JP3756508B1 - Container with spoon - Google Patents
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Abstract
【課題】 スプーンが容器から容易に着脱することが可能で、輸送時や使用時にスプーンが粉体中に埋もれることのないスプーン付き容器を提供する。
【解決手段】 収納部11を有する容器本体10と、容器本体10の開口部と嵌合する蓋20と、容器本体10と蓋20との間に収納される計量スプーン30とを有するスプーン付き容器1において、容器本体10は、前記開口部を介して相対する側面両側に設けられて前記計量スプーン30の先端部35および後端部33を支持する一対のスプーン載置部41と、それぞれのスプーン載置部41の両側に設けられた位置決め突起43とを有し、閉蓋時に、計量スプーン30のスプーン載置部41からの脱落が、スプーン載置部41に対面する位置に配置された蓋20によって防止されるようになっていることを特徴とするスプーン付き容器1を用いる。
【選択図】 図5PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a container with a spoon in which the spoon can be easily detached from the container and the spoon is not buried in the powder during transportation or use.
A container with a spoon having a container body having a storage portion, a lid that fits into an opening of the container body, and a measuring spoon that is housed between the container body and the lid. 1, the container body 10 includes a pair of spoon placement portions 41 that are provided on both side surfaces facing each other through the opening and support the front end portion 35 and the rear end portion 33 of the measuring spoon 30. Lid having positioning protrusions 43 provided on both sides of the placing portion 41, and a lid disposed at a position where the dropping of the measuring spoon 30 from the spoon placing portion 41 faces the spoon placing portion 41 when the lid is closed. The container 1 with a spoon characterized by being prevented by 20 is used.
[Selection] Figure 5
Description
本発明は、粉体を計量するための計量スプーンを有するスプーン付き容器に関する。 The present invention relates to a spoon-equipped container having a measuring spoon for measuring powder.
洗剤等、粉体を容器に充填した商品では、粉体を計量する計量スプーンを同封する場合がある。これは、物流の合理化や環境問題への取り組みから粉体洗剤の濃縮化が進み、計量の重要性が増したからである。
しかし、単にスプーンを同封すると、輸送時や落下時などの振動や衝撃を受けたときにスプーンが容器から脱落したり、粉体中に埋もれてしまう場合があり、使用性の点から不都合が生じている。特に台所や洗濯機の周辺など、指先が濡れることの多い場所では、粉が指に触れることが嫌がられる。スプーンが粉体中に潜り込んでしまうと、スプーンを取り出す際に、手に粉体が付着したり、粉体が濡れたりすることがある。スプーンの把持部が粉体中に埋まっている場合には、計量部をつまんで取り出すこともあるが、この場合にはスプーンを取り出した後に持ちかえて使用することになり、不便である。
これらの不都合を改善するために、スプーンを容器または蓋に固定することが提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。しかし、従来の提案では、使用の際にスプーンを着脱する煩雑さが生じている。
However, simply enclosing a spoon may cause the spoon to drop out of the container or be buried in the powder when subjected to vibration or impact during transportation or dropping, resulting in inconvenience from the viewpoint of usability. ing. Especially in places where fingertips often get wet, such as in the vicinity of kitchens and washing machines, it is hateful for powder to touch the fingers. If the spoon gets into the powder, the powder may adhere to the hand or the powder may get wet when the spoon is taken out. When the holding part of the spoon is buried in the powder, the measuring part may be pinched and taken out, but in this case, it is inconvenient because it is used after taking out the spoon.
In order to improve these disadvantages, it has been proposed to fix a spoon to a container or a lid (see, for example,
本発明は、上記の不都合を改善するため、スプーンが容器から容易に着脱することが可能で、輸送時や使用時にスプーンが粉体中に埋もれることのないスプーン付き容器を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a container with a spoon in which the spoon can be easily detached from the container and the spoon is not buried in the powder during transportation or use in order to improve the above disadvantages. To do.
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、収納部を有する容器本体と、前記容器本体の開口部と嵌合する蓋と、前記容器本体と前記蓋との間に収納される計量スプーンとを有するスプーン付き容器において、前記容器本体の前記収納部を取り囲む側壁は、前記開口部の周縁の少なくとも一部が互いに平行となるように前記開口部を介して相対する側面が形成されてなると共に、それら両側面の平行な部分に相対して設けられて前記計量スプーンの先端部および後端部が載置される一対のスプーン載置部と、それぞれのスプーン載置部の両側に設けられた位置決め突起とを有し、閉蓋時に、前記計量スプーンの前記スプーン載置部からの脱落が、前記スプーン載置部に対面する位置に配置された前記蓋によって防止されるようになっており、前記計量スプーンの先端部の幅を後端部の幅と同一又は後端部の幅よりも広くし、前記容器本体一側の両位置決め突起の間隔と、前記容器本体他側の両位置決め突起の間隔とを、それぞれ前記計量スプーンの先端部の幅と略同一か若干広くしておくことによって、前記容器本体一側の両位置決め突起間と前記容器本体他側の両位置決め突起間に対して、前記計量スプーンがその先端部と後端部を入れ換えて収納自在とされていることを特徴とするスプーン付き容器である。
また、請求項2に記載の発明は、前記容器本体が、前記開口部を介して相対する側面両側に設けられた一対のスプーン固定用突起を有し、前記計量スプーンの把持部の後端部には、該計量スプーンの計量部が開口する側とは反対側の面に、前記スプーン固定用突起と係合可能な係合凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスプーン付き容器である。
また、請求項3に記載の発明は、前記スプーン固定用突起が容器本体の側壁上端部に上向きに突出されている請求項2に記載のスプーン付き容器である。
また、請求項4に記載の発明は、前記蓋が、前記スプーン載置部に対面する位置に前記計量スプーンを係止するためのスプーン係止用突起を1つ以上有することを特徴とする請求項1に記載のスプーン付き容器である。
また、請求項5に記載の発明は、前記スプーン載置部が、前記両側面の平行な部分に相対して設けられた一対のスプーン収納用段差部であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のスプーン付き容器である。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
Further, in the invention according to
Moreover, invention of
The invention according to claim 4 is characterized in that the lid has one or more protrusions for locking the spoon for locking the measuring spoon at a position facing the spoon mounting portion.
