JP3748854B2 - カチオン性アゾ染料を含むケラチン繊維を染色するための染色組成物 - Google Patents

カチオン性アゾ染料を含むケラチン繊維を染色するための染色組成物 Download PDF

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Description

本発明の主題は、特定のカチオン性アゾ染料を含む、ケラチン繊維、特にヒトの毛髪の染色のための新規な染色組成物、及びそのような組成物を使用するケラチン繊維の染色方法である。本発明の別の主題は、新規なカチオン性アゾ染料である。
オルト−またはパラ−フェニレンジアミン類、オルト−またはパラ−アミノフェノール類、及び複素環化合物のような、酸化ベースとして一般的に知られている酸化染料前駆体を含む染色組成物で、ケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色することが知られている。これらの酸化ベースは、酸化物質と組み合わせて、酸化カップリング法によって着色化合物を生成する、無色または淡く着色した化合物である。
これらの酸化ベースで得られる色合いは、カップラーまたは着色調節剤と、前記酸化ベースとを組み合わせることによって変えることができることも知られていおり、前記着色調節剤は、特に芳香族メタ−ジアミン類、メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類、及び特定の複素環化合物、例えばインドール化合物から選択される。
酸化ベース及びカップラーとして使用される分子の種類により、豊富な着色のパレットを得ることが可能である。
この酸化染色工程は、ケラチン繊維に、酸化ベース、または酸化ベースとカップラーの混合物を、酸化剤、例えば水性過酸化水素溶液と共に適用する工程、放置する工程、及び次いで繊維をすすぐ工程からなる。それらから生ずる着色は永久的で強力であり、外部刺激、特に光、悪天候、洗浄、発汗、及び擦りに良く耐えることができる。一般的に塩基性pHで適用されると、それらは繊維の染色と、同時的に明色化を得ることを可能にし、それは、元の色調より明るい最終着色を得る可能性によって特に反映される。さらに、繊維を明色化することは、グレーの毛髪の場合統一的な色合いを生じるという有利な効果、及び自然に着色した毛髪の場合、色合いを浮かび上がらせる、つまり色合いをより顕在化するという有利な効果を有する。
直接的染色によるヒトのケラチン繊維の染色も知られている。直接的染色で従来使用されている方法は、ケラチン繊維に、繊維に対する親和性を有する着色化したおよび着色化する分子である直接染料を適用する工程、放置する工程、及び次いで繊維をすすぐ工程からなる。
例えば、ニトロベンゼン、アントラキノン、またはニトロピリジン直接染料、アゾ、キサンテン、アクリジン、またはアジン染料、またはトリアリールメタン染料を使用することが知られている。
ケラチン繊維に対して直接染料を結合する相互作用の性質、表面から、及び/または繊維のコアからのそれらの脱着が、それらの低い染色力と、洗浄または発汗に対するそれらの微弱な耐性に関与しているため、直接染料から生ずる着色は、特に彩色性の着色であるが、一時的または半永久的である。さらに、これらの直接染料は一般的に、光化学的攻撃に関する発色団の低い耐性のため、光に対して感受性であり、経時的に毛髪の着色の退色を引き起こす。さらに、光に対するそれらの感受性は、ケラチン繊維におけるそれらの分布、均一性または不均一性に依存する。
酸化剤と組み合わせて直接染料を使用することが知られている。しかしながら、直接染料は一般的に、水性過酸化水素溶液のような酸化剤、及び重亜硫酸ナトリウムのような還元剤の作用に対して感受性であり、そのことは一般的に、水性過酸化水素溶液に基づく、及び塩基性化剤に基づく、明色化直接染色のための組成物において、または酸化染料前駆体若しくはカップラーとの組合せの酸化染色組成物において、直接染料を使用することを困難にする。
例えば、特許出願FR−1584965(特許文献1)及びJP−062711435(特許文献2)には、直接的ニトロ染料、及び/または分散的アゾ染料、及び水性アンモニア性過酸化水素溶液に基づく染色組成物で毛髪を染色することが規定されており、そこでは毛髪に、前記染料と、使用の直前に調製された前記酸化剤との混合物を適用する。しかしながら、得られる着色は、十分に永続的ではなく、シャンプーの際に消失することが分かり、毛髪繊維の明色化が明らかになることを許容する。そのような着色は、経時的に変化して魅力的ではなくなる。
特許出願JP−5395693(特許文献3)及びJP55022638(特許文献4)には、オキサジンタイプのカチオン性直接染料、及び水性アンモニア性過酸化水素溶液に基づく組成物で毛髪を染色することが規定されており、そこでは毛髪に、第一の工程で水性アンモニア性過酸化水素溶液を適用し、次いで第二の工程で、直接的オキサジン染料に基づく組成物を適用する。二つの連続的な工程のリーブ−インタイムによって、この方法は過度に時間を必要とするという事実のため、この着色は満足には至らない。さらに、直接的オキサジン染料の使用時での、水性アンモニア性過酸化水素溶液で調製される混合物を毛髪に適用するならば、着色は生じないか、または少なくとも、視覚的に存在が明らかではない毛髪繊維の着色が得られる。
