JP3746491B2 - Gprsのデータ伝送方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、汎用パケット無線システム(general packet radio system;以下GPRSと略称する)に係るもので、詳しくは、該GPRSのデータ伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、GPRSは、パケット・データを伝送するために回線交換に基づいた2世代無線通信網の標準に該当する汎用移動通信システム(global system for mobile communications;以下GSMと略称する)ネットワークで具現されるオーバーレイ(overlay)ネットワークシステムである。従って、該GSMネットワーク上でパケットに基づいたデータを伝送するためには、パケット・トラフィックを処理するための新しいネットワーク要素、インターフェース及びプロトコルが夫々要求される。
【0003】
且つ、前記GPRSは、GSMのコア・ネットワーク(CN)要素であって、二つのネットワーク・ノードのパケット交換資源ノード(Serving GPRS Support Node;以下SGSNと略称する)及びパケット関門資源ノード(Gateway GPRS Support Node;GGSN)を追加することで論理的に具現され、基地局の制御器(base station controller:以下BSCと略称する)にもパケット・トラフィックを処理するためのパケット制御ユニット(packet control unit;以下PCUと略称する)が設置されると共に、ソフトウェア・アップグレードが要求されて、基地局(base station transceiver system;以下BTSと略称する)にもソフトウェア・アップグレードが必要である。
【0004】
又、このように構成されたGPRSシステムにおけるGPRS端末機から送信された音声またはデータ・トラフィックは、エアー・インターフェースを通してBTSに伝送され、同様な方法でBTSからBSCに伝送されるが、該BSCの出力側で前記トラフィックは音声とデータ・トラフィックとに分離されることで、該音声トラフィックは、標準GSMトラフィックとして移動交換局(mobile switching center;MSC)に伝送され、前記データ・トラフィックは前記PCUを通してSGSNに伝送される。
【0005】
又、GPRSでは、端末機とネットワーク間のデータ伝送のためにTBF(temporary block flow)と称する物理チャンネルを利用するが、パケット・アイドル・モード(packet idle mode)にある端末機の上位階層から後述するLLC プロトコル・データ単位(protocol data unit;以下PDUと略称する)の伝送要請がある場合に設定され、TBFの設定と共に、端末機はパケット・トランスファー・モード(packet transfer mode)に転換される。
【0006】
前記LLC PDU伝送サービスは、RLC確認(acknowledged)モード及びRLC未確認(unacknowledged)モードで提供され、アップリンク及びダウンリンク方向のLLC PDUの伝送が終了されると、該当TBFは解除されるが、パケット・トランスファー・モードで前記TBFが解除されると、端末機はパケット・アイドル・モードに復帰する。
【0007】
図4は、GPRSシステムに適用されるプロトコル階層の説明図で、図示されたように、データリンク階層は論理連結制御(Logical link control;以下LLCと略称する)、無線連結制御(Radio Link Control;以下RLCと略称する)及び媒体接近制御(medium Access control;以下MACと略称する)下位階層により構成され、上位階層プロトコルに対するサービスを提供し、物理階層からのサービスを受ける。
【0008】
又、前記LLC下位階層は、二つのピア・エンティティー(peer entity)間に信頼性を保障する論理チャンネルを提供し、前記LLC下位階層下に位置するRLC下位階層は、送信されたLLC PDUをRLC/MACブロックに分割して、受信されたRLC/MACブロックを再び組立てる機能を行い、前記RLC下位階層下に位置するMAC下位階層は、複数の移動端末機が物理チャンネルを共有し得るようにする。
【0009】
前記確認モードにおけるRLC/MACブロックは、RLCデータ・ブロックとRLC/MACコントロール・ブロックとに分類され、RLC/MACコントロール・ブロックは、RLCデータ・ブロックに対して優先順位を有している。
【0010】
又、前記RLC/MACブロックはMACヘッダとRLCデータ・ブロックとにより構成され、前記RLCデータ・ブロックはRLCヘッダ、RLCデータ・ユニット及びスペア・ビット(spare bits)により構成される。
【0011】
図5はGPRSシステムに適用されるMACヘッダを含む従来のアップリンクRLCデータ・ブロックのフォーマットを示した図で、図示されたように、前記MACヘッダは、RLC/MACブロックに載置されたデータのタイプを表示するペイロード・タイプ・フィールド、ネットワークが現在アップリンクTBFのために残っているRLCデータ・ブロックの数を計算し得るように、端末機が伝送するCV(counrdown value)を表示したカウントダウン・バリュー・フィールド、端末機のRLC伝送ウインドーが進展(advance)されるか否かを表示するSI(stall indicator)ビット、及び端末機が最も最近のチャンネル接続(channel access)の間、一回以上チャンネル・リクエスト・メッセージ又はパケット・チャンネル・リクエスト・メッセージを送ったかを表示するR(Retry)ビットを含んで構成されている。
【0012】
