JP3748268B1 - 流体の3次元動画像作成方法及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流動深付き氾濫数値モデル作成コード部1、ファイル展開部15、地盤・流動深変化判定部5、ファイル変換部3、データ抽出部6、時間解析部8、動画像処理部9を備えることによって、全テキストデータを一旦パソコンに取り込み、数値に変化があるものとないものを区別して、バイナリ変換を行う。そして、フラグ「1」の場合は、流動深に応じて流体部分の厚みを変化させ、フラグ「2」の場合は、地盤標高つまり、基準の地盤のZを変化させてレンダリングを行わせる。フラグ「3」の場合は、地盤のZと流体部分の厚みを変化させてレンダリングを行い、これを直接3次元空間に描画することで時間に対応させた動画像を得る。
【選択図】 図1
Description
前記第1の記憶記憶手段と、一時記憶メモリと、第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、
を有し、
前記コンピュータは、
前記第1の記憶手段に記憶された前記時間毎の前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルを読み込み、前記一時記憶メモリに展開するステップと、
前記各メッシュの第1のメッシュ番号を順次指定し、該指定毎に、この指定の第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての前記流動深付き数値情報の、前記標高値が全て同一かどうかで標高値の変化の有無を判定し、前記流動深値が全て同一かどうかで流動深値の変化の有無を判定するステップと、
該判定毎に、該判定結果が前記流動深値に前記変化が無しで、かつ前記標高値に前記変化無しと判定されたときは、前記第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての流動深付き数値情報に、第1のフラグを、前記流動深値のみに前記変化が有ると判定されたときは第2のフラグを、前記標高値のみに前記変化が有ると判定されたきは第3のフラグを、前記流動深値及び前記標高値の両方の値に前記変化が有ると判定したときは第4のフラグを、割り付けるステップと、
前記第1、第2、第3又は第4のフラグの割付が完了したとき、該割付けたフラグと共に、そのフラグが割り付けられた前記流動深付き数値情報をバイナリ変換し、このバイナリ形式の変化情報付き数値情報を、変化情報付き数値情報のファイルとして前記第2の記憶手段に前記時刻毎に記憶するステップと、
前記第2の記憶手段に、初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルの第1のファイル番号を指定して、前記第1のメッシュ番号を順次指定するステップと、
前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルを読み、前記第1のメッシュ番号が指定される毎に、この番号の前記変化情報付き数値情報に、前記第1のフラグ、第2のフラグ、第3のフラグ又は第4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判断するステップと、
前記判断毎に、この判断結果が前記第1のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の前記変化情報付き数値情報のみを地盤情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶するステップと、
前記判断結果が前記第2のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値を、又は前記第3のフラグが割り付けられていると判断した場合はその第1のメッシュ番号の標高値を、若しくは前記第4のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値及び標高値の両方の値を、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、前記初めの、第1の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に記憶するステップと、
前記地盤情報及び前記第1の流体部の情報が前記第3の記憶手段に記憶された後に、前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルより以後の時間の変化情報付き数値情報のファイルの第2のファイル番号を順次指定すると共に、前記第1の流体部の内の第2のメッシュ番号を順次指定するステップと、
前記第2のメッシュ番号の変化情報付き数値情報に、前記第2、3、4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判別するステップと、
前記判別毎に、該判別結果が前記第2のメッシュ番号の前記第変化情報付き数値情報に対して、前記第2のフラグが割り付けられていると判別した場合は流動深値を、又は第3のフラグが割り付けられていると判別した場合は標高値を、若しくは第4のフラグが割り付けられていると判別した場合は前記両方の値を抽出し、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、第2の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶するステップと、
前記第3の記憶手段から前記地盤情報、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報を読み込んで前記3次元動画像作成ソフトウエアに出力してこれらの前記3次元空間画像を前記表示部に表示させるステップとをおこなう。
前記第1の記憶記憶手段と、一時記憶メモリと、第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、
を有し、
前記コンピュータを、
前記第1の記憶手段に記憶された前記時間毎の前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルを読み込み、前記一時記憶メモリに展開する手段、