より最近、特許出願FR2741798(特許文献5)は、少なくとも一つの第四級化窒素原子を含む直接的アゾまたはアゾメチン染料を含む染色組成物を開示しており、前記組成物は、酸化組成物と塩基性pHで使用時に混合しなければならない。これらの組成物は、均一で、永続的で、明るい光彩を有する着色を得ることを可能にする。しかしながらそれらは、酸化染色組成物の有するのと同程度の能力でケラチン繊維を染色することはできない。
FR−1584965 JP−062711435 JP−5395693 JP55022638 FR2741798
かくして、酸化染料と同程度に強力にケラチン繊維を染色することが可能で、光に対してそれらと同程度に安定であり、悪天候、洗浄、及び発汗に対しても安定であり、それらを含む明色化直接組成物の使用によって、またはそれらを含む酸化染色組成物の使用によってのいずれかで、繊維の明色化を同時に得ることが可能であるような、酸化剤及び還元剤の存在下で十分に安定である彩色性直接染料を見出すための努力の真の必要性が存在する。さらに、黒色及び褐色のような「基本的」シェードを無視することなく、非常に広範囲の着色、特に高度に染色性の着色を得るために、ケラチン繊維を染色することを可能にする直接染料を見出すための努力の真の必要性が存在する。
これらの課題が本発明で解決され、本発明の主題は、以下の式(I):
Figure 0003748854
[式中、
− Wは、以下の式(II):
Figure 0003748854
の5員環カチオン性芳香族複素環を表し;
− Wは、以下の式(III)または(IV):
Figure 0003748854
の二価芳香族炭素性またはピリジン基を表し;
式中、
− Zは、酸素原子または硫黄原子またはNR基を表し;
− Zは、窒素原子またはCR基を表し;
− R及びRは、互いに独立に、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、C−C(ポリ)ヒドロキシアルコキシ基、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、カルボキシル、スルホン酸から選択される一つ以上の基によって任意に置換されたC−Cアルキル基;任意に置換されたフェニル基を表し;
− R及びRは、互いに独立に、水素原子;ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、C−C(ポリ)ヒドロキシアルコキシ、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノから選択される一つ以上の基によって任意に置換されたC−Cアルキル基;カルボキシルまたはスルホン酸;任意に置換されたフェニル基;カルボキシル基;スルホニルアミノ基を表し;
− R、R、R、RおよびWは、互いに独立に、水素原子;塩素原子;臭素原子;一つ以上の炭素性3から6員環を形成でき、飽和または不飽和であることができる、直鎖状または分枝状のC−C炭化水素鎖であって、その炭素性鎖の一つ以上の炭素原子は、酸素原子、窒素原子、または硫黄原子、またはSO基によって置換でき、かつ、その炭素原子は、互いに独立に、一つ以上のハロゲン原子によって置換できる炭化水素鎖を表し;R、R、R、RおよびWは、ペルオキシド結合、またはジアゾ若しくはニトロソ基を含まず、Wは非芳香族置換基である;
− Wは、チエニル、ピラゾリル、ピロリル、イミダゾリル、フリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニル、ピリダジニルまたはピラジニル基を表し、これらの複素芳香環のそれぞれが、一以上のヒドロキシル、C−Cアルコキシ、(ポリ)ヒドロキシアルコキシ、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、C−C(ポリ)ヒドロキシアルキルアミノ、カルボキシル、スルホニル、アルコキシカルボニル、またはC−Cチオエーテルにより任意に置換された少なくとも一つのC−Cアルキル基;C−Cアルコキシ、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、カルボキシル、スルホニル、C−Cアルキル、ハロゲンまたはC−Cチオエーテル基、塩素、フッ素または臭素原子のようなハロゲンから選択される一以上の基により任意に置換されたフェニル基;アミノ基;C−Cアルキルアミノ基、C−C(ポリ)ヒドロキシアルキルアミノ基、C−C(ジ)アルキルアミノ基;C−Cアルコキシ基;カルボキシル基;スルホニルアミノ基で置換可能であり、
− Xは有機または無機アニオンである]
の少なくとも一つのカチオン性アゾ染料を含む、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、例えば毛髪の染色のための組成物である。
本発明の文脈では、用語「アルキル」は、他に記載がなければ、1から10の炭素原子、好ましくは1から6の炭素原子を含み、直鎖状でも分枝状でも良いアルキル基を意味するように解される。用語「アルコキシ」はアルキル−O−を意味し、ここで言うところのアルキルという用語も上記の意味を有する。
本発明によれば、RからR基およびWについて規定された炭化水素鎖の一つ以上の炭素原子が、酸素原子、窒素原子、または硫黄原子、またはSO基によって置換できること、及び/またはこれらの炭化水素鎖が不飽和であることが示される場合、これは、上記限定の範囲内で、例えば以下の変換を実施することができることを意味する:
Figure 0003748854
