JP3751181B2 - 送風機用フィルタユニット - Google Patents
送風機用フィルタユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3751181B2 JP3751181B2 JP2000094269A JP2000094269A JP3751181B2 JP 3751181 B2 JP3751181 B2 JP 3751181B2 JP 2000094269 A JP2000094269 A JP 2000094269A JP 2000094269 A JP2000094269 A JP 2000094269A JP 3751181 B2 JP3751181 B2 JP 3751181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- blower
- filter unit
- frame body
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送風機用フィルタユニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
送風機には、送風機を用いて風を送る機器内に塵埃が侵入するのを防ぐために、吸い込み口側に送風機用フィルタユニットを備えているものがある。一般にフィルタユニットは、送風機に直接取り付けられたり、送風機が配置される電子機器等の筐体の壁部を介して送風機に取り付けられている。従来のフィルタユニットは、図６の分解図に示すように、外側枠体１０１ａの内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケース１０１と、外側枠体１０１ａの内側に嵌合される内側枠体１０２ａの内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケース１０２と、外側ケース１０１と内側ケース１０２との間に配置されたフィルタ１０３とを具備している。この従来のフィルタユニットでは、内側枠体１０２ａに厚み方向に貫通する複数の内側貫通孔１０２ｂが形成されており、複数の内側貫通孔１０２ｂを通る取付用ネジ１０５により内側ケース１０２が筐体１０６を介して送風機１０４に取り付けられている。そして、内側ケース１０２の内側枠体１０２ａにフィルタ１０３を挟んだ状態で外側ケース１０１の外側枠体１０１ａを嵌合して、フィルタユニットを送風機１０４に取り付けている。なお、１０７は取付用ネジ１０５にネジ止めされるナットである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフィルタユニットでは、内側ケース１０２を筐体１０６を介して送風機１０４にネジ止めしてから、フィルタ１０３を挟んで外側ケース１０１を内側ケース１０２に嵌合しなければならないため、取り付け段階でフィルタユニットを分解しなければならずフィルタユニットの取付が煩雑であった。
【０００４】
本発明の目的は、送風機または冷却装置等の筐体に容易に取り付けられる送風機用フィルタユニットを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明が改良の対象とする送風機用フィルタユニットは、外側枠体の内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケースと、外側枠体の内側に嵌合される内側枠体の内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケースと、外側ケースと内側ケースとの間に配置されて外側ガード部と内側ガード部を通過する空気中の塵埃を除去するフィルタとを具備し、送風機の吸い込み口側に配置されて吸い込み口を覆う。本発明では、外側枠体に厚み方向に貫通する複数の外側貫通孔を形成し、内側枠体に厚み方向に貫通する複数の内側貫通孔を形成する。そして、複数の外側貫通孔及び複数の内側貫通孔は、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態において、取付用ネジの胴部が外側貫通孔と内側貫通孔とを通るように外側枠体及び内側枠体にそれぞれ形成し、複数の内側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過しない大きさを有するように構成し、複数の外側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過する大きさを有するように構成する。
【０００６】
本発明のように外側ケースに外側貫通孔を形成すれば、外側貫通孔を通して内側貫通孔に取付用ネジの胴部を通すことができるため、フィルタユニットに直接ネジ止めしてフィルタユニットを所定場所に取り付けることができる。そのためフィルタユニットを分解することなく、一回のネジ止め作業だけで容易に送風機用フィルタユニットを取り付けることができる。なお、取付用ネジの頭部は外側貫通孔を通過して内側ケースの内側貫通孔の周囲に当接して、内側ケースがネジ止めされることになる。そのため、送風機または冷却装置等の筐体に送風機用フィルタユニットを取り付けた状態で、外側ケースを内側ケースから外すことができ、従来と同様にフィルタの交換は簡単に行える。
【０００７】
外側枠体は、複数本の取付用ネジを用いて送風機用フィルタユニットを送風機に対して取付けた状態において、取付用ネジの頭部が外側枠体の外側に位置しない構造を有しているのが好ましい。このように外側枠体を構成すれば、取付用ネジの頭部が外側枠体から飛び出ることがないため、フィルタユニットの占有体積を小さくできる。
