JP3756388B2

JP3756388B2 - Hearth furnace and hearth-type table incorporating it

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Publication number: JP3756388B2
Application number: JP2000266107A
Authority: JP
Inventors: 隆男中村
Original assignee: 隆男中村
Priority date: 2000-09-01
Filing date: 2000-09-01
Publication date: 2006-03-15
Anticipated expiration: 2020-09-01
Also published as: JP2002081650A

Description

【０００１】
【発明の目的】
この発明は、主に料理店等において利用する囲炉裏、即ち複数の人が炉口を囲んで座り、炭火で肉や魚介類、野菜等を煮炊きしながらの料理を楽しむための加熱設備に係わるものであり、加熱効果に秀れるものの着火に難点のある木炭の利用が簡便になるようにする新規な構造からなる囲炉裏用炉、およびそれを組み込んだ囲炉裏型テーブルを提供しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】
科学技術の進展と共に生活水準が高まるに連れ、人々の食生活にも大きな変化がもたらされ、数時代前の薪や木炭を燃料とし、火起しと火力維持に時間と細心の注意とを要していた調理方法は、今や灯油やガス、電熱に止まらず、電磁気や電磁波、超音波までをも駆使し、調理目的や調理内容、調理者の置かれた環境や技術レベル等、様々な要因によって自由な使い分けがなされるようになり、調理手段は極めて合理化され、効率的な調理の実施ができる時代を迎えている。
【０００３】
と同時に、関税の規制緩和等輸出入の自由化が進められ、世界各地で産出する各種各様の食材が極めて簡単に入手可能な経済環境が整い始めると共に、誰でもが手軽に海外旅行を楽しむことができ、各国で本場の料理を堪能してその食味の体験が容易になってきている上、多くの新聞、雑誌やテレビ報道等で料理に関する斬新な特集を組んでは、日夜、消費者に多量の情報を提供し続けている外、最近のＩＴ革命の恩恵を受け、消費者は、自らの願望に従って自発的且つ積極的に所望の情報を入手し、目的物を簡単に手にすることができるようにもなっているといった状況から、個々の消費者には極めて豊富な知識が蓄積されており、従前のようなあてがいぶちの料理内容では到底満足した評価を得ることができない時代となっている。
【０００４】
したがって、飲食物の提供を専門とする料理店等では、そうした消費者の評価に十分応えることができるようにするため、食材の吟味はもとよりのこと、独自の料理内容を案出し、素人では到底実現し得ないだけの食味、食感を生み出すことができるようにした研鑽、努力が欠かせなくなっており、そうした成果を得る上の極めて重要な要素の一つに、今では難無く選択が可能となっている各種の熱源の中から、その調理に最適なものを適格に採用し、それらを効率的且つ効果的に駆使することができるかどうかという問題がある。
【０００５】
調理の中でも、生肉や生の魚介類等についての加熱調理効果では、極めて古い時代の燃料であった木炭が、その発する遠赤外線等の作用で非常に有効であるということが周知されており、手間暇を惜しまず、熱心な調理姿勢によって最高の食味、食感を探究し、一級品の料理の提供を売り物にしようとする多くの料理店では、既に長年に渡って木炭、特に火持ちに秀れる備長炭（白炭）の熱源としての効能に固執し、調理場の熱源としてだけではなく、消費者自らが調理しながら料理を楽しむ形式の食卓や囲炉裏式座席における燃料としても、この木炭を取り入れてきており、醸し出す雰囲気に対してだけではなく、作り出される料理の食味、食感についても好評を博しているのは事実である。
【０００６】
しかし、調理用の熱源としてこの木炭を採用するには、現在、それが他の熱源に取って代わられてしまつている経緯からして容易に推察できるとおり、幾つかの困難な問題を抱えている。
それらは、何れも木炭の組成に由来している。即ち、黒炭は、炭素が７９〜９４％で窯内消火法によって製造されることから、組成が比較的粗く、且つ含有水分量が７〜８％であり、その着火点は３２０〜４５０°Ｃとなるのに対し、白炭は、炭素が８８〜９６％で窯外消火法によって製造されることから、組成が黒炭よりも密な上、含有水分量が約１０％程度であって、その着火点は３６０〜５００°Ｃと黒炭よりも高く、何れもその表面からの酸化現象によって燃焼していくものの、その着火温度が高くて簡単には火付きがしない、特にその組成構造からして火持ちが良く、しかも黒炭のように高温になり過ぎず、また高温からの温度降下も極端にならないで安定した火勢を持続でき、料理店の燃料に適しているとされる白炭の場合にその傾向が強いという欠点を有している。
【０００７】
そのため、サービスを提供する側の料理店等では、調理場内での熱源として利用する際には、消費者の要求に応えるために、営業時間内、常時、木炭を着火、燃焼したままに維持し続けなければならず、貴重な木炭を無駄に消費するだけではなく、その維持、管理に無用な人手を要することとなって、何れにしても経済的な問題を生じてしまうということを覚悟しなければならず、また、消費者自らが店内において使う燃料として採用しようとすると、予約客として来店する消費者に対しては、その時間に合わせて事前に対処可能となるものの、不意の消費者に対しては準備に時間を要することとなって、接客姿勢として問題を生じてしまうだけではなく、それを解消しようとするあまり、店員に過度の負担を掛けてしまい、作業環境に支障を来す虞れも生じるという懸念にまで対処していかなければならなくなる。
【０００８】
こうした難点に対処すべく、木炭自体を着火し易くする提案と、着火するための機械器具装置の提案も既になされている。
例えば、着火し易い木炭としては、木炭粉や屑炭を粉砕したものを、澱粉等の粘着材に混ぜ合わせ、それらを機械によって加圧、成形してなる成形木炭が使用されてきており、また、着火機械器具装置としては、例えば焼肉店等では、通常四人仕様としたテーブル毎に、その炉口の下に着火用ガスバーナーを備え付けておき、着火用ガスバーナーに点火した後、その上に、木炭、通常の多くは、着火時間を考慮して上記した成形木炭を入れた炭カゴを宙吊り状にセットして中の成形木炭に着火し、適度に燃焼が進んだ段階に着火用ガスバーナーの方を消火してから、燃焼する木炭火力だけで焼肉料理を楽しむようにしたものも実用化されている。
【０００９】
しかし、これら従前からの手段によるものでは、実際の木炭による火力とは微妙な違いがあって本物の木炭による料理程の味わいに欠ける恨みがある上、消費者に与える印象の点で必ずしも効果的ではないという問題があり、また、各テーブル毎に着火用ガスバーナー内蔵形式とするようにしたのものでは、最大横並び一列状に同席できる人数は二人が限度であり、それ以上横並び一列状に同席できるようにした大きさの炉口をテーブルに形成、使用しようとすれば、同時に火力を平均化するようにした着火、燃焼を実現するために、その炭カゴの下に少なくとも二口以上の着火用ガスバーナーを必要として、テーブル単価が高騰してしまうという難点がある上、そのように製造してしまったテーブルを、一人または二人といった小人数用に供しようとすると、それら少人数で一つの大きなテーブルを独占使用することになって、接客回転効率に支障を来してしまうという厄介な問題も生じ、特にチェーン店のような大型店でない料理店等で、接客回転効率がそのまま経営基盤に影響を来してしまうような店では、極めて重大な問題となる。
【００１０】
この発明は、以上のような現状に鑑み、永年飲食業を生業とする者の一人として、逸早くそれら問題を解決すべく開発、研究に取り組み、幾多の試行錯誤と試作実験とを繰り返してきた結果、消費者自らが、本物の木炭を使って肉や魚介類を加熱調理しながらその料理を楽しみ、飲食に興ずることができるようにする囲炉裏用炉、およびそれを組み込んだ囲炉裏型テーブルであって、横並び一列状に三人以上が同時に同席できるだけの大きさの炉口を有する囲炉裏用炉または囲炉裏型テーブルでありながら、一人または二人といった小人数用にも経済的に使用可能である上、関係のない小人数の消費者単位でも、同一の囲炉裏用炉または囲炉裏型テーブルで同時使用が可能となるようにする極めて実用価値が高く、新規な構造からなる囲炉裏用炉、およびそれを組み込んだ囲炉裏型テーブルの実現化に成功したものであり、以下において、この発明を代表する具体的な実施例も交え、その構成を詳述してていくこととする。
【００１１】
【発明の構成】
この発明の基本をなす囲炉裏用炉は、次のとおりの構成を要旨とするものとして示すことができる。
即ち、所定の巾で平行する炭カゴ用レール枠を、少なくとも３人以上が横列び一列状に同席できるだけの長さのものとして耐火材上に配してなる炉本体と、該炉本体の外側を抱囲状となし、同炉本体炭カゴ用レール枠よりも所定高さ分だけ高くした位置おいて、当該炭カゴ用レール枠に平行する如くして金網用レール枠を配してなる炉枠本体とからなり、炉本体には、その炭カゴ用レール枠を滑動支持部とした複数個の炭カゴが横移動可能且つ着脱自在に組み込まれると共に、同炉本体の適宜箇所の底部であって、炭カゴの横移動に支障を来さない位置に着火用ガスバーナーを設置する一方、炉枠本体には、その金網用レール枠を滑動支持部とした複数個の金網が横移動可能且つ着脱自在に組み込まれてなるものとした囲炉裏用炉である。
【００１２】