特に、用語「分枝状炭化水素鎖」は、一つ以上の炭素性3から6員環を形成できる鎖を意味するように解される。用語「不飽和炭化水素鎖」は、一つ以上の二重結合、及び/または一つ以上の三重結合を有することができる鎖を意味するように解され、この炭化水素鎖はWを除いて芳香族基を与えることも可能である。
、R、R及びR基は好ましくは、水素原子、メチル、エチル、イソプロピル、メトキシメチル、ヒドロキシメチル、1−カルボキシメチル、1−アミノメチル、1−アミノエチル、2−カルボキシエチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、1,2−ジヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ−2−アミノエチル、2−ヒドロキシ−1−アミノエチル、メトキシ、エトキシ、3−ヒドロキシエチルオキシ、3−アミノエチルオキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、2−ヒドロキシエチルアミノ、または2-メトキシエチルアミノ基から選択される。好ましい実施態様によれば、R、R、R及びRは、水素原子、メチル、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1,2−ジヒドロキシエチル、メトキシ、2−ヒドロキシエトキシ、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、または2−ヒドロキシアミノ基から選択され、より好ましくは水素原子、メチル基、メトキシ基、及びアミノ基から選択される。
は、好ましくはメチル、エチル、2-カルボキシエチル、1-カルボキシメチル、2-ヒドロキシエチル、3-ヒドロキシプロピル、1,2-ジヒドロキシエチル、1-ヒドロキシ-2-アミノエチルおよび2-ヒドロキシ-1-アミノエチル基から選択される。好ましくは、Wは、メチル、2-カルボキシエチル、2-ヒドロキシエチルおよび1,2-ジヒドロキシエチルから選択される。
本発明によれば、R及びRは好ましくは、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、カルボキシル、スルホン酸から選択される一つ以上の基によって任意に置換されたC−Cアルキル基、より好ましくはメチル、エチル、2−ヒドロキシエチル、1−カルボキシメチル、2−カルボキシエチル、または2−スルホニルエチル基を表す。
本発明によれば、R及びRは好ましくは、水素原子、またはヒドロキシル、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、およびカルボキシルから選択される一つ以上の基によって任意に置換されたC−Cアルキル基を表す。より好ましくは、R及びRは、水素原子、メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル、カルボキシル、または1−ヒドロキシメチル基を表す。
式(II)において、Zは好ましくはNRを表し、Zは好ましくはCRである。
特定の実施態様によれば、Wは、ピラゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピリジル、ピリミジル、トリアジニル、ピリダジニルおよびピラジニル環から選択され、好ましくはWは、ピラゾリル、イミダゾリル、ピリジル、ピリミジニル、チアゾリルおよびトリアゾリル環から選択される。特に好ましい実施態様では、Wはピリミジニル環である。
特定の実施態様によれば、Wは、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、モノ-またはジアルキルアミノで任意に置換されたアルキル基;塩素またはフッ素原子;アミノ基、アルキルアミノ基、アルコキシ基により置換された環である。
は、好ましくは、1から2のアミノ、メチル、ヒドロキシル、ピリジルで任意に置換されたピラゾリル、イミダゾリル、チアゾリルおよびトリアゾリル基、および1から2のメチル、メトキシ、アミノおよび塩素基で任意に置換されたピリミジニル基から選択される。
無機または有機アニオンXは、ハライド、例えばクロリド、ブロミド、フルオリド、ヨージド;ヒドロキシド;スルファート;ハイドロゲンスルファート;(C−C)アルキルスルファート、例えばメチルスルファートまたはエチルスルファート;アセタート;タートラート;オキサラート;(C−C)アルキルスルホナート、例えばメチルスルホナート;C−Cアルキル基によって置換されたまたは置換されていないアリールスルホナート、例えば4−トルオイルスルホナートから選択されて良い。
式(I)のカチオン性アゾ染料の濃度は、染色組成物の全重量に対して約0.001から5重量%の間、好ましくは約0.05から2重量%の間で変化できる。
本発明の組成物はさらに、酸化剤を含むことができる。この酸化剤は、ケラチン繊維を漂白するために従来使用されているいずれの酸化剤でも良い。この酸化剤は好ましくは、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属ブロマート、過塩、例えばパーボラート及びパースルファートから選択される。過酸化水素の使用が特に好ましい。
本発明に係る組成物はさらに、酸化ベースを含むことができる。この酸化ベースは、酸化染色において従来使用されている酸化ベースから選択でき、例えばパラ−フェニレンジアミン類、ビスフェニルアルキレンジアミン類、パラ−アミノフェノール類、オルト−アミノフェノール類、及び複素環ベースから選択することができる。