【０００８】
また、外側ガード部と内側ガード部とは、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態において、全体的に重なり合うパターン形状を有しているのが好ましい。このようにすれば、フィルタユニットの通気性を高めることができる。
【０００９】
本発明の送風機用フィルタユニットのより具体的な構成は、矩形状の外側枠体の内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケースと、外側枠体の内側に嵌合される矩形状の内側枠体の内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケースと、外側ケースと内側ケースとの間に配置されて外側ガード部と内側ガード部を通過する空気中の塵埃を除去するフィルタとを具備し、送風機の吸い込み口側に配置されて吸い込み口を覆っている。そして、外側枠体の四隅には厚み方向に貫通する４つの外側貫通孔を形成し、内側枠体の四隅には厚み方向に貫通する４つの内側貫通孔を形成する。また、４つの外側貫通孔及び４つの内側貫通孔は、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態において、取付用ネジの胴部が外側貫通孔と内側貫通孔とを通るように外側枠体及び内側枠体にそれぞれ形成し、４つの内側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過しない大きさを有するように形成し、４つの外側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過する大きさを有するように形成する。
【００１０】
この場合も外側枠体は、４本の取付用ネジを用いて送風機用フィルタユニットを送風機に対して取付けた状態において、取付用ネジの頭部が外側枠体の外側に位置しない構造を有しているのが好ましい。
【００１１】
矩形状の外側枠体を４つの辺を構成する４つの枠骨部によって構成する場合、外側ガード部は、外側枠体とその中心との間に配置された１以上の環状内骨部と、環状内骨部の中心に位置する中心部から外側に放射状に延びて枠体と１以上の環状内骨部とを連結する複数の直線状内骨部とから構成することができる。また、矩形状の内側枠体を４つの辺を構成する４つの枠骨部によって構成する場合、内側ガード部は、４つの枠骨部にそれぞれ連結された最大環状内骨部と、最大環状内骨部の内側に同心的に配置された１以上の環状内骨部と、環状内骨部の中心に位置する中心部から外側に放射状に延びて枠体と最大環状内骨部と複数の環状内骨部とを連結する複数の直線状内骨部とから構成することができる。このように各ガード部を構成すれば、ガード部の機械的強度を維持した状態で、部分的に偏りのない高い通気性を得ることができる。また、このような場合も、外側ガード部の環状内骨部及び複数の直線状内骨部と内側ガード部の環状内骨部及び複数の直線状内骨部とは、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態で、それぞれ重なるように形成するのが好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図１は本発明の実施の形態のフィルタユニットを送風機に取り付ける前の分解図であり、図２は、フィルタユニットを送風機に取り付けた態様を示す一部破断断面図である。両図に示すように、送風機１には、４本の取付用ネジ２…及びナット４…を用いて電子機器の筐体３を介してフィルタユニット５が取り付けられている。この送風機１は、ケース本体７の内部にブレードを備えたインペラとモータとを有しており、モータの駆動によりインペラを回転させて図面に向かって右側から左側に空気を吸い込み、冷却用の風を電子機器内に送り込む。ケース本体７は、輪郭形状が角形を呈しており、吸い込み口７ａと吐き出し口７ｂとを両開口端部に有している。また、ケース本体７は、四隅に取付用ネジ２の胴部２ｂが貫通する貫通孔７ｃ…を有している。送風機１は、吸い込み口７ａが筐体３の開口部３ａと向い合って連通するように配置されている。
【００１３】
フィルタユニット５は、図２及び図３〜図５に示すように外側ケース９内にフィルタ１３を挟んだ状態で内側ケース１１が嵌合されて構成されている。なお、図３〜図５は、フィルタユニット５の裏面図、側面図及び平面図である。外側ケース９は、合成樹脂により形成されており、矩形状の外側枠体１５と、外側枠体１５の内側に配置されたウエブ状の外側ガード部１７とを有している。外側枠体１５は、４つの辺を構成する横断面形状がＬ字状をなす４つの枠骨部１５ａ…を有している。枠骨部１５ａがＬ字状の横断面を有しているため、外側枠体１５は、図４及び５に示されるように矩形の環状枠部１５ｂと、この環状枠部１５ｂの外周部から起立する角形の筒部１５ｃとを有することになる。環状枠部１５ｂの四隅には厚み方向に貫通する４つの外側貫通孔１５ｄ…が形成されている。外側貫通孔１５ｄは、図２に示すように、取付用ネジ２の頭部２ａが通過する大きさを有している。角形の筒部１５ｃには、外側貫通孔１５ｄに対応する四隅に取付用ネジ２の頭部２ａを目視できる切欠部１５ｅ…がそれぞれ形成されている。角形の筒部１５ｃは、内側に内側ケース１１を配置することができ、しかも４本の取付用ネジ２…を用いてフィルタユニット５を送風機１に対して取付けた状態において、取付用ネジ２の頭部２ａが外側枠体１５の外側に出ない寸法を有している。また、図３に示すように角形の筒部１５ｃの内側には、外側ケース９内に内側ケース１１が嵌合された状態で後述する内側ケース１１の係止部１９ｆに係合して外側ケース９の抜け止めを図る４つの突起部１５ｆ…が形成されている。
