JP3760392B2 - 蓄熱式バーナ及び該蓄熱式バーナを用いたラジアントチューブバーナ - Google Patents

蓄熱式バーナ及び該蓄熱式バーナを用いたラジアントチューブバーナ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工業用加熱炉、間接加熱炉等の熱設備に設置される蓄熱式バーナ及び該蓄熱式バーナを用いたラジアントチューブバーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10はバーナに付随して蓄熱体が設けらた従来の直火式の蓄熱式バーナを用いた加熱炉の一例を示している。図10において、2は加熱炉、5a、5bは加熱炉2に対向配置されたバーナ、17a、17bはバーナ5a,5bにおける燃焼用空気を供給する管路に設置された蓄熱体、25a、25bは燃料遮断弁、41は燃焼用空気と燃焼排ガスの流路を切り替える切替弁、42は燃焼排ガス排気口、8は加熱炉2内に投入された被加熱物である。
【0003】
上記のように構成された加熱炉2においては、対向配置されたバーナ5a,5bは交互に燃焼して被加熱物8及び蓄熱体17a、17bを加熱する。すなわち、ある一定時間は一方に配置された蓄熱体を他方に配置されたバーナの燃焼排ガスで加熱し、次の一定時間は既に加熱されている前記一方の蓄熱体で燃焼用空気を予熱しながら一方に配置されたバーナを燃焼させ、この動作を交互に行うというものである。
この点を図10に基づいて具体的に説明すると、図10においては、バーナ5aが燃焼状態であることを示しており、このとき蓄熱体17aは前回のバーナ5bの燃焼時にバーナ5bの燃焼排ガスによって高温に加熱されている。切替弁41を介して吸入される常温(30℃)の燃焼用空気が蓄熱体17aで加熱されて約1250℃の予熱空気となってバーナ5aに供給されている。また、バーナ5aの燃焼による燃焼排ガスの一部はバーナ5bを経て約1350℃で蓄熱体17bに入り、蓄熱体17bを加熱して200℃で排気される。そして、所定の時間間隔で燃料遮断弁25a、25bと切替弁41とを連動して切り替えることによってバーナ5aとバーナ5bを切替えるように構成されている。
【0004】
従来、蓄熱体17a、17bには、例えば、1300℃以上の高温の燃焼排ガスが通過したとしても溶融しないセラミックスが用いられ、その形状はボール状あるいは塊状であった。しかし、蓄熱体には、単位容積当たりの熱交換面積が大きく、かつ、ガス通過面積が大きく、しかも流体通過時の圧力損失の小さい物が好ましいことから、最近ではハニカム構造の蓄熱体が用いられている。そして、例えば特公平2−23950号公報に開示された発明に代表されるようなセラミックハニカムを蓄熱体とした蓄熱式バーナが提供されている。
【0005】
なお、セラミックス製のハニカム状蓄熱体は押し出し成型したセラミックス材料を焼結して製造されている。従って、その断面形状は通過流体の流れ方向(蓄熱体の長手方向)で一定である。また、通過する流体は、ハニカム状蓄熱体のある升目に流れ込むと他の升目には拡散しない構造となっている。
【0006】
上記図10に示したものは直火式の蓄熱式バーナであったが、これとは別に加熱炉を間接加熱して炉内雰囲気を所望の状態(温度)に調整することが可能な加熱源として、例えば実公平2−23950号公報に示されたラジアントチューブバーナがある。同公報に示されたラジアントチューブバーナは、図11に示すように、ラジアントチューブ3の両端にバーナ5と蓄熱体17を配置し、両端のバーナ5を交互に切替て交番燃焼するというものである。このような、いわゆる蓄熱式ラジアントチューブバーナ(リジェネレーティブラジアントチューブバーナ)は熱効率向上、ラジアントチューブ温度分布均一化によるラジアントチューブ寿命延長・補修費低減効果を発揮している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、セラミックス製のハニカムを用いて蓄熱バーナの蓄熱体を形成すると、前述のように、セラミックス製のハニカム状蓄熱体の断面形状は通過流体の流れ方向(蓄熱体の長手方向)で一定であり、また、通過する流体は、ハニカム状蓄熱体のある升目に流れ込むと他の升目には拡散しない構造となっているので、燃焼排ガスがハニカム状蓄熱体に流入前の流路にて偏流した場合には以下のような問題があった。