JP3750856B2 - 導波管 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高周波導波用として好適な導波管に関し、詳しくは金型などを用いて成型された半割部材が接合された構造を有する導波管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の導波管は、ダイキャストや射出成形にて製作する場合にR加工や抜き勾配を付けていたものの、基本的にその長手方向に直交する方向の断面(以下、直交断面)の形状が、例えば特開昭49−18452号公報、実開昭57−72602号公報、特開昭61−108201号公報、特開昭61−141204号公報などに開示されているように、長方形や正方形などの方形を呈するものであった。直交断面形状が方形の導波管は、通常、2つの樋状の半割部材が接合された構造を有し、上記の各半割部材は、成型用内枠と成型用外枠を用いて成型されるものであって、上記半割部材の成型過程において上記成型用内枠が上記半割部材から抜き難くて、上記半割部材の成型に長時間を要する問題があった。
【0003】
本発明者等は、従来の導波管はその直交断面形状が専ら方形であって、方形であるが故に上記の問題を孕んでいる実情を把握し、且つ直交断面形状が6角形のものであっても方形導波管と実質的に同等の導波性能を有すること、並びに6角形の導波管は、頗る製造が容易であるとの新知見を得て本発明を開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来技術における如上の問題が解決され、しかして頗る製造が容易な導波管を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る導波管は、H面で分割された、2つの樋状の半割部材接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記H面に平行な第一内面に隣接する第二内面上にアイリスを有し、上記第二内面、上記アイリスの正面、および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明の請求項2に係る導波管は、E面で分割された、2つの樋状の半割部材を接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって上記E面に平行な第一内面上にアイリスを有し、上記第一内面に隣接する第二内面および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項3に係る導波管は、H面で分割された、2つの樋状の半割部材を接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記H面に平行な第一内面上にアイリスを有し、上記第一内面に隣接する第二内面および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明の請求項4に係る導波管は、E面で分割された、2つの樋状の半割部材を接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記E面に平行な第一内面に隣接する第二内面上にアイリスを有し、上記第二内面、上記アイリスの正面、および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の請求項5に係る導波管は、請求項1〜請求項4のいずれか一項において、上記第一内面に対する上記第二内面の上記鈍角は、90.3°以上170°以下であることを特徴とするものである
【0010】
本発明の請求項6に係る導波管は、請求項1〜請求項4のいずれか一項において、上記半割部材は、樹脂または金属で形成されたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に就き説明するが、説明の順位の早い図に示された部位と同じ部位が後続の図に示される場合には、互に同じ符号を付して後続の図では説明を省略することがある。
【0012】
参考例1.
図1〜図3は、本発明の導波管における参考例1を説明するものであって、図1は、参考例1の分解斜視図、図2および図3は導波管の周波数特性に関する実測値と計算値とを示すグラフである。図1において、1は導波管、2および3は導波管1を構成する樋状の半割部材、21は半割部材2のH面に平行な第一壁、211は第一壁21のH面に平行な第一内面、22は第一壁21に隣接する第二壁、221は第二壁22の第二内面、23は接合部、31は半割部材3のH面に平行な第一壁、311は第一壁31のH面に平行な第一内面、32は第一壁31に隣接する第二壁、321は第二壁32の第二内面、33は接合部、θ1、θ2は内面211に対する内面221の傾斜角度、θ3、θ4は内面311に対する内面321の傾斜角度、hは導波管1の内面211と内面311との間の、両半割部材2、3が接合した状態での高さである。θ1〜θ4は、いずれも90°より大きく180°未満、換言すると鈍角である。導波管1は、その半割部材2、3の各接合部23、33がボルトなどの機械的手段により、あるいは接着、溶着などの化学的手段により接合されることにより形成され、高さhの6角形の直交断面を有する。
