JP3749290B2 - ライトアングル型コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はライトアングル型コネクタに係り、特に、L字形状をなす端子の垂直端子部をプリント板の孔に差し込んでプリント板上に実装されるライトアングル型コネクタに関する。
【0002】
ライトアングル型コネクタは、プリント板上への実装が円滑に行われる構成であることが望ましい。
【0003】
【従来の技術】
図9及び図10は、従来の一例のライトアングル型コネクタ10を示す。コネクタ10は、絶縁性のコネクタ本体11と、絶縁性のブラケット12と、複数の端子13とよりなる。
【0004】
端子13は、L字形状をなし、水平端子部13aと垂直端子部13bとを有する。端子13の水平端子部13aがコネクタ本体11を貫通して固定されている。垂直端子部13bは、下方を向いて並んでいる。ブラケット12には、複数の貫通孔12aが、垂直端子部13bの設計上の配列に対応した配置で形成してある。ブラケット12は、各貫通孔12aを対応する垂直端子部13bに嵌合させて、コネクタ本体11にその下側から矢印Z1で示すようにコネクタ本体11に近づけて取り付けられる。ブラケット12がコネクタ本体11に取り付けられた状態で、垂直端子部13bは、対応する貫通孔12aを貫通しており、貫通孔12aによって位置規制されている。
【0005】
コネクタ10は、矢印Z2で示すように下降させて、図11に示すように、各垂直端子部13bをプリント板20の対応する孔21に挿入して、プリント板20上に実装される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来のコネクタ10においては、垂直端子部13bのうちブラケット12より下方に突き出ている部分13b−1の長さL1は、プリント板20の対応する孔21を貫通するに足る長さであり、約5mmと長い。このため、コネクタ10を運搬している途中で、突き出ている部分13b−1が、図10に二点鎖線で示すように、曲がってしまう虞れがあった。複数の垂直端子部13bのうち一本でも曲がってしまうと、そのままでは、曲がった垂直端子部がつかえて、コネクタ10がプリント板20上に実装されなくなってしまう。実装するには、許容限度以上に曲がった垂直端子部の曲がりをいちいち直す作業を行う必要があり、実装作業の能率が良くなかった。
【0007】
なお、近年、ライトアングル型コネクタは、端子の数が増え、垂直端子部のピッチが狭くなる傾向にある。よって、垂直端子部に許される曲がりの程度はより小さくなり、垂直端子部の曲がりは従来にくらべてより重要な問題となる。
そこで、本発明は、上記課題を解決したライトアングル型コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、
絶縁性のコネクタ本体と、
水平端子部と垂直端子部とを有してL字形状をなし、該水平端子部を上記コネクタ本体に固定されて該コネクタ本体に固定してあり、該垂直端子部が、その先端が該コネクタ本体の下面より下方に位置して整列している複数の端子と、
複数の貫通孔が整列して形成してあり、各貫通孔が対応する垂直端子部に嵌合した状態で、上記コネクタ本体に上方に移動可能に取り付けられた絶縁性のブラケットとよりなり、該垂直端子部の先端を基板の孔に挿入されて実装されるライトアングル型コネクタにおいて、
上記ブラケットは、上記複数の貫通孔が整列して形成してある板状の本体部と、その長手方向の両端の側に第1の立ち上がり壁と、その長手方向の縁に沿う第2の立ち上がり壁と、を有する構成であり、
前記コネクタ本体は、該コネクタの複数の端子の並び方向の両端の夫々について、該第1の立ち上がり壁の上方への移動を案内する第1のガイド溝及び該第2の立ち上がり壁の両端部の上方への移動を案内する第2のガイド溝を有する構成であり、
該第1の立ち上がり壁と該第1のガイド溝に、上記コネクタ本体に対して、最終の取付け位置よりも下方の位置であって、上記貫通孔が上記垂直端子部の先端と嵌合する位置に、上記最終の取付け位置に移動可能な状態で凹凸嵌合して仮固定する仮固定手段を設け、
