JP3747385B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体記憶装置及びその製造方法に関するものであり、特に、1Tr−1C型DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)の集積度を向上するために、ビット線の側壁部を利用して蓄積容量を形成する半導体記憶装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、DRAMの構成としては、1Tr−1C型が一般的であるが、このDRAMの集積度を向上するためには、1セル当たりの占有面積を小さくしてできる限り多くのセルを1チップに集積する必要がある。
【0003】
しかしながら、セル面積を小さくすると電荷蓄積用の容量の占める面積が同時に小さくなり、十分な電荷量の確保が困難になってきており、このような問題を解決するために、スタック型キャパシタ、フィン型キャパシタ、或いは、トレンチ型キャパシタ等が提案されており、いずれにしても、セル構造は縦方向に長い構造となり、狭い面積に深い加工、即ち、アスペクト比の大きなエッチングをする必要があった。
【0004】
図7は、従来の1Tr−1C型DRAMの概略的構成を示す断面図であり、この図7を参照して従来の1Tr−1C型DRAMを説明する。
図7参照
まず、通常のLDD構造のMISFETと同様に、シリコン基板31を選択酸化することによって素子分離酸化膜32を形成し、次いで、素子分離酸化膜32に囲まれた素子形成領域表面を熱酸化してゲート酸化膜33を形成する。
【0005】
次いで、多結晶シリコン層を堆積してパターニングすることによってゲート電極34を形成したのち、このゲート電極34をマスクとしてn型不純物をイオン注入することによって浅い低不純物濃度のLDD領域35を形成し、次いで、SiO2 膜等の絶縁膜を堆積させたのち異方性エッチングすることによってサイドウォール36を形成する。
【0006】
次いで、このサイドウォール36をマスクとしてn型不純物をイオン注入して深い高不純物濃度のソース・ドレイン領域37を形成し、次いで、全面にSiO2 膜等の層間絶縁膜(図示を省略)を堆積させたのち、ソース・ドレイン領域37の一方、例えば、ソース領域に対するコンタクトを取るためにコンタクトホール(図示せず)を設ける。
【0007】
次いで、全面に多結晶シリコン層等の導電膜を堆積させパターニングすることによってソース領域に接続するビット線(図示せず)を形成したのち、全面にSiO2 膜等の層間絶縁膜38を堆積させ、次いで、ソース・ドレイン領域37の他方、即ち、ドレイン領域に対するコンタクトを取るためにコンタクトホール39を設ける。
【0008】
次いで、コンタクトホール39を埋める様に多結晶シリコンプラグ40を設けたのち、全面に、キャパシタの下部電極となる導電層、誘電体膜となる絶縁膜、及び、上部電極となる導電層を順次堆積させてパターニングすることによって、下部電極41、誘電体膜42、及び、上部電極43を形成し、この下部電極41、誘電体膜42、及び、上部電極43とでキャパシタ、即ち、蓄積容量を構成していた。
なお、上においては、説明を簡単にするために、一層構造のスタック型キャパシタを例に説明した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の高集積度DRAMにおいては、製造工程が複雑であり、且つ、技術的にも難しいものであるので、素子特性の均一性が悪く、且つ、量産性が悪いという問題がある。
【0010】
したがって、本発明は、自己整合技術を用いて蓄積容量用のコンタクトホールの形成工程を不要にすることによって高集積度DRAMの製造工程を簡素化し、且つ、1セル当たりの占有面積が小さい場合にも大きな容量の蓄積容量を形成することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理的構成の説明図であり、この図1を参照して本発明における課題を解決するための手段を説明する。
なお、図1は、隣接する二つのセルをビット線に垂直な方向に、即ち、ゲート電極と平行な方向に切断した場合の断面図であり、図1における符号2、6、7は、夫々、素子分離酸化膜、キャップ層としての絶縁膜、及び、層間絶縁膜4をパターニングするためのサイドウォールを表す。
