JP3753648B2 - 曲面構造体の製作方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の曲面板を結合して比較的大きな構造体を製作する方法に関する。例えば、鉄道車両の先頭車,航空機,船体等の先頭部分のように、流体特性向上などから3次元の曲面を有する構造体の製作に好適である。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両の先頭車の先頭部分は空気抵抗や意匠の観点で3次元曲面を有する。それもかなり複雑な曲面を必要としている。このような曲面構造体の製作方法として、特開2000−301365号がある。これは先頭車の先頭部分を構成する個々のブロックにして、板をプレスして曲面板を製作し、次に曲面板の一方の面を切削して格子状のリブを設ける。このブロックを架台に載せて車内外から溶接して一体にし、これを台枠に載せて溶接が行われる。ブロックの端部の4辺のリブにボルト穴が設けてあり、ブロック同士をボルトナットで連結し、次に、外面側から溶接される。
【0003】
特開平9−309164号公報(EP0797043A2)のように、接合手段として摩擦攪拌接合がある。接合変形,寸法変化が少ないという特長がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開2000−301365号公報には、板をプレスして曲面板を製作し、次に曲面板の一方側の面を切削してリブを設けたブロックを溶接や摩擦攪拌接合で接合して組み立てて構造体を製作する構造体の製作方法及び構造体が記載されている。しかしながら、きつい曲面部分を含む複雑な大形ブロックでは曲面板のプレス成形が困難であり、成形精度が低下するため素材板の厚さを大きくして切削加工代を確保する必要がある。このため、材料費が増加するとともに、加工時間が増大する。また、大形部品での複雑曲面の切削加工は材料の心出しおよび位置決めが困難である。また、大形な加工機の工具の位置決めは時間がかかる。これらにより、大形ブロックの加工は能率の低い加工になるなどの問題があった。
【0005】
一方、上記公報においては、ブロックの接合手段として、摩擦攪拌接合について説明しているが、接合部の凹みを防止するために、面板外面に凸部を設けている。このため、素材の板厚が大きくなるとともに、凸部を設けるための加工が必要である。
【0006】
本発明は、曲面構造体の製作方法に関し、鉄道車両等の比較的大きな曲面構造体を安価に高精度で提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、構造体を構成する複数の大ブロックの各々が複数の小ブロックからなり、 前記小ブロックは曲面状の面板と、外周部において前記面板の一方の面に設けた複数のリブと、からなり、
記小ブロック同士を隣接する前記外周部の前記ブで組み合わせ、組み合わせ線の一方側を連続の摩擦攪拌接合、他方側を断続又は連続の溶接により組み立てて、前記小ブロックの前記リブの一部が端部のリブとなる前記大ブロックとし、
前記複数の大ブロックを架台に載せ、
この際、隣接する前記大ブロック同士の前記端部のリブをそれらの端面接触または近接させ、
隣接する記大ブロックの前記面板同士を接合するとともに、前記端部のリブ同士を接合する曲面構造体の製作方法において、
前記複数の小ブロックの前記外周部に設けられている前記リブには、相対する同じ座標位置に複数個のを設けてあり、
前記複数の小ブロックを支持台に載せ、
この際、隣接する前記小ブロックの前記リブ同士をそれらの端面で接触または近接するように突き合わせ、突き合わされた前記リブをその直下又は直近において前記支持台で受けるとともに、突き合わされた前記リブに形成されている前記複数個の孔に棒状金具を入れてねじで締めて、突き合わされた前記リブ同士を結合して前記面板外面位置合わせを行い、かつ、隣接する前記小ブロックの突き合わされた前記リブとは反対側の前記リブを、当該リブに形成されている前記孔に入れられた棒状金具で押えて前記支持台で支持し、
この後に、前記小ブロックの前記面板外面の境界線部分を摩擦攪拌接合すること、
によって達成できる。
【0008】