【0013】
このように導波管1は、高さhの中間で切断された、換言するとH面分割型の半割部材2、3から構成されたものであって、それら半割部材2、3は、成型用内枠あるいは中子と成型用外枠を用いて鋳造、注型、射出成型などにより成型されるが、θ1〜θ4のいずれもが90°より大きいので、従来の直交断面形状が方形の半割部材の成型の際に見られた、成型用内枠が上記半割部材から抜き難い問題が解消される。この結果、半割部材2、3は従来品の場合と比較して格段に短時間で製造することができる。その際、半割部材2、3の外側の形状は任意であってよく、このことは、後続の参考例や実施の形態における各半割部材についても言える。
【0014】
なお図1においては、θ1〜θ4の全てが同じ角度である例が示されているが、それらは互いに異なる大きさであってもよい。いずれにしても、θ1〜θ4は、成型用内枠の抜き易さの立場から、90°より少なくとも0.1°以上、特に少なくとも0.3°以上大きいことが好ましく、一方、導波管1の実用上の立場から170°以下、特に160°以下であることが好ましい。よって範囲例としては、90.3°以上170°以下である。
【0015】
半割部材2、3は、従来から斯界において周知されている各種の材料にて形成されてよい。かかる材料としては、例えば銅、銅基合金類、アルミニウム、アルミニウム基合金類、あるいはその他の導波性金属などの金属類、内面に金属導波層を有する樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン類、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、あるいはその他の樹脂などが例示される。
【0016】
図2および図3は、実際に製作した断面6角形の導波管(但し誘導性フィルタ型)の実測値と設計における計算値を比較したグラフである。図2は、計算値のモデルを長方形断面の導波管とした場合の計算値(破線)と実測値(実線)の比較を行ったものであって、周波数特性に差異がある。図3は、導波管断面が6角形と等価になるように長方形の寸法を補正した上で計算した結果と実測値を比較したものである。断面が6角形のような複雑な形状の導波管でも設計できる技術を開発したことにより実測値(実線)と計算値(破線)を良く一致させることができ、型から抜き易くするために導波管形状を台形、5角形、6角形などの多角形にすることになんら問題がないことがわかる。
【0017】
参考例2..
図4は、本発明の導波管における参考例2の分解斜視図である。図4において、4および5は導波管1を構成する樋状の半割部材、41は半割部材4のE面に平行な第一壁、411は第一壁41のE面に平行な第一内面、42は第一壁41に隣接する第二壁、421は第二壁42の第二内面、43は接合部、51は半割部材5のE面に平行な第一壁、511は第一壁51のE面に平行な第一内面、52は第一壁51に隣接する第二壁、521は第二壁52の第二内面、53は接合部、θ5、θ6は内面411に対する内面421の傾斜角度、θ7、θ8は内面511に対する内面521の傾斜角度、wは両半割部材4、5が接合した状態での導波管1の内面411と内面511との間の幅である。θ5〜θ8は、いずれも90°より大きく180°未満である。導波管1は、その半割部材4、5の各接合部43、53がボルトなどの機械的手段により、あるいは接着、溶着などの化学的手段により接合されることにより形成され、幅wの6角形の直交断面を有する。
【0018】
このように導波管1は、幅wの中間で切断された、換言するとE面分割型の半割部材4、5から形成されたものであって、それら半割部材4、5は、成型用内枠あるいは中子と成型用外枠を用いて鋳造、注型、射出成型などにより成型されるが、θ5〜θ8のいずれもが90°より大きいので、従来の直交断面形状が方形の半割部材の成型の際に見られ成型用内枠が上記半割部材からの抜き難くさの問題が解消される。この結果、半割部材4、5は従来品の場合と比較して格段に短時間で製造することができる。またE面分割型の導波管は、半割部材4、5の接合面において壁面電流が切れないことにより損失が少ない長所がある。このことは、E面分割型の後続の実施の形態における導波管についても当てはまる。
【0019】
なお図4においては、θ5〜θ8の全てが同じ角度である例が示されているが、互いに異なる大きさであってもよい。いずれにしても、θ5〜θ8の大きさについては前記参考例1におけるθ1〜θ4についての説明と同じことが、半割部材4、5の形成材料についても参考例1における説明と同じことが、さらに後続の参考例や実施の形態におけるθ1〜θ4またはθ5〜θ8の大きさ並びに半割部材の形成材料については参考例1における説明と同じことが、それぞれ言えるので、後続の参考例や実施の形態においてはそれらの説明を省略する。
【0020】
参考例3.