【0012】
(1)本発明は、半導体記憶装置において、半導体基板1上に形成されたソース・ドレイン領域3と、前記半導体基板1上に形成された層間絶縁膜4からなる凸状構造体と、前記凸状構造体上に形成されたビット線5と、前記凸状構造体と前記ビット線5との側壁部分のみに形成され、かつ、前記凸状構造体間に形成された開口部において前記ソース・ドレイン領域3の一方と接続された下部電極8と、前記下部電極8上に形成された誘電体膜9と、前記誘電体膜9上に形成された上部電極10とを備えることを特徴とする。
【0013】
この様に、凸状構造体と元々DRAMに必須のビット線5との側壁部分を利用して3次元的にキャパシタを構成しているので、小さな占有面積で大きな蓄積容量を形成することができる。
【0015】
)また、本発明は、上記(1)において、ビット線5は、ソースドレイン領域の一方と電気的に接続されていることを特徴とする。
【0016】
)本発明は、半導体記憶装置の製造方法において、半導体基板1上に層間絶縁膜4を形成する工程と、前記層間絶縁膜4上にビット線5を形成する工程と、前記層間絶縁膜4をパターニングすることにより前記ビット線5下に層間絶縁膜4からなる凸状構造体を形成する工程と、前記ビット線5及び凸状構造体が形成された前記半導体基板1全面にキャパシタの下部電極8となる導電体膜を堆積したのち、異方性エッチングすることにより前記凸状構造体と前記ビット線5との側壁部分のみに下部電極8を形成し、かつ、前記凸状構造体間に形成された開口部において前記半導体基板1上に形成されたソース・ドレイン領域3の一方と接続するようにする工程と、前記下部電極8上に誘電体膜9及び上部電極10を堆積する工程とを含み、前記パターニング工程時に前記下部電極8と前記ソース・ドレイン領域3の一方とを電気的に接続するための前記開口部を形成することを特徴とする。
【0017】
この様に、凸状構造体と元々DRAMに必須のビット線5との側壁部分を利用して、自己整合的にキャパシタの下部電極8を形成しているので、製造工程が簡素化すると共に、キャパシタの占有面積を大きくすることなく蓄積容量を大きくすることできる。
【0018】
また、ビット線5の側壁部分を利用することによって、キャパシタの容量は、ビット線5の高さ、即ち、ビット線5の厚さ、及び、ビット線5の下の凸状構造体の厚さに依存するので、これらの厚さを調整することによって、キャパシタの占有面積を大きくすることなく、且つ、簡単な製造工程で、キャパシタの蓄積容量を大きくすることができる。
また、ビット線5の下の則層間絶縁膜4のパターニング工程において、ソース・ドレイン領域3に対する開口部、即ち、コンタクトホールを同時に形成することができるので、コンタクトホールを形成するための別個の工程が不要になる。
【0019】
)また、本発明は、上記()において、下部電極8を局所的且つ選択的に除去して、複数のキャパシタに分離する工程を含むことを特徴とする。
【0020】
ビット線5の側壁部分を利用してキャパシタを形成する場合、各セル毎にキャパシタを分離する必要があり、そのために、少なくとも下部電極8を選択的に除去する。
【0024】
【発明の実施の形態】
まず、図2乃至図6を参照して本発明の実施の形態の製造工程を説明する。
なお、図2(a)乃至図5(h)は、本発明のDRAMの製造工程を経時的に示す図であり、また、図6は、本発明のDRAMの平面図である。
【0025】
図2(a)参照
まず、従来のDRAMと同様に、p- 型シリコン基板11上にパッド酸化膜を介して設けたシリコン窒化膜パターン(図示せず)をマスクとしてシリコン基板11を選択酸化することによって素子分離酸化膜12を形成し、次いで、シリコン窒化膜パターン及びパッド酸化膜を除去したのち、素子分離酸化膜12に囲まれた素子形成領域表面を熱酸化して厚さ4.0〜10.0nm、好適には4.0nmのゲート酸化膜13を形成する。
【0026】
次いで、厚さ100〜200nm、好適には150nmの多結晶シリコン層を堆積してパターニングすることによってゲート電極14を形成したのち、このゲート電極14をマスクとしてAsをイオン注入することによって浅い低不純物濃度のLDD領域15を形成する。
なお、ゲート酸化膜13は、必ずしもゲート電極14と共にパターニングする必要はない。
【0027】
