JP4384951B2 - アクセスポイント管理装置およびアクセスポイントのソフトウェアバージョンアップ方法 - Google Patents

アクセスポイント管理装置およびアクセスポイントのソフトウェアバージョンアップ方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線を利用した通信システムにおいて、主装置から、当該装置が管理する全ての無線アクセスポイントに組み込まれているソフトウェアのバージョンアップを、漏れなく行う技術に関する。特に、接続アルゴリズムを含むソフトウェアのバージョンアップ技術に関する。
無線LAN(Local Area Network)システムなどの無線を利用したデータ通信システムにおいては、主装置が複数の無線アクセスポイント(以後、無線APと呼ぶ。)を管理している。FTP(File Transfer Protocol)等の技術を用い、主装置から、当該主装置が管理している各無線APへバージョンアップファイルを転送することにより、転送先の無線APに組み込まれているソフトウェアのバージョンアップを行うことができる。
また、サーバと複数のクライアントとがLAN等で接続されたシステムにおいて、サーバからソフトウェアを転送することにより、全てのクライアントのソフトウェアを一斉にバージョンアップする方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−309261公報
図12は、主装置2Mが複数の無線AP(例えば、無線AP1、無線AP2、無線AP3、無線AP4とする。)を管理する無線LANシステムの一例である。
本図に示すように、無線AP1〜無線AP4は、主装置2Mが管理している無線APである。上記特許文献1に開示されている技術を応用することにより、主装置2Mから、無線AP1〜無線AP4へバージョンアップファイルを転送することで、無線AP1〜無線AP4にインストールされているソフトウェアのバージョンアップを実行することができる。
しかし、そのソフトウェアが、接続アルゴリズムに関するものの場合、バージョンアップ実行後に無線APの接続アルゴリズムが変更され、旧バージョンの接続アルゴリズム有するソフトウェアが組み込まれている無線APと接続できなくなってしまうことがある。
図13は、各無線APのソフトウェアのバージョンアップの実行順による、バージョンアップ後の通信の可否を説明するための図である。なお、以下、本明細書では、各無線APの接続位置について、主装置2Mに近いものを上位と呼び、最も下位(最もパソコン等の端末に近い側の無線AP)を、末端と呼ぶ。また、各無線APにおいて、自身と通信を行う上位側の無線APまたは主装置を親と呼び、自身と通信を行う下位側の無線APを子と呼ぶ。なお、末端の無線APには、子は存在しない。
主装置2Mから無線AP1、無線AP2を経て端末に接続する系統を例にあげて説明すると、本図に示すように、主装置2Mから、上位の無線AP1を先にバージョンアップすると、下位の無線AP2を、その後、バージョンアップできないことがある。
すなわち、主装置2Mから、無線AP2のソフトウェアのバージョンアップを実行する前に、上位の無線AP2のソフトウェアのバージョンアップを実行した場合、無線AP1と無線AP2との接続アルゴリズムのバージョンの相違により、通信が出来なくなることがある。これにより、主装置2Mから、無線AP2へのソフトウェアのバージョンアップファイルを転送できなくなる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、主装置から当該主装置が管理する全ての無線APのソフトウェアのバージョンアップを確実に行うことができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、主装置側から見て、下位の無線APから順にバージョンアップを実行していく。主装置は、主装置からバージョンアップファイルを各無線APに転送する前に、主装置が管理している無線APのIPアドレスをリレー方式で登録するパケットを送信し、無線APの接続順を把握する。その後、主装置から見て、末端の無線APから順にバージョンアップファイルを転送し、バージョンアップを実行する。
具体的には、通信システム内の無線APを管理する主装置であって、自身に直列に接続する複数の無線APの接続順を把握する無線AP接続順把握手段と、前記AP接続順把握手段において把握した接続順の逆順に、当該APにインストールされているソフトウェアのバージョンアップファイルを転送するバージョンアップファイル転送手段と、を備えることを特徴とする主装置を提供する。
なお、本発明においては、バージョンアップ前の主装置が管理する無線APには、全て同じバージョンのソフトウェアがインストールされていることが前提である。