この発明によれば、小ブロックは、曲面状の面板と、外周部において前記面板の一方の面に設けた複数のリブとからなり、複数の小ブロックの外周部に設けられているリブには、相対する同じ座標位置に複数個の孔を設けてある。複数の小ブロックを支持台に載せるが、この際、隣接する小ブロックのリブ同士をそれらの端面で接触または近接するように突き合わせ、突き合わされたリブをその直下又は直近において支持台で受けるとともに、突き合わされたリブに形成されている複数個の孔に棒状金具を入れてねじで締めて、突き合わされたリブ同士を結合して前記面板外面の位置合わせを行い、かつ、隣接する小ブロックの突き合わされたリブとは反対側のリブを、当該リブに形成されている孔に入れられた棒状金具で押えて支持台で支持する。この後に、小ブロックの面板外面の境界線部分を摩擦攪拌接合する。小ブロック同士を隣接する外周部のリブで組み合わせ、組み合わせ線の一方側を連続の摩擦攪拌接合、他方側を断続又は連続の溶接により組み立てて、小ブロックのリブの一部が端部のリブとなる大ブロックとされる。隣接する大ブロック同士の端部のリブをそれらの端面で接触または近接させ、隣接する大ブロックの面板同士を接合す るとともに、端部のリブ同士を接合することで、曲面構造体が製作される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を鉄道車両の先頭車の先頭部分に適用する場合について、図1〜図12によって説明する。摩擦攪拌接合部の形状は模式的に示すものである。
【0010】
図1において、車両の大きさに対するブロック50の大きさ等は模式的に示したものである。ブロック50はアルミニウム合金製の板である。
【0011】
図4のように、車体の先頭部分S1,S2,S3は、車体の長手方向および幅方向に沿って曲がった3次元曲面を有する。部分S3には運転席の窓Cがある。部分S3には曲面から更に突出する曲面があることが多い。このため、部分S3には複雑な曲面有することが多い。部分S4は客室部分であり、出入り口D1,D2,窓Wがある。この部分の外面は車体の長手方向に沿って直線状であるので、従前の構成である。先頭車は、床を構成する台枠100,台枠100の上に載せた曲面部S3,直線部S4、および曲面部S3の先端に設置した曲面部S,Sからなる。
【0012】
図1から図14の実施例は比較的大きな曲面部(車体の高さが高い部分)S3に適用した場合である。曲面部S1,S2も同様に製作できる。曲面部S3は、複数の大ブロック50を車両の長手方向および幅方向に接続して構成されている。
【0013】
大ブロック50を車内側からみた図3、ブロック50同士の結合部分の図2に示されているように、大ブロック50は、車両の外面を成す面板51と、面板51の内面に突出させた複数のリブ55とからなる。リブ55は、車体の縦方向(垂直方向)に沿った複数の縦リブと、横方向(水平方向)に沿った複数の横リブとからなる。リブ55同士は接続し、格子状になっている。リブ55の突出代は一定である。個々の大ブロックは端部にリブ55を有している。
【0014】
一方の大ブロック50の面板51の端部は他方の大ブロック50の端部のリブ55に突き合わされている。大ブロック50,50同士はこの部分で車外側から溶接W1が施されている。この溶接W1には溶接用開設けられている。溶接ビードの上端は面板51の外面の延長線上に位置する。溶接後、溶接ビードの外面を切削して面板51の外面の延長線上に位置するようにする。端部のリブ55,55同士は車内側から溶接W2が施されている。
【0015】
複数のブロック50からなる部分S3の下端は車体の台枠100に載っている。他の部分S4も同様である。
【0016】
鉄道車両の先頭車の先頭部分は先頭に行くにしたがって高さが低くなり、また、幅が小さくなっている。また、面形状も空気力学的な観点から複雑な曲面になっている。このため、ブロック50の形状は台形状の曲面板であることが多い。
【0017】
大ブロック50は、図5のように小ブロック50A,50B, 50C, 50Dで構成する。このように小ブロックに分割して構成すると、きつい曲面部分50A,50Bと、緩やかな曲面部分50C,50Dとに分けることができ、かつ、サイズも小さくなる。
【0018】
これらにより、成形精度が向上するので素材板の厚さが小さくなり、材料費と成形加工時間が少なくなる。また、切削加工時の材料の心出し位置決めが容易になるとともに、小形の加工機により工具の位置決めが短時間でできるようになり、能率の高い加工ができる。
【0019】
小ブロック50A,50B,50C,50Dはお互いに組み合わせられ、それぞれの境界線f1,f2,f3,f4において摩擦攪拌接合により接合される。
【0020】
図6は、大ブロック50を2つの小ブロック50AB,50CDで構成するものである。f0は境界線である。図7は、小ブロック50ABをリブ側から見た状態を表す。境界線fのきつさの判定は各断面での接線が成す角度θによる。θが概120度以下になる場合にはブロックを分割する。
【0021】
小ブロック同士を摩擦攪拌接合する場合の組み合わせ,及び位置決め方法を図8で説明する。
【0022】
小ブロック50A,50Cのそれぞれの外周リブ55,55にはそれぞれ複数のhがある。それぞれのhの対は、面板51の外面から同じ距離に設けてある。この複数のhの部分で突き合わせたリブ55,55同士をボルト・ナット61,62で結合する。この結合部は摩擦攪拌接合部fとなる。hとボルト61の軸部の直径の差は概略0. 3mm程度とする。これによってリブ55,55同士を密着できるとともに、面板51外面の段差製品として必要な段差にできる。