図5は、本発明の導波管における参考例3の分解斜視図である。図5において、2は前記参考例1において採用された半割部材2と類似のものであり、6は板状の半割部材である。半割部材2の形状や特徴については、参考例1において詳述した通りである。半割部材6は、半割部材2について説明した材料にて形成される。参考例3は、参考例1での半割部材3に代えて板状半割部材6を採用してなる台形の直交断面を有するものであって、半割部材の一方が板状ものであるので参考例1より製造が容易となる効果がある。
【0021】
実施の形態1.
図6および図7は、本発明の導波管における実施の形態1を説明するものであって、図6は実施の形態1の分解斜視図、図7は図6のVII−VII線に沿った断面図である。図6および図7において、24は第二壁22の第二内面221上に形成された複数のアイリス、241はアイリス24の正面、242は同側面、34は第二壁32の第二内面321上に形成された複数のアイリス、341はアイリス34の正面、342は同側面である。
【0022】
実施の形態1は、H面分割型の半割部材2、3から構成されたものであってアイリス24、34を有する点において前記参考例1と異なり、その他の構成は同じであるが、アイリス24、34を有することにより誘導性フィルターの機能を備えている。複数のアイリス24は、互いに形状や寸法が同一または異なる複数個から構成されているが、第二内面221、個々の上記各アイリスの正面241、および正面241の両側面242は、図6および図7に示されているように第一壁21の、H面に平行な第一内面211に対して、半割部材2の成型過程において成型用内枠が半割部材2から除去し易いように、いずれも鈍角で傾斜するように形成されており、従ってアイリス24は、内面211から接合部23に向かって正面241の横幅が小さくなっている。上記と同様のことがアイリス34についても言え、また図7に示されている角度θ9の大きさについては、θ1〜θ8についての前記説明と同じことが言える。
【0023】
実施の形態2.
図8および図9は、本発明の導波管における実施の形態2を説明するものである。実施の形態2は、E面分割型の半割部材4、5から構成されたものであって、図8は実施の形態2の分解斜視図、図9は図8のIX−IX線に沿った断面図である。図8および図9において、44は第一壁41の、E面に平行な第一内面411上に形成された複数のアイリス、441はアイリス44の正面、442は同側面、54は第一壁51の、E面に平行な第一内面511上に形成された複数のアイリス、541はアイリス54の正面、542は同側面である。
【0024】
実施の形態2は、アイリス44、54を有する点において前記参考例2と異なり、その他の構成は同じであるが、アイリス44、54を有することにより誘導性フィルターの機能を備えている。アイリス44は、互いに形状や寸法が同一または異なる複数個から構成されているが、第一内面411に隣接する第二内面および個々のアイリスの側面442は、第一壁41の内面411に対して、半割部材4の成型過程において成型用内枠が半割部材4から除去し易いように、図8に示されているようにいずれも鈍角で傾斜して形成されており、例えば両側面442は角度θ10で傾斜している。同様に第一内面511に隣接する第二内面およびアイリス54の側面542は、内面511に対していずれも鈍角で傾斜するように形成されており、例えば角度θ10(図8には不記載)で傾斜している。角度θ10の大きさについては、θ1〜θ8についての説明と同じことが言える。
【0025】
実施の形態3.
図10は、本発明の導波管における実施の形態3の分解斜視図である。実施の形態3は、H面分割型の半割部材2、3から構成されたものであって、図10において、25は第一壁21の第一内面211上に形成された複数のアイリス、35は第一壁31の第一内面311上に形成された複数のアイリスである。実施の形態3は、アイリス25、35を有する点において前記参考例1と異なり、その他の構成は同じであるが、アイリス25、35を有することにより容量性フィルターの機能を備えている。複数のアイリス25、35は、互いに形状や寸法が同一または異なる複数個から構成されているが、前記実施の形態2におけるアイリス44、54と同様の形状を有している。また、第一内面211に隣接する第二内面および個々のアイリス25の両側面は、第一壁21の内面211に対して、半割部材2の成型過程において成型用内枠が半割部材2から除去し易いように、図10に示されているようにいずれも鈍角で傾斜して形成されている。アイリス35に就いても、アイリス25と同様である。
【0026】
実施の形態4.