【００１４】
外側ガード部１７は、外側枠体１５と一体に成形されており、通気性を備えた構造を有している。具体的には、外側ガード部１７は、外側枠体１５とその中心との間に配置された環状内骨部１７ａと、環状内骨部１７ａの中心に位置する円板部１７ｂと、円板部１７ｂから外側に放射状に延びて外側枠体１５と環状内骨部１７ａとを連結する８本の直線状内骨部１７ｃ…とから構成されている。
【００１５】
内側ケース１１は、外側ケース９と同様に合成樹脂により形成されており、矩形状の内側枠体１９と、内側枠体１９の内側に配置されたウエブ状の内側ガード部２１とを有している。内側枠体１９は、４つの辺を構成する４つの枠骨部１９ａ…と、内側枠体１９の四隅に位置して４つの枠骨部１９ａ…を接合する４つの接合部１９ｂ…とを有している。接合部１９ｂは、丸みを帯びた矩形の貫通孔形成板部１９ｃと、貫通孔形成板部１９ｃを部分的に囲んで貫通孔形成板部１９ｃから枠骨部１９ａ側に延びる曲面状の起立部１９ｄと、枠骨部１９ａと起立部１９ｄとに部分的に囲まれ前述した外側ケース９の突起部１５ｆ…と係合する係止部１９ｆ…とを有している。本例では、８つある係止部１９ｆ…の内４つの係止部１９ｆ…だけが突起部１５ｆ…と係合している。起立部１９ｄは、外側ケース９内に内側ケース１１が嵌合された状態で、内側ガード部２１が外側ガード部１７との間にフィルタ１３を挟める程度に外側ガード部１７に近接し、貫通孔形成板部１９ｃが角筒部１５ｃの外側ガード部１７が形成された端部と反対側の端部に位置するようにその寸法が設定されている。４つの貫通孔形成板部１９ｃ…には厚み方向に貫通する４つの内側貫通孔１９ｅ…がそれぞれ形成されている。内側貫通孔１９ｅは、取付用ネジ２の胴部２ｂが通過し、頭部２ａが通過しない大きさを有している。これにより取付用ネジ２の胴部２ｂを外側貫通孔１５ｄと内側貫通孔１９ｅとを通してフィルタユニット５をネジ止めすると、取付用ネジ２の頭部２ａは外側貫通孔１５ｄを通過して貫通孔形成板部１９ｃに当接して、内側ケース１１をネジ止めすることになる。また、図２に示すように、内側ケース１１は、内側枠体１９で囲まれた部分が筐体３の開口部３ａと向い合って連通するように配置されている。前述したように、送風機１の吸い込み口７ａは、筐体３の開口部３ａと向い合っているので、フィルタユニット５は、吸い込み口７ａを覆うように配置されることになる。
【００１６】
内側ガード部２１は、内側枠体１９と一体に成形されており、通気性を備えた構造を有している。具体的には、内側ガード部２１は、４つの枠骨部１９ａ…にそれぞれ連結された最大環状内骨部２１ａと、最大環状内骨部２１ａの内側に同心的に配置された３つの環状内骨部２１ｂ…と、環状内骨部２１ｂ…の中心に位置する円板部２１ｃと、円板部２１ｃから外側に放射状に延びて内側枠体１９と最大環状内骨部２１ａと環状内骨部２１ｂ…とを連結する８本の直線状内骨部２１ｄ…とから構成されている。内側ガード部２１の環状内骨部２１ｂ…及び直線状内骨部２１ｄ…と、外側ガード部１７の環状内骨部１７ａ及び直線状内骨部１７ｃとは、外側ケース９内に内側ケース１１が嵌合された状態で、それぞれ重なるように形成されている。
【００１７】
フィルタ１３は、スポンジや不織布により形成されており、外側ガード部１７と内側ガード部２１との間に配置されて両者の間を通過する空気中の塵埃を除去する役割を果たしている。
【００１８】
本例のフィルタユニット５を送風機１に取り付けるには、まず、外側ケース９内にフィルタ１３を挟んだ状態で内側ケース１１を嵌合して構成したフィルタユニットを筐体３上の所定位置に配置する。次に取付用ネジ２の胴部２ｂを外側貫通孔１５ｄ、内側貫通孔１９ｅ、筐体３の貫通孔３ｂ及び送風機１の貫通孔７ｃに貫通させ、取付用ネジ２の頭部２ａを外側貫通孔１５ｄを通過させて貫通孔形成板部１９ｃに当接する。次にナット４を取付用ネジ２に螺合して取付を完了する。本例では、外側貫通孔１５ｄを通して内側貫通孔１９ｅに取付用ネジ２の胴部２ｂを通すことができるため、フィルタユニット５に直接ネジ止めを行ってフィルタユニット５を所定場所に取り付けることができる。そのため、フィルタユニット５を分解することなく、一回のネジ止め作業だけで容易にフィルタユニット５を取り付けることができる。なお、前述したように、内側ケース１１がネジ止めされるため、筐体３にフィルタユニット５を取り付けた状態で、外側ケース９を内側ケース１１から外すことができ、フィルタの交換は簡単に行える。
【００１９】
【発明の効果】
本発明によれば、外側ケースに外側貫通孔を形成するため、外側貫通孔を通して内側貫通孔に取付用ネジの胴部を通すことができ、フィルタユニットに直接ネジ止めしてフィルタユニットを所定場所に取り付けることができる。そのため、フィルタユニットを分解することなく、一回のネジ止作業だけで容易に送風機用フィルタユニットを取り付けることができる。なお、取付用ネジの頭部は外側貫通孔を通過して内側ケースの内側貫通孔周囲に当接するため、内側ケースがネジ止めされることになる。そのため、送風機または冷却装置等の筐体に送風機用フィルタユニットを取り付けた状態で、外側ケースを内側ケースから外すことができ、従来と同様にフィルタの交換は簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施の形態のフィルタユニットを送風機に取り付ける前の分解図である。
【図２】 本発明の実施の形態のフィルタユニットを送風機に取り付けた態様を示す一部破断断面図である。
【図３】 本発明の実施の形態のフィルタユニットの裏面図である。