この基本的な構成を、より具体的なものとして示せば、所定の巾で平行する炭カゴ用レール枠を、少なくとも３人以上が横列び一列状に同席できるだけの長さのものとして耐火材上に配してなる炉本体と、該炉本体の外側を抱囲状となし、同炉本体炭カゴ用レール枠よりも所定高さ分だけ高くした位置おいて、当該炭カゴ用レール枠に平行する如くして金網用レール枠を配してなる炉枠本体とからなり、炉本体には、その炭カゴ用レール枠を滑動支持部とした複数個の炭カゴが横移動可能且つ着脱自在に組み込まれると共に、同炉本体の適宜箇所の底部であって、炭カゴの横移動に支障を来さない位置一ケ所に、各炭カゴ共通の着火用ガスバーナーを設置する一方、炉枠本体には、その金網用レール枠を滑動支持部とした複数個の金網が横移動可能且つ着脱自在に組み込まれてなる構成を要旨とする囲炉裏用炉であるとすることができる。
【００１３】
上記した構成を、更に表現を変えて示せば、所定の巾で平行する炭カゴ用レール枠を、少なくとも３人以上が横列び一列状に同席できるだけの長さのものとして耐火材上に配してなる炉本体と、該炉本体の外側を抱囲状となし、同炉本体炭カゴ用レール枠よりも所定高さ分だけ高くした位置おいて、当該炭カゴ用レール枠に平行する如くして金網用レール枠を配してなる炉枠本体とからなり、炉本体には、その炭カゴ用レール枠を滑動支持部とした横列び人数分の炭カゴが横移動可能且つ着脱自在に組み込まれると共に、同炉本体の適宜箇所の底部であって、炭カゴの横移動に支障を来さない位置に着火用ガスバーナーを設置する一方、炉枠本体には、その金網用レール枠を滑動支持部とした金網が炭カゴ個数と同数、横移動可能且つ着脱自在に組み込まれていて、適宜量の木炭を充填してなる所望の炭カゴを着火用ガスバーナーの炎に晒し、その底部から木炭に着火、燃焼した上、左右何れか所望する位置にまで移動、使用可能となるようにした構成からなる囲炉裏用炉ということもできる。
【００１４】
そして、これらこの発明の基本をなす囲炉裏用炉を、より望ましい構成のものとして示せば、以下のとおりのものとなる。
即ち、所定の巾で平行する炭カゴ用レール枠を、少なくとも３人以上が横列び一列状に同席できるだけの長さのものとして耐火材上に配してなる炉本体と、該炉本体の外側を抱囲状となし、同炉本体炭カゴ用レール枠よりも所定高さ分だけ高くした位置おいて、当該炭カゴ用レール枠に平行する如くして金網用レール枠を配してなる炉枠本体とからなり、該炉枠本体内に前記炉本体が灰または砂等不燃充填材で隔絶状に組み合わされた上、炉本体には、その炭カゴ用レール枠を滑動支持部とした複数個の炭カゴが横移動可能且つ着脱自在に組み込まれると共に、同炉本体の適宜箇所の底部であって、炭カゴの横移動に支障を来さない位置に着火用ガスバーナーを設置する一方、炉枠本体には、その金網用レール枠を滑動支持部とした複数個の金網が横移動可能且つ着脱自在に組み込まれてなる構成を要旨とする囲炉裏用炉である。
【００１５】
囲炉裏用炉は、直接炭火に対峙もしくは接触する部分を有する炉本体と、その外側を抱囲状とする炉枠本体とからなるものであって、炉本体は、着火、燃焼中の炭火の火力によっても引火したり、焦げてしまうことがなく、常に安全に木炭を燃料として使用できるようにする機能を果たすものであり、その主要部分がレンガや石材等の耐火材によって形成されていなければならず、所定ブロック状のものを耐火接着剤や接続金具等で連結したものとしたり、あるいはＵ字溝状に形成した成形ブロック体を横方向に連結、一体化するようにする等して、少なくとも３人以上が横列び一列状に同席し、個々人が夫々目の前で加熱調理をすることが可能になるだけの長さ、例えば最低でも２ｍ前後の長さを有したものとし、巾は、少なくとも一人前の調理に必要とする全体面積を考慮し、その横の長さとの兼ね合いから、例えば少なくとも４５〜６０ｃｍ程度のものに形成するようにした上、少なくとも長さ方向に延びる一対の辺だけは平行状となっていて、その全体平面形が矩形状または俵状等のものであって、しかも、その深さは、後述する炭カゴ吊り下げ、移動に支障がないだけではなく、その下方要所に着火用ガスバーナーが、当該炭カゴ吊り下げ、移動に支障がなく配設可能になるようにした寸法に設定してなる形状、構造のものに形成される必要がある。
【００１６】
そして、この炉本体には、その長さ方向に延びる一対の平行する辺の上端に、夫々ステンレス材等の耐熱性素材からなる炭カゴ用レール枠が、接着、ビス止めその他公知の適宜手段で安全に固定されていなければならず、それら平行する一対の炭カゴ用レール枠は、夫々、後述の炭カゴを炉本体内で吊り下げ状に支承した上、これら一対の炭カゴ用レール枠を支持部として、当該炭カゴを左右方向（炭カゴ用レール枠の長さ方向）に滑動自在とする機能を果たすものであり、したがって、炭カゴ用レール枠の表面は、その機能達成に有利に作用するよう平滑面に仕上げられており、炭カゴの安定した左右動を実現する等の目的その他の必要に応じては、その長さ方向に延びるレール溝または凸条等が表面側に形成されてなるものとすることもできる。
【００１７】
炭カゴは、調理用燃料とする木炭または成形木炭の所定量を収容可能とする容積を有していて、着火時には、前記した炉本体の所定箇所に設けた着火用ガスバーナーの直上まで移動し、下方から着火用ガスバーナーからの火炎を受けて内部の木炭または成形木炭を着火させ、その後、所定位置にまで左右動し、それら着火に必要とした空隙から空気を取り入れて木炭または成形木炭の燃焼効率を安定に維持すると共に、無用な灰を残さないようにした、木炭または成形木炭だけの火力で調理可能となるようにする機能を果たすものである。
【００１８】
この炭カゴは、その全体平面形を矩形状のものとするのが使用上からも成形状からも最も望ましいと言えるか、何等かの理由で矩形以外の平面形とする場合でも、少なくとも対向する一対の辺が夫々直接か、あるいは突設杆等を介してそれら一対の辺側が前記炭カゴ用レール枠に支持され、滑動し得るようにした形状のものでなければならず、したがって、当然の如く一対の炭カゴ用レール枠の間に納まる寸法、前記した例に合わせれば４５〜６０ｃｍ程度以下のものとし、全体平面形との兼ね合いから導かれる所定量の木炭または成形木炭を収容できるだけの深さを有し、少なくともその低部構造（必要があれば全体構造）は、ロストルのように貫通状の通孔が形成されていて、炭塊の落下はさせないものの、着火用ガスバーナーからの火炎は自由に炭塊に達して着火させるようにした構造のものに形成されていなければならず、しかも、対向する一対の上端辺またはその要所には、前記一対の炭カゴ用レール枠を支持部としてなる左右方向（炭カゴ用レール枠の長さ方向）滑動が自在となるようにしたフランジまたは突出杆、コロ部等が付設されたものとされ、炉本体内において吊り下げ状の姿勢に組み合わせ、使用することになる。
【００１９】
これに対し、炉枠本体は、前記炉本体をその内部に格納、支持した上、その外側を、床を切り抜き、据え付け可能とするようにした建造物の造作の一部に支持させ、建造物床に作り付けの所謂伝統的な囲炉裏を構成するものとしたり、あるいは、化粧板や天板と組み合わせて囲炉裏型テーブルにするための構成部材とするものであり、炉本体の上面を除く外周を包囲状となし、直接的にも間接的にも炉本体からの熱によって燃焼したり、焦げ出してしまう虞れがなく、しかも、それらの熱をできるだけ遮断して外部に伝播させてしまう虞れも少ない上、炉本体の支持にも支障のない強度を有するようにした素材、構造、例えば骨格体にステンレス板と石綿板とを積層したもの、あるいは厚手のステンレス板だけで箱状にしたもの等に形成されなければならず、望ましくは、内部に格納した炉本体との間には、灰（それだけでは支持強度が無いため、適宜耐熱性骨格体との組合せが望ましい。）や砂、砂礫その他の不燃充填材を介在状となし、両者間が隔絶状となるようにした構造とする外、場合によっては、二重構造として所定間隙だけを確保した中空構造のものとすることも可能である。
【００２０】
この炉枠本体は、その長さ方向に延びる一対の平行する辺の上端に、夫々ステンレス材等の耐熱性素材からなる金網用レール枠が折曲、一体形成されたものとするか、別体のものを熔着や接着、ビス止めその他公知の適宜手段で安全に固定されたものとしなければならず、それら平行する一対の金網用レール枠より、後述の金網前後両端縁を支承した上、これら一対の金網用レール枠を支持部として、当該金網を左右方向（金網用レール枠の長さ方向）に滑動自在とするようにした機能を果たすものであり、したがって、金網用レール枠の表面は、その機能達成に有利になるよう平滑面に仕上げられ、当該金網の安定した左右動を実現する等の目的その他の必要に応じ、その表面側を長さ方向に延びるレール溝または凸条等に形成したものとすることもできる。
【００２１】
なお、この金網用レール枠に滑動自在且つ脱着自在に組み合わされる金網には、従前から魚焼き網等として公知となっている周枠の中に金網（針金を編んだもの）を張設状としたものの外、パンチングメタル状のものや、加熱調理に使用する平板状、フライパン状のもの、あるいはジンギスカン鍋状の中央が盛り上がった形状のものや、中央が窪んだすき焼き鍋や湯豆腐鍋、おでん鍋等各種鍋類に似た形状、構造のもの等を総称するものであって、料理の種類や調理内容等によって必要となる各種構造のものが包含されている。
【００２２】
【関連する発明】
この発明には、以上のとおりの構成を基本とする囲炉裏用炉に関連した発明として、それを使用してなる囲炉裏型テーブルも含まれていて、基本的に次のとおりの構成を要旨としている。
即ち、上記したとおりの構成を有する囲炉裏用炉の炉枠本体の金網用レール枠と略同じ高さ位置であって、その外側に略水平状の天板を取り付けると共に、該天板取付け部分下方の炉枠本体外周面を直接か、断熱空間を介するかして化粧板で隠蔽した上、着火用ガスバーナー用配管のガス供給口を当該化粧板を貫通状として所定箇所に配してなるものとした囲炉裏用炉を組み込んでなる囲炉裏型テーブルである。