且つ、上記ブラケットは、上記本体部の下面より下方に突き出しており、ライトアングル型コネクタの上記基板に対する実装位置を決める位置決め手段を設けた構成としたことものである。
【0009】
請求項2の発明は、 絶縁性のコネクタ本体と、
水平端子部と垂直端子部とを有してL字形状をなし、該水平端子部を上記コネクタ本体に固定されて該コネクタ本体に固定してあり、該垂直端子部が、その先端が該コネクタ本体の下面より下方に位置して整列している複数の端子と、
複数の貫通孔が整列して形成してあり、各貫通孔が対応する垂直端子部に嵌合した状態で、上記コネクタ本体に上方に移動可能に取り付けられた絶縁性のブラケットとよりなり、該垂直端子部の先端を基板の孔に挿入されて実装されるライトアングル型コネクタにおいて、
上記ブラケットは、上記複数の貫通孔が整列して形成してある板状の本体部と、その長手方向の両端の側に第1の立ち上がり壁と、その長手方向の縁に沿う第2の立ち上がり壁と、を有する構成であり、
前記コネクタ本体は、該コネクタの複数の端子の並び方向の両端の夫々について、該第1の立ち上がり壁の上方への移動を案内する第1のガイド溝及び該第2の立ち上がり壁の両端部の上方への移動を案内する第2のガイド溝を有する構成であり、
該第1の立ち上がり壁と該第1のガイド溝に、上記コネクタ本体に対して、最終の取付け位置よりも下方の位置であって、上記垂直端子部の先端が上記貫通孔より若干突き出る位置に、上記最終の取付け位置に移動可能な状態で凹凸嵌合して仮固定する仮固定手段を設けた構成としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4は、本発明の第1実施例になるライトアングル型コネクタ30を示す。ライトアングル型コネクタ30は左右対称の構造であり、図示の便宜上、約半分を図示する。
【0011】
コネクタ30は、コネクタ本体31と、ブラケット32と、複数の端子33とを有し、且つ、ブラケット32をコネクタ本体31に仮固定する仮固定手段としての仮固定機構34を有する。
図2に示すように、コネクタ本体31は、絶縁性の材料製であり、平面図上コ字形を有し、本体部31aと、本体部31aの両側の腕部31bとよりなる。腕部31bの内側には、溝35、36、37が形成してある。溝35の奥部の壁のY1,Y2の両側にスリット38a.38bが形成してある。このスリット38a.38bによって、上記壁は、腕39と成っている。この腕39は、下端の内側に、爪40を有し、弾性的に撓んで、爪40がX1,X2方向に変位可能である。
【0012】
ブラケット32は、絶縁性の材料製であり、X1方向よりみてL字状をなし、板状の本体部32aと、Y2方向端側の立ち上がり壁32bと、X1、X2方向端側の立ち上がり壁32cとを有する。本体部32aには、複数の貫通孔41が、後述する垂直端子部33bの設計上の配列に対応した配置で形成してある。また、本体部32aのX1,X2方向端の下面には、位置決め手段としての位置決め用のピン部42が設けてある。図3に示すように、立ち上がり壁32cの外側の面には、上端付近に、凹部43があり、下端付近に、凹段部44がある。凹部43より上側は、傾斜面45となっており、凹段部44と凹部43との間も、傾斜面46となっている。前記の爪40と上記の凹部43とが、上記の仮固定機構34を構成する。
【0013】
端子33は、L字形状をなし、水平端子部33aと垂直端子部33bとを有する。端子33の水平端子部33aがコネクタ本体31の本体部31aを貫通して固定されている。垂直端子部13bは、下方を向いて並んでいる。垂直端子部13bの先端(下端)13cの高さH2は、コネクタ本体31の下面47の高さH1より下方である。
【0014】