本発明によれば、主装置から当該主装置が管理する無線AP全てのソフトウェアのバージョンアップを確実に行うことができる。
以下、本発明を適用した実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態の無線LANシステム全体の概要を説明するための図である。本図に示すように、本実施形態の無線LANシステムは、パーソナルコンピュータ等の端末301、302と、当該端末301、302などが有線または無線で接続する無線AP102、無線AP104と、本システムを構成する全ての無線APを管理する主装置200と、主装置200と接続する無線AP101、無線AP103とを備える。
無線AP101、無線AP102、無線AP103、無線AP104は、全て同じ構成を持つ装置である。従って、以下、本明細書において、特に区別する必要がない場合は、無線AP100で代表する。また、無線AP101と無線AP102との間、および、無線AP103と無線AP104との間では、無線によるデータ通信を行う。
本実施形態では、各無線AP100にインストールされているソフトウェアのバージョンアップは、下位の無線AP100から順に、主装置200からバージョンアップファイルをFTPにより送信することにより行われる。主装置200は、バージョンアップファイルを各無線AP100に転送する前に、各無線AP100に、各無線AP100の接続順を把握するためのパケット(以後、登録パケットと呼ぶ。)400を送信し、接続順を把握する。
ここで、主装置200が接続順を把握する方法について、その概略を図2〜図4を用いて説明する。
図2〜図4は、主装置200がバージョンアップファイルを転送する前に無線AP100の接続順を把握する方法を説明するための図である。
図2に示すように、主装置200からバージョンアップファイルを無線AP100に転送する前に、登録パケット400を主装置200から、主装置200が管理している全ての無線AP100に対し、マルチキャストで送信する。
このとき、登録パケット400には、主装置200のIPアドレスを登録しておく。
なお、登録パケット400は、上述のように、各無線AP100の接続順を把握するためのパケットであり、無線AP100のIPアドレスをリレー方式で追加登録していく。この登録パケット400の構成の一例を図5に示す。
本図に示すように、登録パケット400は、IPヘッダ410と、TCPヘッダ420と、TCPデータ部430とを備える。
また、TCPデータ部430は、現在、この登録パケット400に登録されているIPアドレスの数を保持する4byteの登録数フィールド431と、この登録パケット400を送信した送信元の主装置200のIPアドレスを格納する4byteの主装置のIPアドレスフィールド432と、無線AP100のIPアドレスを保持する4byteの無線APのIPアドレスフィールド433とを備える。
なお、無線APのIPアドレスフィールド433には、無線APのIPアドレスが、主装置200から、それぞれ、端末301、端末302までの間に設置されている無線AP100の数だけ順に登録される。
主装置200から送信された上述の構成を有する登録パケット400を受信した無線AP100は、自分の親である無線AP100のIPアドレス(親が主装置200である場合は、主装置200のIPアドレス)が、主装置IPアドレスフィールド432または無線APのIPアドレスフィールド433に登録されているかどうかを確認する。
登録されていない場合は、その登録パケット400は、親の無線AP100を素通りしたパケットであるため、当該登録パケット400は廃棄する。
一方、登録されている場合は、自身のIPアドレスを、IPアドレスフィールド433に追加登録する。そして、自身の子にあたる無線AP100が存在するかどうかを確認する。
存在する場合は、自身は末端の無線AP100ではないため、図3に示すように、子の無線AP100に対して、ユニキャストで、追加登録後の登録パケット400を送信する。
存在しない場合は、自身が末端の無線AP100であるため、図4に示すように、主装置200に対して、ユニキャストで登録パケット400を送信する。
以上の手順により、主装置200から送信された登録パケット400には、主装置200のIPアドレスに続き、各無線AP100のIPアドレスが、上位のものから順に、登録される。
なお、各無線AP100は、予め、自身に対して親である無線AP100および子である無線AP100のIPアドレスが格納される無線AP位置情報500を備える。図6に、本実施形態の各無線AP101、無線AP102、無線AP103、無線AP104がそれぞれ備える無線AP位置情報501、502、503、504を示す。
