JP3754501B2 - 作業機の走行装置 - Google Patents

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健二 岡本
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02F9/02Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業機の走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8は従来の作業機(移動式クレーン)の走行装置の一例を示すものである。
【0003】
1はカーボディであり、該カーボディ1は、左右両側の前端部及び後端部に互いに作業機の外方へ平行に突出するアクスル部材2と、該アクスル部材2に対して一体的に固着された旋回台3とを有しており、該旋回台3には、キャブが搭載され且つブームが装着される上部旋回体(図示せず)が旋回可能に支持されるようになっている。
【0004】
4は左右一対のクローラフレームであり、該クローラフレーム4は、それぞれ作業機の前後方向に延びる中空構造のフレーム本体5と、該フレーム本体5の後端部(図7のA側)に装着された走行用油圧モータ6と、該走行用油圧モータ6によって駆動されるスプロケット7と、フレーム本体5の前端部(図7のB側)に枢支されたアイドラホィール8と、フレーム本体5の下辺に枢支された複数の下部ローラ9aと、フレーム本体5の上辺に枢支された複数の上部ローラ9bと、前記のスプロケット7とアイドラホィール8とに巻掛けられた無端状のクローラシュー10とを有しており、走行用油圧モータ6によってスプロケット7を回動させると、該スプロケット7の回転力がクローラシュー10に伝達され、該クローラシュー10が、アイドラホィール8、下部ローラ9a、上部ローラ9bに案内されて周回するようになっている。
【0005】
このクローラフレーム4を構成しているフレーム本体5の前後方向中間部分には、フレーム本体5を左右方向に貫通し且つカーボディ1のアクスル部材2に摺動可能に外接する中空構造のアクスルボックス11が設けられている。
【0006】
12は左右一対の拡縮用シリンダ(油圧シリンダ)であり、該拡縮用シリンダ12は、左右のクローラフレーム4の間においてシリンダ本体12aが対向するようにカーボディ1の下方に配置されている。
【0007】
この拡縮用シリンダ12は、シリンダ本体12aの基端部がカーボディ1に対して連結され、また、ピストンロッド12bの先端部がフレーム本体5に対して連結されている。
【0008】
15はロータリージョイントであり、該ロータリージョイント15は、カーボディ1の中心部に設置されており、該ロータリージョイント15には、方向切換弁(図示せず)を介して油圧ポンプ及び作動油タンク(図示せず)が接続されている。
【0009】
16は屈曲性を具備した油圧ホースであり、該油圧ホース16は、一端がロータリージョイント15に接続され且つ他端が先に述べたクローラフレーム4の走行用油圧モータ6に接続されている。
【0010】
この油圧ホース16の中間部分は、カーボディ1の後端を貫通して作業機の左右方向に略水平に延び、更に、フレーム本体5の作業機中心寄りの側面に沿いながら前記の走行用油圧モータ6へ向って延びている。
【0011】
なお、図7において17はカバーであり、該カバー17は、走行用油圧モータ6及び該走行用油圧モータ6に対する油圧ホース16の接続部分を外部から遮断するように、フレーム本体5の作業機中心寄りの側面における後端部分に着脱自在に設けられている。
【0012】
図7及び図8に示す作業機の走行装置を輸送に適するように分解する際には、カーボディ1に取り付けられている昇降用ジャッキ(図示せず)を伸張させてクローラシュー10を地表に対して離反させる。
【0013】
この状態で、地表とカーボディ1との間に輸送手段としてのトレーラの荷台部分及びスペーサ(図示せず)を介在させ、昇降用ジャッキ(図示せず)を縮小させることにより、クローラシュー10が地表より離反した状態となるように、カーボディ1をスペーサに支持させる。
【0014】
次いで、拡縮用シリンダ12のシリンダ基端部側流体室に作動油圧を付与することにより、左右のクローラフレーム4をカーボディ1に対して作業機の中心から外方へ向うように移動させて、クローラフレーム4が上部旋回体(図示せず)の外方へ露出する状態にする。