【図４】 本発明の実施の形態のフィルタユニットの側面図である。
【図５】 本発明の実施の形態のフィルタユニットの平面図である。
【図６】 従来のフィルタユニットを送風機に取り付ける前の分解図である。
【符号の説明】
１ 送風機
２ 取付用ネジ
２ａ 取付用ネジの頭部
２ｂ 取付用ネジの胴部
３ 筐体
５ フィルタユニット
７ａ 吸い込み口
９ 外側ケース
１１ 内側ケース
１３ フィルタ
１５ 外側枠体
１５ｄ 外側貫通孔
１７ 外側ガード部
１９ 内側枠体
１９ｅ 内側貫通孔
２１ 内側ガード部
【発明の属する技術分野】
本発明は、送風機用フィルタユニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
送風機には、送風機を用いて風を送る機器内に塵埃が侵入するのを防ぐために、吸い込み口側に送風機用フィルタユニットを備えているものがある。一般にフィルタユニットは、送風機に直接取り付けられたり、送風機が配置される電子機器等の筐体の壁部を介して送風機に取り付けられている。従来のフィルタユニットは、図６の分解図に示すように、外側枠体１０１ａの内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケース１０１と、外側枠体１０１ａの内側に嵌合される内側枠体１０２ａの内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケース１０２と、外側ケース１０１と内側ケース１０２との間に配置されたフィルタ１０３とを具備している。この従来のフィルタユニットでは、内側枠体１０２ａに厚み方向に貫通する複数の内側貫通孔１０２ｂが形成されており、複数の内側貫通孔１０２ｂを通る取付用ネジ１０５により内側ケース１０２が筐体１０６を介して送風機１０４に取り付けられている。そして、内側ケース１０２の内側枠体１０２ａにフィルタ１０３を挟んだ状態で外側ケース１０１の外側枠体１０１ａを嵌合して、フィルタユニットを送風機１０４に取り付けている。なお、１０７は取付用ネジ１０５にネジ止めされるナットである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフィルタユニットでは、内側ケース１０２を筐体１０６を介して送風機１０４にネジ止めしてから、フィルタ１０３を挟んで外側ケース１０１を内側ケース１０２に嵌合しなければならないため、取り付け段階でフィルタユニットを分解しなければならずフィルタユニットの取付が煩雑であった。
【０００４】
本発明の目的は、送風機または冷却装置等の筐体に容易に取り付けられる送風機用フィルタユニットを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明が改良の対象とする送風機用フィルタユニットは、外側枠体の内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケースと、外側枠体の内側に嵌合される内側枠体の内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケースと、外側ケースと内側ケースとの間に配置されて外側ガード部と内側ガード部を通過する空気中の塵埃を除去するフィルタとを具備し、送風機の吸い込み口側に配置されて吸い込み口を覆う。本発明では、外側枠体に厚み方向に貫通する複数の外側貫通孔を形成し、内側枠体に厚み方向に貫通する複数の内側貫通孔を形成する。そして、複数の外側貫通孔及び複数の内側貫通孔は、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態において、取付用ネジの胴部が外側貫通孔と内側貫通孔とを通るように外側枠体及び内側枠体にそれぞれ形成し、複数の内側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過しない大きさを有するように構成し、複数の外側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過する大きさを有するように構成する。
【０００６】
本発明のように外側ケースに外側貫通孔を形成すれば、外側貫通孔を通して内側貫通孔に取付用ネジの胴部を通すことができるため、フィルタユニットに直接ネジ止めしてフィルタユニットを所定場所に取り付けることができる。そのためフィルタユニットを分解することなく、一回のネジ止め作業だけで容易に送風機用フィルタユニットを取り付けることができる。なお、取付用ネジの頭部は外側貫通孔を通過して内側ケースの内側貫通孔の周囲に当接して、内側ケースがネジ止めされることになる。そのため、送風機または冷却装置等の筐体に送風機用フィルタユニットを取り付けた状態で、外側ケースを内側ケースから外すことができ、従来と同様にフィルタの交換は簡単に行える。
【０００７】
外側枠体は、複数本の取付用ネジを用いて送風機用フィルタユニットを送風機に対して取付けた状態において、取付用ネジの頭部が外側枠体の外側に位置しない構造を有しているのが好ましい。このように外側枠体を構成すれば、取付用ネジの頭部が外側枠体から飛び出ることがないため、フィルタユニットの占有体積を小さくできる。
【０００８】
また、外側ガード部と内側ガード部とは、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態において、全体的に重なり合うパターン形状を有しているのが好ましい。このようにすれば、フィルタユニットの通気性を高めることができる。
【０００９】