The invention according to claim 5 is characterized in that the spoon placing portion is a pair of step portions for storing a spoon provided facing the parallel portions of the both side surfaces. The container with a spoon according to any one of 4.
本発明のスプーン付き容器によれば、輸送時の振動などによってスプーンが粉体中に潜り込むことがない。このため、初回開封使用時に指先が粉に触れることなくスプーンを取り出し、その状態でスプーンを持ちかえることなく使用することができる。
また、使用後には計量スプーンを容易に容器に取り付けることができ、保管中にスプーンが粉体中に潜り込むことがない。このため、2回目以降の使用時においても、指先が粉に触れることなくスプーンを取り出し、その状態でスプーンを持ちかえることなく使用することができる。
According to the container with a spoon of the present invention, the spoon does not sink into the powder due to vibration during transportation. For this reason, a spoon can be taken out without touching powder at the time of first opening use, and it can be used without changing a spoon in that state.
In addition, the measuring spoon can be easily attached to the container after use, and the spoon does not sink into the powder during storage. For this reason, even in the second and subsequent use, the spoon can be taken out without the fingertip touching the powder and used without changing the spoon in that state.
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1〜図6は、本発明のスプーン付き容器の第1形態例を示す図面であり、図1はスプーン付き容器の部分切欠斜視図、図2および図3は容器の断面図、図4および図5は計量スプーンが容器に固定された状態を示す断面図、図6はスプーンの長手方向に沿う断面図である。図1では、手前側のスプーン係止用凹所が見えるように、つば部の一部を切り欠いている。
The present invention will be described below with reference to the drawings based on the best mode.
FIGS. 1-6 is drawing which shows the 1st example of a container with a spoon of this invention, FIG. 1 is a partial notch perspective view of a container with a spoon, FIG. 2 and FIG. 3 is sectional drawing of a container, FIG. FIG. 5 is a sectional view showing a state in which the measuring spoon is fixed to the container, and FIG. 6 is a sectional view along the longitudinal direction of the spoon. In FIG. 1, a part of the collar portion is cut out so that the recess for locking the spoon on the near side can be seen.
図1に示すように、本形態例のスプーン付き容器1は、収納部11を有する容器本体10と、この容器本体10の開口部12と嵌合する蓋20と、容器本体10と蓋20との間に収納される計量スプーン30(以下、計量スプーンを単に、スプーンということがある。)とを有する。容器本体10と蓋20とにより、容器2が構成されている。
容器本体10、蓋20、およびスプーン30は、適宜のプラスチックから、インジェクション成形、シート成形、あるいはブロー成形によって得ることができる。容器本体10、蓋20、およびスプーン30の材質は、上記の成形方法に用いられるものであれば制限はなく、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などが挙げられる。
As shown in FIG. 1, a
The
図2,図3に示すように、容器本体10は、収納部11の周囲を取り囲む側壁13と、この側壁13の一側を塞ぐ底部14とにより、箱状に形成されている。側壁13の底部14とは反対側には、前記収納部11に通じる開口部12が開口している。
側壁13は、開口部12側から底部14側に向かって横断面積が小さくなるように内側に傾斜している。これにより容器本体10は、別の容器本体10A(図3に二点鎖線で示す)をその底部14Aから積み重ね(スタッキング)が可能になっている。
スタッキングされた別の容器本体10Aの底部14Aを支持するため、容器本体10の側壁13の内側には、底部14側から延びるリブ15が一体に成形されている。
容器本体10の開口部12の周縁には、段差部16を介して側壁13から外側に突出したつば部17が形成されている。また、このつば部17の外面には、図2に示すように、ヒンジ軸受け部18が突設されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
The
In order to support the bottom part 14A of another stacked
On the periphery of the
図1等に示すように、蓋20は、板状の蓋本体21と、この蓋本体21の周囲に形成された嵌合部22と、嵌合部22の外縁部に相対して設けられたヒンジ軸23およびつまみ24とを備えて構成されている。
嵌合部22は、容器本体10のつば部17と嵌合可能に形成されている。蓋20の嵌合部22が容器本体10のつば部17と嵌合することにより、蓋20が容器本体10に対して着脱自在に嵌合し、開口部12が密閉されるようになっている。
ヒンジ軸23は、ヒンジ軸受け部18に対して回動可能に取り付けられている。ヒンジ軸23とヒンジ軸受け部18によって容器本体10と蓋20を連結するヒンジが構成される。これによって、容器本体10に対して蓋20を自在に開閉することができる。
As shown in FIG. 1 and the like, the
The
The
図1、図6に示すように、スプーン30は、粉体を計量するための計量部31と、この計量部31から延出された把持部32とを備えて構成されている。把持部32の後端部33には、計量部31が開口する側(図6の上側)とは反対側の面に突設された係合凸部34が設けられている。また、計量部31の先端部35には、スプーンの長手方向(図6の左右方向)に延びる突出片36が形成されている。
なお、本形態例のスプーン付き容器1に適用できるスプーンの改変例として、図7に示すスプーン30Aは、計量部31に計量用段差部37が設けられている。このようなスプーン30Aによれば、計量部31を全部満たした場合の量と、計量用段差部37の高さまで充填する量とにより、計量可能な量を2通りから選択することができる。
As shown in FIGS. 1 and 6, the
In addition, as a modification example of the spoon that can be applied to the spoon-equipped
図1に示すように、本形態例のスプーン付き容器1において、容器本体10の段差部16の上面側には、開口部12を介して相対する両側に、スプーン固定用突起41を備えたスプーン固定部40,40が設けられている。一方のスプーン固定部40は、ヒンジ軸受け部18の側に設けられており、他方のスプーン固定部40は、ヒンジ軸受け部18とは反対の側に設けられている。