一方、前記アップリンクRLCデータ・ブロックは、0に設定されるスペア・ビット、選択事項であるPFI(packet flow identifier)の存在可否を表示するPI(PFI indicator)、RLCデータ・ブロックの属しているTBFを確認するTFI(Temporary Flow Identity)フィールド、及び選択事項のTLLIフィールドの存在可否を表示するTI(TTLI indicator)ビット、BSN(Block sequence number)を表示するBSNフィールド、RLCデータ・ブロック内の各LLC PDUの境界を定めるLI(Length indicator)、RLCデータ・ブロック内に後続するLLC PDUがあるか否かを指示するM(more)ビット、及びRLC PDU内のオプショナル・オクテット(optional octet)の存在可否を表示するE(Extension)ビットを含んで構成されている。
【0013】
アップリンクTBF動作過程における端末機は、割り当てられた各アップリンク・データ・ブロックを通してRLC/MACブロックを伝送し、ネットワークは必要であると、パケット・アップリンクAck/Nackメッセージを端末機に送る。
【0014】
端末機は、送信状態変数V(S)が、確認状態変数V(A)と伝送ウインドー(WS)モジュロ(modulo)SNS(sequence number space)との合計と同様になると(V(S)=V(A)+WSモジュロSNS)、伝送ウインドーがストール状態であると判断し、伝送ウインドーがストール状態を抜け出す時まで、伝送される全てのアップリンクRLCブロックのSI(stall indicator)を1に設定して、ネットワークに伝送ウインドーのストール状態を知らせる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、このような従来GPRSのデータ伝送方法においては、伝送ウインドーがストール状態になった後、後続するデータ・ブロックを利用してネットワークにストール状態を知らせる場合、ネットワークからのパケット・アップリンクAck/NAckメッセージを受信してストール状態を抜け出す時まで、端末機はネットワークから確認されてないRLCデータ・ブロックを継続して再伝送するようになり、ストール状態が長期化される場合、ラジオ・リソース(radio resource)の浪費が増加するという不都合な点があった。
【0016】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、端末機の伝送ウインドーがストール状態に陥る前に、予め予測してネットワークに知らせることで、RLCデータ・ブロックの再伝送による共有資源の浪費を最小化し得るGPRSのデータ伝送方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係るGPRSのデータ伝送方法においては、伝送ウインドーのストール状態進入を予測する段階と、伝送ウインドーがストール状態に進入すると予測される場合、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号をネットワークに伝送する段階と、該ネットワークからストール状態進入予定信号に対するAck信号の受信可否によってデータ伝送を制御する段階と、を順次行うことを特徴とする。
【0018】
前記伝送ウインドーのストール状態進入は、送信状態変数V(S)が確認状態変数V(A)と伝送ウインドー(WS)モジュロSNSとの合計と同様になる時点に行われる。
【0019】
又、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号の伝送段階では、1次ストール状態進入予定信号を伝送し、1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されたかを判断して、所定時点まで1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、1次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせて、前記Ackによって伝送ウインドーを更新する。
【0020】
このとき、前記所定時点まで1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと2次ストール状態進入予定信号を伝送し、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが伝送ウインドーのストール状態進入前に受信されたかを判断して、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、2次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせて、受信されたAck信号によって伝送ウインドーを更新する。
【0021】
然し、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと、伝送ウインドーがストール状態に進入することをネットワークに知らせて、再伝送手順を行う。
【0022】
前記1次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時伝送され、前記2次ストール状態進入予定信号は、前記1次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けることなく、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時伝送される。
【0023】
このとき、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号は、RLCデータ・ブロックのRTSAフィールドの設定によって決定され、1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“01”に設定され、2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“10”に設定される。
【0024】
又、1次及び2次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けた後伝送された最初のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“11”に設定され、その後のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“00”に設定される。