とりわけパラ−フェニレンジアミン類の中では、例えばパラ−フェニレンジアミン、パラ−トリレンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジプロピル−パラ−フェニレンジアミン、4−アミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、4−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルアニリン、4−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アミノ−2−クロロアニリン、2−(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、2−フルオロ−パラ−フェニレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミン、N−(β−ヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−3−メチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−(エチル、β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、N−(β,γ−ジヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレンジアミン、N−(4’−アミノフェニル)−パラ−フェニレンジアミン、N−フェニル−パラ−フェニレンジアミン、2−(β−ヒドロキシエチルオキシ)−パラ−フェニレンジアミン、2−(β−アセチルアミノエチルオキシ)−パラ−フェニレンジアミン、N−(β−メトキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、4−(アミノフェニル)ピロリジン、2−チエニル−パラ−フェニレンジアミン、2−(β−ヒドロキシエチルアミノ)−5−アミノトルエン、及びそれらの酸との付加塩が挙げられる。
前述のパラ−フェニレンジアミン類の中では、パラ−フェニレンジアミン、パラ−トリレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミン、2−(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、2−(β−ヒドロキシエチルオキシ)−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミン、2−(β−アセチルアミノエチルオキシ)−パラ−フェニレンジアミン、及びそれらの酸との付加塩が特に好ましい。
ビスフェニルアルキレンジアミン類の中では、例えばN,N’−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N’−ビス(4’−アミノフェニル)−1,3−ジアミノプロパノール、N,N’−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N’−ビス(4’−アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N’−ビス(4−アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N’−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N’−ビス(4−アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N’−ビス(4−メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N’−ビス(エチル)−N,N’−ビス(4’−アミノ−3’−メチルフェニル)−エチレンジアミン、1,8−ビス(2,5−ジアミノフェノキシ)3,6−ジオキサオクタン、及びそれらの酸との付加塩が挙げられる。
パラ−アミノフェノール類の中では、例えばパラ−アミノフェノール、4−アミノ−3−メチルフェノール、4−アミノ−3−フルオロフェノール、4−アミノ−3−(ヒドロキシメチル)フェノール、4−アミノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)フェノール、4−アミノ−2−(メトキシメチル)フェノール、4−アミノ(2−アミノメチル)フェノール、4−アミノ−2−[(β−ヒドロキシエチル)アミノメチル]フェノール、4−アミノ−2−フルオロフェノール、及びそれらの酸との付加塩が挙げられる。
オルト−アミノフェノール類の中では、例えば2−アミノフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、2−アミノ−6−メチルフェノール、5−アセタミド−2−アミノフェノール、及びそれらの酸との付加塩が挙げられる。
複素環ベースの中では、例えばピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、及びピラゾール誘導体が挙げられる。
ピリジン誘導体の中では、例えば特許GB 1 026 978及びGB 1 153 196に開示された化合物、例えば2,5−ジアミノピリジン、2−(4−メトキシフェニル)アミノ−3−アミノピリジン、2,3−ジアミノ−6−メトキシピリジン、2−(β−メトキシエチル)アミノ−3−アミノ−6−メトキシピリジン、3,4−ジアミノピリジン、及びそれらの酸との付加塩が挙げられる。