本発明の送風機用フィルタユニットのより具体的な構成は、矩形状の外側枠体の内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケースと、外側枠体の内側に嵌合される矩形状の内側枠体の内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケースと、外側ケースと内側ケースとの間に配置されて外側ガード部と内側ガード部を通過する空気中の塵埃を除去するフィルタとを具備し、送風機の吸い込み口側に配置されて吸い込み口を覆っている。そして、外側枠体の四隅には厚み方向に貫通する４つの外側貫通孔を形成し、内側枠体の四隅には厚み方向に貫通する４つの内側貫通孔を形成する。また、４つの外側貫通孔及び４つの内側貫通孔は、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態において、取付用ネジの胴部が外側貫通孔と内側貫通孔とを通るように外側枠体及び内側枠体にそれぞれ形成し、４つの内側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過しない大きさを有するように形成し、４つの外側貫通孔は取付用ネジの頭部が通過する大きさを有するように形成する。
【００１０】
この場合も外側枠体は、４本の取付用ネジを用いて送風機用フィルタユニットを送風機に対して取付けた状態において、取付用ネジの頭部が外側枠体の外側に位置しない構造を有しているのが好ましい。
【００１１】
矩形状の外側枠体を４つの辺を構成する４つの枠骨部によって構成する場合、外側ガード部は、外側枠体とその中心との間に配置された１以上の環状内骨部と、環状内骨部の中心に位置する中心部から外側に放射状に延びて枠体と１以上の環状内骨部とを連結する複数の直線状内骨部とから構成することができる。また、矩形状の内側枠体を４つの辺を構成する４つの枠骨部によって構成する場合、内側ガード部は、４つの枠骨部にそれぞれ連結された最大環状内骨部と、最大環状内骨部の内側に同心的に配置された１以上の環状内骨部と、環状内骨部の中心に位置する中心部から外側に放射状に延びて枠体と最大環状内骨部と複数の環状内骨部とを連結する複数の直線状内骨部とから構成することができる。このように各ガード部を構成すれば、ガード部の機械的強度を維持した状態で、部分的に偏りのない高い通気性を得ることができる。また、このような場合も、外側ガード部の環状内骨部及び複数の直線状内骨部と内側ガード部の環状内骨部及び複数の直線状内骨部とは、外側ケース内に内側ケースが嵌合された状態で、それぞれ重なるように形成するのが好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図１は本発明の実施の形態のフィルタユニットを送風機に取り付ける前の分解図であり、図２は、フィルタユニットを送風機に取り付けた態様を示す一部破断断面図である。両図に示すように、送風機１には、４本の取付用ネジ２…及びナット４…を用いて電子機器の筐体３を介してフィルタユニット５が取り付けられている。この送風機１は、ケース本体７の内部にブレードを備えたインペラとモータとを有しており、モータの駆動によりインペラを回転させて図面に向かって右側から左側に空気を吸い込み、冷却用の風を電子機器内に送り込む。ケース本体７は、輪郭形状が角形を呈しており、吸い込み口７ａと吐き出し口７ｂとを両開口端部に有している。また、ケース本体７は、四隅に取付用ネジ２の胴部２ｂが貫通する貫通孔７ｃ…を有している。送風機１は、吸い込み口７ａが筐体３の開口部３ａと向い合って連通するように配置されている。
【００１３】
フィルタユニット５は、図２及び図３〜図５に示すように外側ケース９内にフィルタ１３を挟んだ状態で内側ケース１１が嵌合されて構成されている。なお、図３〜図５は、フィルタユニット５の裏面図、側面図及び平面図である。外側ケース９は、合成樹脂により形成されており、矩形状の外側枠体１５と、外側枠体１５の内側に配置されたウエブ状の外側ガード部１７とを有している。外側枠体１５は、４つの辺を構成する横断面形状がＬ字状をなす４つの枠骨部１５ａ…を有している。枠骨部１５ａがＬ字状の横断面を有しているため、外側枠体１５は、図４及び５に示されるように矩形の環状枠部１５ｂと、この環状枠部１５ｂの外周部から起立する角形の筒部１５ｃとを有することになる。環状枠部１５ｂの四隅には厚み方向に貫通する４つの外側貫通孔１５ｄ…が形成されている。外側貫通孔１５ｄは、図２に示すように、取付用ネジ２の頭部２ａが通過する大きさを有している。角形の筒部１５ｃには、外側貫通孔１５ｄに対応する四隅に取付用ネジ２の頭部２ａを目視できる切欠部１５ｅ…がそれぞれ形成されている。角形の筒部１５ｃは、内側に内側ケース１１を配置することができ、しかも４本の取付用ネジ２…を用いてフィルタユニット５を送風機１に対して取付けた状態において、取付用ネジ２の頭部２ａが外側枠体１５の外側に出ない寸法を有している。また、図３に示すように角形の筒部１５ｃの内側には、外側ケース９内に内側ケース１１が嵌合された状態で後述する内側ケース１１の係止部１９ｆに係合して外側ケース９の抜け止めを図る４つの突起部１５ｆ…が形成されている。
【００１４】
外側ガード部１７は、外側枠体１５と一体に成形されており、通気性を備えた構造を有している。具体的には、外側ガード部１７は、外側枠体１５とその中心との間に配置された環状内骨部１７ａと、環状内骨部１７ａの中心に位置する円板部１７ｂと、円板部１７ｂから外側に放射状に延びて外側枠体１５と環状内骨部１７ａとを連結する８本の直線状内骨部１７ｃ…とから構成されている。
【００１５】