【0025】
本発明のGPRSのデータ伝送方法は、伝送ウインドーのストール(stall)状態進入を予測する段階と、伝送ウインドーがストール状態に進入すると予測される場合、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号をネットワークに伝送する段階と、前記ネットワークからストール状態進入予定信号に対するAck信号が受信されるか否かによってデータ伝送を制御する段階と、を順次行うことを特徴とするものである。
【0026】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、前記伝送ウインドーのストール状態進入は、送信状態変数V(S)が確認(acknowledge)状態変数V(A)と伝送ウインドー(WS)モジュロ(modulo)SNS(sequence number space)との合計が同様になる時点に行われることが好ましい。
【0027】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号の伝送段階は、1次ストール状態進入予定信号の伝送段階と、2次ストール状態進入予定信号の伝送段階と、から構成されることが好ましい。
【0028】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、前記1次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点に伝送されることが好ましい。
【0029】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、前記2次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点に伝送されることが好ましい。
【0030】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、前記1次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている第1報告時点に伝送され、前記2次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている第2報告時点に伝送されることが好ましい。
【0031】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号は、RLCデータ・ブロックのRTSAフィールドの設定によって決定されることが好ましい。
【0032】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“01”に設定されることが好ましい。
【0033】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“10”に設定されることが好ましい。
【0034】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“01”に設定され、2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“10”に設定されることが好ましい。
【0035】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次及び2次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けた後伝送される最初のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“11”に設定され、その後のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“00”に設定されることが好ましい。
【0036】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次ストール状態進入予定信号の伝送段階は、1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されたかを判断する段階と、1次ストール状態進入予定信号に対するAckが第2報告時点前まで受信されると、1次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせる段階と、受信されたAck信号によって伝送ウインドーを更新する段階と、を更に行うことが好ましい。
【0037】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、2次ストール状態進入予定信号の伝送段階は、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが伝送ウインドーのストール状態進入前に受信されたかを判断する段階と、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、2次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせる段階と、受信されたAck信号によって伝送ウインドーを更新する段階と、を更に行うことが好ましい。
【0038】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと、伝送ウインドーがストール状態に進入することをネットワークに知らせることが好ましい。