ピリミジン誘導体の中では、例えば特許DE 2 359 399、JP 88−169 571、JP 05 163 124、またはEP 0 770 375、あるいは特許出願WO 96/15765に開示された化合物、例えば2,4,5,6−テトラアミノピリミジン、4−ヒドロキシ−2,5,6−トリアミノピリミジン、2−ヒドロキシ−4,5,6−トリアミノピリミジン、2,4−ジヒドロキシ−5,6−ジアミノピリミジン、または2,5,6−トリアミノピリミジン、及びピラゾロピリミジン誘導体、例えば特許出願FR−A−2 750 048に記載されたもの、特にピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン、2,5−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,5−ジアミン、2,7−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,5−ジアミン、3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−オール、3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン5−オール、2−(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イルアミノ)エタノール、2−(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミノ)エタノール、2−[(3−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール、2−[(7−アミノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール、5,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン、2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン、2,5,N7,N7−テトラメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン、3−アミノ−5−メチル−7−(イミダゾリルプロピルアミノ)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン、及びそれらの酸との付加塩、及び互変異性平衡が存在する場合はそれらの互変異性体が挙げられる。
ピラゾール誘導体の中では、特許DE 3 843 892及びDE 4 133 957、及び特許出願WO 94/08969、WO 94/08970、FR−A−2 733 749及びDE 195 43 988に開示された化合物、例えば4,5−ジアミノ−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチル)ピラゾール、3,4−ジアミノピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(4’−クロロベンジル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1,3−ジメチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル−1−フェニルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−メチル−3−フェニルピラゾール、4−アミノ−1,3−ジメチル−5−ヒドラジノピラゾール、1−ベンジル−4,5−ジアミノ−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−tert−ブチル−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−tert−ブチル−3−メチル−ピラゾール、4,5−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチル)−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−(4’−メトキシフェニル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチル−3−(ヒドロキシメチル)ピラゾール、4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシメチル−1−イソプロピルピラゾール、4,5−ジアミノ−3−メチル−1−イソプロピルピラゾール、4−アミノ−5−(2’−アミノエチル)アミノ−1,3−ジメチルピラゾール、3,4,5−トリアミノピラゾール、1−メチル−3,4,5−トリアミノピラゾール、3,5−ジアミノ−1−メチル−4−(メチルアミノ)ピラゾール、3,5−ジアミノ−4−(β−ヒドロキシエチル)アミノ−1−メチルピラゾール、及びそれらの酸との付加塩が挙げられる。
本発明に係る組成物はさらに、ケラチン繊維の従来の酸化染色のために従来使用されている一つ以上のカップラーを含むことができる。とりわけこれらのカップラーの中では、メタ−フェニレンジアミン類、メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類、ナフタレンカップラー、及び複素環カップラーが挙げられる。