本形態例においては、スプーン固定用突起41は側壁13の延長上に上向きに突出されているものとなっている。このため、スプーン固定用突起41は側壁13より内側に突出することなく形成されるので、容器本体10の成形時にアンダーカットとならず、成形が容易になる。なお、本発明におけるスプーン固定用突起は、計量スプーン30の係合凸部34と係合可能であれば上記形態の他、側壁から水平に突出した突起や鉤状(L字型)の突起など、種々の形態を採用可能である。
スプーン固定用突起41とつば部17の内面との間には隙間が設けられており、この隙間は、スプーン30の係合凸部34が差し込まれるスプーン係止用凹所42となっている。
As shown in FIG. 1, in the
In the present embodiment, the
A gap is provided between the
図4、図5に示すように、スプーン30は、その係合凸部34をスプーン係止用凹所42に差し込むことにより、把持部32の後端部33が一方のスプーン固定用突起41に係止される。このとき、計量部31の先端部35は他方のスプーン固定用突起41の側に向けられるが、他方のスプーン固定用突起41の上に計量部先端部35の突出片36が載せられる。また、蓋20を閉じた状態では、蓋本体21の下面はスプーン30の若干上方に位置しており、蓋20によってスプーン30の上方への移動が制限を受けるので、スプーン30がスプーン固定用突起41から外れることなく、スプーン固定用突起41と蓋20によってスプーン30が固定される。これにより、スプーン固定用突起41からのスプーン30の脱落を防止することができる。
本形態例のスプーン付き容器1においては、図4に実線と二点鎖線とで図示するように、スプーン30の向きを左右入れ換えてもスプーン30の固定が可能であり、スプーン30の向きを選ぶ必要がない。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
In the
それぞれのスプーン固定用突起41の両側には、スプーン固定用突起41に係止されたスプーン30の横ずれを防止するための位置決め突起43が形成されている。ここでは、位置決め突起43は、容器本体10の段差部16とつば部17との間の内隅部にリブ状に形成されている。
位置決め突起43は、スプーン固定用突起41に対して隙間44を介して分離されている。スプーン固定用突起41と位置決め突起43とが分離されていることにより、スプーン係止用凹所42に粉体が入り込んだとしても、容易に収納部11へと落として除去することができる。従って、スプーン30の係止不良が防止される。
On both sides of each of the
The
次に、本発明の第1形態例に係るスプーン付き容器1の使用形態について説明する。
容器2にスプーン30を収納するには、図1に示すように、把持部32の後端部33が一方のスプーン固定用突起41に係止されるとともに、計量部31の先端部35が他方のスプーン固定用突起41の上に載るようにして置く。そして、図5に示すように、蓋20を閉めることにより、スプーン30が容器本体10のスプーン固定用突起41と蓋20の蓋本体21との間に挟みこまれて固定される。
なお、粉体は、図2に示すように、スプーン30が固定された状態で粉体の上面3がスプーン30の下方となるまで充填することができる。なお、粉体の充填は、スプーン30の取り付けの前または後に行うことができる。
Next, the usage pattern of the spoon-equipped
In order to store the
As shown in FIG. 2, the powder can be filled until the
本形態例のスプーン付き容器1によれば、スプーン30,30Aをスプーン固定用突起41と蓋20とにより挟み込んで係止しているので、輸送時などに発生しうる振動や衝撃などによってスプーン30,30Aが外れることがなく、スプーン30,30Aが粉体中に潜り込むことがない。また、スプーン30,30Aは、粉体をすくいやすいように、計量部31が上向きに開口する姿勢で係止される。このため、初回開封使用時に指先が粉に触れることなくスプーン30,30Aを取り出し、その状態でスプーン30,30Aを持ちかえることなく使用することができる。また、使用後には計量スプーン30,30Aを容器2に容易に固定することができ、保管中であってもスプーン30,30Aが粉体中に潜り込むことがない。このため、2回目以降の使用時においても、指先が粉に触れることなくスプーン30,30Aを取り出し、その状態でスプーン30,30Aを持ちかえることなく使用することができる。
また、スプーン30,30Aの前後の向きを入れ換えてもスプーン30,30Aの固定が可能であり、スプーン30,30Aの向きを選ぶ必要がない。
According to the
Moreover, even if the front and rear directions of the
また、スプーン固定用突起41の左右に設けられている位置決め突起43の間隔をスプーン30,30Aの先端部35の幅あるいは後端部33の幅と略同一か若干広くしておくことで、スプーン30,30Aが左右にずれることを防止できる。
さらに、スプーンの先端部35の幅と後端部33の幅とを同一にしておくならば、一方のスプーン固定部40の側の位置決め突起43の間隔と、他方のスプーン固定部40の側の位置決め突起43の間隔とは同一でよい。先端部35の幅と後端部33の幅とが同一の場合はスプーンを左右どちら向きにしても収納できる。
スプーンの先端部35の幅と後端部33の幅とは同一にする必要はないので、先端部35の幅と後端部33の幅とが異なるときには、それらの幅に合わせてそれぞれの位置決め突起43の間隔を調節すればよい。図4,図5に示すように、把持部32の後端部33の幅が計量部31の先端部35の幅より狭い場合、スプーン係止用凹所42の広さ(スプーン固定用突起41とつば部17の内面の間隔)に対してスプーンの係合凸部34の厚みをある程度を確保し、スプーン係止用凹所42内における係合凸部34の周りの隙間を小さくすれば、後端部33の幅が位置決め突起43の間隔に比べてかなり狭くても、スプーンのがたつきが抑制される。従って、両方の位置決め突起43の間隔を同一にすることで、スプーンを左右どちら向きにしても収納できる。あるいは、後端部33が収納される側の位置決め突起43の間隔を後端部33の幅に合わせて狭くすることもできるが、この場合はスプーンの収納方向が一方向に規定される。
Further, the distance between the positioning
Furthermore, if the width of the
Since the width of the
図8〜図13は、本発明のスプーン付き容器の第2形態例を示す図面であり、図8はスプーン付き容器の部分切欠斜視図、図9および図10は容器の断面図、図11および図12は計量スプーンが容器に固定された状態を示す断面図、図13はスプーンの長手方向に沿う断面図である。図8では、手前側のスプーン収納用段差部が見えるように、つば部の一部を切り欠いている。 8 to 13 are views showing a second embodiment of the spoon-equipped container according to the present invention, FIG. 8 is a partially cutaway perspective view of the spoon-equipped container, FIGS. 9 and 10 are sectional views of the container, FIG. FIG. 12 is a cross-sectional view showing a state in which the measuring spoon is fixed to the container, and FIG. 13 is a cross-sectional view along the longitudinal direction of the spoon. In FIG. 8, a part of the collar portion is cut away so that the step portion for storing the spoon on the near side can be seen.