【0039】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号の伝送段階は、1次ストール状態進入予定信号を伝送する段階と、1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されたかを判断する段階と、所定時点まで1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されたことをネットワークに知らせて、前記Ackによって伝送ウインドーを更新する段階と、所定時点まで1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと、2次ストール状態進入予定信号を伝送する段階と、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが伝送ウインドーのストール状態進入前に受信されたかを判断する段階と、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、2次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせて、受信されたAck信号によって伝送ウインドーを更新する段階と、2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと、伝送ウインドーがストール状態に進入することをネットワークに知らせて、再伝送の手順を行う段階と、を順次行うことが好ましい。
【0040】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次ストール状態進入予定信号の伝送時点は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点であることが好ましい。
【0041】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、2次ストール状態進入予定信号の伝送時点は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点であることが好ましい。
【0042】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、前記1次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時に伝送され、前記2次ストール状態進入予定信号は、前記1次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けずに、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時に伝送されることが好ましい。
【0043】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号は、RLCデータ・ブロックのRTSAフィールドの設定によって決定されることが好ましい。
【0044】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“01”に設定されることが好ましい。
【0045】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“10”に設定されることが好ましい。
【0046】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“01”に設定され、2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“10”に設定されることが好ましい。
【0047】
上記本発明のGPRSのデータ伝送方法において、1次及び2次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けた後伝送される最初のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“11”に設定され、その後のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“00”に設定されることが好ましい。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に対し、図面に基づいて説明する。
【0049】
本発明に係るGPRSのデータ伝送方法は、多重タイムスロットを支援するマルチスロット・クラス(multislot class)12端末機のチャンネル割当を例にして説明する。即ち、GPRSラジオ・フレームは、8個のタイムスロットにより構成され、クラス12端末機のアップリンク及びダウンリンクの割当が可能なスロット数は夫々4で、最大のアップリンクとダウンリンクとの合計は5である。又、アップリンク・フレームは伝搬遅延(propagation delay)を考慮して、ダウンリンク・フレームの開始より3タイムスロットだけ遅れて開始される。
【0050】
図1は、このようなマルチスロット・クラス12端末機に割り当てられたアップリンク及びダウンリンク・チャンネルのフレーム構造の説明図で、図示されたように、フレーム当り4個のアップリンク・タイムスロットTS0、TS1、TS2及びTS3(block period)と、1個のダウンリンク・タイムスロットTS0とが割り当てられた端末機は、前記アップリンク・タイムスロットTS0、TS1、TS2及びTS3を通してRCLデータ・ブロックをネットワークに伝送し、伝送ウインドー(WS)だけのRLCデータ・ブロックが伝送された後、ネットワークからダウンリンク・タイムスロットTS0を通してパケット・アップリンクAck/Nackメッセージを受信する。
【0051】
この過程で、伝送ウインドー(WS)がストール状態にあることが確認されると、前記端末機は、以後のアップリンクRLCデータ・ブロックのSIビットを“1”に設定し、ネットワークに端末機のRLC伝送ウインドーがストール状態にあることを知らせ、もしストール状態でない場合、前記SIビットは“0”に設定される。
【0052】
端末機は、送信状態変数V(S)がネットワークから否定的に受信された最も古いRLCデータ・ブロックのBSN値を示す確認状態変数V(A)とWSモジュロSNS128との合計(V(S)=V(A)+WSモジュロSNS)と同様になると、伝送ウインドーがストール状態であると判断する。
【0053】
このとき、V(S)は、次に伝送されるRLCデータ・ブロックの一連番号として0でSNS−1の値を有し、TBFの開始時、0から始めてRLCデータ・ブロックが伝送される時毎にBSNと共に1ずつ増加される(BSN=V(S))。
【0054】
