制御パケットを受け取るパケット受信手段と;
    新たに受け取った制御パケットの識別子と、その直前に受け取った制御パケットにおける次識別子とを比較し、上記新たに受け取った制御パケットの識別子と、上記直前に受け取った制御パケットにおける次識別子とが同じであれば、新たな制御内容の上記制御パケットを受信したことを判断する制御パケット比較手段と;
    新たな制御内容の制御パケットを受信したことを、上記制御パケット比較手段が判断すると、上記新たに受信した制御パケットが具備する上記制御情報の内容を実行する制御実行手段と
    を有することを特徴とする制御パケット受信端末
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