すなわち、燃焼排ガスが偏流するとハニカム状蓄熱体におけるハニカム断面での流入量に差が生じる。そして、燃焼排ガスが多量に流れ込んだ升目では、ハニカム格子の蓄熱容量以上の熱を蓄積できないため、充分な排熱回収ができず、また、ハニカム格子が高温化し、少量しか流れ込まない升目の格子との温度差が大きくなりハニカム断面での熱応力が発生し、ハニカム状蓄熱体が割れて長期安定使用ができないという問題があった。すなわち、ハニカム状蓄熱体の割れが進行すると、微細化したハニカム破片が升目を閉塞したり、またハニカム内の流体の流れが乱れ圧力損失が増大したり、さらに破損したハニカムが飛散してバーナから炉内に吹き出し蓄熱容量を低下させるのである。
【0008】
また、高温の燃焼排ガスの偏流と低温の燃焼用空気の偏流がマッチング、すなわち、多量に燃焼排ガスが流れ込む升目に多量の燃焼用空気が流れ込むような同等の偏流が生じている場合は熱回収効率が、均等に流れ込んでいる場合に比べて大幅に低下することはないが、高温の燃焼排ガスの偏流と低温の燃焼用空気の偏流がアンマッチング、すなわち、多量に燃焼排ガスが流れ込む升目に少量の燃焼用空気が流れ込み、少量の燃焼排ガスが流れ込む升目に多量の燃焼用空気が流れ込むような偏流が生じている場合は、高温の燃焼排ガスが蓄熱体より排出され、低温の予熱空気しか得られない低熱効率の蓄熱バーナとなってしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決するために発明されたもので、蓄熱体内を通過しようとする流体が偏流している場合でも、蓄熱体での偏熱の発生を防止して熱ストレス等による蓄熱体の割れを防止し、蓄熱体寿命の延命を図り、長期間安定した運転ができる蓄熱式バーナを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る蓄熱式バーナにおいては、燃焼用空気及び燃焼排ガスの通路となる通気路と、該通気路に配設された蓄熱体と、前記通気路の一端側に設けられた燃焼用空気噴射口とを備え、主燃焼時には燃焼用空気を前記蓄熱体で予熱して前記燃焼用空気噴射口から噴出し、主燃焼以外のときには燃焼排ガスを前記燃焼用空気噴射口から導入して前記蓄熱体を通過させ、該蓄熱体で熱回収する構造のものにおいて、前記蓄熱体における前記燃焼排ガスの流入断面を、前記蓄熱体と前記燃焼用空気噴射口との間の通気路断面よりも小さく設定し、前記燃焼用空気噴射口から導入された燃焼排ガスの全部又は一部が前記蓄熱体にストレートに流入しないように前記蓄熱体を配置したものである。
【0011】
また、燃焼用空気及び燃焼排ガスの通路となる通気路と、該通気路に配設された蓄熱体と、前記通気路の一端側に設けられた燃焼用空気噴射口とを備え、主燃焼時には燃焼用空気を前記蓄熱体で予熱して前記燃焼用空気噴射口から噴出し、主燃焼以外のときには燃焼排ガスを前記燃焼用空気噴射口から導入して前記蓄熱体を通過させ、該蓄熱体で熱回収する構造の蓄熱式バーナにおいて、前記蓄熱体における前記燃焼排ガスの流入断面の一部に、前記燃焼排ガスが通過できない壁体を形成し、前記燃焼用空気噴射口から導入された燃焼排ガスの全部又は一部が前記蓄熱体にストレートに流入しないようにしたものである。
【0012】
さらに、本発明に係るラジアントチューブバーナは、上記の蓄熱式バーナをラジアントチューブの端部に少なくとも1つ以上配置したものである。
【0013】
また、ラジアントチューブバーナにおける蓄熱式バーナは、燃焼用空気噴射口がラジアントチューブの径方向に偏心して設けられてなるものである。
【0014】
【発明の実施形態】
実施の形態1.