【００２３】
更に、上記した基本的な構成に包含される囲炉裏用炉を組み込んだ囲炉裏型テーブルには、所謂一般のテーブルのように、工場生産で既製品化したり、あるいは、使用現場で組立て、完成するようにしたもの、全く手作り的に現場で造作されるもの等で、建造物の床の上に据え置き状とし、周りに椅子を並べて使用するようにしたものの外、建造物の床を造作する際に、当該床の一部に組込み状にして造り上げ、言わば掘り炬燵状様式となるようにしたものも包含しており、その構成は、基本的に次のとおりの構成を要旨としている。
【００２４】
即ち、建造物床面所定箇所を所定範囲刳り貫き状とした上、その刳り貫き部周壁を化粧板等で隠蔽する一方、当該刳り貫き箇所の略中央部分であって、前記周壁からは、利用者が腰掛けスタイルで足を下ろすことが可能となる最適な間隔を確保した位置に、上記したとおりの構成を有する囲炉裏用炉の炉枠本体外周面隠蔽の化粧板を張設可能となるようにして炉枠本体を建造物支持盤面に固定した上、該炉枠本体内には、建造物支持盤面を支えとして十分な不燃充填材を充填し、当該炉枠本体と建造物支持盤面とから隔絶される構造で炉本体が固定されると共に、着火用ガスバーナー配管のガス供給口を化粧板を貫通状として所定箇所に配し、当該炉枠本体の金網用レール枠と略同じ高さ位置であって、その外側に略水平状の天板を取り付けてなるものとすることにより、建造物床に一体構造となるように囲炉裏用炉を組み込んだ囲炉裏型テーブルである。
【００２５】
以下、これまでに説示してきたこの発明の囲炉裏用炉、およびそれを組み込んだ囲炉裏型テーブルの構成が、より一層明確に把握できるようにするため、この発明の構成を普く備えたもので、その代表的なものの幾つかを具体的に説明していくこととする。
【００２６】
【実施例１】
図１の縦断面図に示した事例は、この発明の囲炉裏用炉の最も代表的なものの一例であり、所謂建造物床の一部として造られる伝統的な囲炉裏の炉としては勿論のこと、テーブルの中央部分に炉口として組み込まれる炉、あるいは、掘り炬燵タイプのテーブルの炉口となる炉としてその基本的な部分を構成する囲炉裏用炉であって、炉本体１と炉枠本体３とからなり、炉本体１には複数個の炭カゴ２，２，……が横移動可能且つ着脱自在に組み込まれると共に、炉枠本体３には複数個の金網４，４，……が横移動可能且つ着脱自在に組み込まれている。
【００２７】
図からも容易に理解されるように、炉本体１は、後述の炉枠本体３内に略水平状に配されるものであって、少なくとも３人以上が横列び一列状に同席できるだけの長さ（一人分の巾が５０〜６０ｃｍとすれば、少なくとも１５０ｃｍ以上の長さ）を有するものとして形成されており、その上端面は、炉本体１の大きさや、使用段階での木炭火力、同熱効率等を考慮して、当該炉枠本体３の上端よりも所定寸法分、例えば炉口の大きさ（内法寸法）を約３００×２５００ｍｍ程度で、それに炭カゴ２が約３０ｃｍ角、深さ約５ｃｍ程度ものとして組み合わされるようにしたこの実施例においては、約５〜６ｃｍ程度分だけ低く設定されている。
【００２８】
この炉本体１は、炭カゴ２を横移動可能且つ着脱自在に支持した上、炭カゴ２内の木炭Ｃ，Ｃ，……が着火、燃焼した後の火力を直接受けることになるため、それらの熱によっても燃焼したりすることのないレンガや石等といった耐火材１１，１１，……によって形成されており、その上端には、所定の間隔を置いてステンレス製アングルからなる一対の炭カゴ用レール枠１２，１２が、耐熱性接着剤によって平行状に取着、設置されると共に、炉本体１の深さは、それら炭カゴ用レール枠１２，１２に横移動可能且つ着脱自在に支持される炭カゴ２の深さ、即ちこの実施例において約５ｃｍに、更に炉本体1の適宜箇所の底部に配設しなければならない着火用ガスバーナー１３が、先の炭カゴ2の横移動に支障を来すことなく底部に配設でき、しかも、当該着火用ガスバーナー１３からの炎が、効率的に炭カゴ２内の木炭Ｃ，Ｃ，……を着火、燃焼させるようにするだけの寸法、例えば内法寸法で約１５ｃｍ程度の寸法を加えた約２０ｃｍ程度のものとなるように形成してある。
【００２９】
炭カゴ２は、その主体部分が、炉本体１の内法寸法よりも僅かに小さい３０ｃｍ弱の平面正方形で、深さ約５ｃｍ程度の箱型、底面および四周壁ともロストル状のスリットまたは通孔等のよう多数の貫通部を有する構造のものに形成されていて、燃料とする木炭の所定量を収容したまま、着火用ガスバーナー１３の炎を下方から受けると、その炎が貫通部を通して十分に木炭に達して着火させることができるようにしたものであり、この着火過程を経て木炭が燃焼し続ける間、木炭からの火力で４００〜５００°Ｃ程度、約７０００〜８０００カロリーの熱量を受け続けることになるため、公知のロストルの場合がそうであるように、耐熱性に秀れる鋳物製のものとして形成してある。
【００３０】
着火用ガスバーナー１３は、この発明の囲炉裏用炉が少なくとも横並びに大人三人以上が座れる炉を前提としており、例えば炉口が約３００×２５００ｍｍ程度のものに形成された上、各々に一台の炭カゴ２が用意され、各自が独立して調理することも可能になる構造とするものであり、その際の着火行程を、当該炉本体１内で済ませることができ、一々調理場その他別の場所で着火したり、あるいは火桶に種火を用意する必要を無くす目的から、当該炉本体１内の何処か一ケ所、理想的には複数人が座る席順で中央位置か中央左右何れかに相当する位置で、前記した炭カゴ２の水平移動に支障を来さず、しかも炭カゴ２内の木炭への着火に都合の良い高さにそのノズルが望むよう配慮した深さとなるよう、実施例では、炭カゴ２底部から下方約５〜６ｃｍ程度のところにノズルを望ませて配するようにしてある。
【００３１】
一方、炉枠本体３は、上記した炉本体１の外側を抱囲状となすようにした有底箱型構造を有し、炭カゴ２内で燃焼中の木炭Ｃ，Ｃ，……からの火力で、金網上の調理対象食材が効率的に加熱調理できるようにするため、同炉本体１の炭カゴ用レール枠１２，１２よりも所定高さ分、例えば約５ｃｍ程度高くした位置において、当該炭カゴ用レール枠１２，１２に平行する如くした配置となるようにして金網用レール枠３２，３２が配されてなるものに形成され、内部には、前記した炉本体１を水平状且つ安定的に支持し、且つ下方への熱伝播を極力遮断してしまうことができるようにする灰または砂等不燃充填材が、少なくとも炉本体１の底部外側、望ましくは実施例の如く、炉本体１の上面側を除いた全周面を覆ってしまうように充填され、これら灰または砂等不燃充填材３３によって、特に上記炉本体１の下面方向が、他所の部分、例えば床に造り付けの囲炉裏に採用されるものであればその周りの造作であり、テーブル用の囲炉裏用炉とされるものであれば、建造物床やテーブル側板等から隔絶状とされて、火災安全上から支障のないようなものとなるようにしてある。
【００３２】
この炉枠本体３は、箱型主体を補強フレームに石綿スレート板のような耐火板３１を張設した構造のものとして形成され、更に安全性とデザイン性とを考慮してその内周全面をステンレス板３１ａ仕上げにしてあり、その上端縁で、先の炉本体１の炭カゴ用レール枠１２，１２に平行する一対の縁の内側には、ステンレス製アングル材からなる金網用レール枠３２，３２が夫々取着され、それら一対の金網用レール枠３２，３２を滑動支持部として、横並びする人数分に応じた複数個、実施例では４個の金網４，４，……を横移動可能且つ着脱自在に組み込だものとしてある。
【００３３】
以上のとおりの構造から成るこの囲炉裏用炉は、それ自体単独使用する訳ではなく、その外周面を適宜仕様に仕上げ、例えば後述のテーブル状のものした上で、料理店等の床上に配したり、建造物の床の上に立ち上げ、造り付け、その周りに、建造物の床面より高くした位置に腰掛け代わりとなる嵩上げ床を造作し、掘り炬燵仕様の囲炉裏のための炉とする外、建造物の床を刳り貫き、炉口高さが床面と略同一になるようにした囲炉裏に造り付けるときの炉等として採用されることになる。
【００３４】
なお、図中には特に表示をしていないが、囲炉裏としての使用目的のないときのために、炉口全体を隠蔽状とすることができる蓋板（取扱い上から幾つかに分割したものとするのが望ましい。）を、金網４，４，……の上に載置状となるようにしたものとしたり、あるいは、金網４，４，……の使用に換え、金網４，４，……を取り外した状態で、それら一対の金網用レール枠３２，３２を滑動支持部として、例えば鍋や燗付け用の湯溜まり具、あるいは串焼き用串刺し具等といった加熱関連調理具を組み込むことができるようにしたものとすることも勿論可能である。
【００３５】
また、一対の金網用レール枠３２，３２に支持させたのではその底部が炭カゴ２に邪魔されて載置できないような料理、例えば深鍋で調理する芋煮鍋様の鍋料理等に際しては、炭カゴ２も取り外した状態の炉本体１となし、炭カゴ２内の木炭を燃料とせず、着火用に一台配設してある着火用ガスバーナー１３で各人の加熱調理を済ませてから、一対の金網用レール枠３２，３２を使って各人の位置にまでスライド移動するようにした応用等も適宜採用可能となることはいうまでもないことである。
図中、１３ａは、着火用ガスバーナー１３のために炉本体１の外壁面から突出状としたガス接続口であり、１３ｂは、着火用ガスバーナー１３の着火ノズル、１３ｂ´は、同着火ノズルの接続配線部を示している。
【００３６】
【実施例２】
図２の一部の金網４を省略し、且つ一つの金網４は、取外し状にして示す全体斜視図、図３の同平面図には、前記実施例１に代表されるこの発明の囲炉裏用炉を組み込んでなる、建造物床上に据え置き使用するタイプとした囲炉裏型テーブルの最も代表的な事例であり、予め工場生産等で囲炉裏用炉１を組み込んでなる完成品とするか、あるいは、外装部分と囲炉裏用炉１とは別々の完成品として搬入し、現場で組込み式のものとなるようにしたり、場合によっては、総てを現場作業で手作りするようにしたものとする等、適宜手段によって完成されるものである。