例えば、2−メチル−5−アミノフェノール、5−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルフェノール、6−クロロ−2−メチル−5−アミノフェノール、3−アミノフェノール、1,3−ジヒドロキシベンゼン、1,3−ジヒドロキシ−2−メチルベンゼン、4−クロロ−1,3−ジヒドロキシベンゼン、2,4−ジアミノ−1−(β−ヒドロキシエチルオキシ)ベンゼン、2−アミノ−4−(β−ヒドロキシエチルアミノ)−1−メトキシベンゼン、1,3−ジアミノベンゼン、1,3−ビス(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン、3−ウレイドアニリン、3−ウレイド−1−ジメチルアミノベンゼン、セサモール、1−(β−ヒドロキシエチルアミノ)−3,4−メチレンジオキシベンゼン、α−ナフトール、2−メチル−1−ナフトール、6−ヒドロキシインドール、4−ヒドロキシインドール、4−ヒドロキシ−N−メチルインドール、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、3,5−ジアミノ−2,6−ジメトキシピリジン、1−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ−3,4−メチレンジオキシベンゼン、2,6−ビス(β−ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、及びそれらの酸との付加塩が挙げられる。
本発明の組成物では、カップラー(類)は一般的に、染色組成物の全重量の約0.001から10重量%の間、より好ましくは0.005から6重量%の間の量で存在する。酸化ベース(類)は、染色組成物の全重量の好ましくは約0.001から10重量%の間、より好ましくは0.005から6重量%の間の量で存在する。
一般的に、酸化ベース及びカップラーについて本発明の染色組成物の文脈で使用できる酸との付加塩は、特にヒドロクロリド、ヒドロブロミド、スルファート、シトラート、スクシナート、タートラート、ラクタート、トシラート、ベンゼンスルホナート、ホスファート、及びアセタートから選択される。
本発明に係る染色組成物はさらに、式(I)のものとは異なる直接染料を含むことができ、これらの染料は特に、ベンゼンシリーズのニトロ染料、カチオン性直接染料、直接的アゾ染料、及び直接的メチン染料から選択可能である。
染色性支持体とも称される、染色のために許容可能な媒体は一般的に、水、または水中に十分に溶解性ではない化合物を溶解するために水と少なくとも一つの有機溶媒との混合物からなる。有機溶媒としては、例えば低級C−Cアルカノール、例えばエタノール及びイソプロパノール;ポリオール及びポリオールエーテル、例えば2−ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、及びジエチレングリコールモノメチルエーテル;及び芳香族アルコール、例えばベンジルアルコールまたはフェノキシエタノール;並びにこれらの混合物が挙げられる。
前記溶媒は、染色組成物の全重量に対して好ましくは約1から40重量%の間、より好ましくは約5から30重量%の間の割合で存在できる。
本発明に係る染色組成物はまた、毛髪染色組成物で従来使用されている各種のアジュバント、例えばアニオン性、カチオン性、非イオン性、両性、または両イオン性界面活性剤、またはそれらの混合物、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性、または両イオン性ポリマー、またはそれらの混合物、無機または有機増粘剤、特にアニオン性、カチオン性、非イオン性、及び両イオン性会合ポリマー増粘剤、抗酸化剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、コンディショニング剤、例えば揮発性または非揮発性の、変性または未変性シリコーン、皮膜形成剤、セラミド、防腐剤、または不透明化剤を含むことができる。
これらの前記アジュバントは一般的に、それらの各々について、組成物の全重量に対して0.01から20重量%の間の量で存在する。
もちろん当業者は、これまたはこれらの任意のさらなる化合物を選択するのに注意を払い、本発明に係る染色組成物に固有に付随する有利な特性が、考慮される添加(類)によって負の影響を受けない、または実質的に負の影響を受けないようにするであろう。
本発明に係る染色組成物のpHは一般的に、約3から12の間、好ましくは約5から11の間にある。ケラチン繊維の染色において一般的に使用される酸性化剤または塩基性化剤によって、または別法として従来のバッファーシステムを使用して、所望される値にpHを調節できる。
酸性化剤の中では、例えば無機または有機酸、例えば塩化水素酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸、または乳酸、あるいはスルホン酸が挙げられる。
塩基性化剤の中では、例えばアンモニア、アルカリ性炭酸塩、アルカノールアミン、例えばモノ、ジ、及びトリエタノールアミン、及びそれらの誘導体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び以下の式(III)の化合物が挙げられる:
Figure 0003748854