図1は本発明を適用したラジアントチューブバーナの一実施の形態を説明する説明図である。図において、1はラジアントチューブバーナで、略U字状に湾曲するラジアントチューブ3、およびこのラジアントチューブ3の両端部に配設される一対のバーナ5等により構成されている。ラジアントチューブバーナ1はラジアントチューブ3の内部をその両端部に配設されたバーナ5の燃焼排ガスが通過してラジアントチューブ3の外面が加熱され、その外表面から放射する放射熱で加熱炉、熱処理炉等の内部を加熱するというものである。
【0015】
ラジアントチューブ3の両端部に配設された各バーナ5は同一の構成であり、バーナボディ9、バーナボディ9の内部に配設されて燃料ガスが通過するバーナガン11、バーナボディ9とバーナガン11との間に形成された燃焼用空気通路13、燃焼用空気通路13に配設された蓄熱体17、蓄熱体17の外周部に形成された壁体12、及びバーナガン11の先端部に設置されたバッフル15等により構成されている。
【0016】
バーナガン11は、筒状に形成されたパイロット燃焼用空気通路21、パイロット燃焼用空気通路21の内部にやはり筒状に形成された燃料通路19、及び図示しない点火プラグなどにより構成されている。このように、バーナガン11は、パイロット燃焼用空気通路21内に、これと同心円状に燃料通路19が配置されているという単純な構造であり、バーナガン11を比較的細く形成することができる。
【0017】
図2はバーナガン11の燃料通路19に燃料を供給する燃料供給配管の配管系統図である。図2に基づいて、燃料供給配管の配管系統について説明する。燃料供給通路23の一端側には図示しない燃料供給源が接続され、他端側にはバーナガン11の燃料通路19が接続される。そして、燃料供給通路23の途中には、バーナガン11への燃料の供給を制御する制御弁25が介装されると共に、この制御弁25を迂回するバイパス通路27が設けられている。バイパス通路27の途中には、バーナガン11に供給される燃料をバーナガン11がパイロット燃焼を行うのに最低限必要な量に調整する流量制御弁29および制御弁31が介装されている。
以上のように構成された配管系統においては、バーナーが主燃焼する場合には燃料供給通路23の制御弁25が開放されると共に、バイパス通路27の制御弁31が閉止される。一方、バーナがパイロット燃焼する場合には燃料供給通路23の制御弁25が閉止されると共に、バイパス通路27の制御弁31が開放される。
【0018】
再び図1に基づいて、バーナガン11の構成を説明する。バーナガン11の周りの空間は燃焼用空気通路13となっているが、一方のバーナ5が非作動の待機状態となっている場合には、この燃焼用空気通路13は他方のバーナ5からの高温の燃焼排ガスが流れる排気通路となる。しかし、燃料通路19の回りの空間はパイロット燃焼用空気通路21が形成されており、しかもパイロット燃焼用空気通路21内には燃焼前で低温(常温)の燃焼用空気が常に供給されているので、燃料通路19内の燃料が燃焼用空気通路13内の燃焼排ガスの熱で加熱され高温になることはない。
【0019】
蓄熱体17は、比較的圧力損失が低い割に熱容量が大きく、耐久性の高い材料(例えば、セラミックス)をハニカム状に形成し、その内部を空気が通過することができるように構成されている。そして、蓄熱体17内を高温の燃焼排ガスが通過するときには蓄熱体17が燃焼排ガスから熱を回収して加熱され、この加熱された蓄熱体17内を燃焼用の空気が通過するときには通過空気が蓄熱体17から熱を奪い昇温する。
【0020】