上記のブラケット32は、図2の姿勢で、コネクタ本体31の下側からZ1方向にコネクタ本体31に近づけられ、図1及び図2に示すように、各貫通孔41を対応する垂直端子部33bに嵌合させ、且つ、図1に示すように、立ち上がり壁32cを溝35に嵌合させ、且つ、図2に示すように、凹部43を爪40と係合させて仮固定してある。仮固定とは、ブラケット32が、最終的に取付けられる位置より手前側の位置に、容易には外れない状態で、且つ、最終取付け位置に移動し得る状態で取付けてあるという意味である。
【0015】
仮固定ではあるけれども、立ち上がり壁32cが溝35に嵌合しているため、ブラケット32は、X1,X2方向及びY1,Y2方向については、コネクタ本体31に対して、最終取付け位置と同じ位置に位置決めしてある。また、本体部32aは、上記の高さH2に位置しており、各貫通孔41内に垂直端子部13bの先端(下端)13cが嵌合している。よって、各端子33は、垂直端子部33bを位置規制されている。
【0016】
ここで、図1及び図2に示すように、垂直端子部13bの先端(下端)13cが貫通孔41の内部に位置しており、垂直端子部13bの先端13cはブラケット32より下方に突き出してはいない。このため、コネクタ30を運搬している途中で、垂直端子部13bの先端13cが外部の物に引っ掛かることが起きず、よって、取り扱い中に垂直端子部13bが曲がってしまうことは起きない。このため、後述するように、コネクタ30をプリント板に実装するに際して、垂直端子部の曲がりを直す作業を行う必要がなく、実装作業は能率良く行われる。
【0017】
次に、上記のコネクタ30をプリント板上に実装するときの、操作及び動作について説明する。
図1に示すように、プリント板20Aには、孔21の他に、ピン部21に対応した位置決め用の孔50が設けてある。
【0018】
先ず、図5(A)に示すように、ピン部42を位置決め用孔50に嵌合させて、コネクタ30をプリント板20A上に載せる。
ピン部42を位置決め用孔50に嵌合することによって、コネクタ30はプリント板20A上の実装予定部に対して位置決めされ、ブラケット32の各貫通孔41がプリント板20Aの孔21と一致し、貫通孔41と孔21とが一直線に整列した状態となる。
【0019】
次に、コネクタ本体31をZ2方向に、図5(B)に示す最終位置まで押し下げる。
この操作により、爪40が凹部43より抜け出し、爪40が傾斜面46を滑り、腕39が外側に撓みつつ、コネクタ本体31が沈み込む。コネクタ本体31がプリント板20Aに当接する位置まで沈み込むと、腕39が弾性復元して、爪40が凹段部44と係合する。更には、ブラケット32の立ち上がり壁32cが溝35の奥部まで入り込み、立ち上がり壁32bが溝36に係合し、本体部32aのX1方向端が溝37に係合する。これにより、ブラケット32はコネクタ本体31の最終取付け位置に固定された状態となる。
【0020】
また、コネクタ本体31が沈み込むことにより、垂直端子部13bの先端13cが貫通孔41より出て、孔21内に入り込み、プリント板20Aの下面の位置にまで到る。ここで、孔21が貫通孔41と整列してあるため、垂直端子部13bの先端13cがプリント板20Aの上面にぶつかることは起きず、全部の垂直端子部13bの先端13cが孔21内に円滑に入り込み挿入される。この後、リフローによって、垂直端子部13bの先端側がプリント板20Aに半田付けされる。
【0021】
次に、本発明の第2実施例になるライトアングル型コネクタ30Aについて、図6乃至図8を参照して説明する。
ライトアングル型コネクタ30Aは、上記の第1実施例になるライトアングル型コネクタ30とは、ブラケット32Aだけが異なる。ブラケット32Aは、ピン部42を有しない。
【0022】
図6及び図7に示すように、ブラケット32Aは、本体部32aが高さH2より少し高い高さH3に位置して仮固定してある。ブラケット32Aにピン部42が無い代わりに、垂直端子部13bの先端13c寄りの部分13dがブラケット32Aの本体部32aより下方に突き出ている。垂直端子部13bの先端13c寄りの部分13dがブラケット32Aの本体部32aより下方に突き出ている理由は、突き出ている部分に上記実施例のピン部42と同じ役割を持たせるためであり、ブラケット32Aの本体部32aより下方に突き出ている部分13dの長さL2は、1mm程度であり、図10に示す従来例における対応する長さL1より格段に短い。よって、部分13dは曲がりにくく、取り扱い中に垂直端子部13bが曲がってしまうことは起きない。