図8に示すように、本形態例のスプーン付き容器1Aは、収納部11を有する容器本体10と、この容器本体10の開口部12と嵌合する蓋20と、容器本体10と蓋20との間に収納される計量スプーン50(以下、計量スプーンを単に、スプーンということがある。)とを有する。容器本体10と蓋20とにより、容器2Aが構成されている。
容器本体10、蓋20、およびスプーン50は、適宜のプラスチックから、インジェクション成形、シート成形、あるいはブロー成形によって得ることができる。容器本体10、蓋20、およびスプーン50の材質は、上記の成形方法に用いられるものであれば制限はなく、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などが挙げられる。
As shown in FIG. 8, the
The
図9,図10に示すように、容器本体10は、収納部11の周囲を取り囲む側壁13と、この側壁13の一側を塞ぐ底部14とにより、箱状に形成されている。側壁13の底部14とは反対側には、前記収納部11に通じる開口部12が開口している。
側壁13は、開口部12側から底部14側に向かって横断面積が小さくなるように内側に傾斜している。これにより容器本体10は、別の容器本体10A(図10に二点鎖線で示す)をその底部14Aから積み重ね(スタッキング)が可能になっている。
スタッキングされた別の容器本体10Aの底部14Aを支持するため、容器本体10の側壁13の内側には、底部14側から延びるリブ15が一体に成形されている。
容器本体10の開口部12の周縁には、段差部16を介して側壁13から外側に突出したつば部17が形成されている。また、このつば部17の外面には、図9に示すように、ヒンジ軸受け部18が突設されている。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
The
In order to support the bottom part 14A of another
On the periphery of the
図8等に示すように、蓋20は、板状の蓋本体21と、この蓋本体21の周囲に形成された嵌合部22と、嵌合部22の外縁部に相対して設けられたヒンジ軸23およびつまみ24とを備えて構成されている。
嵌合部22は、容器本体10のつば部17と嵌合可能に形成されている。蓋20の嵌合部22が容器本体10のつば部17と嵌合することにより、蓋20が容器本体10に対して着脱自在に嵌合し、開口部12が密閉されるようになっている。
ヒンジ軸23は、ヒンジ軸受け部18に対して回動可能に取り付けられている。ヒンジ軸23とヒンジ軸受け部18によって容器本体10と蓋20を連結するヒンジが構成される。これによって、容器本体10に対して蓋20を自在に開閉することができる。
As shown in FIG. 8 and the like, the
The
The
図8、図13に示すように、スプーン50は、粉体を計量するための計量部51と、この計量部51から延出された把持部52とを備えて構成されている。把持部52の後端部53側には、計量部51が開口する側(図13の上側)の面に係合凹所54が設けられている。また、計量部51の先端部55には、計量用段差部57に対して垂直に設けられた端壁部56が形成されている。
なお、本形態例のスプーン付き容器1Aに適用できるスプーンの改変例として、図14に示すスプーン50Aは、計量部51の端壁部が省略されており、計量部51の先端部55には、スプーンの長手方向に延びる突出片58が形成されている。
また、図15に示すスプーン50Bは、計量部51の端壁部が省略されているとともに、スプーン50Bの長手方向に延びる突出片58と、該突出片58の下方に形成された計量用段差部57が設けられている。
計量用段差部57を1つもつスプーン50,50Bによれば、計量部51を全部満たした場合の量と、計量用段差部57の高さまで充填する量とにより、計量可能な量を2通りから選択することができる。
なお、特に図示はしないが、計量用段差部57は、計量部51の開口面と底部との間に複数形成することもできる。例えば計量用段差部を2つもつスプーンによれば、計量部51を全部満たした場合の量と、第1の計量用段差部の高さまで充填する量と、第2の計量用段差部の高さまで充填する量とにより、計量可能な量を3通りから選択することができる。
As shown in FIGS. 8 and 13, the
In addition, as a modification example of the spoon that can be applied to the spoon-equipped container 1A of the present embodiment, the
Further, in the
According to the
Although not particularly illustrated, a plurality of measuring
図8に示すように、本形態例のスプーン付き容器1Aにおいて、容器本体10の段差部16には、開口部12を介して相対する両側に、それぞれスプーン収納用段差部61,61が設けられている。一方のスプーン収納用段差部61は、ヒンジ軸受け部18の側に設けられており、他方のスプーン収納用段差部61は、ヒンジ軸受け部18とは反対の側に設けられている。ここでは、スプーン収納用段差部61は、つば部17の下部にある段差部16と同一の高さの面になっているが、特にこれに限定されるものではない。
As shown in FIG. 8, in the
蓋20の蓋本体21には、蓋20を閉じた状態でスプーン収納用段差部61に対面する位置に、スプーン50を固定するためのスプーン係止用突起62を1つ以上有する。ここでは、スプーン係止用突起62は、スプーン50の計量部51側と把持部52側の両方に設けられている。計量部51側のスプーン係止用突起62は、スプーン50の端壁部56に係合するようになっており、把持部52側のスプーン係止用突起62は、スプーン50の係合凹所54に係合するようになっている。
The lid
図11、図12に示すように、スプーン50は、計量部51の先端部55および把持部52の後端部53をスプーン収納用段差部61に収納することにより、容器本体10の開口部12付近に載置することができる。また、蓋20を閉じた状態では、スプーン係止用突起62によってスプーン50が係止され、スプーン50の上方への移動が制限を受けるので、スプーン50の脱落を防止することができる。
本形態例のスプーン付き容器1Aにおいては、図11に実線と二点鎖線とで図示するように、スプーン50の向きを左右入れ換えてもスプーン50の固定が可能であり、スプーン50の向きを選ぶ必要がない。
なお、図14および図15に示すように、端壁部が省略されたスプーン50A,50Bの場合、把持部52側のスプーン係止用突起62がスプーン50A,50Bの係合凹所54に係合することにより、スプーン50A,50Bを確実に固定することができる。
As shown in FIGS. 11 and 12, the
In the container 1A with a spoon of this embodiment, the