壁体12は、バッフル15に形成された燃焼用空気噴射口33より吸引される高温でかつ偏流して流入する燃焼排ガスを拡散させて、蓄熱体17にほぼ均等に流入させる機能を有している。この壁体12がない場合には、偏流して流入する燃焼排ガスが偏流したまま蓄熱体17に流入することになり、本願明細書の発明が解決しようとする課題の項で説明したように、蓄熱体17の破損という問題が生ずることになるが、この壁体12の拡散作用によって、このような問題の発生を抑制することができるのである。
【0021】
なお、壁体12を設けない場合には、燃焼用空気噴射口33と蓄熱体17の間の空間を長くして高速で流入した燃焼排ガスがラジアントチューブ円形断面で拡散し、ラジアントチューブ断面でほぼ整流された流れになるまで成長させる必要があるが、このようにするには直線で数メートルの間隔が必要となり、バーナが巨大化し設備費が高騰することになる。したがって、壁体12を設けることは、簡易な構成で拡散・整流効果が得られ、設備費の高騰を抑えることができる。
なお、壁体12の材料は、高温の燃焼排ガスが高速で衝突しても浸食されない材質のものであれば如何なる物でも使用可能であるが、本実施の形態においては耐火煉瓦と同等の性質を有するプラスチック耐火物を使用している。
【0022】
なお、他方のバーナ5も、上述した一方のバーナ5と同様に構成されており、各バーナ5の各バーナボディ9の一端側が空気通路機構10を介して、燃焼用空気供給源及び大気側に接続されている。空気通路機構10には、図1に示す四方弁41が設けられており、各バーナ5と燃焼用空気供給源又は大気側との接続を切り替えることができるようになっている。
四方弁41を図示する位置にした場合には、図中下側に配置されたバーナ5の燃焼用空気通路13が燃焼用空気供給源に接続されると共に、図中上側に配置されたバーナ5の燃焼用空気通路13が大気側に接続されるようになっている。そして、四方弁41を切り替えた場合には、この接続関係が逆になる。
【0023】
ここで、燃焼用空気とバーナ5の作動との関係を図3に示す。図3において、横軸はバーナ5の作動モードを示し、縦軸は燃焼量及び空気供給量を示している。
バーナ5が作動する燃焼モードでは、パイロット燃焼用空気に加えて主燃焼用空気がバーナ5に圧送供給される。
一方、バーナ5が非作動の待機状態となる排気モードでは、パイロット燃焼用空気のみが圧送されており、このバーナ5には、バーナガン11がパイロット燃焼するのに適した量の燃焼用空気が供給される。この場合には、バーナ5の燃焼量は、バーナガン11がパイロット燃焼するのみであり、本実施の形態の場合、5000Kcal/H程度の燃焼量である。
以上の説明から分かるように、バーナガン11のパイロット燃焼用空気通路21にはバーナ5の作動状態とは無関係に常にパイロット燃焼用空気が供給されている。
【0024】
図4は図1に示したラジアントチューブバーナ1のバーナ5の近傍の断面図であり、以下図4に基づいてバーナ5の近傍の構成を詳細に説明する。
ラジアントチューブ3は、図4に示すように、その中間部を炉壁7に設けられた取付孔7aで支持し、端部を炉外に位置させるようにして、該端部に設けられたフランジ3aが炉壁7外面に設けられた取付部7bに固定されている。ラジアントチューブ3の両端部と炉壁7との隙間は、図示しないシール部材で気密に塞がれている。
【0025】
バーナボディ9は一端側がほぼ直角に屈曲した略円筒状からなり、屈曲側端部にはフランジ9cが、他端側にはフランジ9bがそれぞれ設けられており、フランジ9cがラジアントチューブ3のフランジ3aと共に炉壁7の取付部7bに取り付けられている。このバーナボディ9の屈曲部には、バーナガン11を挿入するための孔9aが穿設されている。
【0026】