【００３７】
図面からも明確に把握されるように、横並びに四人が座れるだけのサイズ、構造とした前記実施例１に取り上げたとおりの囲炉裏用炉１を中央に挿入、組込み可能にして、天板５が上面に水平状に取り付けられ、袴部分には、囲炉裏用炉１の外壁面３１の外側面を覆うようにして化粧板６１を添設、一体化してなるテーブル本体を形成する一方、炉枠本体３内に所定の如くして炉本体１が組込まれており、炉本体１の一対の炭カゴ用レール枠１２，１２に四個の炭カゴ２，２，……を横移動自在且つ着脱自在に支持させ、更に炉枠本体３の一対の金網用レール枠３２，３２には、四個の炭カゴ２，２，……に対応して四個の金網２，２，……を横移動自在且つ着脱自在に支持させたこの発明の囲炉裏用炉を、先のテーブル本体天板５の中央部分に組込み、一体化してなるものである。
【００３８】
【実施例３】
図４の縦断面図に示した事例のものは、前記実施例１に代表されるこの発明の囲炉裏用炉を、掘り炬燵タイプのテーブル部分の炉口となる炉として組み込むものであって、建造物の所定範囲刳り貫き状とした部分に、現場において建造物の造作の一部として造り付け、完成するようにした囲炉裏型テーブルであって、その基本をなす構造を兼備したものの代表的な実施例である。
【００３９】
図示しない地盤上に割栗石９１を敷き詰め、コンクリートを打設してなる土間床９、または建造物の二階以上の階の躯体床版上に、転ばし根太等を介した上、要所にフロアヒーティング７１を設置して床構造部７となし、該床構造部７の所望箇所に、前記実施例１と略同様の構造となるようにして炉枠本体３を造り付け、その外壁面には石膏ボード等の壁下地板６で外装し、更にその外方四周壁部分に厚み１２ｃｍ程度の所定断熱空間６２を確保した状態で仕上げ板６１を貼設することにより、袴部分を一体に造作する。
【００４０】
更に、その袴部分から約４０ｃｍ弱の間隔を空けた床構造部７から、蹴込み板８１を、高さが通常の椅子の座部の高さ、例えば４０〜４５ｃｍ程度の高さに略相当するようにして立ち上げ、その上端に連続して床仕上げ板を張設して嵩上げ床部８を造り付けることにより、仕上げ板６１と蹴込み板８１、およびフロアヒーティング７１を設置した床構造部７部分とによって囲まれた掘り炬燵部８２を確保と共に、壁下地板６、断熱空間６２、および仕上げ板６１によって造作された袴部分の上には、炉枠本体３上端から当該掘り炬燵部８２側に約２０〜２５ｃｍ程度水平状に突き出てカウンター状の構造を成す如くした、巾が焼く３５ｃｍ程度の厚板からなる天板５を、前記実施例２の天板５と同じ配置となるように炉枠本体３上端外側に一体的に造り付けとする。
【００４１】
一方、こうして建造物の床構造部７上に造り付けられた形成された炉枠本体３内に、砂を不燃充填材３３として約３０ｃｍ程度の厚みとなるように充填した上、炉本体１をセットし、不燃充填材３３上に炉本体１が安定して固定されてなる構造とし、着火用ガスバーナー１３の配管を壁下地板６、断熱空間６２、および仕上げ板６１所定箇所を水平状に貫通させ、仕上げ板６１の刳り貫き部にガス栓部１３ａを用意すると共に、炉本体１の外側壁と炉枠本体３内周壁との間で、炉本体１外側壁上端辺りまでにも、先に充填した不燃充填材３３である砂を充填し、最後に、炉本体１の一対の炭カゴ用レール枠１２，１２を滑動支持部として所定個数の炭カゴ２，２，……を設置すると共に、各炭カゴ２，２，……の上には、炉枠本体３の一対の金網用レール枠３２，３２を滑動支持部として所定個数の金網４，４，……を組み合わせて囲炉裏型テーブルとしたものである。
【００４２】
【作用効果】
以上のとおりの構成からなるこの発明の囲炉裏用炉、およびそれを組み込んだ囲炉裏型テーブルは、少なくとも３人以上が横列び一列状に同席できるだけの長さの炉口を有する炉本体と、該炉本体の外側を抱囲状と炉枠本体とからなり、個々人の人数に見合った複数個の炭カゴが、炭カゴ用レール枠を滑動支持部として、予め炉本体内所定箇所に一ケ所用意してある着火用ガスバーナー直上までスライド移動させ、ノズルからの炎で炭カゴ内の木炭に着火した後、元の位置にスライド移動して燃焼させながら、その上に炉枠本体の金網用レール枠に金網を横移動可能且つ着脱自在に支持させた状態とすれば、その金網の上で肉や野菜、魚介類等を各人が所定の位置で加熱調理できるようにするものであり、しかも、炭カゴおよび金網共、スライド可能としたことから、横並び一列状に三人以上が同時に同席できるだけの大きさの炉口を有する囲炉裏用炉または囲炉裏型テーブルでありながら、一人または二人といった小人数用にも経済的に使用可能とする上、関係のない小人数の消費者単位でも、同一の囲炉裏用炉または囲炉裏型テーブルで同時使用が可能になる等、その場所を提供する料理店等では、加熱調理のために要する木炭への着火工程が極めて円滑になり、サービス内容を大幅に改善して接客回転効率を高め、経済効果を大いに高めることが可能になるという秀れた特徴が得られるものとなる。
【００４３】
また、この発明の囲炉裏用炉および囲炉裏型テーブルには、この接客効率の改善の外に、従前まで各テーブル毎に着火用ガスバーナー内蔵形式とするようにしたのものでは、最大横並び一列状に同席できる人数は二人が限度であり、それ以上横並び一列状に同席できるようにした大きさの炉口をテーブルに形成、使用しようとすれば、同時に火力を平均化するようにした着火、燃焼を実現するために、その炭カゴの下に少なくとも二口以上の着火用ガスバーナーを必要とする等して、テーブル単価を高騰してしまい、多額の設備投資を必要とするという難点があったのに対し、それら設備投資を大幅に改善できるという効果も期待できることとなる。
【００４４】
他方、消費者側では、本物の木炭による料理を手軽に味わうことが容易になるだけではなく、加熱調理の程度、即ち焼き具合、煮炊き具合を調整しようとしたときに、従前までのように調理中の食材を金網の縁に移動させたり、ガス調節に気を使わなければならなかったり、あるいは他の食器に取って保管し、冷たくなったものを食べる等といった不都合な場面等に全く遭遇することなく、単に炭カゴあるいは金網の何れかを適宜横方向に移動するだけで、各種食材の加熱調理具合の加減が簡単に実施でき、最適な状態に調理されたものを食事の進行具合に応じた最適な場面で食味することが可能になるという略理想的な加熱調理による各種料理を味わうことができるという、非常に恵まれた恩恵に浴することができることになる。
【００４５】
特に、実施例に取り上げたこの発明を代表する構成からなる囲炉裏用炉および囲炉裏型テーブルは、上記した特徴を実現する上で極めて有効な構成によって成り立っており、効率的且つ経済的に実現し得るものとなって、その場で加熱調理しながら料理を楽しむようにすることをサービスとする料理店等における採用を非常にし易いものにする一方、消費者にとっては、実際の木炭による理想的な料理を味わう設備として好印象が得られることになり、それは、単にテーブル型のものとしてだけではなく、伝統的な囲炉裏端に座った雰囲気としてや、あるいは掘り炬燵型テーブルに座った雰囲気のものとしても、従前のものでは殆ど得られなかった好ましい雰囲気を味わいながらの食事が実現するという大きな利点を有するものとなっている。
【００４６】
叙述の如く、この発明の囲炉裏用炉、およびそれを組み込んだ囲炉裏型テーブルは、その新規な構成によって所期の目的を普く実現可能とするものであり、しかも、製造容易にして経済的に実施できるものとなることから、食生活が多様化する中、本物の木炭を使って理想的な味わいの肉や魚介類の加熱調理を志向する料理店から時代に相応しい調理設備として、また、本物指向の強い消費者からは、本物の木炭を使った理想的な料理の提供が受けられる略理想的施設として、夫々高い評価が受けられることとなって、広く採用、普及していくものになることが予想されるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の囲炉裏用炉、およびそれを組み込んだ囲炉裏型テーブルを最も良く代表している幾つかの実施例を示したものである。
【図１】囲炉裏用炉の縦断面図である。
【図２】囲炉裏型テーブルの全体斜視図である。
【図３】同平面図である。
【図４】他の実施例による囲炉裏型テーブルの縦断面図である。
１炉本体
１１同耐火材
１２同炭カゴ用レール枠
１３同着火用ガスバーナー
２炭カゴ
３炉枠本体
３１同耐火板
３２同金網用レール枠
３３同不燃充填材
４金網
５天板
６壁下地板
６１同仕上げ板
６２同断熱空間
７床構造部
７１同フロアヒィーティング
８嵩上げ床部
８１同蹴込み板
８２同掘り炬燵部
９土間床
９１同割栗石
Ｈ消費者
Ｈ１同足[0001]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention relates to a heating facility for enjoying cooking while a hearth used mainly in a restaurant or the like, that is, a plurality of people sit around the furnace mouth and cook meat, seafood, vegetables, etc. on a charcoal fire. The present invention is to provide a hearth furnace having a novel structure that makes it easy to use charcoal that has excellent heating effects but is difficult to ignite, and a hearth type table incorporating the same.