[式中、Wは、ヒドロキシル基またはC−Cアルキル基によって任意に置換されたプロピレン基であり、R、R、R、及びRは、同一でも異なっても良く、水素原子、またはC−Cアルキル、またはC−Cヒドロキシアルキル基を表す]。
本発明に係る染色組成物は、各種の形態、例えば液体、クリーム、またはゲルの形態、あるいはケラチン繊維、特にヒトの毛髪の染色を実施するのに適したいずれかの他の形態で提供できる。
本発明の別の主題は、ケラチン繊維に対する前述の式(I)の染料を含む染色組成物の適用を含む直接的染色方法である。リーブ−インタイムの後、ケラチン繊維をすすぎ、着色された繊維を出現させる。
式(I)のカチオン性アゾ染料を含む染色組成物の繊維に対する適用は、繊維の漂白をもたらす酸化剤の存在下で実施できる。この酸化剤は、使用時でカチオン性アゾ染料を含む組成物に加えることができ、またはケラチン繊維に直接加えることもできる。特定の実施態様によれば、式(I)のカチオン性アゾ染料を含む組成物は、酸化ベースまたはカップラーを含まない。
本発明のさらに別の主題は、式(I)の染料、少なくとも一つの酸化ベース、及び任意に少なくとも一つのカップラーを含む染色組成物の、酸化剤の存在下での繊維に対する適用を含む酸化染色方法である。
酸化ベース、カップラー、及び酸化剤は、上述の通りである。
永久的酸化染色の文脈では、酸化剤として、酵素を使用することも可能であり、酵素としては、ペルオキシダーゼ、2−エレクトロンオキシドレダクターゼ、例えばウリカーゼ、及び4−エレクトロンオキシゲナーゼ、例えばラッカーゼが挙げられる。
着色は、酸性、中性、またはアルカリ性pHで発色でき、酸化剤は、使用時に本発明の組成物に加えることができ、または酸化剤を含む酸化組成物から使用して、染色組成物と同時にまたは連続的に繊維に適用できる。
永久的酸化染色または直接的染色の場合では、染色組成物は、染色に許容可能な媒体中に少なくとも一つの酸化剤を含む組成物と、好ましくは使用時に混合され、この酸化剤は、着色を発色するのに十分な量で存在する。得られた混合物は、その後にケラチン繊維に適用される。約3から50分、好ましくは約5から30分のリーブ−インタイムの後、ケラチン繊維をすすぎ、シャンプーで洗浄し、再びすすぎ、次いで乾かす。
酸化組成物はまた、毛髪染色組成物で従来使用され、前述のような各種のアジュバントを含むことができる。
酸化剤を含む酸化組成物のpHは、染色組成物との混合の後、ケラチン繊維に適用される生成した組成物のpHが、好ましくは約3から12の間、より好ましくは5から11の間に変化するように選択される。ケラチン繊維の染色で一般的に使用され、上述のような酸性化剤または塩基性化剤によって、所望の値にpHを調節できる。
ケラチン繊維に最終的に適用される組成物は、各種の形態、例えば液体、クリーム、またはゲルの形態、あるいはケラチン繊維、特にヒトの毛髪の染色を実施するのに適したいずれかの他の形態で提供できる。
本発明の別の主題は、第一の区画が本発明の染色組成物を含み、第二の区画が酸化組成物を含む、多区画デバイスまたは染色用「キット」である。このデバイスは、本出願人を出願人とする特許FR 2 586 913に開示されたデバイスのような、所望の混合物を毛髪に送達可能な手段を備えることができる。
最後に、本発明の別の主題は、前述の式(I)のカチオン性アゾ染料である。これらの化合物は、例えばEP 810824、GB 9619573、RO 106572、J. Chem. Res., Synop. (1998), (10), 648-649、DE 19721619、US 5852179、Synth. Commun 1999, 29(13), 2271-2276の文献に記載された調製方法から得ることができる。
以下の実施例は、本発明を説明するために機能するが、本発明を制限する性質を示すものではない。
合成例
以下の式の化合物の調製:
Figure 0003748854
2-[4-(2-アミノ-6-クロロピリミジン-4-イルアミノ)フェニルアゾ]-1,3-ジメチル-3H-イミダゾール-1-イウムクロリド:
0.164gの2-アミノ-4,6-ジクロロピリミジン(0.001mol)と3mlの乾燥DMF、0.251g(0.001mol)の2-(4-アミノフェニルアゾ)-1,3-ジメチル-3H-イミダゾール-1-イウムクロリドと0.138g(0.001mol)の炭酸カリウムを、完全に装備した丸底フラスコに充填した。この混合物を、攪拌しながら17時間かけて80℃とした。冷却後、4mlの水を加え、沈殿を濾過した。出発物質である2-(4-アミノフェニルアゾ)-1,3-ジメチル-3H-イミダゾール-1-イウムクロリドと期待される生成物とを含む100mgの赤い粉末が得られた。生成物を、調製用HPLCで精製したところ、以下のUV吸収特性を有していた。
UV(アセトニトリル−水50/50) λmax=456nm
εmax=16900
分析:
質量ESI+: m/z=343[M
H NMR:(400MHz−CD3OD) ppm:
4.14(s-6H-NCH);6.21(s-1H-ピリミジン);7.72(s-2H-イミダゾール);8.09(s-4H-フェニル)
かくして橙−黄色を与える染料が得られた。

Claims (21)

  1. 以下の式(I):
    Figure 0003748854
    [式中