As shown in FIGS. 14 and 15, in the case of the
それぞれのスプーン収納用段差部61の両側には、スプーン収納用段差部61に載置されたスプーン50の横ずれを防止するための位置決め突起63が形成されている。ここでは、位置決め突起63は、容器本体10の段差部16とつば部17との間の内隅部にリブ状に形成されている。
スプーン収納用段差部61に粉体が入り込んだとしても、容易に収納部11へと落として除去することができる。従って、スプーン50の係止不良が防止される。
Positioning
Even if powder enters the spoon storing
次に、本発明の第2形態例に係るスプーン付き容器1Aの使用形態について説明する。
容器2Aにスプーン50を収納するには、図8に示すように、把持部52の後端部53を一方のスプーン収納用段差部61の上に、計量部51の先端部55を他方のスプーン収納用段差部61の上に載せる。そして、図12に示すように、蓋20を閉めることにより、スプーン50が容器本体10のスプーン収納用段差部61と蓋20のスプーン係止用突起62との間に挟みこまれて固定される。
なお、粉体は、図9に示すように、スプーン50が固定された状態で粉体の上面3がスプーン50の下方となるまで充填することができる。なお、粉体の充填は、スプーン50の取り付けの前または後に行うことができる。
Next, the usage pattern of the spoon-equipped container 1A according to the second embodiment of the present invention will be described.
In order to store the
As shown in FIG. 9, the powder can be filled until the
本形態例のスプーン付き容器1Aによれば、スプーン50,50A,50Bをスプーン収納用段差部61とスプーン係止用突起62とにより挟み込んで係止しているので、輸送時などに発生しうる振動や衝撃などによってスプーン50,50A,50Bが外れることがなく、スプーン50,50A,50Bが粉体中に潜り込むことがない。また、スプーン50,50A,50Bは、粉体をすくいやすいように、計量部51が上向きに開口する姿勢で係止される。このため、初回開封使用時に指先が粉に触れることなくスプーン50,50A,50Bを取り出し、その状態でスプーン50,50A,50Bを持ちかえることなく使用することができる。また、使用後には計量スプーン50,50A,50Bを容器2Aに容易に固定することができ、保管中であってもスプーン50,50A,50Bが粉体中に潜り込むことがない。このため、2回目以降の使用時においても、指先が粉に触れることなくスプーン50,50A,50Bを取り出し、その状態でスプーン50,50A,50Bを持ちかえることなく使用することができる。
また、スプーン50,50A,50Bの前後の向きを入れ換えてもスプーン50,50A,50Bの固定が可能であり、スプーン50,50A,50Bの向きを選ぶ必要がない。
According to the spoon-equipped container 1A of the present embodiment, the
Further, even if the front and rear directions of the
また、スプーン収納用段差部61の左右に設けられている位置決め突起63の間隔をスプーン50,50A,50Bの先端部55の幅あるいは後端部53の幅と略同一か若干広くしておくことで、スプーン50,50A,50Bが左右にずれることを防止できる。
さらに、スプーンの先端部55の幅と後端部53の幅とを同一にしておくならば、一方のスプーン収納用段差部61の側の位置決め突起63の間隔と、他方のスプーン収納用段差部61の側の位置決め突起63の間隔とは同一でよい。先端部55の幅と後端部53の幅とが同一の場合はスプーンを左右どちら向きにしても収納できる。
スプーンの先端部55の幅と後端部53の幅とは同一にする必要はないので、先端部55の幅と後端部53の幅とが異なるときには、それらの幅に合わせてそれぞれの位置決め突起63の間隔を調節すればよい。図11,図12に示すように、把持部52の後端部53の幅が計量部51の先端部55の幅より狭い場合、係止用突起62とつば部17の内面との間隔に対して、スプーンの係合凹所54の後端側の壁部53の厚みをある程度を確保し、隙間を小さくすれば、後端部53の幅が位置決め突起63の間隔に比べてかなり狭くても、スプーンのがたつきが抑制される。従って、両方の位置決め突起63の間隔を同一にすることで、スプーンを左右どちら向きにしても収納できる。あるいは、後端部53が収納される側の位置決め突起63の間隔を後端部53の幅に合わせて狭くすることもできるが、この場合はスプーンの収納方向が一方向に規定される。
Further, the interval between the positioning
Further, if the width of the
Since the width of the
図16〜図22は、本発明のスプーン付き容器の第3形態例を示す図面であり、図16は容器の部分切欠斜視図、図17および図18は容器の断面図、図19および図20は計量スプーンが容器に固定された状態を示す断面図、図21はスプーンの長手方向に沿う断面図、図22(a)はスプーンの平面図、図22(b)はスプーンの正面図、図22(c)はスプーンの左側面図である。図16では、手前側のスプーン収納用段差部が見えるように、つば部の一部を切り欠いている。 16 to 22 are views showing a third embodiment of the spoon-equipped container according to the present invention, FIG. 16 is a partially cutaway perspective view of the container, FIGS. 17 and 18 are sectional views of the container, and FIGS. 19 and 20. Is a sectional view showing a state where the measuring spoon is fixed to the container, FIG. 21 is a sectional view along the longitudinal direction of the spoon, FIG. 22 (a) is a plan view of the spoon, FIG. 22 (b) is a front view of the spoon, FIG. 22 (c) is a left side view of the spoon. In FIG. 16, a part of the collar portion is cut out so that the step portion for storing the spoon on the near side can be seen.
