JP3762628B2 - 面光源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、面光源装置に関し、特にたとえば、導光板の上方にプリズムシートが配置された、面光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、薄型,低消費電力などの理由で液晶ディスプレイが注目され、携帯通信端末,ディジタルスチルカメラ,カーナビゲーションシステム,パチンコ台のモニタ,テレビジョン受像機などに採用されている。このような液晶ディスプレイには、図16に示すような面光源装置が設けられていた。
【0003】
図16によれば、導光板1の一方側面1aに線状光源2が設けられ、線状光源2の周囲は、一方側面1aを除いて反射板3によって覆われる。導光板1の下面1cには、複数の平坦面Fが階段状に形成され、各々の段差部分は線状光源2と平行に延びる溝Lおよび突起Mによって結合される。反射シート4は導光板1の下面1cおよび他方側面1bを覆うように設けられ、光拡散シート5は導光板1の上面1dを覆うように設けられ、そしてプリズムシート6は光拡散シート5の上に積層される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に、導光板は金型によって形成するが、従来技術のように下面1cに平坦面F,溝Lおよび突起Mを形成する必要がある導光板1については、金型の加工が困難であった。つまり、図17(B)に示す金型を製作するには、まず先端がフラットに形成されたバイトB1によって、図17(A)に示す要領で平坦面Fおよび溝Lに対応する型を形成し、次に先端が尖ったバイトB2によって、図1(B)に示す要領で突起Mに対応する型を形成する必要があった。このため、金型の製作に手間がかかり、面光源装置の製造コストアップにつながっていた。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、製造コストを抑えることができる、面光源装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、互いに対向する一方側面および他方側面を有するかつ一方側面から入射された光を上面から出射させる導光板、および導光板の上方に配置されたかつ導光板からの出射光を拡散させる拡散シートを備える面光源装置において、導光板の下面は、互いに平行でかつ一方側面から他方側面に向かうにつれて上面までの距離が短くなる階段状の複数の上面に対し平行な面、および一方側面に平行に延びる複数のV字溝を有し、各々のV字溝は少なくとも2つの上面に対し平行な面を挟み、V字溝に接する各々の上面に対し平行な面はV字溝を形成する各々の第1斜面に連続し、V字溝に挟まれる各々の上面に対し平行な面は一方側面側の前記第1斜面に平行な第2斜面によって結合されることを特徴とする、面光源装置である。
【0007】
【作用】
導光板は一方側面からの入射光を上面から出射させ、導光板の上方に配置された拡散シートは導光板からの出射光を拡散させる。導光板の下面は、複数の上面に対し平行な面および複数のV字溝を有する。上面に対し平行な面は互いに平行で、各々の上面に対し平行な面から上面までの距離は、一方側面から他方側面に向かうにつれて階段状に短くなる。また、V字溝は、一方側面に平行に延びる。ここで、各々のV字溝は少なくとも2つの平坦面を挟み、V字溝に接する各々の上面に対し平行な面はV字溝を形成する各々の第1斜面に連続し、V字溝に挟まれる各々の上面に対し平行な面は一方側面側の第1斜面に平行な第2斜面によって結合される。
【0008】
このように、第2斜面は一方側面側の第1斜面と平行とされ、各々の上面に対し平行な面もまた互いに平行とされるため、このような下面を形成するための金型は、1つのバイトを用いた切削加工によって製作できる。
【0009】
断面逆V字状の溝の幅は、好ましくは、一方側面から他方側面に向かうにつれて大きくされる。
【0010】
斜面が下面に対してなす鋭角は、好ましくは45°から49°とされる。ただし、拡散シートの上面にプリズムシートを配置するときは、斜面が下面に対してなす鋭角は20°から24°とすべきである。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、第2斜面は一方側面側の第1斜面と平行とされ、各々の上面に対し平行な面もまた互いに平行とされるため、金型の製作が簡単となり、面光源装置の製造コストの削減が可能となる。