【0023】
前記結合の後、摩擦攪拌接合部fの直下のリブ55,55をジャッキ台71で支持する。また、ブロック外端のリブ55,55をジャッキ台72,72に載せる。この状態で、該端のリブ55のhに押さえ金74を入れ、ボルト75で架台に締め付ける。ボルト75を締め付けたとき、孔hに入れられた押さえ金74は孔hの内壁エッジに押し当てられ、リブ55をジャッキ台72に押え付ける。これらにより、摩擦攪拌接合の大きな力を安定的に支持できる。
【0024】
図9は、小ブロック同士を摩擦攪拌接合する場合の位置決め方法の第2の方法である。前記のように小ブロック同士を棒状金具であるボルト・ナット61,62で仮止めし、これをジャッキ台71,72に載せる。この状態で、ブロック50A,50Cの摩擦攪拌接合部の面板の外面の段差がなくなるように、位置合わせし、ボルト・ナット61,62を結合する。同時に、前記複数子個のhに入れた押さえ金74をボルト75で架台に固定する。位置決めはボルト・ナット61,62,74、ジャッキ台71,72等によって行う。
【0025】
図10は、摩擦攪拌接合部の形状と工具80との関係を示す。回転工具80は大径部81の先端に小径部82を有する。小径部82と大径部81のうち小径部82の近傍の部分とを接合すべき部材の突き合わせ部e(図9)に挿入して、回転工具80を回転させながら、境界線f(f0,f1,f2,f3,F4)に沿って移動させて、接合する。摩擦攪拌接合は図8や図9の状態で行う。摩擦攪拌接合部のリブ55,55同士はボルト・ナット61,62で結合されている。
【0026】
大径部81は突き合わせ部挿入代としての深さgだけ挿入している。挿入代gは接合部の曲率半径、突き合わせ部の隙間を考慮する。小径部82はねじである。
【0027】
小径部82の先端近傍からリブ55や面板51の裏面側までの距離t2、特に、リブ55と面板51との接続部の近傍から小径部82までの距離t2は摩擦攪拌接合時の力で膨れない程度の厚さにしている。例えば、接続部の半径Rを大きくしたり、直線状にしたりする。または、前記接続部は摩擦攪拌接合部側に向けて凹んでいるが、反対側に突出させる。摩擦攪拌接合部の2つのリブ55,55を合わせた幅は大径部81の径dよりも大きいが、小さくてもよい。リブ55の厚さは、前記膨れがなく、また、摩擦攪拌接合時の力でリブ55,55が座屈しない厚さとする。
【0028】
摩擦攪拌接合すると、摩擦攪拌接合部に挿入代gの深さの溝ができる。これはパテで埋め、塗装する。なお、溝gの深さを考慮して外面に突出する凸部を設けておき、摩擦攪拌接合後、この凸部を切削して除くようにできる。これは公知のとおりである。
【0029】
摩擦攪拌接合後、突き合わせ部のリブ55,55の端部を溶接する。溶接は間欠的な溶接でよい。その後ボルト・ナット61,62を除く。軽量にできる。
【0030】
図11は、リブ55,55の端を摩擦攪拌接合したものである。90は摩擦攪拌接合部を示す。事前に、面板51側の突き合わせ部を溶接しておく。101はこの事前の溶接部を示す。接部101が施される位置は断続であるので入熱が少なく、変形や寸法変化が小さい。
【0031】
かかる小ブロック50A,50B,50C,50D、および大ブロック50の加工組み立て手順を図12とともに説明する。
【0032】
まず、小ブロック50A,50B,50C,50Dを前出公知例と同様にして製作する(ステップS100)。即ち板を切断し、プレスして所定の曲面に曲げ曲面板を作り、焼鈍する。次に、5軸マシニングセンタ等で曲面板を切削してリブを形成し、さらに、面板を仕上げ加工した後トリミングしてブロック形状に加工し、リブ端面を仕上げ、を明ける。これによって、正確な曲面を有する面板の外面と、正確な寸法精度で剛性が高いリブ構造が得られる。また、NC加工でトリミングと明けを行うので、正確な外形と組み立て基準を有する曲面板(小ブロック)が得られる。
【0033】
次に、小ブロック50Aと50Bを接機に載せる(ステップS200)。接合機は前記5軸マシニングセンタ、または同時5軸以上の動きができるマシンを使用する。小ブロック同士を位置決め固定し、摩擦攪拌接合を行う(ステップS210,S220)。位置決め固定、および摩擦攪拌接合は前記のように行う。小ブロック50Cと50Dも同様に作業する。次に、ブロック50A,50Bとブロック50C,50Dを同様に摩擦攪拌接合で組み立てる。
【0034】
摩擦攪拌接合後に、リブ側を溶接して大ブロック50を完成させる(ステップS230)。溶接はMIG溶接やTIG溶接等のアーク溶接を使用する。
【0035】