[0002]
[Prior art]
As the standard of living increases with the advancement of science and technology, people's dietary habits have also changed significantly. Using firewood and charcoal from several years ago as fuel, it takes time and great care to keep fire and firepower. The cooking method that was needed now is not limited to kerosene, gas, and electric heat, but also uses electromagnetics, electromagnetic waves, and ultrasonic waves, and there are various cooking purposes, cooking contents, cooking environment, technical level, etc. Depending on the factors, it is now possible to use them freely, the cooking means are extremely streamlined, and an era in which efficient cooking can be performed has been entered.
[0003]
At the same time, liberalization of imports and exports, such as deregulation of tariffs, has been promoted, and an economic environment where various kinds of ingredients produced all over the world can be obtained very easily has been prepared, and anyone can enjoy traveling abroad easily It is possible to enjoy authentic cuisine in each country and experience the taste of it easily. In addition, many newspapers, magazines, TV reports, etc. have made a special feature on cooking. In addition to continuing to provide a large amount of information, the benefit of the recent IT revolution allows consumers to voluntarily and actively obtain the desired information according to their own wishes and easily obtain the object. As a result, it has become an era when individual consumers have accumulated a great deal of knowledge and cannot obtain a satisfactory evaluation with traditional food contents. ing.
[0004]
Therefore, restaurants that specialize in the provision of food and drinks should not only examine the ingredients but also devise their own cooking contents so that they can fully meet the consumer's evaluation. Research and efforts to create a taste and texture that cannot be realized are indispensable, and now it is possible to select without difficulty as one of the most important factors in obtaining such results. Among the various heat sources that have become available, there is a problem of appropriately adopting the most suitable one for cooking and using them efficiently and effectively.
[0005]
Among cooking, it is well known that charcoal, which was a fuel of the very old era, is very effective in the action of far-infrared rays, etc., in the cooking effect of raw meat and raw seafood, Many restaurants that try to find the best taste and texture by eager cooking posture and try to offer first-class dishes for sale have been already charcoal, especially with fire for many years. This charcoal is not only used as a heat source for the excellent Bincho charcoal (white charcoal), but also as a fuel for the table and hearth seats where consumers can enjoy cooking while cooking themselves. It is a fact that it has been well received not only for the atmosphere it creates, but also for the taste and texture of the dishes created.
[0006]
However, adopting this charcoal as a heat source for cooking has several difficult problems, as can be easily guessed from the fact that it has now been replaced by other heat sources. Yes.
They are all derived from the charcoal composition. That is, black charcoal is 79-94% carbon and is produced by a fire extinguishing method in a kiln, so the composition is relatively coarse and the moisture content is 7-8%, and its ignition point is 320-450 ° C. On the other hand, white coal has 88 to 96% carbon and is manufactured by the fire extinguishing method outside the kiln. Therefore, the composition is denser than black coal and the water content is about 10%, and its ignition point is Although it is higher than 360-500 ° C and black coal, both burn by the oxidation phenomenon from its surface, its ignition temperature is high and it does not easily catch fire, especially from its composition structure It is good, and the tendency is strong in the case of white coal that is not too hot like black coal, can maintain a stable fire without dropping the temperature from high temperature, and is suitable as fuel for restaurants. Has the disadvantages.
[0007]
For this reason, when using it as a heat source in a kitchen, the restaurant providing the service, etc., always keeps the charcoal ignited and burned during business hours to meet consumer demand. Be prepared not only to waste precious charcoal, but also to use unnecessary manpower to maintain and manage it, which will cause economic problems anyway. In addition, if the consumer tries to use it as fuel for use in the store, the consumer who comes to the store as a reservation customer can deal in advance according to the time, but the unexpected consumer It takes time to prepare for this, which not only causes a problem as a customer service attitude, but also overloads the store clerk to try to solve it, which hinders the work environment. Risk also will not have unless we addressed to the concerns that arise that cause.
[0008]
In order to cope with these difficulties, proposals have already been made to make it easy to ignite the charcoal itself, and mechanical devices for igniting.
For example, as charcoal that is easily ignited, molded charcoal obtained by mixing charcoal powder or crushed charcoal with an adhesive material such as starch, and pressing and molding them with a machine has been used. As an ignition machine / equipment device, for example, in a yakiniku restaurant, etc., a gas burner for ignition is usually provided under the furnace opening for each table of four-person specification, and after igniting the gas burner for ignition, In addition, most of the charcoal, usually the ignition charcoal containing the above-mentioned formed charcoal, is set in a suspended state in consideration of the ignition time, and the formed charcoal is ignited. After the fire extinguishes the burner, it is also put into practical use that allows you to enjoy grilled meat dishes using only the burning charcoal fire.
[0009]
However, these traditional methods have subtle differences from the actual thermal power of charcoal, and there is a grudge that lacks the taste of cooking with real charcoal, and it is not always effective in terms of the impression given to consumers. In addition, in the case where the gas burner for ignition is built in for each table, the maximum number of people that can be seated side by side in a row is limited to two people, more than that in a row If you want to form and use a furnace opening on the table that can be seated together, at the same time, to realize ignition and combustion that averages the thermal power, at least two or more mouths under the charcoal basket In addition to the difficulty of requiring a gas burner for ignition, the unit price of the table will rise, and the table that has been manufactured in this way can be used for small groups of one or two people. If you try to do so, you will monopolize one large table with a small number of people, and there will be a troublesome problem that will interfere with customer service efficiency, especially restaurants that are not large stores such as chain stores. In stores where customer turnover efficiency directly affects the business foundation, it becomes a very serious problem.
[0010]
In view of the current situation as described above, the present invention, as one of the people who lived in the long-standing restaurant industry, as a result of developing and researching to quickly solve these problems, and repeating many trial and error and prototype experiments, A hearth furnace that allows consumers themselves to enjoy cooking and enjoying food while cooking meat and seafood using real charcoal, and a hearth-type table incorporating it. In addition to being a hearth furnace or a hearth type table having a furnace opening that is large enough for three or more people to sit at the same time in a row, it can be used economically for small people such as one or two people, A hearth with a new structure that has a very high practical value so that even a small number of unrelated consumer units can be used simultaneously in the same hearth furnace or hearth type table. Furnace, and it is obtained by successful realization of hearth-type table incorporating the same, in the following, also sprinkled specific examples representative of the present invention, and that we have described in detail the structure.
[0011]
[Structure of the invention]
The hearth furnace that forms the basis of the present invention can be shown as having the following configuration.
That is, a furnace body formed by arranging on a refractory material a rail cage frame that is parallel to a predetermined width and is long enough for at least three people to be seated in a row and in a row, and the outside of the furnace body A furnace in which a wire netting rail frame is arranged parallel to the charcoal rail rail frame at a position higher than the rail frame for the charcoal car body by a predetermined height. A plurality of charcoal cages that use the charcoal rail rail frame as a sliding support portion are incorporated in the furnace main body in a slidable and detachable manner, and at the bottom of the furnace main body at appropriate positions. In addition, an ignition gas burner is installed at a position that does not interfere with the lateral movement of the charcoal cage, while a plurality of wire meshes using the wire mesh rail frame as a sliding support portion are laterally movable in the furnace frame body. This is a hearth furnace that is detachably incorporated.
[0012]
If this basic structure is shown as a more concrete one, the rail frame for the car basket that is parallel with a predetermined width should be long enough for at least three people to sit in a row and on the refractory material. A furnace body arranged in a wall, and the outside of the furnace body is enclosed, and at a position higher than the furnace body charcoal rail rail frame by a predetermined height, parallel to the charcoal car rail frame In this way, a furnace frame main body having a wire mesh rail frame is arranged, and a plurality of charcoal cages using the charcoal rail rail frame as a sliding support portion are laterally movable and detachable. In addition to being installed, a common ignition gas burner for each charcoal basket is installed at the bottom of the furnace body at an appropriate location where it does not interfere with the lateral movement of the charcoal basket. A plurality of wire meshes using the wire mesh rail frame as a sliding support part are transposed. Possible and detachment becomes incorporated into the universal configuration can be a hearth furnace to subject matter.
[0013]
In other words, the above structure can be described in a different manner. At least three or more parallel car rail rail frames are arranged on the refractory material so that at least three people can sit in a row and in a row. The furnace main body and the outside of the furnace main body are enclosed, and at a position higher than the furnace main body cargo rail rail frame by a predetermined height, the furnace main body is parallel to the charcoal car rail frame. It is composed of a furnace frame main body with a wire mesh rail frame arranged in it. At the same time, an ignition gas burner is installed at the bottom of the furnace body at an appropriate position where it does not hinder the horizontal movement of the charcoal cage, while the wire mesh rail frame is slid on the furnace frame body. The same number of metal meshes as support parts can be moved laterally and attached and detached. Is exposed to the flame of a gas burner for ignition, and the desired charcoal basket filled with an appropriate amount of charcoal is ignited and burned from its bottom, and then moved to the desired position on either the left or right, It can also be referred to as a hearth furnace having a configuration that can be used.