【0015】
更に、拡縮用シリンダ12のピストンロッド12bとフレーム本体5の連結を解除し、カバー17を取り外すことにより油圧ホース16と走行用油圧モータ6との接続を解除した後、予め準備しておいた他のクレーン(図示せず)によってクローラフレーム4を吊り下げつつフレーム本体5をカーボディ1のアクスル部材2から引き抜き、トラック等の輸送手段にクローラフレーム4を搭載する。
【0016】
また、作業機の走行装置を輸送に適した状態から組み立てる際には、上述した分解時とは逆の手順で作業を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図7及び図8に示すような作業機の走行装置では、前記の油圧ホース16の中間部分がクローラフレーム4のフレーム本体5の作業機中心寄りの側面に沿うように配置されているので、鉄筋コンクリート構造物の解体作業や不整地における揚重作業において、作業機を移動させる際に鉄筋、倒木等の障害物に油圧ホース16が干渉し、該油圧ホース16が損傷することがある。
【0018】
また、作業機の走行装置の分解及び組立にあたっては、フレーム本体5に対するカバー17の着脱、及び走行用油圧モータ6に対する油圧ホース16の着脱を行う必要があった。
【0019】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、走行用油圧モータへの作動油供給管路の損傷を防止し且つ分解作業及び組立作業を容易に行うことが可能な作業機の走行装置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載した作業機の走行装置では、左右両側のそれぞれに略水平に突出する前後一対のアクスル部材を有するカーボディと、前記のアクスル部材に摺動自在に外装し得るアクスルボックスを有する中空構造のフレーム本体と、該フレーム本体に周回可能に装着された無端状のクローラシューと、前記のフレーム本体に取り付けられ且つクローラシューをフレーム本体に対して周回させる走行用油圧モータと、シリンダ本体がカーボディに連結され且つピストンロッドがフレーム本体に対して連結・切り離し可能な拡縮用シリンダと、前記のアクスル部材に設けられ且つフレーム本端から拡縮用シリンダのピストンロッドを切り離した際にその先端部を支持し得るブラケットと、前記のアクスル部材に水平方向に回動し得るように設けたアームと、該アームに取り付けられ且つ前記のカーボディを地表に対して上昇させ得る昇降用ジャッキと、一端部がカーボディの中心部に位置し且つ他端部が前後一対のアクスル部材の間に位置するように配設されたカーボディ側油圧ホースと、該カーボディ側油圧ホースの他端部を着脱し得るようにフレーム本体の作業機中心寄りの側面に設けられたコネクタブロックと、前記のフレーム本体に挿通され且つ一端部がコネクタブロックを介してカーボディ側油圧ホースに連通し得るようにコネクタブロックに取り付けられ他端部が走行用油圧モータに接続されたフレーム本体側油圧ホースとを備えている。
【0021】
また、本発明の請求項2に記載した作業機の走行装置では、上述した本発明の請求項1に記載の作業機の走行装置の構成に加えて、アクスル部材の先端部分を上方から見て先端へ向う先細り形状に形成している。
【0022】
本発明の請求項1及び請求項2に記載した作業機の走行装置のいずれにおいても、カーボディ側油圧ホースの他端部を前後一対のアクスル部材の間に配設し且つフレーム本体側油圧ホースをフレーム本体に挿通させ、カーボディ側油圧ホース及びフレーム本体側油圧ホースと障害物との干渉を防止する。
【0023】
また、カーボディ側油圧ホースとフレーム本体側油圧ホースとの間にコネクタブロックを介在させ、カーボディ側油圧ホースとフレーム本体側油圧ホースとの連結作業及び連結解除作業の容易化を図る。
【0024】
更に、本発明の請求項2に記載の作業機の走行装置においては、上方から見て先端へ向う先細り形状にアクスル部材の先端部分を形成させ、アクスル部材に対するフレーム本体の装着作業の容易化を図る。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0026】