【0023】
上記のコネクタ30Aは、第1実施例になるコネクタ30と同様にしてプリント板上に実装される。プリント板20には、位置決め用孔50有しない。
先ず、図8(A)に示すように、垂直端子部13bの先端部分13dを対応する孔21に嵌合させて、コネクタ30Aをプリント板20上に載せる。
【0024】
垂直端子部13bの先端部分13dを対応する孔21に嵌合することによって、コネクタ30Aはプリント板20上の実装予定部に対して位置決めされた状態となる。
次に、コネクタ本体31をZ2方向に、図8(B)に示す最終位置まで押し下げる。
【0025】
この操作により、爪40が凹部43より抜け出し、爪40が傾斜面46を滑り、腕39が外側に撓みつつ、コネクタ本体31が沈み込む。コネクタ本体31がプリント板20Aに当接する位置まで沈み込むと、腕39が弾性復元して、爪40が凹段部44と係合する。更には、ブラケット32の立ち上がり壁32cが溝35の奥部まで入り込み、立ち上がり壁32bが溝36に係合し、本体部32aのX1方向端が溝37に係合する。これにより、ブラケット32はコネクタ本体31の最終取付け位置に固定された状態となる。
【0026】
また、コネクタ本体31が沈み込むことにより、垂直端子部13bの先端部分13dが孔21内に更に入り込み、プリント板20Aの下面の位置にまで到る。この後、リフローによって、垂直端子部13bの先端側がプリント板20に半田付けされる。
【0027】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1の発明によれば、仮固定手段によって、ブラケットをその貫通孔が垂直端子部の先端と嵌合する位置に仮固定する構成であるため、取り扱い中に垂直端子部の先端が外部の物とぶつかる虞れを無くして、取り扱い中に垂直端子部が曲がる事故を完全に無くすることが出来る。よって、実装するに際して、許容限度以上に曲がった垂直端子部の曲がりを直す作業を行う必要を無くすることが出来る。しかも、ブラケットに、ライトアングル型コネクタの基板に対する実装位置を決める位置決め手段を設けた構成であるため、この位置決め手段を利用して、ライトアングル型コネクタを実装位置に位置決め出来る。また、上記の仮固定手段によって、コネクタ本体を沈み込ませることが出来る。よって、ライトアングル型コネクタの実装する作業能率が良く行うことが出来る。
【0028】
請求項2の発明によれば、仮固定手段によってブラケットが仮固定された状態では、垂直端子部の先端が貫通孔より若干突き出ただけであるため、垂直端子部の先端側は曲がりにくく、よって、実装するに際して、許容限度以上に曲がった垂直端子部の曲がりを直す作業を行う必要を無くすることが出来る。しかも、若干突き出た垂直端子部の先端を利用して、ライトアングル型コネクタを実装位置に位置決め出来る。また、上記の仮固定手段によって、コネクタ本体を沈み込ませることが出来る。よって、ライトアングル型コネクタの実装する作業能率が良く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例になるライトアングル型コネクタの斜視図である。
【図2】図1のライトアングル型コネクタの分解斜視図である。
【図3】図2中、ブラケットを右側からみた斜視図である。
【図4】図1中、IV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図1のライトアングル型コネクタのプリント板上への実装を説明する図である。
【図6】本発明の第2実施例になるライトアングル型コネクタの斜視図である。