内側ケース１１は、外側ケース９と同様に合成樹脂により形成されており、矩形状の内側枠体１９と、内側枠体１９の内側に配置されたウエブ状の内側ガード部２１とを有している。内側枠体１９は、４つの辺を構成する４つの枠骨部１９ａ…と、内側枠体１９の四隅に位置して４つの枠骨部１９ａ…を接合する４つの接合部１９ｂ…とを有している。接合部１９ｂは、丸みを帯びた矩形の貫通孔形成板部１９ｃと、貫通孔形成板部１９ｃを部分的に囲んで貫通孔形成板部１９ｃから枠骨部１９ａ側に延びる曲面状の起立部１９ｄと、枠骨部１９ａと起立部１９ｄとに部分的に囲まれ前述した外側ケース９の突起部１５ｆ…と係合する係止部１９ｆ…とを有している。本例では、８つある係止部１９ｆ…の内４つの係止部１９ｆ…だけが突起部１５ｆ…と係合している。起立部１９ｄは、外側ケース９内に内側ケース１１が嵌合された状態で、内側ガード部２１が外側ガード部１７との間にフィルタ１３を挟める程度に外側ガード部１７に近接し、貫通孔形成板部１９ｃが角筒部１５ｃの外側ガード部１７が形成された端部と反対側の端部に位置するようにその寸法が設定されている。４つの貫通孔形成板部１９ｃ…には厚み方向に貫通する４つの内側貫通孔１９ｅ…がそれぞれ形成されている。内側貫通孔１９ｅは、取付用ネジ２の胴部２ｂが通過し、頭部２ａが通過しない大きさを有している。これにより取付用ネジ２の胴部２ｂを外側貫通孔１５ｄと内側貫通孔１９ｅとを通してフィルタユニット５をネジ止めすると、取付用ネジ２の頭部２ａは外側貫通孔１５ｄを通過して貫通孔形成板部１９ｃに当接して、内側ケース１１をネジ止めすることになる。また、図２に示すように、内側ケース１１は、内側枠体１９で囲まれた部分が筐体３の開口部３ａと向い合って連通するように配置されている。前述したように、送風機１の吸い込み口７ａは、筐体３の開口部３ａと向い合っているので、フィルタユニット５は、吸い込み口７ａを覆うように配置されることになる。
【００１６】
内側ガード部２１は、内側枠体１９と一体に成形されており、通気性を備えた構造を有している。具体的には、内側ガード部２１は、４つの枠骨部１９ａ…にそれぞれ連結された最大環状内骨部２１ａと、最大環状内骨部２１ａの内側に同心的に配置された３つの環状内骨部２１ｂ…と、環状内骨部２１ｂ…の中心に位置する円板部２１ｃと、円板部２１ｃから外側に放射状に延びて内側枠体１９と最大環状内骨部２１ａと環状内骨部２１ｂ…とを連結する８本の直線状内骨部２１ｄ…とから構成されている。内側ガード部２１の環状内骨部２１ｂ…及び直線状内骨部２１ｄ…と、外側ガード部１７の環状内骨部１７ａ及び直線状内骨部１７ｃとは、外側ケース９内に内側ケース１１が嵌合された状態で、それぞれ重なるように形成されている。
【００１７】
フィルタ１３は、スポンジや不織布により形成されており、外側ガード部１７と内側ガード部２１との間に配置されて両者の間を通過する空気中の塵埃を除去する役割を果たしている。
【００１８】
本例のフィルタユニット５を送風機１に取り付けるには、まず、外側ケース９内にフィルタ１３を挟んだ状態で内側ケース１１を嵌合して構成したフィルタユニットを筐体３上の所定位置に配置する。次に取付用ネジ２の胴部２ｂを外側貫通孔１５ｄ、内側貫通孔１９ｅ、筐体３の貫通孔３ｂ及び送風機１の貫通孔７ｃに貫通させ、取付用ネジ２の頭部２ａを外側貫通孔１５ｄを通過させて貫通孔形成板部１９ｃに当接する。次にナット４を取付用ネジ２に螺合して取付を完了する。本例では、外側貫通孔１５ｄを通して内側貫通孔１９ｅに取付用ネジ２の胴部２ｂを通すことができるため、フィルタユニット５に直接ネジ止めを行ってフィルタユニット５を所定場所に取り付けることができる。そのため、フィルタユニット５を分解することなく、一回のネジ止め作業だけで容易にフィルタユニット５を取り付けることができる。なお、前述したように、内側ケース１１がネジ止めされるため、筐体３にフィルタユニット５を取り付けた状態で、外側ケース９を内側ケース１１から外すことができ、フィルタの交換は簡単に行える。
【００１９】
【発明の効果】
本発明によれば、外側ケースに外側貫通孔を形成するため、外側貫通孔を通して内側貫通孔に取付用ネジの胴部を通すことができ、フィルタユニットに直接ネジ止めしてフィルタユニットを所定場所に取り付けることができる。そのため、フィルタユニットを分解することなく、一回のネジ止作業だけで容易に送風機用フィルタユニットを取り付けることができる。なお、取付用ネジの頭部は外側貫通孔を通過して内側ケースの内側貫通孔周囲に当接するため、内側ケースがネジ止めされることになる。そのため、送風機または冷却装置等の筐体に送風機用フィルタユニットを取り付けた状態で、外側ケースを内側ケースから外すことができ、従来と同様にフィルタの交換は簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施の形態のフィルタユニットを送風機に取り付ける前の分解図である。
【図２】 本発明の実施の形態のフィルタユニットを送風機に取り付けた態様を示す一部破断断面図である。
【図３】 本発明の実施の形態のフィルタユニットの裏面図である。
【図４】 本発明の実施の形態のフィルタユニットの側面図である。
【図５】 本発明の実施の形態のフィルタユニットの平面図である。
【図６】 従来のフィルタユニットを送風機に取り付ける前の分解図である。
【符号の説明】
１ 送風機
２ 取付用ネジ
２ａ 取付用ネジの頭部
２ｂ 取付用ネジの胴部
３ 筐体
５ フィルタユニット
７ａ 吸い込み口
９ 外側ケース
１１ 内側ケース
１３ フィルタ
１５ 外側枠体
１５ｄ 外側貫通孔
１７ 外側ガード部
１９ 内側枠体
１９ｅ 内側貫通孔
２１ 内側ガード部
Claims (6)