[0014]
And if these hearth furnaces that form the basis of the present invention are shown as having a more desirable configuration, the following will be obtained.
That is, a furnace body formed by arranging on a refractory material a rail cage frame that is parallel to a predetermined width and is long enough for at least three people to be seated in a row and in a row, and the outside of the furnace body A furnace in which a wire netting rail frame is arranged parallel to the charcoal rail rail frame at a position higher than the rail frame for the charcoal car body by a predetermined height. The furnace body is combined with an incombustible filler such as ash or sand in the furnace frame body, and the furnace body is provided with a plurality of sliding support portions using the rail frame for the charcoal cage. While the individual charcoal basket is incorporated in a detachable and detachable manner, and at the bottom of an appropriate portion of the furnace body, an ignition gas burner is installed at a position that does not interfere with the lateral movement of the charcoal basket, In the furnace frame body, a plurality of rail frames for the wire mesh are used as sliding support parts. Network is a hearth furnace to subject matter lateral movable and detachably incorporated into comprising configuration.
[0015]
The hearth furnace is composed of a furnace body having a part directly facing or contacting charcoal fire, and a furnace frame body surrounding the outside, and the furnace body is ignited and fired by the power of charcoal during combustion. It does not ignite or burn, and it always functions safely so that charcoal can be used as fuel, and its main part must be made of refractory material such as brick or stone. First, a predetermined block-shaped one is connected with a fireproof adhesive, a connecting metal fitting, or the like, or a molded block body formed in a U-shaped groove is connected and integrated in the lateral direction, etc. It is assumed that three or more people are seated in a row and in a row, and have a length that allows each person to cook and cook in front of each other, for example, a length of at least about 2 m. At least one serving Considering the total area required for cooking, in consideration of the lateral length, for example, it is formed to be at least about 45 to 60 cm, and at least a pair of sides extending in the length direction are parallel. The overall planar shape is rectangular or bowl-shaped, and the depth is not only hung from the charcoal basket, which will be described later, but also has no hindrance to movement. The gas burner must be formed in a shape and structure that are set to dimensions that allow the charcoal basket to be suspended and moved without hindrance.
[0016]
And in this furnace main body, the rail cage frame made of a heat-resistant material such as stainless steel is respectively attached to the upper ends of a pair of parallel sides extending in the length direction by adhesion, screwing or other known appropriate means. The pair of parallel rail cage frames must be secured in a suspended manner in the furnace body, and the pair of rail rails for the coal carts are parallel to each other. As the support portion, the charcoal basket functions to be slidable in the left-right direction (the length direction of the charcoal rail rail frame). Therefore, the surface of the charcoal rail rail frame is advantageous for achieving the function. It is finished to a smooth surface so that it can act, and a rail groove or a ridge that extends in the length direction is formed on the surface side for purposes such as realizing a stable left-right movement of the charcoal cage and other needs. Can also be Kill.
[0017]
The charcoal basket has a volume that can accommodate a predetermined amount of charcoal or molded charcoal as cooking fuel, and moves to a position just above the ignition gas burner provided at a predetermined position of the furnace body at the time of ignition. In response to the flame from the ignition gas burner from below, the internal charcoal or molded charcoal is ignited, then moved left and right to a predetermined position, and air is taken in from the gaps necessary for the ignition, and the charcoal or molded charcoal It serves to maintain the combustion efficiency stably and to enable cooking with the thermal power of only charcoal or molded charcoal so as not to leave useless ash.
[0018]
This charcoal basket has a rectangular shape as a whole and is most desirable from the viewpoint of use and molding, or even if it is a flat shape other than a rectangle for some reason, it faces at least. Each of the pair of sides must be either directly, or the pair of sides must be supported by the charcoal rail rail frame via a projecting rod or the like so that it can slide. In this way, the size fits between a pair of charcoal rail frames, about 45-60 cm or less in accordance with the above example, and a depth sufficient to accommodate a predetermined amount of charcoal or molded charcoal derived from the balance with the overall planar shape. At least the lower part structure (if necessary, the whole structure) has a through-hole formed like a rooster and does not allow the charcoal to fall, but the fire from the ignition gas burner Must be formed in a structure that allows the charcoal to reach and ignite freely, and supports the pair of charcoal rail rail frames at a pair of opposed upper ends or at the points thereof. It is assumed that a flange or a protruding rod, a roller part, etc. that can be slid freely in the left-right direction (the length direction of the rail frame for charcoal baskets) as a part is attached, and has a suspended posture in the furnace body Combined and used.
[0019]
On the other hand, the furnace frame main body stores and supports the furnace main body inside, and the outside is supported by a part of the structure of the building that allows the floor to be cut out and installed. The so-called traditional hearth built in the floor, or a component for making a hearth-type table in combination with a decorative board or top plate, encloses the outer periphery excluding the top surface of the furnace body There is no risk of burning or burning by heat from the furnace body, either directly or indirectly, and there is also a risk that the heat will be cut off as much as possible and propagated to the outside. In addition, there are few materials and structures that do not interfere with the support of the furnace body, such as a structure in which a stainless steel plate and asbestos board are laminated on a skeleton, or a box made of only a thick stainless steel plate, etc. Formed into Desirably, ash (preferably combined with a heat-resistant skeleton body is desirable as it alone has no supporting strength), sand, gravel and other non-combustible fillings between the furnace body stored inside In addition to the structure in which the material is intervened and the two are separated from each other, depending on the case, it is possible to have a hollow structure in which only a predetermined gap is secured as a double structure.
[0020]
The furnace frame body is formed by bending a wire mesh rail frame made of a heat-resistant material such as stainless steel at the upper ends of a pair of parallel sides extending in the length direction, or separately. It must be securely fixed by welding, bonding, screwing or other known appropriate means, and after supporting a pair of metal mesh rail frames parallel to both ends of the metal mesh before and after, The pair of wire mesh rail frames is used as a support portion, and the wire mesh functions to be slidable in the left-right direction (length direction of the wire mesh rail frame). The rail grooves or ridges, etc., which are finished in a smooth surface so as to be advantageous for the achievement of the function and extend in the length direction on the surface side for purposes such as realizing a stable left-right movement of the wire mesh and other needs And what formed Rukoto can also.
[0021]
In addition, the wire mesh that is slidably and detachably combined with the wire mesh rail frame has a wire mesh (wire knitted) stretched in a peripheral frame that has been known as a fish grill net. Punched metal, flat plate used for cooking, frying pan, or Genghis Khan pan-shaped, raised sukiyaki pan, yudofu pot, oden pan, etc. It is a collective term for shapes and structures similar to various types of pans, and includes various types of structures required depending on the type of cooking and cooking contents.
[0022]
[Related invention]
This invention includes an hearth type table using the same as an invention related to the hearth furnace based on the configuration as described above, and basically has the following configuration as a gist. .
That is, at the same height as the wire mesh rail frame of the furnace frame main body of the hearth furnace having the configuration as described above, a substantially horizontal top plate is attached to the outside thereof, and the top plate attachment portion is below The outer peripheral surface of the furnace frame body is concealed with a decorative plate directly or through a heat insulating space, and the gas supply port of the ignition gas burner pipe is arranged at a predetermined location with the decorative plate penetrating. This is a hearth type table in which the hearth furnace described above is incorporated.
[0023]
Furthermore, in the hearth type table incorporating the hearth furnace included in the basic configuration described above, it may be ready-made in factory production or assembled and completed at the site of use like a so-called general table. When making a building floor outside of what was made on the floor of the building, such as those that were made by hand, made entirely on the site, etc. Also included are parts that are built into a part of the floor, so that they are in the form of a digging trough, and the structure basically has the following structure.
[0024]
That is, a predetermined part of the building floor is perforated within a predetermined range, and the peripheral wall of the perforated part is concealed with a decorative board or the like, while the substantially central part of the perforated part is used from the peripheral wall. It is possible to stretch a decorative plate for concealing the outer peripheral surface of the furnace frame main body of the hearth furnace having the above-described configuration at a position that secures an optimal interval that allows a person to sit down in a sitting style. The furnace frame body is fixed to the building support board surface, and the furnace frame body is filled with sufficient non-combustible filler with the building support board surface as a support, and is isolated from the furnace frame body and the building support board surface. The furnace body is fixed in the structure, and the gas supply port of the gas burner piping for ignition is arranged at a predetermined location with a decorative plate as a penetrating shape, and at the same height position as the wire mesh rail frame of the furnace frame body. Attach a substantially horizontal top to the outside By what will become a hearth-type table incorporating hearth furnace so as to be integrated structure building floor.
[0025]
Hereinafter, in order to make it possible to more clearly grasp the configuration of the hearth furnace of the present invention and the hearth type table incorporating the same, which has been described so far, the configuration of the present invention is generally provided. Some of the typical ones will be explained concretely.
[0026]
[Example 1]
The example shown in the longitudinal sectional view of FIG. 1 is an example of the most typical one of the hearth furnace of the present invention. Of course, as a traditional hearth furnace built as a part of a so-called building floor, A furnace to be built into the center of the table as a furnace opening, or a furnace for a hearth constituting a basic part as a furnace to be a furnace opening of a digging type table, comprising a furnace body 1 and a furnace frame body 3 A plurality of charcoal baskets 2, 2,... Are incorporated in the furnace body 1 so as to be laterally movable and detachable, and a plurality of wire meshes 4, 4,. It is incorporated in a detachable manner.
[0027]
As can be easily understood from the figure, the furnace body 1 is arranged substantially horizontally in a furnace frame body 3 to be described later, and is long enough for at least three people to sit in a row and in a row. (If the width for one person is 50 to 60 cm, the length is at least 150 cm or more), and the upper end surface is the size of the furnace body 1 and the charcoal power in the use stage. In consideration of thermal efficiency and the like, a predetermined dimension from the upper end of the furnace frame main body 3, for example, the size of the furnace opening (internal dimension) is about 300 × 2500 mm, and the charcoal cage 2 is about 30 cm square and depth. In this embodiment, which is combined as about 5 cm, it is set lower by about 5-6 cm.