図16に示すように、本形態例のスプーン付き容器1Bは、収納部11を有する容器本体10と、この容器本体10の開口部12と嵌合する蓋20と、容器本体10と蓋20との間に収納される計量スプーン70(以下、計量スプーンを単に、スプーンということがある。)とを有する。容器本体10と蓋20とにより、容器2Bが構成されている。
容器本体10、蓋20、およびスプーン70は、適宜のプラスチックから、インジェクション成形、シート成形、あるいはブロー成形によって得ることができる。容器本体10、蓋20、およびスプーン70の材質は、上記の成形方法に用いられるものであれば制限はなく、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などが挙げられる。
As shown in FIG. 16, the spoon-equipped
The
図17,図18に示すように、容器本体10は、収納部11の周囲を取り囲む側壁13と、この側壁13の一側を塞ぐ底部14とにより、箱状に形成されている。側壁13の底部14とは反対側には、前記収納部11に通じる開口部12が開口している。
側壁13は、開口部12側から底部14側に向かって横断面積が小さくなるように内側に傾斜している。これにより容器本体10は、別の容器本体10A(図18に二点鎖線で示す)をその底部14Aから積み重ね(スタッキング)が可能になっている。
スタッキングされた別の容器本体10Aの底部14Aを支持するため、容器本体10の側壁13の内側には、底部14側から延びるリブ15が一体に成形されている。
容器本体10の開口部12の周縁には、段差部16を介して側壁13から外側に突出したつば部17が形成されている。また、このつば部17の外面には、図17に示すように、ヒンジ軸受け部18が突設されている。
As shown in FIGS. 17 and 18, the
The
In order to support the bottom part 14A of another
On the periphery of the
図16等に示すように、蓋20は、板状の蓋本体21と、この蓋本体21の周囲に形成された嵌合部22と、嵌合部22の外縁部に相対して設けられたヒンジ軸23およびつまみ24とを備えて構成されている。
嵌合部22は、容器本体10のつば部17と嵌合可能に形成されている。蓋20の嵌合部22が容器本体10のつば部17と嵌合することにより、蓋20が容器本体10に対して着脱自在に嵌合し、開口部12が密閉されるようになっている。
ヒンジ軸23は、ヒンジ軸受け部18に対して回動可能に取り付けられている。ヒンジ軸23とヒンジ軸受け部18によって容器本体10と蓋20を連結するヒンジが構成される。これによって、容器本体10に対して蓋20を自在に開閉することができる。
As shown in FIG. 16 and the like, the
The
The
図16,図21,図22に示すように、スプーン70は、粉体を計量するための計量部71と、この計量部71から延出された把持部72とを備えて構成されている。
計量部71の開口側より下方には第1の計量用段差部77が形成されており、さらに第1の計量用段差部77の下方には第2の計量用段差部78が形成されている。このため、計量部71を全部満たした場合の量と、第1の計量用段差部77の高さまで充填する量と、第2の計量用段差部78の高さまで充填する量とにより、計量可能な量を3通りから選択することができる。また、計量部71の先端部75には、第1の計量用段差部77から上向きに突出された端壁部76が形成されている。
把持部72は、計量部71が開口する側(図21の上側)とは反対側の面に、把持部72の周縁を残して肉盗みのための凹所74が形成されており、把持部72の後端部73の厚さは、計量部71先端の端壁部76の高さと同程度に確保されている。
図19に示すように、計量部71の先端の端壁部76および把持部72の後端部73は、容器本体10のつば部17の内面84に沿うような形状になっており、この例では、スプーン70の長手方向に対してほぼ垂直な端面を有している。
As shown in FIGS. 16, 21, and 22, the
A
The
As shown in FIG. 19, the
図16に示すように、本形態例のスプーン付き容器1Bにおいて、容器本体10の段差部16には、開口部12を介して相対する両側に、それぞれスプーン収納用段差部81,81が設けられている。一方のスプーン収納用段差部81は、ヒンジ軸受け部18の側に設けられており、他方のスプーン収納用段差部81は、ヒンジ軸受け部18とは反対の側に設けられている。ここでは、スプーン収納用段差部81は、つば部17の下部にある段差部16と同一の高さの面になっているが、特にこれに限定されるものではない。
As shown in FIG. 16, in the
それぞれのスプーン収納用段差部81の両側には、スプーン収納用段差部81に載置されたスプーン70の横ずれを防止するための位置決め突起83が形成されている。ここでは、位置決め突起83は、容器本体10の段差部16とつば部17との間の内隅部にリブ状に形成されている。
スプーン収納用段差部81に粉体が入り込んだとしても、容易に収納部11へと落として除去することができる。従って、スプーン70がスプーン収納用段差部81に入り込んだ粉体の上に乗り上がって蓋20を閉じるのに支障を来たすことが防止される。
Even if the powder enters the spoon storing
図19、図20に示すように、スプーン70は、計量部71の先端部75(詳しくは第1の計量用段差部77の下面)および把持部72の後端部73をスプーン収納用段差部81に収納することにより、容器本体10の開口部12付近に載置することができる。また、蓋20を閉じた状態では、容器本体10のスプーン収納用段差部81に収納されたスプーン70は、スプーン収納用段差部81と蓋本体21との間に支持される。
ここで図示した形態例では、図20に示すように、蓋本体21の下面はスプーン70の若干上方に位置しており、蓋20によってスプーン70の上方への移動が制限を受けるので、スプーン70の脱落を防止することができる。また、図19に示すように、計量部71の先端の端壁部76および把持部72の後端部73が、容器本体10の容器本体10の側面(ここではつば部17の内面84)に近接して配置されるので、スプーン70の長手方向(図19の左右)におけるがたつきが抑制される。計量部71の先端部75および把持部72の後端部73は、容器本体10の側面84に沿うような形状になっているので、スプーン70の長手方向が容器本体10の側面の向かい合う方向に対して斜めになりにくく、また、多少斜めになっても先端部75および後端部73が容器本体10の側面84から離れにくい。スプーン70の一端(先端部75または後端部73)が容器本体10の側面84に突き当たったとしても他端側がスプーン収納用段差部81の上に残るようになっているので、スプーン収納用段差部81からスプーン70が抜け落ちることはない。この点では、計量部71の先端部75の幅がより広く確保されているほど、また、スプーン収納用段差部81の幅(容器本体10の側面84に垂直な方向の寸法)が広いほど、有利である。