次いで、前記確認状態変数V(A)は、確認状態アレイV(B)モジュロSNSと関連してインデックスを提供し、前記確認状態アレイV(B)は、ネットワークから受信されたパケット・アップリンクAck/NakメッセージのRBB(received block bitmap)値により更新される。このとき、前記確認状態アレイV(B)は、伝送ウインドーサイズ(WS)の確認状態を知らせる各SNS要素のアレイで、RBBは各WS要素の二陣値アレイである。
【0055】
次いで、伝送ウインドーがストール状態であると判断されると、端末機はV(B)で対応する要素がPENDING_Ack値(各RLCデータ・ブロックが伝送される時に設定される、前記V(B)内で該当RLCデータ・ブロックに対応する要素の値)を有する最も古くなったRLCデータ・ブロックを伝送し、その次に古くなったRLCデータ・ブロックを継続して伝送する。又、前記V(B)で対応する要素がPENDING_Ack値を有する全てのRLCデータ・ブロックが伝送されると、同様な方法により古くなったRLCデータ・ブロックからの伝送を反復する。V(B)で対応する要素がPENDING_Ack値を有する最も古くなったRLCデータ・ブロックを伝送する手順はV(S)=V(A)+WSモジュロSNSが解除される時まで継続される。
【0056】
従って、ネットワークから受信されたパケット・アップリンクAck/Nack値が否定的であるとき、又はパケット・アップリンクAck/Nackメッセージが受信されないと、伝送ウインドーのストール状態が継続され、V(B)に対応する要素がPENDING_Ack値を有する最も古くなったRLCデータ・ブロックの再伝送が反復されて、共有資源を浪費するようになる。
【0057】
本発明では、伝送ウインドーのストール状態が発生する前に、端末機がストール状態を予め予測してネットワークに知らせることで、再伝送による共有資源の浪費を最小化させる。
【0058】
図2は本発明に係るデータ伝送方法に適用されるMACヘッダを含むアップリンクRLCデータ・ブロックのフォーマットを示した図で、図示されたように、本発明に係る前記アップリンクRLCデータ・ブロックでは、従来のスペア・ビットをRTSA(RLC transmit stall alarm)ビットとして使用している。
【0059】
本発明に係るデータ伝送方法においては、伝送ウインドーがストール状態に陥る前に、端末機はこれを予測してアップリンクRLCデータ・ブロックのRTSAビットによりネットワークに知らせ、パケット・アップリンクAck/Nackメッセージを要請する。
【0060】
このようなパケット・アップリンクAck/Nackメッセージの要請は、伝送ウインドーがストール状態に陥る前に施行されるが、端末機は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられたアップリンク・タイムスロット数の2倍に該当するRLC/MACブロックが残っている時、RTSAビットが“01”に設定されたRLC/MACブロックをネットワークに伝送する。前記第1 RTSAビットに対する応答でネットワークからパケット・アップリンクAck/Nackメッセージが受信されると、端末機はRTSAビットが“11”に設定されたRLC/MACブロックをネットワークに伝送し、パケット・アップリンクAck/Nackの受信を知らせるが、その反面、前記第1 RTSAビットに対する応答でネットワークからパケット・アップリンクAck/Nackメッセージが受信されない場合は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられたアップリンク・タイムスロット数だけのRLC/MACブロックが残っている時、RTSAビットが“10”に設定されたRLC/MACブロックをネットワークに伝送する。もし、前記第2 RTSAビットに対する応答でネットワークからパケット・アップリンクAck/Nackメッセージが受信されると、端末機はRTSAビットが“11”に設定されたRLC/MACブロックをネットワークに伝送し、パケット・アップリンクAck/Nack受信を知らせるが、その反面、前記第2 RTSAビットに対する応答でネックワークからパケット・アップリンクAck/Nackメッセージが受信されないと、伝送ウィンドーはストール状態に陥るようになる。表1は、各RTSAビット値に対する定義である。
【0061】
【表1】
図3は本発明に係るGPRSのデータ伝送方法を説明するフローチャートで、図示されたように、RLC確認モードでアップリンクTBFが設定されると、端末機は割り当てられた各アップリンク・データ・ブロックを通して伝送ウインドー内でRLC/MACブロックをネットワークに伝送する(S101)。次いで、RLC/MACブロックを伝送する間、端末機は、伝送すべきRLC/MACブロックの数Ntが伝送ウインドーのストール状態に到達する時まで割り当てられたアップリンク・タイムスロットの数に該当するRLC/MACブロックの数Nsをモニタリングして、2Ns=Ntの条件を満足するかを判断する(S102)。
【0062】
次いで、2Ns=Ntの条件が満足されると、端末機は伝送されるRLCデータ・ブロックのRTSAビットを“01”に設定して、ネットワークにパケット・アップリンク Ack/Nackを要請し(第1パケット・アップリンク Ack/Nackの要請)(S103)、ネットワークからパケット・アップリンク Ack/Nackメッセージを待つ(S104)。次いで、前記第1パケット・アップリンク Ack/Nackの要請に対する応答でネットワークからパケット・アップリンクAck/Nackを受けると、端末機は前記RTSAビットを“11”に設定して、ネットワークにパケット・アップリンク Ack/Nackを受信したことを知らせ、その後、RLCデータ・ブロックに対してはRTSAビットを“00”に設定する(S111)。一方、前記第1パケット・アップリンク Ack/Nackの要請に対してネットワークからパケット・アップリンク Ack/Nackを受けないと、端末機はNs=Ntの条件が満足されるかを判断し(S105)、この条件が満足されると、伝送されるRLCデータ・ブロックのRTSAビットを“10”に設定して、ネットワークにパケット・アップリンク Ack/Nackを要請し(第2パケット・アップリンク Ack/Nackの要請)(S106)、その応答としてネットワークからパケット・アップリンク Ack/Nackメッセージを待つ(S107)。