図2(b)参照
次いで、厚さ30〜100nm、好適には50nmのSiO2 膜を堆積させたのち異方性エッチングすることによってサイドウォール16を形成し、このサイドウォール16をマスクとしてAsをイオン注入して深い高不純物濃度のソース・ドレイン領域17を形成する。
【0028】
図3(c)参照
次いで、全面に厚さ300〜700nm、好適には500nmのSiO2 膜を層間絶縁膜18として堆積したのち、ソース・ドレイン領域17の一方、例えば、ソース領域に対するコンタクトを取るためにコンタクトホール19を形成する。
【0029】
図3(d)参照
次いで、全面に厚さ300〜700nm、好適には500nmのPドープの多結晶シリコン層20、及び、厚さ10〜15nm、好適には10nmのシリコン窒化膜21を順次堆積させる。
なお、以後の工程は、ゲート電極14に平行な方向で切断した断面図で説明する。
【0030】
図4(e)参照
次いで、シリコン窒化膜21及びPドープの多結晶シリコン20をパターニングすることによってビット線22を形成したのち、全面に、厚さ20〜50nm、好適には20nmのシリコン窒化膜を堆積して異方性エッチングすることによって、ビット線22の側壁部分にシリコン窒化膜からなるサイドウォール23を形成する。
【0031】
図4(f)参照
次いで、ビット線22及びその側壁部に設けたサイドウォール23をマスクとして層間絶縁膜18をパターニングしたのち、全面にキャパシタの下部電極となる厚さ10〜30nm、好適には20nmのPドープの多結晶シリコン層24を堆積させる。
なお、層間絶縁膜18をパターニングする際に、ソース・ドレイン領域17の他方、即ち、ドレイン領域の表面の層間絶縁膜18の一部が除去されて下部電極に対するコンタクト用開口部が同時に形成される。
【0032】
図5(g)参照
次いで、多結晶シリコン層24を異方性エッチングすることによって、ビット線22及びその下の層間絶縁膜18の側壁部分にのみ残存するサイドウォール状の下部電極25を形成したのち、各MISFETに対して1個のキャパシタが接続されるように、下部電極25を局所的に且つ選択的に除去する(図示せず)。
【0033】
図5(h)参照
次いで、誘電体膜26として、全面に厚さ3〜6nm、好適には4nmのシリコン窒化膜を堆積し、酸素雰囲気中で若干酸化することによってシリコン窒化酸化膜に変換したのち、共通の上部電極27となる厚さ200〜500nm、好適には300nmのPドープの多結晶シリコン層を堆積することによって、DRAMの基本的構成が完成する。
なお、シリコン窒化膜の酸化は、シリコン窒化膜の欠陥を酸化により補償するために行うものである。
【0034】
図6参照
図6は、この様にして形成したDRAMの平面図であり、図4(e)乃至図5(h)に示す断面図は、図6のA−Aを結ぶ一点鎖線に沿って切断した断面を示すものであり、図4(e)乃至図5(h)において隣接する2本のビット線22の内側に形成されるキャパシタ28の下部電極25は隣接する2本のビット線22の内側のコンタクト部29においてソース・ドレイン領域17の他方、即ち、ドレイン領域と接続している。
【0035】
一方、隣接する2本のビット線22の外側に形成されるキャパシタ28の下部電極25は、ビット線22をソース領域に接続するためのコンタクトホール19を介して反対側に設けたMISFETの隣接する2本のビット線22の外側のコンタクト部29においてソース・ドレイン領域17の他方、即ち、ドレイン領域と接続することになる。
【0036】
また、キャパシタ28を分離するための下部電極25の切断は、キャパシタ電極切断部30以外の領域に設けたフォトレジストマスク(図示せず)をマスクとして選択的にエッチング除去することにより行う。
【0037】
このように、本発明においては、ビット線22を利用して自己整合的に、且つ、下部電極25用のコンタクトホール形成のための別個の工程を必要とすることなくキャパシタ28を形成しているので、製造工程が簡素され、製造歩留りが向上すると共に、量産性も向上する。
【0038】
また、キャパシタ28の蓄積容量は、誘電体膜の種類及び厚さにも依存するが、実施の形態のように厚さ4nmのシリコン窒化酸化膜を用いた場合には、厚さ500nmのビット線22と厚さ500nmの層間絶縁膜18との合計1000nm程度の高さの側壁部によって、20〜30fFの容量を確保することができる。
【0039】
なお、上記に実施の形態の説明においては、キャパシタを分離するため工程を、上述の図5(g)の工程、即ち、誘電体膜26の形成前に行っているが、誘電体膜26の形成後に行っても良いし、或いは、上部電極27の形成後に行っても良い。
なお、上部電極27の形成後に行う場合には、上部電極27を互いに電気的に接続する必要がある。
【0040】
また、実施の形態の説明においては、下部電極25及び上部電極27としてはPドープの多結晶シリコンを用いているが、Pの代わりに、As或いはBをドープしても良く、或いは、P、As、或いは、Bをドープしたアモルファスシリコンを用いても良い。
【0041】
なお、下部電極25として多結晶シリコン或いはアモルファスシリコンを用いる場合で、且つ、誘電体膜26としてTa2 5 膜、TiO2 膜、SrTiO3 膜、BaTiO3 膜、及び、BaSrTiO3 膜等の強誘電体膜を用いる場合には、強誘電体膜の形成雰囲気が酸化性であるため、下部電極25の酸化を防止するために、下部電極25の表面を窒素雰囲気中において直接窒化させておくことが望ましい。
【0042】
また、下部電極25及び上部電極27としては、その他に、TiN、Pt、Ti、Ta、Al、及び、RuO2 を用いても良く、また、これらを組み合わせて用いても良い。
【0043】
例えば、下部電極としてPt、Ti、Ta、及び、RuO2 を用いる場合には、バリアメタルとしてTiNを介在させて2層膜とすることが望ましく、また、RuO2 はPtより安価で、且つ、Ptと同様に耐酸化性に優れているので、誘電体膜26としてTa2 5 膜、TiO2 膜、SrTiO3 膜、BaTiO3 膜、及び、BaSrTiO3 膜等の強誘電体膜を用いる場合に有用である。
【0044】
また、実施の形態の説明においては、下部電極25の上に直接誘電体膜26を堆積させているが、下部電極8の表面を窒化或いは酸化して、その表面に窒化物或いは酸化物を形成しても良く、この窒化物、即ち、直接窒化膜、或いは、酸化物自体を誘電体膜26として用いても良いし、或いは、この窒化物或いは酸化物自体の上に他の誘電体膜26を堆積させても良く、後者の場合には、総合的に絶縁耐圧を高くすることができる。
【0045】
また、実施の形態の説明においては、誘電体膜26として、堆積したシリコン窒化膜を酸素雰囲気中で酸化したシリコン窒化酸化膜(SiON)を用いているが、シリコン窒化酸化膜に限られるものではなく、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、Ta2 5 膜、TiO2 膜、SrTiO3 膜、BaTiO3 膜、及び、BaSrTiO3 膜のいずれか一つ、または、それらの組み合わせを用いても良く、特に、Ta2 5 膜、TiO2 膜、SrTiO3 膜、BaTiO3 膜、及び、BaSrTiO3 膜等の誘電体膜を用いた場合には、蓄積容量を大きくすることができる。
【0046】
また、実施の形態の説明においては、誘電体膜26の上に上部電極27を直接堆積させているが、誘電体膜26の形成後に、酸素或いはオゾンを含む雰囲気中で熱処理しても良く、酸素或いはオゾンを含む雰囲気中で熱処理をすることにより、誘電体膜26に欠陥があったとしても、酸化によって欠陥を補償して絶縁耐圧が向上するので、誘電体膜26が、膜中に欠陥の多いTa2 5 膜、TiO2 膜、SrTiO3 膜、BaTiO3 膜、及び、BaSrTiO3 膜等の強誘電体膜を用いる場合に有用な工程である。
【0047】
また、実施の形態の説明においては、ワード線となるゲート電極14及びビット線22をPドープの多結晶シリコン層で形成しているが、高融点金属シリサイド、例えば、Wシリサイドを用いたWポリサイドで構成しても良いものである。
【0048】
また、実施の形態の説明においては、半導体基板としてp- 型バルクシリコン基板を用いて説明しているが、導電型を全て反転して構成しても良いものであり、さらに、バルクシリコン基板に限らず、絶縁体上に単結晶シリコン層を設けた基板、即ち、SIMOX(Separation by ImplantedOxygen)法を用いたSOI(Silicon on Insulator)基板、或いは、SOS(Silicon on Sapphire)基板等の他の基板構造を有する半導体基板も対象にするものである。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、蓄積容量用のコンタクトホールを別個の製造工程で形成する必要がなく、且つ、蓄積容量をビット線に対して自己整合的に形成できるので、製造工程が簡素化され、且つ、蓄積容量の占有面積を小さくすることができ、したがって、高集積度の微細なDRAMセルを簡単なプロセスで均一に精度良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の途中までの製造工程の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の図2以降の途中までの製造工程の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の図3以降の途中までの製造工程の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の図4以降の製造工程の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の平面図である。
【図7】従来の1Tr−1C型DRAMの断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板
2 素子分離酸化膜
3 ソース・ドレイン領域
4 層間絶縁膜
5 ビット線
6 絶縁膜
7 サイドウォール
8 下部電極
9 誘電体膜
10 上部電極
11 シリコン基板
12 素子分離酸化膜
13 ゲート酸化膜
14 ゲート電極
15 LDD領域
16 サイドウォール
17 ソース・ドレイン領域
18 層間絶縁膜
19 コンタクトホール
20 多結晶シリコン層
21 シリコン窒化膜
22 ビット線
23 サイドウォール
24 多結晶シリコン層
25 下部電極
26 誘電体膜
27 上部電極
28 キャパシタ
29 コンタクト部
30 キャパシタ電極切断部
31 シリコン基板
32 素子分離酸化膜
33 ゲート酸化膜
34 ゲート電極
35 LDD領域
36 サイドウォール
37 ソース・ドレイン領域
38 層間絶縁膜
39 コンタクトホール
40 多結晶シリコンプラグ
41 下部電極
42 誘電体膜
43 上部電極

Claims (4)

  1. 半導体基板上に形成されたソース・ドレイン領域と、前記半導体基板上に形成された層間絶縁膜からなる凸状構造体と、前記凸状構造体上に形成されたビット線と、前記凸状構造体と前記ビット線との側壁部分のみに形成され、かつ、前記凸状構造体間に形成された開口部において前記ソース・ドレイン領域の一方と接続された下部電極と、前記下部電極上に形成された誘電体膜と、前記誘電体膜上に形成された上部電極とを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 上記ビット線は、上記ソースドレイン領域の一方と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜上にビット線を形成する工程と、前記層間絶縁膜をパターニングすることにより前記ビット線下に層間絶縁膜からなる凸状構造体を形成する工程と、前記ビット線及び凸状構造体が形成された前記半導体基板全面にキャパシタの下部電極となる導電膜を堆積したのち、異方性エッチングすることにより前記凸状構造体と前記ビット線との側壁部分のみに下部電極を形成し、かつ、前記凸状構造体間に形成された開口部において前記半導体基板上に形成されたソース・ドレイン領域の一方と接続するようにする工程と、前記下部電極上に誘電体膜及び上部電極を堆積する工程とを含み、前記パターニング工程時に前記下部電極と前記ソース・ドレイン領域の一方とを電気的に接続するための前記開口部を形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. 上記下部電極を局所的且つ選択的に除去して、複数のキャパシタに分離する工程を含むことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法。
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