[0028]
The furnace body 1 supports the charcoal basket 2 so that it can be moved laterally and detachably, and the charcoal C, C,... In the charcoal basket 2 is directly subjected to the thermal power after ignition and combustion. Are formed of refractory materials 11, 11,... Such as bricks and stones that are not burned by the heat of the steel, and a pair of charcoal baskets made of stainless steel angles at predetermined intervals at the upper ends. The rail frames 12 and 12 are attached and installed in parallel with a heat-resistant adhesive, and the depth of the furnace body 1 is supported by the charcoal rail rail frames 12 and 12 so as to be laterally movable and detachable. An ignition gas burner 13 that must be disposed at the depth of the charcoal basket 2 to be formed, that is, about 5 cm in this embodiment, and further at the bottom of an appropriate portion of the furnace body 1 is used for lateral movement of the charcoal basket 2 above. Can be placed at the bottom without any hindrance In addition, dimensions that allow the flame from the ignition gas burner 13 to ignite and burn the charcoal C, C,... In the charcoal basket 2 efficiently, for example, dimensions of about 15 cm in internal dimensions. It is formed so as to be about 20 cm to which is added.
[0029]
The main portion of the charcoal basket 2 is a plane square of slightly less than 30 cm, which is slightly smaller than the internal dimensions of the furnace body 1, and has a box shape, depth of about 5 cm, a bottom-like slit, or a through-hole on both the bottom surface and the four walls. When the flame of the ignition gas burner 13 is received from below while containing a predetermined amount of charcoal as a fuel, the flame is sufficiently passed through the through part. The charcoal can reach the charcoal and can be ignited, and while the charcoal continues to burn through this ignition process, the heat from the charcoal is about 400-500 ° C and receives about 7000-8000 calories. In order to continue, it is formed as a casting made of excellent heat resistance, as is the case with a known rooster.
[0030]
The ignition gas burner 13 is based on the premise that the hearth furnace of the present invention is a furnace in which at least three people can sit next to each other. For example, the furnace port is formed to have a furnace opening of about 300 × 2500 mm, and one for each. The charcoal basket 2 is prepared and can be cooked independently, and the ignition process at that time can be completed in the furnace main body 1, one by one in the cooking area and the other. In order to eliminate the need to ignite at the location of the fire or to prepare a fire in the flame, one place in the furnace body 1, ideally either in the center position or the center left or right in the order of seating for multiple people At a corresponding position, do not interfere with the horizontal movement of the charcoal basket 2 described above, and implement a depth that considers the nozzle to a height convenient for ignition of charcoal in the charcoal basket 2. In the example, from the bottom of the charcoal basket 2 About it is as disposed so desired nozzle at about 5 to 6 cm.
[0031]
On the other hand, the furnace frame body 3 has a bottomed box type structure in which the outside of the furnace body 1 described above is enclosed, and from the charcoal C, C,. In order to enable the cooking target food on the wire mesh to be efficiently cooked by heating, at a position higher than the rail cage frames 12 and 12 for the charcoal basket of the furnace body 1 by about 5 cm, for example, The wire frame rail frames 32 and 32 are arranged so as to be arranged in parallel to the charcoal rail rail frames 12 and 12, and the furnace body 1 described above is disposed horizontally and inside. An incombustible filler such as ash or sand that stably supports and prevents heat propagation downward is provided at least outside the bottom of the furnace body 1, preferably as in the embodiment. 1 so that it covers the entire circumference except for the top side With the non-combustible filler 33 such as ash or sand, in particular, if the lower surface direction of the furnace main body 1 is employed in other parts, for example, the hearth built on the floor, it is the surrounding structure, and for the table. If it is a furnace for the hearth, it is isolated from the building floor, the table side plate, etc. so that there is no problem in terms of fire safety.
[0032]
This furnace frame main body 3 is formed as a structure in which a box-type main body is provided with a refractory plate 31 such as an asbestos slate plate stretched on a reinforcing frame, and the entire inner peripheral surface thereof is further considered in view of safety and design. Stainless steel plate 31a is finished, and at the upper edge thereof, on the inside of a pair of edges parallel to the charcoal rail rail frames 12 and 12 of the previous furnace body 1, a wire mesh rail frame 32 made of stainless steel angle material, 32 are attached to each other, and a pair of wire mesh rail frames 32, 32 are used as sliding support portions, and a plurality of wire meshes 4, 4,... In addition, it is assumed that it is detachably incorporated.
[0033]
This hearth furnace having the structure as described above is not used by itself, but its outer peripheral surface is appropriately finished to a specification, for example, a table-like shape described later, and placed on the floor of a restaurant or the like. Or build up on the floor of the building, build it, and create a raised floor as a substitute for sitting around it at a position higher than the floor of the building, making it a furnace for the hearth of the digging fence specification Outside, it will be used as a furnace when it is built in a hearth that penetrates the floor of a building and has a furnace port height approximately the same as the floor surface.
[0034]
Although there is no particular indication in the figure, the lid can be made concealed for the purpose of not using it as the hearth (beside divided into several parts for handling) Is preferably placed on top of the wire mesh 4, 4,... Or replaced with the use of the wire mesh 4, 4,. With the pair of wire mesh rail frames 32 and 32 being slidable support portions, for example, a heating-related cooking tool such as a pan, a hot water reservoir for brazing, or a skewer skewer can be incorporated. Of course, it is also possible to do so.
[0035]
In addition, when the dish is supported by a pair of wire mesh rail frames 32, 32 and cannot be placed because the bottom part is obstructed by the charcoal basket 2, for example, a pan-like pot dish cooked in a deep pan, After the charcoal basket 2 is also removed, the furnace body 1 is removed, and the charcoal in the charcoal basket 2 is not used as fuel, and each person has been cooked with an ignition gas burner 13 provided for ignition. Needless to say, an application in which the pair of wire mesh rail frames 32, 32 are slid to the position of each person can be employed as appropriate.
In the figure, 13a is a gas connection port protruding from the outer wall surface of the furnace body 1 for the ignition gas burner 13, 13b is an ignition nozzle of the ignition gas burner 13, and 13b 'is the same ignition nozzle. The connection wiring part is shown.
[0036]
[Example 2]
A part of the metal mesh 4 in FIG. 2 is omitted, and one metal mesh 4 is shown in a removed perspective view, and the same plan view in FIG. 3 is for the hearth of the present invention represented by the first embodiment. This is the most typical example of a hearth-type table that has a built-in furnace and is designed to be used on a building floor, and is a finished product that incorporates the hearth furnace 1 in advance in factory production, or the exterior. The part and the hearth furnace 1 are carried in as separate finished products, so that they can be built-in on-site, or in some cases, all of them are hand-made by on-site work. Will be completed.
[0037]
As clearly seen from the drawings, the hearth furnace 1 as described in the first embodiment having a size and a structure that can sit side by side and four people can be inserted and assembled in the center, and the top plate 5 Is attached horizontally to the upper surface, and a decorative body 61 is attached to the flange portion so as to cover the outer surface of the outer wall surface 31 of the hearth furnace 1 to form an integrated table body. A furnace body 1 is incorporated in the body 3 in a predetermined manner, and four charcoal cages 2, 2,... Further, the four wire meshes 2, 2,... Corresponding to the four charcoal cages 2, 2,. The hearth furnace of the present invention, which is supported movably and detachably, is connected to the central portion of the table main body top plate 5 above. One in which built-in, become integrated into.
[0038]
[Example 3]
The example shown in the longitudinal cross-sectional view of FIG. 4 is an example in which the hearth furnace of the present invention represented by the first embodiment is incorporated as a furnace serving as a furnace port of a digging type table portion. A typical implementation of a hearth-type table that is built and completed as a part of the construction of a building on the part of the object that extends over a predetermined range and has the basic structure. It is an example.
[0039]
Place floor heating stones 91 on the ground floor (not shown) on the earth floor 9 made of concrete by placing concrete stones, or on the slab floor slabs of the second and higher floors of the building, with rolling joists etc. The floor frame 7 is installed to form the floor structure 7, and the furnace frame body 3 is built at a desired location of the floor structure 7 so as to have a structure substantially similar to that of the first embodiment. The outer wall is covered with a wall base plate 6 such as a gypsum board, and a finishing plate 61 is pasted in a state where a predetermined heat insulation space 62 having a thickness of about 12 cm is secured on the outer peripheral wall portion thereof, so that the ridge portion is integrally made. .
[0040]
Further, from the floor structure portion 7 spaced about 40 cm from the heel portion, the kick plate 81 is approximately equivalent to the height of a normal chair seat, for example, about 40 to 45 cm. The floor structure in which the finishing plate 61, the kicking plate 81, and the floor heating 71 are installed by laying the floor finishing plate continuously on the upper end and building the raised floor portion 8 is constructed. In addition to securing the digging trough portion 82 surrounded by the portion 7 portion, the digging trough portion is formed from the upper end of the furnace frame body 3 on the trough portion formed by the wall base plate 6, the heat insulating space 62, and the finishing plate 61. The top plate 5 made of a thick plate with a width of about 35 cm, which protrudes about 20 to 25 cm horizontally on the 82 side and forms a counter-like structure, has the same arrangement as the top plate 5 of the second embodiment. The furnace frame body 3 To the built-in.