- 外側枠体の内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケースと、前記外側枠体の内側に嵌合される内側枠体の内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケースと、前記外側ケースと前記内側ケースとの間に配置されて前記外側ガード部と内側ガード部を通過する空気中の塵埃を除去するフィルタとを具備し、送風機の吸い込み口側に配置されて前記吸い込み口を覆う送風機用フィルタユニットであって、
前記外側枠体には厚み方向に貫通する複数の外側貫通孔が形成されており、
前記内側枠体には厚み方向に貫通する複数の内側貫通孔が形成されており、
前記複数の外側貫通孔及び前記複数の内側貫通孔は、前記外側ケース内に前記内側ケースが嵌合された状態において、取付用ネジの胴部が前記外側貫通孔と前記内側貫通孔とを通るように前記外側枠体及び前記内側枠体にそれぞれ形成されており、
前記複数の内側貫通孔は前記取付用ネジの頭部が通過しない大きさを有しており、
前記複数の外側貫通孔は前記取付用ネジの頭部が通過する大きさを有していることを特徴とする送風機用フィルタユニット。 - 前記外側枠体は、複数本の前記取付用ネジを用いて前記送風機用フィルタユニットを前記送風機に対して取付けた状態において、前記取付用ネジの前記頭部が前記外側枠体の外側に位置しない構造を有している請求項１に記載の送風機用フィルタユニット。
- 前記外側ガード部と前記内側ガード部とは、前記外側ケース内に前記内側ケースが嵌合された状態において、全体的に重なり合うパターン形状を有している請求項１に記載の送風機用フィルタユニット。
- 矩形状の外側枠体の内側に通気性を有する外側ガード部が設けられた外側ケースと、前記外側枠体の内側に嵌合される矩形状の内側枠体の内側に通気性を有する内側ガード部が設けられた内側ケースと、前記外側ケースと前記内側ケースとの間に配置されて前記外側ガード部と内側ガード部を通過する空気中の塵埃を除去するフィルタとを具備し、送風機の吸い込み口側に配置されて前記吸い込み口を覆う送風機用フィルタユニットであって、
前記外側枠体の四隅には厚み方向に貫通する４つの外側貫通孔が形成されており、
前記内側枠体の四隅には厚み方向に貫通する４つの内側貫通孔が形成されており、
前記４つの外側貫通孔及び前記４つの内側貫通孔は、前記外側ケース内に前記内側ケースが嵌合された状態において、取付用ネジの胴部が前記外側貫通孔と前記内側貫通孔とを通るように前記外側枠体及び前記内側枠体にそれぞれ形成されており、
前記４つの内側貫通孔は前記取付用ネジの頭部が通過しない大きさを有しており、
前記４つの外側貫通孔は前記取付用ネジの頭部が通過する大きさを有していることを特徴とする送風機用フィルタユニット。 - 前記外側枠体は、４本の前記取付用ネジを用いて前記送風機用フィルタユニットを前記送風機に対して取付けた状態において、前記取付用ネジの前記頭部が前記外側枠体の外側に位置しない構造を有している請求項４に記載の送風機用フィルタユニット。
- 前記矩形状の外側枠体は４つの辺を構成する４つの枠骨部によって構成されており、
前記外側ガード部は、前記外側枠体とその中心との間に配置された１以上の環状内骨部と，前記環状内骨部の中心に位置する中心部から外側に放射状に延びて前記枠体と前記１以上の環状内骨部とを連結する複数の直線状内骨部とから構成され、
前記矩形状の内側枠体は４つの辺を構成する４つの枠骨部によって構成されており、
前記内側ガード部は、前記４つの枠骨部にそれぞれ連結された最大環状内骨部と，前記最大環状内骨部の内側に同心的に配置された１以上の環状内骨部と、前記環状内骨部の中心に位置する中心部から外側に放射状に延びて前記枠体と前記最大環状内骨部と前記複数の環状内骨部とを連結する複数の直線状内骨部とから構成され、
前記外側ガード部の前記環状内骨部及び前記複数の直線状内骨部と前記内側ガード部の前記環状内骨部及び前記複数の直線状内骨部とは、前記外側ケース内に前記内側ケースが嵌合された状態で、それぞれ重なるように形成されている請求項５に記載の送風機用フィルタユニット。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000094269A JP3751181B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 送風機用フィルタユニット |
| TW91207013U TW519349U (en) | 2000-03-30 | 2000-08-14 | Filter unit for blower |
| CN 01111795 CN1197639C (zh) | 2000-03-30 | 2001-03-28 | 吹风机用的过滤机构 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000094269A JP3751181B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 送風機用フィルタユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001276537A JP2001276537A (ja) | 2001-10-09 |