【0012】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】
図1を参照して、この実施例の面光源装置10は、導光板12を含む。導光板12は、アクリル系樹脂を材料として形成されている。上面12c側から見ると導光板12の形状はほぼ長方形であるが、上面12cと下面12dとの間の厚みは、一方側面12aから他方側面12bに向かうにつれて薄くなっている。また、下面12dには一方側面12aと平行に延びる複数本の溝が形成されており、一方側面12aおよび他方側面12bと上面12cとがなす角度はほぼ90°である。
【0014】
光拡散シート14は、下面14bが導光板12の上面12cに正対するように配置されている。光拡散シート14は、透明樹脂上に透明な球状の材料(ビーズ)を分散させることによって構成される。反射シート16は、導光板12の他方側面12bおよび下面12dを覆うようにして配置される。反射シート16は、例えば、透明な樹脂シートの内部に数μm〜数10μm程度の気泡を密に分散させるか、樹脂シートや金属板などに銀やアルミなどの反射率の高い材料を蒸着することによって構成されている。これによって、反射シート16の反射率は、少なくとも導光板12と対向する面で高くなっている。
【0015】
なお、導光板12の上面12aならびに光拡散シート14の上面14aおよび下面14cは、互いに平行である。
【0016】
線状光源18は、導光板12の一方側面12a近傍に配置されている。この線状光源18としては、例えば、熱陰極管,冷陰極管等の蛍光灯または発光ダイオードを線状に配列したもの、白熱灯または有機発光材料を線状に形成したものが用いられる。リフレクタ20は、一方側面12aを除いて、線状光源18を覆うようにして配置されている。リフレクタ20は、内面で反射率が高くなるように構成されており、このような特性は、例えば、樹脂シートに銀やアルミなどの反射率の高い材料を蒸着し、このシートを薄い金属板あるいは樹脂シートに接着することによって得られる。
【0017】
図2を参照して、導光板12の下面12dには、導光板の上面12cとほぼ平行な複数の平坦面Fが階段状に形成される。各々の平坦面Fから上面12cまでの距離は、一方側面12aから他方側面12bに向かうにつれて段階的に短くなり、隣接する平坦面Fの間には段差が存在する。この段差部分には、一方側面12aに平行に延びるV字状の溝Lまたは斜面Sが形成される。具体的には、各々の溝Lは少なくとも2つの平坦面Fを挟み、溝Lに接する各々の平坦面Fは溝Lを形成する斜面L1およびL2に連続する。さらに、溝Lに挟まれる各々の平坦面Fは斜面L1に平行な斜面Sによって結合される。斜面L1および斜面Sは互いに平行であり、平坦面Fに対してなす角度αは47°である。また、溝Lの幅は一方側面12aから他方側面12bに向かうにつれて徐々に大きくなる。
【0018】
導光板12の上面12cに対して法線方向に出射される光線は、次の様である。線状光源18から入射した光線の伝播方向が平坦面Fに対してなす角度をβとした場合、β=4°付近の光線は、斜面L1またはSで全反射され、上面12cに対して法線方向に出射される(光線丸1参照)。また、光線が斜面L1またはSに臨界角を超えて入射した場合、この光線は、斜面L1またはSから出射し、反射シート16で反射される。上面12cに対して法線方向に反射された光線は、平坦面Fから導光12に再度入射し、上面12cに対して法線方向に出射される(光線丸2参照)。一方、光線が斜面L1に臨界角を超えて入射し、再び溝Lを形成する他方側面12b側の斜面L2に入射し、β=4°付近で斜面Sに入射した光線は、全反射を経て、上面12cに対して法線方向に出射される(光線丸3参照)。
【0019】
導光板12の上面12cから出射される光線の輝度と出射角(上面12cに対する法線と出射光とがなす角度)の関係は、実験の結果、図5に示すグラフにおいて点線A1で示すように変化した。このグラフの横軸の正方向は他方側面12b側であり、負方向は一方側面12a側である。点線A1によれば、出射角=0°付近が出射光の輝度分布の中心角となり、この角度から出射される光線の輝度が最も高くなっている。
【0020】