前記各メッシュの第1のメッシュ番号を順次指定し、該指定毎に、この指定の第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての前記流動深付き数値情報の、前記標高値が全て同一かどうかで標高値の変化の有無を判定し、前記流動深値が全て同一かどうかで流動深値の変化の有無を判定する手段、
該判定毎に、該判定結果が前記流動深値に前記変化が無しで、かつ前記標高値に前記変化無しと判定されたときは、前記第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての流動深付き数値情報に、第1のフラグを、前記流動深値のみに前記変化が有ると判定されたときは第2のフラグを、前記標高値のみに前記変化が有ると判定されたきは第3のフラグを、前記流動深値及び前記標高値の両方の値に前記変化が有ると判定したときは第4のフラグを、割り付ける手段、
前記第1、第2、第3又は第4のフラグの割付が完了したとき、該割付けたフラグと共に、そのフラグが割り付けられた前記流動深付き数値情報をバイナリ変換し、このバイナリ形式の変化情報付き数値情報を、変化情報付き数値情報のファイルとして前記第2の記憶手段に前記時刻毎に記憶する手段、
前記第2の記憶手段に、初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルの第1のファイル番号を指定して、前記第1のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルを読み、前記第1のメッシュ番号が指定される毎に、この番号の前記変化情報付き数値情報に、前記第1のフラグ、第2のフラグ、第3のフラグ又は第4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判断する手段、
前記判断毎に、この判断結果が前記第1のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の前記変化情報付き数値情報のみを地盤情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶する手段、
前記判断結果が前記第2のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値を、又は前記第3のフラグが割り付けられていると判断した場合はその第1のメッシュ番号の標高値を、若しくは前記第4のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値及び標高値の両方の値を、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、前記初めの、第1の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に記憶する手段、
前記地盤情報及び前記第1の流体部の情報が前記第3の記憶手段に記憶された後に、前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルより以後の時間の変化情報付き数値情報のファイルの第2のファイル番号を順次指定すると共に、前記第1の流体部の内の第2のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記第2のメッシュ番号の変化情報付き数値情報に、前記第2、3、4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判別する手段、
前記判別毎に、該判別結果が前記第2のメッシュ番号の前記第変化情報付き数値情報に対して、前記第2のフラグが割り付けられていると判別した場合は流動深値を、又は第3のフラグが割り付けられていると判別した場合は標高値を、若しくは第4のフラグが割り付けられていると判別した場合は前記両方の値を抽出し、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、第2の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶する手段、
前記第3の記憶手段から前記地盤情報、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報を読み込んで前記3次元動画像作成ソフトウエアに出力してこれらの前記3次元空間画像を前記表示部に表示させる手段、として機能させる。
また、流体の3次元動画像作成プログラムは、第1の記憶手段に、時間毎に、記憶された所定時間当たりの地域の流体災害の解析条件と該地域の地図データとを元に数値解析により求めらた、前記地図データの各メッシュの、流動深値と該メッシュのX座標値とY座標値と標高値とからなるテキスト形式に変換された流動深付き数値情報のファイルを、コンピュータが読み込んで3次元動画像作成ソフトウエアによって、前記地域の地盤に広がっていく流体の3次元空間画像を表示部に表示する流体の3次元動画像作成プログラムである。
前記コンピュータは、
前記第1の記憶手段の前記時間毎の前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルが全て展開される一時記憶メモリと、
前記一時記憶メモリの前記テキスト形式の流動深付き数値情報をバイナリ変換したバイナリ形式の変化情報付き数値情報が前記時刻毎に変化情報付き数値情報のファイルとして記憶されるバイナリファイル記憶部と、
地盤情報と、前記流体の第1の流体部の情報、該流体の第2の流体部の情報が記憶されるデータ抽出メモリと、
前記データ抽出メモリから抽出された前記地盤情報と、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報とが記憶される第3の記憶手段と、
を有し、
前記コンピュータを、
前記第1の記憶手段に記憶された前記時間毎の全ての前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルを読み込み、前記一時記憶メモリに展開する手段、
前記各メッシュの第1のメッシュ番号を順次指定し、該指定毎に、この指定の第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての前記流動深付き数値情報の、前記標高値が全て同一かどうかで標高値の変化の有無を判定し、前記流動深値が全て同一かどうかで流動深値の変化の有無を判定する手段、
該判定毎に、該判定結果が前記流動深値に前記変化が無しで、かつ前記標高値に前記変化無しと判定されたときは、前記第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての流動深付き数値情報に、第1のフラグを、前記流動深値のみに前記変化が有ると判定されたときは第2のフラグを、前記標高値のみに前記変化が有ると判定されたきは第3のフラグを、前記流動深値及び前記標高値の両方の値に前記変化が有ると判定したときは第4のフラグを、割り付ける手段、
前記第1、第2、第3又は第4のフラグの割付が完了したとき、該割付けたフラグと共に、そのフラグが割り付けられた前記流動深付き数値情報をバイナリ変換し、このバイナリ形式の変化情報付き数値情報を、変化情報付き数値情報のファイルとして前記第2の記憶手段に前記時刻毎に記憶する手段、
前記第2の記憶手段に、初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルの第1のファイル番号を指定して、前記第1のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルを読み、前記第1のメッシュ番号が指定される毎に、この番号の前記変化情報付き数値情報に、前記第1のフラグ、第2のフラグ、第3のフラグ又は第4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判断する手段、
前記判断毎に、この判断結果が前記第1のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の前記変化情報付き数値情報のみを地盤情報として、前記データ抽出メモリに順次記憶する手段、
前記判断結果が前記第2のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値を、又は前記第3のフラグが割り付けられていると判断した場合はその第1のメッシュ番号の標高値を、若しくは前記第4のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値及び標高値の両方の値を、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、前記初めの、第1の流体部の情報として、前記データ抽出メモリに記憶する手段、
前記地盤情報及び前記第1の流体部の情報が前記第3の記憶手段に記憶された後に、前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルより以後の時間の変化情報付き数値情報のファイルの第2のファイル番号を順次指定すると共に、前記第1の流体部の内の第2のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記第2のメッシュ番号の変化情報付き数値情報に、前記第2、3、4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判別する手段、
前記判別毎に、該判別結果が前記第2のメッシュ番号の前記第変化情報付き数値情報に対して、前記第2のフラグが割り付けられていると判別した場合は流動深値を、又は第3のフラグが割り付けられていると判別した場合は標高値を、若しくは第4のフラグが割り付けられていると判別した場合は前記両方の値を抽出し、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、第2の流体部の情報として、前記データ抽出メモリに順次記憶する手段、
前記データ抽出メモリから前記地盤情報、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報を読み込んで前記3次元動画像作成ソフトウエアに出力してこれらの前記3次元空間画像を前記表示部に表示させる手段、として機能させる。
まず、2次元洪水氾濫計算を行う汎用コンピュータ100と、その数値解析結果を3次元空間画像の描画を行うパーソナルコンピュータ200がある。汎用コンピュータ100とパーソナルコンピュータ200との間のデータの引き渡しは、フロッピー(登録商標)ディスク等の外部記憶媒体を介してでもよいし、通信ネットワークを介してでもよい。
まず図3を用いながら、上記のように構成される数値解析情報動画像作成システムの解析条件設定と数値解析の実施の処理を主にして、全体の流れの概要を説明する:
S1:流体災害をシミュレーションする地域の計画雨量、土砂量などの解析条件(パラメータ)を流動深付き数値モデル作成コード1に設定する。
シミュレーションでは、流れを例えば数1に示すx−y平面における2次元漸変流の運動方程式として取り扱う。
S40、S41:データ変換部200aのファイル展開部15は、テキストファイル記憶部2の全ての流動深付き数値情報ファイルtiを一時記憶メモリ14に展開する。
S61:変化情報付き数値情報ファイルh1を開く:
S62:メッシュを指定するためのカウンタaに1を代入する:
S63:S61で開いた変化情報付き数値情報ファイルh1のデータのうちで、メッシュmaに割りふられたフラグを判定する:
S64:フラグの値が(0)である場合は、メッシュmaのデータを不動地盤情報f1として保存する:
S65:フラグの値が(1)である場合は、メッシュmaのデータの座標データと共に流動深値を流体情報r1として保存する:
S66:フラグの値が(2)である場合は、メッシュmaのデータの座標データと共に地盤標高値(Z)を流体情報r1として保存する:
S67:フラグの値が(3)である場合は、メッシュmaのデータの座標データと共に地盤標高値(Z)と流動深値を流体情報r1として保存する:
S68:メッシュを指定するためのカウンタaに1を加算し、次の地点を指定する:
S69:指定した地点がオーバーしていないかを判定し、オーバーしていなければ、次の地点のデータについてS63からS68までの処理を繰り返す。もし変化情報付き数値情報ファイルh1の全メッシュデータについて終了した場合は、変化情報付き数値情報ファイルh2以降についての処理(図9)に移る。
S71:最大ファイル数をオーバーしていないかを判定し、オーバーしていない場合はS72へ、オーバーしている場合は、S80に移る:
S72:変化情報付き数値情報ファイルhiを開く:
S73:S72で開いた変化情報付き数値情報ファイルhiのデータのうちで、変化情報付き数値情報ファイルh1の処理の際にフラグが(0)でなかったメッシュmaに割りふられたフラグを判定する。
S75:フラグの値が(2)である場合は、メッシュmaのデータの座標データと共に地盤標高値(Z)を流体情報ri(r2)として保存する:
S76:フラグの値が(3)である場合は、メッシュmaのデータの座標データと共に地盤標高値(Z)と流動深値を流体情報ri(r3)として保存する:
S77:フラグが(0)でなかった次のメッシュmaを指定する。このメッシュmaは、フラグが(0)であったメッシュが保存された不動地盤情報f1のデータから容易に指定できる:
S78:指定したメッシュがオーバーしていないかを判定し、オーバーしていなければ、次のメッシュのデータについてS73からS77までの処理を繰り返す。もし変化情報付き数値解析情報ファイルhiのフラグが(0)でなかった全メッシュデータについて終了した場合は、S70に戻って処理を行う:
S80:全ての変化情報付き数値情報ファイルhiについてのデータ抽出処理が完了したら、その抽出データを抽出データ記憶部7に記憶し、処理を終了する。
2 テキストファイル記憶部
3 ファイル変換部
4 バイナリファイル記憶部
5 地盤・流動深変化判定部
6 データ抽出部
7 抽出データ記憶部
8 時間解析部
9 動画像処理部
10 タイムカウンタ
11 地図データ
12 テクスチャー記憶部
13 画像表示制御部
14 一時記憶メモリ
15 ファイル展開部
16 抽出データメモリ
17 汎用動画像ファイル記憶部
18 画面
100 汎用コンピュータ
200 パーソナルコンピュータ
200a データ変換部
200b ムービ作成部
Claims (3)
- 第1の記憶手段に、時間毎に、記憶された所定時間当たりの地域の流体災害の解析条件と該地域の地図データとを元に数値解析により求めらた、前記地図データの各メッシュの、流動深値と該メッシュのX座標値とY座標値と標高値とからなるテキスト形式に変換された流動深付き数値情報のファイルを、コンピュータが読み込んで3次元動画像作成ソフトウエアによって、前記地域の地盤に広がっていく流体の3次元空間画像を表示部に表示する流体の3次元動画像作成方法であって、
前記コンピュータは、
前記第1の記憶記憶手段と、一時記憶メモリと、第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、
を有し、
前記コンピュータは、
前記第1の記憶手段に記憶された前記時間毎の前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルを読み込み、前記一時記憶メモリに展開するステップと、
前記各メッシュの第1のメッシュ番号を順次指定し、該指定毎に、この指定の第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての前記流動深付き数値情報の、前記標高値が全て同一かどうかで標高値の変化の有無を判定し、前記流動深値が全て同一かどうかで流動深値の変化の有無を判定するステップと、
該判定毎に、該判定結果が前記流動深値に前記変化が無しで、かつ前記標高値に前記変化無しと判定されたときは、前記第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての流動深付き数値情報に、第1のフラグを、前記流動深値のみに前記変化が有ると判定されたときは第2のフラグを、前記標高値のみに前記変化が有ると判定されたきは第3のフラグを、前記流動深値及び前記標高値の両方の値に前記変化が有ると判定したときは第4のフラグを、割り付けるステップと、
前記第1、第2、第3又は第4のフラグの割付が完了したとき、該割付けたフラグと共に、そのフラグが割り付けられた前記流動深付き数値情報をバイナリ変換し、このバイナリ形式の変化情報付き数値情報を、変化情報付き数値情報のファイルとして前記第2の記憶手段に前記時刻毎に記憶するステップと、
前記第2の記憶手段に、初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルの第1のファイル番号を指定して、前記第1のメッシュ番号を順次指定するステップと、
前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルを読み、前記第1のメッシュ番号が指定される毎に、この番号の前記変化情報付き数値情報に、前記第1のフラグ、第2のフラグ、第3のフラグ又は第4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判断するステップと、
前記判断毎に、この判断結果が前記第1のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の前記変化情報付き数値情報のみを地盤情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶するステップと、
前記判断結果が前記第2のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値を、又は前記第3のフラグが割り付けられていると判断した場合はその第1のメッシュ番号の標高値を、若しくは前記第4のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値及び標高値の両方の値を、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、前記初めの、第1の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に記憶するステップと、
前記地盤情報及び前記第1の流体部の情報が前記第3の記憶手段に記憶された後に、前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルより以後の時間の変化情報付き数値情報のファイルの第2のファイル番号を順次指定すると共に、前記第1の流体部の内の第2のメッシュ番号を順次指定するステップと、
前記第2のメッシュ番号の変化情報付き数値情報に、前記第2、3、4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判別するステップと、
前記判別毎に、該判別結果が前記第2のメッシュ番号の前記第変化情報付き数値情報に対して、前記第2のフラグが割り付けられていると判別した場合は流動深値を、又は第3のフラグが割り付けられていると判別した場合は標高値を、若しくは第4のフラグが割り付けられていると判別した場合は前記両方の値を抽出し、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、第2の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶するステップと、
前記第3の記憶手段から前記地盤情報、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報を読み込んで前記3次元動画像作成ソフトウエアに出力してこれらの前記3次元空間画像を前記表示部に表示させるステップと
を行うことを特徴とする流体の3次元動画像作成方法。 - 第1の記憶手段に、時間毎に、記憶された所定時間当たりの地域の流体災害の解析条件と該地域の地図データとを元に数値解析により求めらた、前記地図データの各メッシュの、流動深値と該メッシュのX座標値とY座標値と標高値とからなるテキスト形式に変換された流動深付き数値情報のファイルを、コンピュータが読み込んで3次元動画像作成ソフトウエアによって、前記地域の地盤に広がっていく流体の3次元空間画像を表示部に表示する流体の3次元動画像作成プログラムであって、
前記コンピュータは、
前記第1の記憶記憶手段と、一時記憶メモリと、第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、
を有し、
前記コンピュータを、
前記第1の記憶手段に記憶された前記時間毎の前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルを読み込み、前記一時記憶メモリに展開する手段、
前記各メッシュの第1のメッシュ番号を順次指定し、該指定毎に、この指定の第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての前記流動深付き数値情報の、前記標高値が全て同一かどうかで標高値の変化の有無を判定し、前記流動深値が全て同一かどうかで流動深値の変化の有無を判定する手段、
該判定毎に、該判定結果が前記流動深値に前記変化が無しで、かつ前記標高値に前記変化無しと判定されたときは、前記第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての流動深付き数値情報に、第1のフラグを、前記流動深値のみに前記変化が有ると判定されたときは第2のフラグを、前記標高値のみに前記変化が有ると判定されたきは第3のフラグを、前記流動深値及び前記標高値の両方の値に前記変化が有ると判定したときは第4のフラグを、割り付ける手段、
前記第1、第2、第3又は第4のフラグの割付が完了したとき、該割付けたフラグと共に、そのフラグが割り付けられた前記流動深付き数値情報をバイナリ変換し、このバイナリ形式の変化情報付き数値情報を、変化情報付き数値情報のファイルとして前記第2の記憶手段に前記時刻毎に記憶する手段、
前記第2の記憶手段に、初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルの第1のファイル番号を指定して、前記第1のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルを読み、前記第1のメッシュ番号が指定される毎に、この番号の前記変化情報付き数値情報に、前記第1のフラグ、第2のフラグ、第3のフラグ又は第4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判断する手段、
前記判断毎に、この判断結果が前記第1のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の前記変化情報付き数値情報のみを地盤情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶する手段、
前記判断結果が前記第2のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値を、又は前記第3のフラグが割り付けられていると判断した場合はその第1のメッシュ番号の標高値を、若しくは前記第4のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値及び標高値の両方の値を、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、前記初めの、第1の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に記憶する手段、
前記地盤情報及び前記第1の流体部の情報が前記第3の記憶手段に記憶された後に、前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルより以後の時間の変化情報付き数値情報のファイルの第2のファイル番号を順次指定すると共に、前記第1の流体部の内の第2のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記第2のメッシュ番号の変化情報付き数値情報に、前記第2、3、4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判別する手段、
前記判別毎に、該判別結果が前記第2のメッシュ番号の前記第変化情報付き数値情報に対して、前記第2のフラグが割り付けられていると判別した場合は流動深値を、又は第3のフラグが割り付けられていると判別した場合は標高値を、若しくは第4のフラグが割り付けられていると判別した場合は前記両方の値を抽出し、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、第2の流体部の情報として、前記第3の記憶手段に順次記憶する手段、
前記第3の記憶手段から前記地盤情報、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報を読み込んで前記3次元動画像作成ソフトウエアに出力してこれらの前記3次元空間画像を前記表示部に表示させる手段、
として機能を実行させるための流体の3次元動画像作成プログラム。 - 第1の記憶手段に、時間毎に、記憶された所定時間当たりの地域の流体災害の解析条件と該地域の地図データとを元に数値解析により求めらた、前記地図データの各メッシュの、流動深値と該メッシュのX座標値とY座標値と標高値とからなるテキスト形式に変換された流動深付き数値情報のファイルを、コンピュータが読み込んで3次元動画像作成ソフトウエアによって、前記地域の地盤に広がっていく流体の3次元空間画像を表示部に表示する流体の3次元動画像作成プログラムであって、
前記コンピュータは、
前記第1の記憶手段の前記時間毎の前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルが全て展開される一時記憶メモリと、
前記一時記憶メモリの前記テキスト形式の流動深付き数値情報をバイナリ変換したバイナリ形式の変化情報付き数値情報が前記時刻毎に変化情報付き数値情報のファイルとして記憶されるバイナリファイル記憶部と、
地盤情報と、前記流体の第1の流体部の情報、該流体の第2の流体部の情報が記憶されるデータ抽出メモリと、
前記データ抽出メモリから抽出された前記地盤情報と、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報とが記憶される第3の記憶手段と、
を有し、
前記コンピュータを、
前記第1の記憶手段に記憶された前記時間毎の全ての前記テキスト形式の流動深付き数値情報のファイルを読み込み、前記一時記憶メモリに展開する手段、
前記各メッシュの第1のメッシュ番号を順次指定し、該指定毎に、この指定の第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての前記流動深付き数値情報の、前記標高値が全て同一かどうかで標高値の変化の有無を判定し、前記流動深値が全て同一かどうかで流動深値の変化の有無を判定する手段、
該判定毎に、該判定結果が前記流動深値に前記変化が無しで、かつ前記標高値に前記変化無しと判定されたときは、前記第1のメッシュ番号の前記時間毎の全ての流動深付き数値情報に、第1のフラグを、前記流動深値のみに前記変化が有ると判定されたときは第2のフラグを、前記標高値のみに前記変化が有ると判定されたきは第3のフラグを、前記流動深値及び前記標高値の両方の値に前記変化が有ると判定したときは第4のフラグを、割り付ける手段、
前記第1、第2、第3又は第4のフラグの割付が完了したとき、該割付けたフラグと共に、そのフラグが割り付けられた前記流動深付き数値情報をバイナリ変換し、このバイナリ形式の変化情報付き数値情報を、変化情報付き数値情報のファイルとして前記第2の記憶手段に前記時刻毎に記憶する手段、
前記第2の記憶手段に、初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルの第1のファイル番号を指定して、前記第1のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルを読み、前記第1のメッシュ番号が指定される毎に、この番号の前記変化情報付き数値情報に、前記第1のフラグ、第2のフラグ、第3のフラグ又は第4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判断する手段、
前記判断毎に、この判断結果が前記第1のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の前記変化情報付き数値情報のみを地盤情報として、前記データ抽出メモリに順次記憶する手段、
前記判断結果が前記第2のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値を、又は前記第3のフラグが割り付けられていると判断した場合はその第1のメッシュ番号の標高値を、若しくは前記第4のフラグが割り付けられていると判断した場合は、その第1のメッシュ番号の流動深値及び標高値の両方の値を、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、前記初めの、第1の流体部の情報として、前記データ抽出メモリに記憶する手段、
前記地盤情報及び前記第1の流体部の情報が前記第3の記憶手段に記憶された後に、前記初めに記憶された前記変化情報付き数値情報のファイルより以後の時間の変化情報付き数値情報のファイルの第2のファイル番号を順次指定すると共に、前記第1の流体部の内の第2のメッシュ番号を順次指定する手段、
前記第2のメッシュ番号の変化情報付き数値情報に、前記第2、3、4のフラグのいずれかが割り付けられているかどうかを判別する手段、
前記判別毎に、該判別結果が前記第2のメッシュ番号の前記第変化情報付き数値情報に対して、前記第2のフラグが割り付けられていると判別した場合は流動深値を、又は第3のフラグが割り付けられていると判別した場合は標高値を、若しくは第4のフラグが割り付けられていると判別した場合は前記両方の値を抽出し、その変化情報付き数値情報のX座標値、Y座標値と共に、第2の流体部の情報として、前記データ抽出メモリに順次記憶する手段、
前記データ抽出メモリから前記地盤情報、前記第1の流体部の情報、前記第2の流体部の情報を読み込んで前記3次元動画像作成ソフトウエアに出力してこれらの前記3次元空間画像を前記表示部に表示させる手段、
として機能させるための流体の3次元動画像作成プログラム。
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