本形態例のスプーン付き容器1Bにおいては、図19に実線と二点鎖線とで図示するように、スプーン70の向きを左右入れ換えてもスプーン70の固定が可能であり、スプーン70の向きを選ぶ必要がない。
As shown in FIGS. 19 and 20, the
In the embodiment shown here, as shown in FIG. 20, the lower surface of the
In the
次に、本発明の第3形態例に係るスプーン付き容器1Bの使用形態について説明する。
容器2Bにスプーン70を収納するには、図16に示すように、把持部72の後端部73を一方のスプーン収納用段差部81の上に、計量部71の先端部75を他方のスプーン収納用段差部81の上に載せる。そして、図20に示すように、蓋20を閉めることにより、スプーン70が容器本体10のスプーン収納用段差部81と蓋20の蓋本体21との間に支持される。蓋20を閉める前には、スプーン70をスプーン収納用段差部81を載せるだけであり、載せ面の面積が広く確保することができるので着脱が容易である。閉蓋時には平坦な蓋本体21がスプーン収納用段差部81に対面させられるので、スプーン収納用段差部81上でのスプーン70の多少の位置のずれ(水平方向の位置ずれ)を許容でき、蓋20を閉めやすい。
なお、粉体は、図17に示すように、スプーン70が固定された状態で粉体の上面3がスプーン70の下方となるまで充填することができる。なお、粉体の充填は、スプーン70の取り付けの前または後に行うことができる。
Next, the usage pattern of the spoon-equipped
In order to store the
As shown in FIG. 17, the powder can be filled until the
本形態例のスプーン付き容器1Bによれば、スプーン70をスプーン収納用段差部81と蓋20との間に保持しているので、輸送時などに発生しうる振動や衝撃などによってスプーン70が外れることがなく、スプーン70が粉体中に潜り込むことがない。また、スプーン70は、粉体をすくいやすいように、計量部71が上向きに開口する姿勢で支持される。このため、初回開封使用時に指先が粉に触れることなくスプーン70を取り出し、その状態でスプーン70を持ちかえることなく使用することができる。また、使用後には計量スプーン70を容器2Bに容易に固定することができ、保管中であってもスプーン70が粉体中に潜り込むことがない。このため、2回目以降の使用時においても、指先が粉に触れることなくスプーン70を取り出し、その状態でスプーン70を持ちかえることなく使用することができる。
また、スプーン70の前後の向きを入れ換えてもスプーン70の固定が可能であり、スプーン70の向きを選ぶ必要がない。
According to the spoon-equipped
Further, the
また、スプーン収納用段差部81の左右に設けられている位置決め突起83の間隔をスプーン70の先端部75の幅あるいは後端部73の幅と略同一か若干広くしておくことで、スプーン70が左右にずれることを防止できる。
さらに、スプーンの先端部75の幅と後端部73の幅とを同一にしておくならば、一方のスプーン収納用段差部81の側の位置決め突起83の間隔と、他方のスプーン収納用段差部81の側の位置決め突起83の間隔とは同一でよい。先端部75の幅と後端部73の幅とが同一の場合はスプーンを左右どちら向きにしても収納できる。
スプーンの先端部75の幅と後端部73の幅とは同一にする必要はないので、先端部75の幅と後端部73の幅とが異なるときには、それらの幅に合わせてそれぞれの位置決め突起83の間隔を調節すればよい。図19,図20に示すように、把持部72の後端部73の幅が計量部71の先端部75の幅より狭い場合、容器本体10のつば部17の内面84と計量部71の先端部75との間隔および容器本体10のつば部17の内面84と計量部71の後端部73との間隔を十分に小さくすれば、後端部73の幅が位置決め突起83の間隔に比べてかなり狭くても、スプーンのがたつきが抑制される。従って、両方の位置決め突起83の間隔を同一にすることで、スプーンを左右どちら向きにしても収納できる。あるいは、後端部73が収納される側の位置決め突起83の間隔を後端部73の幅に合わせて狭くすることもできるが、この場合はスプーンの収納方向が一方向に規定される。
Further, the spacing between the positioning
Furthermore, if the width of the
Since the width of the
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
本発明においては、スプーンの先端部および後端部を支持するスプーン載置部が容器本体の開口部を介して相対する側面両側に設けられる。このスプーン載置部の例示として、第1の形態例では、容器本体の側壁上端部に上向きに突出されたスプーン固定用突起が用いられており、第2および第3の形態例ではスプーン収納用段差部が用いられているが、特にこれに限定されるものではない。
位置決め突起は、図示した実施形態においては板状の突起であったが、特にこれに限定されるものではなく、例えばピン状や柱状などであってもよい。また、スプーン収納用段差部に対して立ち上がるように突設された壁面あるいは容器本体の内側面(例えばつば部の内面)から開口部の内方に張り出した壁面などであっても、本発明における位置決め突起(位置決め部)として用いることが可能である。
本発明のスプーン付き容器によれば、スプーンの先端部と後端部をスプーン載置部に支持させ、スプーン載置部の両側に設けられた位置決め突起によってスプーンの幅方向の位置決めをし、閉蓋時に蓋をスプーン載置部に向かい合わせ、スプーンをスプーン載置部と蓋との間に保持するので、蓋が閉じている限りは、スプーン載置部からスプーンが脱落することはない。また、蓋を開ければ、スプーン載置部に対してスプーンを容易に着脱することができる。
As mentioned above, although this invention has been demonstrated based on suitable embodiment, this invention is not limited to the above-mentioned example, Various modifications are possible in the range which does not deviate from the summary of this invention.