バッフル15は、ラジアントチューブ3内の炉壁7内面にほぼ対応する位置に配置されている。図5はバッフル15の正面図である。図4及び図5に基づいて、バッフル15の詳細を説明する。バッフル15は、円板部15aと、この円板部15aの全周縁からバーナガン11の方向に向けて延びる周壁15bとにより構成され、この周壁15bには内管15fが連続して形成されており、内管15fの端部にはフランジ3aと重なるフランジ35aが形成されている。円板部15aの直径はラジアントチューブ3の内壁と概略同一に設定され、円板部15aはラジアントチューブ3内を閉塞している。また、バッフル15の周壁15bはラジアントチューブ3の内周面に略固定されている。
【0027】
バッフル15の円板部15aには、図5に示すように、その周縁部に切り欠き15dが設けられると共に、中央より少し外周に偏った位置に小径孔15cが設けられている。切り欠き15dは、円板部15aの下端部分を半月状に切り欠いて形成されており、ラジアントチューブ3と共に燃焼用空気噴射口33を構成している。すなわち、燃焼用空気噴射口33は、ラジアントチューブ3の横断面に対して偏芯して設けられており、燃焼用空気はラジアントチューブ3内空間の偏芯した位置に高速で噴出してラジアントチューブ3内で自己排ガス循環流を形成する。一方、燃料ガスは、燃焼用空気噴射口33から離れた位置にある小径孔15cから噴出され、燃焼用空気による自己排ガス循環流に巻き込まれながら燃焼する。これによって、局部高温域を形成しない燃焼を実現し、蓄熱式ラジアントチューブバーナ最大の欠点であった窒素酸化物の大量発生を防止し低NOx 燃焼を実現している。
【0028】
また、小径孔15cの位置は、バーナボディ9に設けられたバーナガン11を挿入するための孔9aに対向する位置である。また、小径孔15cの直径は、バーナガン11の先端の外径と略同一寸法に設定されている。さらに、小径孔15cの周縁は、バーナボディ9に向けて延出して円筒状部分15eを形成し、この円筒状部分15eにバーナガン11を内装するガイドパイプが配置されて支持される。そして、バーナガン11は、前述したようにバーナボディ9の孔9aからラジアントチューブ3内に挿入され、ラジアントチューブ3と略平行に配置され、その先端がバッフル15で支持されているガイドパイプ(図示せず)の中に挿入されている。このように、バーナガン11の先端はバッフル15の小径孔15cの位置にあり、燃焼用空気噴射口33と一定の距離を離して配置されている。
【0029】
壁体12は、蓄熱体17の外周部に形成されており、燃焼用空気噴射口33に対向する部分の径方向の高さは、燃焼用空気噴射口33の高さとほぼ同一に設定されている。このように設定することによって、燃焼用空気噴射口33から吸入されるほぼ全ての燃焼排ガスを壁体12に衝突させて拡散させることができる。
【0030】
図6に本実施の形態に使用した壁体12及び蓄熱体17の断面図を示した。図へ6に示すように、壁体12は蓄熱体17の外周の全周に亘って形成されており、燃焼用空気噴射口33に対向する部分が厚めに形成されている。このように、燃焼用空気噴射口33に対向する部分が厚めに形成することで、燃焼用空気噴射口33から吸入される燃焼排ガスが確実に衝突するようになり、蓄熱体への均等な流入をより確実にする。
なお、この実施の形態では、壁体12における燃焼用空気噴射口33に対向する部分を厚めに形成したが、壁体12の全周を同一の厚みに形成してもよい。このようにすれば、壁体12の製作が容易になる。
【0031】
以上のように構成された一方のバーナ5は、以下のように作動する。
まず、パイロット燃焼を行う場合には、燃料供給通路23の制御弁25を閉弁し、燃料をバイパス通路27を介してのみバーナガン11へ供給する。このバーナガン11へは、燃焼用空気供給源から常にパイロット燃焼用空気が圧送されており、燃料とパイロット燃焼用空気とがパイロット燃焼に適した空気比の混合ガスになる。そして、この混合ガスに点火プラグで着火し、パイロット燃焼を行う(図1に示す上側のバーナ5の状態)。