前記第2パケット・アップリンク Ack/Nackの要請に対する応答としてネットワークからパケット・アップリンク Ack/Nackメッセージを受信すると、端末機は前記RTSAビットを“11”に設定して、ネットワークにパケット・アップリンク Ack/Nackを受信したことを知らせ、その後、RLCデータ・ブロックに対してはRTSAビットを“00”に設定する(S111)。一方、前記第2パケット・アップリンク Ack/Nackの要請に対してネットワークからパケット・アップリンク Ack/Nackが受信されないと、端末機は伝送ウインドーがストール状態に到達したかを判断し(S108)、もし伝送ウイドーがストール状態に到達すると、再伝送の手順を行う(S109)。該再伝送の手順で、端末機はパケット・アップリンク Ack/Nackの受信をモニタリングしてパケット・アップリンク Ack/Nackメッセージが受信されると、前記RTSAビットを“11”に設定して、ネットワークにパケット・アップリンク Ack/Nackが受信されたことを知らせ、その後、RLCデータ・ブロックに対してはRTSAビットを“00”に設定する(S111)。
【0063】
一方、S102で2Ns=Ntの条件が満足されないと、端末機はカウントダウン手順が開始されたかを判断し、もしカウントダウン手順が開始されてないと、伝送ウインドー内でRLC/MACブロックの伝送を継続し、カウントダウン手順が開始されていると、最後のRLCデータ・ブロックを伝送した後(S113)、アップリンクTBFを解除する。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るGPRSのデータ伝送方法においては、伝送ウインドーがストール状態に陥る前に、2回にかけてネットワークに予め知らせることで、伝送ウインドーのストール状態発生を減少し、それによって、ストール状態で行われる再伝送により発生するネットワーク資源の浪費を最小化し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るGPRSのデータ伝送方法に適用されるマルチスロット・クラス(multislot class)12端末機に割り当てられたアップリンク及びダウンリンク・チャンネルのフレームの構成図である。
【図2】本発明に係るデータ伝送方法に適用されるMACヘッダを含むアップリンクRLCデータ・ブロックのフォーマットを示した図である。
【図3】本発明に係るGPRSのデータ伝送方法のフローチャートである。
【図4】本発明に係るGPRSシステムに適用されたプロトコル階層の説明図である。
【図5】本発明に係るGPRSのデータ伝送方法に適用されるMACヘッダを含むアップリンクRLCデータ・ブロックのフォーマットを示した図である。
Claims (23)
- 伝送ウインドーのストール(stall)状態進入を予測する段階と、
伝送ウインドーがストール状態に進入すると予測される場合、伝送ウインドーのストール状態進入予定信号をネットワークに伝送する段階と、
前記ネットワークからストール状態進入予定信号に対するAck信号が受信されるか否かによってデータ伝送を制御する段階と、を順次行うことを特徴とするGPRSのデータ伝送方法。 - 前記伝送ウインドーのストール状態進入は、送信状態変数V(S)が確認(acknowledge)状態変数V(A)と伝送ウインドー(WS)モジュロ(modulo)SNS(sequence number space)との合計が同様になる時点に行われることを特徴とする請求項1記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 伝送ウインドーのストール状態進入予定信号の伝送段階は、
1次ストール状態進入予定信号の伝送段階と、
2次ストール状態進入予定信号の伝送段階と、から構成されることを特徴とする請求項1記載のGPRSのデータ伝送方法。 - 前記1次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点に伝送されることを特徴とする請求項3記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 前記2次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点に伝送されることを特徴とする請求項3記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 前記1次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている第1報告時点に伝送され、前記2次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている第2報告時点に伝送されることを特徴とする請求項3記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 伝送ウインドーのストール状態進入予定信号は、RLCデータ・ブロックのRTSAフィールドの設定によって決定されることを特徴とする請求項6記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“01”に設定されることを特徴とする請求項7記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“10”に設定されることを特徴とする請求項7記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“01”に設定され、2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“10”に設定されることを特徴とする請求項7記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 1次及び2次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けた後伝送される最初のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“11”に設定され、その後のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“00”に設定されることを特徴とする請求項10記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 1次ストール状態進入予定信号の伝送段階は、
1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されたかを判断する段階と、
1次ストール状態進入予定信号に対するAckが第2報告時点前まで受信されると、1次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせる段階と、
受信されたAck信号によって伝送ウインドーを更新する段階と、を更に行うことを特徴とする請求項7記載のGPRSのデータ伝送方法。 - 2次ストール状態進入予定信号の伝送段階は、
2次ストール状態進入予定信号に対するAckが伝送ウインドーのストール状態進入前に受信されたかを判断する段階と、
2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、2次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせる段階と、
受信されたAck信号によって伝送ウインドーを更新する段階と、を更に行うことを特徴とする請求項7記載のGPRSのデータ伝送方法。 - 2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと、伝送ウインドーがストール状態に進入することをネットワークに知らせることを特徴とする請求項13記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 伝送ウインドーのストール状態進入予定信号の伝送段階は、
1次ストール状態進入予定信号を伝送する段階と、
1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されたかを判断する段階と、
所定時点まで1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されたことをネットワークに知らせて、前記Ackによって伝送ウインドーを更新する段階と、
所定時点まで1次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと、2次ストール状態進入予定信号を伝送する段階と、
2次ストール状態進入予定信号に対するAckが伝送ウインドーのストール状態進入前に受信されたかを判断する段階と、
2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されると、2次ストール状態進入予定信号に対するAckの受信をネットワークに知らせて、受信されたAck信号によって伝送ウインドーを更新する段階と、
2次ストール状態進入予定信号に対するAckが受信されないと、伝送ウインドーがストール状態に進入することをネットワークに知らせて、再伝送の手順を行う段階と、を順次行うことを特徴とする請求項1記載のGPRSのデータ伝送方法。 - 1次ストール状態進入予定信号の伝送時点は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点であることを特徴とする請求項15記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 2次ストール状態進入予定信号の伝送時点は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時点であることを特徴とする請求項15記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 前記1次ストール状態進入予定信号は、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数の2倍に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時に伝送され、前記2次ストール状態進入予定信号は、前記1次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けずに、伝送ウインドーがストール状態に陥る時まで割り当てられた上方向タイムスロット数に該当する伝送すべきRLC/MACブロックが残っている時に伝送されることを特徴とする請求項15記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 伝送ウインドーのストール状態進入予定信号は、RLCデータ・ブロックのRTSAフィールドの設定によって決定されることを特徴とする請求項18記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“01”に設定されることを特徴とする請求項19記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは、“10”に設定されることを特徴とする請求項19記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 1次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“01”に設定され、2次ストール状態進入予定信号に該当するRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“10”に設定されることを特徴とする請求項19記載のGPRSのデータ伝送方法。
- 1次及び2次ストール状態進入予定信号に対するAckを受けた後伝送される最初のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“11”に設定され、その後のRLCデータ・ブロックのRTSAフィールドは“00”に設定されることを特徴とする請求項22記載のGPRSのデータ伝送方法。
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