In this invention, the spoon mounting part which supports the front-end | tip part and rear-end part of a spoon is provided in the both side surfaces which oppose through the opening part of a container main body. As an example of the spoon mounting portion, in the first embodiment, a spoon fixing protrusion protruding upward is used at the upper end of the side wall of the container body, and in the second and third embodiments, the spoon storage portion is used. Although the step portion is used, it is not particularly limited to this.
The positioning protrusion is a plate-like protrusion in the illustrated embodiment, but is not particularly limited to this, and may be, for example, a pin shape or a column shape. Further, even in a wall surface protruding so as to stand up with respect to the step portion for storing the spoon or a wall surface projecting inward of the opening from the inner side surface (for example, the inner surface of the collar portion) of the container body, It can be used as a positioning protrusion (positioning portion).
According to the container with a spoon of the present invention, the front end portion and the rear end portion of the spoon are supported by the spoon mounting portion, the positioning projections provided on both sides of the spoon mounting portion are positioned in the width direction of the spoon, and then closed. When the lid is placed, the lid faces the spoon placement section and the spoon is held between the spoon placement section and the lid. Therefore, as long as the lid is closed, the spoon does not fall off from the spoon placement section. Moreover, if a cover is opened, a spoon can be easily attached or detached with respect to a spoon mounting part.
本発明は、洗剤など、粉体が充填される容器に利用することができる。 The present invention can be used for a container filled with powder, such as a detergent.
1,1A,1B…スプーン付き容器、10,10A…容器本体、11…収納部、12…開口部、20…蓋、30,30A,50,50A,50B,70…計量スプーン(スプーン)、31,51,71…計量部、32,52,72…把持部、33,53,73…後端部、34…係合凸部、35,55,75…先端部、41…スプーン固定用突起(スプーン載置部)、43,63,83…位置決め突起、61,81…スプーン収納用段差部(スプーン載置部)、62…スプーン係止用突起。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記容器本体の前記収納部を取り囲む側壁は、前記開口部の周縁の少なくとも一部が互いに平行となるように前記開口部を介して相対する側面が形成されてなると共に、それら両側面の平行な部分に相対して設けられて前記計量スプーンの先端部および後端部が載置される一対のスプーン載置部と、それぞれのスプーン載置部の両側に設けられた位置決め突起とを有し、
閉蓋時に、前記計量スプーンの前記スプーン載置部からの脱落が、前記スプーン載置部に対面する位置に配置された前記蓋によって防止されるようになっており、
前記計量スプーンの先端部の幅を後端部の幅と同一又は後端部の幅よりも広くし、前記容器本体一側の両位置決め突起の間隔と、前記容器本体他側の両位置決め突起の間隔とを、それぞれ前記計量スプーンの先端部の幅と略同一か若干広くしておくことによって、前記容器本体一側の両位置決め突起間と前記容器本体他側の両位置決め突起間に対して、前記計量スプーンがその先端部と後端部を入れ換えて収納自在とされていることを特徴とするスプーン付き容器。 In a container with a spoon having a container body having a storage part, a lid fitted to the opening of the container body, and a measuring spoon housed between the container body and the lid,
The side wall surrounding the storage portion of the container body is formed with opposing side surfaces through the opening so that at least a part of the peripheral edge of the opening is parallel to each other, and the side surfaces of both sides are parallel to each other. A pair of spoon placement parts provided relative to the part and on which the front and rear ends of the measuring spoon are placed, and positioning protrusions provided on both sides of each spoon placement part,
When the lid is closed, the measuring spoon is prevented from dropping from the spoon mounting portion by the lid disposed at a position facing the spoon mounting portion,
The width of the front end portion of the measuring spoon is the same as the width of the rear end portion or wider than the width of the rear end portion, the interval between the positioning protrusions on one side of the container body, and the positioning protrusions on the other side of the container body a distance, by keeping wide each of the measuring spoon slightly width and or substantially the same tip of the respect between the container main body other side of both the positioning projection and between the positioning projections of the container body on one side, A container with a spoon characterized in that the measuring spoon can be stored by changing its front end and rear end.
前記計量スプーンの把持部の後端部には、該計量スプーンの計量部が開口する側とは反対側の面に、前記スプーン固定用突起と係合可能な係合凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスプーン付き容器。 Before SL container body has a pair of spoons fixing collision force provided on opposite sides on both sides through the opening,
The rear end of the gripping portion of the measuring spoon is provided with an engaging convex portion that can be engaged with the spoon fixing projection on the surface opposite to the side where the measuring portion of the measuring spoon opens . The container with a spoon according to claim 1 .
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