[0041]
On the other hand, in the furnace frame main body 3 formed on the floor structure portion 7 of the building in this way, sand is filled as an incombustible filler 33 so as to have a thickness of about 30 cm, and then the furnace main body 1 is The furnace body 1 is stably fixed on the incombustible filler 33, and the piping of the ignition gas burner 13 is placed horizontally on the wall base plate 6, the heat insulating space 62, and the finishing plate 61 at predetermined locations. The gas stopper 13a is prepared in the punched-through portion of the finishing plate 61, and between the outer wall of the furnace body 1 and the inner peripheral wall of the furnace frame body 3, the top end of the outer wall of the furnace body 1 is also advanced. Is filled with non-combustible filler 33, and finally, a predetermined number of charcoal cages 2, 2,... Are installed using the pair of charcoal rail rail frames 12, 12 of the furnace body 1 as sliding supports. At the same time, on each charcoal cage 2, 2,. Wire mesh predetermined number of nets rail frame 32 as sliding support portions 4, it is obtained by a hearth-type table in combination .......
[0042]
[Function and effect]
The hearth furnace of the present invention having the configuration as described above, and the hearth type table incorporating the furnace, the furnace main body having a furnace port having a length enough to seat at least three persons in a row and in a row, and the furnace The outer side of the main body consists of an enclosure and a furnace frame main body, and a plurality of charcoal cages corresponding to the number of individuals is prepared in advance at a predetermined location in the furnace main body using the rail cage rail frame as a sliding support part. Slide the flame directly above the ignition gas burner, ignite the charcoal in the charcoal cage with the flame from the nozzle, slide it to the original position and burn it, and then the rail frame for the wire frame on the furnace frame body If the wire net is horizontally movable and detachably supported, each person can cook meat, vegetables, seafood, etc. in a predetermined position on the wire mesh, Coal basket and wire mesh, Because it is a hearth furnace or hearth-shaped table with a furnace opening that is large enough to allow three or more people to sit at the same time in a row, it is economical for small people such as one or two people. In addition to being able to use, even a small number of unrelated consumer units can be used simultaneously in the same hearth furnace or hearth type table, etc. The required charcoal ignition process becomes extremely smooth, and it is possible to obtain excellent characteristics that the service content can be greatly improved, the customer service rotation efficiency can be improved, and the economic effect can be greatly enhanced.
[0043]
In addition to the improvement in customer service efficiency, the hearth furnace and the hearth mold table of the present invention have a built-in ignition gas burner for each table until now. The number of people that can be seated is limited to two people, and if you try to use a table with a furnace port that is large enough to be seated side by side in a row, if you try to use it, the ignition and burning will be done so that the thermal power is averaged simultaneously In order to realize the above, there was a problem that the unit price of the table soared and a large amount of capital investment was required, such as requiring at least two ignition gas burners under the charcoal basket. On the other hand, the effect that the capital investment can be greatly improved can be expected.
[0044]
On the other hand, the consumer side not only makes it easy to taste real charcoal dishes, but also cooks as before when trying to adjust the degree of cooking, that is, how to cook and cook. Move the ingredients inside to the edge of the wire mesh, have to pay attention to gas regulation, or take it in other dishes and store it and eat a chilled thing at all. Without the need to simply move either the charcoal basket or the wire mesh in the horizontal direction, the cooking conditions of various ingredients can be easily adjusted, and the food that has been cooked in the optimum state can be adjusted according to the progress of the meal. You will be able to enjoy a very blessed bounty that you will be able to taste a variety of dishes that are cooked in an almost ideal way.
[0045]
In particular, the hearth furnace and the hearth type table having the configuration representative of the present invention taken up in the embodiment are constituted by a configuration that is extremely effective in realizing the above-described features, and can be realized efficiently and economically. It makes it very easy to adopt it in restaurants and other places where it is a service to enjoy cooking while cooking on the spot, while for consumers it is an ideal dish made of actual charcoal This is not just a table-type equipment, but also an atmosphere sitting on a traditional hearth edge or an atmosphere sitting on a digging table. , It has a great advantage that a meal can be enjoyed while tasting a favorable atmosphere that was hardly obtained with the previous one
[0046]
As described above, the hearth furnace according to the present invention and the hearth type table incorporating the hearth furnace enable the intended purpose to be generally realized by the novel configuration, and it is easy to manufacture and economically. As the eating habits diversify, it is possible to implement it from a restaurant that aims to cook meat and seafood with ideal taste using real charcoal, as a cooking facility suitable for the times, and genuine From highly-oriented consumers, it will be widely adopted and spread as it will be highly evaluated as an almost ideal facility that can provide ideal dishes using real charcoal. Is expected.
[Brief description of the drawings]
The drawings show several embodiments that best represent the hearth furnace of the present invention and the hearth-type table incorporating it.
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a hearth furnace.
FIG. 2 is an overall perspective view of a hearth-type table.
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of a hearth-type table according to another embodiment.
1 Furnace body
11 Refractory material
12 Coal basket rail frame
13 Gas burner for ignition
2 Charcoal basket
3 Furnace frame body
31 Fireproof plate
32 Rail frame for wire mesh
33 Same non-combustible filler
4 Wire mesh
5 Top plate
6 Wall base plate
61 Same finish plate
62 Insulation space
7 Floor structure
71 Floor heating
8 Raised floor
81 Same kick board
82
9 Dust floor
91
H Consumer
H1 same leg

Claims

A furnace body in which a rail cage frame parallel to each other with a predetermined interval is arranged on a refractory material as long as at least three people can be seated in a row and in a row, and the outside of the furnace body A furnace in which a wire netting rail frame is arranged parallel to the charcoal rail rail frame at a position higher than the rail frame for the charcoal car body by a predetermined height. The furnace body has a plurality of charcoal cages, which are slidably supported by the charcoal rail rail frame, and are detachably incorporated, and at the bottom of the furnace body at appropriate locations. In addition, an ignition gas burner is installed at a position that does not interfere with the lateral movement of the charcoal cage, while a plurality of wire meshes using the wire mesh rail frame as a sliding support portion are laterally movable in the furnace frame body. Enclosure characterized by being incorporated detachably Back for the furnace.

A furnace body in which a rail cage frame parallel to each other with a predetermined interval is arranged on a refractory material as long as at least three people can be seated in a row and in a row, and the outside of the furnace body A furnace in which a wire netting rail frame is arranged parallel to the charcoal rail rail frame at a position higher than the rail frame for the charcoal car body by a predetermined height. A plurality of charcoal cages that use the charcoal rail rail frame as a sliding support portion are incorporated in the furnace main body in a slidable and detachable manner, and at the bottom of the furnace main body at appropriate positions. In addition, an ignition gas burner common to each charcoal cage is installed at one location where it does not interfere with the lateral movement of the charcoal cage, while the furnace frame body has a plurality of sliding mesh support rails. An individual wire mesh is incorporated so as to be movable laterally and detachable. Hearth furnace, characterized in that the.

Charcoal basket rail frame in parallel at predetermined intervals, and a furnace body formed by arranging on the refractory material as at least 3 or more those long enough to sit in rows beauty a line shape, the outer furnace body A furnace in which a wire netting rail frame is arranged parallel to the charcoal rail rail frame at a position higher than the rail frame for the charcoal car body by a predetermined height. It consists of a frame main body, and in the furnace main body, a charcoal cage for the number of rows and slidable supports using the charcoal rail rail frame as a sliding support portion is detachably incorporated, and the bottom portion of the furnace main body at an appropriate location. However, while installing an ignition gas burner at a position that does not interfere with the lateral movement of the charcoal cage, the furnace frame body has the same number of metal meshes as the number of charcoal cages with the rail mesh frame as a sliding support. , Built laterally movable and detachable, with an appropriate amount of wood The desired charcoal basket filled with is exposed to the flame of the gas burner for ignition, and the charcoal is ignited and burned from the bottom, and it can be moved to either the left or right desired position and can be used. A hearth furnace.

A furnace body in which a rail cage frame parallel to each other with a predetermined interval is arranged on a refractory material as long as at least three people can be seated in a row and in a row, and the outside of the furnace body A furnace in which a wire netting rail frame is arranged parallel to the charcoal rail rail frame at a position higher than the rail frame for the charcoal car body by a predetermined height. The furnace body is combined with an incombustible filler such as ash or sand in the furnace frame body, and the furnace body is provided with a plurality of sliding support portions using the rail frame for the charcoal cage. While the individual charcoal cages are incorporated in a detachable and detachable manner, the ignition gas burner is installed at the bottom of an appropriate portion of the furnace body at a position that does not interfere with the lateral movement of the charcoal cages, In the furnace frame body, a plurality of rail frames for the wire mesh are used as sliding support parts. Hearth furnace, wherein the metal wire net was made incorporated freely transverse movable and detachable.

At the same height as the wire mesh rail of the furnace frame main body, a substantially horizontal top plate is attached to the outside, and the outer peripheral surface of the furnace frame main body below the top plate attachment part is directly attached or a heat insulating space is provided. 5. The hearth back according to claim 1, which is concealed by a decorative plate and has a gas supply port of an ignition gas burner pipe arranged in a predetermined position with the decorative plate penetrating. 5. Hearth type table with built-in furnace.

The building floor surface is formed in a predetermined range so that the user can sit down in a sitting style, and the building support board surface is concealed by a decorative board etc. hollow a substantially central portion of the building support board formed at a position, from the peripheral wall, the to ensure optimal spacing becomes possible to lower the foot stool the user style position, concealed on the outer peripheral surface A furnace frame main body formed by tensioning a decorative panel for use is fixed, and the furnace frame main body is formed as the furnace frame main body according to any one of claims 1 to 4, whereby the hearth furnace according to any one of claims 1 to 4 is obtained. as to those furnace frame body, the furnace body and Rowaku body and building support board sufficient incombustible fillers so as to fill the furnace body thereof furnace frame body and building support board between the respective Fixed in a structure isolated from the While it is assumed that formed by arranging a predetermined portion of the gas supply port of the fire gas burners pipe the decorative plate as a through-shaped, a substantially same height as the wire mesh rail frame of the furnace frame body, the outer A hearth-type table in which the hearth-type furnace according to any one of claims 1 to 4 is incorporated into a building floor, and a substantially horizontal top plate is integrally attached to the building floor.