図11は、本発明の導波管における実施の形態4の分解斜視図である。実施の形態4は、E面分割型の半割部材4、5から構成されたものであって、図11において、45は第二壁42の第二内面421上に形成された複数のアイリス、55は第二壁52の第二内面521上に形成された複数のアイリスである。実施の形態4は、アイリス45、55を有する点において前記参考例2と異なり、その他の構成は同じであるが、アイリス45、55を有することにより容量性フィルターの機能を備えている。複数のアイリス45、55は、互いに形状や寸法が同一または異なる複数個から構成されているが、第二内面421、個々の上記各アイリス45の正面、および上記正面の両側面は、図11に示されているように第一壁の、E面に平行な第一内面に対して、半割部材4の成型過程において成型用内枠が半割部材4から除去し易いように、いずれも鈍角で傾斜するように形成されている。第二内面521およびアイリス55に就いても、上記と同様である。
【0027】
【発明効果】
本発明の請求項 1 および請求項4に係る各導波管は、H面(請求項 1 )またはE面(請求項4)で分割された、2つの樋状の半割部材が接合してその長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記H面または上記E面に平行な第一内面に隣接する第二内面上にアイリスを有し、上記第二内面、上記アイリスの正面、および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されているので、上記樋状の半割部材を成型用内枠と成型用外枠を用いて成型する際、上記成型用内枠が上記半割部材から除去が容易であるので導波管頗る製造が容易であり、しかも従来の直交断面が方形の導波管と同等の導波性能を有する。
【0028】
本発明の請求項2および請求項3に係る各導波管は、E面((請求項2)またはH面(請求項3)で分割された、2つの樋状の半割部材が接合してその長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記E面または上記H面に平行な第一内面に隣接する 第二内面上にアイリスを有し、上記第二内面および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されているので、上記樋状の半割部材を成型用内枠と成型用外枠を用いて成型する際、上記成型用内枠が上記半割部材から除去が容易であるので導波管頗る製造が容易であり、しかも従来の直交断面が方形の導波管と同等の導波性能を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の導波管における参考例1の分解斜視図。
【図2】 参考例1を説明する導波管の周波数特性に関する実測値と計算値とを示すグラフ。
【図3】 参考例1を説明する導波管の周波数特性に関する実測値と計算値とを示す他のグラフ。
【図4】 本発明の導波管における参考例2の分解斜視図。
【図5】 本発明の導波管における参考例3の分解斜視図。
【図6】 本発明の導波管における実施の形態1の分解斜視図。
【図7】 図6のVII−VII線に沿った断面図。
【図8】 本発明の導波管における実施の形態2の分解斜視図。
【図9】 図8のIX−IX 線に沿った断面図。
【図10】 本発明の導波管における実施の形態3の分解斜視図。
【図11】 本発明の導波管における実施の形態4の分解斜視図。
【符号の説明】
1 導波管、2〜6 半割部材、211〜511 第一内面、
221〜521 第二内面、θ1〜θ10 傾斜角度、23〜53 接合部、
24〜54 アイリス。

Claims (6)

  1. 面で分割された、2つの樋状の半割部材接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記H面に平行な第一内面に隣接する第二内面上にアイリスを有し、上記第二内面、上記アイリスの正面、および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とする導波管。
  2. 面で分割された、2つの樋状の半割部材を接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記E面に平行な第一内面上にアイリスを有し、上記第一内面に隣接する第二内面および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とする導波管。
  3. H面で分割された、2つの樋状の半割部材を接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記H面に平行な第一内面上にアイリスを有し、上記第一内面に隣接する第二内面および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とする導波管。
  4. E面で分割された、2つの樋状の半割部材を接合して形成されると共に長手方向に直交する方向の断面が6角形の導波管であって、上記E面に平行な第一内面に隣接する第二内面上にアイリスを有し、上記第二内面、上記アイリスの正面、および上記アイリスの両側面は、いずれも上記第一内面に対して鈍角に形成されていることを特徴とする導波管。
  5. 上記第一内面に対する上記第二内面の上記鈍角は、90.3°以上170°以下であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の導波管。
  6. 上記半割部材は、樹脂または金属で形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の導波管。
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