各無線AP100は、受け取った登録パケット400内に上記親の無線AP100または主装置200のIPアドレスがあるか否かを、無線AP位置情報500を参照することにより判断する。また、子の無線AP100の存否も同様である。
自身が送信した登録パケット400を受信した主装置200は、登録されている無線APのIPアドレス433の逆順(末端側から、下位のものから順)に、各無線AP100にインストールされているソフトウェアのバージョンアップを実行する。
以上説明した登録パケット400の流れを図示する。ここでは、図1の主装置200から、無線AP101、無線AP102に続く系統を例にあげ、説明する。
図7は、主装置200、無線AP101、無線AP102間で、登録パケット400が送受信され、無線AP101および無線AP102のソフトウェアがバージョンアップされる際のシーケンスを説明するための図である。
本図に示すように、主装置200は、登録数を1とし、主装置のIPアドレスフィールド432に自身のIPアドレスを登録し、登録パケット400を生成する。そして、マルチキャストで登録パケット400を無線AP101、無線AP102宛てに送信する(ステップ1001、1002)。
無線AP101は、無線AP102宛ての登録パケット400を受信すると、無線AP102に、当該登録パケット400を送信するよう中継する。
また、自身宛ての登録パケット400を受信すると、自分の親にあたる装置である主装置200のIPアドレスが登録されているか否かを確認する。ここでは、登録されているため、自身のIPアドレスを受信した登録パケット400の無線APのIPアドレスフィールド433に追加し、登録数フィールド431内の登録数を1増加させ、追加後の登録パケット400を生成する。そして、無線AP101は、無線AP位置情報501に子の無線AP102の登録があるため、すなわち、末端の無線AP100でないため、当該子の無線AP102に追加処理後の登録パケット400をユニキャストで送信する(ステップ1003)。
一方、無線AP102は、主装置200から無線AP101を介して自身宛ての登録パケット400を受信した場合、自身の親である無線AP101のIPアドレスが無線APのIPアドレスフィールド433に格納されているか確認する。ここでは、格納されていないため、受信した登録パケット400を捨てる。
次に、無線AP102は、登録パケット400を無線AP101から受信すると、同様に、自身の親である無線AP101のIPアドレスが格納されているか確認する。ここでは、格納されているため、自身のIPアドレスを、無線APのIPアドレスフィールド433に追加登録するとともに登録数フィールド431内の登録数を1増加させた登録パケット400を生成する。そして、自身には下位の無線AP100の登録はなく、末端であるため、主装置200宛てに、追加処理後の登録パケット400をユニキャストで送信する(ステップ1004)。
主装置200は、無線AP102が送信元の登録パケット400を受け取ると、登録パケット400を解析し、下位の無線AP102から、バージョンアップを実行する。すなわち、無線AP102にバージョンアップファイルを転送し(ステップ1005)、その後、無線AP101にバージョンアップファイルを転送する(ステップ1006)。
次に、上記処理を実現するための、主装置200および無線AP100が備える構成について、以下に説明する。なお、以下においては、主装置200および無線AP100ともに、上記処理の実現に係る構成部分のみ記載する。
図8は、本実施形態の主装置200の機能ブロック図である。
主装置200は、上述のように、各無線AP100を管理するものである。本実施形態では、通常の無線AP管理機能に加え、無線APから返信された登録パケット400を解析し、解析結果に応じてバージョンアップファイルを転送する機能を有する。
本図に示すように、本実施形態の主装置200は、パケット解析部21と、パケット受信部22と、パケット生成部23と、パケット送信部24と、バージョンアップファイル格納部25と、FTP処理部26と、TCP/IP処理部27と、イーサネット(登録商標)送受信部28とを備える。
バージョンアップファイル格納部25は、無線AP100のソフトウェアをバージョンアップするためのファイルを保持する。
FTP処理部26は、バージョンアップファイルをFTPによって転送するための処理を行う。
TCP/IP処理部27は、TCP/IPパケットの送受信処理を行う。本実施形態では、登録パケット400を受信すると、データ部分を抽出し、パケット受信部22に受け渡す。また、パケット送信部24から登録パケット400を受信すると、宛先アドレスを付与し、イーサネット送受信部28に受け渡す。
イーサネット送受信部28は、IEEEの規格であるIEEE802.3により、接続されている有線を介して相手先とパケットを送受信するための処理を行う。
パケット受信部22は、TCP/IP処理部27から受信した登録パケット400を、パケット解析部21に受け渡す。
パケット解析部21は、パケット受信部22から受け取った登録パケット400に格納されている内容を解析する。解析結果に基づいて、バージョンアップする無線AP100の順番を決定し、決定した順番でバージョンアップファイル格納部25に格納されているバージョンアップファイル送信するようFTP処理部26にバージョンアップファイル転送要求を出す。
パケット生成部23は、送信する登録パケット400のTCPデータ部430を生成する。本実施形態では、登録数フィールド431を初期化(0を格納)し、主装置200のIPアドレスを登録した登録パケット400を生成する。図5に示す登録パケット400を例にとると、TCPデータ部430の登録数フィールド431に1が、主装置IPアドレスフィールド432に自身のIPアドレスが格納された登録パケット400を生成する。
パケット送信部24は、パケット生成部23が生成した登録パケット400を、TCP/IP処理部27に受け渡す。このとき、TCP/IP処理部27に、主装置200が管理する全ての無線AP100に対してマルチキャストで登録パケット400を送信するよう指示する。
次に、無線AP100の機能構成について説明する。図9は、本実施形態の無線AP100の機能ブロック図である。
本図に示すように、本実施形態の無線AP100は、パケット解析部11と、パケット受信部12と、パケット生成部13と、パケット送信部14と、無線AP位置情報格納部15と、FTP処理部16と、TCP/IP処理部17と、イーサネット(登録商標)送受信部18と、無線データ送受信部19とを備える。
FTP処理部16は、バージョンアップファイルをFTPによって転送するための処理を行う。
TCP/IP処理部17は、TCP/IPパケットの送受信処理を行う。本実施形態では、自身宛ての登録パケット400を受信すると、データ部を抽出し、パケット受信部12に受け渡す。また、パケット送信部14から登録パケット400を受信すると、宛先のIPアドレスを付与し、宛先に応じてイーサネット送受信部18または無線データ送受信部19に受け渡す。
イーサネット送受信部18は、IEEEの規格であるIEEE802.3により、接続されている有線を介して相手先とパケットを送受信するための処理を行う。
無線データ送受信部19は、他の無線AP100との間で無線によるデータ通信を行うインタフェースである。
無線AP位置情報格納部15は、無線AP位置情報500が格納される。
パケット受信部12は、TCP/IP処理部17から受信した登録パケット400を、パケット解析部11に受け渡す。
パケット解析部11は、パケット受信部12から受け取った登録パケット400に格納されている内容を解析する。このとき、無線AP位置情報格納部15に格納されている無線AP位置情報500を参照し、親の無線AP100のIPアドレスが、登録パケット400の無線APのIPアドレスフィールド433に保持されているか否か判別する。そして、判別結果をパケット生成部13に通知する。また、無線AP位置情報500を参照し、自身が末端の無線AP100であるか否かを判別する。そして、判別結果として、自身が末端の無線AP100である場合は、主装置200のIPアドレスを、自身が末端の無線AP100でない場合は、子の無線AP100のIPアドレスを、それぞれ、登録パケット400の送信先アドレスとしてパケット生成部13に通知する。
パケット生成部13は、パケット解析部11の解析結果が、親の無線IPのIPアドレスを保持していることを示すものである場合、送信する登録パケット400のTCPデータ部430を生成する。本実施形態では、無線APのIPアドレスフィールド433を追加し、追加したフィールドに自身のIPアドレスを格納する。そして、登録数フィールド431の登録数の値を1増加させる。そして、パケット解析部11から受け取った、送信先アドレスとともにパケット送信部14に受け渡す。
なお、パケット解析部11から受け取った解析結果が、親の無線IPアドレスを保持していないことを示すものである場合、受信した登録パケット400を廃棄処理する。
パケット送信部14は、パケット生成部13が生成した登録パケット400を、TCP/IP処理部27に受け渡す。
このとき、自身が末端の無線AP100でない場合は、すなわち、子の無線AP100のIPアドレスを登録パケット400とともに受け取った場合は、当該子の無線AP100に登録パケット400を送信するようTCP/IP処理部17に指示する。
一方、登録パケット400とともに、主装置200のIPアドレスを受け取った場合、主装置200に向けてユニキャストで登録パケット400を送信するようTCP/IP処理部17に指示する。
次に、無線AP100の、登録パケット400受信時の処理にフローについて、説明する。図10は、無線AP100の、登録パケット400を受信した際の処理を説明するためのフロー図である。
なお、ここでは、受信時の登録パケット400の登録数フィールド431に格納されている登録数はm(mは自然数)とする。mは、主装置200および接続されている無線AP100の合計台数である。
まず、パケット解析部11は、無線AP位置情報500を参照しながら、登録パケット400に登録されている無線APのIPアドレス433の中に、自身の親に該当する無線AP100のIPアドレスが格納されているか、確認する(ステップ2001、2002)。
格納されている場合、パケット生成部13は、自身のIPアドレスを追加登録し、登録数mを1つ増加させる(ステップ2003)。
パケット生成部13は、パケット解析部11が無線AP位置情報500を参照し判別した、送信先のIPアドレスから、子にあたる無線AP100の存否を判断する(ステップ2004)。
子にあたる無線AP100が存在する場合、パケット生成部13は、送信先IPアドレスとして子の無線APのIPアドレスを設定するようTCP/IP処理部17に指示を出す(ステップ2005)。
一方、ステップ2004において、子の無線AP100が登録されていない場合、当該無線AP100は、末端の無線AP100であるため、パケット生成部13は、送信先のIPアドレスとして、主装置200のIPアドレスを設定するようにTCP/IP処理部17に指示を出す(ステップ2010)。
TCP/IP処理部17は、送信先に子の無線APのIPアドレスまたは主装置200のIPアドレスを設定し、無線データ送受信部19を介して、送出する(ステップ2006)。
その後、無線AP100は、登録パケット400の受信待ち状態になる。
一方、ステップ2002において、親のIPアドレスが格納されていない場合、受信した登録パケット400を廃棄し(ステップ2020)、登録パケット400受信待ち状態となる。
次に主装置200の、バージョンアップファイル転送時の処理について説明する。図11は、主装置200のバージョンアップファイル転送時の処理を説明するためのフローである。
上述のように、主装置200は、無線AP100から登録パケット400の返送を受けたことを契機に、バージョンアップファイル転送処理を開始する。以下の説明において、無線AP100から受信した登録パケット400の登録数フィールド431に格納されている登録数はm(mは自然数)とする。
まず、パケット解析部21は、バージョンアップ完了数として予め保持しているデータn(nは0または自然数)を0とする。
パケット解析部21は、nとmとを比較し、nがm−1より小さい場合(ステップ3002)、登録パケット400の無線APのIPアドレスフィールド433のm−n番目に登録されている無線AP100のIPアドレスを抽出し、当該IPアドレスに向けて、バージョンアップファイル格納部25に格納されているバージョンアップファイルを転送するようFTP処理部26に指示を出す(ステップ3003)。指示を受けたFTP処理部26は、指示に従って、当該IPアドレスに向けてバージョンアップファイルを転送する。
パケット解析部21は、バージョンアップ完了数nを1増加させ(ステップ3004)、ステップ3002からの処理を繰り返す。
ステップ3002において、nがm−1に等しくなった場合、処理を終了し、主装置200は、無線AP100からの登録パケット400の応答待ち状態となる。
なお、上記の実施形態では、無線AP100を、主装置200から2段でそれぞれ2系統接続されているシステムを例に挙げて説明したが、本発明を適用可能な実施形態の構成はこれに限られない。無線AP100は、2段以上、2系統以上接続されていてもよい。
また、上記の実施形態では、バージョンアップデータからなるバージョンアップファイルを転送するために、FTPを利用する場合を例にあげて説明しているが、バージョンアップファイルの転送は、これに限られない。データの転送が可能であれば、他のプロトコル、または、システム独自のプロトコルを用いることも可能である。
この場合、図8および図9において、FTP処理部26、FTP処理部16の代わりに、当該プロトコルの処理を行う機能部が設けられる。
または、当該プロトコルの処理を、パケット解析部21、パケット生成部23、パケット解析部11、パケット生成部13に委ねてもよい。