図3を参照して、光拡散シート12は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂からなるシート14cの上面に無数のビーズ14dを配置し、バインダ14eによってビーズ14dを固めることによって得られる。したがって、導光板12の上面12cから出射された光線は、シート14cの下面から入射され、ビーズ14dによる拡散を経てバインダ14eの表面から出射される。このため、入射角=0°でシート14cに入射された光線の輝度は、バインダ14eから出射される時点で減じられる。
【0021】
光拡散シート14の上面14aから出射される光線の輝度と出射角(上面14aに対する法線と出射光とがなす角度)の関係は、実験の結果、図5に示すグラフにおいて実線B1で示すように変化した。つまり、輝度分布の中心角は点線A1および実線B1のいずれもほぼ0°であるが、最大輝度レベルは、7700cd/m2から7000cd/m2まで低下した。これは、上述のように、入射角=0°で光拡散シート14に入射した光線の伝播方向が、ビーズ14dによって異なる方向に分散されたからである。
【0022】
また、光拡散シート14の下面14bに対する入射角を0°,30°,45°および60°に設定して実験を行なった結果、光拡散シート14の上面14aからの出射角と光強度との間には、図4に示すような関係が成立した。このグラフでも、横軸の正方向は他方側面12b側であり、負方向は一方側面12a側である。図4によれば、入射角が大きくなるほど、輝度分布の中心角が他方側面12b側に移動し、光強度の最大レベルが徐々に低下し、そして輝度分布の広がりが徐々に拡大している。また、入射角が30°および45°の光線については、出射角=0°でも幾分かの光強度が得られる。
【0023】
図5において点線A1で示すように、導光板12の上面12cから出射される光線の全てが出射角=0°となるわけではなく、出射光=±45°の範囲で出射される光線が多く存在する。このような光線は、光拡散シート14での拡散によって出射角=0°における出射光量の増大にも貢献する。このため、出射角=0°における輝度は、入射角=0°における輝度よりも低下するものの、低下の程度は、全ての光線が入射角=0°で入射した場合よりも小さくなる。
【0024】
図6に示すような形状の導光板を上述の導光板12の代わりに用いたときの輝度特性を、比較例として図7に示す。図6に示す導光板では、各々の平坦面の段差部分にV字状の溝が複数形成されており、各々の溝を形成する斜面(線状光源側)は、平坦面に対してα=47°をなす。このような導光板に入射された光線は、この実施例の導光板12に入射された場合とほぼ同様の振る舞いをし、上面から出射される光線の輝度特性は、図7において点線A2で示すように変化する。また、導光板の上面に配置された光拡散シート14から出射される光線の輝度特性は、図7において実線B2で示すように変化する。
【0025】
図7に示す点線A2およびB2のいずれについても、出射角=0°付近が出射光の輝度分布の中心角となり、この角度から出射される光線の輝度が最も高くなっている。ただし、導光板からの出射光の最大輝度が8200cd/m2であるのに対して、光拡散シート14からの出射光の最大輝度は6400cd/m2まで低下している。つまり、光拡散シート14への入射前と光拡散シート14からの出射後とにおける輝度の低下幅は、図5では700cd/m2であるのに対して、図7では1800cd/m2である。しかも、光拡散シート14からの出射光の最大輝度レベルは、比較例の方が小さい。
【0026】
このような結果が得られるのは、比較例の導光体において出射角=±45°の範囲で出射される光線が、この実施例の導光体12において出射光=±45°の範囲で出射される光線よりも少ないからであると思われる。図7に示す点線A2では、輝度が出射角=±20°付近で急峻に立ち上がっているために、出射角=0°における最大輝度は点線A1よりも高くなる。しかし、出射角=±45°の範囲での出射光量を比較すると、この実施例の出射光量の方が比較例の出射光量を上回り、この結果、光拡散シート14から出射される段階でも、この実施例の最大輝度(=7000cd/m2)の方が、比較例の最大輝度(=6400cd/m2)よりも大きくなる。
【0027】
なお、斜面L1およびSの角度αを47°±2°の範囲で変化させたときも、上述とほぼ同様の結果が得られたことが、別の実験によって確認されている。