図1から図6は本発明の作業機の走行装置の実施の形態の一例を示すものであり、図中、図7及び図8と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0027】
1はカーボディであり、該カーボディ1は、左右両側の前端部及び後端部に互いに作業機の外方へ平行に突出するアクスル部材2と、該アクスル部材2に対して一体的に固着された旋回台3とを有している。
【0028】
各アクスル部材2の先端部分27は、図1に示すように、上方から見て先端へ向う先細り形状に形成されている。
【0029】
4は左右一対のクローラフレームであり、該クローラフレーム4は、アクスル部材2に摺動可能に外接する中空構造のアクスルボックス11が前後方向中間部分に設けられた中空構造のフレーム本体5と、該フレーム本体5の後端部(図1のA側)に装着された走行用油圧モータ6と、該走行用油圧モータ6によって駆動されるスプロケット7と、フレーム本体5の前端部に枢支されたアイドラホィール8(図示しない)と、フレーム本体5の下辺に枢支された複数の下部ローラ9aと、フレーム本体5の上辺に枢支された複数の上部ローラ9bと、前記のスプロケット7とアイドラホィール8とに巻掛けられた無端状のクローラシュー10とを有している。
【0030】
前記のアクスルボックス11には、アクスル部材2の先端部分をアクスルボックス11に容易に挿入させるためのガイド部29が設けられている。
【0031】
12は左右一対の拡縮用シリンダ(油圧シリンダ)であり、該拡縮用シリンダ12は、左右のクローラフレーム4の間においてシリンダ本体12aが対向するようにカーボディ1の下方に配置されており、シリンダ本体12aの基端部がカーボディ1に対して連結され、また、ピストンロッド12bの先端部がフレーム本体5に対して連結されている。
【0032】
18はコネクタブロックであり、該コネクタブロック18は、各フレーム本体5にそれぞれ設けられた2箇所のアクスルボックス11の間の略中間位置のフレーム本体5の作業機中心寄りの側面に設けられ、図5に示すように、フレーム本体5にボルト締結された台座19と、該台座19にフレーム本体5の前後方向へ並ぶように配置された所要数のカプラ20とによって形成されている。
【0033】
カプラ20は、基端から中間部分へ延びる流体流路30a、及び該流体流路30aに連なり且つ中間部分から先端へ延びる受け孔30bを有する受け部材30と、基端から先端へ貫通する流体流路31aを有し且つ先端部分が前記の受け部材30の受け孔30bに対して着脱可能な差込み部材31とを備えている。
【0034】
受け部材30における流体流路30aの受け孔寄りの部分、及び差込み部材31における流体流路31aの先端部分は、先端に向って徐々に内径が縮小する先細り形状に形成されている。
【0035】
また、受け部材30の先端部分は、他の部分よりも外径が小さくなった段付き形状に形成されている。
【0036】
受け部材30の流体流路30aには、該流体流路30aの先細り形状部分の内周面に面接触可能な截頭円錐形状の頭部を有するタペット32と、該タペット32を付勢するスプリング33と、該スプリング33を支持し且つ基端から先端へ延びる流通溝34aを有するスプリング押え部材34と、該スプリング押え部材34を拘束するスナップリング35とが挿入されている。
【0037】
受け部材30では、タペット32がスプリング33によって先端側へ付勢されている状態においては、タペット32の頭部が流体流路30aの内周面に面接触することにより、該流体流路30aが閉塞され、また、タペット32が他の部材等によって基端側へ押圧されると、タペット32の頭部による流体流路30aの閉塞が解除されるようになっている。
【0038】
受け部材30の先端部分には、外部から受け孔30bへ貫通する係止球孔36が穿設され、該係止球孔36には、係止球37がその一部分が受け孔30bの内方へ露出し得るようにはめ込まれている。
【0039】
この係止球37の直径は、係止球孔36の最大内径よりも若干大きく設定されており、係止球37が係止球孔36から受け孔30bへ抜け落ちないようになっている。
【0040】
受け部材30の先端部分付近には、受け部材30の先端部分に摺動自在に外接する突起部38aが内部に形成された短円筒状の係止筒38が摺動可能に外嵌している。
【0041】