この場合、主装置200において、バージョンアップファイルは、パケット生成部23にてバージョンアップファイル格納部25を参照することにより、送信パケットとして生成され、パケット送信部24、TCP/IP処理部27、イーサネット送受信部28を介して送出される。一方、各無線AP100から送信されたバージョンアップファイル受信の応答は、イーサネット送受信部28にて受信され、TCP/IP処理部27、パケット受信部22を介してパケット解析部21に送られ、ここで解析などの受信処理を行う。
無線AP100では、無線データ送受信部19またはイーサネット送受信部18、TCP/IP処理部17、パケット受信部12を介して受信したバージョンアップファイルは、パケット解析部11に送られ、ここで、解析される。そして、その解析結果に応じて、パケット生成部13において応答パケットが生成され、パケット送信部14、TCP/IP処理部17、無線データ送受信部19またはイーサネット送受信部18を介して送出される。
また、登録パケット400の送受信に、TCPを用いる場合を例に挙げて説明しているが、本プロトコルもこれに限られない。例えば、UDPなどであってもよい。
図1は、本実施形態の無線LANシステム全体の概要を説明するための図である。 図2は、本実施形態の主装置がバージョンアップファイルを転送する前に無線APの接続順を把握する方法を説明するための図である。 図3は、本実施形態の主装置がバージョンアップファイルを転送する前に無線APの接続順を把握する方法を説明するための図である。 図4は、本実施形態の主装置がバージョンアップファイルを転送する前に無線APの接続順を把握する方法を説明するための図である。 図5は、本実施形態の登録パケットの構成の一例を説明するための図である。 図6は、本実施形態の無線APが備える無線AP位置情報の一例を説明するための図である。 図7は、本実施形態のソフトウェアがバージョンアップ実行時のシーケンスを説明するための図である。 図8は、本実施形態の主装置の機能ブロック図である。 図9は、本実施形態の無線APの機能ブロック図である。 図10は、本実施形態の無線APの、登録パケットを受信した際の処理フローである。 図11は、主装置のバージョンアップファイル転送時の処理フローである。 図12は、従来の主装置が複数の無線APを管理する無線LANシステムの一例である。 図13は、各無線APのソフトウェアのバージョンアップの実行順による、バージョンアップ後の通信の可否を説明するための図である。
符号の説明
100:無線AP、101:無線AP、102:無線AP、103:無線AP、104:無線AP、200:主装置、301:端末、302:端末、400:登録パケット、500:無線AP位置情報、11:パケット解析部、12:パケット受信部、13:パケット生成部、14:パケット送信部、15:無線AP位置情報格納部、16:FTP処理部、17:TCP/IP処理部、18:イーサネット送受信部、19:無線データ送受信部、21:パケット解析部、22:パケット受信部、23:パケット生成部、24:パケット送信部、25:バージョンアップファイル格納部、26:FTP処理部、27:TCP/IP処理部、28:イーサネット送受信部

Claims (6)

  1. 通信システム内のアクセスポイント(以下、APと呼ぶ)を管理するAP管理装置であって、
    自身に直列に接続する複数のAPの接続順を把握するAP接続順把握手段と、
    前記AP接続順把握手段において把握した接続順の逆順に、当該APにインストールされているソフトウェアのバージョンアップファイルを転送するバージョンアップファイル転送手段と、を備えること
    を特徴とするAP管理装置。
  2. 請求項1記載のAP管理装置であって、
    前記AP接続順把握手段は、
    データ部に自身を特定する情報を格納するとともに、当該データ部に前記自身に直列に接続する複数のAPが、接続順に、それぞれのAPを特定する情報を追加可能なAP特定情報格納領域を設けたパケットを生成して送信するパケット生成手段と、
    前記APから前記送信したパケットの返信を受け取ると、前記AP特定情報格納領域に格納された順により、前記直列に接続する複数のAPの接続順を把握するパケット解析手段と、を備えること
    を特徴とするAP管理装置。
  3. 複数のアクセスポイント(以下、APと呼ぶ)と、当該APを管理するAP管理装置とを備える通信システムであって、
    前記AP管理装置は、
    自身に直列に接続する複数の前記APの接続順を把握するAP接続順把握手段と、
    前記AP接続順把握手段において把握した接続順の逆順に、当該APにインストールされているソフトウェアのバージョンアップファイルを転送するバージョンアップファイル転送手段と、を備え、
    前記AP各々は、