| JP3751181B2 true JP3751181B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=18609340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000094269A Expired - Fee Related JP3751181B2 (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 送風機用フィルタユニット |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3751181B2 (ja) |
| CN (1) | CN1197639C (ja) |
| TW (1) | TW519349U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4588350B2 (ja) * | 2004-04-12 | 2010-12-01 | 三菱電機株式会社 | 送風装置 |
| CN102052353A (zh) * | 2011-01-04 | 2011-05-11 | 浙江泰达微电机有限公司 | 拆卸式管道风机 |
| GB2487996B (en) * | 2011-08-19 | 2013-07-10 | Jemella Ltd | Hair dryer |
| KR102326702B1 (ko) * | 2019-10-08 | 2021-11-16 | 엘지전자 주식회사 | 헤어 드라이어 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000094269A patent/JP3751181B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-08-14 TW TW91207013U patent/TW519349U/zh not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-03-28 CN CN 01111795 patent/CN1197639C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW519349U (en) | 2003-01-21 |
| CN1197639C (zh) | 2005-04-20 |
| CN1319364A (zh) | 2001-10-31 |
| JP2001276537A (ja) | 2001-10-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2256573A1 (en) | Fan air cleaner | |
| KR20120040227A (ko) | 공기 필터 | |
| JP2002348824A (ja) | ブロワー搭載背負形作業機 | |
| JP3751181B2 (ja) | 送風機用フィルタユニット | |
| JPS6298099U (ja) | ||
| USRE37150E1 (en) | Occupant air filter for vehicles | |
| JP3090460U (ja) | 扇風機 | |
| JP3730475B2 (ja) | 送風機用フィンガーガード | |
| KR102135008B1 (ko) | 공기청정기능이 포함된 휴대용 선풍기 | |
| JPH048974Y2 (ja) | ||
| JP3363575B2 (ja) | 空気清浄機 | |
| JP3598962B2 (ja) | 加湿ユニット | |
| JPS61194124U (ja) | ||
| JP2519019Y2 (ja) | ファンモータ取付装置 | |
| JP3021330U (ja) | ヘアードライヤーの髪の毛 巻き込み防止フィルタ | |
| JP2002058935A (ja) | プレフィルターの固定方法及び固定装置 | |
| JPS6276823U (ja) | ||
| JPH0474222U (ja) | ||
| JPH0295519U (ja) | ||
| JPS631616U (ja) | ||
| JPS62122229U (ja) | ||
| JPH01258719A (ja) | 紛塵集塵装置 | |
| JPH0418218U (ja) | ||
| JPS63175740U (ja) | ||
| JPH0461616U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050629 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051108 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051206 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3751181 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216 Year of fee payment: 5 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216 Year of fee payment: 6 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216 Year of fee payment: 7 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216 Year of fee payment: 8 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |