JP3747569B2

JP3747569B2 - Static dehumidifier

Info

Publication number: JP3747569B2
Application number: JP13313697A
Authority: JP
Inventors: 光男福田; 義孝矢島
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1997-05-23
Filing date: 1997-05-23
Publication date: 2006-02-22
Anticipated expiration: 2017-05-23
Also published as: JPH10325564A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静止型の除湿器を使った静止型除湿装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
上記この種の装置としては、例えば浴室を乾燥雰囲気にして衣類等の乾燥室として利用できるようにする乾燥装置が知られており、除湿器が回転するものとしないものとに大別できる。前者は、例えば特開平８―３５６９６号公報や実開平６―１０７８２号公報及び特開平７―１８０９５６号公報に示されているように、可逆的な吸湿と放湿とが可能な除湿ロータを除湿器として使ったものである。後者は、例えば特開平５―１６４３５９号公報や、特開昭６３―２８７５３２号公報並びに特開平１―２８７５３２号公報に示されているように、可逆的な吸湿と放湿とが可能な静止型の除湿器を使ったものである。
【０００３】
除湿ロータによる乾燥装置は、連続的な除湿処理が可能なものの、回転型のため通風路の基本的な断面形状は円形になり、装置の形状に対する自由度が小さくなり勝ちである。従って、建物の室内外を仕切る壁体に開けた標準的な寸法の換気開口部を使って取付けることが困難であり、面倒な取付工事が必要である。また、回転する除湿ロータへ気流を送り込む部分の動シールが必要であるうえ、回転機構部分の構成も結構複雑になるため、高価な装置となる。一方、静止型の除湿器によるものは、除湿器が動かない構成であるため、動シールや回転機構部分が不要で簡素な構成を採ることができ製造も比較的容易である。
【０００４】
除湿器自体は、回転型も静止型もシリカゲル等の吸湿剤を付着させたコルゲート材やハニカム材を巻成形して円柱状に構成したり、積層して六面体のブロックとして構成したりしている。こうした構成の除湿器の通路に処理空気を通せば、除湿され乾燥空気が得られる。また、吸湿した除湿器の通路に加熱した空気を通せば、除湿器は放湿され、再生されて再び除湿機能を発揮する。
【０００５】
特開昭６３―２８７５３２号公報に示された静止型の除湿器による除湿技術は、除湿器に室内の空気を通した後、再び室内へ戻す除湿過程と、室内又は室外の空気を加熱した後に除湿器に通し、室外へ排気する再生過程とを交互に繰り返すようにしたものである。この技術を応用した乾燥装置は、図１１に示すように静止型の除湿器１０１が室内空気を循環させる通風路１０２中に通風可能に設けられ、通風路１０２に設けられたダンパ１０３を切換えて除湿・再生（換気）を交互に繰り返すように構成されている。除湿器１０１には除湿過程においても再生過程においても同方向の空気流が流れ込み、除湿器１０１の上流側には再生過程で空気流を加熱するヒーター１０４が設けられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の静止型の除湿器１０１を使った乾燥装置ないしは除湿装置は、除湿器１０１自体の除湿機能を十分に引き出せず、性能に不満が残るものであった。即ち、この種の除湿器１０１の吸湿能力は温度に影響され、温度が低い程吸湿能力が高い特性を有するが、除湿過程と再生過程での除湿器１０１を流れる気流の向きが同一方向であるため、再生過程から除湿過程へ移行する際には、いつも再生過程で高温になった側から気流が流れ込むことになり、除湿器１０１の特性を生かし切れない。
【０００７】
また、乾燥装置には従来の技術の項でも触れたように再生過程を行なう構成を利用して換気も行ない得るようにしたものも多いが、上記した従来の静止型の乾燥装置では、換気運転においても除湿器１０１を介して室内空気を排出することになるため、小風量の換気しかできず、大風量での換気を必要とする場合には対応することができないものである。さらに、除湿機能を発揮するには結構大きな容積の除湿器１０１が必要なため、装置も大きくなり建物の室内外を仕切る壁体に開けた標準的な寸法（１５０ｍｍ×２００ｍｍ）の換気開口部を使って取付けることができなかった。
【０００８】
本発明は上記した従来の問題点を解消するためになされたもので、その課題とするところは、静止型の除湿器を用いたコンパクトで取付性の良い静止型除湿装置を得ることであり、静止型の除湿器の除湿機能をより良く引き出すことができる静止型除湿装置を得ることであり、その装置の機能の向上を図ることである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項１の発明は、処理空気を通す直線状の多数の通路を全体に有し、可逆的な吸放湿機能を備えた静止型の除湿器を、出口端と入口端とが箱型の本体ケーシングの一側部側においてそれぞれ室内に開口する通風路の途中に介在させ、通風路の除湿器より入口端側には、通風路に入口端から除湿器の通路を経て出口端へ向う空気流を形成する送風機を組込み除湿器側への通風路を構成し、通風路の除湿器より出口端側には、通過する空気を昇温する加熱手段を組込むとともに、また、送風機からの空気流を出口端側より除湿器を通って、除湿器の入口端側から本体ケーシングの室外側へ通じる排気通路を構成し、除湿器側への通風路の除湿器と送風機との間には、除湿器側への通風路と排気通路とを切り換える切換ダンパを設け、切換ダンパは排気通路の開閉を行い、また、送風機からの空気流を出口端側より除湿器を通る排気通路に開閉ダンパを設け、開閉ダンパを開にし、切換ダンパを送風機から除湿器への通風路を閉じるとともに排気通路を室外に通じるように開とする再生用通路を設ける手段を採用する。
【００１０】
前記課題を達成するために請求項２の発明は、請求項１に係る前記手段における本体ケーシングを建物の室内外を仕切る壁体に開けた換気開口部の四角の口枠に挿通できる大きさにし、口枠に挿通されるようにする手段を採用する。
【００１１】
前記課題を達成するために請求項３の発明は、請求項１又は請求項２のいずれかに係る前記手段における除湿器を複数個に分割するとともに、それらを屏風状に配列させて通風路を横断させる手段を採用する。
【００１２】
前記課題を達成するために請求項４の発明は、請求項１又は請求項２のいずれかに係る前記手段における除湿器を二分割構成にするとともに、それらを屏風状にくの字に配列させて通風路を横断させる手段を採用する。
【００１３】
前記課題を達成するために請求項５の発明は、請求項１〜請求項４までのいずれかに係る前記手段における排気通路を開閉する切換ダンパにより、排気通路を送風機の吹出側に直接的に連絡できるようにする手段を採用する。
【００１４】
前記課題を達成するために請求項６の発明は、請求項１〜請求項５までのいずれかに係る前記手段における加熱手段及び除湿器を設けた部分の通風路を断熱構造とする手段を採用する。
【００１５】
前記課題を達成するために請求項７の発明は、請求項１〜請求項６までのいずれかに係る前記手段における再生用通路の開閉を風圧により開閉するバネ付勢式の開閉ダンパにより行なうようにする手段を採用する。
【００１６】
前記課題を達成するために請求項８の発明は、請求項１〜請求項７までのいずれかに係る前記手段における本体ケーシングの室内側には、室内の空気を循環させる循環用送風機を設ける手段を採用する。
【００１７】
前記課題を達成するために請求項９の発明は、請求項１〜請求項７までのいずれかに係る前記手段における本体ケーシングの室内側には、室内の空気を循環させる循環用送風機を着脱可能に設ける手段を採用する。
【００１８】
前記課題を達成するために請求項１０の発明は、請求項１〜請求項８までのいずれかに係る前記手段における除湿器を、除湿運転においては運転開始時には必ず再生用通路の開放による再生から始まるようにする手段を採用する。
【００１９】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態１．
図１〜図５によって示すこの実施の形態の静止型除湿装置は、可逆的な吸放湿機能をもった図１に示すような構造の静止型の除湿器１を利用し、図２に示すようにして室内の除湿を行なうものである。この静止型除湿装置に適用される除湿器１は、図１に示すようにセラミックス等の無機質繊維にシリカゲル等の吸湿剤を重合反応を利用して、結合させたコルゲート構造材やハニカム構造材を積層して、処理空気を通す直線状の多数の通路２が全体にわたって分布する直方体状に構成したものである。各通路２は平行状でそれらの開口端は全て除湿器１の対向する二面に開口している。
【００２０】
上記した構成の除湿器１は、箱型の本体ケーシング３内に構成された通風路４内に組込まれている。本体ケーシング３は、図４に示すように建物の室内外を仕切る壁体５に開けた標準的な寸法（１５０ｍｍ×２００ｍｍ）の換気開口部６の口枠に室内側から挿通させうる大きさに構成されている。通風路４は、本体ケーシング３内を上下に仕切る仕切板７により上下二層状に形成され、その入口端８は本体ケーシング３の室内側となる一側部側の上部において室内に開口し、フィルター９を通じて上層の通風路４に連絡している。上層の通風路４は本体ケーシング３の室外側となる他側部側に組込まれた送風機１０の吸込口１１に連絡し、送風機１０の吹出口１２を経て下層の通風路４に連絡している。通風路４の出口端１３は、下層の通風路４に臨み、本体ケーシング３の室内側となる一側部側の側面において室内に開口する。
【００２１】
下層の通風路４の送風機１０側は仕切板１４により送風機室１５と区切られ、その内面には断熱材１６が内張りされている。下層の通風路４の送風機１０の吹出口１２に連絡する部分に、除湿器１がその通路２に送風機１０による気流が通過できるように横断状に組込まれている。なお、除湿器１と通風路４の壁面との間は気密が保持されている。除湿器１と出口端１３との間の通風路４には当該部を通過する気流を加熱する加熱手段としてのヒーター１７が組込まれている。さらにヒーター１７と出口端１３との間の通風路４には多数の小孔が開けられた気流を均一化するための均一板１８が介在されている。下層の通風路４の脇にはその送風機１０の吹出口１２の臨む部分から均一板１８と出口端１３の間を連絡する再生用通路１９が形成されている。この再生用通路１９の送風機１０の吹出口１２が臨む入口部には、図５に示すように通常はコイルバネ２０の付勢により閉じていて、コイルバネ２０の付勢に勝る風圧が作用すると開放するバネ付勢式の開閉ダンパ２１が装着されている。
【００２２】
通風路４の除湿器１と送風機１０の吹出口１２との間には、切換ダンパ２２により開閉でき、本体ケーシング３の送風機室１５から室外側の側部において室外へ連絡する排気通路２３が形成されている。この切換ダンパ２２は除湿器１側への通風路４を閉止し、排気通路２３を開放する図２におけるＡ位置と、除湿器１側への通風路４を開放し、排気通路２３を閉止する図２におけるＢ位置と、除湿器１側への通風路４を開放し、排気通路２３も開放する図２におけるＣ位置とに切換えることができる。
【００２３】
この静止型除湿装置は、図４に示すように例えば浴室２４等の室内外を仕切る壁体５に開けた標準的な寸法の換気開口部６の口枠に室内側から挿通させ、通常の換気扇と同様の仕方で容易に取付けることができる。浴室２４側には通風路４の入口端８と出口端１３が、室外側には送風機室１５がそれぞれ臨むことになり、浴室２４側への運転騒音は少なく、また、室内外の突出部分の嵩も小さく建物の外観性を損なうことも少ない。そして、切換ダンパ２２を切換え除湿過程と再生過程とを交互に繰り返えさせることにより除湿機能を果たさせることができる。除湿過程は、切換ダンパ２２をＢ位置にして浴室２４内の空気を送風機１０により吸込み、上層の通風路４から下層の通風路４を経て除湿器１に通過させて除湿して浴室２４内へ戻す過程である。再生過程は、切換ダンパ２２をＡ位置にして送風機１０により吸込んだ室内の空気を再生用通路１９を経てヒーター１７で１４０℃程度に加熱した後、除湿器１に反対側から通過させて室外へ排出する過程である。ヒーター１７部分の通風路４は断熱構造となっているので周囲への放熱は少なく加熱効率は良い。
【００２４】
除湿過程と再生過程とを交互に繰り返えさせる除湿運転においては運転開始時には必ず再生用通路１９の開放による除湿器１の再生から始まるように制御される。こうすることにより停止状態で吸湿し、除湿能力の低下している除湿器１の状態から除湿運転をスタートすることがなく、除湿機能が安定することになる。また、停止状態で吸湿とともに臭気物質も吸着している除湿器１の臭気を再生過程による排気により予め室外へ放出させることもでき、使用感も向上する。
【００２５】
この実施の形態の静止型除湿装置の特徴の一つは、除湿過程と再生過程での除湿器１への室内の空気の通過方向を反対にしたことである。この種の除湿器１の吸湿能力は温度に影響され、温度が低い程吸湿能力が高い特性を有するが、除湿過程と再生過程での除湿器１を流れる気流の向きが同一方向であると、再生過程から除湿過程へ移行する際には、いつも再生過程で高温になった側から除湿過程での空気流が流れ込むことになり、除湿器の上記した特性を生かし切れない。これに対して、除湿過程と再生過程での除湿器１への室内の空気の通過方向を反対向き、即ち対向流的にすると、再生過程を経た除湿器１の除湿過程での流入側の温度の高温化を防止することができ、除湿器１の除湿性能を引き出すことができ、エネルギー効率を上げることができる。
【００２６】
除湿過程の時間は再生過程の時間より若干短く設定され、気流の方向の反転は、切換ダンパ２２の切換えによる風路の切換えにより行なわれる。切換ダンパ２２をＡ位置に切換えると、送風機１０による風圧が再生用通路１９を閉止していた開閉ダンパ２１のコイルバネ２０の付勢力に勝ることになり、開閉ダンパ２１が開放され再生用通路１９が開放される。再生用通路１９から通風路４に流入した浴室２４内の空気の一部は通風路４の出口端１３から浴室２４内に吹出され、他の一部は均一板１８を通過してヒーター１７で加熱された後、除湿器１を通過して排気通路２３を経て室外へ排気される。再生用通路１９を経た一部の浴室２４の空気は、上述のように出口端１３から浴室２４内へ戻り、多くはないが浴室２４内に循環流を形成する。従って、再生過程でも浴室２４内の乾燥が或程度はなされることになる。
【００２７】
浴室２４内に衣類等の被乾燥物２５を吊してこれらを乾燥させる場合、より乾燥の度合いの高い乾燥雰囲気にする方が乾燥時間は短くなる。しかし、被乾燥物２５から奪い取った水分を被乾燥物２５から速やかに引き離して排除することも乾燥時間の短縮に繋がる重要な要素でもある。この静止型除湿装置では再生過程でも上述のように一部の空気が循環し、また、排気により剥ぎ取った水分の屋外への排出が行なわれるので、被乾燥物２５からの水分の引き離しが速やかに行なわれ、乾燥時間が短縮する。
【００２８】
この実施の形態の静止型除湿装置によれば、除湿器１の機能性を高めうるばかりでなく、下層の通風路４が断熱構造になっているので再生過程で使うヒーター１７を使い、暖房を行なうこともできる。即ち、除湿過程と同じ方向の気流を通風路４に形成し、ヒーター１７を動作させれば暖気の室内への吹出しによる暖房が実現する。この時、再生過程で使うヒーター１７は除湿器１の下流側に位置することになるので、加熱した気流が除湿器１を通過しないので、除湿器１に熱を奪われることもなく、その寿命を短くしたりすることもないうえ、前述したような理由により除湿過程へ円滑に移行することができる。
【００２９】
また、上述のように再生過程では、室内の空気を排気するので室内の換気も実施されるが、除湿器１を通過させるため小風量の換気しか期待できず、大風量での換気が必要な場合には対応できない。この静止型除湿装置では、切換ダンパ２２をＣ位置に切換え、送風機１０の吹出口１２を排気通路２３に臨ませることにより、送風機１０から吹出される室内の空気を除湿器１を殆ど経ないで排気通路２３から室外へ排気することができる。即ち、必要により大風量の換気も簡単に行なうことができる。
【００３０】
実施の形態２．
図６，７，８はこの実施の形態の静止型除湿装置を示したものである。この静止型除湿装置は実施の形態１で示した静止型除湿装置のコンパクト化を除湿器１の構成により推進したものであり、除湿器１に係る構成以外は実施の形態１のものと同じである。従って、実施の形態１のものと同じ部分については、実施の形態１のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
【００３１】
実施の形態１の図１に示したような通路２に直交する横方向寸法が、通路２に平行な縦方向寸法より長い六面体の除湿器１は、その縦、横、高さの寸法に応じた組込み部分の寸法が必要である。この実施の形態の除湿器１は、図１の除湿器１を縦方向又は高さ方向で二分割に構成し、それらを屏風状に送風機１０側に開脚するようなくの字に配列させて通風路４を横断させたものである。この構成を採用することにより通風路４の長さは若干長めになるが幅方向又は高さ方向の寸法は小さくできる。除湿器１の吸湿・放湿機能も縦方向で二分割に構成した場合には、通路２の通風路４に臨む面積が増すため向上するうえ、通路２の長さも短くなるため圧力損失も小さくなる。このように除湿器１を分割構成にする仕方は、図８に示すように除湿器１を複数個に分割し、それらを屏風状に配列させて通風路４を横断させるようにしても有効である。これ以外の機能及び利点は実施の形態１のものと同じである。
【００３２】
実施の形態３．
図９，１０はこの実施の形態の静止型除湿装置を示したものである。この静止型除湿装置は、実施の形態１，２で示した静止型除湿装置の衣類等の被乾燥物２５に対する乾燥機能の向上を図ったものであり、基本的な構成は実施の形態１，２のものと同じである。従って、実施の形態１，２のものと同じ部分については、実施の形態１，２のものと同じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
【００３３】
図９に示す静止型除湿装置は、本体ケーシング３の室内側に、室内の空気を吸込み室内へ吹出す循環用送風機２６を設けたものである。循環用送風機２６の運転により例えば浴室２４に循環流が形成され、衣類等に当る風速を速くすることができるので乾燥速度を速くすることができる。従って、急いで乾燥させたい場合に有効であり、ヒーター１７の稼動時間も短くできるので省エネ効果もあがる。換気開口部６は小さく、送風機１０の風量を多くすることは、送風機１０の能力から限界があるが、除湿器１の除湿能力は風量に対する依存度が少なく、除湿器１の前面風速（１ｍ／ｓ）位の所に最適風速があるので、除湿器１を通る風量を少なくしても良く、その代わりに衣類等からの水分の蒸発を循環用送風機２６の風量により促進することができる。循環用送風機２６については、図１０に示すようにブラケット２７とネジ等により着脱可能に装着し、長めのリード線２８を具備させておくことにより、浴室２４等の内壁面の任意の場所に循環用送風機２６を配置することができ、衣類等にむらなく風を当てるようにすることにより乾燥効果をあげることができる。
【００３４】
【発明の効果】
以上説明したとおり請求項１の発明によれば、動シールや回転機構部の不要な静止型の除湿器を用いたコンパクトで取付性の良い静止型除湿装置が得られ、除湿器の除湿機能をより良く引き出すことができる。
【００３５】
請求項２の発明によれば、請求項１に係る前記効果とともに、その取付性が一層向上する。
【００３６】
請求項３の発明によれば、請求項１又は請求項２のいずれかに係る前記効果とともに除湿器に関する圧力損失を軽減できる。
【００３７】
請求項４の発明によれば、請求項１又は請求項２のいずれかに係る前記効果とともに除湿器に関する圧力損失を軽減でき、小型化を推進できる。
【００３８】
請求項５の発明によれば、請求項１〜請求項４までのいずれかに係る前記効果とともに大風量での換気が可能になる。
【００３９】
請求項６の発明によれば、請求項１〜請求項５までのいずれかに係る前記効果とともに放熱ロスを少なくでき、加熱手段による暖房も実施できる。
【００４０】
請求項７の発明によれば、請求項１〜請求項６までのいずれかに係る前記効果とともに再生用通路の開閉が簡素な構成で実現できる。
【００４１】
請求項８の発明によれば、請求項１〜請求項７までのいずれかに係る前記効果とともに乾燥時間が短縮し、乾燥機能が向上する。
【００４２】
請求項９の発明によれば、請求項１〜請求項７までのいずれかに係る前記効果とともに乾燥時間が短縮し、乾燥機能がより向上する。
【００４３】
請求項１０の発明によれば、請求項１〜請求項８までのいずれかに係る前記効果とともに、除湿機能を安定化でき、使用感も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態１の静止型除湿装置に使用する静止型の除湿器を示す斜視図である。
【図２】実施の形態１の静止型除湿装置の横断面構成図である。
【図３】実施の形態１の静止型除湿装置の縦断面構成図である。
【図４】実施の形態１の静止型除湿装置を設置状態で示す説明図である。
【図５】実施の形態１の静止型除湿装置の開閉ダンパの構成を示す拡大断面図である。
【図６】実施の形態２の静止型除湿装置の横断面構成図である。
【図７】実施の形態２の静止型除湿装置の縦断面構成図である。
【図８】実施の形態２の静止型除湿装置の除湿器の他の構成を示す説明図である。
【図９】実施の形態３の静止型除湿装置の縦断面構成図である。
【図１０】実施の形態３の静止型除湿装置を設置状態で示す説明図である。
【図１１】従来の乾燥装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
１除湿器、２通路、３本体ケーシング、４通風路、６換気開口部、８入口端、１０送風機、１３出口端、１６断熱材、１７ヒーター、１９再生用通路、２０コイルバネ、２１開閉ダンパ、２２切換ダンパ、２３排気通路、２６循環用送風機。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a static dehumidifier using a static dehumidifier.
[0002]
[Prior art]
As this type of device, for example, a drying device that makes a bathroom a dry atmosphere and can be used as a drying room for clothes or the like is known, and can be roughly classified into a device that does not rotate a dehumidifier. The former dehumidifies a dehumidifying rotor capable of reversible moisture absorption and dehumidification as disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-35696, Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-10782, and Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-180956. It was used as a vessel. The latter is a stationary type capable of reversibly absorbing and releasing moisture as disclosed in, for example, JP-A-5-164359, JP-A-63-287532, and JP-A-1-287532. Using a dehumidifier.
[0003]
Although the dehumidification rotor can be continuously dehumidified, the drying device is a rotary type, so that the basic cross-sectional shape of the air passage is circular, and the degree of freedom with respect to the shape of the device tends to be small. Therefore, it is difficult to install using a ventilation opening of a standard size opened in the wall body that partitions the interior and exterior of the building, and troublesome installation work is required. In addition, a dynamic seal is required at the portion where the airflow is sent to the rotating dehumidifying rotor, and the configuration of the rotating mechanism portion is considerably complicated, resulting in an expensive device. On the other hand, the stationary type dehumidifier has a configuration in which the dehumidifier does not move. Therefore, a moving seal and a rotating mechanism are not required, and a simple configuration can be adopted, and manufacturing is relatively easy.
[0004]
The dehumidifier itself is either a rotary type or a static type, and is formed into a cylindrical shape by winding a corrugated material or a honeycomb material to which a hygroscopic agent such as silica gel is adhered, or it is configured as a hexahedral block by stacking. . If the processing air is passed through the passage of the dehumidifier having such a configuration, the air is dehumidified to obtain dry air. Moreover, if the heated air is passed through the passage of the dehumidifier that has absorbed moisture, the dehumidifier is dehumidified and regenerated to exhibit the dehumidifying function again.
[0005]
The dehumidification technique using a stationary type dehumidifier disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 63-287532 includes a dehumidification process in which room air is passed through the dehumidifier and then returned to the room, and after the indoor or outdoor air is heated. The regeneration process of passing through the dehumidifier and exhausting the air outside is repeated alternately. In a drying apparatus to which this technology is applied, as shown in FIG. 11, a stationary dehumidifier 101 is provided in a ventilation path 102 through which indoor air is circulated, and a damper 103 provided in the ventilation path 102 is switched. It is configured to repeat dehumidification / regeneration (ventilation) alternately. An air flow in the same direction flows into the dehumidifier 101 during the dehumidification process and the regeneration process, and a heater 104 is provided on the upstream side of the dehumidifier 101 to heat the air flow during the regeneration process.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional drying apparatus or dehumidifying apparatus using the static dehumidifier 101 cannot fully extract the dehumidifying function of the dehumidifier 101 itself, and remains unsatisfactory in performance. That is, the moisture absorption capacity of this type of dehumidifier 101 is affected by temperature, and the lower the temperature, the higher the moisture absorption capacity. However, the direction of the airflow flowing through the dehumidifier 101 in the dehumidification process and the regeneration process is the same direction. For this reason, when shifting from the regeneration process to the dehumidification process, the airflow always flows from the side that has become hot during the regeneration process, and the characteristics of the dehumidifier 101 cannot be fully utilized.
[0007]
In addition, as described in the section of the prior art, many drying apparatuses can be ventilated by using a configuration that performs a regeneration process. However, in the conventional stationary drying apparatus described above, ventilation operation is performed. Since the room air is exhausted through the dehumidifier 101, only a small air volume can be ventilated, and this is not possible when ventilation with a large air volume is required. Furthermore, since the dehumidifier 101 having a fairly large volume is necessary to exert the dehumidifying function, the apparatus becomes large and a ventilation opening having a standard size (150 mm × 200 mm) opened in a wall body that partitions the inside and outside of the building is provided. Could not be installed using.
[0008]
The present invention was made in order to solve the above-described conventional problems, and the problem is to obtain a compact static dehumidifier using a static dehumidifier and having good mounting properties. It is to obtain a static dehumidifying device that can better draw out the dehumidifying function of a static dehumidifier, and to improve the function of the device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention of claim 1 is characterized in that a stationary type dehumidifier having a plurality of linear passages through which processing air passes and having a reversible moisture absorption / release function is provided as an outlet end. inlet end and is interposed in the middle of the air passage which opens into the room, respectively in one side portion of the box-shaped main body casing, the inlet end side of the dehumidifier through the air passage, ventilation passages to the inlet end dehumidifier from constitute the ventilation path of the blower to an air flow toward the outlet end to the incorporation dehumidifier side through the through passage, the outlet end side of the dehumidifier air passage, a heating means for raising the temperature of the air going out through embedded Mutotomoni also, the air flow from the blower through the dehumidifier from the outlet end, and an exhaust passage leading from the inlet end side of the dehumidifier to the outdoor side of the main body casing, the air passage into the dehumidifier side between the dehumidifier and the air blower, switching to switch between the air passage and the exhaust passage to the dehumidifier side The switching damper opens and closes the exhaust passage, and the air flow from the blower is provided in the exhaust passage through the dehumidifier from the outlet end side, the opening and closing damper is opened, and the switching damper is dehumidified from the blower. A means for providing a regeneration passage that closes the air passage to the vessel and opens the exhaust passage to the outside is adopted.
[0010]
In order to achieve the above object, the invention of claim 2 is sized so that the main body casing in the means according to claim 1 can be inserted into a square mouth frame of a ventilation opening opened in a wall body that partitions the interior and exterior of a building. In this case, a means that allows the mouth frame to be inserted is employed.
[0011]
In order to achieve the above object, the invention of claim 3 divides the dehumidifier in the means according to either claim 1 or claim 2 into a plurality and arranges them in a folding screen so as to provide a ventilation path. Use crossing means.
[0012]
In order to achieve the above object, the invention of claim 4 provides a dehumidifier in the means according to claim 1 or claim 2 in a two-part configuration, and arranges them in a folding screen-like shape. Adopting means to cross the ventilation path.
[0013]
In order to achieve the above object, a fifth aspect of the present invention provides a switching damper that opens and closes the exhaust passage in the means according to any one of the first to fourth aspects, and directly connects the exhaust passage to the blow-out side of the blower. Adopt means to enable contact.
[0014]
In order to achieve the above object, the invention of claim 6 employs a means for providing a heat insulation structure in the portion of the means according to any one of claims 1 to 5 provided with a heating means and a dehumidifier. To do.
[0015]
In order to achieve the above object, a seventh aspect of the invention is such that the regeneration passage in the means according to any one of the first to sixth aspects is opened and closed by a spring biased opening and closing damper that opens and closes by wind pressure. Adopt a means to
[0016]
The object of the invention of claim 8 in order to achieve, on the interior side of the main body casing in said means according to any one of up to claims 1 to 7, means for providing a circulating blower for circulating the indoor air Is adopted.
[0017]
The invention of claim 9 in order to achieve the above object, the indoor side of the main casing in said means according to any one of up to claims 1 to 7, detachable circulating blower for circulating the indoor air The means provided in is adopted.
[0018]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention of claim 10 is characterized in that the dehumidifier in the means according to any one of claims 1 to 8 is always regenerated by opening the regeneration passage at the start of operation in the dehumidifying operation. Adopt a means to get started.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
Embodiment 1 FIG.
The static dehumidifier of this embodiment shown in FIGS. 1 to 5 uses a static dehumidifier 1 having a structure as shown in FIG. 1 having a reversible moisture absorption / release function, and is shown in FIG. In this way, the room is dehumidified. As shown in FIG. 1, a dehumidifier 1 applied to the static dehumidifier includes a corrugated structure material or a honeycomb structure material in which a hygroscopic agent such as silica gel is bonded to inorganic fibers such as ceramics using a polymerization reaction. A plurality of linear passages 2 through which processing air passes are stacked and configured in a rectangular parallelepiped shape distributed throughout. Each passage 2 is parallel, and the opening ends thereof are all open on two opposing surfaces of the dehumidifier 1.
[0020]
The dehumidifier 1 having the above-described configuration is incorporated in a ventilation path 4 configured in a box-shaped main body casing 3. As shown in FIG. 4, the main body casing 3 has a size that can be inserted from the indoor side into the mouth frame of the ventilation opening 6 having a standard size (150 mm × 200 mm) opened in the wall body 5 that partitions the inside and outside of the building. It is configured. The ventilation path 4 is formed in two upper and lower layers by a partition plate 7 that divides the inside of the main body casing 3 up and down, and its inlet end 8 opens into the room at the upper part of one side that is the room side of the main body casing 3. 9 is connected to the upper ventilation path 4. The upper-layer ventilation path 4 communicates with the suction port 11 of the blower 10 incorporated on the other side of the main body casing 3, and communicates with the lower-layer ventilation path 4 via the blower outlet 12 of the blower 10. . The outlet end 13 of the ventilation path 4 faces the lower ventilation path 4 and opens into the room on the side surface of the one side part which is the room side of the main casing 3.
[0021]
The blower 10 side of the lower ventilation path 4 is separated from the blower chamber 15 by a partition plate 14, and a heat insulating material 16 is lined on the inner surface thereof. The dehumidifier 1 is incorporated in a transverse manner so that the airflow from the blower 10 can pass through the passage 2 in the portion of the lower ventilation path 4 that communicates with the blower outlet 12 of the blower 10. In addition, airtightness is maintained between the dehumidifier 1 and the wall surface of the ventilation path 4. In the ventilation path 4 between the dehumidifier 1 and the outlet end 13, a heater 17 is incorporated as a heating means for heating the airflow passing through the portion. Further, a uniform plate 18 for interposing an air flow having a large number of small holes is interposed in the ventilation path 4 between the heater 17 and the outlet end 13. A regeneration passage 19 that communicates between the uniform plate 18 and the outlet end 13 from a portion facing the blower outlet 12 of the blower 10 is formed beside the lower ventilation path 4. As shown in FIG. 5, the inlet portion of the regeneration passage 19 facing the blower outlet 12 of the blower 10 is normally closed by the bias of the coil spring 20, and is opened when a wind pressure exceeding the bias of the coil spring 20 acts. A spring-biased opening / closing damper 21 is mounted.
[0022]
Between the dehumidifier 1 of the ventilation path 4 and the blower outlet 12 of the air blower 10, it can open and close by the switching damper 22, and the exhaust passage 23 connected outside from the air blower chamber 15 of the main body casing 3 to the outdoor side is formed. Has been. The switching damper 22 closes the ventilation path 4 to the dehumidifier 1 side, opens the exhaust passage 23, the position A in FIG. 2, opens the ventilation path 4 to the dehumidifier 1 side, and closes the exhaust passage 23. The position B in FIG. 2 can be switched to the position C in FIG. 2 where the ventilation path 4 to the dehumidifier 1 side is opened and the exhaust passage 23 is also opened.
[0023]
As shown in FIG. 4, this static dehumidifier is inserted from the indoor side into a mouth frame of a ventilation opening 6 having a standard size opened in a wall body 5 that partitions the outside of the room, such as a bathroom 24, for example. It can be easily installed in the same way. The entrance end 8 and the exit end 13 of the ventilation path 4 face the bathroom 24 side, and the blower room 15 faces the outdoor side, so that there is little operation noise to the bathroom 24 side, The bulk is small and the appearance of the building is not impaired. And the dehumidifying function can be fulfilled by making the switching damper 22 repeat the switching dehumidification process and the regeneration process alternately. In the dehumidification process, the air in the bathroom 24 is sucked by the blower 10 with the switching damper 22 set to the B position, and dehumidified by passing from the upper air passage 4 to the dehumidifier 1 through the lower air passage 4. It is the process of returning. In the regeneration process, the indoor air sucked by the blower 10 with the switching damper 22 set to the A position is heated to about 140 ° C. by the heater 17 through the regeneration passage 19 and then passed through the dehumidifier 1 from the opposite side to the outside. It is a process of discharging. Since the ventilation path 4 of the heater 17 part has a heat insulating structure, heat radiation to the surroundings is small and heating efficiency is good.
[0024]
In the dehumidifying operation in which the dehumidifying process and the regeneration process are alternately repeated, at the start of the operation, the dehumidifier 1 is always controlled to be regenerated by opening the regeneration passage 19. By doing so, the dehumidifying function is stabilized without starting the dehumidifying operation from the state of the dehumidifier 1 that absorbs moisture in the stopped state and the dehumidifying ability is lowered. Moreover, the odor of the dehumidifier 1 that has adsorbed the odor substance together with moisture absorption in the stopped state can be released to the outside in advance by exhausting the regeneration process, and the usability is improved.
[0025]
One of the features of the static dehumidifier of this embodiment is that the direction of passage of indoor air to the dehumidifier 1 in the dehumidifying process and the regeneration process is reversed. The moisture absorption capacity of this type of dehumidifier 1 is affected by the temperature, and the lower the temperature, the higher the moisture absorption capacity. However, when the direction of the airflow flowing through the dehumidifier 1 in the dehumidification process and the regeneration process is the same direction, When shifting from the regeneration process to the dehumidification process, the air flow in the dehumidification process always flows from the side that has become hot during the regeneration process, and the above-described characteristics of the dehumidifier cannot be fully utilized. On the other hand, when the passage direction of the room air to the dehumidifier 1 in the dehumidifying process and the regeneration process is opposite, that is, counterflow, the temperature on the inflow side in the dehumidifying process of the dehumidifier 1 that has undergone the regeneration process. Can be prevented, the dehumidifying performance of the dehumidifier 1 can be brought out, and the energy efficiency can be increased.
[0026]
The time of the dehumidification process is set slightly shorter than the time of the regeneration process, and the direction of the airflow is reversed by switching the air path by switching the switching damper 22. When the switching damper 22 is switched to the A position, the wind pressure from the blower 10 exceeds the urging force of the coil spring 20 of the opening / closing damper 21 that has closed the regeneration passage 19, the opening / closing damper 21 is opened, and the regeneration passage 19 is opened. Opened. Part of the air in the bathroom 24 that flows into the ventilation path 4 from the regeneration passage 19 is blown into the bathroom 24 from the outlet end 13 of the ventilation path 4, and the other part passes through the uniform plate 18 and is heated by the heater 17. After being heated, it passes through the dehumidifier 1 and is exhausted outside through the exhaust passage 23. The air in a part of the bathroom 24 that has passed through the regeneration passage 19 returns to the bathroom 24 from the outlet end 13 as described above, and forms a circulating flow in the bathroom 24, although not much. Therefore, the drying in the bathroom 24 is somewhat performed even during the regeneration process.
[0027]
When the objects to be dried 25 such as clothes are hung in the bathroom 24 and dried, the drying time becomes shorter in a dry atmosphere having a higher degree of drying. However, it is also an important factor that shortens the drying time to quickly remove the moisture taken away from the material to be dried 25 and remove it. In this static dehumidifier, part of the air circulates in the regeneration process as described above, and the moisture peeled off by the exhaust is discharged to the outside, so that the moisture is quickly separated from the material 25 to be dried. The drying time is shortened.
[0028]
According to the static dehumidifier of this embodiment, not only can the functionality of the dehumidifier 1 be improved, but the lower ventilation path 4 has a heat insulating structure, so the heater 17 used in the regeneration process is used to heat the dehumidifier. It can also be done. That is, if airflow in the same direction as the dehumidification process is formed in the air passage 4 and the heater 17 is operated, heating by blowing warm air into the room is realized. At this time, the heater 17 used in the regeneration process is located on the downstream side of the dehumidifier 1, so that the heated airflow does not pass through the dehumidifier 1, so that the dehumidifier 1 does not lose heat and its lifetime. Is not shortened, and it is possible to smoothly shift to the dehumidifying process for the reasons described above.
[0029]
In the regeneration process as described above, indoor air is exhausted because the indoor air is exhausted. However, since the dehumidifier 1 is allowed to pass through, only a small air volume can be expected and ventilation with a large air volume is required. I can not cope with the case. In this static dehumidifier, the switching damper 22 is switched to the C position, and the blower outlet 12 of the blower 10 faces the exhaust passage 23 so that the indoor air blown from the blower 10 hardly passes through the dehumidifier 1. The air can be exhausted from the exhaust passage 23 to the outside of the room. That is, a large air volume can be easily ventilated if necessary.
[0030]
Embodiment 2. FIG.
6, 7 and 8 show the static dehumidifier of this embodiment. This static dehumidifying device is the same as that of the first embodiment except for the configuration related to the dehumidifier 1, which is the compaction of the static dehumidifying device shown in the first embodiment promoted by the configuration of the dehumidifier 1. is there. Therefore, the same parts as those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals as those of the first embodiment, and description thereof is omitted.
[0031]
The hexahedron dehumidifier 1 whose transverse dimension perpendicular to the passage 2 as shown in FIG. 1 of the first embodiment is longer than the longitudinal dimension parallel to the passage 2 depends on the longitudinal, lateral, and height dimensions. The dimensions of the installed part are required. The dehumidifier 1 of this embodiment is configured by dividing the dehumidifier 1 of FIG. 1 into two parts in the vertical direction or the height direction, and arranging them in the shape of a folding screen so that they do not open to the blower 10 side. The air passage 4 is crossed. By adopting this configuration, the length of the ventilation path 4 is slightly longer, but the dimension in the width direction or height direction can be reduced. When the moisture absorption / moisture release function of the dehumidifier 1 is also divided into two parts in the longitudinal direction, the area of the passage 2 facing the ventilation path 4 is increased, and the length of the passage 2 is shortened, so that the pressure loss is small. Become. The method of dividing the dehumidifier 1 in this way is effective even if the dehumidifier 1 is divided into a plurality of pieces as shown in FIG. is there. Other functions and advantages are the same as those of the first embodiment.
[0032]
Embodiment 3 FIG.
9 and 10 show the static dehumidifier of this embodiment. This static dehumidifier is intended to improve the drying function of the stationary dehumidifier shown in the first and second embodiments with respect to an object to be dried 25 such as clothing. Same as 2. Therefore, the same parts as those of the first and second embodiments are denoted by the same reference numerals as those of the first and second embodiments, and description thereof will be omitted.
[0033]
The stationary dehumidifier shown in FIG. 9 is provided with a circulation fan 26 on the indoor side of the main casing 3 for sucking indoor air and blowing it out into the room. By operating the circulation fan 26, for example, a circulation flow is formed in the bathroom 24, and the wind speed hitting clothes can be increased, so that the drying speed can be increased. Therefore, it is effective when it is desired to dry quickly, and since the operating time of the heater 17 can be shortened, the energy saving effect is also improved. Although the ventilation opening 6 is small and increasing the air volume of the blower 10 is limited by the capacity of the blower 10, the dehumidifying capacity of the dehumidifier 1 is less dependent on the air volume, and the front wind speed (1 m / min) of the dehumidifier 1 is small. Since there is an optimum wind speed at the position s), the amount of air passing through the dehumidifier 1 may be reduced, and instead, evaporation of moisture from clothing or the like can be promoted by the amount of air from the circulation fan 26. As shown in FIG. 10, the circulation blower 26 is detachably mounted with a bracket 27 and a screw or the like, and is provided with a long lead wire 28 so that it can circulate to any place on the inner wall surface of the bathroom 24 or the like. The air blower 26 can be disposed, and the drying effect can be enhanced by applying the air uniformly to the clothing or the like.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention of claim 1, a compact and easy-to-install static dehumidifier using a static dehumidifier that does not require a dynamic seal or a rotating mechanism is obtained, and the dehumidifying function of the dehumidifier is achieved. It can be pulled out better.
[0035]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the effect according to the first aspect, the mounting property is further improved.
[0036]
According to invention of Claim 3, the pressure loss regarding a dehumidifier can be reduced with the said effect which concerns on either Claim 1 or Claim 2.
[0037]
According to invention of Claim 4, the pressure loss regarding a dehumidifier can be reduced with the said effect concerning either Claim 1 or Claim 2, and size reduction can be promoted.
[0038]
According to invention of Claim 5, ventilation with a large air volume is attained with the said effect which concerns on any one of Claims 1-4.
[0039]
According to invention of Claim 6, a heat dissipation loss can be reduced with the said effect which concerns on any one of Claims 1-5, and the heating by a heating means can also be implemented.
[0040]
According to the seventh aspect of the present invention, the opening and closing of the regeneration passage can be realized with a simple configuration in addition to the effect according to any one of the first to sixth aspects.
[0041]
According to invention of Claim 8, with the said effect concerning any one of Claims 1-7, drying time is shortened and a drying function improves.
[0042]
According to invention of Claim 9, drying time is shortened with the said effect concerning any one of Claims 1-7, and a drying function improves more.
[0043]
According to the invention of claim 10, together with the effect according to any one of claims 1 to 8, the dehumidifying function can be stabilized and the feeling of use is also improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a static dehumidifier used in the static dehumidifier of Embodiment 1. FIG.
FIG. 2 is a cross-sectional configuration diagram of the static dehumidifying device according to the first embodiment.
FIG. 3 is a vertical cross-sectional configuration diagram of the static dehumidifier of Embodiment 1.
FIG. 4 is an explanatory view showing the stationary dehumidifier of Embodiment 1 in an installed state.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view showing a configuration of an open / close damper of the static dehumidifier of Embodiment 1.
FIG. 6 is a cross-sectional configuration diagram of the static dehumidifier of Embodiment 2.
7 is a vertical cross-sectional configuration diagram of a static dehumidifier according to Embodiment 2. FIG.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing another configuration of the dehumidifier of the stationary dehumidifier of Embodiment 2.
FIG. 9 is a vertical cross-sectional configuration diagram of a static dehumidifier of Embodiment 3.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing the stationary dehumidifier of Embodiment 3 in an installed state.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a configuration of a conventional drying apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Dehumidifier, 2 channel | path, 3 main body casing, 4 ventilation path, 6 ventilation opening part, 8 inlet end, 10 air blower, 13 outlet end, 16 heat insulating material, 17 heater, 19 reproduction | regeneration channel | path, 20 coil spring, 21 opening and closing damper, 22 switching damper, 23 exhaust passage, 26 circulation fan.

Claims

A stationary type dehumidifier that has many linear passages for processing air and that has a reversible moisture absorption / release function. each is interposed in the middle of the air passage which opens into the room, the said inlet end than the previous SL dehumidifier of the air passage, the outlet end via a through connection before Symbol dehumidifier from the inlet end to the air passage in the blower forms an air flow constitutes a ventilation path to the embedded the dehumidifier side toward to, the exit end side of the front Symbol dehumidifier of the air passage, the set heating means for raising the temperature of the air going out through Included Mutotomoni also, the air flow from the blower through the dehumidifier from the outlet end, and an exhaust passage leading to the outdoor side of the main body casing from the inlet end side of the dehumidifier, the dehumidifier between the front Symbol dehumidifier before Symbol blower air passage to the side, the dehumidifying A switching damper that switches between a ventilation path to the side and the exhaust passage, the switching damper opens and closes the exhaust passage, and the exhaust air flows from the blower through the dehumidifier from the outlet end side. An opening / closing damper is provided in the passage, the opening / closing damper is opened, and a regeneration passage is provided to close the ventilation passage from the blower to the dehumidifier and to open the exhaust passage to the outside. A static dehumidifier characterized by.

The stationary dehumidifying device according to claim 1, wherein the main body casing is sized so as to be inserted into a square mouth frame of a ventilation opening formed in a wall body that partitions the interior and exterior of the building, and is inserted into the mouth frame. Static dehumidifier.

The static dehumidifier according to claim 1 or 2, wherein the dehumidifier is divided into a plurality of parts, and the dehumidifiers are arranged in a folding screen to cross the ventilation path.

The stationary type dehumidifying device according to claim 1 or 2, wherein the dehumidifier is divided into two parts, and the stationary dehumidifiers are arranged in the shape of a folding screen to cross the ventilation path. Mold dehumidifier.

5. The static dehumidification device according to claim 1, wherein the exhaust passage can be directly connected to the blower side of the blower by a switching damper that opens and closes the exhaust passage. apparatus.

The static dehumidifier according to any one of claims 1 to 5, wherein the ventilation path of the portion provided with the heating means and the dehumidifier has a heat insulating structure.

7. The static dehumidifier according to claim 1, wherein the regeneration passage is opened and closed by a spring-biased open / close damper that opens and closes by wind pressure.

A static dehumidifying device according to any one of up to claims 1 to 7, on the interior side of the main body casing, static dehumidifier provided with a circulating blower for circulating the indoor air.

A static dehumidifying device according to any one of up to claims 1 to 7, on the interior side of the main body casing, static dehumidifier provided with a circulating blower for circulating the indoor air detachably.

The static dehumidifier according to any one of claims 1 to 8, wherein in the dehumidifying operation, the dehumidifying device always starts from regeneration of the dehumidifier by opening the regeneration passage at the start of operation.