    及びRは、互いに独立に、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、C−C(ポリ)ヒドロキシアルコキシ基、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、カルボキシル、スルホン酸から選択される一つ以上の基によって任意に置換されたC−Cアルキル基;任意に置換されたフェニル基を表し
    は、チエニル、ピラゾリル、ピロリル、イミダゾリル、フリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニル、ピリダジニルまたはピラジニル環から選択される複素芳香環を表し、これらの複素芳香環のそれぞれが、一以上のヒドロキシル、C−Cアルコキシ、(ポリ)ヒドロキシアルコキシ、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、C−C(ポリ)ヒドロキシアルキルアミノ、カルボキシル、スルホニル、アルコキシカルボニル、またはC−Cチオエーテルにより任意に置換された少なくとも一つのC−Cアルキル基;C−Cアルコキシ、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、カルボキシル、スルホニル、C−Cアルキル、ハロゲンまたはC−Cチオエーテル基、塩素、フッ素または臭素原子から選択される一以上の基により任意に置換されたフェニル基;アミノ基;C−Cアルキルアミノ基、C−C(ポリ)ヒドロキシアルキルアミノ基、C−C(ジ)アルキルアミノ基;C−Cアルコキシ基;カルボキシル基;スルホニルアミノ基で置換可能であり、
    − Xは有機または無機アニオンである]
    の少なくとも一つのカチオン性アゾ染料を含む、ケラチン繊維の染色のための組成物。
  2. 及びRが、互いに独立に、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、アミノ、C−C(ジ)アルキルアミノ、カルボキシル、またはスルホン酸から選択される一つ以上の基によって任意に置換されたC−Cアルキル基を表す、請求項1に記載の組成物。
  3. が、ピラゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピリジル、ピリミジル、トリアジニル、ピリダジニルおよびピラジニル環から選択される、請求項1または2に記載の組成物。
  4. が、ピラゾリル、イミダゾリル、ピリジル、ピリミジニル、チアゾリルおよびトリアゾリル環から選択される、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  5. が、ピリミジニル環である、請求項記載の組成物。
  6. が、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、モノ-またはジアルキルアミノで任意に置換されたアルキル基;塩素またはフッ素原子;アミノ基、アルキルアミノ基、アルコキシ基により置換された環である、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  7. さらに酸化ベースを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  8. 酸化ベースが、パラ−フェニレンジアミン類、ビスフェニルアルキレンジアミン類、パラ−アミノフェノール類、オルト−アミノフェノール類、複素環ベース、及びそれらの酸との付加塩から選択される、請求項に記載の組成物。
  9. 酸化ベース(類)が、0.001から10%の間の量で存在する、請求項またはに記載の組成物。
  10. 少なくとも一つのカップラーを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物。
  11. カップラーが、メタ−フェニレンジアミン類、メタ−アミノフェノール類、メタ−ジフェノール類、ナフタレンカップラー、複素環カップラー、及びそれらの酸との付加塩から選択される、請求項1に記載の組成物。
  12. さらに酸化剤を含む、請求項1から1のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の少なくとも一つの染色組成物を繊維に適用することを特徴とする、ケラチン繊維の酸化染色方法。
  14. 染色組成物が酸化剤を含む、請求項1に記載の方法。
  15. 酸化剤が染色組成物と使用時に混合される、請求項1に記載の方法。
  16. 酸化剤が、酸化組成物の形態で、染色組成物と同時または連続的に繊維に適用される、請求項1または1に記載の方法。
  17. さらに少なくとも一つの酸化ベース、及び任意に少なくとも一つのカップラーを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の少なくとも一つの染色組成物を、酸化剤の存在下で繊維に適用することを特徴とする、ケラチン繊維の酸化染色方法。
  18. 酸化剤が染色組成物と使用時に混合される、請求項1に記載の方法。
  19. 酸化剤が、酸化組成物の形態で、染色組成物と同時または連続的に繊維に適用される、請求項1に記載の方法。
  20. 第一の区画が請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物を含み、第二の区画が酸化組成物を含む、多区画デバイスまたは多区画染色用「キット」。
  21. 請求項1からのいずれか一項に記載の式(I)のカチオン性アゾ化合物。
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