この係止筒38の突起部38aと受け部材30の大外径部分の先端との間には、係止筒38を受け部材30の先端側へ付勢するスプリング39が介在しており、係止筒38がスプリング39によって受け部材30の先端側へ付勢されている状態においては、突起部38aによって前記の係止球37が係止球孔36に押し込まれ、また、スプリング39の反発力に抗して係止筒38を受け部材30の基端側へ変位させると、突起部38aによる係止球孔36への係止球37の押し込みが解除されるようになっている。
【0042】
差込み部材31の流体流路31aには、該流体流路31aの先細り形状部分の内周面に面接触可能な截頭円錐形状の頭部を有するタペット40と、該タペット40を付勢するスプリング41と、該スプリング41を支持し且つ基端から先端へ延びる流通溝42aを有するスプリング押え部材42と、該スプリング押え部材42を拘束するスナップリング43とが挿入されている。
【0043】
差込み部材31では、タペット40がスプリング41によって先端側へ付勢されている状態においては、タペット40の頭部が流体流路31aの内周面に面接触することにより、該流体流路31aが閉塞され、また、タペット40が他の部材等によって基端側へ押圧されると、タペット40の頭部による流体流路31aの閉塞が解除されるようになっている。
【0044】
更に、差込み部材31の外周面の中間部分には、差込み部材31の先端部分を受け部材30の受け孔30bに挿入した際に、先に述べた係止球37が嵌入し得る係止溝44が周方向に延びるように形成されている。
【0045】
なお、図6において45はシール部材を示しており、該シール部材45は、差込み部材31の外周面先端部分に対して密着し得るように、受け部材30の受け孔30bに設けたシール溝46に嵌入されている。
【0046】
上述した構成を有するカプラ20においては、スプリング39の反発力に抗して係止筒38を受け部材30の基端側へ変位させ、突起部38aによる係止球孔36への係止球37の押し込みを解除すると、受け部材30の受け孔30bに対して差込み部材31の先端部分を抜き差しできる状態になる。
【0047】
この状態で、受け孔30bに差込み部材31の先端部分を挿入すると、受け部材30のタペット32と差込み部材31のタペット40とが互いに当接してそれぞれが基端側へ押し込まれることにより、受け部材30の流体流路30a及び差込み部材31の流体流路31aのそれぞれの閉塞が解除されるとともに、流体流路30aと流体流路31aとが相互に連通する。
【0048】
このとき、スプリング39の反発力で係止筒38を受け部材30の先端側へ変位させると、突起部38aが係止球孔36を係止球37に押し込むことにより該係止球37が差込み部材31の係止溝44に嵌入し、受け部材30に対して差込み部材31が連結されることになる。
【0049】
一方、受け部材30に対する差込み部材31の連結を解除する際には、スプリング39の反発力に抗して係止筒38を受け部材30の基端側へ変位させたうえ、受け部材30の受け孔30bから差込み部材31を引き抜く。
【0050】
このとき、受け部材30のタペット32はスプリング33によって、また、差込み部材31のタペット40はスプリング41によって、それぞれ基端側へ付勢され、受け部材30の流体流路30aと差込み部材31の流体流路31aがそれぞれ閉止される。
【0051】
上述したカプラ20は、1基のコネクタブロック18に対して、大型のものが2箇、中型及び小型のものがそれぞれ1箇ずつ設けられている。
【0052】
一方の大型のものを除くそれぞれのカプラ20の受け部材30の基端部、並びに他方の大型のカプラ20の差込み部材31の基端部は、台座19に取り付けたジョイント管47に螺着されている。
【0053】
21は屈曲性を具備したカーボディ側油圧ホースであり、該カーボディ側油圧ホース21は、一端が上述のロータリージョイント15に接続され且つ他端が前記のカプラ20の差込み部材31の基端部(ただし一本は受け部材30の基端部)に接続されている。
【0054】
このカーボディ側油圧ホース21は、作業機の左右方向のカーボディ1の側面を貫通し、前後のアクスル部材2の間の空間を前記のコネクタブロック18へ向かって略水平に延びている。
【0055】