【0032】
バーナガン11がパイロット燃焼を行っている状態において、燃料供給通路23の制御弁25を開き、且つ、燃焼用空気供給源からの主燃焼用空気の供給を開始すると、燃料供給源から多量の燃料がバーナガン11の燃料通路19に圧送され、バーナガン11は主燃焼を行う。
そして、この主燃焼している状態において、燃料供給通路23の制御弁25を閉じるとともに、燃焼用空気供給源からの燃焼用空気の供給を停止すると、バーナガン11がパイロット燃焼の状態に戻る。この状態でも、バーナガン11へは燃料供給通路23のバイパス通路27介して少量の燃料が供給され、また、燃焼用空気供給源は常に燃焼用空気を供給しているので、バーナガン11は、安定したパイロット燃焼を行う。
【0033】
このように作動する各バーナ5を備えたラジアントチューブバーナ1は、各バーナ5を交互に作動させる、いわゆる、交番燃焼を行う。
まず、一方のバーナ5(以下、一方のバーナ5に関する構成要素の符号には、Aを付記する。)を作動させ、他方のバーナ5(以下、他方のバーナ5に関する構成要素の符号には、Bを付記する。)を非作動状態にする場合について説明する。
この場合には、燃料供給通路23Aの制御弁25Aを開弁し、燃焼用空気通路23Bの制御弁25Bを閉弁するとともに、空気通路機構10の四方弁41を図1に示す位置に切り替える。
これにより、バーナ5Aには主燃焼に必要な燃料と主燃焼用空気及びパイロット燃焼用空気が供給され、上述した主燃焼が行われる。一方、バーナ5Bのバーナガン11Bにはパイロット燃焼に適した量の燃料およびパイロット燃焼用空気が供給されており、パイロット燃焼が継続される。
【0034】
バーナ5Aの主燃焼で発生した燃焼排ガスは、ラジアントチューブ3内をこれを加熱しながらバーナ5Bに向けて流れる。そして、この燃焼排ガスは、バッフル15Bの燃焼用空気噴射口33Bから燃焼用空気通路13B内に流入し、空気通路機構10を介して大気側に排出される。このとき、燃焼用空気噴射口33Bがラジアントチューブ内で偏心した配置となっていることからラジアントチューブ円形断面での燃焼排ガスは偏流となって燃焼用空気通路13Bに流入する。そして、この流入した燃焼排ガスは壁体12Bに衝突して拡散され、バーナボディ9B内の蓄熱体17B内にほぼ均等に流入する。蓄熱体17B内に流入した燃焼排ガスは、そこで熱回収されて排気される。なお、燃焼排ガスから熱回収した各蓄熱体17Bの温度は上昇して、燃焼用空気の予熱に供される。
【0035】
バーナ5Aが主燃焼を開始してから所定時間T(例えば、20秒位)だけ経過すると、図2に示した燃料供給通路23Aの制御弁25Aが閉弁し、燃料供給通路23Bの制御弁25Bが開弁するとともに、空気通路機構10の四方弁41が切り替わり、作動側と待機側のバーナ5A、5Bが交替し、バーナ5Bで主燃焼が行われ、バーナ5Aでパイロット燃焼が行われる。
【0036】
図7は上述したバーナ5A,5Bの交番燃焼の様子を示す図であり、横軸が時間を示し、縦軸がバーナ5A,5Bのそれぞれについての燃焼状態を示している。図7に基づいて、バーナ5A,5Bの交番燃焼の様子を説明する。時刻t1において、バーナ5Aが主燃焼を開始し、バーナ5Bがパイロット燃焼を開始する。そして、時間Tだけ経過した時刻t2では、主燃焼を行っていたバーナ5Aがパイロット燃焼に切り替わり、パイロット燃焼を行っていたバーナ5Bが主燃焼を開始する。以後同様にして、時間Tの経過毎に、作動側と待機側のバーナ5A、5Bが切り替わり、ラジアントチューブバーナ1は交番燃焼を実施する。
【0037】
実施の形態2.