次に、車両の外面形状に沿った架台複数の大ブロック50を、リブが下方になるようにして載せる(ステップS260)。それぞれの大ブロックを架台に載せ、前記したように、隣接するブロック同士の外周リブ56のhに、棒状金具を取り付け、径と棒径の差の範囲内でブロックの位置決めする。径と棒径の差は、例えば1mmにすると、外面の段付きは最大でも1mmに制限できる。更に、径と棒径の差を縮小することや、棒状金具の先端部分をテーパ状にすること、などにより、外面段付き量を縮小することができる。
【0036】
次に、大ブロック外面の境界線部分(開先)を溶接する(ステップS270)。溶接はMIG溶接やTIG溶接等のアーク溶接、あるいは摩擦攪拌接合を使用する。
【0037】
次に、大ブロック同士の境界のリブ端部を溶接する(ステップS280)。
【0038】
次に、構造体を台枠100に載せ、結合する(ステップS290)。結合の方法は前記ステップと同様である。
【0039】
次に、外面を塗装する。台枠と結合後に塗装するのが普通であるが、台枠と結合する前に塗装する場合もある。
【0040】
これによって、複数のブロックを正確に容易に組み立てることができ、内外面で気密性がある構造体が得られる。構造体の精度が良いので、塗装の仕上がりも良く、見栄えの良い外観曲面が得られる。
【0041】
本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の求事項に記載の文言あるいは課題を解決するための手段の項に記載の文言に限定されず、当業者がそれから容易に置き換えられる範囲にも及ぶものである。例えば、リブの形状が部分的に異なる場合も含まれる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、単純化・小形化した小パネルブロックを摩擦攪拌接合で組み立てて高精度の大ブロックを合理的に形成するので、車両や構造体を精度良く安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の先頭部分の斜視図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】ブロックの構造図である。
【図4】図1の車体の側面図である
【図5】大ブロックの組み立て図の第1の例である。
【図6】大ブロックの組み立て図の第2の例である。
【図7】小ブロックの形状を説明する図である
【図8】小ブロック同士の組み立て図の第1の例である。
【図9】小ブロック同士の組み立て図の第2の例である。
【図10】ブロック組み立ての接合状態図の第1の例である。
【図11】ブロック接合組み立て図の第2の例である。
【図12】ブロックの製作方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
50…大ブロック、50A,50B,50C,50D,50AB,50CD…小ブロック、51…面板、55…リブ、56…外周リブ、61,75…ボルト、
62…ナット、71,72…ジャッキ台、74…押さえ金、80…摩擦攪拌接合工具、81…ピン部、82…ショルダー部、90…摩擦攪拌接合部、91…接合凹み部、92…パテ埋め、100…台枠、101…溶接。

Claims (1)

  1. 構造体を構成する複数の大ブロックの各々が複数の小ブロックからなり、
    前記小ブロックは曲面状の面板と、外周部において前記面板の一方の面に設けた複数のリブと、からなり、
    記小ブロック同士を隣接する前記外周部の前記ブで組み合わせ、組み合わせ線の一方側を連続の摩擦攪拌接合、他方側を断続又は連続の溶接により組み立てて、前記小ブロックの前記リブの一部が端部のリブとなる前記大ブロックとし、
    前記複数の大ブロックを架台に載せ、
    この際、隣接する前記大ブロック同士の前記端部のリブをそれらの端面接触または近接させ、
    隣接する記大ブロックの前記面板同士を接合するとともに、前記端部のリブ同士を接合する曲面構造体の製作方法において、
    前記複数の小ブロックの前記外周部に設けられている前記リブには、相対する同じ座標位置に複数個のを設けてあり、
    前記複数の小ブロックを支持台に載せ、
    この際、隣接する前記小ブロックの前記リブ同士をそれらの端面で接触または近接するように突き合わせ、突き合わされた前記リブをその直下又は直近において前記支持台で受けるとともに、突き合わされた前記リブに形成されている前記複数個の孔に棒状金具を入れてねじで締めて、突き合わされた前記リブ同士を結合して前記面板外面位置合わせを行い、かつ、隣接する前記小ブロックの突き合わされた前記リブとは反対側の前記リブを、当該リブに形成されている前記孔に入れられた棒状金具で押えて前記支持台で支持し、
    この後に、前記小ブロックの前記面板外面の境界線部分を摩擦攪拌接合すること、
    を特徴とする曲面構造体の製作方法。
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