22は屈曲性を具備したフレーム本体側油圧ホースであり、該フレーム本体側油圧ホース22は、一端が前記のカプラ20の受け部材30の基端部(ただし一本は差込み部材31の基端部)に連通するジョイント管47他側に接続され且つ他端が先に述べたクローラフレーム4の走行用油圧モータ6に接続されている。
【0056】
このフレーム本体側油圧ホース22は、コネクタブロック18からフレーム本体5の作業機中心寄りのフレーム本体5の側内面に沿いながら前記の走行用油圧モータ6へ向って延び、フレーム本体5の後端部を貫通して走行用油圧モータ6に接続されている。
【0057】
23はモータカバーであり、該モータカバー23は、走行用油圧モータ6及び該走行用油圧モータ6に対するフレーム本体側油圧ホース22の接続部分を外部から遮蔽するように、フレーム本体5の後端部分の作業機中心寄りの側面に着脱自在に設けられている。
【0058】
24はフレーム本体カバーであり、該フレーム本体カバー24は、フレーム本体側油圧ホース22を外部から遮蔽するように、フレーム本体側油圧ホース22が貫通しているフレーム本体5の後端部分に着脱自在に設けられている。
【0059】
25は昇降用ジャッキ(油圧ジャッキ)であり、該昇降用ジャッキ25は、カーボディ1のアクスル部材2の基部の作業機前後方向の側面に水平方向へ回動し得るように設けられたアーム26の先端部に、下方へ向って突出し得るように取り付けられており、使用しないときには、カーボディ1の側面に当接された状態に格納できるようになっている。
【0060】
また、28はブラケットであり、該ブラケット28は、拡縮用シリンダ12のピストンロッド12bをフレーム本体5から切り離したときに、そのピストンロッド12bの先端部を支持し得るようにアクスル部材2の先端部近傍に設けられている。
【0061】
図1から図6に示す作業機の走行装置を輸送に適するように分解する際には、アーム26を作業機の前後方向(図1に二点鎖線により示す位置)へ向うように回動させたうえ、昇降用ジャッキ25を伸張させてクローラシュー10を地表に対して離反させる。
【0062】
次いで、カーボディ側油圧ホース21とフレーム本体側油圧ホース22とを連結させているカプラ20の受け部材30と差込み部材31との接続を解除してから、拡縮用シリンダ12のシリンダ基端部側流体室に作動油圧を付与し、シリンダ本体12aに対してピストンロッド12bを前進させることにより、左右のクローラフレーム4をカーボディ1に対して作業機の中心から外方へ向うように移動させて、クローラフレーム4が上部旋回体(図示せず)の外方へ露出する状態にする。
【0063】
更に、拡縮用シリンダ12のピストンロッド12bとフレーム本体5の連結を解除したのち、拡縮用シリンダ12のロッド側流体室に作動油圧を付与することにより、ピストンロッド12bをシリンダ本体12aに対して後退させ、該ピストンロッド12bの先端部をアクスル部材2に設けたブラケット28に接続し格納する。
【0064】
その後、予め準備しておいた他のクレーン(図示せず)によってクローラフレーム4を吊り下げつつフレーム本体5をカーボディ1のアクスル部材2から引き抜き、トラック等の輸送手段にクローラフレーム4を搭載する。
【0065】
この状態で、地表とカーボディ1との間に、輸送手段としてのトレーラの荷台部分及びスペーサ(図示せず)を介在させ、昇降用ジャッキ25を縮小させることにより、スペーサを介してトレーラの荷台部分にカーボディを載置する。
【0066】
このように、図1から図6に示す作業機の走行装置では、カーボディ側油圧ホース21とフレーム本体側油圧ホース22とを、コネクタブロック18を介して着脱自在に接続し得るように構成し、アクスル部材2の先端部を先細り形状に形成したので、作業機の走行装置の分解及び組立にあたって、カーボディ1に対するクローラフレーム4の着脱作業を容易に行うことができ、また、その作業時間の短縮を図ることが可能となる。
【0067】
また、作業機の走行装置を輸送に適した状態から組み立てる際には、上述した分解時とは逆の手順で作業を行うが、このとき、アクスル部材2の先端部27が上方から見て先細り形状に形成されているので、フレーム本体5のアクスルボックス11に対して、アクスル部材2を容易に挿通させることができる。
【0068】
更に、作業機の走行装置の使用時においては、カーボディ側油圧ホース21が前後一対のアクスル部材2の間に配設され且つフレーム本体側油圧ホース22がフレーム本体5に挿通されているので、カーボディ側油圧ホース21及びフレーム本体側油圧ホース22と鉄筋、倒木等の障害物との干渉を防止することができる。