【図7】図6中、VII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図6のライトアングル型コネクタのプリント板上への実装を説明する図である。
【図9】従来のライトアングル型コネクタの1例を示す図である。
【図10】図9中、X−X線に沿う断面図である。
【図11】図9のライトアングル型コネクタがプリント板上に実装された状態を示す図である。
【符号の説明】
20、20A プリント板
21 孔
30、30A ライトアングル型コネクタ
31 コネクタ
31a 本体部
31b 腕部
32,32A ブラケット
32a 板状の本体部
32b,32c 立ち上がり壁
33 端子
33a 水平端子部
33b 垂直端子部
33c 垂直端子部の先端(下端)
33d ブラケットより突き出ている部分
34 仮固定機構
35,36,37 溝
38a,38b スリット
39 腕
40 爪
41 貫通孔
42 位置決め用のピン部
43 凹部
44 凹段部
45、46 傾斜面
50 位置決め用孔
Claims (2)
- 絶縁性のコネクタ本体と、
水平端子部と垂直端子部とを有してL字形状をなし、該水平端子部を上記コネクタ本体に固定されて該コネクタ本体に固定してあり、該垂直端子部が、その先端が該コネクタ本体の下面より下方に位置して整列している複数の端子と、
複数の貫通孔が整列して形成してあり、各貫通孔が対応する垂直端子部に嵌合した状態で、上記コネクタ本体に上方に移動可能に取り付けられた絶縁性のブラケットとよりなり、該垂直端子部の先端を基板の孔に挿入されて実装されるライトアングル型コネクタにおいて、
上記ブラケットは、上記複数の貫通孔が整列して形成してある板状の本体部と、その長手方向の両端の側に第1の立ち上がり壁と、その長手方向の縁に沿う第2の立ち上がり壁と、を有する構成であり、
前記コネクタ本体は、該コネクタの複数の端子の並び方向の両端の夫々について、該第1の立ち上がり壁の上方への移動を案内する第1のガイド溝及び該第2の立ち上がり壁の両端部の上方への移動を案内する第2のガイド溝を有する構成であり、
該第1の立ち上がり壁と該第1のガイド溝に、上記コネクタ本体に対して、最終の取付け位置よりも下方の位置であって、上記貫通孔が上記垂直端子部の先端と嵌合する位置に、上記最終の取付け位置に移動可能な状態で凹凸嵌合して仮固定する仮固定手段を設け、
且つ、上記ブラケットは、上記本体部の下面より下方に突き出しており、ライトアングル型コネクタの上記基板に対する実装位置を決める位置決め手段を設けた構成としたことを特徴とするライトアングル型コネクタ。 - 絶縁性のコネクタ本体と、
水平端子部と垂直端子部とを有してL字形状をなし、該水平端子部を上記コネクタ本体に固定されて該コネクタ本体に固定してあり、該垂直端子部が、その先端が該コネクタ本体の下面より下方に位置して整列している複数の端子と、
複数の貫通孔が整列して形成してあり、各貫通孔が対応する垂直端子部に嵌合した状態で、上記コネクタ本体に上方に移動可能に取り付けられた絶縁性のブラケットとよりなり、該垂直端子部の先端を基板の孔に挿入されて実装されるライトアングル型コネクタにおいて、
上記ブラケットは、上記複数の貫通孔が整列して形成してある板状の本体部と、その長手方向の両端の側に第1の立ち上がり壁と、その長手方向の縁に沿う第2の立ち上がり壁と、を有する構成であり、
前記コネクタ本体は、該コネクタの複数の端子の並び方向の両端の夫々について、該第1の立ち上がり壁の上方への移動を案内する第1のガイド溝及び該第2の立ち上がり壁の両端部の上方への移動を案内する第2のガイド溝を有する構成であり、
該第1の立ち上がり壁と該第1のガイド溝に、上記コネクタ本体に対して、最終の取付け位置よりも下方の位置であって、上記垂直端子部の先端が上記貫通孔より若干突き出る位置に、上記最終の取付け位置に移動可能な状態で凹凸嵌合して仮固定する仮固定手段を設けた構成としたことを特徴とするライトアングル型コネクタ。
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