    前記AP管理装置に自身の接続順を通知するための情報を生成する接続順通知情報生成手段を備えること
    を特徴とする通信システム。
  4. 請求項3記載の通信システムであって、
    前記AP接続順把握手段は、
    データ部に自身を特定する情報を格納するとともに、当該データ部に前記自身に直列に接続する複数のAPが、接続順に、それぞれのAPを特定する情報を追加可能なAP特定情報格納領域を設けたパケットを生成して送信するパケット生成手段と、
    前記APから前記送信したパケットの返信を受け取ると、前記AP特定情報格納領域に格納された順により、前記直列に接続する複数のAPの接続順を把握するパケット解析手段と、を備え、
    前記接続順通知情報生成手段は、
    自身に接続する前記AP管理装置側のAPまたは当該AP管理装置自身(以後、親装置と呼ぶ。)を特定する情報および自身に接続する前記AP管理装置と逆側のAP(以後、子装置と呼ぶ。)を特定する情報を、位置情報として保持する位置情報格納手段と、
    前記パケットを受信すると、前記位置情報を参照して、当該パケットのAP特定情報格納領域に前記親装置を特定する情報が格納されている否かを判別するとともに、前記位置情報に前記子装置を特定する情報が格納されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段において、前記親装置を特定する情報が格納されていると判別された場合、前記AP特定情報格納領域に自身を特定する情報を追加する第ニのパケット生成手段と、
    前記判別手段において、前記子装置を特定する情報が格納されていると判別された場合、前記第二のパケット生成手段において前記自身を特定する情報を追加後のパケットを、当該子装置宛てに送信し、前記子装置を特定する情報が格納されていないと判別された場合、前記AP管理装置宛てに前記追加後のパケットを送信するパケット送信手段と、を備えること
    を特徴とする通信システム。
  5. 複数のアクセスポイント(以下、APと呼ぶ)と、当該APを管理するAP管理装置とを備える通信システムにおける前記APにインストールされているソフトウェアのバージョンアップ方法であって、
    前記AP管理装置において自身に直列に接続する複数の前記APの接続順を把握するAP接続順把握するステップと、
    前記AP接続順把握手段において把握した接続順の逆順に、前記AP管理装置から、当該APにインストールされているソフトウェアのバージョンアップファイルを転送するバージョンアップファイル転送ステップとを備えること
    を特徴とするソフトウェアのバージョンアップ方法。
  6. 請求項5記載のソフトウェアのバージョンアップ方法であって、
    前記APは、自身に接続する前記AP管理装置側のAPまたは当該AP管理装置自身(以後、親装置と呼ぶ。)を特定する情報および自身に接続する前記AP管理装置と逆側のAP(以後、子装置と呼ぶ。)を特定する情報を、位置情報として保持し、
    前記AP接続順把握ステップは、
    前記AP管理装置において、データ部に自身を特定する情報を格納するとともに、当該データ部に、前記自身に直列に接続する複数のAPが、接続順に、それぞれのAPを特定する情報を追加可能なAP特定情報格納領域を設けたパケットを生成して自身が管理する前記全てのAPに送信するパケット生成送信ステップと、
    前記APそれぞれにおいて、前記パケットを受信すると、前記位置情報を参照して、当該パケットのAP特定情報格納領域に前記親装置を特定する情報が格納されているか否かを判別するとともに、前記位置情報に前記子装置を特定する情報が格納されているか否かを判別し、
    前記親装置を特定する情報が格納されていると判別された場合、前記子装置を特定する情報が格納されていないと判別される無線APに前記パケットが到達するまで、前記AP特定情報格納領域に自身を特定する情報を追加した後、前記自身を特定する情報を追加後のパケットを前記位置情報に格納されている子装置宛てに送信することを繰り返し、
    前記子装置を特定する情報が格納されていないと判別される無線APに前記パケットが到達した場合、当該無線APから、前記AP管理装置宛てに前記追加後のパケットを返信するパケット送信ステップと、
    前記APから前記パケット送信ステップにおいて送信されたパケットの返信を受け取った前記AP管理装置が、前記AP特定情報格納領域に格納された順により、前記直列に接続する複数のAPの接続順を把握するパケット解析ステップと、を備えること、
    を特徴とするソフトウェアのバージョンアップ方法。
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