【0069】
なお、本発明の作業機の走行装置は、上述した実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0070】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の作業機の走行装置によれば、以下のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0071】
(1)本発明の請求項1及び請求項2に記載した作業機の走行装置のいずれにおいても、カーボディ側油圧ホースの他端部を前後一対のアクスル部材の間に配設し且つフレーム本体側油圧ホースをフレーム本体に挿通させているので、カーボディ側油圧ホース及びフレーム本体側油圧ホースと障害物との干渉を防止することができる。
【0072】
(2)本発明の請求項1及び請求項2に記載した作業機の走行装置のいずれにおいてもカーボディ側油圧ホースとフレーム本体側油圧ホースとの間にコネクタブロックを介在させているので、カーボディに対するクローラフレームの着脱作業を容易に行うことができ、また、その作業時間の短縮を図ることが可能となる。
【0073】
(3)本発明の請求項2に記載した作業機の走行装置においては、上方から見て先端へ向う先細り形状にアクスル部材の先端部分を形成させているので、アクスル部材に対するフレーム本体の装着作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業機の走行装置の実施の形態の一例を示す部分切断平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に関連する走行用油圧モータ取付け部分におけるフレーム本体の部分切断平面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図1に関連するコネクタブロックの平面図である。
【図6】コネクタブロックにおけるカプラの詳細を示す部分切断図である。
【図7】従来の作業機の走行装置の実施の形態の一例を示す平面図である。
【図8】図7に関連するクローラフレームの側面図である。
【符号の説明】
1 カーボディ
2 アクスル部材
3 旋回台
5 フレーム本体
6 走行用油圧モータ
10 クローラシュー
11 アクスルボックス
12 拡縮用シリンダ
18 コネクタブロック
21 カーボディ側油圧ホース
22 フレーム本体側油圧ホース
25 昇降用ジャッキ(昇降機構)

Claims (2)

  1. 左右両側のそれぞれに略水平に突出する前後一対のアクスル部材を有するカーボディと、前記のアクスル部材に摺動自在に外装し得るアクスルボックスを有する中空構造のフレーム本体と、該フレーム本体に周回可能に装着された無端状のクローラシューと、前記のフレーム本体に取り付けられ且つクローラシューをフレーム本体に対して周回させる走行用油圧モータと、シリンダ本体がカーボディに連結され且つピストンロッドがフレーム本体に対して連結・切り離し可能な拡縮用シリンダと、前記のアクスル部材に設けられ且つフレーム本端から拡縮用シリンダのピストンロッドを切り離した際にその先端部を支持し得るブラケットと、前記のアクスル部材に水平方向に回動し得るように設けたアームと、該アームに取り付けられ且つ前記のカーボディを地表に対して上昇させ得る昇降用ジャッキと、一端部がカーボディの中心部に位置し且つ他端部が前後一対のアクスル部材の間に位置するように配設されたカーボディ側油圧ホースと、該カーボディ側油圧ホースの他端部を着脱し得るようにフレーム本体の作業機中心寄りの側面に設けられたコネクタブロックと、前記のフレーム本体に挿通され且つ一端部がコネクタブロックを介してカーボディ側油圧ホースに連通し得るようにコネクタブロックに取り付けられ他端部が走行用油圧モータに接続されたフレーム本体側油圧ホースとを備えてなることを特徴とする作業機の走行装置。
  2. アクスル部材の先端部分を上方から見て先端へ向う先細り形状に形成した請求項1に記載の作業機の走行装置。
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