【0028】
このように、光拡散シートからの出射段階において実施例の最大輝度が比較例の最大輝度よりも高くなるにも関わらず、導光板を形成するための金型の製作は、この実施例の方が簡単である。つまり、導光板の下面に対応する型を金型の表面に形成するにはバイトによって表面を切削加工する必要があるが、この実施例の導光板のための金型の製作に使用するバイトは1つだけでよい。つまり、図13に示すように先端にフラット面を形成し、フラット面と一方側面(斜面L1またはSに対応する型に接する側面)との間の角度を133°(=180°−47°)としたバイトを用いて金型の表面を切削すれば、この実施例の導光板の下面に対応する型を形成できるため、金型の製作が簡単である。この結果、面光源装置10の製造コストダウンが可能となる。
【0029】
図8を参照して、他の実施例の面光源装置10は、導光板12の下面に形成された斜面L1およびSが平坦面Fに対してなす角度αが22°に変更され、かつプリズムシート(レンズシート)22が光拡散シート14の上面14aに配置された点を除き、図1実施例と同様である。このため、同様の点について重複した説明はできるだけ省略する。
【0030】
プリズムシート22は、下面が光拡散シート14の上面14aに正対するように配置されている。プリズムシート22は、ポリエステル樹脂と高屈折率のアクリル樹脂を材料として2層構造で形成されており、上面には、導光板12の一方側面12aに平行して延びるかつ断面が2等辺三角形状の線状突起(プリズム)Pが多数形成されている。
【0031】
線状光源18から入射した光線は、図9に示す要領で導光体12内を伝播し、上面12cから出射される。つまり、斜面L1またはSに対する入射角が大きければ、光線は斜面L1またはSで全反射されて上面12cから出射される(光線▲5▼)。また、斜面L1またはSに対する入射角が小さければ、斜面L1またはSから一旦出射された後、反射シート16で反射される。反射された光線は、平坦面Fから再び導光体12に入射され、上面12cから出射される(光線▲4▼)。さらに、平坦面Fに対する入射角が小さかったときも、光線は、平坦面Fから出射され、反射シート16による反射を経て再度導光体12に入射される。入射された光線は、その後上面12cから出射される(光線▲6▼)。
【0032】
上面12cからの出射光の輝度および出射角(上面12cに対する法線と出射光とがなす角度)の関係は、図10に示すグラフによって表される。図10における横軸の正方向は他方側面12b側であり、負方向は一方側面12a側である。このグラフはシミュレーションによって求められたものであり、これによれば、出射角=30°付近が出射光の輝度分布の中心角となり、この角度から出射される光線の輝度が最も高くなっている。
【0033】
上面12cから出射された光線は、入射角=30°で光拡散シート14の下面14bに入射され、光拡散シート14の上面14aから出射される。図4から分かるように、上面14aから出射される光線の輝度分布の中心は25°となる。光拡散シート14から出射された光線は、その後プリズムシート22で進行方向を修正される。これによって、プリズムシート22の上面からは、光拡散シート14に対してほぼ直交する方向に光線が出射される。
【0034】
この実施例についても上述と同様の実験が行なわれ、良好なデータが得られたことが確認されている。つまり、図6に示す導光板とほぼ同様な形状の導光板(下面に形成された斜面の角度は22°)を比較例として使用し、輝度特性を測定したところ、導光板の上面における最大輝度レベル(出射角=35°)は比較例の方が高いが、光拡散シートの上面における最大輝度レベル(出射角=30°)は、比較例と実施例とでほぼ同じであった。また、斜面L1およびSの角度αを22°±2°の範囲で変化させたときもほぼ同様の結果が得られたことが、別の実験によって確認されている。
【0035】
このように、光拡散シートからの出射段階において実施例の最大輝度が比較例の最大輝度とほぼ同じになるにも関わらず、導光板を形成するための金型の製作は、上述と同様に、この実施例の方が簡単である。この結果、面光源装置10の製造コストダウンが可能となる。
【0036】