図8は本発明の他の実施の形態のバーナ部の断面図である。実施の形態1においては、蓄熱体17を主燃焼用空気通路13内にのみ配置し、蓄熱体17の全周に亘って壁体12を形成した例を示したが、本実施の形態においては、蓄熱体17を主燃焼用空気通路13内及びバーナボディ9内の下側に並べて配置すると共に、主燃焼用空気通路13内に配置した蓄熱体17の外周部の一部に壁体12を形成したものである。
図9は主燃焼用空気通路13内に配置した蓄熱体17及び壁体12の断面図である。この実施の形態2のように壁体12を蓄熱体17の外周の一部に設けることによって、蓄熱体17の流路断面を広くすることができ、燃焼排ガスのよどみを少なくできる。
【0038】
なお、上記の実施の形態1,2においては、蓄熱体17を主燃焼用空気通路13の断面より小形に形成して蓄熱体17の外周部に壁体12を別途設けたものを示したが、蓄熱体17を主燃焼用空気通路13の断面と同形に形成して蓄熱体17における燃焼用空気噴射口33に対向する部分の孔を埋めることによって壁体を形成してもよい。このようにすれば、蓄熱体17及び壁体12を新たに製作しなくてもよいので、コストを低く抑えることができる。
【0039】
なお、各蓄熱体17の設置位置は上述した実施の形態1,2に限るものではなく、主燃焼用空気通路13内、または、これに接続される空気通路機構10の通路途中であればどの位置であってもよい。
【0040】
また、上述の実施の形態1,2は本発明の好適な実施の形態の一つではあるが、本発明はこれに限定されたものではなく発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上記の実施の形態においては、各バーナ5の作動待機状態の切替えを、T時間毎に繰り返す構成としたが、各蓄熱体17A、17Bの温度を監視し、この温度が設定温度以上に達した時点で、各バーナ5A、5Bの作動、待機を切り替える構成としてもよい。
【0041】
さらに、本発明のバーナをラジアントチューブから独立し形式、すなわち、燃焼排ガス雰囲気を充満して被加熱物を直接加熱する炉に適用してもよい。
また、例えば実開平6−65705公報に開示されたような三又形のラジアントチューブを用いた蓄熱式ラジアントチューブシステムにも適用できる。
さらに、バーナの蓄熱体はハニカム状蓄熱体に限るものではなく、ボール状、塊状などセラミックス、金属など如何なる形状、材質の物に適用可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、蓄熱体における燃焼排ガスの流入断面を、蓄熱体と燃焼用空気噴射口との間の通気路断面よりも小さく設定し、燃焼用空気噴射口から導入された燃焼排ガスの全部又は一部が蓄熱体にストレートに流入しないように蓄熱体を配置したので、蓄熱体内を通過しようとする燃焼排ガスが偏流している場合でも、燃焼排ガスを蓄熱体にほぼ均等に流入させることが可能となり、蓄熱体での偏熱を防止して熱ストレス等による蓄熱体の割れを防止し、蓄熱体寿命の延命を図り長期間安定した運転ができる蓄熱式バーナを可能にした。これによって、熱設備の補修費低減、バーナ損傷により緊急対策として該当バーナの燃焼を停止した場合に発生する炉への投入熱量低減、作業能率低下など機会損失の低減など種々の効果が得られる。
【0043】
また、蓄熱体における燃焼排ガスの流入断面の一部に、燃焼排ガスが通過できない壁体を形成し、燃焼用空気噴射口から導入された燃焼排ガスの全部又は一部が蓄熱体にストレートに流入しないようにしたので、燃焼用空気噴射口から導入された燃焼排ガスが壁体に衝突して拡散され、蓄熱体にほぼ均等に流入するようになり、蓄熱体での偏熱が防止され、熱ストレス等による蓄熱体の割れの発生が防止される。このため、蓄熱体寿命の延命が図られ、長期間安定した運転ができる蓄熱式バーナが実現された。これによって、熱設備の補修費低減、バーナ損傷により緊急対策として該当バーナの燃焼を停止した場合に発生する炉への投入熱量低減、作業能率低下など機会損失の低減など種々の効果が得られる。
【0044】
さらに、整流板又は壁体を備えた蓄熱式バーナをラジアントチューブの端部に少なくとも1つ以上配置することによって、上記効果に加えてラジアントチューブバーナの有する効果を得ることができる。
【0045】
また、ラジアントチューブバーナにおける蓄熱式バーナにおける燃焼用空気噴射口を、ラジアントチューブの径方向に偏心して設けるようにしたので、上記効果に加えて、ラジアントチューブ内に噴出する燃焼用空気による自己循環流が発生し、燃料ガスと燃焼用空気が直ちに接触することがなくなり、燃焼が徐々に進行する緩慢燃焼が実現でき、NOX の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1における燃料給通路の系統図である。
【図3】本発明の実施の形態1におけるラジアントチューブバーナの燃焼状態と供給される空気量の関係を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1のバーナの近傍の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1におけるバッフルの説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1に適用した壁体及び蓄熱体の断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1におけるラジアントチューブバーナの交番燃焼の様子を説明する説明図である。
【図8】本発明の実施の形態2におけるバーナの近傍の断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2に適用した壁体及び蓄熱体の断面図である。
【図10】従来の蓄熱式バーナを用いた燃焼排ガス雰囲気の加熱炉の概略図である。
【図11】従来のラジアントチューブバーナの構成の説明図である。
【符号の説明】
1 ラジアントチューブバーナ
3 ラジアントチューブ
5 バーナ
11 バーナガン
12 壁体
13 燃焼用空気通路
15 バッフル
19 燃料通路
21 パイロット燃焼用空気通路
33 燃焼用空気噴射口

Claims (4)

  1. 燃焼用空気及び燃焼排ガスの通路となる通気路と、該通気路に配設された蓄熱体と、前記通気路の一端側に設けられた燃焼用空気噴射口とを備え、主燃焼時には燃焼用空気を前記蓄熱体で予熱して前記燃焼用空気噴射口から噴出し、主燃焼以外のときには燃焼排ガスを前記燃焼用空気噴射口から導入して前記蓄熱体を通過させ、該蓄熱体で熱回収する構造の蓄熱式バーナにおいて、
    前記蓄熱体における前記燃焼排ガスの流入断面を、前記蓄熱体と前記燃焼用空気噴射口との間の通気路断面よりも小さく設定し、前記燃焼用空気噴射口から導入された燃焼排ガスの全部又は一部が前記蓄熱体にストレートに流入しないように前記蓄熱体を配置したことを特徴とする蓄熱式バーナ。
  2. 燃焼用空気及び燃焼排ガスの通路となる通気路と、該通気路に配設された蓄熱体と、前記通気路の一端側に設けられた燃焼用空気噴射口とを備え、主燃焼時には燃焼用空気を前記蓄熱体で予熱して前記燃焼用空気噴射口から噴出し、主燃焼以外のときには燃焼排ガスを前記燃焼用空気噴射口から導入して前記蓄熱体を通過させ、該蓄熱体で熱回収する構造の蓄熱式バーナにおいて、
    前記蓄熱体における前記燃焼排ガスの流入断面の一部に、前記燃焼排ガスが通過できない壁体を形成し、前記燃焼用空気噴射口から導入された燃焼排ガスの全部又は一部が前記蓄熱体にストレートに流入しないようにしたことを特徴とする蓄熱式バーナ。
  3. 請求項1乃至2のいずれかに記載の蓄熱式バーナをラジアントチューブの端部に少なくとも1つ以上配置したことを特徴とするラジアントチューブバーナ。
  4. 前記ラジアントチューブバーナにおける蓄熱式バーナは、燃焼用空気噴射口がラジアントチューブの径方向に偏心して設けられていることを特徴とする請求項3記載のラジアントチューブバーナ。
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