なお、これらの実施例では、導光板の下面に階段状に形成された平坦面の一部の段差部分に溝を形成し、残りの段差部分に斜面を形成するようにしたが、このような導光板に代えて、図11または図12に示す参考例のように全ての段差部分に溝を形成した導光板を用いてもよい。図11によれば、溝のピッチは一定とされた状態で、溝の幅が徐々に広くなっており、この導光板に対応する金型は、図14に示す要領で1つのバイトを用いて作成される。図12によれば、溝の幅が徐々に広くなるにつれて、溝のピッチが徐々に狭くなっており、この導光板に対応する金型は、図15に示す要領で1つのバイトを用いて作成される。なお、線状光源側の斜面が平坦面に対してなす角度αは、プリズムシートを省くときは47°とされ、プリズムシートを用いるときは22°とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】 図1実施例に適用される導光板における光線の伝播を示す図解図である。
【図3】 光拡散シートにおける光線の拡散を示す図解図である。
【図4】 光拡散シートの上面から出射される光線の出射角と出射光の光強度との関係を
示すグラフである。
【図5】 A1はこの実施例の導光板の上面から出射される光線の出射角と出射光の輝度
との関係を示すグラフであり、B1は光拡散シートの上面から出射される光線の
出射角と出射光の輝度との関係を示すグラフである。
【図6】 比較例として用いる導光板における光線の伝播を示す図解図である。
【図7】 A1は比較例の導光板の上面から出射される光線の出射角と出射光の輝度との
関係を示すグラフであり、B1は光拡散シートの上面から出射される光線の出射
角と出射光の輝度との関係を示すグラフである。
【図8】 この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図9】 図8実施例に適用される導光板における光線の伝播を示す図解図である。
【図10】 図8実施例に適用される導光板の上面から出射される光線の出射角と出射光の
輝度との関係を示すグラフである。
【図11】 この発明の参考例に適用される導光板を示す断面図である。
【図12】 この発明の他の参考例に適用される導光板を示す断面図である。
【図13】 図2または図9に示す導光板に対応する金型の製作状態を示す図解図である。
【図14】 図11に示す導光板に対応する金型の製作状態を示す図解図である。
【図15】 図12に示す導光板に対応する金型の製作状態を示す図解図である。
【図16】 従来技術を示す断面図である。
【図17】 従来技術の導光板に対応する金型の製作状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10…面光源装置
12…導光板
14…光拡散シート
16…反射シート
18…線状光源
20…リフレクタ
22…プリズムシート

Claims (4)

  1. 互いに対向する一方側面および他方側面を有するかつ前記一方側面から入射された光を上面から出射させる導光板、および
    前記導光板の上方に配置されたかつ前記導光板からの出射光を拡散させる拡散シートを備える面光源装置において、
    前記導光板の下面は、互いに平行でかつ前記一方側面から前記他方側面に向かうにつれて前記上面までの距離が短くなる階段状の複数の前記上面に対し平行な面、および前記一方側面に平行に延びる複数のV字溝を有し、
    各々の前記V字溝は少なくとも2つの前記上面に対し平行な面を挟み、
    前記V字溝に接する各々の前記上面に対し平行な面は前記V字溝を形成する各々の第1斜面に連続し、
    前記V字溝に挟まれる各々の前記上面に対し平行な面は前記一方側面側の前記第1斜面に平行な第2斜面によって結合されることを特徴とする、面光源装置。
  2. 前記一方側面から他方側面に向かうにつれて前記V字溝の幅を大きくするようにした、請求項1記載の面光源装置。
  3. 前記一方側面側の前記第1斜面と前記第2斜面とが前記下面の前記上面に対し平行な面に対してなす鋭角は45°から49°である、請求項1または2記載の面光源装置。
  4. 前記拡散シートの上面に配置されたプリズムシートをさらに備え、
    前記一方側面側の前記第1斜面と前記第2斜面とが前記下面の前記上面に対し平行な面に対してなす鋭角は20°から24°である、請求項1または2記載の面光源装置。
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